JP4726471B2 - ステッチングシステム用ホールドダウン - Google Patents

ステッチングシステム用ホールドダウン Download PDF

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Description

本願は、ウィリアム・エフ・リーク(William F. Leek)により2003年10月24日に出願された米国特許出願第10/693,256号(発明の名称:Stitching System Hold-Down)の権益主張出願であり、かかる米国特許出願明細書の記載内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
本発明は、改良型建築装置に関し、特に、建物建築用途向きの改良型ホールドダウン装置に関する。
自然の風雨は、極めて大きな力を建物の壁及び要素に及ぼす。特に、強い風及び地震は、相当大きな歪みを建物の安定性に及ぼす力を生じさせる。これらの力を適正に分布させることは、構造体の安定性を確保するうえで重要である。建物安定性の核心のところには建物の基礎があり、かくして、建物の壁を基礎に固定することにより、構造的性能が大幅に向上する。
「ホールドダウン(hold-down)」と呼ばれている構造は、引張荷重を床相互間で伝えて母屋を組積造又はコンクリートに結合するためや他の用途において用いられる。次に、荷重は、基礎中で分解でき、この基礎中で、これら荷重は引張力及び圧縮力として現れる。
建物は、長い壁(高さよりも長さの大きな壁)及び短い壁(高さよりも長さが短い壁)で構成されている場合が多い。壁が垂直に持ち上がって基礎から離れる傾向は、壁の長さに反比例する。ほぼ全ての住宅で見受けることができる背の高い幅の狭い耐震壁は、レバーアーム又は片持ち梁として働き、加わった荷重を増大させる。水平荷重は、垂直成分に分解されたときに大きくなる。或る特定の場合には、支持システムに加わる実際の荷重は、もともと加えられた荷重の数倍に増大する場合がある。
ホールドダウン連結具のところには多くの撓み源がある。例えば、ボルトの滑りは、ホールドダウン植込みボルト(スタッドボルト)のところで生じる場合がある。ホールドダウンを植込みボルトの一方の側にのみ据え付けると、加重中、偏心が存在し、これにより壁システムに生じる運動が大きくなる場合がある。植込みボルトの端部のところの木材(敷居プレート、リムジョイスト等)は、通常の死荷重及び活荷重下で潰れる場合があり、地震及び強い風により生じる荷重を受けた場合に生じる転倒に起因する追加の圧縮力は、撓みを増大させる。他の撓み源が存在し、上述のことは例示に過ぎない。
したがって、ホールドダウンは、有効であるためには相当大きな力に耐えなければならない。加うるに、ホールドダウンは、据付けが容易であり、製作が安価であることが必要である。したがって、容易に据え付けることができるバランスの取れたホールドダウンが要望されている。
本発明は、大まかに説明すると、表面を備えた細長い木製部材を第2本体に固定する結合システムに関する。結合システムは、長さを定める第1端部と第2端部を備えると共に第1側部と第2側部を備えたステッチング本体を有する。第1の複数の傾斜した締結具用ボアが、全体としてステッチング本体の第1側部に設けられていて、各々が第1側部締結具要素を細長い木製部材の表面に対して少なくとも第1の角度をなして収納位置決めするよう構成されている。第2の複数の傾斜した締結具用ボアが、全体としてステッチング本体の第2側部に設けられていて、各々が第2側部締結具要素を細長い木製部材の表面に対して少なくとも第2の角度をなして収納位置決めするよう構成されている。第2側部締結具と前記第1側部締結具のそれぞれ1つ1つがステッチング本体の長さに沿って見て交点を形成するようになっている。
別の実施形態では、本発明は、ホールドダウンシステムに関する。本発明は、一特徴では、表面を備えた建物支持体を基礎に結合するホールドダウンシステムである。ホールドダウンは、第1端部、第2端部、第1側部及び第2側部を備えた本体を有する。本体の第1側部上に位置して第1の複数の傾斜した締結具用ボアが設けられると共に本体の第2側部上に位置して第2の複数の傾斜した締結具用ボアが設けられる。複数の垂直の締結具用ボアも又設けられる。前記複数の垂直締結具取付けボアのうち1つは、前記第1又は第2の複数の傾斜締結具用ボアのうちの少なくとも1つと関連し、関連した垂直ボアと傾斜ボアの各組は、前記第1端部と前記第2端部との間で前記本体に沿って互いに間隔を置いて位置している。
別の特徴では、ホールドダウンシステムは、第1端部及び第2端部を備えると共に第1のフランジ及び第2のフランジを備えた本体を有する。各々が傾斜したボアを有する複数の傾斜した合釘形締結具位置決め構造が、アンカー保持部分の第1側部上に設けられている。各々が傾斜したボアを含む第2の複数の傾斜した合釘形締結具位置決め構造が、アンカー保持部分の第2側部上に設けられる。第1の複数の垂直の合釘形取付けボアが、第1のフランジに設けられ、第2の複数の垂直の合釘形取付けボアが、第2のフランジに設けられる。新規な特徴では、各前記フランジの前記傾斜及び垂直合釘取付けボア内に位置決め可能な合釘の密度は、2平方インチ当たり約1本である。
別の特徴では、本発明は、支持体を基礎に固定するホールドダウンである。ホールドダウンは、本体を有し、本体は、基礎内に設けられるアンカーの一部を包囲する固定部分、長さ、幅、頂部及び底部を有する。幅は、第1側部及び第2側部によって定められる。第1の複数の傾斜した締結具用位置決めボアが、前記第1側部に隣接して設けられ、第2の複数の傾斜した締結具用位置決めボアが、前記第2側部に隣接して設けられる。第1の複数の全体として垂直な締結具用ボアが、前記第1側部に設けられ、前記第1の複数の全体として垂直の締結具用ボアの1つ1つは、前記第1の複数の傾斜締結具用ボアの1つ1つと互いに介在した状態で設けられる。第2の複数の全体として垂直な締結具用ボアが、前記第2側部に設けられ、前記第2の複数の全体として垂直な締結具用ボアは1つ1つ、前記第2の複数の傾斜締結具用ボアの1つ1つと互いに介在した状態で設けられる。加うるに、第1及び第2の傾斜締結具用ボアは1つ1つ、本体の長さに沿って固定部分の側部に交互に互いに距離を置いて設けられる。
本発明は、更に別の特徴では、表面を備えた支柱又は部材をベース、例えば基礎、土台等に固定するホールドダウンである。ホールドダウンは、ベース内に位置決めされた第1端部を備えるアンカー部材を固定するアンカー固定部分を有し、アンカー固定部分は、幅を定める第1側部と第2側部を備えると共に長さを定める第1端部と第2端部を備える。固定部分が支持体に当接した時に支持体の表面に平行な断面を備えた第1の複数の合釘形締結具位置決めボアが設けられる。固定部分が支持体に当接したときに支持体の表面に対して角度をなす断面を備えた第2の複数の合釘形締結具位置決めボアも又、設けられる。前記第1の複数及び前記第2の複数のボアの数は、2平方インチ当たりボアが少なくとも1つの密度をもたらす。
本発明は、別の特徴では、基礎を建物の支柱に固定するホールドダウンシステムである。このシステムは、長さ、幅、第1側部及び第2側部を備え、支柱に当接し、基礎内に固定された第2の部分を備えるアンカーの一部を固定するアンカー本体を有する。ホールドダウンをアンカー本体の第1側部上に固定し、支柱の表面に垂直な支持体に入る第1の合釘形締結具が設けられる。ホールドダウンを保持部材の幅に沿って前記第1の締結具から側方に間隔を置いたアンカー本体の第2側部上に固定し、支柱の表面に対し第1の角度をなして支持体に入る第2の合釘形締結具も又、設けられる。第3の合釘形締結具が、ホールドダウンをアンカー本体の第2側部上に固定し、支柱の表面に垂直に支持体に入り、保持部材の長さに沿って前記第2の締結具から間隔を置いている。第4の合釘形締結具が、ホールドダウンを、保持部材の幅に沿って前記第3の締結具から側方に間隔を置いたアンカー本体の第1側部上に固定し、前記支持体アンカー本体の長さに沿って前記第1の締結具から間隔を置いて位置し、支柱の表面に対し第2の角度をなして支持体に入る。
本発明は、別の特徴では、建物の基礎中にホールドダウンを据え付ける方法である。この方法は、第1側部及び第2側部を備えたホールドダウンをアンカー部材の回りに位置決めし、アンカー部材を第1側部と第2側部との間に固定する工程と、ホールドダウンを建物支持部材に取り付ける工程とを有し、前記取付け工程は、第1の複数の締結具を支持部材の表面に対し交差指型傾斜関係をなしてホールドダウン中に挿入する工程、第2の複数の締結具を、支持部材の表面に対しアンカー部材の側部に交互に交差指型垂直関係をなしてホールドダウン中に挿入する工程及びアンカー部材をホールドダウンに固定する工程によって行われる。
本発明の上記目的及び利点並びに他の目的及び利点は、以下の説明から明らかになり、かかる説明では、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
本発明をその特定の実施形態に関して説明する。本発明の他の目的、特徴及び利点は、明細書及び図面の記載から明らかになろう。
本発明は、本体、例えば建物支持体又は建物基礎への細長い木柱の取付けを再実施することにより建物の安定性を確保する新規の装置を提供する。ホールドダウンの例示の実施形態で提供される結合システムの種々の実施形態が本明細書に記載されている。
図1Aは、本発明に従って構成されたホールドダウン100の斜視図であり、図1Bは、その拡大部分斜視図である。図1Aに示すように、ホールドダウン100は、アンカーボルト20の一端部を固定し、このアンカーボルトは、建物の基礎45内に固定された第2端部を有する。図1Aでは、基礎は、コンクリート部分40及び土台25を有している。基礎施設45内でのアンカーボルト20の特定の構成及び配置は、本発明のホールドダウン装置にとって重要ではない。
図1A及び図1Bに示すように、ホールドダウン100は、複数の合釘形締結具160,162,164,166によって建物柱30に固定されている。本明細書で用いる合釘形締結具は、部品としての柱とホールドダウン100の相互当接部分に設けられた穴の中に嵌まり、一部は一方の部品に、一部は他方の部品の中に位置してこれら部品をこれらの適正な相対位置に保つ木又は金属でできた任意のピン又はブロックであるのがよい。図1A及び図1Bに示す実施形態では、合釘形締結具は、特に本体を木材の中に固定するようになったアンカースクリュー(アンカーねじ)から成るのがよい。本発明に従って用いるのに容認できる例示の木ねじは、米国特許第6,109,850号明細書に開示されたSympson Strong-Drive(登録商標)木ねじモデルSDS1/4×3である。任意形式の木ねじ、釘又は木製だぼを含む他形式の合釘形締結具はホールドダウン100を柱30に締結するのに用いるのに容認できることは理解されるべきである。
ホールドダウン100は、アンカーボルト20を包囲する半円筒形部分(図2(A)を参照すると最もよく見える)から成る本体110を含む。ホールドダウン本体110を合釘形締結具を用いて柱に固定した後、座金39をホールドダウン100の第1端部102に装着し、ナット37をアンカーボルト20のねじ山35上に回転させて柱30を基礎に固定する。ホールドダウン100の本体110は、柱30に当接し、複数の合釘形締結具を用いてホールドダウンをこれに固定するよう設計された第1のフランジ112及び第2のフランジ114を有している。本体に設けられたそれぞれのボアは全て、用いられる合釘形締結具のタイプに合った滑らかな又はねじ山が設けられた縁部を有するのがよい。
本発明によれば、ホールドダウン100は、取付けが容易であるように構成されているが、合釘形締結具の独特なステッチング(縫合)パターンを用いることにより柱に対する剪断抵抗を向上させている。このパターンは、図2(A)〜図2(C)及び図1Bに示されている。図2(A)〜図2(C)に示すように、ホールドダウン100は、複数の傾斜した合釘形締結具用構造部材120〜134を有し、各構造部材は、合釘形締結具(例えば、図2(A)に想像線で示された締結具162,164)を柱30の表面50に対し角度をなして位置決めできるようにする。また、複数の垂直の合釘ボア140〜154が設けられ、これら合釘ボアにより、柱30の表面50に対して直角の向きを持つ合釘形締結具(例えば、図2(A)に想像線で示す締結具160,166)がホールドダウン100を柱30に固定することができるようにする。このような傾斜合釘取付け構造部材と垂直合釘貫通ボアの組合せにより、合釘形の固定具を用いる従来形態の場合よりもホールドダウン100と柱との間の剪断抵抗の度合いを高くするステッチングパターンが得られる。本発明に従って、例えば米国特許第4,291,996号明細書及び第5,603,580号明細書に示されているような、傾斜合釘形締結具の別の形態を利用できる。かかる米国特許明細書の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
図1B、図2(A)及び図2(C)に示すように、ホールドダウン100内に取付け構造部材及びボアを上記のように設けることにより柱30内に挿入された場合の合釘形締結具によって作られる。図1B及び図2(C)は、ステッチングパターンの或る独特な特徴を示している。図1Bでは、分かりやすいようにこの拡大部分斜視図では、5つの合釘構造部材160,162,164,166だけが示されている。図2(C)に示すように、傾斜ボア120aを含む例示の傾斜取付け構造部材120が反対側のフランジの側方に整列した垂直ボア154の僅か上方でy軸に沿って位置決めされている。それぞれの対をなす傾斜取付け構造部材及び垂直取付けボアが、ホールドダウン100のx軸方向長さLに沿って延びている。
構造部材120は、第1側部フランジ114と半円筒形本体ハウジング110との間に位置決めされ、ボア154は、第2側部フランジ112に設けられている。別の傾斜取付け構造部材134及びこれと関連した傾斜ボア134aが、第2のフランジ112上で垂直ボア154の真下に設けられており、この傾斜ボア134aは、第1側部フランジ114の垂直取付けボア140と全体として側方に整列している。したがって、傾斜合釘形締結具は、ホールドダウンのz軸上のほぼ同一の側方位置で垂直に取り付けられた合釘形締結具に向かって柱の中に位置決めされる。一実施形態では、傾斜取付け構造部材は、各合釘形締結具を約45゜の同一の角度αをなして設ける。変形実施形態では、この角度は、約20゜〜80゜の範囲内で様々であってよい。さらに別の実施形態では、取付け本体は、同一のホールドダウン上で互いに異なる角度で合釘形締結具を1本1本挿通させることができる。傾斜取付け構造部材と垂直に整列したボアが交互に位置する交差指型パターンは、ホールドダウンの長さに沿って繰り返す。
図2(B)及び図2(C)では、傾斜取付けボアと垂直取付けボアの例えば15の対がホールドダウン100に設けられている。また、ダイヤモンド形の取付け穴191〜194が示されており、これら取付け穴は、主合釘形締結具をホールドダウン100に挿入した状態でホールドダウンの位置をまず最初にピン釘又は他の合釘形締結具で固定するのに使用できる。図2(A)に示す実施形態では、ボア154は、垂直取付け構造部材120のボア120aの中心と交差するy軸と平行な水平線からz軸方向に僅かな距離オフセットしている。本発明の変形実施形態では、y軸からの間隔は、ボアの寸法よりも大きいものであってもよく、或いはオフセットを設けなくてもよいことは認識されるべきである。
全ての合釘を取付けボア120a〜134a及び140〜154に挿入すると、例えば図2(A)及び図2(C)に示す合釘形締結具のステッチングパターンが結果として柱30に生じる。このステッチングパターンは、従来型ホールドダウンを用いた従来知られているものよりも非常に大きな固定力を木材中に生じさせる。加うるに、ホールドダウン100は、従来形態のホールドダウンよりも据付けが非常に容易である。というのは、設置者は、ホールドダウンをいったん位置決めすると、ホールドダウンを木材中に打ち込んで座金37及びナット35を取り付けるだけで済むからである。合釘取付け構造部材は、柱30を貫通して延びる軸線Pに沿って交差する。
当業者には理解されるように、支持体30は、一般に、天然又は工学された木材から製造され、したがって、図1A〜図2(C)に示すようにz軸に沿って延びる複数の木目を有する。木目は一般に、x−y平面内で互いに隣接して位置する。図1B及び図2(A)を参照すると、合釘形締結具は3つの別々の角度(例えば、90゜、45゜、135゜)で支持体30に入るので、これら締結具のうち少なくとも2つは、木材中の木目と交差する。支持体内で木の木目を交差させることにより、木が割れる恐れが実質的に減少するとともに、支持体に対するホールドダウンの保持性が増大する。
図1A〜図2(C)に示す実施形態の例示の寸法としては、長さが約19.75±1/16インチ(50.165±0.159cm)、幅が3.25±1/16インチ(8.255±0.159cm)が挙げられる。垂直取付けボア(例えば、ボア153,154)相互間の垂直方向間隔は、約2.5±1/16インチ(6.35±0.159cm)である。この間隔は、本発明の範囲から実質的に逸脱することなく増減できる。変形実施形態では、この間隔は、2インチ(5.08cm)という短いものであってもよい。追加の実施形態では、この間隔は、2インチ未満であってもよい。それにより、本発明のホールドダウンにより、木材を割ることなく木材の木目と全体として平行に延びる線内の傾斜及び垂直合釘形締結具の密度が2平方インチ当たり約1本になる。それにより、本発明は、2平方インチ当たり約1つのボアの締結具密度をもたらす。変形実施形態では、この密度は、1.9平方インチ当たり1つのボアである。さらに独特の特徴によれば、傾斜合釘形締結具は、角度をなして支持体に入るので、これら締結具は、支柱を構成する木材の幾つかの木目と交差する。この特徴は、垂直に据え付けられた合釘と相まって、柱に対するホールドダウンの強力な保持力を保証する。
図2(A)〜図2(C)に示す実施形態の別の利点としては、間隔保持タブ306〜308が用いられることが挙げられ、これら間隔保持タブは、ホールドダウンを標準高さに位置決めして垂直取付けボア、例えばボア147の中に挿入された第1の合釘形締結具がその下に位置する土台又はスタッドの表面から少なくとも2.5インチ(6.35cm)のところにあるようにする。この距離は、ボア間間隔と同一であってもよく、これとは異なっていてもよい。
本発明の変形実施形態は、図3(A)〜図3(C)及び図4(A)〜図4(C)に示されている。図3(A)〜図3(C)に示す実施形態では、ホールドダウン300は、複数の垂直方向に整列した合釘取付け穴340〜357及び傾斜した取付け構造部材320〜337を有している。この場合も又、それぞれの対をなす傾斜取付け構造部材、例えば構造部材337と垂直取付けボア、例えばボア340は、図3(B)に示すy軸に沿って側方に整列する。18の対をなす取付け構造部材が設けられている。図2(B)に示す実施形態では、フランジ114,112にはそれぞれ対称ではない数の傾斜取付け構造部材が設けられている。図2(B)では、傾斜取付け構造部材は、フランジ114には8つ、フランジ112には7つ設けられている。図3(B)では、各フランジ312,314には対称をなす数のフランジが設けられている。
図3(A)〜図3(C)の実施形態は、長さが約23.1875±1/16インチ(58.896±0.159cm)であり、幅は3.25±1/16インチ(8.255±0.159cm)である。垂直取付けボア(例えば、ボア336a,337a)相互間の垂直方向間隔は、約2.1875±1/16インチ(5.556±0.159cm)である。この間隔は、本発明の範囲から実質的に逸脱することなく増減できることは注目されたい。変形実施形態では、この間隔は、2インチ(5.08cm)という短いものであってもよい。
少ない数の傾斜取付け構造部材を示す別の対称型実施形態が、図4(A)〜図4(C)に示されている。図示のように、12の側方に整列した対をなす垂直取付けボア、例えばボア440と、傾斜取付け構造部材、例えば構造部材420が設けられている。この実施形態は、長さが約18.111±1/16インチ(46.002±0.159cm)でり、幅は3.159±1/16インチ(8.024±0.159cm)である。垂直取付けボア(例えば、ボア336a,337a)相互間の垂直方向間隔は、約2.5±1/16インチ(6.35±0.159cm)である。この場合も又、この間隔は、本発明の範囲から実質的に逸脱することなく増減できる。変形実施形態では、この間隔は、2インチ(5.08cm)という短いものであってよく、任意の妥当な量まで増加できる。
図5A、図5B及び図6(A)〜図6(E)は、本発明の別の変形実施形態を示している。これらの図に示された実施形態では、側部フランジは、傾斜合釘形締結具の支持体として役立ち、垂直方向に差し向けられた締結具は、ホールドダウン500の内部キャビティを貫通して設けられている。
図5Aは、ホールドダウン500の斜視図であり、図5Bは、ホールドダウン500の部分拡大斜視図である。図5A及び図5Bに示すように、ホールドダウン500は、全体として三角形の形をした本体515の状態に構成されている。本体515は、第1側部512、第2側部514及びベース側部516を有している。アンカーボルト20が、ホールドダウン500の内部キャビティ505内に設けられ、このアンカーボルトは、頂部プレート502に設けられた中央ボア504を貫通している。第1側部512は、弧状部分512aを有し、第2側部514は、弧状部分514aを有し、両方の弧状部分は、アンカーボルト20を包囲してこれに係合するよう設定された円弧の長さ及び曲率を備えている。図示のように、ホールドダウン500は、複数の合釘形締結具により支持体30に固定され、これら合釘形締結具の頂部に位置する締結具561〜574が図5Aのホールドダウンの側部512に設けられている円形ボア534a〜547a内に位置した状態で示されている。図5Bは、支持体30内に埋め込まれた締結具560,561,580,581,590aを示している。先の実施形態と同様、締結具の交差指型垂直及び傾斜ステッチングパターンが設けられている。
複数の垂直の合釘取付けボア590〜597は、ホールドダウン500のベース側部516の中心線の下に設けられている。ボア590〜597により、合釘形締結具を支持体30の表面に対し垂直に差し向けてホールドダウン500をこれに固定することができる(図5Bには、締結具590a,592aだけが示されている)。複数の円形ボア520b〜533bが、ホールドダウン500の第1側部514に設けられている。円形ボア520b〜533bとそれぞれ関連した複数のスロット520a〜533aが、ホールドダウン500のベースパネル515に設けられている。円形ボアのそれぞれ、例えばボア520bを貫通して延びる合釘形締結具が、これと関連したスロット、例えばスロット520aを貫通してホールドダウン500が固定されているその下に位置する柱に入るよう傾斜している。第2側部512は、第2の組をなす合釘形締結具を第2側部512に設けることができるよう多くの円形ボア534b〜546b及びスロット534a〜546aを更に有している。特に、それぞれの側部のスロットは、互いに対して交差指型関係をなし、ホールドダウン500の長さに沿って下へ交互に位置している。開口部521a〜547aについてスロット形状が用いられているが、その目的は、開口部を貫通して通路を位置決めして締結具をボア521〜547内に固定する際に幾分かの余裕を設置者に与えることにある。これは、傾斜合釘形締結具が、支持体30に正確に同一の角度で入る必要はないことを示している。変形実施形態では、合釘用締結具は支持体に一定角度で入るようにするよう寸法決めされた直径を持つボアを設けてもよい。垂直方向に整列した合釘が、垂直取付けボア590〜597に設けられている。交互の組をなす締結具のこの交差パターンの一部が図5Bに示されている。
図5A〜図6(E)に示す実施形態によって作られたステッチングパターンは、図7に詳細に示されている。図7では、合釘形締結具760,762,764の頂部だけが示されており、締結具は支持体30を貫通している状態における締結具の軸線は、締結具のパターンが支持体30の幾つかの木目の交差をどのように確保するかを示すために一点鎖線で示されている。図示のように、合釘取付け構造部材の交差線は、柱30を貫通して延びる軸線Pに沿って交差している。軸線Pは、本明細書において説明する結合部材の実施形態のうちの多くのものに存在している。幾つかのかかる実施形態では、全ての合釘形締結具は、細長い木製部材の端から見て木製部材中のこれらの交点が柱の長さを貫通して延びる単一の軸線P(単一の線として)形成するよう位置決めされている。これらの実施形態では、傾斜取付けボアは、締結具にそれぞれ同一の左側及び右側角度を与えるよう構成されており、これらボアは、部材中においてホールドダウンの中心線から等距離のところに位置している。変形実施形態では、各側部の傾斜取付けボアは、互いに異なる角度で設けられ、又はこれらボアは、ホールドダウンの中心線から互いに異なる距離のところに位置決めされていて、ホールドダウンの互いに反対側の側部から柱に入る任意の2つの締結具の交点は、柱の長さに沿って見て部材中の互いに異なる場所に位置するようになっている。かかる場合、任意の2つの互いに反対側の左側と右側の締結具の交点(図7に示す斜視図で見て)は、x−y平面内においてばらつきがあり、それ故任意の2つの交点を結ぶ軸線Pも又ばらつきがある。
傾斜締結具は木目に対し2つ又は3つの互いに異なる角度で木材に入るので、木材を割る恐れが少なくなり、支持体に対するホールドダウンの保持力が増大する。
本発明のホールドダウンは、10ゲージのg90亜鉛めっき鋼板(トタン板)から製造されたものであるのがよい。被覆亜鉛めっき鋼板の別のグレード及び他の耐腐食性鋼及び他の材料も同様に使用できる。
図8(A)〜図8−2(F)は、本発明の別の変形実施形態を示している。ホールドダウン800は、保持本体802と、取付けボア820〜854及び860〜894内に設けられた合釘形締結具と、キャッププレート837と、キャッププレート837及びホールドダウン本体802を基礎要素(又は土台)から延びるアンカーボルト20に固定するナット835とを有している。アンカーボルト20は、先の実施形態の場合と同様基礎に入り込んでいる。ホールドダウン800では、基礎から延びるアンカーボルト20の部分は、ホールドダウン本体802の中央凹部819に嵌まっており、この中央凹部は、壁812,814,816,818及び凹部819により構成された全体として“W”字形キャビティ(図8−2(B)において断面で示されている)の頂点を形成している。凹部819は、アンカーボルト20の一部と境を接して当接するよう寸法決めされた曲率を備える弧状の形をしている。
傾斜した(角度のついた)締結具取付けボア820〜837は、壁816,818の各々に設けられている。ボア820〜828は、壁816に設けられ、ボア829〜837は、壁818に設けられている。傾斜ボア820〜837のそれぞれに隣接してこれと関連した垂直締結具用ボア840〜857が設けられている。例えば、図8−2(C)に示すように垂直締結具用ボア840は、傾斜締結具用ボア829に隣接して設けられ、垂直締結具用ボア841は、傾斜締結具用ボア820に隣接して設けられ、その他については図示の通りである。垂直方向に整列したボア、例えばボア840は、各傾斜壁(例えば、816)の一部(例えば、840a)をこれが柱30のフェースに当接する位置にプレス加工することにより垂直方向に整列したボア、例えばボア840が得られる。図8(A)〜図8−2(F)に示す実施形態では、プレス加工領域860a〜894aが円形のものとして示されている。プレス加工領域は、別の形状、例えば正方形又は矩形を取ってもよいことは認識されるべきである。
プレス加工部分840a〜857aが交互に並んだ状態で、ボア840〜857をそれぞれ備えるよう設けられている。交互の対をなす傾斜締結具用ボアと垂直締結具用ボアが、図8−2(B)に示すようにホールドダウン800に設けられている。例えば、ボア840は、傾斜ボア829に隣接した位置にあるものとして垂直方向に整列し、垂直方向に整列したボア841は、傾斜ボア820に隣接して設けられ、垂直方向に整列したボア842は、傾斜ボア840に隣接して設けられている。垂直方向に整列したボア840は、傾斜ボア829内に設けられた傾斜合釘形締結具860に隣接した合釘形締結具866を収容している。これと同様に、傾斜ボア820は、垂直方向に整列したボア841内に設けられた垂直方向に整列している合釘形締結具864に隣接して位置する合釘形締結具862を収容している。この結果、傾斜した対をなす締結具と垂直方向に整列した対をなす締結具の交互に並んだパターンが得られると共に例えば図8−2(D)に示す締結具861,834,865,867によってステッチングパターンが得られ、このステッチングパターンは、他の実施形態を参照して上述した態様と類似した態様でホールドダウン800の長さに沿って連続している。締結具のそれぞれの対は各々、傾斜締結具を有し、この傾斜締結具は、本体802の長さに沿ってこれに隣接して位置する傾斜締結具に対し向かい合った関係をなして柱30に入っている。これは、図8−1(A)及び図8−2(F)の断面に最もよく示されている。
図8−2(C)に示すように、スロット814a〜814iが、壁814,812にそれぞれ設けられている。各スロット814a〜814iは、傾斜ボア820,824,828,832,836,840,844,848,852の1つ1つとそれぞれ整列している。対応関係にあるスロットが、傾斜ボア822,826,830,834,838,842,846,850,854について側壁812に設けられている。これにより、設置者は、傾斜締結具を壁814のスロット814a〜814iを通してボア820,824,828,832,836,840,844,848,852に容易に挿入してホールドダウン800を固定してこれを柱30に当てて配置することができる。ホールドダウン800は、g90亜鉛めっき鋼板から製造され、平らな鋼板を図8−2(D)に示す形状に曲げ加工又はプレス加工することにより図8−2(B)に示す断面形状に形成されている。次に、領域860a〜894aを形成された本体中に型打ちして垂直方向に整列した締結具用ボアをもたらす。
本発明のホールドダウンの変形実施形態において柱に入る傾斜した締結具と垂直方向に整列した締結具の交互に並んだパターンを作る幾つかの適当な別の手段が存在することは認識されるべきである。さらに別の実施形態では、隣り合う傾斜締結具は、変形例では互いに向かい合う必要はなく、平行に入る一連の2以上の傾斜締結具を設けてもよく、その後1以上の対向した傾斜締結具をホールドダウンの長さに沿って設ける。
図9−1(A)〜図9−2(D)は、本発明の更に別の変形実施形態としてのホールドダウン900を示している。ホールドダウン800と同様、ホールドダウン900は、単一の鋼板を曲げ又は折り畳んで図9−2(B)に示す断面形状を形成することによって作られる。ホールドダウン900を形成する方法が、図10(A)〜図10(E)に示されている。
図9−1(A)〜図9−2(D)はそれぞれ、この実施形態に従って形成されたホールドダウン900の斜視図、平面図、立面図及び側面図である。図9−2(C)に示すように、複数の傾斜した締結具用ボア920〜931及び944〜955が設けられている。ホールドダウン900は、第1側部フランジ968、第2側部フランジ960、第1の側壁967、第2の側壁961、第1の弧状部分966、第2の弧状部分962、第3の側壁965、第4の側壁963及び平らな部分964を有している。傾斜ボア920〜931は、フランジ968に設けられ、傾斜ボア944〜955は、フランジ960に設けられている。垂直方向に整列したボア932〜943は、平らな部分964に設けられている。アンカーボルト20を受け入れる貫通ボア979を備えたカバープレート977が、平らな部分964に連結されている。スペーサ906により、ホールドダウン900の底部が基礎45から約1.5インチ(3.81cm)の間隔を置くようになる。図9−2(C)に示すように、垂直方向に整列したボア932〜943は、側方に整列した傾斜ボアよりも上に約0.375インチ(9.525mm)の距離“C”の距離を置いて位置している。例えば、ボア930の場合、ボア930,944と交差する線から約0.375インチ(9.525mm)の距離“D”を置いている。取付けボードのこの配置により結果的に得られたステッチングパターンが、図9−2(B)に示されている。締結具980,985,990はそれぞれ、ボア920,932,994内に設けられている。このパターンは、図9に示すホールドダウン900の長さに沿って繰り返している。
図9−1(A)〜図9Eに示すホールドダウンは、ボルトキャップ977を含む単一の鋼板から形成されるという利点がある。側壁965,963は、アンカーボルト(この実施形態では図示せず)が嵌まるチャネルを形成し、アンカーボルトの端部は、ボルトキャップ977に設けられたボア979を貫通して延びている。
図9−1(A)〜図9Eのホールドダウンは、図9−2(B)に示すように柱30の長さに沿って見て、左側締結具990及び右側締結具985がそれぞれ交点を持たないような形態で示されている。これとは異なり、締結具は、点P′で収斂するが、互いに交差していない。しかしながら、それぞれの側部960,968の角度を変更してかかる交差を行ってもよいことは理解されるべきである。
図10(A)〜図10(E)は、ホールドダウン900を形成する組立て法を示している。図10(A)に示すように、ホールドダウンブランクを取付け穴、キャップ977及びスペーサ906を有する平らな形状に形成する。厚さ0.135インチ(3.429mm)の鋼板を図10(A)に示す形態に型打ちし又は機械加工することによりホールドダウンを形成するのがよい。組立て体の曲げ加工前にボア920〜955を平らな部材900に形成するのがよく、これについては以下に説明する。
第1工程でいったんブランクを形成すると、型打ちパネル900の縁部を第1の製作線902a,902bに沿って曲げてフランジ968,960を形成し、このようにして縁部960,968を形成する。次に、図10(C)に示すように、ブランクを製作線904a,904bに沿ってもう一度曲げて第1の側壁967及び第2の側壁961を形成する。フランジ968,960の角度は維持されることは注目されるべきである。次に、第3の曲げ部を908a,908bとして製作線に沿って形成し、それによりそれぞれ第3の側壁965及び第4の側壁963を形成する。最後に、ブランクを製作線904a,904bに沿って更に曲げてフランジの縁部960,968を戻してこれらが平らな部材964に平行になるようにすることにより弧状部分962,966を形成する。最後に、キャップ部材977を定位置に曲げると、ホールドダウン900は、建物構造部材の状態への組立て準備状態ができている。組立てられたホールドダウン900の幅は、約3.375インチ(8.573cm)であり、その長さは、約31.125インチ(79.058cm)である。傾斜ボア相互間及び垂直ボア相互間の間隔は、1.75インチ(4.445cm)程度であるのがよい。これらの寸法は、本発明の範囲から逸脱することなく様々であってよいことは認識されるべきである。
図11(A)〜図11(E)は、本発明のホールドダウンの更に別の変形実施形態を示している。図11(A)〜図11(E)は、組立て状態のホールドダウンの種々の実施形態を示し、図11(F)は、組立て前の型打ちされたホールドダウンブランクを示している。ホールドダウン1100は、単一の鋼板を型打ちして図11(F)に示す全体的形状にし、これを折り曲げて図11(A)〜図11(E)に示す断面形状にすることにより作られる。
図11(A)に示すように、複数の傾斜した締結具用ボア1120a〜1153aが設けられ、各ボアは、ホールドダウン1100のベースパネル102のスロットとそれぞれ関連している。ホールドダウン1100は、傾斜締結具用ボア1120a〜1136aが設けられた第1の側壁1160及び傾斜締結具用ボア1137a〜1153aが設けられた第2の側壁1162を有している。ベース壁1102に設けられたスロット1120〜1153はそれぞれ、傾斜締結具用ボア1120a〜1153aと整列している。壁1160,1162は、図9及び図10の実施形態の壁963,965と同様な態様でアンカーボルト(図示せず)を包囲したチャネル1103を形成している。アンカーボルト20を受け入れる貫通ボア1179を備えたカバープレート1177が、平らな部分1102に連結されている。スペーサ1106により、ホールドダウン1100の底部が基礎45から約1.5インチ(3.81cm)の間隔を置くようになる。図11(C)に示すように、隣り合う傾斜ボア(それ故、関連のスロット)の中心線相互間の間隔は、約2.25インチ(5.715cm)の距離“s”である。一実施形態では、距離sは、一定であるのがよく、変形実施形態では、距離sは、互い違いのパターンを締結具に与えるよう様々であってもよいことは理解されるべきである。
先の実施形態とは異なり、垂直方向に整列した締結具用ボアは設けられていない。しかしながら、図11(A)〜図11(E)の実施形態は、ベース1102に設けられた垂直方向に整列状態の締結具用ボアを有するよう設計変更できることは認識されるべきである。第1の壁1160に設けられた傾斜締結具用ボアとスロットの各対(例えば、ボア1120aとスロット1120及びスロット1121とボア1121a)は、壁1162の対と交差指型関係をなしている。例えば、ボア1137/1137aは、ボアとスロットの対1120a/1120,1121/1121a相互間に配置されている。この交差指型パターンは、図9に示すホールドダウン900の長さに沿って繰り返している。締結具を傾斜ボアとスロットのそれぞれの対の中に挿入している間、コントラクタが釘を用いてホールドダウンを定位置に一時的に固定することができるようにするために小さな仮釘穴1157が設けられる。
ホールドダウン1100を基礎に取り付けるため、ホールドダウン1100をベース1106が基礎で支持された状態でこれが取り付けられるべき支持体30に隣接して位置決めする。ホールドダウンをボア1157に設けられた垂直拘留部によって固定するのがよく、その後傾斜締結具をそれぞれの傾斜締結具用ボア及び関連のスロット内に設ける。傾斜取付けボア及びスロットのこの構成により結果的に得られるステッチングパターンが、図11(E)に示されている。締結具1180,1182をそれぞれ、ボア1122a,1138a内に設ける。次に、ホールドダウンをチャネル1103に嵌まっているアンカーボルト(図示せず)に取り付けられているナット及び座金により固定するのがよい。
変形例としての2つの側壁パターンが、図11(B)並びに図11(E)及び図11(D)に示されている。側壁パターンの第1の変形例は、図11(B)に示されている。図11(B)では、側壁1168は、隆起部1108を有し、側壁1162は、隆起部1110を有し、これら各隆起部は、各側壁の長さに沿って延びている。隆起部1108,1110は、ホールドダウン1100の長さ(L)に沿って追加の剛性を与えている。図11(D)は、変形例としてのホールドダウン1100−1を示しており、このホールドダウンでは、各壁1162,1168は、ホールドダウンのチャネル1102から遠ざかって外方に広がった端部を有している。
図11(A)〜図11(F)に示すホールドダウンは、ボルトキャップ1177を含む単一の鋼片から折り曲げられて形成されるという利点を有している。ホールドダウン1100は、全体として平らな形態をした厚さ0.135インチ(3.429mm)の鋼板を型打ちすることによりホールドダウン900と同様な態様でホールドダウンブランクとして形成される。半円形の形状を各側壁1162,1168から外方に型打ちすることにより傾斜取付けボア1120a〜1153a及びスロットを形成する。傾斜取付けボアを別個に又はブランクを形成する型打ち工程と関連して外方に型打ちする。次に、フレア1112,1114又は隆起部1108,1110を取付け穴、キャップ1177及びスペーサ1106を有する平らな形状に形成する。
次に、ブランクを製作線1162a,1162bに沿って再び曲げて第1の側壁1160及び第2の側壁1162を形成する。最後に、まず縁部1178を製作線1173に沿って折り畳んで隆起部1175を形成し、次にキャップ1177を製作線1179に沿って定位置に曲げることによりキャップ部材1177を形成する。組立て状態のホールドダウン1100の幅は、約3.375インチ(8.573cm)であり、その長さは、約31.125インチ(79.058cm)である。これらの寸法は、本発明の範囲から逸脱することなく様々であってよいことは認識されるべきである。
図12(A)〜図12(D)は、別の実施形態としてのホールドダウン1200を示している。ホールドダウン1200は、ホールドダウン1100とほぼ同じ特徴を有するが、これとは異なる3つの変形特徴を示している。側壁1262,1268は、フレア又は隆起部線無しに形成されている。加うるに、これよりも少ない数の傾斜ボア/スロットの対(13対)が設けられている。ホールドダウン1102は17対が設けられている。最後に、ホールドダウン1200は、非対称であり、一方の側壁(側壁1262)には13の傾斜ボア/スロットの対が設けられ、別の側壁(側壁1268)には12のかかる対が設けられている。
本発明の結合システムは、木材を割らないユニークなステッチングパターンをなす複数の小さな合釘形締結具を利用して強力な剪断力をもたらす。本発明を例示の形態ではホールドダウンとして説明したが、結合システムは、他の構造補強法に利用できることは認識されるべきである。本発明の上述の詳細な説明は、例示及び説明のために与えられている。本発明の形態は本明細書に挙げたものが全てではなく、本発明を開示した形態そのものに限定するものではない。多くの設計変更例及び改造例が上記教示に照らして想到できる。上述の実施形態は、本発明の原理及びその用途を最もよく説明し、それにより当業者が本発明を種々の実施形態で且つ計画した特定の用途に合う種々の改造を施して利用することができるようにするために選択されている。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて定められる。
本発明の第1のホールドダウンの斜視図である。 図1Aのホールドダウンの部分拡大斜視図である。 (A)、(B)、(C)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第1の実施形態の端面図、立面図、側面図である。 (A)、(B)、(C)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第2の実施形態の端面図、立面図、側面図である。 (A)、(B)、(C)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第3の実施形態の端面図、立面図、側面図である。 本発明のホールドダウンの第4の実施形態の斜視図である。 図5Aのホールドダウンの拡大斜視図である。 (A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第4の実施形態の端面図、立面図、切除図、側面図である。本発明のホールドダウンの第4の実施形態の第1の端面図である。 合釘形締結具の位置決め状態を柱内の断面図で示す第4の実施形態の端面図である。 (A)は、本発明のホールドダウンの第5の実施形態の斜視図である。 (B)、(C)、(D)、(E)、(F)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第5の実施形態の立面図、側面図、端面図、断面図、別の断面図である。 (A)は、本発明のホールドダウンの第6の実施形態の斜視図である。 (B)、(C)、(D)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第6の実施形態の端面図、立面図、側面図である。 (A)、組立て前の図9−1(A)〜図9−2(D)に示すホールドダウンの第6の実施形態の平面図であり、(B)、(C)、(D)、(E)は、組立て前の図9−1(A)〜図9−2(D)に示すホールドダウンの第6の実施形態の端面図であり、この実施形態に関する一組立て手順を示す図である。 (A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第7の実施形態の組立て立面図、組立て端面図、組立て側面図、本発明のホールドダウンの第7の実施形態の別のバージョンの組立て端面図、図11(A)の実施形態の第1のバージョンの取付け組立て端面図であり、締結具のステッチングパターンを示す図、本発明の第7の実施形態の非組立て立面図である。 (A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、本発明のホールドダウンの第8の実施形態の組立て立面図、組立て端面図、非組立て図、組立て側面図である。
符号の説明
20 アンカーボルト
25 土台
30 建物の柱
37 ナット
40 コンクリート部分
45 基礎
100 ホールドダウン
110 本体
112,114 フランジ
120〜134 合釘形締結具用構造部材
120a,134a等 傾斜ボア
140,154等 垂直ボア
160,162,164,166 合釘形締結具

Claims (24)

  1. 基礎から延びるアンカーボルトを用いて細長い木製部材を基礎に固定する結合システムであって、
    前記細長い木製部材と平行に延びるアンカーボルトを包囲するための包囲部と、この包囲部の両側を構成する第1側部、及び第2側部とを備え、前記細長い木製部材の長手方向に延びる表面に沿って配置されるようになった本体と、
    該本体の前記第1側部に配置された複数の第1の締結具用ボアとを有し、該第1の締結具用ボアの各々は、前記本体を前記木製部材に固定するための第1側部締結具要素を前記細長い木製部材の前記表面に対して第1の角度で収納位置決めするよう構成され、
    前記本体の前記第2側部に配置された複数の第2の締結具用ボアを有し、該第2締結具用ボアの各々が、前記本体を前記木製部材に固定するための第2側部締結具要素を前記細長い木製部材の前記表面に対して第2の角度で収納位置決めするよう構成され、且つ前記本体の長手方向において、前記第1の締結具用ボアが形成された位置とは、ずれた位置に形成されており、
    前記第2側部締結具要素と前記第1側部締結具要素は、前記本体をその軸線方向から見たときに交差するようになっている、
    結合システム。
  2. 第1の角度と第2の角度は、等しいが、互いに逆向きの角度である、請求項1記載の結合システム。
  3. 前記本体をその軸線方向から見たときにおける、前記第2側部締結具要素と前記第1側部締結具要素とが交差する交点は、細長い木製部材の軸線に平行な単一の軸線上に位置している、請求項2記載の結合システム。
  4. 前記複数の第1の締結具用ボアに収納位置決めされる複数の前記第1側部締結具要素の前記表面に対する各々の角度は、異なるものである、請求項1記載の結合システム。
  5. 前記交点は、全体として細長い木製部材の軸線方向に延びる多軸線上に位置している、請求項4記載の結合システム。
  6. 前記部材の軸線方向に沿って配置され、前記表面に対して垂直方向に差し向けられた複数の垂直締結具用ボアを更に有している、請求項1記載の結合システム。
  7. 前記複数の垂直方向に差し向けられた垂直締結具用ボアは各々、垂直方向に差し向けられた垂直締結具要素を前記表面に対し垂直の状態で収納位置決めするよう構成されている、請求項6記載の結合システム。
  8. 複数の第2の傾斜締結具用ボアのうち少なくとも1つは、前記本体の長さに沿って複数の第1の傾斜締結具用ボアの第1のものと第2のものとの間に配置されている、請求項1記載の結合システム。
  9. 第2の複数の傾斜締結具用ボアのうち前記少なくとも1つと第1の複数の傾斜締結具用ボアのうちの前記第1のものは、第1の距離で分離しており、第2の複数の傾斜締結具用ボアのうち前記少なくとも1つと第1の複数の傾斜締結具用ボアのうち前記第2のものは、第2の距離で分離しており、前記第1の距離と前記第2の距離は、異なっている、請求項8記載の結合システム。
  10. 前記本体は、アンカーボルトにおける基礎から突出している第1の部分に取付け可能な固定部分を更に有し、アンカーボルトは、基礎内に埋め込まれる第2の部分を有している、請求項1記載の結合システム。
  11. 前記本体の一端を覆うように当該本体と一体に形成された、前記アンカーボルトを保持するためのエンドキャップを更に有している、請求項1記載の結合システム。
  12. 前記締結具を前記ボア内に位置決めしたとき、建物支持体に入る傾斜及び垂直締結具の密度は、2平方インチ当たり締結具が約1本である、請求項11記載のホールドダウンシステム。
  13. 複数の垂直締結具用ボアは、各々、前記包囲部から側方に延びる第1フランジ及び第2フランジに設けられており、且つ前記木製部材の軸線と平行な直線に沿って配置されている、請求項11記載のホールドダウンシステム。
  14. ホールドダウンは、本体の頂部に係合したキャップを更に有している、請求項11記載のホールドダウンシステム。
  15. キャップは、本体と一体である、請求項14記載のホールドダウンシステム。
  16. 各傾斜締結具用ボアは、締結具を支持体に対し角度をなした状態で位置決めする、請求項記載のホールドダウンシステム。
  17. 各前記角度は、約45゜である、請求項記載のホールドダウンシステム。
  18. ホールドダウンの長さに沿って隣り合って位置する傾斜締結具用ボアは、それぞれの締結具を互いに等しいが逆向きの角度をなして位置決めする、請求項1記載のホールドダウンシステム。
  19. 隣り合う傾斜締結具用ボアは、それぞれの締結具を互いに異なる角度で位置決めする、請求項12記載のホールドダウンシステム。
  20. 建物支持体を基礎に固定するホールドダウンであって、
    アンカーボルトにおける基礎から突出している第1の部分に取り付けられる固定部分を備えた本体を有し、
    アンカーボルトは、基礎内に埋め込まれる第2の部分を有し、
    本体は、前記固定部分の両側に設けられた第1側部及び第2側部を有し
    前記ホールドダウンは、
    前記第1側部に隣接して設けられ、前記本体を前記建物支持体に取り付ける第1側部締結具要素を受け入れるための、傾斜した複数の第1締結具用位置決めボアと、
    前記第2側部に隣接して設けられ、前記本体を前記建物支持体に取り付ける第2側部締結具要素を受け入れるための、傾斜した複数の第2締結具用位置決めボアと、
    前記第1側部に設けられ、前記本体を前記建物支持体に取り付ける第1垂直締結具要素を受け入れるための、垂直な複数の第1垂直締結具用ボアと、
    前記第2側部に設けられ、前記本体を前記建物支持体に取り付ける第2垂直締結具要素を受け入れるための、垂直な複数の第2垂直締結具用ボアとを更に有し、
    前記第1垂直締結具用ボアと、前記第1傾斜締結具用位置決めボアは、前記本体の長手方向において交互に設けられており、
    前記第2垂直締結具用ボアと、前記第2傾斜締結具用位置決めボアは、前記本体の長手方向において交互に設けられており、
    前記第1の傾斜締結具用位置決めボアと、前記第2の傾斜締結具用位置決めボアは、前記本体の長手方向において交互に設けられている、
    ホールドダウン。
  21. 各傾斜ボアは、ねじから成る締結具を受け入れるよう螺設されている、請求項20記載のホールドダウン。
  22. 前記第1及び第2の傾斜締結具用位置決めボア及び前記第1及び第2の複数の全体として垂直の締結具用ボア内に位置決めされた複数の締結具を更に有している、請求項20記載のホールドダウン。
  23. 前記第1の複数の傾斜締結具用位置決めボア及び前記第2の複数の傾斜締結具用位置決めボア内に位置決めされた前記複数の締結具の交互に位置する1つ1つは、支持体の表面に対し互いに等しいが逆向きの角度をなして支持体に入る、請求項22記載のホールドダウン。
  24. 各前記側部の前記傾斜及び垂直取付けボア内に位置決め可能な締結具の密度は、2平方インチ当たり約1本である、請求項22記載のホールドダウン。
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