JP4721546B2 - 自動ラック型発泡システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動ラック発泡システムに関するものであり、さらに詳しくは、発泡ポリウレタン断熱材が充填されて一体に形成された断熱体を製造するための自動ラック発泡システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポリオール、イソシアネート、水、発泡剤、触媒などからなる発泡性ポリウレタン組成物を内函と外函との間に所定量入れ、平面コンベアあるいはドラムあるいはタンテーブルなどに開閉自在な治具を固定して連結し、この治具に前記内函と外函を収納して固定して発泡させ、発泡完了後、治具を開けて内函と外函との間に発泡ポリウレタン断熱材が充填されて一体に形成された断熱函体を取り出し、断熱函体を連続的に製造する方式が行われていた。
【0003】
図3は、断熱函体の一例の断面説明図である。1は断熱函体であり、2はステンレス鋼製の内函、3はステンレス鋼製の外函である。内函2と外函3でできた空間にクローズドセル構造の発泡ポリウレタン断熱材4が充填されて一体に形成された断熱函体1が形成されている。
【0004】
図4は、従来の平面コンベア方式を説明する説明図である。図4に示すようにこの方式ではコンベア5に開閉自在な治具6が固定して連結されており、この治具6に内函2と外函3を収納し蓋7を閉めて固定した後、内函2と外函3との間に注入器8により発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、図示しない熱風炉に移動して発泡させ、発泡完了後、治具6を開けて図示しない断熱函体を連続的に製造する。9は発泡性ポリウレタンレプレミックスを混合して入れるタンクである。
【0005】
しかしこの方式は、治具が固定して連結されているので、異なる製品を製造する場合、約100種類位もある治具の中から所定の治具を選び、治具の入れ替えを通常はフォークリフトを使用して行うが、容易にはできない問題があるとともに治具置き場に広い面積を要する問題があり、特に少量多品種生産時に効率が悪化する欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題を解決するものであり、本発明の目的は冷蔵庫、冷凍庫、冷凍車、アイスボックス、冷凍食品のコンテナー、カーテンウオールなどのパネルの絶縁材などの製造に広く用いられる、内板(前記内函を包含するものである)と外板(前記外函を包含するものである)との間に発泡ポリウレタン断熱材が充填されて一体に形成された断熱体(前記断熱函体を包含するものである)を、少量多品種生産時であっても治具を容易に替えて、効率よく製造でき、しかも治具置き場を簡素化できる自動ラック型発泡システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するための請求項1の自動ラック型発泡システムは、内板と外板を収納して固定し、その内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を入れて発泡させるために使用する治具と、この治具を保管・予熱・加熱するための多数の収納部を備えたラックと、
収納部に収納された治具を保管・予熱・加熱するために移動させるための治具移動手段と、を備えた断熱函体を製造する自動ラック発泡システムであって、
ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動して所定温度に予熱し、予熱した治具を治具移動手段により所定位置に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、この治具を治具移動手段により加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して一体に形成された断熱体を取り出すことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項1の自動ラック発泡システムは、ラックの保管用収納部に治具を保管しておき、治具移動手段により予熱用収納部に移動して予熱し、予熱した治具を治具移動手段により所定位置に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、この治具を治具移動手段により加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して治具を開けて断熱体を取り出すようにしたので、少量多品種生産時であっても治具を容易に替えて効率よく製造でき、しかも治具置き場を簡素化できる。
【0009】
また、上記課題を解決するための請求項2の自動ラック発泡システムは、内板と外板を収納して固定し、その内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を入れて発泡させるために使用する治具と、この治具を保管・予熱・加熱するための多数の収納部を備えたラックと、
収納部に収納された治具を保管・予熱・加熱するために移動させるための治具移動手段と、
治具を搬送するためのコンベアAと、
を備えた自動ラック発泡システムであって、
ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動して所定温度に予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりコンベアAに載置し、予熱した治具をコンベアAにより加熱用収納部の前方に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して一体に形成された断熱体を取り出すことを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2の自動ラック型発泡システムは、ラックの保管用収納部に保管された治具治具移動手段により予熱用収納部に移動して予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりコンベアAに載置し、予熱した治具をコンベアAにより加熱用収納部の前方に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱を行うための加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して治具を開けて断熱体を取り出すようにしたので、少量多品種生産時であっても治具を容易に替えてより効率よく製造でき、しかも治具置き場を簡素化できる。
【0011】
また、上記課題を解決するための請求項3の自動ラック発泡システムは、内板と外板を収納して固定し、その内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を入れて発泡させるために使用する治具と、この治具を保管・予熱・加熱するための多数の収納部を備えたラックと、
収納部に収納された治具を保管・予熱・加熱するために移動させるための治具移動手段と、
各工程へ治具を搬送するためのコンベアAと、
予熱用収納部に収納した治具を水平に移動させるコンベアBと加熱用収納部内に収納した治具を水平に移動させるコンベアCと、
を備えた自動ラック型発泡システムであって、
ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動してコンベアB上に載置して水平に移動させながら所定温度に予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりラック外のコンベアAに移動し、予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱用収納部に移動してコンベアC上に載置して水平に移動させながら加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して一体に形成された断熱体を取り出すことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項3の自動ラック発泡システムは、ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動してコンベアB上に載置して水平に移動させながら予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりラック外のコンベアAに移動し、予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱用収納部に移動してコンベアC上に載置して水平に移動させながら加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して治具を開けて断熱函体を取り出すようにしたので、少量多品種生産時であっても治具を容易に替えてより効率よく製造でき、しかも治具置き場を簡素化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の自動ラック発泡システムの第1実施形態を説明する説明図である。
図1において、本発明の自動ラック発泡システム10は、開閉自在な蓋7を有する治具6と、この治具6を保管・予熱・加熱するための多数の収納部11を備えたラック12と、収納部11に収納された治具6を保管・予熱・加熱するために他の収納部11に移動させるためのコンピュータ制御された治具移動手段13とを備えている。
14は収納部11に収納された治具6を取り出して所定の他の収納部11へ移動したり、収納部11に収納された治具6を取り出してラック11外へ移動させたりするための治具移動手段13に取り付けられた搬出入手段である。
【0014】
図1にaで示した列の各収納部11は加熱用収納部を示し、bで示した列の各収納部11は予熱用収納部を示し、そしてcで示した複数の列の各収納部11は保管用収納部を示す。
【0015】
列aの加熱用収納部および列bの予熱用収納部は、例えば、図示しない熱風吹き出し口を前方左右に取り付けて治具6に熱風の吹き付けを行い、正面側への熱風のリークはエアカーテンで遮断し、補助加熱のために遠赤外線ヒータなどを取り付けるなどにより、それぞれ所定の温度に制御されている。
【0016】
本発明の自動ラック発泡システム10を用いて図示しない断熱函体を製造する例を次に説明する。
工程(1)先ず、列cの保管用収納部11に保管された必要な治具6を、図示しないコンピュータから信号を送り治具移動手段13を作動させて搬出入手段14により(以下、単に治具移動手段13を作動させてという)、列bの予熱用収納部11に移動して、例えば約3分間加熱して所定温度(例えば約50℃)に予熱する。
予熱を行うと、発泡性ポリウレタン組成物を内函と外函の間に所定量注入した時、隅々まで発泡性ポリウレタン組成物が伸びて均一に拡がるとともに、発泡ポリウレタン断熱材の表面に均一なスキン層が形成され断熱性、強度、剛性などが向上する。
工程(2)次いでこの予熱した治具6を、治具移動手段13を作動させて、ラック12外の列aの加熱用収納部11の前方に移動して、内函2と外函3を予熱した治具6の所定位置にセットして固定する。
工程(3)内函2と外函3との間に注入器8から発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れた後、治具6の蓋7を閉じて、治具6に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れた内函2と外函3を収納して固定する。
工程(4)内函2と外函3を収納して固定した治具6を、治具移動手段13を作動させて、列aの加熱用収納部11に移動して、例えば約5分間所定温度(例えば約50℃)に加熱して発泡を完了させる。
工程(5)そして、発泡完了後、治具移動手段13を作動させて、治具6を加熱用収納部11からラック12外へ取り出し、治具6の蓋7を開けて内函2と外函3との間に発泡ポリウレタン断熱材が充填されて一体に形成された図示しない断熱函体を取り出す。
上記のサイクルを繰り返して行う。
【0017】
次に、本発明の自動ラック発泡システムの第2実施形態を説明する
本発明の自動ラック型発泡システムの第2実施形態は、上記工程(2)で予熱した治具6を、治具移動手段13を作動させて、ラック12外の列aの加熱用収納部11の前方に移動して、内函2と外函3を予熱した治具6の所定位置にセットして固定し、工程(3)で内函2と外函3との間に注入器8から発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れた後、治具6の蓋7を閉じて、治具6に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れた内函2と外函3を収納して固定するまでの工程を、図1に示した白矢印の方向に移動する図示しないコンベアA上で行うものであり、それ以外は上記第1実施形態と同様になっている。コンベアA上で行うことにより作業が容易になる。
【0018】
図2は、本発明の自動ラック発泡システムの第3実施形態を説明する説明図である。
図2において、図1に示した構成部分と同じ構成部分には同一参照符号を付すことにより、重複した説明を省略する。
図2にa−0で示した各段は矢印方向に移動する図示しないコンベアCを備えた加熱用収納部11を示し、この加熱用収納部11のa1の位置で図示しないコンベアC上に載せた治具6を矢印方向に移動させながら加熱してa2で示した位置で発泡を完了させることができるようになっており、図2にb−0で示した各段は矢印方向に移動する図示しないコンベアBを備えた予熱用収納部11を示し、この予熱用収納部11のb1の位置で図示しないコンベアB上に載せた治具6を矢印方向に移動させながら加熱してb2で示した位置で予熱を終了できるようになっている以外は本発明の第2実施形態と同様になっている。
【0019】
本発明の自動ラック発泡システム10Aを用いて図示しない断熱函体を製造する例を次に説明する。
工程(1)先ず、列cの保管用収納部11に保管された必要な治具6を、図示しないコンピュータから信号を送り治具移動手段13を作動させて、段b−0のb1の位置の図示しないコンベアB上に載せ、治具6を矢印方向に移動させながら加熱してb2で示した位置で予熱(例えば約50℃)を終了する。
工程(2)次いでこの予熱した治具6を、治具移動手段13を作動させて、ラック12外のコンベアA上のD1の位置に移動して、治具6の蓋7を開け、D2位置に移動させて内函2と外函3を予熱した治具6の所定位置にセットして固定し、D3位置に移動させて内函2と外函3との間に図示しない注入器8から発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れた後、D4位置に移動させて治具6の蓋7を閉じて、治具6に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れた内函2と外函3を収納して固定する。
工程(3)内函2と外函3を収納して固定した治具6を、治具移動手段13を作動させて、a−0で示した段の加熱用収納部11のa1の位置で図示しないコンベアC上に載せ、矢印方向に移動させながら加熱してa2で示した位置で加熱、発泡を完了させる。
工程(4)そして、発泡完了後、治具移動手段13を作動させて、治具6をa2で示した位置の加熱用収納部11からラック12外へ取り出し、治具6の蓋7を開けて内函2と外函3との間に発泡ポリウレタン断熱材が充填されて一体に形成された図示しない断熱函体を取り出す。
上記のサイクルを繰り返して行う。
【0020】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
例えば、上記実施形態においては、予熱用収納部および加熱用収納部内に収納した治具を水平に移動させるためのコンベアBおよびコンベアCを備えた自動ラック発泡システムの例を示したが、本発明はコンベアBのみを備えた自動ラック発泡システムでも、あるいはコンベアCのみを備えた自動ラック発泡システムでもよい。
また、各収納部は相互に仕切壁などにより仕切られていてもよいが、この例に限定されず、例えば、支柱はあっても仕切壁などにより仕切られていなくてもよく、特にコンベアBやコンベアCを設置したような場合は、予熱用収納部内や加熱用収納部内をa1からa2へ、あるいはb1からb2へ横方向に治具が支障なく移動できるようにすることが必要である。
【0021】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の自動ラック発泡システムは、ラックの保管用収納部に治具を保管しておき、治具移動手段により予熱用収納部に移動して予熱し、予熱した治具を治具移動手段により所定位置に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、この治具を治具移動手段により加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して治具を開けて断熱体を取り出すようにしたので、少量多品種生産時であっても治具を容易に替えて効率よく製造でき、しかも治具置き場を簡素化できるという顕著な効果を奏する。
【0022】
本発明の請求項2の自動ラック発泡システムは、ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動して予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりコンベアAに載置し、予熱した治具をコンベアAにより加熱用収納部の前方に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定し、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して治具を開けて断熱体を取り出すようにしたので、少量多品種生産時であっても治具を容易に替えてより効率よく製造でき、しかも治具置き場を簡素化できるという顕著な効果を奏する。
【0023】
本発明の請求項3の自動ラック発泡システムは、ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動してコンベアB上に載置して水平に移動させながら所定温度に予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりラック外のコンベアAに移動し、予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱用収納部に移動してコンベアC上に載置して水平に移動させながら加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して治具を開けて断熱体を取り出すようにしたので、少量多品種生産時であっても治具を容易に替えてより効率よく製造でき、しかも治具置き場を簡素化できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動ラック発泡システムの第1実施形態を説明する説明図である。
【図2】 本発明の自動ラック発泡システムの第3実施形態を説明する説明図である。
【図3】 断熱函体の一例の断面説明図である。
【図4】 従来の発泡システムを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 断熱函体
2 内函
3 外函
4 発泡ポリウレタン断熱材
5、A、B、C コンベア
6 治具
7 蓋
8 注入器
9 タンク
10、10A 自動ラック発泡システム
11 収納部
12 ラック
13 治具移動手段
14 搬出入手段

Claims (3)

  1. 内板と外板を収納して固定し、その内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を入れて発泡させるために使用する治具と、この治具を保管・予熱・加熱するための多数の収納部を備えたラックと、
    収納部に収納された治具を保管・予熱・加熱するために移動させるための治具移動手段と、を備えた断熱函体を製造する自動ラック発泡システムであって、
    ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動して所定温度に予熱し、予熱した治具を治具移動手段により所定位置に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、この治具を治具移動手段により加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して一体に形成された断熱体を取り出すことを特徴とする自動ラック型発泡システム。
  2. 内板と外板を収納して固定し、その内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を入れて発泡させるために使用する治具と、この治具を保管・予熱・加熱するための多数の収納部を備えたラックと、
    収納部に収納された治具を保管・予熱・加熱するために移動させるための治具移動手段と、
    治具を搬送するためのコンベアAと、
    を備えた自動ラック発泡システムであって、
    ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動して所定温度に予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりコンベアAに載置し、予熱した治具をコンベアAにより加熱用収納部の前方に移動し、該予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱用収納部に移動して加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して一体に形成された断熱体を取り出すことを特徴とする自動ラック発泡システム。
  3. 内板と外板を収納して固定し、その内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を入れて発泡させるために使用する治具と、この治具を保管・予熱・加熱するための多数の収納部を備えたラックと、
    収納部に収納された治具を保管・予熱・加熱するために移動させるための治具移動手段と、
    各工程へ治具を搬送するためのコンベアAと、
    予熱用収納部に収納した治具を水平に移動させるコンベアBと加熱用収納部内に収納した治具を水平に移動させるコンベアCと、
    を備えた自動ラック型発泡システムであって、
    ラックの保管用収納部に保管された治具を治具移動手段により予熱用収納部に移動してコンベアB上に載置して水平に移動させながら所定温度に予熱し、予熱した治具を治具移動手段によりラック外のコンベアAに移動し、予熱した治具に内板と外板をセットして固定するとともに、内板と外板との間に発泡性ポリウレタン組成物を所定量入れ、その治具をコンベアAから治具移動手段により加熱用収納部に移動してコンベアC上に載置して水平に移動させながら加熱して発泡させ、発泡完了後、治具移動手段により加熱用収納部から治具を取り出して一体に形成された断熱体を取り出すことを特徴とする自動ラック型発泡システム。
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