JP4718424B2 - ガイドレール連結構造 - Google Patents

ガイドレール連結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4718424B2
JP4718424B2 JP2006330095A JP2006330095A JP4718424B2 JP 4718424 B2 JP4718424 B2 JP 4718424B2 JP 2006330095 A JP2006330095 A JP 2006330095A JP 2006330095 A JP2006330095 A JP 2006330095A JP 4718424 B2 JP4718424 B2 JP 4718424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
groove
eccentric bush
eccentric
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006330095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008142807A (ja
Inventor
高昭 阿島
Original Assignee
東京貿易テクノシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京貿易テクノシステム株式会社 filed Critical 東京貿易テクノシステム株式会社
Priority to JP2006330095A priority Critical patent/JP4718424B2/ja
Publication of JP2008142807A publication Critical patent/JP2008142807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4718424B2 publication Critical patent/JP4718424B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)

Description

本発明は、加工機や測定器の移動の基準となるガイドレールの連結構造に関する。
従来、平らな定盤上に加工対象物と加工機とを載置して、加工機を定盤上で移動させることによって加工対象物の加工を行う加工装置がある。
このような加工機は、定盤上に設置されたガイドレールに沿って移動する。
したがって、ガイドレールの設置位置によって加工機が加工対象物を加工できる範囲や位置が規定される。
加工機はガイドレールの側面を基準として移動を行うため、ガイドレールの側面には直線性が要求される。
なお加工装置以外にも、定盤上に測定対象物を載置して、ガイドレールに沿って測定器を移動させて測定対象物の形状を測定する測定装置がある。
特開2003−161614号公報
しかしながらこのような従来の加工装置や測定装置においては、たとえば大きなものを加工または測定しようとする場合、対象物に応じた長さのガイドレールを用意する必要があるが、長いガイドレールは精度維持や収納性、可搬性などの問題より、製作や使用が困難であった。
そこで、短いガイドレールを連結することによって長いガイドレールを得ることが考えられが、ガイドレールを単純に連結しただけでは、連結部に段差や隙間が生じ、加工機や測定器をガイドレールに沿って移動させたときに、連結部において加工誤差や測定誤差が生じるといった問題があった。
そこで本発明はこのような問題点に鑑み、ガイドレールを精度よく連結するガイドレールの連結構造を提供することを目的とする。
本発明は、第1の溝を備える定盤上において、第1の溝に沿って固定された第1のガイドレールに第2のガイドレールを連結して、該連結した第1のガイドレールおよび第2のガイドレールの側面を、定盤上を移動する機器のガイドとするガイドレール連結構造であって、第2のガイドレールは、内周と外周とで中心軸がずらされた第1の偏心ブッシュを備え、定盤上に、第1のガイドレールの端部と当接させて、第1の偏心ブッシュが第1の溝と対向するように載置され、第1の偏心ブッシュを通して差し込まれた第1の固定用ピンを第1の溝に嵌め込むことによって定盤上で位置決めされ、第1の偏心ブッシュを回転させて第1の溝方向と直交する向きの位置を調節して、第1のガイドレールの側面と段差なく連結され、定盤は、第1の溝と直交する第2の溝を備え、第2のガイドレールは、内周と外周とで中心軸がずらされた第2の偏心ブッシュを備え、定盤上に、第2の偏心ブッシュが第2の溝と対向するように載置され、第2の偏心ブッシュを通して差し込まれた第2の固定用ピンを第2の溝に嵌め込むことによって定盤上で位置決めされ、第2の偏心ブッシュを回転させて第1の溝方向の位置を調節することによって、第1のガイドレールと所定の間隙で連結される、ものとした。
本発明によれば、第1および第2の偏心ブッシュを回転させることによって第1のガイドレールおよび第2のガイドレールの取り付け位置(第1の溝方向と直交する方向の位置と、第1の溝方向の位置)を調節することができるので、第1のガイドレールおよび第2のガイドレールの側面に段差や隙間ができることなく、かつ両者が一直線となるように連結することができる。

次に本発明の実施の形態を実施例により説明する。
まず、第1の実施例について説明する。
なお本実施例は、定盤上を移動する加工機の移動をガイドするガイドレールに適用したものである。
図1は、ガイドレールの連結部周りの斜視図である。
なお、ガイドレール1Aとガイドレール1Bが連結されるものとする。
ガイドレール1Aは、レールベース10Aと、レールベース10Aにおいてガイドレール1Bと連結される側の端部に取り付けられた端面ブロック40Aと、レールベース10Aの上面において短手方向の一方側端部に取り付けられたスケール31Aと、スケール31Aが取り付けられた側に対して反対側の端部に取り付けられたラック20Aと、連結用偏心ブッシュ50Aと、固定用偏心ブッシュ60Aと、連結用偏心ブッシュ50Aに差し込まれる連結用ピン59Aと、固定用偏心ブッシュ60Aに差し込まれる固定用ピン69Aとより構成される。
ガイドレール1Bは、ガイドレール1Aと同様にレールベース10Bと、端面ブロック40Bと、スケール31Bと、ラック20Bと、連結用偏心ブッシュ50Bと、連結用ピン59Bと、固定用偏心ブッシュ60Bと、固定用ピン69Bとより構成される。
定盤上を移動する図示しない加工機は、ガイドレール1A、1Bに取り付けられたラック20A、20Bと噛み合うギアを回転させて、ガイドレール1A、1Bの側面(ラックやスケールが取り付けられていない面)にローラを転動させて移動する。
また加工機は、ガイドレール1A、1Bに取り付けられたスケール31A、31Bにもとづいて移動距離を算出し、ガイドレール1A、1Bに沿った所定距離の移動を行う。
なお、スケール31A、31Bは磁気スケールが用いられ、たとえば0.5mmごとにS極、N極が交互に記録されている。加工機は、S極、N極の磁気を読み取って移動距離を算出する。
図2の(a)に、端面ブロック40Aの正面を示し、図2の(b)に、端面ブロック40Bの正面を示す。また図2の(c)に、端面ブロック40A、40Bが当接した状態の側面を示す。
図2の(a)に示すように、端面ブロック40Aの両サイドには、サイド部41Aが形成されている。
サイド部41Aは、下面側の端部が突出し、側面から見たときにガイドレール1Bとの対向面が直線的に傾斜している。
図2の(b)に示すように、端面ブロック40Bの両サイドには、サイド部42Bが形成されている。
サイド部42Bは、下方側の端部が後退し、側面から見たときにガイドレール1Aとの対向面が直線的に傾斜している。
サイド部41A、サイド部42Bの対向面の傾斜角が同じであるため、図2の(c)に示すように、後退したサイド部42Bに突出したサイド部41Aが嵌まり込む。
これにより、ガイドレール1A、1Bの側面において、ガイドレール1A、1Bの対向面がガイドレール1A、1Bの連結方向の垂線に対して所定角度で傾斜した状態となる。
また、端面ブロック40A、40Bは、レールベース10A、10Bよりも硬い材料で形成し、ガイドレール1A、1Bの連結部の強度を高める。
次に、固定用偏心ブッシュ60Aの詳細について説明する。
図3に、図1におけるA−A部断面を示す。
レールベース10Aの所定位置にレール穴11Aが設けられ、固定用偏心ブッシュ60Aが嵌め込まれている。
固定用偏心ブッシュ60Aは、ブッシュ穴63Aが形成された円筒部61Aと、円筒部61Aの一方側の端部近傍から外方に向かって広がるフランジ部62Aとより構成される。
ブッシュ穴63Aの中心は、円筒部61Aの外周面64Aで形成される円筒形状の中心に対してずらされている。
なお図3では、ブッシュ穴63Aの中心が、外周面64Aの中心に対して右側にずれている。
固定用偏心ブッシュ60Aの外周面64Aとレール穴11Aの内周面とが摺動可能であり、固定用偏心ブッシュ60Aはレール穴11内においてレール穴11Aの中心を回転軸として回転可能となっている。
したがって、固定用偏心ブッシュ60Aを回転させることにより、ブッシュ穴63Aに対するレールベース10Aの位置を変化させることができる。
円筒部61Aの周囲において、レールベース10Aに固定ネジ65Aがねじ込まれており、固定ネジ65Aのヘッドとレールベース10Aとの間にフランジ部62Aが挟み込まれている。
固定ネジ65Aをレールベース10Aにねじ込むことにより、固定ネジ65Aのヘッドによってフランジ部62Aが押さえつけられて固定用偏心ブッシュ60Aの回転が規制される。
固定用偏心ブッシュ60Aと同様に、連結用偏心ブッシュ50A、50B、固定用偏心ブッシュ60Bもブッシュ穴が偏心しており、レールベース10A、10Bに対してブッシュ穴の位置を変化させることができるとともに、固定ネジによって偏心ブッシュ50A、50B、60Bの回転が規制される。
次に、ガイドレール1A、1Bを定盤上に位置決めする構成について説明する。
図4に、ガイドレール1A、1Bを定盤に位置決めした状態を示す。
なお、定盤100は、碁盤の目状に縦溝101と横溝102とが形成されている。
なお本実施例において、縦溝101および横溝102の溝幅は10mmに設定されている。
ガイドレール1A、1Bは、定盤100に形成された縦溝101または横溝102を基準として、互いにずれ(図4中の左右方向のずれ)や隙間がないように連結されるものである。
ここでは、縦溝101を基準として、縦溝101の溝方向にガイドレール1A、1Bを連結する構成について説明する。
ガイドレール1A、1Bの端面ブロック40A、40B同士を当接させて定盤100上に載置する。
このとき、縦溝101上にガイドレール1A、1Bに取り付けられた固定用偏心ブッシュ60A、60Bが位置するように、さらに、横溝102上に連結用偏心ブッシュ50A、50Bが位置するようにガイドレール1A、1Bを定盤100上に載置する。
なおガイドレール1A、1Bの上面には、連結用偏心ブッシュ50A、50Bの中心を通り、かつ長手方向と直交する向きに伸びる基準溝12A、12Bが設けられている。
ガイドレール1A、1Bの設置者は、この基準溝12A、12Bを目印として定盤100上にガイドレール1A、1Bを載置することができる。
なお図4において図示しないが、固定用偏心ブッシュ60Aはガイドレール1Aの長さ方向に所定間隔で複数設けられている。同様に固定用偏心ブッシュ60Bも、ガイドレール1Bの長さ方向に所定間隔で複数設けられている。
固定用偏心ブッシュ60Aのブッシュ穴に固定用ピン69Aを差し込み、固定用ピン69Aの先端を縦溝101に嵌め込んで定盤100とガイドレール1Aとを位置決めする。
ここで、固定用ピン69Aによってガイドレール1Aを位置決めする構成について説明する。
図5に、図4におけるB−B部断面を示す。
なお、固定用偏心ブッシュ60Aに設けられたブッシュ穴63Aの直径は12mmであるものとする。同様に、連結用偏心ブッシュ50A、50Bおよび固定用偏心ブッシュ60Bに設けられたブッシュ穴の直径も12mmであるものとする。
固定用ピン69Aは、差し込み方向先端側にテーパ面69Mが形成されている。
フランジ部62Aには、スプリングピン66を差し込むためのピン穴67が設けられ、さらに円筒部61Aには、所定深さの回転用穴68が設けられている。
固定用偏心ブッシュ60Aのブッシュ穴63Aに固定用ピン69Aを差し込み、固定用ピン69Aの先端を縦溝101に嵌め込む。
なお固定用ピン69Aは、テーパ面69Mがラック20A側となるようにブッシュ穴63Aに差し込む。
固定用ピン69Aの一般外径は、ブッシュ穴63Aに差し込まれたときに、ブッシュ穴63A内でがたつくことがない長さとなっている。
なお図6に示すように、固定用ピン69Aの上端には、テーパ面69Mが形成されていない側に位置決めマークXが設けられている。またスケールホルダ30Aにも位置決めマークYが設けられている。
固定用ピン69Aの位置決めマークXがスケールホルダ30Aの位置決めマークY側となるように固定用ピン69Aを固定用偏心ブッシュ60Aに差し込むことにより、固定用ピン69Aの向き(テーパ面69Mの向き)の間違いを防止することができる。
他の図では、特に位置決めマークを図示しないが、固定用ピン69B、連結用ピン59A、59Bも同様に位置決めマークが設けられ、スケールホルダ30A、30B等に設けられた位置決めマークを目印として、向きを間違うことなくブッシュ60B、50A、50Bに差し込むことができる。
固定用偏心ブッシュ60Aの回転を規制する固定ネジ65Aを緩めることにより、固定用偏心ブッシュ60Aを回転させることができる。
なお固定用偏心ブッシュ60Aの回転は、図示しない回転用工具を固定用偏心ブッシュ60の上面に当て、回転用工具から伸びる2本の突起をピン穴67および回転用穴68に嵌め込こんで回転用工具を回転させることによって行われる。
ブッシュ穴63Aとレール穴11Aとが偏心しているため、固定用偏心ブッシュ60Aを回転させることによって、ブッシュ穴63Aに対してガイドレール1Aを図4、5中の左右方向に移動させることができる。
ガイドレール1B側も同様に、固定用偏心ブッシュ60Bに固定用ピン69Bを差し込んで定盤100にガイドレール1Bを位置決めする。
なお固定用偏心ブッシュ60Bに差し込む固定用ピン69Bも、テーパ面がラック20B側となるようにブッシュ穴に差し込む。
これによりガイドレール1Bも、固定用偏心ブッシュ60Bを回転させることによって、図4中の左右方向に移動させることができる。
したがって、ガイドレール1Aの固定用偏心ブッシュ60A、およびガイドレール1Bの固定用偏心ブッシュ60Bを回転させて、縦溝101に対するガイドレール1A、1Bの傾斜や、縦溝101の溝方向と直交する方向(図4の左右方向)の位置を調節することによって、ガイドレール1A、1Bの連結部で段差ができないようにすることができる。
調節後、固定用偏心ブッシュ60A、60Bの回転を固定ネジ65Aを締め付けることによって規制する。
なお、固定ネジ65Aによって固定用偏心ブッシュ60Aを締め付けた後、フランジ部62Aに設けられたピン穴67からレールベース10Aに向けて穴を開け、スプリングピン66(図5参照)をピン穴67からレールベース10に開けた穴に差し込んで固定用偏心ブッシュ60Aを確実に固定する。
固定用偏心ブッシュ60Bも、固定用偏心ブッシュ60Aと同様にスプリングピンによってレールベース10Bと固定される。
一度、固定用偏心ブッシュ60A、60Bを回して調整した後は、次回以降において、ガイドレール1A、1Bを連結して定盤100の縦溝101に固定用ピン69A、69Bを用いて位置決めしたときに、ガイドレール1A、1Bの側面は連結部において段差ができることなく一直線となる。
図7に、図4におけるC−C部断面を示す。
上記と同様に、連結用偏心ブッシュ50A、50Bを回転させることにより、連結用偏心ブッシュ50A、50Bに差し込んだ連結用ピン59A、59Bに対してガイドレール1A、1Bを図4中の上下方向に移動させることができる。
したがって、連結用偏心ブッシュ50A、50Bを回転させて、ガイドレール1A、1B間に隙間ができないように調節することができる。
調節後は、連結用偏心ブッシュ50A、50Bが回転することがないように、連結用偏心ブッシュ50A、50Bとレールベース10A、10Bとを、固定用偏心ブッシュ60A、60Bと同様に、スプリングピンによって固定する。
一度、連結用偏心ブッシュ50A、50Bを回して調整をした後は、ガイドレール1A、1Bを定盤100上に載置して横溝102に連結用ピン59A、59Bを用いて位置決めしたときに、ガイドレール1A、1B間に隙間ができることなく連結される。
次に、ガイドレール1A、1Bにラック20A、20Bを取り付ける手順について説明する。
図4に示すように、ガイドレール1A、1Bを連結した状態で定盤100上に位置決めし、ラック20A、20Bの連結部分で加工機側のギアとの噛み合い不具合を起こすことが無いように、ラック20A、20Bの対向面間の距離を調節しながら、ラック20A、20Bをボルトによってそれぞれレールベース10A、10Bに取り付ける。
なお、ギアの噛み合い不具合が無いようにラック20A、20Bの対向面間の距離を調節する方法は、既存の方法を用いることができる。
次に、ガイドレール1Aにスケール31Aを取り付ける方法について説明する。
図8に、スケールの取り付け構造を説明する。
スケールホルダ30Aの一端側とスケール31Aの一端側とを整合させて、スケール31Aをスケールホルダ30Aに形成されたスケール嵌め込み溝35A(図5参照)に嵌め込んで貼り付ける。
なお、スケールホルダ30Aは、スケール31Aよりも長さが短く形成されている。
レールベース10Aの上面側において、ラック20Aが取り付けられる側と反対側の端部近傍に、スケール溝34Aおよびホルダ溝33Aが形成されている。
ホルダ溝33Aおよびスケール溝34Aは、レールベース10Aの上面においてガイドレール1Bと連結される側の端部から他端に向けてホルダ溝33A、スケール溝34Aの順で形成されている。
ホルダ溝33Aは、スケールホルダ30Aの長さや幅と整合するように形成されている。
スケール溝34Aの幅は、スケール31Aと同じとなるように形成されている。
ホルダ溝33Aの溝深さはスケールホルダ30Aの厚みと同じに形成され、スケール溝34Aの溝深さはスケール31Aの厚みと同じに形成されている。
スケール31Aを貼り付けたスケールホルダ30Aを、ホルダ溝33Aに嵌め込む。
同様に、スケール31Bをスケールホルダ30Bに貼り付けて、ガイドレール1Bに形成されたホルダ溝にスケールホルダ30Bを嵌め込む。
ここで、加工機がガイドレール1Aから1Bに移動する場合、ガイドレール1A、1Bの連結部においてスケール31A、31Bの磁気パターンが連続している必要がある。
そこで、ガイドレール1A、1Bを連結した状態で、スケール31A、31Bの磁気パターンを検出する検出器をガイドレール1A、1B間で移動させて磁気パターンを検出しながら、ホルダ溝内でスケールホルダ30A、30Bをスライドさせてスケール31A、31B間の距離を調節することによって、連続する磁気パターンを得る。
ガイドレール1A、1Bの連結部においてスケール31A、31Bの磁気パターンが連続するものとなった状態で、ボルト36によってスケールホルダ30Aとレールベース10Aを固定し、さらにスケールホルダ30Bとレールベース10Bとを固定する。
スケールホルダ30A、30Bを固定した後、スケール31A、31Bのスケールホルダ30A、30Bと張り合わされていない部分をスケール溝34A内に貼り付ける。
なお本実施例において、縦溝101が本発明における第1の溝を構成し、横溝102が本発明における第2の溝を構成する。またガイドレール1Aが本発明における第1のガイドレールを構成し、ガイドレール1Bが本発明における第2のガイドレールを構成する。さらに固定用偏心ブッシュ60A、60Bが本発明における第1の偏心ブッシュを構成し、連結用偏心ブッシュ50A、50Bが本発明における第2の偏心ブッシュを構成する。また、固定用ピン69A、69Bが本発明における第1の固定用ピンを構成し、連結用ピン59A、59Bが本発明における第2の固定用ピンを構成する。
本実施例は以上のように構成され、ガイドレール1A、1Bを連結して定盤100上に載置し、ガイドレール1A、1Bに設けられた連結用偏心ブッシュ50A、50Bを通して、レールの延長方向に直交する向きの横溝102に連結用ピン59A、59Bを差し込んでガイドレール1A、1Bを連結した状態で定盤100に位置決めするものとしたので、連結用偏心ブッシュ50A、50Bを回転させることによってレールベース10A、10B間の距離が調節でき、ガイドレール1A、1Bを確実に当接させた状態で定盤100に位置決めすることができる。
また、ガイドレール1A、1Bに設けられた固定用偏心ブッシュ60A、60Bを通して、レールの延長方向に伸びる縦溝101に固定用ピン69A、69Bを差し込んでガイドレール1A、1Bを定盤100に位置決めするものとしたので、固定用偏心ブッシュ60A、60Bを回転させることによってガイドレール1A、1Bの取り付け位置(レールの延長方向と直交する方向の位置)を調節することができる。
これらにより、ガイドレール1A、1Bの側面に段差や隙間ができることなく、かつ両者が一直線となるように連結することができる。
一度、連結用偏心ブッシュ50A、50B、固定用偏心ブッシュ60A、60Bを調節した後はブッシュ50A、50B、60A、60Bをレールベース10A、10Bに対する回転位置を固定することにより、次回、定盤100上の縦溝101、横溝102を用いてガイドレール1A、1Bを連結した状態で設置する際に、連結用偏心ブッシュ50A、50B、固定用偏心ブッシュ60A、固定用偏心ブッシュ60Bの調節を行う必要がない。
ガイドレール1A、1Bを連結した際に互いに当接する端面ブロック40A、40Bにそれぞれガイドレール1A、1Bの側面側から見たときに、レールの延長方向の垂線に対して所定角度で傾斜した端面となるサイド部41A、サイド部42Bを形成したことにより、ガイドレール1A、1Bを連結させた場合、ガイドレール1A、1Bの側面上を転がる加工機のローラを、一方のレールの端面ブロックから他方のレールの端面ブロックへ徐々に乗り移らせることができる。
これにより、ガイドレール1A、1Bの連結部にわずかに段差や隙間があったとしても、加工機のローラが段差や隙間を通過する際に受ける衝撃を小さくすることができる。
なお本実施例では、連結するガイドレール1A、1Bともに固定用偏心ブッシュ60A、60Bや連結用偏心ブッシュ50A、50Bを設けて位置を調節可能としたが、ガイドレール1A、ガイドレール1Bの一方に固定用偏心ブッシュや連結用偏心ブッシュを設けた場合であっても、偏心ブッシュを設けた側のガイドレールの位置を他方のガイドレールに合わせて調節することにより、ガイドレールの連結部分の側面に段差や隙間ができることなく、かつ両者が一直線となるように連結することができる。
また、ガイドレール1Aとガイドレール1Bとを当接させて連結するものとしたが、所定の間隙(たとえば0.2mm)を設けてレールを連結してもよい。
たとえば、ガイドレール1Aにガイドレール1B以外の他のガイドレールを連結する場合に、ガイドレール1Bの端面ブロック40Bと他のガイドレールの端面ブロックに製造誤差等により若干の形状の違いがあっても、ガイドレール間の間隙によって形状の違いを吸収し、ガイドレールが一直線となるように連結することができる。
次に、第2の実施例について説明する。
なお本実施例は、縦溝のみが設けられた定盤上において、連結ブロックを用いて2本のガイドレールを連結するものである。
第1の実施例と同一のものについては同一番号を付して説明を省略する。
図9は、ガイドレールの連結部周りの斜視図を示す。
なお本実施例では、ガイドレール2Aとガイドレール2Bとを連結するものとする。
ガイドレール2Aは、レールベース80Aと、レールベース80Aにおいてガイドレール2Bと連結される側の端部に取り付けられた端面ブロック40Aと、レールベース80Aの上面に取り付けられたスケール31Aおよびラック20Aと、固定用偏心ブッシュ60Aと、連結用偏心ブッシュ90と、固定用偏心ブッシュ60Aに差し込まれる固定用ピン69Aと、連結用偏心ブッシュ90に差し込まれる連結用ピン91とより構成される。
ガイドレール2B側もガイドレール2A側と同様に、レールベース80Bと、スケール31Bと、ラック20Bと、固定用偏心ブッシュ60Bと、固定用ピン69Bと、端面ブロック40Bとを有し、さらに、レールベース80Bの下面に取り付けられてガイドレール2A側に伸びる連結ブロック110とより構成される。
図10は、ガイドレールの連結部周りの断面を示す断面図である。図11は、ガイドレールの連結ブロックを定盤の縦溝に嵌め込んだ状態を示す上面図である。
図10に示すように、連結ブロック110は、一端側がレールベース80Bの端部から突出し、他端側がレールベース80Bの下面にボルト112によって取り付けられている。
連結ブロック110の一端側の上面には、連結溝111が設けられている。
連結溝111は、ガイドレール2Bの長さ方向と直交する向きに伸び、溝幅(図11中の上下方向の長さ)が10mmとなっている。
ここで本実施例において、図11に示すように定盤100Aには、幅35mmの縦溝101Aが設けられているものとする。
ガイドレール2Bが縦溝101Aに沿って定盤100A上に載置される。
連結ブロック110の幅は縦溝101Aの幅よりも所定長さだけ短く形成され、連結ブロック110が縦溝101Aに落とし込まれる。
図12に、図11におけるD−D部断面を示す。
なお、固定用ピン69Bの一般外径は第1の実施例と同様に12mmとなっている。
レールベース80Bの下面において、固定用偏心ブッシュ60Bの近傍に固定部材120が取り付けボルト121によって摺動可能に取り付けられる。
なお固定部材120において、取り付けボルト121が差し込まれるボルト穴123は、図12中の左右方向に長穴となっており、固定部材120は図12中の左右方向に移動可能となっている。
固定用ピン69Bのテーパ面69Mを固定部材120側に向けて固定用ピン69Bに差し込む。
固定用ピン69Bが差し込まれるにつれてテーパ面69Mが固定部材120を図12中の右側に付勢し、固定部材120のテーパ面69Mと当接する面と反対側の面(図12中の右側面)が縦溝101の側面に押しつけられて、ガイドレール2Bが定盤100Aに位置決めされる。
第1の実施例と同様に、固定用偏心ブッシュ60Bを回転させることによって、固定用ピン69Bに対するガイドレール2Bの図12中の左右方向の位置を調節することができる。
ガイドレール1A側も、ガイドレール1Bと同様に裏面に固定部材が取り付けられ、固定用偏心ブッシュ60Aを回転させることによって、位置の調節を行うことができる。
ガイドレール2Aの固定用偏心ブッシュ60A、およびガイドレール2Bの固定用偏心ブッシュ60Bを回転させることによって、縦溝101Aに対するガイドレール2A、2Bの傾斜や、縦溝101Aの溝方向と直交する方向の位置を調節し、ガイドレール2A、2Bの接続部で段差ができないように調節する。
調節後は、固定用偏心ブッシュ60A、60Bが回転することを防止するため、第1の実施例と同様に、スプリングピン66(図12参照)によって固定用偏心ブッシュ60Aとレールベース80Aを、および固定用偏心ブッシュ60Bとレールベース80Bを固定する。
次に、ガイドレール2A、2Bを連結する構成について説明する。
図10に示すように、ガイドレール2Aにおいて、ガイドレール2Aとガイドレール2Bとを連結したときに連結溝111と対向する位置に連結用偏心ブッシュ90が設けられている。
連結用偏心ブッシュ90に差し込まれた連結用ピン91の先端が、連結ブロック110の連結溝111に嵌め込まれる。
なお連結用ピン91は、テーパ面91Mをガイドレール2Bと連結される側に対して反対側に向けて、連結用偏心ブッシュ90に差し込まれる。
連結用偏心ブッシュ90を回転させることによって、連結溝111に差し込んだ連結用ピン91を基準としたときに、ガイドレール2Aの図10中の左右方向の位置を調節することができる。
ガイドレール2Aの端面ブロック40Aと、ガイドレール2Bの端面ブロック40Bとが当接するように連結用偏心ブッシュ90を調節した後、スプリングピン93によってレールベース80Aに固定する。
このように、連結用偏心ブッシュ90Aを回転させることによって、ガイドレール2Aとガイドレール2B間の距離を調節することができる。
なお、スケール31A、31B、ラック20A、20Bの取り付け構成は第1の実施例と同様とする。
なお本実施例において、縦溝101Aが本発明における第1の溝を構成し、ガイドレール2Bが本発明における第1のガイドレールを構成する。またガイドレール2Aが本発明における第2のガイドレールを構成し、固定用偏心ブッシュ60A、60Bが本発明における第1の偏心ブッシュを構成する。さらに連結用偏心ブッシュ90が本発明における第3の偏心ブッシュを構成し、連結用ピン91が本発明における第3の固定用ピンを構成する。また固定用ピン69A、69Bが本発明における第1の固定用ピンを構成する。
本実施例は以上のように構成され、定盤100A上に縦溝101Aのみが形成されている場合であっても、ガイドレール2Bに縦溝101A内に嵌まり込む連結ブロック110を取り付け、ガイドレール1Aに取り付けた連結用偏心ブッシュ90から連結ブロック110の連結溝111に向けて連結用ピン91を差し込んでガイドレール2A、2Bを連結するものとしたので、連結用偏心ブッシュ90を回転させることにより、ガイドレール2A、2B間の距離を調節することができ、ガイドレール2A、2Bを確実に当接させた状態で連結することができる。
また、ガイドレール2A、2Bに設けられた固定用偏心ブッシュ60A、60Bを通して、レールの延長方向に伸びる縦溝101Aに固定用ピン69A、69Bを差し込んでガイドレール2A、2Bを定盤100Aに位置決めするものとしたので、固定用偏心ブッシュ60A、60Bを回転させることによってガイドレール2A、2Bの取り付け位置(レールの延長方向と直交する方向の位置)を調節することができる。
これらにより、ガイドレール2A、2Bの側面に段差や隙間ができることなく、かつ両者が一直線となるように連結することができる。
次に、連結用偏心ブッシュ50Aや固定用偏心ブッシュ60Aなどの偏心ブッシュの他の例を示す。
図13の(a)に、偏心ブッシュの上面を示し、図13の(b)に、図13の(a)におけるE−E部断面を示す。
偏心ブッシュ200は、ブッシュ穴211が設けられた円筒部210と、円筒部210の端部から外方側に広がるフランジ部220とより構成される。
円筒部210は、ブッシュ穴211の中心軸と外周の中心軸とがずらされている。
ブッシュ穴211は、固定用ピンや連結用ピンなどが差し込まれる。
フランジ部220の上面には、両サイドにフランジ部220の上面側を削り取った肉薄部221が形成されている。
肉薄部221は、レールベースに対する偏心ブッシュ200の回転を規制する固定ネジ(第1の実施例における固定ネジ65A)のヘッドによって押さえつけられる。
フランジ部220の上面には、所定深さの回転用溝230が設けられている。
この回転用溝230に回転用工具を引っ掛けて偏心ブッシュ200を回転させることができる。
またフランジ部220には、スプリングピンを差し込むためのピン穴240が設けられている。
ピン穴240にスプリングピンを差し込むことによって、図示しないレールベースに対する偏心ブッシュ200の回転が確実に規制される。
この偏心ブッシュ200を、第1および第2の実施例における連結用偏心ブッシュ50A、50B、固定用偏心ブッシュ60A、60B、連結用偏心ブッシュ90の代わりに用いた場合でも、上記と同様に偏心ブッシュ200を回転させることにより、ガイドレールの延長方向や短手方向の位置調整を行うことができる。
第1の実施例におけるガイドレール周りを示す斜視図である。 端面ブロックを示す図である。 図1におけるA−A部断面を示す図である。 定盤上で連結されたガイドレールを示す上面図である。 図4におけるB−B部断面を示す図である。 固定用ピンの差し込み方向を示す図である。 図4におけるC−C部断面を示す図である。 スケールおよびスケールホルダを取り付ける様子を示す図である。 第2の実施例におけるガイドレール周りを示す斜視図である。 連結部周りを示す断面図である。 定盤上に載置されたガイドレールを示す図である。 図11におけるD−D部断面を示す図である。 ブッシュの他の例を示す図である。
符号の説明
1A、1B、2A、2B ガイドレール
10A、10B、80A、80B レールベース
20A、20B ラック
30A、30B スケールホルダ
31A、31B スケール
33 ホルダ溝
34 スケール溝
35A スケール嵌め込み溝
40A、40B 端面ブロック
41A、42B サイド部
50A、50B 連結用偏心ブッシュ
59A、59B 連結用ピン
59M、69M テーパ面
60A、60B 固定用偏心ブッシュ
69A、69B 固定用ピン
90 連結用偏心ブッシュ
91 連結用ピン
100、100A 定盤
101、101A 縦溝
102 横溝
110 連結ブロック
111 連結溝
120 固定部材
121 取り付けボルト
123 ボルト穴
200 偏心ブッシュ

Claims (8)

  1. 第1の溝を備える定盤上において、前記第1の溝に沿って固定された第1のガイドレールに第2のガイドレールを連結して、該連結した第1のガイドレールおよび第2のガイドレールの側面を、前記定盤上を移動する機器のガイドとするガイドレール連結構造であって、
    前記第2のガイドレールは、
    内周と外周とで中心軸がずらされた第1の偏心ブッシュを備え、
    前記定盤上に、前記第1のガイドレールの端部と当接させて、前記第1の偏心ブッシュが前記第1の溝と対向するように載置され、
    前記第1の偏心ブッシュを通して差し込まれた第1の固定用ピンを前記第1の溝に嵌め込むことによって前記定盤上で位置決めされ、
    前記第1の偏心ブッシュを回転させて前記第1の溝方向と直交する向きの位置を調節して、前記第1のガイドレールの側面と段差なく連結され
    前記定盤は、前記第1の溝と直交する第2の溝を備え、
    前記第2のガイドレールは、
    内周と外周とで中心軸がずらされた第2の偏心ブッシュを備え、
    前記定盤上に、前記第2の偏心ブッシュが前記第2の溝と対向するように載置され、
    前記第2の偏心ブッシュを通して差し込まれた第2の固定用ピンを前記第2の溝に嵌め込
    むことによって前記定盤上で位置決めされ、
    前記第2の偏心ブッシュを回転させて前記第1の溝方向の位置を調節することによって、
    前記第1のガイドレールと所定の間隙で連結される、ことを特徴とするガイドレール連結構造。
  2. 前記第1のガイドレールは、内周と外周とで中心軸がずらされた第1の偏心ブッシュ、または内周と外周とで中心軸がずらされた第2の偏心ブッシュを備え、
    前記第1の偏心ブッシュまたは前記第2の偏心ブッシュを回転させることにより前記第1のガイドレールの位置調節が可能であることを特徴とする請求項1に記載のガイドレール連結構造。
  3. 第1の溝を備える定盤上において、前記第1の溝に沿って載置された第1のガイドレールと第2のガイドレールとを連結して、該連結した第1のガイドレールおよび第2のガイドレールの側面を、前記定盤上を移動する機器のガイドとするガイドレール連結構造であって、
    前記第1のガイドレールは、
    前記第1の溝に落とし込まれて前記第2のガイドレール側に伸びる連結ブロックと、
    該連結ブロックに形成された連結溝と、
    内周と外周とで中心軸がずらされた第1の偏心ブッシュとを備え、
    前記第2のガイドレールは、
    内周と外周とで中心軸がずらされた第1の偏心ブッシュと、
    内周と外周とで中心軸がずらされた第3の偏心ブッシュとを備え、
    前記第1のガイドレールおよび前記第2のガイドレールは、
    前記定盤上に、前記第1のガイドレールと前記第2のガイドレールの端部を当接させて、前記第1の偏心ブッシュが前記第1の溝と対向し、前記第3の偏心ブッシュが前記連結溝と対向するように載置され、
    前記第1の偏心ブッシュを通して差し込まれた第1の固定用ピンを前記第1の溝に嵌め込むことによって前記定盤上で位置決めされ、さらに前記第3の偏心ブッシュを通して差し込まれた第3の固定用ピンを前記連結溝に嵌め込むことによって、前記第1のガイドレールと前記第2のガイドレールとが連結され、
    前記第1の偏心ブッシュを回転させて前記第1の溝方向と直交する方向の位置を調節することによって、前記第1のガイドレールの側面と前記第2のガイドレールの側面とが段差なく連結され、
    前記第3の偏心ブッシュを回転させて前記第3の固定用ピンに対する前記第2のガイドレールの位置を調節することによって、前記第1のガイドレールと前記第2のガイドレールとを所定の間隙で連結する、ことを特徴とするガイドレール連結構造。
  4. 前記第1のガイドレールおよび前記第2のガイドレールの対向面のうち、側面につながるサイド部が、側面から見たときにガイドレール1の延在方向の垂線に対して所定角度で傾斜していることを特徴とする請求項1からのいずれか1に記載のガイドレール連結構造。
  5. 前記第1のガイドレールの端部および前記第2のガイドレールの端部にはそれぞれ端面ブロックが取り付けられ、前記端面ブロック同士を当接させて前記第1のガイドレールおよび前記第2のガイドレールを連結することを特徴とする請求項1からのいずれか1に記載のガイドレール連結構造。
  6. 前記第1の偏心ブッシュ、前記第2の偏心ブッシュおよび前記第3の偏心ブッシュの少なくともいずれかは、
    外周と内周とで軸心がずらされた円筒部と、該円筒部から外方に広がるフランジ部とより構成され、
    前記第1のガイドレールまたは前記第2のガイドレールの位置調節後、前記フランジ部より前記第1のガイドレールまたは前記第2のガイドレールのレールベースに向けて差し込まれたスプリングピンによって回転が規制されることを特徴とする請求項1からのいずれか1に記載のガイドレール連結構造。
  7. 前記第1の偏心ブッシュ、前記第2の偏心ブッシュおよび前記第3の偏心ブッシュの少なくともいずれかは、
    前記円筒部の上側端面に形成された回転用穴と、
    前記フランジ部に形成されて前記スプリングピンが差し込まれるピン穴とを備えることを特徴とする請求項6に記載のガイドレール連結構造。
  8. 前記第1の偏心ブッシュ、前記第2の偏心ブッシュおよび前記第3の偏心ブッシュの少なくともいずれかは、
    上側面に形成された回転用溝を備えることを特徴とする請求項6に記載のガイドレール連結構造。
JP2006330095A 2006-12-07 2006-12-07 ガイドレール連結構造 Active JP4718424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006330095A JP4718424B2 (ja) 2006-12-07 2006-12-07 ガイドレール連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006330095A JP4718424B2 (ja) 2006-12-07 2006-12-07 ガイドレール連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008142807A JP2008142807A (ja) 2008-06-26
JP4718424B2 true JP4718424B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=39603548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006330095A Active JP4718424B2 (ja) 2006-12-07 2006-12-07 ガイドレール連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4718424B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102152162B (zh) * 2011-01-25 2013-08-14 北京灿烂阳光科技发展有限公司 一种便携式拼接导轨及对接方法和工装夹具
CN112247755B (zh) * 2020-09-27 2021-11-09 泉州市海恩德机电科技发展有限公司 一种打磨抛光设备的摆梁结构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003127037A (ja) * 2001-10-18 2003-05-08 Nsk Ltd 直動案内装置の案内レール取付け方法及び直動案内装置ならびに直動案内装置用レール取付調整具
JP2006095665A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Sumitomo Heavy Ind Ltd ステージ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07124831A (ja) * 1993-06-11 1995-05-16 Mori Seiki Co Ltd リニアガイド装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003127037A (ja) * 2001-10-18 2003-05-08 Nsk Ltd 直動案内装置の案内レール取付け方法及び直動案内装置ならびに直動案内装置用レール取付調整具
JP2006095665A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Sumitomo Heavy Ind Ltd ステージ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008142807A (ja) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100682610B1 (ko) 커팅 툴 시스템 및 그를 정확하게 위치설정 하는 방법
US20150020395A1 (en) Inner Diameter Measuring Device
CN101915562B (zh) 一种倾角传感器校准装置
JP4718424B2 (ja) ガイドレール連結構造
EP2259014B1 (en) Alignment adjusting mechanism and measuring instrument
JP3331755B2 (ja) リニアガイドレールの高精度取付け方法
EP3448140A1 (de) Positioniereinrichtung in portalbauweise
CN108174516B (zh) 一种pcb线路板成孔用定位底板的加工方法
CN111664771A (zh) 用于管类零件内孔检测的装置及其检测方法
JP2013217889A (ja) スライド型自動車フレーム孔位置測定装置
EP1953495B1 (en) Coordinate measuring auxiliary tool and coordinate measuring probe
KR100336018B1 (ko) 접촉아일랜드와도선경로를가진인쇄회로기판의테스트디바이스내의정확한위치테스트시스템및방법
JP2013036965A (ja) 内径測定装置
CN112729047B (zh) 一种平行度调节方法
CN107627391B (zh) 一种盆式绝缘子钻孔工装
KR20140039945A (ko) 조합형 블록 게이지 측정장치
JP2008096114A (ja) 測定装置
CN203712411U (zh) 一种调刀工具
KR101284980B1 (ko) 호퍼 플레이트의 각도 측정장치
CN215491614U (zh) 一种测量器及应用测量器的测量装置
JP5089438B2 (ja) 工具ホルダの取付ナット及び工具ホルダの取付構造
JP2008155327A (ja) 角度測定治具及び角度測定方法
CN113134872B (zh) 气夹及气夹调节方法、pcb板料固定装置
JP2006312227A (ja) 平行度調整装置
CN111102896A (zh) 一种孔位检具工装

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4718424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250