JP4717266B2 - 画像処理装置、方法、プログラム、記録媒体およびポインティング装置 - Google Patents
画像処理装置、方法、プログラム、記録媒体およびポインティング装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、方法、プログラム、記録媒体およびポインティング装置に関し、特に、画面に表示された対象の選択を行う画像処理装置、方法、プログラム、記録媒体および当該画像処理装置用のポインティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ユーザがコンピュータに接続されたディスプレイ等の画面上に表示された対象を指示する場合、コンピュータで実行されるアプリケーションに応じて種々のポインティング装置を用いて行っている。例えば、コンピュータ・ゲーム(以下、単に「ゲーム」という)の場合、ゲーム装置に接続されたコントローラ等の方向キーを使用して画面に表示された所望の対象を指示することができる。ゲームの種類がシューティング・ゲーム等である場合には、拳銃型のポインティング装置(以下、「ガン・コントローラ」という)を使用して画面に表示された所望の対象を狙い撃つような方法で指示している。
【0003】
通常、上述のガン・コントローラは銃口と引き金とを有しており、銃口を画面に向けて引き金を引くことにより、銃口が向けられた画面上の座標に対する入力処理を行う。入力された画面上の座標の位置に所望の対象が表示されている場合、ゲーム装置のプログラムはゲームのプレーヤが当該対象を指示したものと判断し、当該対象の選択が行われたものとして以降の処理を行っている。このため、プレーヤが画面上に表示された所望の対象を狙って引き金を引いたとしても、入力された画面上の座標の位置に所望の対象が表示されていない場合は、所望の対象の選択が行われなかったものとされている。つまり、プレーヤにとっては狙いが外れた結果となってしまうことになる。
【0004】
一方、上述の方向キーは上下左右の方向に対応した各キーを有しており、各キーを操作することにより画面上に表示されたポインタまたはカーソル等を対応させて上下左右に移動させている。プレーヤは所定のボタン等を押下することにより、ポインタ等が位置する画面上の座標を入力している。ゲーム装置のプログラムは、入力された画面上の座標の位置に所望の対象が表示されている場合に、ゲームのプレーヤが当該対象を指示したものと判断し、当該対象の選択が行われたものとして以降の処理を行っている。このため、上述のガン・コントローラにより対象を指示し選択する場合と比べて、対象を指示するまでに要する時間は増加するもののプレーヤの狙いが外れることはほとんどない。
【0005】
上述の方向キーが装備されたガン・コントローラで画面上の対象を指示する場合、従来1つのプログラムでは、ガン・コントローラの銃口と引き金とを用いて狙い撃つことにより画面上の対象を指示するガン・コントローラによる方法、または方向キーを用いてポインタを移動させることにより画面上の対象を指示する方向キーによる方法のいずれか1つの方法しか設定されていなかった。つまりプレーヤが対象を選択する方法を選ぶ余地はなかった。
【0006】
しかし、ガン・コントローラによる方法が設定された場合、狙い撃つ技量に乏しいプレーヤにとっては狙いが外れることが多いため、画面上の対象を思うように指示し選択することが困難となることが多い。このため、このようなプレーヤは極めて不満足感を味わうことになるという問題があった。一方、方向キーによる方法が設定された場合、対象を指示するまでに要する時間が増加するため、ガン・コントローラを用いて狙い撃つ技量が高いプレーヤにとってはレスポンスの遅さを味わうこととなり、極めて不満足感を味わうことになるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の問題を解決するために、1つのプログラムで両方の方法を有効なものとして採用することが考えられる。しかし、単純に両方の方法を有効なものとすると、ガン・コントローラで画面上の対象を狙っている時に方向キーを操作した場合、ガン・コントローラ側で狙っている画面上の座標と方向キー側のポインタで示そうとしている座標との何れを採用するのかという衝突または矛盾が起きてしまうという問題があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、方向キーが装備されたガン・コントローラで画面上の対象を指示する場合、1つのプログラムでガン・コントローラによる方法と方向キーによる方法とを衝突または矛盾なく採用することができる画像処理装置、方法、プログラム、記録媒体および当該画像処理装置用のポインティング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像処理装置は、第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置が接続された、画面に表示された対象から、決定された対象の選択を行う画像処理装置であって、非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断手段と、第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定する特定手段と、第3入力部から入力された指示により選択する対象の決定を行う決定手段と、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、前記特定手段により特定され前記決定手段により決定された対象を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
ここで、この発明の画像処理装置において、前記特定手段により特定された対象を他の対象と識別可能に表示する識別表示手段をさらに備えることができる。
【0011】
ここで、この発明の画像処理装置において、前記特定手段が第2入力部から入力する指示は画面内の方向とすることができる。
【0012】
ここで、この発明の画像処理装置において、前記選択手段は、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示され前記決定手段により決定された対象を選択することができる。
【0013】
ここで、この発明の画像処理装置において、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に所定の表示を行う位置表示手段をさらに備えることができる。
【0014】
ここで、この発明の画像処理装置において、前記判断手段は、第1入力部の所定の部分が画面側から受光した光により該所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断することができる。
【0015】
ここで、この発明の画像処理装置において、前記第1入力部、前記第2入力部および前記第3入力部は一体のコントローラに含まれることができる。
【0016】
ここで、この発明の画像処理装置において、選択を行う対象は、コンピュータ・ゲームにおいて画面に表示された所定のモードとすることができる。
【0017】
この発明の画像処理方法は、第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置を用いて、画面に表示された対象から、決定された対象の選択を行う画像処理方法であって、非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定し、該特定された対象であって、かつ第3入力部から入力された指示により決定された対象を選択する選択ステップとを備えたことを特徴とする。
【0018】
ここで、この発明の画像処理方法において、前記選択ステップで特定された対象を他の対象と識別可能に表示することができる。
【0019】
ここで、この発明の画像処理方法において、前記選択ステップは、前記判断ステップにより第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示された対象であって、かつ第3入力部から入力された指示により決定された対象を選択するステップとを備えることができる。
【0020】
ここで、この発明の画像処理方法において、前記位置決めステップに先立ち、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に所定の表示を行う位置表示ステップをさらに備えることができる。
【0021】
この発明のプログラムは、第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置を用いて、コンピュータを、コンピュータを、非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断手段、第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定する特定手段、第3入力部から入力された指示により選択する対象の決定を行う決定手段、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、前記特定手段により特定され前記決定手段により決定された対象を選択する選択手段として機能させるためのプログラムである。
【0022】
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記特定手段により特定された対象を他の対象と識別可能に表示する識別表示手段をさらに備えることができる。
【0023】
ここで、この発明のプログラムにおいて、前記選択手段は、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示され前記決定手段により決定された対象を選択することができる。
【0024】
ここで、この発明のプログラムにおいて、第2入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に所定の表示を行う位置表示手段をさらに備えることができる。
【0025】
この発明の記録媒体は、請求項13ないし16のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
【0026】
この発明のポインティング装置は、画面に表示された対象から、決定された対象の選択を行う画像処理装置用のポインティング装置であって、該ポインティング装置は第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置であり、前記画像処理装置は、非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断手段と、第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定する特定手段と、第3入力部から入力された指示により選択する対象の決定を行う決定手段と、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、前記特定手段により特定され前記決定手段により決定された対象を選択する選択手段とを有しており、前記ポインティング装置は、前記第1入力部、前記第2入力部および前記第3入力部を一体として含むことを特徴とする。
【0027】
ここで、この発明のポインティング装置において、前記選択手段は、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示され前記決定手段により決定された対象を選択することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、まず本発明の画像処理装置について各実施の形態に共通する部分を説明し、次に本発明の各実施の形態を詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置の内部回路ブロックを示す。図1において、符号10は本発明の画像処理装置の内部回路ブロック、1は本発明の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム(以下、「本発明のプログラム」という)等を処理する処理装置CPU、2は内部回路ブロック10の初期化等その他の処理に必要なデータが記録された読み出し専用記憶装置ROM、3はCPU1が処理する本発明のプログラムまたはデータが記録された読み書き可能な記憶装置RAM、4は画像メモリとして用いられ後述の画像表示部6の少なくとも一画面分のデータ容量に相当する容量を有する記憶装置VRAM、5はVRAM4のデータを画像データへ変換して画像表示部6へ送出する画像制御部、6はVRAM4から変換されて送出された画像データに基づいて画像を生成するディスプレイ等の画像表示部、7は本発明のプログラムの実行により発生される音声を合成する音声合成部、8は音声合成部7に接続され音声を出力する音声出力部、11は本発明のプログラムまたはデータ等を記録したコンピュータ読み取り可能なDVD(Digital Video Disk)等の脱着可能な記録媒体、12はメモリ・カード等の脱着可能な記録媒体、9は記録媒体11または12等の装着部(不図示)を含み入出力の制御を行う入出力制御部、14aは本発明のガン・コントローラ等のポインティング装置に装備されたセンサ等の第1入力部、14bは本発明のガン・コントローラ等のポインティング装置に装備された方向キー等の第2入力部、14cは本発明のガン・コントローラ等のポインティング装置に装備された引き金等の第3入力部、13は第1入力部14a、第2入力部14bおよび第3入力部14cと接続され入力制御等を行う入力制御部、15はネットワーク500を介して外部のコンピュータ等と行なう通信を制御する通信制御部、18は上述のCPU1、ROM2、RAM3、VRAM4、音声合成部7、入出力制御部9、入力制御部13および通信制御部15を接続するバスである。
【0030】
本発明のプログラムおよびデータは入出力制御部9に装着されたDVD等の記録媒体11またはメモリ・カード等の記録媒体12に記録させておくことができる。DVD等の記録媒体11またはメモリ・カード等の記録媒体12に記録された本発明のプログラムおよびデータは、入出力制御部9を介してバス18を通りRAM3へロードされる。CPU1はRAM3内にロードされた上記プログラムを実行することにより、ガン・コントローラの第1入力部14a、第2入力部14bまたは第3入力14cから入力制御部13を介して入力が行なわれ、画像表示部6に実行中の画像が生成され、音声出力部8に実行中の音声を出力させることができる。
【0031】
図2は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置を示す。図2において、符号20は画像表示部6の一実施の形態であるディスプレイ、21は音声出力部8の一実施の形態であるスピーカ、35は本発明のプログラムの実行によりディスプレイ20上に生成された画面の一例、22は画像処理装置25とディスプレイ20との間を接続するケーブル、25は内部回路10を含む画像処理装置、23はDVD等の記録媒体11をセットするディスク・トレイ(不図示)の搬出入口、26は搬出入口23からディスク・トレイを搬出入させるためのオープン・ボタンであって、このオープン・ボタン26を押下してディスク・トレイを外部へ出してDVD等の記録媒体11をセットし、再びオープン・ボタン26を押下してディスク・トレイを内部へ挿入させることができる。符号29はメモリ・カード等の記録媒体12を差し込むためのスロット、24は画像処理装置25の電源ボタン、30は画像処理装置25と後述のガン・コントローラ50との間を接続するケーブル、27、28等はガン・コントローラ50と画像処理装置25とを接続する接続端子、50は第1入力部14a、第2入力部14bおよび第3入力部14cを装備した本発明のポインティング装置の一実施の形態であるガン・コントローラである。図2では接続端子27、28等は4個示されており、ケーブル30はその内の接続端子27に接続されている。しかし、接続端子27等の数は4個に限定されるものではない。続けて、符号40はディスプレイ20上に表示されたカーソル等の動きを操作する第3入力部14cの一例である方向キーであり、41は上方向へ移動させる上ボタン、42は右方向へ移動させる右ボタン、43は下方向へ移動させる下ボタン、44は左方向へ移動させる左ボタンであり、51はガン・コントローラ50の銃口、52は第2入力部14bの一例であって、ガン・コントローラ50の引き金である。上方向ボタン41と左方向ボタン44とを同時に押下することにより、カーソルを左斜め上方向へ移動させることができる。他の方向ボタン41、42、43および44の組合せについても同様である。
【0032】
以下、本発明の各実施の形態について詳細に説明する。
【0033】
実施の形態1.
図3は、本発明の本発明の実施の形態1に係るポインティング装置および該ポインティング装置を用いた画像処理方法を示す。図3において、符号100は画像処理装置25のディスプレイ20上に表示された画面の一例、110、120、130、140および150は画面100に表示されたアイコン等の対象、50はポインティング装置の一例であるガン・コントローラ、51はガン・コントローラ50の銃口、52はガン・コントローラ50の第3入力部14cの一例である引き金、53はガン・コントローラ50の銃身、54aはガン・コントローラ50の右側部を示す。ただし右側部であるか左側部であるかは、ガン・コントローラ50を後方から見るかまたは前方から見るかにより異なることは当然である。図3で符号40は図2と同様にガン・コントローラ50の第2入力部14bの一例である方向キーであり、同じく符号41は上ボタン、42は右ボタン、43は下ボタン、43は左ボタンである。図2にも示されたように、ケーブル30はガン・コントローラ50と画像処理装置25とを接続しているが、図3では一部のみ示され他の部分は省略されている。
【0034】
図3では図面の都合上図示されてはいないが、ガン・コントローラ50の銃口51の先端部には第1入力部14aの一例である光センサ等が設けられており、その所定の部分、例えば受光部が銃口51の向いている方向から光を受光できるように装備されている。この受光部は必ずしも銃口51の先端部に装備されている必要はなく、例えば銃身53または右側部54a等に銃口51の向いている方向から光を受光できるように装備されていてもよい。
【0035】
画像処理装置25の判断手段は、第1入力部14aの所定の部分、例えば上述の受光部が画面100内の方向へ向けられているかどうかを判断する。この判断は受光部が画面100側からの光を受光したかどうかにより判断することができる。図3に示される例では銃口51は画面100の方向へは向けられていない。このため判断手段は受光部が画面内の方向へ向けられていないと判断することができる。この時、第2入力部14b、例えば方向キー40から何らかの入力が行われると、特定手段は、方向キー40から入力された指示により画面100に表示された対象110等を特定することができる。例えば画面100の例で、従前に対象120が特定されており、この状態で左ボタン44が押下されて左方向という指示が入力されたと想定すると、特定手段は対象120の左に表示された対象110を特定することができる。他のボタンが押下された場合も同様であり、上ボタン41が押下された場合は上方向、右ボタン42が押下された場合は右方向、下ボタン43が押下された場合は下方向という指示が入力され、従前の対象から指示された方向に表示されている対象を特定することができる。ここで、第3入力部14c、例えば引き金52が引かれることにより指示が入力されると、決定手段は選択する対象の決定を行うことができる。次に選択手段は、特定手段により特定され決定手段により決定された対象、例えば対象110を選択することができる。
【0036】
上述のように、銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100外を向いている時に方向キー40が押下された場合、画像処理装置25は方向キーによる指示の意思がプレーヤにあるものと判断して方向キー40で画面100上の対象110等を指示するモード(方向キー・モード)へ移行することができる。銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100外を向いているだけでは、誤動作防止を考慮して方向キー・モードへは移行しない。一旦方向キー・モードへ移行すると、銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100内へ向けられない限り、方向キー・モードは維持される。
【0037】
上述の例では、従前に対象120が特定され、次に対象110が特定された。この場合、図3にも示されているように、識別表示手段は特定手段により特定された対象110を他の対象120、130、140および150と識別可能に表示することができる。例えば図3の例に示されるように、他の対象120等を暗く表示し、特定された対象110を明るく表示することができる。明るさではなく、色彩を変えて表示することもできる。
【0038】
上述の例では、特定手段が第2入力部14b、例えば方向キー40から入力する指示は画面内の上下左右の方向であった。しかし例えば3次元画像の場合、第2入力部14bから入力される指示は奥行き方向であってもよい。
【0039】
図4は、本発明の実施の形態1に係る銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100内へ向けられた場合を示す。図4において、図3と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。図4で、符号54bはガン・コントローラ50の左側部である。
【0040】
図4に示されるように、第1入力部の前記所定の部分、例えば受光部が画面100内へ向けられた場合、判断手段は受光部が画面100内の方向へ向けられていると判断する。この判断も上述と同様に受光部が画面100側からの光を受光したかどうかにより判断することができる。図4に示されるように受光部が向けられた画面100上の座標位置をP(x,y)とする。ここで、第3入力部14c、例えば引き金52が引かれることにより指示が入力されると、決定手段は選択する対象を対象120とする決定を行う。次に選択手段は、座標位置P(x,y)に表示された対象であって、かつ決定手段により決定された対象、すなわち対象120を選択する。
【0041】
上述のように、銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100内を向いている場合、画像処理装置25はガン・コントローラ50に装備された受光部による指示の意思がプレーヤにあるものと判断して、受光部で画面100上の対象120等を指示するモード(ガン・コントローラ・モード)へ移行することができる。一旦ガン・コントローラ・モードへ移行すると、上述の方向キー・モードへの移行は行わない。
【0042】
ガン・コントローラ・モードの場合、受光部が向けられた座標位置P(x,y)に必ずしも対象が表示されているとは限らない。すなわちプレーヤがガン・コントローラ50の受光部を介して所望の対象120等に狙いを付け、引き金52を引いた場合であっても、その狙いが外れる場合もあり得る。そこでプレーヤが狙いを外さないで済むように、位置表示手段は受光部が向けられた画面内の座標位置P(x,y)に所定の表示、例えば小さな丸印のような照準カーソルの表示を行うことができる。プレーヤは表示された照準カーソルを所望の対象120等に合わせた後、引き金52を引くことにより狙った対象120等を外さないようにすることができる。対象が選択された場合、すなわち狙いが当たった場合、その対象を他の対象と識別可能に表示して、対象が選択されたことを表示することもできる。
【0043】
図5および図6は、本発明の実施の形態1に係る画像処理方法のフローチャートを示す。図5および図6で1つのフローチャートを構成しているが、図面の都合上、2つの図に分けてある。図5に示されるように、まずガン・コントローラ50の銃口51の向き、詳しくは受光部の向きが画面100等の内であるか外であるかを判断する(判断ステップ、ステップS10)。画面内を向いていると判断された場合は後述の図6のページ外接合子Aへ進む。画面外を向いていると判断された場合、方向キー40の入力があるかどうかを判断し(ステップS12)、入力がない場合はステップS10へ戻って繰り返す。入力がある場合は、上述の方向キー・モードへの移行を設定する(ステップS14)。次に、方向キー40で指示され、特定された対象を識別表示する(ステップS16)。必要に応じて上述の照準カーソルを特定された対象の座標に表示してもよい(ステップS18)。続いてガン・コントローラ50の引き金52が引かれたかどうかを判断する(ステップS20)。引き金52が引かれていないと判断された場合、銃口51の向き、詳しくは受光部の向きが画面100等の内であるか外であるかを判断し(ステップS22)、画面内を向いていると判断された場合は後述の図6のページ外接合子Aへ進む。画面外を向いていると判断された場合、ステップS16へ戻って処理を繰り返す。ステップS20で引き金が引かれたと判断された場合、特定された対象を選択する(選択ステップ、ステップS24)。必要に応じて設定された方向キー・モードの保存を行って(ステップS26)、処理を終了する。このようにモードを保存しておくことにより、一度方向キー・モードへ移行すると、銃口51の受光部が画面外を向いている限り、例え別の画面に切り替わった場合であっても方向キー・モードの設定を維持することができる。例えば、トップメニューの画面で方向キー・モードへの移行が設定されると、銃口51の受光部が画面外を向いている限り、方向キー・モードを維持することができる。ただし、別の画面に切り替わった場合、銃口51の受光部が画面内を向いている場合は、ステップS10からの処理を繰り返すことになる。
【0044】
図6は図5のフローチャートでページ外接合子Aに進んだ場合、すなわち銃口51の受光部が画面内を向いた場合の処理を示す。図6に示されるように、まず上述のガン・コントローラ・モードへの移行を設定する(ステップS30)。必要に応じて上述の照準カーソルを受光部が向けられた画面内の座標位置P(x,y)に所定の表示、例えば小さな丸印のような照準カーソルの表示を行ってもよい(ステップS32)。当該座標位置P(x,y)に対象が表示されている場合、必要に応じてこの対象を識別表示することもできる(ステップS34)。続いてガン・コントローラ50の引き金52が引かれたかどうかを判断する(ステップS36)。引き金52が引かれていないと判断された場合、ガン・コントローラ50の銃口51の向き、詳しくは受光部の向きが画面100等の内であるか外であるかを判断する(ステップS37)。画面外を向いていると判断された場合は上述の図5のページ外接合子Cへ進み、方向キー40の入力があるか否かの判断(ステップS12)へと進む。ステップS37で画面内を向いていると判断された場合、ステップS32へ戻って処理を繰り返す。引き金52が引かれていると判断された場合、座標位置P(x,y)に対象が表示されているかどうか、すなわちプレーヤの狙いが命中したかどうかを判断する(ステップS38)。命中しなかった場合、ステップS32へ戻って処理を繰り返す。プレーヤの狙いが対象に命中した場合、必要に応じて当該対象の命中表示を行う(ステップS40)。例えば、対象を反転表示したり、対象の色彩を他の対象と変えたり、対象を破壊したりして命中表示を行うことができる。この後、図5のフローチャートのページ外接合子Bへ進み、対象の選択(選択ステップ、ステップS24)と、必要に応じて設定されたガン・コントローラ・モードの保存を行って(ステップS26)、処理を終了する。以上のように、同一の画面であるときは一旦方向キー・モードへの移行が設定された後であっても、引き金52が引かれる前に受光部が画面内を向いた場合は、ガン・コントローラ・モードへ移行することができる。同一画面で一旦ガン・コントローラ・モードへ移行すると、方向キー・モードへの移行は行わない。さらにモードを保存しておくことにより、一度ガン・コントローラ・モードへ移行すると銃口51の受光部が画面内を向いている限り、例え別の画面に切り替わった場合であってもガン・コントローラ・モードの設定を維持することができる。例えば、トップメニューの画面でガン・コントローラ・モードへの移行が設定されると、銃口51の受光部が画面内を向いている限り、ガン・コントローラ・モードを維持することができる。ただし、別の画面に切り替わった場合、銃口51の受光部が画面外を向いている場合は、ステップS10からの処理を繰り返すことになる。
【0045】
以上より、実施の形態1によれば、銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100外を向いている時に方向キー40が押下された場合、画像処理装置25は方向キーによる指示の意思がプレーヤにあるものと判断して方向キー40で画面100上の対象110等を指示する方向キー・モードへ移行することができる。銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100外を向いているだけでは、誤動作防止のため方向キー・モードへは移行しない。同一画面で一旦方向キー・モードへ移行すると、銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100内へ向けられない限り、方向キー・モードは維持される。一方、銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100内を向いている場合、画像処理装置25はガン・コントローラ50に装備された受光部による指示の意思がプレーヤにあるものと判断して、受光部で画面100上の対象120等を指示するモード(ガン・コントローラ・モード)へ移行することができる。同一画面で一旦ガン・コントローラ・モードへ移行すると、方向キー・モードへの移行は行わない。以上のように、方向キー40が装備されたガン・コントローラ50で画面100等上の対象110等を指示する場合、方向キー・モードとガン・コントローラ・モードとを受光部の画面に対する向きに応じて使い分けることができるため、1つのプログラムで方向キーによる方法とガン・コントローラの受光部による方法とを衝突または矛盾なく採用することができる。
【0046】
上述の説明において、第1入力部14a、第2入力部14bおよび第3入力部14cは一体のガン・コントローラ50というポインティング装置に装備されていた。しかし、第1入力部14a、第2入力部14bおよび第3入力部14cは必ずしも一体のポインティング装置に装備されていなくてもよい。例えば、第2入力部14bの例である方向キー40は別個のコントローラ等に装備されていてもよい。この場合、本発明のポインティング装置は、ガン・コントローラ50と当該別個のコントローラとにより構成することができる。
【0047】
上述の説明における対象として、コンピュータ・ゲームにおいて画面に表示される所定のモードを考えることができる。所定のモードとしては、例えばゲーム開始前に設定する各種のモードであってもよい。この場合、ゲームの開始前にガン・コントローラ50で所望のモードが設定された対象を選択することにより、所望のモードを選択することができる。ゲーム開始前だけではなくゲームプレイ中における各種の分岐の選択に用いることもできる。例えばプレーヤが進もうとする方向が設定された対象を選択することにより、所望の方向を選択することができる。ゲーム終了時に表示されるゲームの継続か否かを決めるコンティニュー表示において、継続か否かが設定された対象を選択することにより、継続か否かを選択することができる。
【0048】
上述の方法以外にも、所定のボタン(不図示)を押下することにより、ガン・コントローラ50を用いて対象を狙って指示し選択する方法と方向キー40を用いて対象を特定し選択する方法とを切り替えて使用することもできる。あるいは、銃口51の受光部が画面内を向いている場合はガン・コントローラ50を用いて対象を狙って指示し選択する方法を使用し、銃口51の受光部が画面外を向いている場合は方向キー40を用いて対象を特定し選択する方法を使用するという方法を用いることもできる。これは上述の銃口51の受光部が画面外を向き、かつ方向キー40が押下された場合に方向キー40を用いて対象を特定し選択する方法と異なり、単純な切替方法と考えることができる。さらに、画面内に「対象を狙って指示し選択する」スイッチと「方向キーで指示し選択する」スイッチとを併せて表示し、いずれかのスイッチを選択することにより用いる方法を切り替えることもできる。
【0049】
実施の形態2.
上述した各実施の形態の機能を実現するコンピュータ・プログラムを記録した記録媒体を本発明の画像処理装置25に供給し、画像処理装置25のコンピュータCPU1が入出力制御部9にセットされたDVD等の記録媒体11等に格納されたコンピュータ・プログラムを読み取り実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、上述の記録媒体11等から読み取られたコンピュータ・プログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのコンピュータ・プログラムを記録した記録媒体11等は本発明を構成することになる。コンピュータ・プログラムを記録した記録媒体としては、例えば、DVD、光ディスク、CD−ROM、FD、ハードディスク、ROM、メモリカード等を用いることができる。
【0050】
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係るネットワーク500に接続された本発明の画像処理装置等を示す。図7において、符号300、310、330および340は本発明の画像処理装置、320はサーバ・コンピュータ、400、410、430、440および420は画像処理装置300、310、330、340およびサーバ・コンピュータ320とネットワーク500とを接続するノードである。
【0051】
上述の説明では、本発明のプログラムはDVD等の記録媒体11に記録されているものとしたが、本発明のプログラムはネットワーク500に接続されたサーバ・コンピュータ320等からネットワーク500を介して送信されたものであってもよい。この場合、本発明の画像処理装置300等は通信制御部15を通して接続されたネットワーク500を介して、サーバ・コンピュータ320等から本発明のプログラムをダウンロードすることができ、当該プログラムを実行することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像処理装置、方法、プログラム、記録媒体および当該画像処理装置用のポインティング装置によれば、方向キー40が装備されたガン・コントローラ50で画面100等上の対象110等を指示する場合、方向キー・モードとガン・コントローラ・モードとを受光部の画面に対する向きに応じて使い分けることができるため、1つのプログラムでガン・コントローラ50による方法と方向キー40による方法とを衝突または矛盾なく採用することができる画像処理装置、方法、プログラム、記録媒体および当該画像処理装置用のポインティング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る画像処理装置の内部回路ブロックを示す図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係る画像処理装置を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るポインティング装置および該ポインティング装置を用いた画像処理方法の一実施の形態を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る銃口51の先端部等に装備された受光部が画面100内へ向けられた場合を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る画像処理方法を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る画像処理方法を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るネットワーク500に接続された本発明の画像処理装置等を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU、 2 ROM、 3 RAM、 4 VRAM、 5 画像制御部、 6 画像表示部、 7音声合成部、 8 音声出力部、 9 入出力制御部、10 内部回路ブロック、 11,12 記録媒体、 13 入力制御部、14a 第1入力部、14b 第2入力部、14c 第3入力部、 15 通信制御部、20 ディスプレイ、 21 スピーカ、22,30 ケーブル、 23 ディスク・トレイの搬出入口、 24 電源ボタン、 25,300,310,330,340 画像処理装置、 26 オープン・ボタン、 27,28 接続端子、 29 スロット、35 画面、 40 方向キー、 41 上ボタン、 42 右ボタン、 43 下ボタン、 44 左ボタン、 50 ガン・コントローラ、 51 銃口、 52 引き金、 53 銃身、 54a 右側部、 54b 左側部、 100 画面、 110,120,130,140 対象、 320 サーバ・コンピュータ、 400,410,420,430,440 ノード、 500 ネットワーク。
Claims (19)
- 第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置が接続された、画面に表示された対象から、決定された対象の選択を行う画像処理装置であって、
非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断手段と、
第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定する特定手段と、
第3入力部から入力された指示により選択する対象の決定を行う決定手段と、
前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、前記特定手段により特定され前記決定手段により決定された対象を選択する選択手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置において、前記特定手段により特定された対象を他の対象と識別可能に表示する識別表示手段をさらに備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1または2記載の画像処理装置において、前記特定手段が第2入力部から入力する指示は画面内の方向であることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1ないし3記載の画像処理装置において、
前記選択手段は、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示され前記決定手段により決定された対象を選択することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4記載の画像処理装置において、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に所定の表示を行う位置表示手段をさらに備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装置において、前記判断手段は、第1入力部の所定の部分が画面側から受光した光により該所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断することを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1入力部、前記第2入力部および前記第3入力部は一体のコントローラに含まれたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像処理装置において、選択を行う対象は、コンピュータ・ゲームにおいて画面に表示された所定のモードであることを特徴とする画像処理装置。
- 第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置を用いて、画面に表示された対象から、決定された対象の選択を行う画像処理方法であって、
非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにより第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定し、該特定された対象であって、かつ第3入力部から入力された指示により決定された対象を選択する選択ステップと
を備えたことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項9記載の画像処理方法において、前記選択ステップで特定された対象を他の対象と識別可能に表示することを特徴とする画像処理方法。
- 請求項9または10記載の画像処理方法において、
前記選択ステップは、前記判断ステップにより第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、
第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示された対象であって、かつ第3入力部から入力された指示により決定された対象を選択するステップと
を備えたことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項11記載の画像処理方法において、前記位置決めステップに先立ち、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に所定の表示を行う位置表示ステップをさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
- 第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置を用いて、コンピュータを、
非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断手段、
第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定する特定手段、
第3入力部から入力された指示により選択する対象の決定を行う決定手段、
前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、前記特定手段により特定され前記決定手段により決定された対象を選択する選択手段
として機能させるためのプログラム。 - 請求項13記載のプログラムにおいて、前記特定手段により特定された対象を他の対象と識別可能に表示する識別表示手段をさらに備えたことを特徴とするプログラム。
- 請求項13または14記載のプログラムにおいて、
前記選択手段は、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示され前記決定手段により決定された対象を選択することを特徴とするプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、第2入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に所定の表示を行う位置表示手段をさらに備えたことを特徴とするプログラム。
- 請求項13ないし16のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
- 画面に表示された対象から、決定された対象の選択を行う画像処理装置用のポインティング装置であって、該ポインティング装置は第1入力部、第2入力部及び第3入力部を有するゲーム用ポインティング装置であり、
前記画像処理装置は、非接触型の第1入力部の所定の部分が画面内へ向けられているかどうかを判断する判断手段と、第2入力部から入力された指示により画面に表示された対象から対象を特定する特定手段と、第3入力部から入力された指示により選択する対象の決定を行う決定手段と、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていないと判断された場合、前記特定手段により特定され前記決定手段により決定された対象を選択する選択手段とを有しており、前記ポインティング装置は、前記第1入力部、前記第2入力部および前記第3入力部を一体として含むことを特徴とするポインティング装置。 - 請求項18記載のポインティング装置において、
前記選択手段は、前記判断手段により第1入力部の前記所定の部分が画面内へ向けられていると判断された場合、第1入力部の前記所定の部分が向けられた画面内の位置に表示され前記決定手段により決定された対象を選択することを特徴とするポインティング装置。
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