JP4717056B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4717056B2
JP4717056B2 JP2007335890A JP2007335890A JP4717056B2 JP 4717056 B2 JP4717056 B2 JP 4717056B2 JP 2007335890 A JP2007335890 A JP 2007335890A JP 2007335890 A JP2007335890 A JP 2007335890A JP 4717056 B2 JP4717056 B2 JP 4717056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
power
lighting
current
lighting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007335890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009158323A (ja
Inventor
直人 佐藤
靖彦 河野
保紀 大塚
孝浩 佐藤
栄二 武藤
勝 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007335890A priority Critical patent/JP4717056B2/ja
Publication of JP2009158323A publication Critical patent/JP2009158323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4717056B2 publication Critical patent/JP4717056B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、水銀を使用しない放電灯を点灯させるのに好適な放電灯点灯装置に関し、特に放電灯のちらつきを減少させる技術に関する。
近年の車両においては、明るい視界が得られる高輝度光源としての放電灯を組み込んだヘッドランプが普及してきている。このような放電灯が組み込まれたヘッドランプを点灯させるための放電灯点灯装置は、小型化、高効率化および低廉化が常に要求されるとともに、近年の環境保護意識の高まりから、環境負荷物質である水銀を放電灯構成物質から排除することが望まれている。
ヨウ化ナトリウムまたはヨウ化スカンジウムといったヨウ化金属(メタルハライド)に加えて水銀が内部に封入された従来の放電灯(以下、「従来バルブ」という)は、定常点灯時の放電灯の電圧(定格電圧)が85V、電流(定格電流)が0.41Aである。したがって、放電灯の電極として、比較的細い電極を使用できるので、電極の先端温度を適切な温度に保ちやすく、アーク放電を維持しやすい。
これに対し、定格電圧が42V、定格電流が0.83Aである水銀を使用しない放電灯(以下、「Hgフリーバルブ」という)では、通電電流が増加しても損失が増加しないように抵抗を小さくする必要から直径の太い電極が使用されている。そのため、電極先端の電子が放射または着地するアーク放電との接点部の温度がガラス球に伝わりやすく(冷えやすく)、接点部の温度を安定に保つこと、すなわちアーク放電を安定に維持することは、従来バルブに対し不得手である。
したがって、矩形波交流によって点灯されるHgフリーバルブは、従来バルブに較べて、構造的に、電流極性切り換え時に電流が途絶えやすく、この現象に起因するちらつきが発生しやすい。この電流極性切り換え時に電流が途絶えることに起因するちらつきは、頻度が少ないながら従来バルブにおいても発生し得る現象である。このようなちらつきを減少させる技術が以下に示す文献に開示されている。
例えば、特許文献1は、矩形波交流によって放電灯を点灯する放電灯点灯装置であって、特に寿命の末期に近づいた放電灯を点灯するときに発生しやすい矩形波の極性切り換えの電流ゼロクロス時に発生する電流が途絶える現象に起因する立消えを防止するために、極性切り換えの電流ゼロクロス点を通過後20〜50μs後に60%または50〜100μs後に80%の電力を投入する放電灯点灯装置を開示している。
この放電灯点灯装置によれば、電流極性切り換え直後に電流が途絶える期間を短くすることができ、そのタイミングを起点にして発生するちらつきを防止し、放電灯の交換を要するまでの時間を延伸することができる。また、真新しい放電灯では発生頻度が低く、寿命の末期に近づくにしたがって発生頻度の高まる、電流が途絶える現象を検出してから、上記電力を供給するように構成すれば、真新しい放電灯に過剰な電力を供給することなく、寿命末期に近い放電灯には高めの電力が供給されてちらつきの防止効果が発揮されるため、新品の放電灯を過剰電力によって劣化させることなく寿命の延命化を図ることができる。
また、特許文献2および特許文献3は、プロジェクタに使用される放電灯のちらつき(フリッカ)を回避する放電灯点灯装置を開示している。車載ヘッドランプ用のHgフリーバルブの点灯においては、明るさが変化する上述した特許文献1に開示された放電灯点灯装置が回避しようとするちらつきは明確に視認され、光源としての質を低下させるため、その発生を抑制することが必要となる。しかしながら、この特許文献2および特許文献3に開示された放電灯点灯装置が回避しようとするちらつきは、発光する輝点が電極の先端上を移動するだけで大きな明るさの変化を伴わないため、ヘッドランプの照らし出す視界においては認識されないため問題にならない。特許文献2および特許文献3に開示された放電灯点灯装置のちらつきを回避する手段は、この発明に係る放電灯点灯装置とは全く異なることを前置きして、参考例として以下に説明する。
特許文献1に開示された放電灯点灯装置が回避しようとするちらつきは放電灯の矩形波交流点灯において電流極性切り換え直後の電流途絶えによる短時間の消灯に起因するちらつきであるのに対し、特許文献2および特許文献3に開示された放電灯点灯装置が回避しようとするちらつきは、電極のアーク放電の起点(詳細には電子が放射または着地する電極の位置)が移動することによる発光(輝)点の移動によるものであって、両者の回避しようとするちらつきは発生メカニズムが全く異なるものである。
特許文献2に開示された放電灯点灯装置は、矩形波交流によって放電灯を点灯する放電灯点灯装置において、矩形波の極性切り換え時の電流ゼロクロス点で発生しやすいアークの移動によるちらつきを防止するために、ちらつきの検出手段を設け、この検出手段がちらつきの発生を検出したときに高めの電力を放電灯に出力して、放電灯をちらつきが発生しない温度に保つように構成されている。
なお、放電灯内のアーク放電は電極表面の小さな突起を起点にしており、この突起は適切な温度で点灯されている放電灯内部に生じるハロゲンサイクルによって生成されるものである。換言すれば、放電灯を適切な温度に保って点灯すれば、電極の先端表面にアーク放電の起点となる突起が生成される。したがって、特許文献2に開示された放電灯点灯装置は、アーク放電の起点を生成して固定し、ちらつきが発生しないように、敢えて定格電力を超える電力で点灯する。
特許文献3に開示された放電灯点灯装置は、上述した特許文献2に開示された放電灯点灯装置と同様に、アークの移動によるフリッカ(ちらつき)を防止するために、同定格であっても電圧が高めの放電灯を点灯するとき、または、周囲温度が低いときに電力が高めになる変形矩形波によって放電灯を点灯して、放電灯をちらつきが発生しない温度に保つように構成されている。
この特許文献3に開示された放電灯点灯装置は、上述した特許文献2に開示された放電灯点灯装置と同じ考え方で、ちらつきの発生を抑制するものであるが、特許文献2に開示された放電灯点灯装置が電力を単純に増加した矩形波によって点灯するのに対し、高めの波高値または周期を変化させた変形矩形波によって、放電灯の周囲温度が低いとき、または、電圧が高めの放電灯に定格電力を超える電力を供給して対応している。
また、特許文献4に開示された放電灯点灯装置は、車載用Hgフリーバルブにおいて発生する、特許文献2および特許文献3に開示された放電灯点灯装置と同様のアークの移動によるフリッカ(ちらつき)を防止するために、矩形波により点灯する場合の電流極性切り換えタイミングの前後にDC/DCコンバータの出力電圧を1.5倍以上に上昇させるように構成されている。
この特許文献4に開示された放電灯点灯装置は、上述した特許文献2および特許文献3に開示された放電灯点灯装置が回避しようとするちらつきを、車載ヘッドランプ用のHgフリーバルブの点灯において問題視して発案されたものであるが、上述したように、このちらつきはヘッドランプ用の光源として使用するうえで問題にならない。なお、特許文献4に開示された放電灯点灯装置が実施する電流極性切り換え時の電力増加量である1.5倍以上は、特許文献1に開示された放電灯点灯装置の特徴である60%または80%の電力増加と同様の意味を有する。
特開2005−101016号公報 特開2005−327744号公報 特開2006−120654号公報 特開2005−340064号公報
上述した特許文献1に開示された放電灯点灯装置は、従来バルブを点灯するために考案されたものであり、電流極性切り換え時にだけ電力を増加するように構成されているので、径が太く、先端の温度がガラス球に伝わって冷えやすい電極を有するHgフリーバルブの電極を適切な温度に保ってアーク放電を安定させるには限界があり、矩形波により点灯する場合の電流極性切り換え時に電流が途絶えることに起因するちらつきを減少させるには不充分である。
同様に、特許文献4に開示された放電灯点灯装置が実施する電力の増加量は、上述した特許文献1に開示された放電灯点灯装置と同等の増加量であり、効果も特許文献1に開示された放電灯点灯装置と同等であり、矩形波により点灯する場合の電流極性切り換え時に電流が途絶えることに起因するちらつきを減少させるには不充分である。
ところで、アーク放電は、熱電子がマイナス電極から放射してプラス電極に着地する放電であり、熱電子は電極の温度が高いほど放射されやすいため、電極温度が高いほど安定なアーク放電が行われる。逆に、電極温度が低ければ熱電子を放射できずに、放電を開始する(電子を放射する)ためには高い電圧(ブレークダウン電圧)が必要になる。したがって、電流極性切り換え時の電流ゼロクロス点を経由してもアーク放電を(高い電圧を印加することなく)継続するためには、電極間の電圧が低くても熱電子が放射される高い温度に電極を維持する必要がある。
しかしながら、上述したように、Hgフリーバルブの電極の径は、従来バルブに比べて太く、電極の先端の温度が周囲のガラスに伝わりやすいので電極が冷えやすい。先端部分の飛散が進行した寿命の末期の電極は短くなっており、電極の先端とガラスが接近し、さらに電極の温度が冷えやすいため、電流がゼロになる(電流極性が切り換わる)タイミングで放電が途絶えやすい。その結果、従来バルブに比べ、Hgフリーバルブは矩形波により点灯する場合の電流極性切り換え時に電流が途絶えること、さらに、電流途絶えに起因するちらつきの発生に関しては劣性であることは否めない。
以上のように、特に寿命末期に近づいたHgフリーバルブは、その電極径の太さゆえに、ちらつきの抑制に関しては特許文献1で提案されているような電力の増加では不充分であり、電流極性切り換え時に電流が途絶えにくい、換言すれば、アーク放電が途絶えにくい方策を講じることが望まれている。なお、特許文献4に開示された放電灯点灯装置は、Hgフリーバルブを点灯するために使用されるが、投入電力が特許文献1に開示された放電灯点灯装置と略同等であり、上述した要請に応えるには不充分である。
この発明は、上述した要請に応えるためになされたものであり、その課題は、ちらつきのない質の高い発光を維持できる放電灯点灯装置を提供することにある。
この発明に係る放電灯点灯装置は、上記課題を解決するために、水銀を使用しない放電灯を点灯する放電灯点灯装置であって、直流電源の出力電圧を変換するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータの出力を矩形波の交流に変換するDC/ACインバータと、DC/ACインバータの出力に高電圧パルスを重畳して放電灯に供給するイグナイタと、前記DC/DCコンバータの出力波形を検出する出力波形検出器と、
前記出力波形検出器で検出された出力波形が予め設定された波形と異なる場合は、ちらつき発生と判断すると共に、DC/ACインバータからイグナイタを介して放電灯に供給される点灯電力に所定の電力を加算して出力するように、DC/DCコンバータおよびDC/ACインバータを制御する制御部を備えている。
この発明に係る放電灯点灯装置によれば、放電灯の電極の温度をアーク放電が途絶えない温度に維持するように、点灯電力を増加するように構成したので、電流極性切り換え時の電流途絶えに起因するちらつきを無くすことができる。その結果、ちらつきのない質の高い発光を維持できる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この放電灯点灯装置は、直流電源1、電源スイッチ2、DC/DCコンバータ3、DC/ACインバータ4、イグナイタ5、放電灯6、電圧検出器7、電流検出器8および制御部9を備えている。
直流電源1としては、例えば車両に搭載されているバッテリを使用することができる。この直流電源1の出力は、電源スイッチ2が閉成されることにより、DC/DCコンバータ3に供給される。DC/DCコンバータ3は、制御部9から送られてくる制御信号に応じてスイッチング動作を行うことにより、直流電源1から供給される直流電圧を所定の直流電圧V1に変換(例えば昇圧)する。このDC/DCコンバータ3から出力される直流電圧V1は、DC/ACインバータ4に供給される。
DC/ACインバータ4は、4個のスイッチング素子をH形に配置したHブリッジ回路から構成されている。このDC/ACインバータ4は、制御部9から送られてくる制御信号に応じて、DC/DCコンバータ3から送られてくる直流電圧V1を矩形波の交流電圧V2に変換する。このDC/ACインバータ4から出力される交流電圧V2は、イグナイタ5に供給される。
イグナイタ5は、起動回路として機能する。このイグナイタ5は、起動時は、DC/ACインバータ4から送られてくる交流電圧V2に、自己の内部で発生した始動用の高電圧パルスV3を重畳して放電灯6に供給し、放電灯6が点灯された後は、DC/ACインバータ4から送られてくる交流電圧V2を放電灯6に供給する。
放電灯6は、例えば定格電力が35Wであり、定格電圧が42VのHgフリーバルブから構成されている。この放電灯6は、イグナイタ5から、高電圧パルスV3が重畳された交流電圧V2が印加されることにより、その電極間に絶縁破壊を発生して放電を開始する。この放電が開始されることより、放電灯6に電流が流れて発光が開始される。
電圧検出器7は、DC/DCコンバータ3の出力電圧を検出する。この電圧検出器7で検出された電圧は、検出電圧値として制御部9に送られる。電流検出器8は、DC/DCコンバータ3の出力電流を検出する。この電流検出器8で検出された電流は、検出電流値として制御部9に送られる。
制御部9は、例えばマイクロコンピュータから構成されており、電圧検出器7から送られてくる検出電圧値および電流検出器8から送られてくる検出電流値に基づき制御信号を生成してDC/DCコンバータ3およびDC/ACインバータ4に送る。これにより、DC/DCコンバータ3から出力される直流電圧V1およびDC/ACインバータ4から出力される交流電圧V2が制御され、以て、放電灯6に供給される点灯電力が制御される。
また、制御部9は、電圧検出器7から送られてくる検出電圧値および電流検出器8から送られてくる検出電流値に基づき電流極性切り換え時の電流途絶えの有無を検出し、この検出結果に基づきちらつき発生の有無を調べる。そして、ちらつきが発生したことを判断すると、放電灯6に供給する点灯電力を増加する処理を行う。この制御部9で行われる処理の詳細は後述する。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置の動作を、図2に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。このタイミングチャートは、放電灯6の電圧、電流および点灯電力の時間的な変化を表している。
この放電灯点灯装置において、電源スイッチ2が閉成されると、直流電源1から直流電圧がDC/DCコンバータ3に供給される。DC/DCコンバータ3は、制御部9からの制御信号によってスイッチング制御され、直流電源1から供給される直流電圧を直流電圧V1に変換し、DC/ACインバータ4に供給する。DC/ACインバータ4は、制御部9からの制御信号に応じて、DC/DCコンバータ3から供給される直流電圧V1を矩形波の交流電圧V2に変換し、イグナイタ5に送る。
イグナイタ5は、起動時は、DC/ACインバータ4から供給される交流電圧V2に、自己の内部で発生した高電圧パルスV3を重畳して、放電灯6に供給する。この高電圧パルスV3が印加されることにより、放電灯6は、その電極間に絶縁破壊が発生して放電を開始する。放電が開始されると、放電灯6には電流が流れ、DC/ACインバータ4からイグナイタ5を介して適切な電力が供給されることにより放電灯6は発光を開始する。放電灯6に供給される点灯電力は、点灯直後は、放電灯6の定格電力(例えば35W)より大きい点灯電力(例えば75W)であり、その後、定格電力まで順次に減少され、定格電力に至ると、放電灯6は定電力で安定点灯して発光を維持する。
電源スイッチ2の閉成から安定点灯に至った後に、放電灯6の電流途絶えが発生した時に行われる制御を、図2に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。図2(b)に示すように、放電灯6の点灯中に1.25ms毎に行われる電流極性切り換え時に、放電灯6の電流が0Aになる電流途絶え12が発生すれば、図2(a)に示すように、1.25ms毎に切り換えられる放電灯6の電圧11がDC/DCコンバータの負荷がなくなった為、定常時の電圧(例えば42V)を超えて上昇し、やがてアーク放電が再点弧して下降する。これら電流途絶えおよび電圧上昇が、放電灯6のちらつきになって現れる。
制御部9は、電流検出器8から送られてくる検出電流値および電圧検出器7から送られてくる検出電圧値によって、電流途絶えおよび電圧の上昇をそれぞれ検出すると、立ち消えが発生した旨を判断し、図2(c)に示すように、それまで目標電力としていた定電力(35W)10に所定の電力Δを追加し、この増加された電力((35+Δ)W)15を点灯電力の新たな目標電力として放電灯6に供給し、点灯を続行させる。
点灯電力が増加されると、図2(a)に示すように、アーク放電が行われて放電灯6が再点灯された後に放電灯6の電圧13及び電流が上昇して電極の温度が上昇し、その結果、アーク放電が安定し、電流極性切り換え時の電流途絶えの発生が減少する。
なお、上述した特許文献2および特許文献3に開示された放電灯点灯装置で検出されるフリッカ(ちらつき)は、上述した発生メカニズムの相違により、電流途絶えおよび電流途絶えによるDC/DCコンバータ3の出力電圧の上昇を伴わないため、電気的な検出が困難であり、この放電灯点灯装置においては、光学系のセンサを使用することも検討されている。これに対し、この発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置のちらつきは電流途絶えに起因するものであり、上述した回路構成によって充分検出可能である。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置によれば、放電灯6の点灯中にちらつきが発生したことを検出して、放電灯6の点灯電力を増加するように構成したので、アーク放電が安定する電極の先端温度を維持することができ、電流極性切り換え時の電流途絶えによるちらつき、または、電流途絶えに起因する立消えの発生をなくし、質の高い点灯を維持できる。
なお、放電灯6が新しい時には定格電力によって点灯すれば、電極の温度は熱電子を放射するのに充分な高温に保たれるため、特段の点灯電力制御を必要としない。点灯電力を増加して電極温度を維持する必要が生じるのは、ある程度の寿命を経過した放電灯6を点灯するときであり、点灯中の電流途絶えを検出してから対応しても充分である。したがって、電流途絶えを検出してから点灯電力を制御すれば、新品の放電灯6に対し過剰な電力を加えて劣化させることがなく、その寿命を短くすることがない。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る放電灯点灯装置は、放電灯のちらつきの発生頻度に応じて、該放電灯に供給する点灯電力に加算する電力を変化させるようにしたものである。この実施の形態2に係る放電灯点灯装置の構成は、図1に示した実施の形態1に係る放電灯点灯装置の構成と同じである。
次に、実施の形態2に係る放電灯点灯装置の動作を説明する。図3は、実施の形態2に係る放電灯点灯装置の動作を示すタイミングチャートであり、放電灯6の電圧(DC/DCコンバータ3の出力電圧)と、放電灯6の点灯電力(制御部9の目標電力)の時間的な変化を表している。なお、放電灯6の実効電圧は、DC/DCコンバータ3の出力電圧と略等しいので、図3(a)は、放電灯6の電圧の代わりに、DC/DCコンバータ3の出力電圧を示している。
この放電灯点灯装置においては、電流途絶えによるちらつきが発生するたびに、つまり、図3(a)に示すように、DC/DCコンバータ3の出力電圧が所定電圧(例えば84V)を超える毎に、図3(b)に示すように、放電灯6の点灯電力に所定の電力が加算され、その後、点灯電力を緩やかに減少させる制御が行われる。したがって、ちらつきが頻発すれば、点灯電力の増加が減少を上回り、全体として点灯電力が上昇するので、放電灯6は高めの点灯電力で点灯される。この高めの点灯電力により電極の温度が上昇し、アーク放電が安定するので、ちらつきの発生が少なくなり、安定点灯が実現される。一方、安定点灯が続くことによってちらつきの発生頻度が小さくなれば、点灯電力の減少が増加を上回り、全体として点灯電力が緩やかに下降する。これにより、少ない点灯電力による安定点灯が実現される。
次に、図3に示した制御を実現するための放電灯点灯装置の動作を、制御部9で行われる放電灯点灯処理を中心に、図4および図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
この放電灯点灯処理では、電源スイッチ2が閉成されると、まず、点灯直後の電力が出力される(ステップST11)。すなわち、点灯直後にすばやく放電灯6を加熱して所望の明るさを得るために、制御部9は、75Wの点灯電力が放電灯6に供給されるように、DC/DCコンバータ3およびDC/ACインバータ4を制御する。なお、以下では、説明が煩雑になるのを避けるために、放電灯6に供給する点灯電力の増減がDC/DCコンバータ3およびDC/ACインバータを制御することにより行われる旨の記述は省略する。以後、制御部9は、順次に点灯電力を減じ、最終的に、定格電力である35Wを目標電力として自己の内部に設定し、この目標電力によって安定点灯が維持されるように制御する。
次いで、タイマがインクリメントされる(ステップST12)。すなわち、制御部9は、自己の内部に保有するタイマ(図示は省略する)をインクリメントする。なお、このタイマの内容は、点灯開始時にクリアされる。次いで、1.25msが経過したかどうかが調べられる(ステップST13)。すなわち、制御部9は、タイマの内容を参照することにより、1.25msが経過したかどうかを調べる。このステップST13において、1.25msが経過していないことが判断されると、シーケンスはステップST12に戻り、以下、1.25msが経過するまでステップST12およびステップST13の処理が繰り返される。
上記ステップST13において、1.25msが経過したことが判断されると、次いで、タイマがクリアされる(ステップST14)。すなわち、制御部9は、タイマの内容をクリアする。次いで、目標電力補正処理が行われる(ステップST15)。以上の処理により、このステップST15で行われる目標電力補正処理は、1.25ms毎に実行されることになる。
目標電力補正処理では、放電灯6に供給する点灯電力の目標電力が算出される。この目標電力補正処理の詳細を、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。目標電力補正処理では、まず、放電灯6の電圧および電流が計測される(ステップST21)。すなわち、制御部9は、電流検出器8から送られてくる検出電流値および電圧検出器7から送られてくる検出電圧値を取得する。
次いで、ちらつきの発生があるかどうかが調べられる(ステップST22)。すなわち、制御部9は、ステップST21で取得した検出電流値および検出電圧値が、電流途絶えおよび電圧の上昇を示しているかどうかを調べる。このステップST22において、ちらつきの発生があることが判断されると、目標電力に1/10Wが加算される(ステップST23)。すなわち、制御部9は、自己の内部に保持している目標電力に1/10Wを加算し、この増加された目標電力を点灯電力として放電灯6に供給する。その後、この目標電力補正処理から、図4のフローチャートに示した放電灯点灯処理のステップST16にリターンする。
上記ステップST22において、ちらつきの発生がないことが判断されると、現在の目標電力は35Wより大きいかどうかが調べられる(ステップST24)。すなわち、制御部9は、自己が保持している目標電力が35Wより大きいかどうか、つまり定格電力より大きいかどうかを調べる。このステップST24において、現在の目標電力は35W以下であることが判断されると、この目標電力補正処理から、図4のフローチャートに示した放電灯点灯処理のステップST16にリターンする。これにより、点灯電力の最低値は、35Wに固定される。
ステップST24において、現在の目標電力は35Wより大きいことが判断されると、次いで、目標電力から1/10000Wが減算される(ステップST25)。すなわち、制御部9は、自己の内部に保持している目標電力から1/10000Wを減算し、この減少された目標電力を点灯電力として放電灯6に供給する。その後、この目標電力補正処理から、図4のフローチャートに示した放電灯点灯処理のステップST16にリターンする。これにより、点灯電力は緩やかに下降する。
放電灯点灯処理のステップST16では、目標電力に到達したかどうかが調べられる。このステップST16において、目標電力に到達していないことが判断された場合は、シーケンスはステップST11に戻って点灯電力を低下させ、以下、上述した処理が繰り返される。一方、ステップST16において、目標電力に到達したことが判断されると、目標電力による点灯が行われる(ステップST17)。その後、シーケンスはステップST12に戻り、上述した処理が繰り返される。以上の処理により、放電灯6が、75Wの点灯電力による点灯から順次に点灯電力を減じ、最終的に定格電力の35Wによる安定点灯に至る機能が実現されている。
以上説明したように、この実施の形態2に係る放電灯点灯装置によれば、放電灯6の点灯中にちらつきが発生したことを検出し、ちらつきの頻度に応じて放電灯の点灯電力を増加するように構成したので、ちらつきを発生しやすい放電灯6にはより高い点灯電力を供給してアーク放電が安定する電極の先端温度を維持することができる。その結果、電流極性切り換え時の電流途絶えによるちらつき、または、電流途絶えに起因する立消えの発生をなくし、質の高い点灯を維持できる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る放電灯点灯装置は、放電灯のちらつきの発生期間の長さに応じて、該放電灯に供給する点灯電力に加算する電力を変化させるようにしたものである。この実施の形態3に係る放電灯点灯装置の構成は、図1に示した実施の形態1に係る放電灯点灯装置の構成と同じである。
次に、実施の形態3に係る放電灯点灯装置の動作を説明する。図6は、実施の形態3に係る放電灯点灯装置の動作を示すタイミングチャートであり、放電灯6の電圧(DC/DCコンバータ3の出力電圧)と、放電灯6の点灯電力(制御部9の目標電力)の時間的な変化を表している。なお、放電灯6の実効電圧は、DC/DCコンバータ3の出力電圧と略等しいので、図6(a)は、放電灯6の電圧の代わりに、DC/DCコンバータ3の出力電圧を示している。
この放電灯点灯装置においては、電流途絶えによるちらつきが発生すると、つまり、図6(a)に示すように、DC/DCコンバータ3の出力電圧が所定電圧(42V)を超えると、図6(b)に示すように、ちらつきの発生期間の間だけ、放電灯6の点灯電力が所定の割合で増加され、その後、点灯電力を緩やかに減少させる制御が行われる。したがって、ちらつきの発生期間が長くなれば、点灯電力の増加が大きくなって減少を上回り、全体として点灯電力が上昇するので、放電灯6は高めの点灯電力で点灯される。この高めの点灯電力により電極の温度が上昇し、アーク放電が安定するので、ちらつきの発生が少なくなり、安定点灯が実現される。一方、安定点灯が続くことによってちらつきの発生期間が短くなれば点灯電力の増加が小さくなって、点灯電力の減少が増加を上回り、全体として点灯電力が緩やかに下降する。これにより、少ない点灯電力による安定点灯が実現される。
次に、図6に示した制御を実現するための放電灯点灯装置の動作を、制御部9で行われる放電灯点灯処理を中心に、図4および図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図4に示した放電灯点灯処理は、ステップST15で行われる目標電力補正処理を除き、実施の形態2で説明した処理と同じであるので説明を省略し、以下では、目標電力補正処理についてのみ、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
目標電力補正処理では、まず、放電灯6の電圧および電流が計測される(ステップST31)。このステップST31の処理は、図5に示したステップST21の処理と同じである。次いで、ちらつきが発生し、それが継続しているかどうかが調べられる(ステップST32)。すなわち、制御部9は、ステップST21で取得した検出電流値および検出電圧値が、電流途絶えおよび電圧の上昇を示しているかどうかを調べる。
このステップST32において、ちらつきが継続していることが判断されると、目標電力に1/100Wが加算される(ステップST33)。すなわち、制御部9は、自己の内部に保持している目標電力に1/100Wを加算し、この増加された目標電力を点灯電力として放電灯6に供給する。その後、この目標電力補正処理から、図4のフローチャートに示した放電灯点灯処理のステップST16にリターンする。
上記ステップST22において、ちらつきが継続していないことが判断されると、現在の目標電力は35Wより大きいかどうかが調べられる(ステップST34)。このステップST34の処理は、図5に示したステップST24の処理と同じである。このステップST34において、現在の目標電力は35W以下であることが判断されると、この目標電力補正処理から、図4のフローチャートに示した放電灯点灯処理のステップST16にリターンする。これにより、点灯電力の最低値は、35Wに固定される。
ステップST34において、現在の目標電力が35Wより大きいことが判断されると、次いで、目標電力から1/10000Wが減算される(ステップST35)。このステップST35の処理は、図5に示したステップST25の処理と同じである。その後、この目標電力補正処理から、図4のフローチャートに示した放電灯点灯処理のステップST16にリターンする。これにより、点灯電力は緩やかに下降する。
以上説明したように、この実施の形態3に係る放電灯点灯装置によれば、放電灯6の点灯中にちらつきが発生したことを検出して、ちらつきの発生期間の長さに応じて放電灯6の点灯電力を増加するように構成したので、ちらつきの発生期間が長い放電灯にはより高い電力を供給してアーク放電が安定する電極の先端温度を維持することができる。その結果、電流極性切り換え時の電流途絶えによるちらつき、または、電流途絶えに起因する立消えの発生をなくし、質の高い点灯を維持できる。
なお、上述した実施の形態1〜実施の形態3の説明において、理解を容易にするために、いくつかの具体的な値を用いたが、この発明は、説明に使用した値に制限されるものではなく、放電灯6などの種類に応じて、種々の値を用いることができる。また、制御部9は、マイクロコンピュータを用いたデジタル回路によって構成したが、アナログ回路によって構成することもできる。
この発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る放電灯点灯装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る放電灯点灯装置の放電灯点灯処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る放電灯点灯装置の放電灯点灯処理で行われる目標電力補正処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る放電灯点灯装置の放電灯点灯処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る放電灯点灯装置の放電灯点灯処理で行われる目標電力補正処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 直流電源、2 電源スイッチ、3 DC/DCコンバータ、4 DC/ACインバータ、5 イグナイタ、6 放電灯、7 電圧検出器、8 電流検出器、9 制御部。

Claims (4)

  1. 水銀を使用しない放電灯を点灯する放電灯点灯装置であって、
    直流電源の出力電圧を変換するDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの出力を矩形波の交流に変換するDC/ACインバータと、
    前記DC/ACインバータの出力に高電圧パルスを重畳して前記放電灯に供給するイグナイタと、
    前記DC/DCコンバータの出力波形を検出する出力波形検出器と、
    前記出力波形検出器で検出された出力波形が予め設定された波形と異なる場合は、ちらつき発生と判断すると共に、前記DC/ACインバータから前記イグナイタを介して前記放電灯に供給される点灯電力に所定の電力を加算して出力するように、前記DC/DCコンバータおよびDC/ACインバータを制御する制御部
    とを備えた放電灯点灯装置。
  2. 水銀を使用しない放電灯を点灯する放電灯点灯装置であって、
    直流電源の出力電圧を変換するDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの出力を矩形波の交流に変換するDC/ACインバータと、
    前記DC/ACインバータの出力に高電圧パルスを重畳して前記放電灯に供給するイグナイタと、
    前記DC/DCコンバータの出力電圧を検出する電圧検出器と、
    前記DC/DCコンバータの出力電流を検出する電流検出器と、
    前記電圧検出器で検出された電圧および前記電流検出器で検出された電流に基づき前記DC/ACインバータにおける電流極性切り換え時の電流途絶えに起因する前記放電灯のちらつき発生の有無を調べ、ちらつき発生がある場合に、前記DC/ACインバータから前記イグナイタを介して前記放電灯に供給される点灯電力に所定の電力を加算して出力するように、前記DC/DCコンバータおよび前記DC/ACインバータを制御する制御部とを備えた放電灯点灯装置。
  3. 制御部は、ちらつきの発生頻度が高くなるにしたがって、点灯電力に加算する電力を大きくする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 制御部は、ちらつきの発生期間が長くなるにしたがって、点灯電力に加算する電力を大きくする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の放電灯点灯装置。
JP2007335890A 2007-12-27 2007-12-27 放電灯点灯装置 Expired - Fee Related JP4717056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007335890A JP4717056B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007335890A JP4717056B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 放電灯点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009158323A JP2009158323A (ja) 2009-07-16
JP4717056B2 true JP4717056B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=40962109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007335890A Expired - Fee Related JP4717056B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4717056B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052019A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 三菱電機株式会社 放電灯点灯装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004192869A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ikeda Electric Co Ltd 放電灯点灯装置
JP2005340064A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Harison Toshiba Lighting Corp 高圧放電灯の点灯装置
JP2006120654A (ja) * 2003-06-25 2006-05-11 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及びプロジェクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004192869A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ikeda Electric Co Ltd 放電灯点灯装置
JP2006120654A (ja) * 2003-06-25 2006-05-11 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及びプロジェクタ
JP2005340064A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Harison Toshiba Lighting Corp 高圧放電灯の点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009158323A (ja) 2009-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6670780B2 (en) Method for operating high-pressure discharge lamp, lighting apparatus, and high-pressure discharge lamp apparatus
EP1422979B1 (en) High-voltage discharge lamp lighting apparatus and automobile headlight apparatus
JP4666063B2 (ja) 高圧放電ランプ点灯装置
JP4342810B2 (ja) 高圧金属蒸気放電ランプ点灯装置および自動車用前照灯装置
JP2004296427A (ja) 超高圧水銀ランプ発光装置
JP4171285B2 (ja) 高圧放電灯の点灯方法および点灯装置
JP4244914B2 (ja) ショートアーク型放電ランプ点灯装置
JP4820856B2 (ja) 高圧放電ランプ点灯装置、それを用いた高圧放電ランプ装置、その高圧放電ランプを用いたプロジェクタ、および高圧放電ランプの点灯方法
JP2009016040A (ja) 複数の高圧放電ランプの点灯方法、その点灯装置、ランプシステム及び投射型画像表示装置
JP2005235445A (ja) 光源装置
US8164269B2 (en) Discharge lamp lighting device and lighting fixture
JP2014032760A (ja) 高圧放電ランプ点灯装置
JP4717056B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP4804451B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP4175571B2 (ja) 高圧放電ランプ点灯装置および自動車用ヘッドライト装置
JP4604579B2 (ja) 高圧放電ランプ点灯装置
JP2010135195A (ja) 高圧放電灯点灯装置、プロジェクタ及び高圧放電灯の始動方法
JP2007234540A (ja) 高圧放電灯点灯装置及び照明装置
JP4776612B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP6278255B2 (ja) 放電ランプ点灯装置
JP2010055828A (ja) 放電灯点灯装置及びそれを用いた前照灯並びに車両
JP2010055838A (ja) メタルハライドランプ点灯装置およびそれを用いた前照灯、車両
WO2018043199A1 (ja) 放電ランプ点灯装置
JP2009151971A (ja) 高圧放電ランプ点灯装置及び照明器具
JP2004265714A (ja) 高圧金属蒸気放電ランプ点灯装置および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4717056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees