JP4715924B2 - 核医学診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被検体に放射性薬剤が投与され、この被検体の関心部位に蓄積されたポジトロン放射性同位元素(ラジオアイソトープ,RI)から放出された一対のγ線を同時計測し、関心部位の断層像を得るための核医学診断装置(ECT装置)に係り、特に、γ線を同時計数する技術に関する。
核医学診断装置、すなわちECT(Emission Computed Tomography)装置の一例として、PET(Positron Emission Tomography)装置の構成を説明する。PET装置は、被検体の関心部位から互いにほぼ180°方向に放出される2本のγ線を対向するγ線検出器により検出し、これらγ線が同時に検出(同時計数)されたときに被検体の断層画像を再構成するように構成されている。また、PET装置でγ線を同時計数するために用いられるγ線検出器としては、被検体から放出されたγ線が入射して発光するシンチレータと、このシンチレータでの発光を電気信号に変換する光電子増倍管とから構成されたものがある。
ここで、原理的に視野中心から離れた位置から放出されるγ線は、図16に示すように、γ線検出器Dのシンチレータに斜めから入射することが多くなり、γ線入射方向において分割されていないシンチレータの場合、正しい位置の検出だけでなく、誤った位置においても検出されることになる。つまり、視野中心から周辺部に向かって徐々に視差誤差が大きくなり、PET装置で得られる断層画像は不正確なものとなっている。
そこで、図17に示すようにシンチレータをγ線入射方向において、発光パルスの減衰時間が異なるシンチレータに分割(光学的に結合)したγ線検出器が提案されている。例えば、シンチレータをγ線入射側にγ線の減衰時間の短いシンチレータアレイと、光電子増倍管側にγ線の減衰時間の長いシンチレータアレイとに分割されたγ線検出器MDの場合、γ線がγ線検出器MDのシンチレータに斜めに入射した場合でも、放射されたγ線の位置を精度よく検出し、より正確な断層画像を得るように改善を図っている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、γ線入射方向に積層配置された減衰時間の短いシンチレータアレイと減衰時間の長いシンチレータアレイのγ線位置の具体的な検出手段としては、図18に示すように受光素子から出力された電気信号であるアナログ信号S(減衰時間の短いシンチレータアレイの信号)もしくはS(減衰時間の長いシンチレータアレイの信号)を、A/D変換器によりデジタル信号に変換し、図19に示すようにA/D変換器で変換されたデジタル信号を順次加算する加算手段と、加算手段において、シンチレータブロックで発光した発光パルスの発光開始時から発光終了時までの途中である途中時点までのデジタル信号を加算した途中加算値AT1もしくはBT1と、シンチレータブロックで発光した発光パルスの発光開始時から発光終了時までのデジタル信号を加算した全加算値AT2もしくはBT2から、途中加算値を全加算値で除算した値AT1/AT2もしくはBT1/BT2を示す識別値を算出する識別値算出手段と、識別値算出手段で算出された識別値のうちの最大値と最小値とから中間値Kを決めるための手段と、中間値Kに対して、前記識別値算出手段で算出された識別値が大きい値か小さい値かを判別する判別手段とを備えていることにより達成されている。
そして、従来の核医学診断装置では、次のように判別するためのパラメータを決定している。すなわち図20に示すような例えば2段構造のシンチレータアレイをもつ2段シンチレータ検出器112の場合、シンチレータアレイの識別手段に要するパラメータT、T、Kは次のように決定される。γ線検出器単体の検査段階として、暗箱115内に設置された2段シンチレータ検出器112は、初期値のパラメータが検査用処理回路に入力され、まず初めにシンチレータアレイフロント110のみにガンマ線を照射し、判別計算によりシンチレータアレイフロント110からの信号であると判断された信号カウントNとシンチレータアレイリア111からの信号であると判断された信号カウントNを算出する。次に図21に示すように、シンチレータアレイリア111のみにガンマ線を照射し、判別計算によりシンチレータアレイリア111からの信号であると判断された信号カウントN’とシンチレータアレイフロント110からの信号からの信号であると判断された信号カウントN’を算出する。さらに図22に示すように、線源を使用しない状態で自然放射線116によるバックグラウンドにおいて、判別計算によりシンチレータアレイフロント110からの信号であると判断された信号カウントN1bとシンチレータアレイリア111からの信号であると判断された信号カウントN2bを算出する。ここで、(N−N1b) /(N−N2b)と (N’−N2b)/(N’−N1b)を定義する。ここで、(N−N1b) /(N−N2b)と (N’−N2b)/(N’−N1b)の両者の値が等しくかつ最大となる場合のパラメータを最適値として定めている。この場合どちらかのシンチレータアレイのみにガンマ線を照射するように工夫した鉛コリメータ113とRi線源114を必要としている。このように決定されたパラメータはγ線検出器単体を実際のPET装置に搭載した段階であらためて装置用処理回路の方へ入力されることになる。
特開平6−337289号公報(第2−3頁、図1) 特開2000−56023号公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、従来の核医学診断装置では、次のような問題がある。すなわち図20に示すような例えば2段構造のシンチレータアレイをもつ2段シンチレータ検出器112の場合、シンチレータアレイの識別手段に要するパラメータT、T、Kはγ線検出器単体の検査段階として検査用処理回路で決定されたパラメータを、実際のPET装置に搭載した段階で装置用処理回路へ適用しているが、検査用処理回路と装置用処理回路は同じ規格で製造されているにもかかわらず、ゲインアンプなどの温度特性などが若干異なり個体差を発生させることとなり、パラメータの最適値が必ずしも一致しておらずうまく上下分離ができず、画質へ悪影響を与えている。
一方、実際の装置に搭載した段階でパラメータを決定しようとするとPET装置に合わせた大規模な鉛コリメータジグとRi線源を要し作業は非常に煩雑なものとなる。
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の核医学診断装置は、次のような構成を採る。すなわち、互いに発光パルスの減衰時間が異なる複数のシンチレータアレイをγ線入射深さ方向に光学的に結合配置したシンチレータブロックと、前記シンチレータブロックで発光した発光パルスを電気信号に変換する受光素子と、前記受光素子から出力された電気信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、から構成される複数のγ線検出器と、前記γ線検出器からのデジタル信号に基づいて信号カウント比を算出する装置用処理回路と、前記複数のγ線検出器を搭載する筐体と、前記複数のγ線検出器の夫々を前記筐体に搭載せず、前記装置用処理回路とは別の検査用処理回路に接続した状態で、γ線を前記シンチレータアレイの夫々に照射した際に得られる前記デジタル信号に基づいて第1の信号カウント比を算出し、γ線を前記シンチレータブロックに照射して測定することにより第2の信号カウント比を求めると共に、前記複数のγ線検出器の夫々を前記筐体に搭載し、前記装置用処理回路に接続した状態で、γ線を前記γ線検出器の夫々が有する前記シンチレータブロックに照射して測定することにより第3の信号カウント比を求め、前記第1の信号カウント比、前記第2の信号カウント比、及び前記第3の信号カウント比に基づいて、識別用パラメータを決定する識別用パラメータ決定手段と、前記識別用パラメータに基づいて、測定対象のγ線が、前記複数のγ線検出器の夫々が有するいずれの前記シンチレータアレイに入射したかを識別する識別手段とを有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の核医学診断装置は、請求項1に記載の核医学診断装置であって、前記第2の信号カウント比および前記第3の信号カウント比は、γ線を前記シンチレータブロックの前面または後面より照射して測定することにより求めることを特徴とする
また、請求項3に記載の核医学診断装置は、請求項1に記載の核医学診断装置であって、前記第2の信号カウント比および前記第3の信号カウント比は、γ線を前記シンチレータブロックの側面より照射して測定することにより求めることを特徴とする。
また、請求項4に記載の核医学診断装置は、請求項3に記載の核医学診断装置であって、前記第3の信号カウント比を求めるためのγ線の照射は、トランスミッション用線源によることを特徴とする。
上述の手段により、最適なパラメータを決定することができる。最適なパラメータによれば、測定対象のγ線源の位置を高精度で特定できるため、高画質な断層画像を提供できる。
さらに、γ線検出器単体での測定と、筐体に搭載した後での測定とに分けることにより、簡便に最適なパラメータを決定することができる。
本発明におけるγ線検出器の外観図を示す図である。 本発明におけるシンチレータアレイの識別方法を説明する図である。 本発明におけるγ線検出器の位置演算回路の一例を説明する図である。 本発明におけるγ線検出器の位置コーディングマップを説明する図である。 本発明におけるγ線検出器のエネルギースペクトルを示す図である。 第一実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 第一実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 第一実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 第一実施例におけるシンチレータアレイの識別方法を説明する図である。 筐体に複数のγ線検出器を搭載した図である。 第二実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 第二実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 第二実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 第三実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 第三実施例におけるパラメータの決定方法を説明する図である。 従来のγ線検出器におけるγ線検出原理を説明する図である。 従来のDOIγ線検出器におけるγ線検出原理を説明する図である。 従来のDOIγ線検出器から出力された電気信号の波形を示す図である。 従来のDOIγ線検出器から出力された時系列のデータを積分した値を示す。 従来の核医学診断装置におけるパラメータ決定方法を説明する図である。 従来の核医学診断装置におけるパラメータ決定方法を説明する図である。 従来の核医学診断装置におけるパラメータ決定方法を説明する図である。
符号の説明
1 …シンチレータブロック
1SF …発光パルスの減衰時間の短いシンチレータ
1SR …発光パルスの減衰時間の長いシンチレータ
10 …γ線検出器
11F …シンチレータアレイ
11R …シンチレータアレイ
12 …光反射材
13 …光反射材
15 …暗箱
16 …検査用処理回路
17 …自然放射線
18 …装置用処理回路
20 …ライトガイド
31,32,33,34…光電子増倍管
35 …Ri線源
36 …鉛コリメータ
37 …Ri線源
38 …Ri線源
39 …トランスミッション用線源
40 …トランスミッション用検出器
41 …鉛箱
42 …回転機構
71,72,73,74…加算器
75,76 …位置弁別回路
80 …位置コーディングマップ上の代表部
81 …減衰時間の短いシンチレータのコーディングマップ
82 …減衰時間の長いシンチレータのコーディングマップ
83 …位置コーディングマップ81上の代表部
84 …位置コーディングマップ82上の代表部
110 …シンチレータアレイフロント
111 …シンチレータアレイリア
112 …2段シンチレータ検出器
113 …鉛コリメータジグ
114 …Ri線源
115 …暗箱
116 …自然放射線
(第一実施例)
以下、本発明のγ線検出器の第一実施例の構成を図面に示し詳細に説明する。
図1は本発明の2段構造のシンチレータアレイをもつγ線検出器10の外観図である。図1に示すように、γ線検出器10は、シンチレータブロック1をγ線入射深さ方向にも分割して配置、つまり、シンチレータを3次元的に配置したDOI(Depth Of Interaction)γ線検出器である。この例の場合のDOIγ線検出器では、2段構造のシンチレータアレイとなっている。
本実施例のγ線検出器10は大きく分けて4つの部分で構成されている。一つめは、光反射材12が適宜挟み込まれることによって区画され、X方向に8個、Y方向に8個の合計64個の発光パルスの減衰時間の短いシンチレータ1SFを2次元的に密着配置したシンチレータアレイ11Fである。二つめは、光反射材12が適宜挟み込まれることによって区画され、X方向に8個、Y方向に8個の合計64個の発光パルスの減衰時間の長いシンチレータ1SRを2次元的に密着配置したシンチレータアレイ11Rである。ここでこれらシンチレータアレイ11F及び11Rを組み合わせたものがシンチレータブロック1である。三つめはライトガイド20であり、シンチレータブロック1に光学的に結合されかつ光反射材13(図示していない)が組み合わされた格子枠体が埋設され多数の小区画が画定されている構造となっている。四つめは、ライトガイド20に光学的に各々結合される4個の光電子増倍管31、32、33、34である。
ここで発光パルスの減衰時間の短いシンチレータ1SFとしては、GdSiO:Ce1.5mol%(GSO:Ce1.5mol%)、Zr doped GdSiO:Ce1.5mol%(GSOZ:Ce1.5mol%)、LuSiO:Ce(LSO)、LuYSiO:Ce(LYSO)、LaBr:Ce、LaCl:Ce、LuI:Ceなどの無機結晶が用いられる。一方発光パルスの減衰時間の長いシンチレータ1SRとしてはGdSiO:Ce0.5mol%(GSO:Ce0.5mol%)、Zr doped GdSiO:Ce0.5mol%(GSOZ:Ce0.5mol%)、BiGe12(BGO)、Lu0.4Gd1.6SiO:Ce(LGSO)などの無機結晶が用いられる。
表1に各シンチレータの減衰時間のデータを示す。
Figure 0004715924
シンチレータブロック1は、γ線入射深さ方向(Z方向)に発光パルスの減衰時間が異なる2個のシンチレータアレイ11Fとシンチレータアレイ11Rを光学的に結合したものであり、シンチレータアレイ11Fは複数個の発光パルスの減衰時間の短いシンチレータ1SFを、シンチレータアレイ11Rは発光パルスの減衰時間の長いシンチレータ1SRをそれぞれ2次元的に密着配置したものである。具体的には、シンチレータブロック1は、γ線入射側(前段)に発光パルスの減衰時間が短いシンチレータ1SFとして例えばGdSiO:Ce1.5mol%(GSO:Ce1.5mol%)を用い、ライトガイド20側(後段)に発光パルスの減衰時間が長いシンチレータ1SRとして例えば、GdSiO:Ce0.5mol%(GSO:Ce0.5mol%)を用いる。
2個のシンチレータアレイ11F及びシンチレータアレイ11Rは、それぞれ8×8本(X方向,Y方向)のチップ状のシンチレータで構成され、γ線が入射して生じた光をX方向とY方向に比例配分させるための光反射材12や光透過材(図示していない)および光学接着剤(図示していない)が場所により挿入または充填されている。
ライトガイド20は、シンチレータブロック1のシンチレータ11F,11Rで生じた光を光電子増倍管31〜34に導くものであり、シンチレータブロック1と光電子増倍管31〜34との間に挿入され、それぞれ光学接着剤で互いに光学的に結合されている。
シンチレータアレイ11F,11Rで生じた光は4面の光電子倍増管光電変換膜に入射され、電子増幅された後、最終的に電気信号(アナログ信号)に変換されて出力される。したがって、この光電子増倍管31〜34での出力がγ線検出器10の出力となる。
ここでシンチレータブロック1内の光は光学的に結合されるライトガイド20を通して光電子増倍管31〜34へ導かれるが、その際、X方向に配列された光電子増倍管31(33)と光電子増倍管32(34)の出力比が一定の割合で変化するように、ライトガイド20における各々の光反射材13(図示していない)の位置と長さおよび角度が調整されている。
ここで本発明では、シンチレータアレイの識別手段に要するパラメータT、T、Kは次のように決定する。図2に示すように暗箱15内に設置された2段構造のシンチレータアレイをもつγ線検出器10に対して前方からRi線源35よりγ線を照射し、位置コーディングマップとエネルギースペクトルを測定する。すなわち、光電子増倍管31の出力をP1、光電子増倍管32の出力をP2、光電子増倍管33出力をP3、光電子増倍管34の出力をP4とすると、X方向の位置を表す計算値{(P1+P3)−(P2+P4)}/(P1+P2+P3+P4)が算出される。Y方向についても同様に、Y方向の位置を表す計算値{(P1+P2)−(P3+P4)}/(P1+P2+P3+P4)が算出される。
図3は、γ線検出器10の位置演算回路の構成を示すブロック図である。位置演算回路は、加算器71、72、73、74と位置弁別回路75、76とから構成されている。図3に示すように、γ線のX方向の入射位置を検出するために、光電子増倍管31の出力P1と光電子増倍管33の出力P3とが加算器71に入力されるとともに、光電子増倍管32の出力P2と光電子増倍管34の出力P4とが加算器72に入力される。両加算器71、72の各加算出力(P1+P3)と(P2+P4)とが位置弁別回路75へ入力され、両加算出力に基づきγ線のX方向の入射位置が求められる。同様に、γ線のY方向の入射位置を検出についても各加算出力(P1+P2)と(P3+P4)とが位置弁別回路76へ入力され、両加算出力に基づきγ線のY方向の入射位置が求められる。以上のように計算された結果はシンチレータに入射したγ線の位置に従って図4に示すような位置コーディングマップとして表され、各々の位置弁別情報が示される。
一方、計算値(P1+P2+P3+P4)はそのイベントに対するエネルギーを示しており、エネルギースペクトルとして計算される。一例として位置コーディングマップ上の代表部80に対するエネルギースペクトルを図5に示す。ここでは2つのシンチレータの発光出力の違いにより2つのエネルギーピークPFとPRが現れる。本実施例の場合、PFはGdSiO:Ce1.5mol%(GSO:Ce1.5mol%)、PRはGdSiO:Ce0.5mol%(GSO:Ce0.5mol%)のものに相当する。
ここで2段構造のシンチレータアレイをもつγ線検出器10に対して、シンチレータアレイの識別手段に要するパラメータT、T、Kを決定する手法を説明する。図6に示すようにγ線検出器単体の第1の検査段階として、γ線検出器10は暗箱15内に設置され、パラメータの初期値を検査用処理回路16に入力する。この状態で、鉛コリメータ36によりコリメートされたRi線源35からのγ線がシンチレータアレイ11Fのみに照射される。このとき、入力されているパラメータをもとに、検査用処理回路16内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントNと、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントNが算出される。
次に図7に示すように、この状態で、鉛コリメータ36によりコリメートされたRi線源35からのγ線がシンチレータアレイ11Rのみに照射される。このとき、入力されているパラメータをもとに、検査用処理回路16内では判別計算によりシンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントN’と、シンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントN’が算出される。
さらに図8に示すように、線源を使用しない状態では自然放射線17によるカウントが主に計測される。このバックグラウンドの状態において、検査用処理回路16内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fの信号であると判断された信号カウントN1bとシンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントN2bが算出される。
ここで、第1の信号カウント比としてR=(N−N1b) / (N−N2b)と R’=(N’−N2b) / (N’−N1b)を定義する。RとR’の両者の値が等しくかつ最大となる場合のパラメータT、T、Kを最適値として定める。
次に図9に示すようにγ線検出器単体の第2の検査段階として、γ線検出器10を暗箱15内に設置し、前項で決定した最適なパラメータT、T、Kを検査用処理回路16に入力する。この状態において、γ線検出器10に対して距離dだけ離れた位置にRi線源35を配置しγ線検出器10の前面からγ線を照射する。ここで距離dはPET装置上での中心からγ線検出器表面までの距離と等しい値である。このとき、入力されているパラメータをもとに、検査用処理回路16内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントNと、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントNが算出される。ここで、第2の信号カウント比としてR=N / N を定義する。ここまではγ線検出器単体での検査段階である。
次に図10に示すように第3の検査段階として、複数のγ線検出器10を、筐体(図示していない)に、実際のPET装置で構成される数だけ搭載する。各々のγ線検出器10は装置用処理回路18とつながっている。図10ではγ線検出器は全周のうち1/4のみを表わしているが、実際には全周存在し適当な暗箱(図示していない)に収納されている。なお、筐体は、実際にPET装置を構成するものを使用することが望ましいが、別途検査用の筐体を用いても良い。
このとき、検査段階で使用していた検査用処理回路16と装置用処理回路18は同じ規格で製造されているにもかかわらず、ゲインアンプなどの温度特性などが若干異なり個体差を発生しており、前項で決定した最適なパラメータT、T、Kが必ずしも一致していない。従って、ここで新たに最適なパラメータを決める必要があるが、仮に初期値として前項で決定した最適なパラメータT、T、Kを装置用処理回路18に入力しておく。そして図10に示すようにすべてのγ線検出器10に対して距離dだけ離れたPET装置上での中心位置にRi線源37を配置し、すべてのγ線検出器10の前面からγ線を照射する。
このとき、入力されているパラメータをもとに、装置用処理回路18内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントN’と、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントN’が算出される。
ここで、第3の信号カウント比としてR=N’/N’ を定義する。そこで前項で求めた第2の信号カウント比としてのR=N/Nと、今回算出された第3の信号カウント比としてのR=N’/N’が等しくなるようなパラメータの条件を見つけ、それをシンチレータアレイの識別手段に要するパラメータ最適値T’、T’、K’として決定する。
以上のように検査段階での第2の信号カウント比データを用いてPET装置としての第3の信号カウント比が等しくなるようにパラメータ最適値T’、T’、K’を決定しているため非常に正確にパラメータの最適値を決定することができる。
(第二実施例)
以下、本発明のγ線検出器の第二実施例の構成を図面に示し詳細に説明する。これはさらに厳密に最適値を決定する場合に使用するものである。シンチレータアレイの識別手段としては、γ線検出器単体の第1の検査段階で求める、第1の信号カウント比であるR=(N−N1b) / (N−N2b) と R’=(N’−N2b) / (N’−N1b)を定義し、RとR’の両者の値が等しくかつ最大となる場合のパラメータT、T、Kを最適値として定めるところまでは。第一実施例と全く同じである(図6〜図8)。
次に図11に示すようにγ線検出器単体の第2の検査段階として、γ線検出器10を暗箱15内に設置し、前項で決定した最適なパラメータT、T、Kを検査用処理回路16に入力する。この状態において、γ線検出器10に対して距離dだけ離れた位置にRi線源35を配置しγ線検出器10の前面からγ線を照射する。ここで距離dはPET装置上での中心からγ線検出器表面までの距離と等しい値である。このとき、入力されているパラメータをもとに、検査用処理回路16内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントNと、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントNが算出される。ここで、第2の信号カウント比としてR=N / N を定義する。
さらにこの状態において、図12に示すようにγ線検出器10に対して距離d’だけ離れた位置にRi線源35を配置しγ線検出器10の後面からγ線を照射する。ここで距離d’はのちにPET装置上にγ線検出器を搭載したときにγ線検出器10の後面からRi線源までの距離と等しい値である。このとき、入力されているパラメータをもとに、検査用処理回路16内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントNFbと、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントNRbが算出される。ここで、第2の信号カウント比としてR2b=NFb / NRb を定義する。ここまではγ線検出器単体での検査段階である。
次に図13に示すように第3の検査段階として、複数のγ線検出器10を、筐体(図示していない)に、実際のPET装置で構成される数だけ搭載する。各々のγ線検出器10は装置用処理回路18とつながっている。図13ではγ線検出器は全周のうち1/4のみを表わしているが、実際には全周存在し適当な暗箱(図示していない)に収納されている。なお、筐体は、実際にPET装置を構成するものを使用することが望ましいが、別途検査用の筐体を用いても良い。
このとき、検査段階で使用していた検査用処理回路16と装置用処理回路18は同じ規格で製造されているにもかかわらず、ゲインアンプなどの温度特性などが若干異なり個体差を発生しており、前項で決定した最適なパラメータT、T、Kが必ずしも一致していない。従って、ここで新たに最適なパラメータを決める必要があるが、仮に初期値として前項で決定した最適なパラメータT、T、Kを装置用処理回路18に入力しておく。そして図13に示すようにすべてのγ線検出器10に対して距離dだけ離れたPET装置上での中心位置にRi線源37を配置し、すべてのγ線検出器10の前面からγ線を照射する。
このとき、入力されているパラメータをもとに、装置用処理回路18内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントN’と、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントN’が算出される。ここで、第3の信号カウント比としてR=N’ / N’ を定義する。そこで前項で求めた第2の信号カウント比としてのR=N / Nと、今回算出された第3の信号カウント比としてのR=N’ / N’が等しくなるようなパラメータの条件を見つけ、それをシンチレータアレイの識別手段に要するパラメータ最適値T’、T’、K’として決定する。
さらに図13に示すようにすべてのγ線検出器10に対して距離d’だけ離れたPET装置上での位置にRi線源38(Ri線源37も図示しているがこのときは存在しない)を配置し、すべてのγ線検出器10について順次後面からγ線を照射する。
このとき、入力されているパラメータをもとに、装置用処理回路18内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントNFb’と、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントNRb’が算出される。ここで、第3の信号カウント比としてR=NFb’ / NRb’ を定義する。そこで前項で求めた第2の信号カウント比としてのR=NFb / NRbと、今回算出された第3の信号カウント比としてのR=NFb’ / NRb’が等しくなるようなパラメータの条件を見つけ、それをシンチレータアレイの識別手段に要するパラメータ最適値T’’、T’’、K’’として決定する。
ここで、パラメータ最適値T’、T’、K’とパラメータ最適値T’’、T’’、K’’の各々の中間値をとることにより、さらに正確にパラメータの最適値を決定することができる。
(第三実施例)
以下、本発明のγ線検出器の第三実施例の構成を図面に示し詳細に説明する。シンチレータアレイの識別手段としては、γ線検出器単体の第1の検査段階で求める、第1の信号カウント比であるR=(N−N1b) / (N−N2b) と R’=(N’−N2b) / (N’−N1b)を定義し、RとR’の両者の値が等しくかつ最大となる場合のパラメータT、T、Kを最適値として定めるところまでは、第一実施例と全く同じである(図6〜図8)。
次に図14に示すようにγ線検出器単体の第2の検査段階として、γ線検出器10を暗箱15内に設置し、前項で決定した最適なパラメータT、T、Kを検査用処理回路16に入力する。この状態において、γ線検出器10に対して距離lだけ離れた位置にRi線源35を配置しγ線検出器10の側面からγ線を照射する。ここで距離lはPET装置上でのトランスミッション用線源からγ線検出器表面までの距離と等しい値である。このとき、入力されているパラメータをもとに、検査用処理回路16内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントNFcと、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントNRcが算出される。ここで、第2の信号カウント比としてR=NFc / NRc を定義する。ここまではγ線検出器単体での検査段階である。
次に図15に示すように第3の検査段階として、複数のγ線検出器10を、筐体(図示していない)に、実際のPET装置で構成される数だけ搭載する。各々のγ線検出器10は装置用処理回路18とつながっている。図15ではγ線検出器は全周のうち1/4のみを表わしているが、実際には全周存在し適当な暗箱(図示していない)に収納されている。なお、筐体は、実際にPET装置を構成するものを使用することが望ましいが、別途検査用の筐体を用いても良い。このとき、検査段階で使用していた検査用処理回路16と装置用処理回路18は同じ規格で製造されているにもかかわらず、ゲインアンプなどの温度特性などが若干異なり個体差を発生しており、前項で決定した最適なパラメータT、T、Kが必ずしも一致していない。従って、ここで新たに最適なパラメータを決める必要があるが、仮に初期値として前項で決定した最適なパラメータT、T、Kを装置用処理回路18に入力しておく。
図15に示すようにすべてのγ線検出器10に対して距離lだけ離れた位置に回転式のトランスミッション用線源39が配置されている。なおトランスミッション用線源39とトランスミッション用検出器40は吸収補正データ取得のため、PET装置では一般的に装備されているものでトランスミッション用線源39は回転機構42によって順次トランスミッション用検出器40を照射できるようになっている。トランスミッション用線源39は鉛箱41内に配置されており、γ線検出器10を照射するための開閉式の窓と、トランスミッション用検出器40を照射するための開閉式の窓を備えている。これを利用してすべてのγ線検出器10について回転機構42により順次側面からγ線を照射する。
このとき、入力されているパラメータをもとに、装置用処理回路18内では判別計算によりシンチレータアレイ11Fからの信号であると判断された信号カウントNFc’と、シンチレータアレイ11Rからの信号であると判断された信号カウントNRc’が算出される。ここで、第3の信号カウント比としてR=NFc’ / NRc’ を定義する。そこで前項で求めた第2の信号カウント比としてのR=NFc / NRcと、今回算出された第3の信号カウント比としてのR=NFc’ / NRc’が等しくなるようなパラメータの条件を見つけ、それをシンチレータアレイの識別手段に要するパラメータ最適値T’、T’、K’として決定する。
以上のような方法をとることにより正確にかつ特別な外部線源を用いることなく簡便にパラメータの最適値を決定することができるため高画質を保持し、簡便な作業でこれを達成できる核医学診断装置を提供することが可能である。また、実際のPET装置にγ線検出器を搭載した後はPET装置に合わせた大規模な鉛コリメータジグが不要となり作業は非常に簡便なもので済む。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
上述した実施例では、PET装置を例に採って説明したが、この発明は、放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線を同時計数して核医学診断を行う核医学装置であれば、PET装置に限定されずに適用することができる。
上述した実施例では、PET装置とX線CT装置とを備えたPET−CTのように、核医学診断装置とX線CT装置とを組み合わせた装置にも適用することができる。
上述した実施例では、シンチレータブロック1は、シンチレータアレイ11Fとシンチレータアレイ11Rとの2層(個)組合わせたものとして説明したが、2層(個)以外の複数層(個)であってもよい。また、各シンチレータに備えるシンチレータアレイ11F、11Rの数を8×8本として説明したが、これ以外の複数本備えるようにしてもよい。
上述した実施例では、受光素子を光電子増倍管31〜34として説明したが、これ以外の受光素子、例えば、フォトダイオードやアバランシェフォトダイオードなどを用いてもよい。
以上のように、この発明は、医療用や産業用の放射線撮影装置に適している。

Claims (4)

  1. 互いに発光パルスの減衰時間が異なる複数のシンチレータアレイをγ線入射深さ方向に光学的に結合配置したシンチレータブロックと、前記シンチレータブロックで発光した発光パルスを電気信号に変換する受光素子と、前記受光素子から出力された電気信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、から構成される複数のγ線検出器と、
    前記γ線検出器からのデジタル信号に基づいて信号カウント比を算出する装置用処理回路と、
    前記複数のγ線検出器を搭載する筐体と、
    前記複数のγ線検出器の夫々を前記筐体に搭載せず、前記装置用処理回路とは別の検査用処理回路に接続した状態で、γ線を前記シンチレータアレイの夫々に照射した際に得られる前記デジタル信号に基づいて第1の信号カウント比を算出し、γ線を前記シンチレータブロックに照射して測定することにより第2の信号カウント比を求めると共に、前記複数のγ線検出器の夫々を前記筐体に搭載し、前記装置用処理回路に接続した状態で、γ線を前記γ線検出器の夫々が有する前記シンチレータブロックに照射して測定することにより第3の信号カウント比を求め、前記第1の信号カウント比、前記第2の信号カウント比、及び前記第3の信号カウント比に基づいて、識別用パラメータを決定する識別用パラメータ決定手段と、
    前記識別用パラメータに基づいて、測定対象のγ線が、前記複数のγ線検出器の夫々が有するいずれの前記シンチレータアレイに入射したかを識別する識別手段とを有することを特徴とする核医学診断装置。
  2. 前記第2の信号カウント比および前記第3の信号カウント比は、γ線を前記シンチレータブロックの前面または後面より照射して測定することにより求めることを特徴とする請求項1に記載の核医学診断装置。
  3. 前記第2の信号カウント比および前記第3の信号カウント比は、γ線を前記シンチレータブロックの側面より照射して測定することにより求めることを特徴とする請求項1に記載の核医学診断装置。
  4. 前記第3の信号カウント比を求めるためのγ線の照射は、トランスミッション用線源によることを特徴とする請求項3に記載の核医学診断装置。
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