JP4715894B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
中間転写体と、
下記に示す記録用の材料におけるインク受容性粒子を前記中間転写体上に供給するインク受容性粒子供給手段と、
前記中間転写体上に供給された前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料におけるインクを吐出するインク吐出手段と、
前記インク受容性粒子および前記インクを記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記インク受容性粒子および前記インクを定着する定着手段と、
下記(a)〜(c)の少なくとも何れかにおいて、前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料における硬化性液体を付与する硬化性液体付与手段と、を有する記録装置である。
(a)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写される前
(b)前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(c)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
(尚、前記記録用の材料とは、
インクと、
該インクを受容し、下記(1)〜(3)の要件を満たす有機樹脂としてスチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体およびスチレン/n−ブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体から選択される少なくとも一種を含有するインク受容性粒子と、
カチオン性物質として多価金属塩および多価アミン塩から選択される少なくとも1種を含有し、前記インク受容性粒子の表面に架橋構造を形成させて該インク受容性粒子の表面を硬化させる硬化性液体と、を備える記録用の材料である。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である)
下記に示す記録用の材料におけるインク受容性粒子を記録媒体上に供給するインク受容性粒子供給手段と、
前記記録媒体上に供給された前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料におけるインクを吐出するインク吐出手段と、
前記記録媒体上に供給された前記インク受容性粒子および前記インクを定着する定着手段と、
下記(d)〜(e)の少なくとも何れかにおいて、前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料における硬化性液体を付与する硬化性液体付与手段と、を有する記録装置である。
(d)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(e)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
(尚、前記記録用の材料とは、
インクと、
該インクを受容し、下記(1)〜(3)の要件を満たす有機樹脂としてスチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体およびスチレン/n−ブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体から選択される少なくとも一種を含有するインク受容性粒子と、
カチオン性物質として多価金属塩および多価アミン塩から選択される少なくとも1種を含有し、前記インク受容性粒子の表面に架橋構造を形成させて該インク受容性粒子の表面を硬化させる硬化性液体と、を備える記録用の材料である。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である)
請求項2に係る発明によれば、硬化性液体を前記(d)〜(e)のタイミングで付与しない場合に比べ、形成後の画像における耐久性が向上されると共に、インク受容性粒子の吸液速度の阻害が良好に抑制される。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である)
(a)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写される前
(b)前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(c)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
(d)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(e)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
具体的には、上記第2実施形態においては、まずインク受容性粒子供給手段によって中間転写体上にインク受容性粒子を供給してインク受容性粒子層を形成し、該インク受容性粒子層にインク吐出手段からインクを吐出した後、前記(a)〜(c)のタイミングでインク受容性粒子層に硬化性液体を付与することにより、インク受容性粒子層の表面が硬化され、形成後の画像においても画像耐久性が向上するものと推察される。また、上記第3実施形態においては、まずインク受容性粒子供給手段によって記録媒体上にインク受容性粒子を供給してインク受容性粒子層を形成し、該インク受容性粒子層にインク吐出手段からインクを吐出した後、前記(d)〜(e)のタイミングでインク受容性粒子層に硬化性液体を付与することにより、インク受容性粒子層の表面が硬化され、形成後の画像においても画像耐久性が向上するものと推察される。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する(即ち、上記(1)の極性基の内の少なくとも一部が中和されている)
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である
またその他併用して用いられる単量体成分としては、極性基としてエチレンオキサイド基、スルホン酸基、置換若しくは未置換のアミノ基、又は水酸基を含む単量体である。例えば、正帯電性付与の場合、(置換)アミノ基、(置換)ピリジン基を含む単量体であることが望ましい。負帯電性付与の場合、カルボン酸基、スルホン酸基等を含む有機酸の単量体であることが望ましい。特にカルボン酸基は、未中和の場合(塩構造を持たない場合)、空気中の湿度では解離し難く、インク(弱アルカリ性の液体)で解離することから、保存安定性に有利である。また、カルボン酸基は、インク中のイオンで架橋(擬似架橋)し、系全体(インクとインク受容性粒子)が固定化され易くなり、定着性に有利である。
まず、第1実施形態に係る記録用の材料について詳細に説明する。
(インク受容性粒子)
第1実施形態におけるインク受容性粒子は、インクが当該粒子と接触したとき、インク成分を受容するものである。ここで、インク受容性とは、インク成分の少なくとも一部(少なくとも液体成分)を保持することを示す。
第1実施形態におけるインク受容性粒子は、上記構成とすることで、種々のインクを受容可能であるとともに、吸液性を向上させたインク受容性粒子となる。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する(即ち、上記(1)の極性基の内の少なくとも一部が中和されている)
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である
第1実施形態におけるインク受容性粒子は、粒子(以下、「吸液粒子」と称する場合がある)の単独粒子(以下、「一次粒子」と称する場合がある)で構成してもよいし、少なくとも吸液粒子が集合した複合体粒子であってもよい。上記吸液粒子には、前述の通り上記有機樹脂を含むことが好ましい。この吸液粒子の単独粒子、または少なくとも吸液粒子が集合した複合体粒子を「母粒子」と称することがある。
ここで、球換算平均粒径は次のようにして求められる。粒子サイズによって最適方法は異なるが、例えば粒子を液体中に分散し光散乱原理で粒径を求める、粒子の投影像を画像処理で求める等多種の方法が利用できる。汎用的に使用できる方法としては、マイクロトラックUPA法やコールターカウンター法が挙げられる。
まず、有機樹脂(以下、「親水性有機樹脂」と称する場合がある)について説明する。上記親水性有機樹脂は、前述の通り、下記(1)〜(3)の要件を満たす樹脂であることが好ましい。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する(即ち、上記(1)の極性基の内の少なくとも一部が中和されている)
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である
また、前記有機樹脂において極性基を中和させる際には、中和剤が使用される。該中和剤としては、アルカリ性の中和剤として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が挙げられる。
またその他併用して用いられる単量体成分としては、極性基としてエチレンオキサイド基、スルホン酸基、置換若しくは未置換のアミノ基、アンモニウム基、水酸基を含む単量体である。
尚本実施形態では、これらの中でも、少なくとも有機樹脂としてスチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体およびスチレン/n−ブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体から選択される少なくとも一種を含有する。
尚、中和度は、以下の方法により測定される。
具体的には、樹脂をIPA(イソプロピルアルコール)/水混合溶媒に溶解させた後、JIS K2501(2003年)の酸価の電位差測定法(測定には電位差計とpH計を用いる)に準じ、KOHの消費量を測定して(COOH)のmol量を算出する。次いで、中和後のインク受容性粒子をIPA/水混合溶媒に溶解させ、滴定溶液としてHClaqを使用し、JIS K2501(2003年)の酸価の電位差測定法(測定には電位差計とpH計を用いる)に準じ、HClの消費量を測定して(COO−)のmol量を算出する。これらから、上記式によって中和度が算出される。
無機粒子としては、非多孔質粒子、多孔質粒子のいずれも使用することができる。無機粒子としては、無色、淡色或いは白色の粒子(例えば、コロイダル・シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ等)が挙げられる。これら無機粒子は、表面処理(部分疎水化処理、特定官能基導入処理等)を施されてもよい。例えば、シリカの場合には、シリカの水酸基をトリメチルクロロシラン、t−ブチルジメチルクロロシランなどのシリル化剤で処理してアルキル基を導入する。シリル化剤によって脱塩酸が生じ、反応が進む。この際、アミンを添加すると塩酸を塩酸塩にして反応を促進することもできる。疎水性基としてアルキル基やフェニル基を有するシランカップリング剤やチタネート系、ジルコネート系等のカップリング剤の処理量や処理条件を制御することでコントロールできる。また、脂肪族アルコール類や高級脂肪酸および同誘導体類での表面処理も可能である。また、(置換)アミノ基や四級アンモニウム塩構造を有するシランカップリング剤等のカチオン性官能基を有するカップリング剤類、フルオロシランの様なフッ素系官能基を有するカップリング剤、その他カルボン酸等のアニオン性官能基を有するカップリング剤類での表面処理も可能である。なお、これらの無機粒子は、吸液粒子内部に含まれる、所謂内添されていてもよい。
前述の通り、第1実施形態における硬化性液体は、前述のインク受容性粒子に付与され、該インク受容性粒子の表面を硬化させる機能を有する。尚、インク受容性粒子の表面を硬化させる態様としては、インク受容性粒子の表面に架橋構造を形成させる態様である。
尚、硬化性液体およびインクの表面張力は、ウイルヘルミー型表面張力計(協和界面科学株式会社製)を用い、23℃、55%RHの環境において測定した値を採用した。
ここで、粘度としては、レオマット115(Contraves製)を測定装置として用いて、測定温度は23℃、せん断速度は1400s-1の条件で測定した値を採用した。
硬化性液体の付与量としては、0.1g/m2以上5.0g/m2以下であることが好ましい。また、単位面積あたりのインク受容性粒子の量に対する硬化性液体の付与量としては、1質量%以上50質量%以下が好ましい。
第1実施形態に係る記録用の材料はインクを備える。以下、インクについて詳細に説明する。
インクは水性インク、油性インク共に使用することができるが、環境性の点で水性インクが好適に使用される。水性インク(以下、単に「インク」と称する)は、記録材に加え、インク溶媒(例えば、水、水溶性有機溶媒)を含んでいる。また、必要に応じて、その他、添加剤を含んでいてもよい。
含硫黄溶媒としては、チオジエタノール、チオジグリセロール、スルフォラン、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。
第2実施形態に係る記録装置は、中間転写体と、上記第1実施形態に係る記録用の材料におけるインク受容性粒子を前記中間転写体上に供給するインク受容性粒子供給手段と、前記中間転写体上に供給された前記インク受容性粒子に上記第1実施形態に係る記録用の材料におけるインクを吐出するインク吐出手段と、前記インク受容性粒子および前記インクを記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体に転写された前記インク受容性粒子および前記インクを定着する定着手段と、下記(a)〜(c)の少なくとも何れかにおいて、前記インク受容性粒子に上記第1実施形態に係る記録用の材料における硬化性液体を付与する硬化性液体付与手段と、を有することを特徴とする。
(a)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写される前
(b)前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(c)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
次に、第2実施形態の各ステップの構成要素について詳しく説明する。
インク受容性粒子層が形成される中間転写体12は前述のようにベルト状でも、あるいは円筒状(ドラム状)でもよい。中間転写体表面にインク受容性粒子を静電力により供給保持する為には、中間転写体外周面が半導電性あるいは絶縁性の粒子保持特性を有する必要がある。中間転写体表面の電気的特性として、半導電性の場合は表面抵抗率が1010Ω/□以上1014Ω/□以下、体積抵抗率が109Ω・cm以上1013Ω・cm以下、絶縁性の場合には表面抵抗率が1014Ω/□以上、体積抵抗率が1013Ω・cm以上の部材を用いる。
まず、離型剤供給装置14により、インク受容性粒子16供給前に中間転写体12表面に離型剤14Dによる離型層14Aを形成する。
ストレートシリコーンオイルとしては、例えばジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイルが挙げられる。
変性シリコーンオイルとしては、例えばメチルスチリル変性オイル、アルキル変性オイル、高級脂肪酸エステル変性オイル、フッ素変性オイル、アミノ変性オイルが挙げられる。
ポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体、ポリブチレングリコールが挙げられるが、これらの中もポリプロピレングリコールが望ましい。
界面活性剤としては、例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤が挙げられるが、これらの中でもノニオン性界面活性剤が望ましい。
中間転写体12の表面に形成されたインク受容性粒子16の層(インク受容性粒子層16A)に、画像信号に基づいてインクジェット記録ヘッド20からインク滴20Aが吐出され、画像が形成される。インクジェット記録ヘッド20から吐出されたインク滴20Aは、インク受容性粒子層16Aに打ち込まれ、インク滴20Aはインク受容性粒子16内に形成された粒子間空隙により速やかに吸収され、記録材(例えば、顔料)はインク受容性粒子16表面またはインク受容性粒子16を構成する粒子間空隙に捕獲(トラップ)される。
インク滴20Aを受容し、画像が形成されたインク受容性粒子層16Aは、記録媒体8に転写される。尚、転写プロセスと後述の定着プロセスを実質的に同時に行ってもよい。
記録媒体8の表面に転写されたインク受容性粒子16の層(インク受容性粒子層16A)に、硬化性液体記録ヘッド40から硬化性液体が吐出される。
硬化性液体記録ヘッド40としては、記録媒体8の幅と同等またはそれ以上の幅を持つライン型の液滴吐出ヘッドが望ましいが、従来のスキャン型の液滴吐出ヘッドを用いて順次吐出を行ってもよい。硬化性液体記録ヘッド40の液滴吐出手段は、圧電素子駆動型、発熱素子駆動型等、インク吐出可能な手段であれば制限はない。
(a)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写される前
(b)前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(c)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
画像が形成されたインク受容性粒子層16Aは、記録媒体8に定着される事により、記録媒体8上に画像を形成する。定着はインク受容性粒子層16Aを加熱あるいは加圧することのいずれかの方法、あるいは加熱と加圧の両方を用いる方法等あるが、望ましくは加熱/加圧を行う方式がよい。
インク受容性粒子16層に受容/保持されたインク液体成分(溶媒や分散媒)は、転写定着後もインク受容性粒子16層内に保持され、自然乾燥にて除去される。
中間転写体12表面をリフレッシュして繰返し使用を可能にするために表面をクリーニング装置24でクリーニングする工程を有することが好ましい。クリーニング装置24はクリーニング部と粒子搬送回収部(図示せず)から成り立っており、上記クリーニングにより、中間転写体12表面に残留しているインク受容性粒子16(残留粒子16D)の除去、粒子以外の異物(記録媒体8の紙粉等)といった中間転写体12の表面に付着した付着物の除去を行う。また、回収した残留粒子16Dは再利用してもよい。
離型層14Aを形成する前に除電装置29を用いて中間転写体12の表面を除電するようにしてもよい。
記録装置は、中間転写方式の形態に限定されるものではなく、次で説明するインク受容性粒子を直接記録媒体上に供給する他の形態であってもよい。
(d)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(e)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
(d)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(e)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
(インク受容性粒子A)
まず、スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(極性単量体比率33mol%)を水酸化ナトリウムで中和し粒子化した(酸価×中和度が180)。
次いで、
・上記粒子 100質量部
・非晶質シリカ(Aerosil TT600/Degussa社) 2質量部
を攪拌混合し、球換算平均径6μmの粒子を作製した。
まず、スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(極性単量体比率60mol%)を水酸価ナトリウムで中和し粒子化した(酸価×中和度330)。
ついで、
・上記粒子 95質量部
・ポリエステル粒子 5質量部
・非晶質シリカ(Aerosil TT600/Degussa社) 2質量部
を攪拌混合し、球換算平均径8μmの粒子を作製した。
まず、スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(極性単量体比率12.5mol%)を水酸価カリウムで中和し粒子化した(酸価×中和度70)。
ついで、
・上記粒子 100質量部
・非晶質シリカ(Aerosil TT600/Degussa社) 2質量部
を攪拌混合し、球換算平均径8μmの粒子を作製した。
まず、スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(極性単量体比率87.5mol%)を水酸価ナトリウムで中和し粒子化した(酸価×中和度450)。
ついで、
・上記粒子 90質量部
・ポリエステル粒子 10質量部
・非晶質シリカ(Aerosil TT600/Degussa社) 2質量部
を攪拌混合し、球換算平均径9μmの粒子を作製した。
まず、スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(極性単量体比率82mol%)を水酸価ナトリウムで中和し粒子化した(酸価×中和度220)。
ついで、
・上記粒子 90質量部
・ポリエステル粒子 10質量部
・非晶質シリカ(Aerosil TT600/Degussa社) 2質量部
を攪拌混合し、球換算平均径10μmの粒子を作製した。
まず、スチレン/n−ブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体(極性単量体比率8mol%)を水酸価カリウムで中和し粒子化した(酸価×中和度40)。
ついで、
・上記粒子 100質量部
・非晶質シリカ(Aerosil TT600/Degussa社) 2質量部
を攪拌混合し、球換算平均径6μmの粒子を作製した。
(硬化性液体1)
・グリセリン 30質量%
・プロピレングリコール 5質量%
・1,2−ヘキサンジオール 2質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製) 1.5質量%
・硝酸マグネシウム6水和物(カチオン性物質) 2質量%
・水 残部
を攪拌混合し、硬化性液体を作製した。
・ジグリセリン−EO付加物 30質量%
・ジエチレングリコール 10質量%
・1,2−ヘキサンジオール 5質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製) 1質量%
・硝酸カルシウム(カチオン性物質) 4質量%
・水 残部
を攪拌混合し、硬化性液体を作製した。
・ジグリセリン−EO付加物 30質量%
・プロピレングリコール 10質量%
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 5質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製) 0.75質量%
・ジエタノールアミン(カチオン性物質) 6質量%
・水 残部
を攪拌混合し、硬化性液体を作製した。
(インクI)
・cabojet200(自己分散性インク) 5質量%
・グリセリン 20質量%
・トリエチレングリコール 5質量%
・プロピレングリコオール 2質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製) 1質量%
・水 残部
を攪拌混合し、インクを作製した。
・C.I.Pigment Blue 15:3(樹脂分散インク) 5質量%
・スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸 2質量%
・グリセリン 20質量%
・トリエチレングリコール 5質量%
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製) 0.75質量%
・水 残部
を攪拌混合し、インクを作製した。
・C.I.Pigment Blue 15:3(樹脂分散インク) 4質量%
・スチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸 2.5質量%
・グリセリン 20質量%
・プロピチレングリコール 5質量%
・1,2−ヘキサンジオール 5質量%
・オルフィンE1010(日信化学社製) 0.1質量%
・水 残部
を攪拌混合し、インクを作製した。
<画像形成>
図3に示す記録装置を用い、インク受容性粒子収納カートリッジ19に下記表1に示すインク受容性粒子を充填し、中間転写体12上に下記表1に示す付与量にてインク受容性粒子層16Aを形成した。次いで、インクジェット記録ヘッド20の内ひとつの記録ヘッドのみを用いて下記表1に示すインクを下記表1に示す付与量にて吐出した。インク受容性粒子層16Aを記録媒体8に転写した後、硬化性液体吐出ヘッド40から下記表1に示す硬化性液体を下記表1に示す付与量にて吐出し、定着工程を経て画像を形成した。
−耐刷過性−
定着性については、100℃に加熱して定着した場合で、以下のように評価した。
印字部に白紙の普通紙(富士ゼロックス社製、C2紙)と、さらにその上に重さ5kg、底面積10cm2の重りを載せ、非印字部方向に白紙を引っ張って動かした。白紙および重りを取り除き、非印字部に移った度合いを予め定めた限度見本に照合し、官能評価を行った。評価基準は以下の通りである。
◎ : 印字移りが発生していない
○+: 印字移りが顕微鏡でみるとわずかに発生。
○−: 印字移りが目視でわずかに発生
× : 印字移りが発生
印字画像上に水を1滴たらし、記録媒体を90度に立てて、画像の乱れ(インクの流れ)を官能評価により判定した。評価基準は以下の通りである。
◎ : 顕微鏡で観察しても画像のにじみが観察されない。
○+: 目視ではほとんど滲まないが、顕微鏡観察ではやや滲む
○−: 目視ではほとんど滲まないが、顕微鏡観察では滲む
× : 傾けた時画像が乱れる。
インク受容性粒子をPFAフィルム上に散布した(粒子;30g/m2)。インクジェット方式を用いて画像密度1200dpi×1200dpiにおいて、1drop当り2pLのインクを付与し、100%カバレッジパターンを形成した。
画像面に105Paの圧力で普通紙(C2紙)を押し当て、普通紙側にインクが転写されなくなるまでの時間を測定した。
○ 乾燥時間が0.25秒未満
△ 乾燥時間が0.25秒以上0.75秒未満
× 乾燥時間が0.75秒以上
11 記録装置
12 中間転写体
13 搬送ベルト
14 離型剤供給装置
14A 離型層
14B ブレード
14C 供給ローラ
14D 離型剤
16 インク受容性粒子
16A インク受容性粒子層
16B 画像層
16D 残留粒子
18 インク受容性粒子供給装置
18A 粒子供給ロール
18B 帯電ブレード
19 インク受容性粒子収納カートリッジ
19A 供給管
20 インクジェット記録ヘッド
20A インク滴
20B ノズル面
22 転写装置
22A 転写ロール
22B 加圧ロール
23 定着装置
23A 加熱ロール
23B 加圧ロール
24 クリーニング装置
28 帯電装置
29 除電装置
31 従動ロール
40 硬化性液体吐出ヘッド
Claims (2)
- 中間転写体と、
下記に示す記録用の材料におけるインク受容性粒子を前記中間転写体上に供給するインク受容性粒子供給手段と、
前記中間転写体上に供給された前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料におけるインクを吐出するインク吐出手段と、
前記インク受容性粒子および前記インクを記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記インク受容性粒子および前記インクを定着する定着手段と、
下記(a)〜(c)の少なくとも何れかにおいて、前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料における硬化性液体を付与する硬化性液体付与手段と、を有する記録装置。
(a)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写される前
(b)前記転写手段によって前記インク受容性粒子および前記インクが記録媒体へ転写された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(c)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
(尚、前記記録用の材料とは、
インクと、
該インクを受容し、下記(1)〜(3)の要件を満たす有機樹脂としてスチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体およびスチレン/n−ブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体から選択される少なくとも一種を含有するインク受容性粒子と、
カチオン性物質として多価金属塩および多価アミン塩から選択される少なくとも1種を含有し、前記インク受容性粒子の表面に架橋構造を形成させて該インク受容性粒子の表面を硬化させる硬化性液体と、を備える記録用の材料である。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である) - 下記に示す記録用の材料におけるインク受容性粒子を記録媒体上に供給するインク受容性粒子供給手段と、
前記記録媒体上に供給された前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料におけるインクを吐出するインク吐出手段と、
前記記録媒体上に供給された前記インク受容性粒子および前記インクを定着する定着手段と、
下記(d)〜(e)の少なくとも何れかにおいて、前記インク受容性粒子に下記に示す記録用の材料における硬化性液体を付与する硬化性液体付与手段と、を有する記録装置。
(d)前記インク吐出手段によって前記インク受容性粒子にインクが吐出された後、前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着される前
(e)前記定着手段によって前記記録媒体に前記インク受容性粒子および前記インクが定着された後
(尚、前記記録用の材料とは、
インクと、
該インクを受容し、下記(1)〜(3)の要件を満たす有機樹脂としてスチレン/n−ブチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体およびスチレン/n−ブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体から選択される少なくとも一種を含有するインク受容性粒子と、
カチオン性物質として多価金属塩および多価アミン塩から選択される少なくとも1種を含有し、前記インク受容性粒子の表面に架橋構造を形成させて該インク受容性粒子の表面を硬化させる硬化性液体と、を備える記録用の材料である。
(1)アニオン性極性基としてカルボン酸基を有する
(2)該極性基として少なくとも中和された極性基を有する
(3)全単量体成分に対する極性基を有する単量体成分の比率が10mol%以上90mol%以下である)
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