JP4715284B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体に担持されたトナー像を記録媒体に転写し、トナー像を転写された記録媒体を定着ロールへ搬送してトナー像を記録媒体に定着させる画像形成装置に関する。
一般的に、電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光体ドラム等の像担持体に担持されたトナー像が用紙等の記録媒体に転写され、トナー像を転写された記録媒体が定着ユニットへ搬送されて、トナー像が記録媒体に定着される。この画像形成装置の定着ユニットとしては、加圧ロールと加熱ロールとのニップ部で記録媒体を加圧、加熱するヒートロール方式のものが多く採用されている。
ところで、図9に示すように、ヒートロール方式の定着ユニット100では、加圧ロール102及び加熱ロール104の少なくとも一方を軸方向中央が内に凹のフレアー形状(逆クラウン形状)とすることで、両ロールのニップ部Nの両端部における記録媒体の搬送速度を、ニップ部Nの中央部における記録媒体の搬送速度よりも速くしている。これによって、ニップ部Nにおいて、記録媒体に幅方向の両側へのテンションがかかるので、記録媒体のニップ部Nへの突入姿勢の相違や記録媒体の吸湿等に起因する記録媒体のしわの発生が抑制される。
しかしながら、記録媒体の吸湿量が多い場合には、ニップ部Nにおける記録媒体の幅方向の搬送速度差を調整するだけでは不十分であり、記録媒体にしわが発生することがあったので、記録媒体の幅方向両端部を幅方向中央部よりも先にニップ部Nへ進入させることが考案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
この特許文献1、2では、記録媒体をニップ部Nへ導く搬送ガイド106を、幅方向(搬送方向と直交する方向)中央部が記録媒体側に凸となるように湾曲する山型とし、記録媒体を搬送ガイド106に沿わせてニップ部Nへ進入させることで、記録媒体の幅方向両端部を幅方向中央部よりも先にニップ部Nへ進入させている。
ここで、記録媒体を搬送ガイド106に沿わせてニップ部Nへ進入させるためには、図10に示すように、真空(バキューム)搬送装置108等の矯正機構によって記録媒体Pに付いたカール等の癖を矯正する必要がある。しかし、図11に示すように、コストダウンのために真空搬送装置108等を設置しない場合には、記録媒体Pに付いた癖を矯正することができず、記録媒体Pを搬送ガイド106に沿わせてニップ部Nへ進入させることができなかった。このため、記録媒体Pの幅方向両端部を幅方向中央部よりも先にニップ部Nへ進入させることができずに、記録媒体Pのしわの発生を招いていた。
実開平2−136272号公報 特開平6−289743号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、記録媒体が定着ロールのニップ部を通過する際に発生する記録媒体のしわを抑制することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、像担持体からトナー像を転写されて搬送される記録媒体の裏面に接触して記録媒体を定着ロールのニップ部へ導く搬送ガイドを備え、前記搬送ガイドが、搬送方向と直交する方向の中央部が記録媒体側へ凸となるように湾曲した画像形成装置であって、前記像担持体の転写位置と前記ニップ部との間で記録媒体の転写面に接触して記録媒体の姿勢を矯正し、記録媒体を前記搬送ガイドに沿わせる矯正手段を備え、前記矯正手段は、記録媒体の転写面の幅方向の両端部に接触する端部矯正部材と、記録媒体の転写面の幅方向の中央部に接触する中央部矯正部材と、を有し、前記端部矯正部材の前記転写位置からの距離を、前記中央部矯正部材の前記転写位置からの距離より長くしたことを特徴とする。
請求項1に記載の画像形成装置では、搬送ガイドが、像担持体からトナー像を転写されて搬送される記録媒体の裏面に接触してこの記録媒体を定着ロールのニップ部へ導く。この搬送ガイドは、搬送方向と直交する方向の中央部が記録媒体側へ凸となるように湾曲している。
ここで、像担持体の転写位置と定着ロールのニップ部との間では、像担持体の転写位置と定着ロールのニップ部との間で、端部矯正部材が、搬送される記録媒体の転写面の幅方向両端部に接触して記録媒体の幅方向両端部の姿勢を矯正し、記録媒体の幅方向両端部を搬送ガイドに沿わせると共に、中央部矯正部材が、記録媒体の転写面の幅方向中央部に接触して記録媒体の幅方向中央部の姿勢を矯正し、記録媒体の幅方向中央部を搬送ガイドに沿わせる。また、端部矯正部材の像担持体の転写位置からの距離が、中央部矯正部材の像担持体の転写位置からの距離よりも長くなっているので、記録媒体の幅方向両端部の矯正量が幅方向中央部の矯正量よりも大きくなり、記録媒体が、幅方向両端部が搬送ガイド側へ凸となるに湾曲した姿勢に矯正される。これにより、記録媒体の幅方向両端部を幅方向中央部より先に定着ロールのニップ部へ進入させることができると共に、記録媒体の幅方向中央部の姿勢を安定させることができる。そのため、像担持体の転写位置を通過した記録媒体にカール等の癖が付いている場合でも、記録媒体の幅方向(搬送方向と直交する方向)両端部を幅方向中央部よりも先に定着ロールのニップ部へ進入させることができる。従って、定着ロールのニップ部を通過する記録媒体が、吸湿量が多く且つカール等の癖が付いたものであっても、定着ロールのニップ部において、記録媒体に十分に幅方向両側へのテンションをかけることができ、しわの発生を抑制できる。また、記録媒体の癖を真空搬送装置等によって矯正する場合と比して、画像形成装置のコストを低減できる。
本発明は上記構成にしたので、記録媒体が定着ロールのニップ部を通過する際に発生する記録媒体のしわを抑制できる。また、真空搬送装置が不要となるので、画像形成装置のコストを低減できる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態の画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の下部に2段のロール装填部14が設けられている。各ロール装填部14には、記録媒体としての用紙Pを巻き取ったロールの巻芯に挿入される回転軸16が回転自在に設けられ、また、ロールから巻き出された用紙Pを切断するカッタ18が設けられており、回転軸16が回転駆動されて用紙Pがロールから巻き出されて上方へ給紙され、その際に、カッタ18が用紙Pを所定長さに切断する。
また、画像形成装置本体12の前側側面(図中左側)の高さ方向の中央部には、手差しトレイ20が設けられている。この手差しトレイ20にはカットされた用紙Pがセットされ、図示しない搬送機構によって画像形成装置本体12内へ給紙される。
また、ロール装填部14の上方には、縦搬送路22が設けられている。この縦搬送路22には、搬送方向上流側から順に、用紙検出センサ24と搬送ロール26が設けられている。
また、画像形成装置本体12の上部には、画像形成部30が設けられている。画像形成部30には、感光体ドラム28が回転自在に設けられている。この感光体ドラム28の周囲には、回転方向に順に、帯電ロール32、露光ヘッド34、現像ユニット36、転写ユニット38、分離爪40、クリーニングユニット42が設けられている。帯電ロール32は、感光体ドラム28を一様に帯電し、露光ヘッド34は、感光体ドラム28の帯電面を露光して感光体ドラム28上に画像データに応じた静電潜像を形成する。
また、現像ユニット36は、1成分或いは2成分のトナーを収容するカートリッジ36Aと、カートリッジ36に回転可能に支持され、感光体ドラム28に対向した現像ロール36Bと、図示しない攪拌手段を備える。この現像ユニット36では、トナーが攪拌手段によって攪拌され、現像ロール36Bに現像バイアスが印加されて現像ロール36から感光体ドラム28の静電潜像上へトナーが飛翔される。これによって、感光体ドラム28の静電潜像が可視化(現像)される。また、転写ユニット38では、用紙Pの搬送経路を間において感光体ドラム28と対向した転写ロール38Aが、フレーム38Bに回転可能に支持され且つ感光体ドラム28に圧接されている。この転写ユニット38では、転写ロール38Aに転写バイアスが印加されて、感光体ドラム28上のトナーが用紙Pに転写される。また、転写ユニット38では、除電針38Cが、転写ロール38Aより搬送方向下流側でフレーム38Bに支持されており、この除電針38Cに分離バイアスが印加されて、用紙Pに帯びた電荷が除去され用紙Pが感光体ドラム28から分離される。
また、分離爪40は、用紙Pの幅方向(搬送方向と直交する方向)に延びるシャフト52に回動自在に支持され、図示しないバネ等の付勢部材によって感光体ドラム28側に付勢されており、尖った先端部を感光体ドラム28に当接させている。このため、除電針38Cによる電気的な分離工程で感光体ドラム28から分離されなかった用紙Pが、分離爪40によって感光体ドラム28から機械的に分離される。
また、クリーナユニット42は、クリーナボックス42Aと、クリーナボックス42Aに支持され且つ先端部を感光体ドラム28に当接させたクリーナブレード42Bを備えている。このクリーナユニット42では、感光体ドラム28に残留したトナーがクリーナブレード42Bによって掻き落されてクリーナボックス42Aに回収される。
また、画像形成部30の側方(図中左側)且つ搬送方向下流側には定着ユニット44が設けられ、この定着ユニット44と感光体ドラム28との間には、搬送方向上流側から順に、転写後搬送ガイド46と定着前搬送ガイド48が設けられている。
定着ユニット44では、用紙Pの上側且つ用紙Pの転写面に面して設けられた加熱ロール44Aと、用紙Pの下側且つ用紙Pの裏面に面して設けられ、加熱ロール44Aに圧接された加圧ロール44Bが、定着ハウジング44Cに回転自在に支持されており、加熱ロール44Aと加圧ロール44Bとのニップ部Nで用紙Pが加圧、加熱されてトナーが用紙Pに定着する。
また、転写後搬送ガイド46は、転写ユニット38から側方の搬送方向下流側へ延び、定着前搬送ガイド48は、転写後搬送ガイド46から上り勾配になってニップ部Nへ延びている。即ち、転写後搬送ガイド46及び転写前搬送ガイド48は、トナー像を転写されて感光体ドラム28と転写ロール38Aとの搬送力によって搬送される用紙Pの裏面に接触して、用紙Pをニップ部Nへ導く。
また、画像形成装置本体12の前側側面の上部には排紙トレイ49が設けられており、定着ユニット44を通過してトナー像を定着された用紙Pが排紙トレイ49に排紙される。
ところで、図2に示すように、加熱ロール44Aは、軸方向中央が内に凹のフレアー形状(逆クラウン形状)となっており、ニップ部Nの両端部における用紙Pの搬送速度が、ニップ部Nの中央部における用紙Pの搬送速度よりも速くなっている。このため、ニップ部Nにおいて、用紙Pに幅方向の両側へのテンションがかかり、用紙Pのニップ部Nへの突入姿勢の相違や用紙Pの吸湿等に起因する用紙Pのしわの発生が抑制される。
また、定着前ガイド48は、幅方向(搬送方向と直交する方向)中央部が用紙P側に凸となるように湾曲した山型となっている。このため、定着前ガイド48に沿ってニップ部Nへ搬送される用紙Pの幅方向両端部が幅方向中央部よりも先にニップ部Nへ進入するので、ニップ部Nにおいて用紙にかかる幅方向の両側へのテンションが大きくなり、用紙Pのしわの発生が一段と抑制される。
しかし、用紙Pは、給紙される前にロール状に巻かれていたのでカールする癖が付いている。また、用紙Pは、曲率が大きな搬送路を通過する際に、カールする癖を付けられる場合がある。このため、カールする癖が付いた用紙Pをそのままニップ部Nへ進入させた場合には、用紙Pが定着前搬送ガイド48から浮いてしまい、上記効果が発揮されない。
そこで、図3に示すように、感光体ドラム28の転写位置Tと定着ユニット44のニップ部Nとの間には、用紙Pの癖を矯正する矯正機構50が設けられている。この矯正機構50は、用紙Pの幅方向中央部に接触するスターホイール54Aと、用紙Pの幅方向両端部にそれぞれ接触するスターホイール54B、54Cを備えている。ここで、スターホイール54A〜Cは、円盤の周囲に複数の鋭利な刃先が形成された回転体で、用紙Pとの接触面積を最小限に抑えられている。
スターホイール54A〜Cは、それぞれアーム56A〜Cの長手方向の一端部に回転自在に支持されている。また、アーム56Aの長手方向他端部は、シャフト52の軸方向中央部に回転自在に支持され、アーム56B、56Cの長手方向他端部は、シャフト52の軸方向両端部にそれぞれ回転自在に支持されている。また、アーム56A〜Cは、図示しない回転範囲規制機構によって回転可能な範囲を規制されている。
また、スターホイール54A〜Cは、転写位置Tから100mm離れた位置(転写位置Tからニップ部Nまでの距離は170mm)、即ち、転写位置とニップ部Nとの中間地点よりも若干ニップ部N寄りに設置されている。
また、図2に示すように、スターホイール54B、54Cは、A0用紙の幅(814mm)を想定して、用紙Pの幅方向中央部からの距離Xが400mmとなる位置に設置されている。
ここで、図4に示すように、スターホイール54A〜Cの下側の刃先と、転写位置Tと定着前搬送ガイド48の頂上部48Aとを結ぶ直線Lとの距離をHとすると、アーム56Aの回転可能な範囲は、距離Hが2mmとなる位置(図中鎖線で図示)から距離Hが12mmとなる位置(図中実線で図示)までとなっている。また、図5に示すように、アーム56B、56Cは、距離Hが2mmとなる位置で回転不能となっている。
このため、図4に示すように、カールの癖が付いた用紙Pを搬送すると、スターホイール54Aは、用紙Pの幅方向中央部によって距離Hが12mmとなる位置まで上昇されるので、用紙Pの幅方向中央部のカールは、直線Lから12mmの高さまで許容され、12mmを越えると矯正されて伸ばされる。なお、直線Lから12mmの高さまで用紙Pがカールしていても用紙Pが周囲のクリーニングボックス42Aや定着ハウジング44Cに接触することはない。
一方、図5に示すように、スターホイール54B、54Cは距離Hが2mmとなる位置で停止しているので、用紙Pの幅方向両端部のカールは、直線Lから2mmの高さまで許容され、2mmを越えると矯正されて伸ばされる。
これによって、用紙Pの幅方向両端部の矯正量が幅方向中央部の矯正量よりも大きくなり、用紙Pが、幅方向両端部が定着前搬送ガイド48側へ凸となるように湾曲した姿勢に矯正される。即ち、幅方向両端部が用紙Pから離れる側へ凸となるように湾曲している定着前搬送ガイド48と、用紙Pとの幅方向の湾曲形状が近似するので、用紙P全体が定着前搬送ガイド48に沿い易くなる。
従って、用紙Pの幅方向両端部を幅方向中央部より先にニップ部Nへ進入させることができるので、ニップ部Nを通過する用紙Pが、吸湿量が多く且つカール等の癖が付いたものであっても、ニップ部Nにおいて、用紙Pに十分に幅方向へのテンションをかけることができ、しわの発生を抑制できる。また、用紙Pの癖を真空搬送装置等によって矯正する場合と比して、画像形成装置のコストを低減できる。また、用紙Pの幅方向中央部の姿勢を安定させることができる。
さらに、スターホイール54Aは、トナーが載った用紙Pの転写面の幅方向中央部に接触しているが、スターホイールホイール54B、54Cと用紙Pの転写面の幅方向両端部との接触圧を高くして、その分だけスターホイール54Aと用紙Pの転写面の幅方向中央部との接触圧を抑えているので、スターホイール54Aへのトナーの蓄積を抑制できる。このため、用紙Pからトナーを掻き取ることによる画像の白抜けや、スターホイール54Aから用紙Pへのトナー移り等の、用紙Pの幅方向中央部のトナー像の乱れを抑制できる。一方、スターホイール54B、54Cが接触する用紙Pの幅方向両端部は、図面枠の外側等、画像形成領域の外側になることが多いので、カール矯正力を強くするために、スターホイール54B、54Cと用紙Pの幅方向両端部との接触圧を高くしても、用紙Pのトナー像が乱れることはない。
次に、矯正機構50の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図6及び図7に示すように、矯正機構60では、スターホイール54A〜Cがそれぞれアーム62A〜Cによってシャフト52に回転不能に支持されている。用紙Pの幅方向中央部に接触するスターホイール54Aは、直線Lとの距離Hが5mmとなっている。また、用紙Pの幅方向両端部に接触するスターホイール54B、54Cは、直線Lとの距離Hが2mm、用紙Pの幅方向中央部からの距離Xが400mmとなっている。ここで、スターホイール54Aは、転写位置Tから80mm離れた位置(転写位置Tからニップ部Nまでの距離は170mm)に設置され、スターホイール54B、54Cは、転写位置Tから100mm離れた位置に設置されている。
このため、図6に示すように、カールの癖が付いた用紙Pを搬送すると、用紙Pの幅方向中央部(図中、点線で図示)が転写位置Tから80mm離れた位置でスターホイール54Aに接触し、カールを矯正される。なお、第1実施形態よりも搬送方向上流側且つ直線L側で用紙Pの幅方向中央部の姿勢を矯正して、用紙Pの幅方向中央部を、第1実施形態と同様の軌跡で搬送している。
また、用紙Pの幅方向両端部(図中、実線で図示)は、第1実施形態と同様、転写位置Tから100mm離れた位置且つ直線Lから2mmの高さでカールを矯正されて伸ばされる。
これによって、第1実施形態と同様、用紙Pの幅方向両端部の矯正量が幅方向中央部の矯正量よりも大きくなり、用紙Pが、幅方向両端部が定着前搬送ガイド48側へ凸となるように湾曲した姿勢に矯正される。従って、用紙P全体が定着前搬送ガイド48に沿い易くなる。
次に、矯正機構50の第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図8に示すように、搬送機構70では、スターホイール54A〜Cがそれぞれアーム56A〜Cによってシャフト52に回転自在に支持されている。また、アーム56A〜Cの回転可能範囲は、図示しない回転範囲規制機構によって規制されており、スターホイール54A〜Cは、直線L(図4参照)との距離H(図4参照)が2mm〜12mmとなる範囲で変位可能になっている。
ここで、アーム56B、56Cの長手方向の一端部には、付勢部材としての圧縮コイルバネ72の一端部が取付けられている。この圧縮コイルバネ72の他端部は、アーム56B、56Cの上方に位置する支持部材74に取付けられており、アーム56B、56Cが圧縮コイルバネ72によって直線L側に付勢されている。
このため、スターホイール54B、54Cが用紙Pに付与する負荷が、スターホイール54Aが用紙Pに付与する負荷よりも大きくなり、用紙Pの幅方向両端部の矯正量が幅方向中央部の矯正量よりも大きくなる。これによって、用紙Pが、幅方向両端部が定着搬送ガイド48側へ凸となるように湾曲した姿勢に矯正されるので、用紙Pが定着前搬送ガイド48に沿い易くなる。
なお、アーム56B、56Cを直線L側に付勢する付勢部材は、圧縮コイルバネ72に限定されず、板バネ等の他の部材も適用可能である。また、スターホール54A〜Cが用紙Pに付与する負荷の大きさを異ならせる方法としては、バネ等の付勢部材の付勢力を異ならせる方法以外に、重さが異なる錘をアーム56A〜Cに取付ける方法等、他の方法も適用可能である。
本発明の第1実施形態の画像形成装置の概略図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の矯正機構を示す正面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の矯正機構を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の矯正機構を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の矯正機構を示す側面図である。 本発明の第2実施形態の画像形成装置の矯正機構を示す側面図である。 本発明の第2実施形態の画像形成装置の矯正機構を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の画像形成装置の矯正機構を示す側面図である。 従来の画像形成装置の定着器、及び定着器前の搬送ガイドを示す正面図である。 従来の画像形成装置の矯正機構を示す側面図である。 従来の矯正機構を備えない画像形成装置を示す側面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
28 感光体ドラム(像担持体)
44A 加熱ロール(定着ロール)
44B 加圧ロール(定着ロール)
48 定着前搬送ガイド(搬送ガイド)
50 矯正機構(矯正手段)
54A スターホイール(中央部矯正部材)
54B スターホイール(端部矯正部材)
54C スターホイール(端部矯正部材)
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
T 転写位置

Claims (1)

  1. 像担持体からトナー像を転写されて搬送される記録媒体の裏面に接触して記録媒体を定着ロールのニップ部へ導く搬送ガイドを備え、前記搬送ガイドが、搬送方向と直交する方向の中央部が記録媒体側へ凸となるように湾曲した画像形成装置であって、
    前記像担持体の転写位置と前記ニップ部との間で記録媒体の転写面に接触して記録媒体の姿勢を矯正し、記録媒体を前記搬送ガイドに沿わせる矯正手段を備え、
    前記矯正手段は、
    記録媒体の転写面の幅方向の両端部に接触する端部矯正部材と、
    記録媒体の転写面の幅方向の中央部に接触する中央部矯正部材と、
    を有し、
    前記端部矯正部材の前記転写位置からの距離を、前記中央部矯正部材の前記転写位置からの距離より長くしたことを特徴とする画像形成装置。
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