JP4715210B2 - カメラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの静止画撮影モードの他に動画を撮影する動画撮影モードが設けられたカメラ装置に関する。
一般に、電子スチルカメラでは、静止画像を撮影して記録するだけでなく、動画像を撮影して記録することができる動画撮影モードが設けられている。動画撮影モードにおける撮影では、静止画像を撮影する場合と比較して大幅に画像処理速度が求められるために、撮像素子(CCDセンサ)から入力された画像データを縮小し、画像サイズを小さくすることで処理速度の向上を図り、入力された画像データに対するリアルタイム処理を実現している。
従来、CCDセンサから出力された画像データを縮小する場合、複数の画素の平均値を算出して補間画素の画素値とする平均処理が良く使用されている。
また従来では、間引き読み出し可能な単板カラー撮像素子を用いて、この撮像素子から間引き読み出しした信号を補間して縮小画像を生成する間引き補間回路と、通常読み出しした信号を補間して縮小なしのカラー画像を生成する補間回路とを備え、画素ブロックにおいて、GとRそれぞれの4つのフィルタ位置の信号を平均化して読み出す画素ブロックと、GとBそれぞれの4つのフィルタ位置の信号を平均化して読み出す画素ブロックとが市松状に配置して、フレーム毎に市松状配置が反転する如く間引き処理が行われるように構成した撮像装置も考えられている(例えば、特許文献1)。
特開2004−15772号公報
従来、平均処理を用いて画像を縮小する構成では、圧縮率が高い場合には広範囲の領域に含まれる実画素のデータを用いて平均値を算出することになる。この場合、補間位置の画素とは関係のない実画素のデータも混在してしまう可能性が高くなり、画質が悪くなってしまうという問題があった。
また、特許文献1に記載された撮像装置では、撮像素子から間引き読み出しした信号を補間して縮小し、画素ブロックにおいて平均化して読み出すことで縮小画像へのモアレの混入を抑制する構成としていた。すなわち、撮像素子から出力される信号において既に間引きが行われているため、この時点でデータ量が削減されており、撮像素子から出力された信号(データ)に対しては単に平均化しているに過ぎず、縮小画像の高画質化を図るものではなかった。
本発明の課題は、撮像素子から出力される画素情報に対する間引き処理と平均処理を組み合わせた縮小処理により、縮小画像の高画質化を図ることが可能なカメラ装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、複数の異なる色の受光センサが所定間隔で交互に配列され、各色の受光センサからの画素情報を配列の順番で交互に出力する撮像素子と、前記撮像素子により出力された各画素の画素情報に対する倍率を設定する倍率設定手段と、補間処理を開始する位置を任意に変化させるためのオフセットを、前記複数の色の各々に対して異なるオフセットとなるように指定するオフセット指定手段と、前記オフセット指定手段により指定された各色のオフセットに、前記倍率設定手段によって設定された倍率に対応して決められる値を順次加算していくことで、前記複数の色の各々に対して、異なるオフセットが加えられた異なる補間画素の位置情報を順番に生成して逐次出力する位置生成手段と、前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直前にある実画素情報を前記撮像素子から逐次入力すると共に、逐次更新しながら記憶する第1画素情報記憶手段と、前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直前にある実画素に対する補間係数を逐次生成して出力する第1係数生成手段と、前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直後にある実画素情報を前記撮像素子から逐次入力すると共に、逐次更新しながら記憶する第2画素情報記憶手段と、前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直後にある実画素に対する補間係数を逐次生成して出力する第2係数生成手段と、前記第1画素情報記憶手段に記憶されている画素情報に前記第1係数生成手段が出力する係数を乗算した値と、前記第2画素情報記憶手段に記憶されている画素情報に前記第2係数生成手段が出力する係数を乗算した値とを加算する演算により前記補間画素の画素情報を逐次生成する演算手段と、前記撮像素子から順番に出力される画素情報を複数同時に記憶するとともに、前記撮像素子から新たな画素情報が出力される毎に各画素情報の記憶位置をずらしながら更新していき、少なくとも同色の画素情報を複数同時に記憶する共通画素情報記憶手段とを備え、前記第1及び第2画素情報記憶手段は、前記共通画素情報記憶手段を用いて補間画素の位置の直前にある実画素情報と補間画素の位置の直後にある実画素情報を記憶することを特徴とする。
請求項2記載の発明は更に、前記第1及び第2係数生成手段は、前記撮像素子から出力される異なる色の各々に対応して複数設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は更に、前記第1及び第2画素記憶手段は、前記撮像素子から出力される異なる色の各々に対応して複数設けられることを特徴とする。
請求項4記載の発明は更に、前記共通画素情報記憶手段は、1つの色の画素情報を2つ同時に記憶し、その他の色の画素情報を1つ記憶し、前記撮像素子から新たな色の画素情報が出力される毎に、2つ同時に記憶される色が交互に切り換わるように構成され、前記演算手段は、前記共通画素情報記憶手段に2つ同時に記憶されている色に対して前記演算により補間画素の画素情報を生成し、各色に対する補間画素の画素情報を交互に生成することを特徴とする。
請求項5記載の発明は更に、動画撮影時において、所定のフレームレートで逐次撮像される各動画フレームの画像データに対して、前記位置生成手段、前記第1画素情報記憶手段、前記第1係数生成手段、前記第2画素情報記憶手段、前記第2係数生成手段、前記演算手段、の処理を繰り返しリアルタイムに実行することを特徴とする。
本発明によれば、補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直前と直後にある実位置に対する補間係数を生成して、それぞれの実画素に対する補間係数との乗算結果を加算する演算により補間画素の画素情報を生成するので、例えば間引き処理と平均処理とを合わせた縮小処理が実行でき、単純な平均処理により補間する場合と比較して高画質な縮小画像を得ることができ、更に、補間処理を開始する位置を任意に変化させるためのオフセットを指定できるようにしたので、モアレが発生するような場合でも、モアレの発生が無くなるようにオフセット量を調整することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるカメラ装置(デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等)に設けられる画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す画像処理装置は、カメラ装置の動画撮影モードの動作時において、撮像素子として実装されたCCD(Charge Coupled Device)から出力されるCCDデータ(RGB画像データ)に対して縮小処理を実行して画像を縮小化するものである。
本実施形態における画像処理装置は、カメラ装置全体の制御を司る制御部(CPU)のもとで動作する。カメラ装置は、通常の静止画像を撮影する静止画撮影モードの他に動画を撮影する動画撮影モードにより動作可能となっている。動画撮影モードにおいて動作する場合、CCDセンサから出力されるCCDデータに対して縮小演算を実行し画像を縮小化することで、処理速度の向上を図りリアルタイム処理を可能にする。
なお、動画撮影モード時には、動画を構成する各フレームの画像データが、動画のフレームレートに対応する速度で逐次CCDセンサにより撮像される。そして、各フレームに含まれる複数の画素データが所定の順番で読み出される。従って、縮小処理は、各フレーム毎に繰り返しリアルタイムに実行する。ただし、理解を容易にするために、以下では1フレーム分の処理について説明する。
本実施形態における画像処理装置には、図1に示すように、画素位置検出/係数選択部10,12、及び縮小演算部14が設けられている。
本実施形態では、CCDセンサからは、1つのラインにおいて2つの異なる色の画素データが交互に出力される。例えば、画素の配列(例えばベイヤ配列)に従い、1ライン目のCCDデータとしてRとGのデータが交互に出力され、2ライン目のCCDデータとしてGとBのデータが交互に出力される。
画素位置検出/係数選択部10は、CCDセンサから出力される最初の画素色(例えばR)の画素に対する補間画素位置の検出と、この検出した補間画素位置の前後に位置する実画素に対する補間画素値を算出するための係数データを出力する。画素位置検出/係数選択部12は、CCDセンサから出力される2番目の画素色(例えばG)の画素に対する補間画素位置の検出と、この検出した補間画素位置の前後に位置する実画素に対する補間画素値を算出するための係数データを出力する。縮小演算部14は、画素位置検出/係数選択部10,12から出力される係数データをもとに、最初の画素色の画素と2番目の画素色の画素のそれぞれに対して演算を実行して縮小データを出力する。
動画撮影モードの実行時にCPUより、画素位置検出/係数選択部10には最初の画素色の画素に対する縮小開始位置を示す1st画素用オフセットが入力され、画素位置検出/係数選択部12には2番目の画素色の画素に対する縮小開始位置を示す2nd画素用オフセットが入力される。また、画素位置検出/係数選択部10,12と共通して画像の縮小率を示す移動量データが入力される。1st画素用オフセットと2nd画素用オフセットは、例えば実画素位置と補間画素位置とが一致することで、縮小画像中に線などが現れて画質を劣化させることがないように指定することができる。
画素位置検出/係数選択部10のセレクタ20は、同色画素の最初のCCDデータ(画素データ)が入力されるのに伴い、この色画素に対する初期オフセットとして供給される1st画素用オフセットを入力して、画素位置検出レジスタとして機能するフリップフロップ回路21にロードする。
フリップフロップ回路21により保持されたオフセットの値が、同色画素の分割数(ここでは8)を越えている場合には、減算器22により−8されてセレクタ24に出力される。
セレクタ24は、減算器22から出力される値が8以下となるまで、減算器22の出力を選択する。セレクタ20がセレクタ24からの出力を選択することで、フリップフロップ回路21、減算器22、セレクタ24を通じて、1st画素用オフセットが8以下となるまで読み飛ばされる。
セレクタ24は、減算器22からの出力が8以下となった場合、減算器26からの出力を選択する。すなわち、フリップフロップ回路21に保持された値が、加算器25により移動量データ(縮小開始位置)に加算された後、減算器26により−8されてセレクタ24に出力される。
フリップフロップ回路21に保持された値が8以下となった場合に、係数選択部23は、フリップフロップ回路21に保持された値に応じて2つの係数(係数a,係数b)、すなわち補間画素位置の前後の画素に対する補間係数データを縮小演算部14に出力する。
図2には、画素位置検出/係数選択部10の係数選択部23に設けられる係数テーブルの一例を示す図である。係数テーブルには、補間画素の前後に位置する実画素に対する係数データ(係数a、係数b)が、補間画素位置のそれぞれに応じて記憶されている。図2では、フリップフロップ回路21に保持される補間画素位置を示すデータの下位3ビットの値と対応づけて係数データ(係数a、係数b)が記憶されている。
係数aは、補間画素位置の直前の実画素に対する係数データであり、縮小演算部14のセレクタ40に出力され、係数bは、補間画素位置の直後の実画素に対する係数データであり、縮小演算部14のセレクタ41に出力される。
なお、画素位置検出/係数選択部12は、画素位置検出/係数選択部10と同様の動作を実行するものとして説明を省略する。画素位置検出/係数選択部12は、画素位置検出/係数選択部10において対象とする画素色とは異なる2番目の画素色の画素を対象として動作し、補間画素位置に応じて係数選択部33において選択された係数データを縮小演算部14に出力する。
縮小演算部14は、画素位置検出/係数選択部10,12から出力される係数データ(係数a)をセレクタ40に入力して、係数データ(係数b)をセレクタ41に入力する。セレクタ40,41は、CCDデータ(画素データ)の入力に合わせて何れかを選択して出力する。
フリップフロップ回路42,43,44は、逐次入力されるCCDデータを順次保持する。すなわち、入力された画素データは、まずフリップフロップ回路42に保持し、次に画素データが入力される際には、フリップフロップ回路42に保持されていた画素データがフリップフロップ回路43に記憶され、新たに入力された画素データがフリップフロップ回路42に記憶される。同様にして、次に画素データが入力されることで、フリップフロップ回路43に記憶された画素データがフリップフロップ回路44に記憶される。
CCDデータでは2つの異なる画素色が交互に現れることから、3つのフリップフロップ回路42,43,44により順次記憶することで、フリップフロップ回路42,44には同色の画素データが記憶されることになる。また、フリップフロップ回路44には、補間画素位置の直前の画素データが保持され、フリップフロップ回路42には、補間画素位置の直後の画素データが保持されることになる。
乗算器45は、フリップフロップ回路44に保持されたデータに対して、セレクタ40により選択された補間画素位置の直前の実画素に対する係数データ(係数a)を乗算して出力する。また、乗算器46は、フリップフロップ回路42に保持されたデータに対して、セレクタ41により選択された補間画素位置の直後の実画素に対する係数データ(係数b)を乗算して出力する。
乗算器45,46による演算結果は、加算器47により加算され、除算器48により除算(ここでは1/8)されてフリップフロップ回路49に保持される。フリップフロップ回路49に保持されたデータは、縮小処理された縮小データとして出力される。
次に、本実施形態における画像処理装置による縮小データ(補間画素データ)を生成する縮小処理の動作について説明する。
なお、動画撮影モードでは、所定のフレームレートで逐次撮影される各フレームのCCDデータに対して、図1に示す各構成により各フレームについて繰り返しリアルタイムで実行される。以下では1フレーム分の処理について説明する。
本実施形態では、CCDセンサ(撮像素子)から出力されるCCDデータの同色画素間を8分割し、この8分割された何れかの位置に画素を補間することで画像を縮小するものとする。なお、同色画素間の分割数を大きくすることによって、縮小率のレンジを細かくすることができる。
図3(a)(b)には、CCDセンサから出力される同色の画素データの配列を示す図である。CCDデータとしては、1ラインについては2つの異なる色の画素データが交互に出力される。例えば図3(a)に示すRの画素データと、図3(b)に示すGの画素データである。
ここで、簡単な具体例として、初期オフセット(1st画素用オフセット、2nd画素用オフセット)が0、移動量データ(縮小率)が12である場合を例にして説明する。また、図3(a)に示す1つの画素色の画素データに対する画素位置検出/係数選択部10における処理について説明する。
同色画素の最初の画素データが入力されてくると、初期オフセットの値をセレクタ20を介してフリップフロップ回路21(画素位置検出レジスタ)にロードする。ここでは、フリップフロップ回路21に保持される値が8以下であるため、係数選択部23は、フリップフロップ回路21が保持する値の下位3ビットに応じて、係数テーブルから係数データ(係数a,係数b)を選択して出力する。また、画素位置検出レジスタの値に加算器25により移動量データ12を加算し、減算器26により−8減算した値をセレクタ24、セレクタ20を介してフリップフロップ回路21にロードする。
ここでは、フリップフロップ回路21に保持される値が0であり、8以下であるので、図2に示すように係数aとして8、係数bとして0の係数データが縮小演算部14にそれぞれ出力される。
この場合、乗算器45によるセレクタ40により選択された係数aの係数データ8とフリップフロップ回路44に保持された画素データとの乗算結果と、乗算器46によるセレクタ41により選択された係数bの係数データ0とフリップフロップ回路42に保持された画素データとの乗算結果との和を、除算器48により1/8した値、すなわちフリップフロップ回路44に保持された画素データそのままが縮小データとして出力される。
図4には、同色の実画素に対する補間画素(縮小データ)を示している。図4に示すように、初期オフセットが0の場合には、最初の画素データがそのまま縮小データとして出力される。
次の同色画素が入力されると、フリップフロップ回路21には、加算器25、減算器26、セレクタ24,20を介して、移動量データから−8した値、すなわち4がロードされている。ここで、フリップフロップ回路21に保持された値が8以下となることで、係数選択部23は、フリップフロップ回路21が保持する値4の下位3ビット100に応じて、係数aとして4、係数bとして4の係数データがそれぞれ縮小演算部14に出力される。また、フリップフロップ回路21に保持された値4に移動量を加算して−8した値、すなわち8をフリップフロップ回路21にロードする。
この場合、縮小演算部14では、フリップフロップ回路42,44に保持された補間画素位置の前後の実画素に対して、乗算器45,46によりそれぞれ係数データ4により乗算され、これを加算器47により加算し、除算器48により1/8にした値が縮小データとして出力される。
すなわち、図4に示すように、移動量12の位置にある補間画素については、前後の実画素に対してそれぞれ4/8倍して加算した値が補間画素の画素データとなる。
次の同色画素データが入力されると、フリップフロップ回路21に保持された値が8なので8以下とならないために、フリップフロップ回路21に保持された値に減算器22により−8した値(すなわち0)を、セレクタ24,20を介してフリップフロップ回路21にロードする。この場合、図4に示すように、3番目の実画素の入力に対して縮小データが出力されない。
次の同色画素データが入力されると、フリップフロップ回路21に保持された値が0なので、フリップフロップ回路21に4をロードし、縮小データとして入力された画素データがそのまま出力される(図4に示す4番目の画素データ)。
以下、同様にして、順次入力されるCCDデータ(画素データ)に対して補間画素位置を検出しながら係数データを縮小演算部14に出力し、縮小演算部14において係数データを用いた演算を実行することで縮小データを出力する。
なお、前述した説明では、画素位置検出/係数選択部10における処理について説明しているが、画素位置検出/係数選択部12においても、画素位置検出/係数選択部10において処理される画素色とは異なる画素について同様の処理が実行される。
縮小演算部14は、入力されるCCDデータ(画素データ)を、フリップフロップ回路42,43,44により逐次記憶していくので、画素位置検出/係数選択部10により対象としている画素とは異なる色の画像が、フリップフロップ回路42,44に保持されるタイミングで、画素位置検出/係数選択部12の係数選択部33から出力される係数データ(係数a、係数b)をセレクタ40,41においてそれぞれ選択し、前述と同様の演算処理を実行する。
また、前記オフセット量をユーザーが所望のタイミングで任意に設定するための操作キーを設け、動画撮影における表示画面をユーザーが確認しながら、モアレ等が発生する場合には、モアレが無くなるようにオフセット量を変更するようにしてもよい。
また、前述した説明では、縮小処理において有効な例を説明したが、同様な処理を拡大処理に適用してもよく、拡大処理の場合にも上記モアレを除去する効果を得ることができる。
このようにして、画素位置検出/係数選択部10,12、及び縮小演算部14における処理により、画素の配列に従い異なる2つの色の画素データが出力されるCCDセンサからの画素データに対する縮小処理を、間引き処理と2点間の補間処理により実現することができ、縮小率に合わせた全ての画素の平均値により補間する場合と比較して高画質の縮小画像を生成することができる。
また、前述した実施形態では、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどのカメラ装置を対象としているが、カメラ機能付きの携帯電話機や携帯型の情報処理装置(PDA(personal digital assistant)やPC(Personal Computer)など)に適用することもできる。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施形態におけるカメラ装置に設けられる画像処理装置の構成を示すブロック図。 本実施形態における画素位置検出/係数選択部10の係数選択部23に設けられる係数テーブルの一例を示す図。 CCDセンサから出力される同色の画素データの配列を示す図。 本実施形態における同色の実画素に対する補間画素(縮小データ)を示す図。
符号の説明
10,12…画素位置検出/係数選択部、14…縮小演算部、20,24,30,34,40,41…セレクタ、23,33…係数選択部、21,31,42,43,44…フリップフロップ回路、22,26,32,36…減算器、25,35,47…加算器、45,46…乗算器、48…除算器。

Claims (5)

  1. 複数の異なる色の受光センサが所定間隔で交互に配列され、各色の受光センサからの画素情報を配列の順番で交互に出力する撮像素子と、
    前記撮像素子により出力された各画素の画素情報に対する倍率を設定する倍率設定手段と、
    補間処理を開始する位置を任意に変化させるためのオフセットを、前記複数の色の各々に対して異なるオフセットとなるように指定するオフセット指定手段と、
    前記オフセット指定手段により指定された各色のオフセットに、前記倍率設定手段によって設定された倍率に対応して決められる値を順次加算していくことで、前記複数の色の各々に対して、異なるオフセットが加えられた異なる補間画素の位置情報を順番に生成して逐次出力する位置生成手段と、
    前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直前にある実画素情報を前記撮像素子から逐次入力すると共に、逐次更新しながら記憶する第1画素情報記憶手段と、
    前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直前にある実画素に対する補間係数を逐次生成して出力する第1係数生成手段と、
    前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直後にある実画素情報を前記撮像素子から逐次入力すると共に、逐次更新しながら記憶する第2画素情報記憶手段と、
    前記位置生成手段によって逐次出力される補間画素の位置情報に応じて、当該位置の直後にある実画素に対する補間係数を逐次生成して出力する第2係数生成手段と、
    前記第1画素情報記憶手段に記憶されている画素情報に前記第1係数生成手段が出力する係数を乗算した値と、前記第2画素情報記憶手段に記憶されている画素情報に前記第2係数生成手段が出力する係数を乗算した値とを加算する演算により前記補間画素の画素情報を逐次生成する演算手段と、
    前記撮像素子から順番に出力される画素情報を複数同時に記憶するとともに、前記撮像素子から新たな画素情報が出力される毎に各画素情報の記憶位置をずらしながら更新していき、少なくとも同色の画素情報を複数同時に記憶する共通画素情報記憶手段とを備え、
    前記第1及び第2画素情報記憶手段は、前記共通画素情報記憶手段を用いて補間画素の位置の直前にある実画素情報と補間画素の位置の直後にある実画素情報を記憶することを特徴とするカメラ装置。
  2. 前記第1及び第2係数生成手段は、前記撮像素子から出力される異なる色の各々に対応して複数設けられることを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記第1及び第2画素記憶手段は、前記撮像素子から出力される異なる色の各々に対応して複数設けられることを特徴とする請求項1または2記載のカメラ装置。
  4. 前記共通画素情報記憶手段は、1つの色の画素情報を2つ同時に記憶し、その他の色の画素情報を1つ記憶し、前記撮像素子から新たな色の画素情報が出力される毎に、2つ同時に記憶される色が交互に切り換わるように構成され、
    前記演算手段は、前記共通画素情報記憶手段に2つ同時に記憶されている色に対して前記演算により補間画素の画素情報を生成し、各色に対する補間画素の画素情報を交互に生成することを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  5. 動画撮影時において、所定のフレームレートで逐次撮像される各動画フレームの画像データに対して、前記位置生成手段、前記第1画素情報記憶手段、前記第1係数生成手段、前記第2画素情報記憶手段、前記第2係数生成手段、前記演算手段、の処理を繰り返しリアルタイムに実行することを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
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