JP4714727B2 - 自転車用電源装置及び自転車用電気部品の駆動方法 - Google Patents

自転車用電源装置及び自転車用電気部品の駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4714727B2
JP4714727B2 JP2007329868A JP2007329868A JP4714727B2 JP 4714727 B2 JP4714727 B2 JP 4714727B2 JP 2007329868 A JP2007329868 A JP 2007329868A JP 2007329868 A JP2007329868 A JP 2007329868A JP 4714727 B2 JP4714727 B2 JP 4714727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
dynamo
power supply
supply device
electrical component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007329868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008174225A (ja
Inventor
智 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Publication of JP2008174225A publication Critical patent/JP2008174225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4714727B2 publication Critical patent/JP4714727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/01Electric circuits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

本発明は、自転車用電気装置及び自転車用電気部品の駆動方法、特に、ダイナモコイルを用いて直流電源の電圧を増幅し電圧を供給する装置及び方法に関する。
自転車は、交通手段としてだけではなく、リクリエーションとしても盛んに用いられるようになってきている。さらに、自転車はアマチュア及びプロの競技としても人気がある。このように、リクリエーション、交通手段あるいは競技に自転車が用いられているが、自転車産業では常に部品の改良が行われている。広範囲に改良が行われている自転車部品のなかには、フロントライトや電気システムがある。
最近では、自転車用ライトの小型化及び軽量化を図るために、ライトの光源として発光ダイオードが提案されてきている(例えば特許文献1及び特許文献2)。このような発光ダイオードは、いくつかのダイオードを組み合わせて1つの光源とすることにより、軽量でかつ適切な照明となる。ここで、自転車はダイナモを装着している場合が多い。このダイナモは、自転車が走行しているときに発電し、ダイオードを駆動するのに十分な電圧を発生することができるが、発電は自転車が走行しているときにしか行われない。したがって、自転車が止まってしまうと、ダイオードを駆動するために別の電源が必要になる。ただし、ダイオードにとって必要な照明用の電圧は非常に低い。一般的に、バッテリは、自転車においてダイオードを駆動するには十分すぎるし、またバッテリを装着すると重量が増加してしまう。また、変圧器のような電気回路によって、小型のバッテリからダイオードを駆動するのに十分な電圧を得ることもできる。しかし、このような電気回路も、自転車の重量を増加させるので好ましくない。
特開2005−329737号公報 特開2007−230374号公報
以上の点から、本開示によって、当業者に、自転車の重量を増加させずに小型バッテリのような電源から十分な電圧を供給する改良された電力システムの要求があることが明らかにされる。本発明は、この要求と同様に、本開示から、当業者に対して、明らかにされる他の要求に対してもなされたものである。
本発明の課題は、自転車の重量を増加させずに自転車用照明システムの機能を増加させることにある。
本発明の別の課題は、自転車に存在する部品を用いて、小型バッテリのような電源からの電圧を増幅し、発光ダイオードを点灯させることができるようにすることにある。
本発明に係る自転車の電源装置は、コイルを有するダイナモと、電気部品と、電源と、スイッチと、を備えている。電気部品はダイナモに電気的に接続されている。電源は、電気部品と並列にダイナモに電気的に接続され、ダイナモを充電可能である。スイッチは、電源に直列に接続されている。スイッチは、ダイナモが発電していないときに閉状態で電源からの電流をダイナモのコイルに流し、開の状態ではダイナモのコイルは自転車の電気部品に電圧を供給する。
以上のような本発明では、自転車の重量を増加させずに自転車用照明システムの機能を増加させることができる。
本発明の選択的な実施形態を、図面を用いて説明する。以下の本発明にかかる実施の形態の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではない。
[第1実施形態]
図1に電源装置12を有する自転車10を示す。
自転車10は基本的に、フレーム14と、ハブ18を含む前輪16と、フロントディレイラ20と、リアディレイラ22と、チェーンCと、フロントライト26と、リアライト28と、電源装置12と、他の部品と、を含んでいる。電源装置12は、フロントライト26に対して、自転車10が走行していない時でも数分間フロントライト26を点灯させるのに十分な電圧を供給するものである。
フレーム14は、従来と同様の自転車用フレームであり、金属あるいは複合材料で形成することができる。前輪16のハブ18は図2に示すようなダイナモ30を有している。ダイナモ30は、自転車10が走行しているときに電源装置12に電力を供給するように構成されている。特に、ハブ18、前輪16及びダイナモ30は、前輪16の回転中に従来と同様の方法で直流電流を発生するものである。すなわち、ダイナモ30は、自転車10に装着され、自転車10が走行しているときにフロントライト26(電気部品)に電力を供給するように構成されている。ダイナモ30により供給される直流電流はフロントライト26及び/又はリアライト28を駆動することが可能である。
ダイナモ30はさらに従来と同様のコイル32を有している。コイル32は、前輪16の回転から電気エネルギを発生させるために直列巻線を有している。前輪16が回転していないときは、ダイナモ30からは電流も電圧も発生しない。しかしながら、本発明では、コイル32により、以下に詳細に説明するように、フロントライト26を点灯するのに十分な電圧を発生することができる。特に、第1電圧時の直流電流がコイル32を通過するときに、コイル32の巻線が磁界を形成する。直流電流がコイル32から流れなくなったときには、磁界が崩壊したりあるいは消失し、磁界が急激に変化する。そして、コイル32の電気誘導により、磁界の急激な変化が、第1電圧よりも高い第2電圧で直流電流を発生させる。本発明では、以下に詳細に説明するように、コイルの巻線の特性による特有の効果を有している。
フロントディレイラ20は従来と同様の機構である。同様に、リアディレイラ22も従来と同様の機構である。
フロントライト26は、図1に示すように、フレーム14の前部に装着されている。また、図2〜図6示すように、フロントライト26(電気部品)は、複数の発光ダイオード40と、電源46と、電圧検出回路48と、スイッチ50と、を備えている。複数のダイオード40はそれらを電流が通過するように直列に接続されている。これらのダイオード40は照明のためにそれぞれ約3ボルトの電圧が必要である。この実施形態では、4つの発光ダイオードが互いに直列に接続されている。したがって、これらのダイオード40によって照明するためには、約12ボルトの電圧が必要となる。
図2に示すように、電源装置12は基本的に、ダイナモ30と、配線42及び44と、フロントライト26と、を備えている。
配線42は、ダイナモ30の第1端子を電源46の負側端子及びダイオード40の第1端子に電気的に接続する。配線44は、ダイオード40の第2端子をスイッチ50の1つの端子及びダイナモ30の第2端子に電気的に接続する。
前述のように、電源46の負側端子は配線42に電気的に接続されており、正側端子はスイッチ50の端子に接続されている。電源46は基本的に1つの電源であり、ダイナモ30に対してダイオード40と電気的に並列に接続されている。さらに、電源46はダイナモ30(及びコイル32)に充電可能に接続されている。スイッチ50は電源46と配線44との間に配置されている。したがって、スイッチ50は電源46の電気的入出力を制御している。電源46は、従来と同様の方法で電気的エネルギを蓄えることが可能な1つのコンデンサあるいは互いに並列に接続された複数のコンデンサによって構成することが可能である。好適な実施形態では、電源46は電気的エネルギを蓄電可能な1ファラッドのコンデンサであり、フルに充電された状態で短時間に約2.3ボルトの電位を発生することができる。したがって、電源46は、電源装置12の第1電圧として約2.3ボルトを発生することができる。また、電源46は、前輪16が回転して自転車10が走行している状態で、ダイナモ30により充電される。前輪16の回転が止まったときには、以下に示すように、電源46が電源装置12及びダイオード40を駆動するための電力を供給する。
電圧検出回路(制御回路)48は、配線42のポイントAと配線44のポイントBとの間の電位を検出する回路である。また、電圧検出回路48はスイッチ50を制御する回路及び/又は機構を含んでいる。特に、電圧検出回路48は、この回路48によって検出されたポイントAとBとの間(ダイナモ30の両端に対応している)の電圧及び/又は電流の値に応じてスイッチ50の開閉を行うように構成されている。さらに後述するように、スイッチ50は電源46のラインに接続されている。
スイッチ50は、発電していないダイナモ30に電源46を選択的に接続するように構成されている。特に、スイッチ50が閉じられた閉状態では、ダイナモ30は電源46によって充電され、スイッチ50が開けられた開状態では、ダイナモ30はダイオード40に増幅された電圧を供給する。
自転車10が走行している状態では、前輪16は回転し、ダイナモ30はダイオード40に電力を供給している。したがって、自転車10が走行しているときは、ダイオード40は自転車10の前方を照らしている。一方、自転車10が停止しているときは、前輪16の回転は停止し、もはやダイナモ30から電力は供給されない。
本発明の電源装置12は、自転車10が走行しておらず、かつダイナモ30が発電していない時に、以下のように動作する。
電源装置12の動作を、図2〜図6を参照して説明する。
図2において、自転車10が停止した場合は、ダイナモ30は前輪16の回転の停止により電力の発生を停止する。すると、電圧検出回路48は、ポイントAとBとの間の電圧/電流の低下を検出し、図3に示すように、スイッチ50を閉じる。スイッチ50が閉じられると、電源46からの直流はダイナモ30に供給される。
図4に示すように、スイッチ50が閉じられた状態では、直流電流は電源46から矢印C方向に流れる。このように電源46から電流が流れると、ダイナモ30内部のコイル32は充電されることになる。特に、ダイナモ30への直流電流は、コイル32に磁界を発生させることになる。コイル32は電磁石と同様に直列巻線であるので、電磁石と同様の態様で磁界が発生する。そして、ダイナモ30のコイル32が充電された状態で、電圧検出回路48が、図5に示すように、スイッチ50を開くことによって、ダイナモ30から電源46を切り離す。スイッチ50が開状態で、かつダイナモ30のコイル32が充電された状態では、図6に示すように、コイル32はダイオード40に対して電圧を供給する。さらに、コイル32内で崩壊した磁界からの電圧による電流は、図6の矢印Dで示すように流れる。
いったんスイッチ50が開くと、ダイオード40はダイナモ30のコイル32の磁界の急激な変化によって生じた電圧により駆動される。この結果、フロントライト26は電源46からの電力なしに、ダイナモ30のコイル32による電圧によって、前方を照らすことが可能になる。
本発明の電源装置12の利点は、電源46のような低電圧電源によってコイル32を充電し、磁界を生成することができることである。ここで、コイル32は磁界を発生するための直列巻線を含むので、巻線の間の誘導は磁界の崩壊によって発生する、ダイオード40を駆動するための電圧を、電源46からの入力電圧に比較して増加させる。磁界の急激な変化による電圧は電源装置12の第2電圧であり、12ボルトよりも大きい。ダイオード40は照明のために約12ボルトの電圧が必要となる。したがって、第2電圧はダイオード40を駆動するのに十分な電圧である。
電源46は、ダイナモ30の入力と出力との間の電位差を検出する電圧検出回路48によって制御される。電圧検出回路48は配線42と配線44との間の電位差に応じてスイッチ50の開閉制御を行うようにプログラムあるいは設計されている。
図7に、電圧検出回路48の動作フローを示す。ステップS1において、電圧検出回路48は電力の存在下でスタートする。例えば、別の内部バッテリ(図示せず)及び対応するスイッチ(図示せず)によって、あるいは配線42及び44のポイントA,B間の電位差によって電力が供給される。そして、初期の電力は、前輪16の回転につれてダイナモ30から得ることができる。このダイナモ30からの初期の電力は、スイッチ50が初期状態では閉じられ、かつ電圧検出回路48の動作が開始するまで開かないので、電源46の充電に用いられる。
いったん電圧検出回路48に電力が供給されると、スイッチ50は開状態となる(ステップS2)。ステップS2の状態を図2に示している。次に、配線42及び44のポイントA,B間の電圧が測定される(ステップS3)。ステップS3における電圧検出の結果がステップS4においてしきい値と比較される。すなわち、ステップS4では、仮にA,B間の電位差が予め設定された所定の電圧レベル以上の場合(前輪16の回転によりダイナモ30から電圧が発生されたことを意味する)はステップS3が繰り返し実行される。
ステップS4において、ポイントA,B間の電圧が所定のレベルより下がった場合(自転車10が停止したことを意味している)は、ステップS5に移行してスイッチ50が閉じられる。ステップS5の状態は図3に対応している。スイッチ50が閉じられた状態では、図4の矢印Cで示すように、電源46からダイナモ30のコイル32に低電圧による電流が流れる。スイッチ50はコイル32を充電するのに十分な期間だけ閉じられる。この結果、コイル32に磁界が形成される。充電期間は、コイル32を充電するのに必要な期間であり、電源装置12の構成に応じて決定される。また、充電期間は、ダイオード40の構造、電源46の電位及びダイナモ30のコイル32の応答性によって種々に変化する。この実施形態では、充電期間は20〜30ミリ秒である。
次にステップS6でスイッチ50が開状態になる。電圧検出回路48はスイッチ50を少なくとも1秒間だけ開いた状態に維持する。図5はスイッチ50が開いている状態を示している。このようにスイッチ50が開いている状態では、コイル32の磁界は、第2電圧を発生し、ダイオード40を点灯する電流D(図6参照)が流れるように変化を始めている。
図7に示されたプロセスは、電源46に蓄積されたエネルギが消費されるまで、ダイオード40が約1秒に1回点滅するように繰り返し実行される。具体的には、ステップS6では、スイッチ50が開いているとき、コイル32に形成された磁界は、ダイオード40に電流が流れ、電力が供給されるように変化する。この実施形態では、電源46によってダイオード40を約5分間点滅させることができる。
また、図7に示すプロセスは、自転車10が再び移動し始めてダイナモ30が電流を発生するまで繰り返し実行される。具体的には、電源装置12の電圧は、前輪16が回転し始めて増加する。そして、ポイントA,B間の電圧が、スイッチ50がステップS3,S4の動作により開状態を維持するように増加する。
電源46が完全に放電し、自転車10が停止した場合は、スイッチ50は初期設定である閉状態になる。そして、いったん前輪16が回転し、ダイナモ30が電流を発生し始めると、電源46は再度充電される。
この第1実施形態では、電源46は1ファラッドのコンデンサあるいは短期のバッテリを形成する直列に接続されたコンデンサである。また、この第1実施形態では、電源46が、前輪16の回転により、すなわちダイナモ30からの電流によって完全に充電されると、電源46は約2.3ボルト(第1電圧)の電圧を出力することが可能となる。そして、前輪16の回転が停止し、ダイナモ30から電流が発生されなくなってスイッチ50が閉じられると、電源46は約2.3ボルトの電圧で約20〜30ミリ秒の間、コイル32を充電する。また、スイッチ50がいったん開状態になると、コイル32の磁界が3〜4ミリ秒の間変化し、瞬時的な電圧(12ボルトより高い第2電圧)が発生する。
コイル32から出力された第2電圧は、数ミリ秒間のみ続くが、これはダイオード40を作動させるのに十分な電圧である。言い換えれば、ダイオード40は点滅する。この12ボルトより高い第2電圧は4つのダイオード40を駆動するのに十分な電圧である。電圧検出回路48は、図7のプロセスを繰り返す前に、約1秒間ステップS6においてスイッチ50を開状態にする。したがって、ダイオード40は5分間(電源46が放電するのにかかる時間)ほど、約1秒間に一度点滅することができる。
[第2実施形態]
図8に、第2実施形態による電源装置12’を示す。電源装置12’は、電源46が電源46’と入れ替わっている点を除いて、第1実施形態と同様の構成である。電源46’は出力が約1.2ボルトの充電式電池である。電源46’の出力電圧は第1実施形態の電源46の出力よりも低い。したがって、第2実施形態の第1電圧は第1実施形態の第1電圧よりも低い。しかしながら、電源46’の出力は第1実施形態の電源装置12と同様の方法で電源装置12’を作動させるのに十分なものである。磁界を形成するのに要求されるコイル32の充電期間(図7のステップS5)は、電源46’の低電圧のために第1実施形態に比較して若干長くなる。第2実施形態における他の構成及び動作は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
図9に、第3実施形態による電源装置112を示している。第1実施形態と第3実施形態との共通性に着目して、第3実施形態において第1実施形態と同様の部品については、第1実施形態と同様の符号を付している。さらに、第3実施形態において第1実施形態と同様の部品については、その説明を省略する。
電源装置112は、リアライト28を含む点を除いて、第1実施形態の電源装置12と同様の全ての構成を含んでいる。リアライト28及びフロントライト26はともに電源装置112によって駆動される。具体的には、リアライト28は、配線42及び44に、フロントライト26のダイオード40と並列に接続された複数の発光ダイオード140を有している。電圧検出回路48及びダイナモ30の動作については、第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
図10に、第4実施形態による電源装置212を示している。第1実施形態と第4実施形態との共通性に着目して、第4実施形態において第1実施形態と同様の部品については、第1実施形態と同様の符号を付している。さらに、第4実施形態において第1実施形態と同様の部品については、その説明を省略する。
電源装置212は自転車用電気部品としてのリアディレイラ22を有している。より詳しくは、電池46、電圧検出回路48及びスイッチ50がリアディレイラ22の内部に一体的に設けられている。言い換えれば、第1実施形態の電源12の全ての部品が、ダイオード40がコンデンサ220及びモータ222に置き換えられている点を除いて、リアディレイラ22に含まれている。
モータ222及びコンデンサ220は配線42及び44に電気的直列に接続されている。例えば、モータ222は、スプロケット間でチェンCを移動させるときに、リアディレイラ22をアシストする。
この第4実施形態において、自転車10が停止した状態では、ダイナモ30は電圧を発生しない。しかしながら、電圧検出回路48がスイッチ50を閉じると、コイル32が充電される。この後、コイル32からの電圧はコンデンサ220を充電するのに使用される。コンデンサ220に充電された電力はモータ222を駆動するのに使用することができる。電圧検出回路48及びダイナモ30の動作は第1実施形態と同様である。
なお、モータ222はフロントディレイラ20の内部に配置して使用することも可能である。
[用語の説明]
本発明の範囲の理解において、装置の部品、あるいは部分を説明するために用いられる語「構成される」は、ハードウェア及び/又は所望の機能を実現するように構築されたあるいはプログラムされたソフトウェアを含む。本発明の範囲の理解において、ここで用いられる用語「備える」およびその派生語は、記載された特徴、エレメント、部品、群、完全体、および/またはステップがあることを明記しているオープンエンドの用語を意味するのであって、記載されていない特徴、エレメント、部品、グループ、完全体、および/またはステップがあることを排除するものではない。上記は、用語「有する」、「含む」およびそれらの派生語など同様の意味を持つ語にも当てはまる。また、単数形的に用いられる用語「パート」、「部分」、「部」、「部材」あるいは「エレメント」は、単一のパートあるいは複数のパーツの2つの意味を持ちうる。ここで、本発明を説明するために用いられる、次の用語、「前方、後方、上、下向き、垂直、水平、下、横」同じく他の同様な方向を示す用語が、本発明の自転車の方向を示す用語として使用されている。このように、本発明において用いられるこれらの用語は、通常のライディングポジションにおいて用いられるような、本発明が適用される自転車に対して相対的な意味で用いられる。最後に、ここでは、「ほぼ」、「およそ」、「約」といった程度を示す用語は、最終結果が大きく変わらないような、妥当な変形の条件の変更量を意味するものとして用いる。
本発明の説明のためにいくつかの実施例が選択されたに過ぎず、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することがない範囲で、種々の変更、変形ができることは、本開示から当業者には明らかであろう。さらに、前述の本発明にかかる実施例の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではないことは、本開示から当業者には明らかであろう。
本発明の実施形態が採用された自転車の正面図。 第1実施形態による電源装置のスイッチが開いた状態の回路図。 第1実施形態による電源装置のスイッチが閉じた状態の回路図。 第1実施形態による電源装置において、スイッチが閉じられダイナモのコイルが充電される状態を示す回路図。 第1実施形態による電源装置において、電圧検出回路によってスイッチが開けられた状態を示す回路図。 第1実施形態による電源装置において、スイッチが開けられ、ダイナモのコイルが発光ダイオードを駆動している状態を示す回路図。 第1実施形態による電圧検出回路の動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態による電源装置の回路図。 本発明の第3実施形態による電源装置の回路図。 本発明の第4実施形態による電源装置の回路図。
符号の説明
10 自転車
12 電源装置
26 フロントライト(電気部品)
30 ダイナモ
40 発行ダイオード
46 電源
48 電圧検出回路
50 スイッチ

Claims (14)

  1. コイルを有する自転車用ダイナモと、
    前記ダイナモに電気的に接続された自転車用電気部品と、
    前記ダイナモに対して、前記電気部品と電気的に並列に接続された電源と、
    前記電源に直列に接続されたスイッチと、
    を備え、
    前記スイッチは、前記ダイナモが発電していないときに閉状態で前記電源からの電流を前記ダイナモのコイルに流し、かつ開状態で前記ダイナモのコイルが前記電気部品に電圧を供給するように開閉制御可能である、
    自転車用電源装置。
  2. 前記電気部品は自転車用ライトである、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  3. 前記自転車用ライトは複数の発光ダイオードを有している、請求項2に記載の自転車用電源装置。
  4. 前記発光ダイオードは直列に配置されている、請求項3に記載の自転車用電源装置。
  5. 前記電気部品はコンデンサを含んでいる、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  6. 前記電気部品は変速用モータを有している、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  7. 前記ダイナモの両端の電圧を検出し、検出された電圧に応じて前記スイッチの開閉を行う制御回路をさらに備えている、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  8. 前記電源は電池である、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  9. 前記電源はコンデンサである、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  10. 前記ダイナモに対して前記電気部品と電気的に並列に接続された第2電気部品をさらに備えている、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  11. 前記電気部品及び前記第2電気部品はそれぞれ複数の発光ダイオードを有している、請求項10に記載の自転車用電源装置。
  12. 前記ダイナモは、自転車に装着され、自転車が走行している状態で前記電気部品に電力を供給する、請求項1に記載の自転車用電源装置。
  13. 自転車用電気部品に電力を供給する方法であって、
    ダイナモが発電していないときにダイナモのコイルに直流電流源を与えてダイナモのコイルに磁界を発生させる第1ステップと、
    前記ダイナモから前記直流電流源を切り離す第2ステップと、
    前記充電されたダイナモのコイルの磁界変化による直流電流によって電気部品を作動させる第3ステップと、
    を備えた自転車用電気部品の駆動方法。
  14. 前記ダイナモの入出力間の電位を検出し、
    前記電位の検出結果に応じて、前記第1ステップと前記第3ステップとを制御する、
    請求項13に記載の自転車用電気部品の駆動方法。
JP2007329868A 2007-01-19 2007-12-21 自転車用電源装置及び自転車用電気部品の駆動方法 Active JP4714727B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/624926 2007-01-19
US11/624,926 US7525204B2 (en) 2007-01-19 2007-01-19 Method and apparatus for boosting power in a bicycle electrical device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008174225A JP2008174225A (ja) 2008-07-31
JP4714727B2 true JP4714727B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=38792068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007329868A Active JP4714727B2 (ja) 2007-01-19 2007-12-21 自転車用電源装置及び自転車用電気部品の駆動方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7525204B2 (ja)
EP (1) EP1946996B1 (ja)
JP (1) JP4714727B2 (ja)
CN (1) CN101224770B (ja)
DE (1) DE602007004938D1 (ja)
TW (1) TWI322773B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM355880U (en) * 2008-06-06 2009-05-01 ming-xiang Ye Electric generator for bicycle seat pad
US8324772B2 (en) * 2009-10-14 2012-12-04 Dominic Munib Barbar Electrical generator
US8651714B1 (en) 2010-09-20 2014-02-18 Noriaki Hamasaki Portable lighting device
US20120249316A1 (en) * 2011-04-01 2012-10-04 Lite-On Technology Corporation Bicycle brake light system
US8449157B2 (en) 2011-08-16 2013-05-28 Trek Bicycle Corp. Lighted bicycle wheel hub assembly
CN103028259B (zh) * 2011-10-05 2016-05-18 株式会社吾妻 乘用玩具
WO2018144091A2 (en) * 2016-11-03 2018-08-09 Sinewave Inc. Bicycle light
US11661138B2 (en) * 2019-01-07 2023-05-30 Shimano Inc. Drive train and sprocket arrangement for human-powered vehicle
US11485443B2 (en) * 2019-09-16 2022-11-01 George J. Mendez Friction motor powered scooter

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0075373A1 (en) * 1981-09-22 1983-03-30 Spanninga Metaal B.V. A circuit for feeding bicycle lights
JP2004042728A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Shimano Inc 自転車用表示システム及び自転車用変速システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3875421A (en) * 1973-05-14 1975-04-01 Needs Inc Bicycle light system
SE391312B (sv) 1973-10-15 1977-02-14 W E W Jacob Anordning vid s k tvakrets cykelbelysningssystem
DE3832109A1 (de) 1988-09-21 1990-03-22 Juergen Munz Leuchte
AU692818B2 (en) 1994-01-11 1998-06-18 Edwin Schwaller Bicycle lighting system and generator
DE9420459U1 (de) 1994-01-11 1995-04-27 Hohenberger Josef Zusatzeinrichtungen zu Fahradbeleuchtungsanlagen
DE19545680C2 (de) 1995-12-07 2001-05-17 Fer Fahrzeugelektrik Gmbh Schaltnetzteil für eine Fahrradlichtmaschine
DE19842841C2 (de) 1998-09-18 2000-08-10 Bernhard Geilich Automatische elektrische Beleuchtungseinrichtung für Zweiräder
CN2373348Y (zh) * 1999-01-10 2000-04-12 梁昌勇 自行车充供电照明装置
US6717280B1 (en) * 2000-02-28 2004-04-06 Francis Bienville Bicycle based emergency battery charging system
JP2002187584A (ja) 2000-12-22 2002-07-02 Shimano Inc 自転車用電動ユニットの駆動制御回路
DE10339774A1 (de) 2003-05-09 2004-12-09 Hugo Görner GmbH Fahrradscheinwerfer mit einer Leuchtdiode als Lichtquelle
US6987327B1 (en) * 2003-07-21 2006-01-17 Gerardo Ramos Lucatero Electric generating convertible bicycle
US20060202575A1 (en) 2003-07-25 2006-09-14 Mitsuba Corporation Hub dynamo
US20060232988A1 (en) 2005-04-19 2006-10-19 Tseng-Fan Wang Emitting light device for bicycles
US7408266B2 (en) * 2005-10-24 2008-08-05 Ming-Hsiang Yeh Shock-absorbable electricity-producing apparatus

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0075373A1 (en) * 1981-09-22 1983-03-30 Spanninga Metaal B.V. A circuit for feeding bicycle lights
JP2004042728A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Shimano Inc 自転車用表示システム及び自転車用変速システム

Also Published As

Publication number Publication date
TW200831341A (en) 2008-08-01
US20080174210A1 (en) 2008-07-24
JP2008174225A (ja) 2008-07-31
CN101224770A (zh) 2008-07-23
EP1946996B1 (en) 2010-02-24
TWI322773B (en) 2010-04-01
EP1946996A1 (en) 2008-07-23
CN101224770B (zh) 2010-06-09
US7525204B2 (en) 2009-04-28
DE602007004938D1 (de) 2010-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4714727B2 (ja) 自転車用電源装置及び自転車用電気部品の駆動方法
TWI693773B (zh) 自行車電力控制裝置
JP6160955B2 (ja) 発光ダイオード駆動装置、それを備えた車両用照明装置および車両
JP3396655B2 (ja) 自転車用電源装置
US8721495B2 (en) Rear derailleur and gear shift system
US10220913B2 (en) Bicycle chain tensioner device
US9327658B2 (en) Power conversion device in electric vehicle
JP2009111035A (ja) 発光ダイオード駆動装置、発光ダイオード駆動装置を用いた照明装置、車室内用照明装置、車両用照明装置
CZ20014675A3 (cs) Regulační obvod elektrického napájení pro bicyklovou elektromotorickou jednotku
US20080100183A1 (en) Bicycle electric generator
JP2010051111A (ja) モータ駆動装置
US20160281686A1 (en) Wind powered battery charging system for electric vehicles
JP5566151B2 (ja) 発光素子点灯装置及びこれを用いた灯具並びに照明器具
JP2002262473A (ja) 自転車用充電制御回路
JP2006273061A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2004276667A (ja) 灯火器制御装置
JP2007230530A (ja) 自発光自転車安全表示灯及びアクセサリー
JP6713014B2 (ja) リレー回路及び電気接続箱
JP2008199793A (ja) 電源装置及び電動車両
US11433965B2 (en) Bicycle light
WO2019187325A1 (ja) 車両用ランプ駆動装置及びその制御方法
JP2011068259A (ja) 非接触型自転車用発電装置
KR20160032748A (ko) 자전거용 전원 생성 장치
JP2006020424A (ja) 電源装置、およびこの電源装置を備えた電動車両
JP2007252061A (ja) 車両の電動式走行駆動装置、および車両用充電器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4714727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250