JP4713674B1 - コーキングノズル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】養生テープやヘラ等を使用せずに立体的な仕上げ形状のコーキング処理が可能なコーキングノズル装置を提供する。
【解決手段】成形部2は、コーキング仕上げ形状に折曲してあり、両サイドに2本の略平行な接地部5を設けてある。この接地部5を、コーキング処理面に押し付ける事で、成形部2とコーキング処理面との間に空間でき、仕上げ形状を決定する排出部6と、コーキングガン等からの圧力変動を吸収する役割をする圧力吸収部7が形成される。この空間は、圧力吸収部7から排出部6にかけて薄くなるテーパー形状をしており、成形部2上部には圧力吸収部7寄りにアダプタ4を介してコーキングガン等に接続される注入口3を傾斜して設けてある。圧力吸収部7上部には、はみ出したコーキング剤を圧力吸収部7より内部へ導くための誘導板8を傾斜して設けてあるノズル装置1から構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の屋根等に使用される板金同士の重ねジョイント部のコーキング処理が容易なコーキングノズルに関するものである。
建築物の屋根等に使用される板金同士の重ねジョイント部分のコーキング処理をする場合、コーキング処理幅両端に養生テープを貼り、必要量のコーキング剤を均一に仮塗布し、ヘラ等で押さえ、アーチ形や台形、三角形等立体的な仕上げ形状(以後仕上げ形状と表記)に成形した後に養生テープを剥がすという作業を、段階を追って行っていた。
しかし、目地コーキングとは違い、コーキング処理幅の基準がないため、平行、直線に養生テープを貼るには熟練を要し、コーキング剤を仮塗布した時点で、重ねジョイント部分や、養生テープとの境目を目視できなくなり、養生テープに沿ってヘラ等を移動させるのが困難である。
また、養生テープを剥がす際に、コーキング剤との切れが悪く、糸引きなどが発生し、高気温時には、作業途中に仮塗布したコーキング剤が表面硬化し、仕上げが悪くなっていた。また、はみ出したコーキング剤が無駄になっていた。
過去の文献に、似た思考のものが存在する。実用新案登録第3108811号(特許文献1)のシーリング押え付きシーリング打設器具と言う物がある。これは、コーキングガンやコーキングカートリッジ等(以後コーキングガン等と表記)のノズルに差し込んで使用し、養生テープを使用せず、コーキング剤を塗布しながら
同時に押さえ成形すると言う物であるが、ノズルに差し込むという形態のため、コーキング剤を押し出すノズル先端から成形されるまでの距離があり、壁等に突き当たったような場所や、壁面での使用に向かない。また、コーキング剤の押し出し量の確認がし辛く過不足等が発生し易く、コーキング切れや器具の外側にコーキング剤がはみ出すという問題がある。さらに、器具を引っ張る方向へ作業するため、最悪の場合作業中に器具が脱落する可能性がある。特開2000−213159号(特許文献2)のシ―リング材充填用ノズルと言う物がある。これは、ノズル先端に設けられたシーリング材溢れ防止片とコーキング目地内へ挿入する案内用突起によって、目地内にコーキング剤を充填すると言う物であるが、シーリング材溢れ防止片と案内用突起によって目地が塞がれるため、コーキング剤の押し出し量とノズルの移動量が比例していなければならず、これもコーキング剤の過不足等が発生し易く、コーキング切れや成形直後のコーキング面が盛り上がる等の問題がある。どちらの場合も過不足等で不良等が発生した場合修整するのが困難である。他にも似た思考のものが存在するが、何れも目地コーキングを対象としており、本発明とは似て非なる物である。
実用新案登録第3108811号 特開2000−213159号公報 特開2001−187357号公報 特開2009−248003号公報 特開平8−294658号公報
本発明のコーキングノズル装置は、従来の課題に鑑みてなされた発明であり、その一つの目的は、コーキング幅の基準がない面に、養生テープを貼り、コーキング剤を均一に仮塗布し、ヘラ等で仕上げ形状に成形するという塾練を要する作業を、段階を追って行わなければならず、時間と労力がかかる点である。
本発明のコーキングノズル装置は、養生テープやヘラ等を使用せず、コーキング剤を押し出しながら、移動させるだけでコーキング処理を完了できるのが特徴である。
本発明のコーキングノズル装置は、養生テープの貼り付けや、ヘラ等で成形するという工程を省略してコーキング処理を行うため、作業時間を短縮する事ができる。
また、成形部2の全長が短く内部に直接コーキング剤を注入するため、壁等に突き当たった場所や、壁面、背面にも使用できる。
また、コーキング処理を任意の場所で中断する事が可能であるため、不良等が発生した場合戻って修整する事ができる。
また、コーキング剤を塗布すると同時にコーキング処理を完了できるため、作業途中での表面硬化による仕上り不良等が発生しない。
また、圧力吸収部7からのはみ出し量を調整しながら作業することで、コーキング剤の押し出し量の過不足を防ぐ効果があり安定した美しいコーキング処理ができる。
また、作業時に使用する道具や材料を減らせるため労力を軽減できる。
また、養生テープや、はみ出したコーキング剤の無駄も少なくなり、コストを下げる事ができる。
また、注入口3とコーキングガン等との間に、アダプタ4を使用し、分割式にする事で使用後の清掃性もよい。
図1は、本発明の実施例に係るコーキングノズル装置の一部破断による概略斜視図である。(形状説明) 図2は、本発明の実施例の斜視図である。(実施例1) 図3は、本発明の実施例の側面断面図である。(実施例2)
本発明のコーキングノズル装置は、建築物の屋根等に使用される板金同士の重ねジョイント部に水密を保持するために立体的な仕上げ形状にコーキング処理をするために使用する。
図2の斜視図を使って説明する、ノズル装置1を、アダプタ4を介してコーキングガン等に取り付け、接地部5を重ねジョイント部9を跨ぐ様にコーキング処理面10に押し付け、コーキング剤を押し出しながら作業方向へ移動する。
図3の側面断面図を使って説明する、コーキングガン等からの圧力により、コーキング仕上げ形状に折曲された成形部2とコーキング処理面10との間に形成された空間に、注入口3よりコーキング剤が押し出され成形部2内へ注入される。注入されたコーキング剤は、注入口3に近く開口面積を大きくしてある圧力吸収部7よりはみ出すが、ノズル装置1を作業方向に移動させる事で、誘導板8により圧力吸収部7内へ導かれ、成形部2によって押さえ成形され排出部6より仕上げ形状に成形されたコーキング剤が排出され処理が完了する。
コーキングガン等からの圧力を意図的に圧力吸収部7へ逃がす事で、コーキングガン等のレバーを握りなおす際等に生じる圧力変動等を吸収し、接地部5(図2)へのはみ出しを防止する効果があり、養生テープを貼る必要がなくなる。また、ノズル装置1の移動によって、コーキング剤を成形する成形部2を設け、圧力吸収部7からのはみ出し量を調整しながら作業することで、安定したコーキング処理が可能である。
また、使用後の清掃性を良くするために注入口3(図1)上部は、コーキングガン等と同じネジ径、ピッチの雄ネジにしてあり、同じく両端を雌ネジしたアダプタ4を介してコーキングガンと接続するが、一体型でも良い。
アダプタ4をコーキングカートリッジ等に付属のノズルを加工(ライター、トーチ等で溶接)して簡単に製作する事ができ、使い捨てにすることが可能であるため、コーキング剤の色換えの多い場面も使用できる。
また、アダプタ4のネジ径を変更すれば、ネジ径の違うコーキングガン等にも使用できる。
また、補助的に小さなヘラ等を使用すれば、コーキング処理ラインの山(谷)折れ部や、交差した場所にも使用可能である。
1 ノズル装置
2 成形部
3 注入口
4 アダプタ
5 接地部
6 排出部
7 圧力吸収部
8 誘導板
9 重ねジョイント部
10 コーキング処理面(板金等)
11 コーキング剤

Claims (1)

  1. 立体的な仕上げ形状のコーキング処理をするノズルであって、コーキング仕上げ形状に折曲した成形部(2)を有し、成形部(2)の上部に注入口(3)を有し、成形部(2)の一方側に排出部(6)を有し、成形部(2)の他方側に圧力吸収部(7)を有し、圧力吸収部(7)の上部に誘導板(8)を有し、コーキングガン等からの圧力により、成形部(2)とコーキング処理面(10)との間に形成された空間に、注入口(3)よりコーキング剤が注入され、コーキングガン等からの圧力変動を圧力吸収部(7)へ逃がす事で接地部(5)へのはみ出しを防止し、圧力吸収部(7)よりはみ出したコーキング剤は、ノズル装置(1)を作業方向に移動させる事により、誘導板(8)により圧力吸収部(7)内へ導かれ、ノズル装置(1)を作業方向に移動させる事により、成形部(2)のテーパー形状によりコーキング剤を押さえ、仕上げ形状に成形し、排出部(6)より排出する事を特徴とするコーキングノズル装置。
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