JP4711830B2 - 無線アクセスシステム - Google Patents

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Description

本発明は、無線LANシステム等に用いられる無線アクセスシステムに関して、より特定的には、隠れ端末問題の発生を防ぎ、かつスループットの低下を最小限に抑えた無線アクセスシステムに関する。
図11は、従来の無線LANシステムにおける隠れ端末問題を説明する図である。図11において、従来の無線LANシステムは、無線LANアクセスポイント920と複数の端末930〜932とを備える。従来の無線LANシステムには、端末同士が送信するデータの衝突(コリジョン)を防止するために、CSMA/CA方式が適用されている。しかしながら、このような無線LANシステムにおいては、電波を遮断する障害物940が端末間に存在した場合、端末930〜931が送信した電波は、端末932では受信されなくなる。また、端末932が送信した電波は、端末930〜931では受信されなくなる。そのため、端末930〜931から見た場合、端末932が隠れ端末となる。また、端末932から見た場合、端末930〜931が隠れ端末となる。すなわち、無線LANシステムには、いわゆる隠れ端末問題が発生することになる。
この隠れ端末問題を解決する一つの方法として、RTS/CTS制御方式がある。図12は、RTS/CTS制御方式の動作を説明する図である。図12において、端末930は、データ送信を開始するとき、アクセスポイント920に対する送信要求として、RTSパケット901を送信する。アクセスポイント920は、RTSパケット901を受信すると、端末930に対する送信許可として、CTSパケット902を返信する。端末930は、CTSパケット902を受信すると、データパケット903の送信を開始する。また、CTSパケット902は、端末931及び端末932でも受信される。端末931及び端末932は、CTSパケット902を受信すると、端末930がデータパケット903を送信している間、送信待機状態となる。このように、RTS/CTS制御方式が適用された無線LANシステムは、ある端末がデータを送信している間、他の端末のデータ送信を禁止する。これによって、互いに送信した電波を受信することができない端末同士の間でも送信データの衝突を避けることができるので、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。
ただし、RTS/CTS制御方式が適用された無線LANシステムは、アクセスポイント920と端末930〜932との間でデータ通信が行われる度に、RTS/CTSパケットを送受信する必要がある。そのため、データ通信以外のオーバーヘッドに消費される時間が大きくなり、スループットの低下を引き起こしていた。このようなスループットの低下を防止するシステムとしては、従来、複数の端末の間に隠れ端末が存在するか否かによって通信方式を切替える無線LANシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
従来の通信方式を切替える無線LANシステムは、隠れ端末が存在する場合は、RTS/CTS制御方式を用いて、隠れ端末が存在しない場合は、CSMA/CA方式を用いてアクセスポイントと端末との間でデータ通信を行う。これによって、隠れ端末が存在しない場合には、RTS/CTSパケットを送受信する必要がなくなり、スループットの低下を防ぐことができる。
特開2002−217913号公報
しかしながら、従来の通信方式を切替える無線LANシステムにおいては、隠れ端末が存在する場合には、アクセスポイント920と端末930〜932との間でデータ通信が行われる度に、RTS/CTSパケットを送受信する必要がある。そのため、隠れ端末が存在する場合には、結局、オーバーヘッドに消費される時間が大きくなり、スループットの低下を引き起こすという問題点があった。
それ故に、本発明の目的は、互いに送信した電波を受信することができない端末が存在する場合にも、隠れ端末問題の発生を防ぎ、かつスループットの低下を最小限に抑えた無線アクセスシステムを提供することである。
本発明は、電波を用いてデータの送受信を行う無線アクセスシステムに向けられている。そして上記目的を達成するために、本発明の無線アクセスシステムは、複数の端末とアクセスポイントとを備える。複数の端末は、所定の指示に従って電波の送受信を行う。アクセスポイントは、複数の端末を分類して互いに送信した電波を受信することができる端末同士を集めた複数のグループを作成し、複数のグループのいずれか1つのグループにのみ自己との通信許可を与える所定の指示を通知する。
好ましくは、無線アクセスシステムは、アクセスポイントと離れた場所で、複数の端末のいずれかと電波の送受信を行う少なくとも1つのリモートアンテナと、リモートアンテナとアクセスポイントとを接続する伝送路とをさらに備える。
伝送路は、光信号を伝送する光伝送路であってもよい。伝送路が光伝送路である場合、無線アクセスシステムは、電気光/光電気変換部と光電気/電気光変換部とをさらに備える。電気光/光電気変換部は、アクセスポイントを介して入力された電気信号を光信号に変換して光伝送路に出力すると共に、光伝送路を介して入力された光信号を電気信号に変換してアクセスポイントに出力する。光電気/電気光変換部は、光伝送路を介して入力された光信号を電気信号に変換してリモートアンテナに出力すると共に、リモートアンテナを介して入力された電気信号を光信号に変換して光伝送路に出力する。光伝送路には、光ファイバケーブルを用いることができる。また、伝送路は、自由空間であってもよい。
好ましくは、アクセスポイントは、所定の指示として、通信許可を与えるグループに含まれる端末の固有情報と通信許可時間とを複数の端末へ通知する。
アクセスポイントは、第1のグループ作成部を備える。第1のグループ作成部は、複数の端末に対して任意の順番で応答要求パケットを送信し、応答要求パケットに対する応答として端末から応答パケットを受信し、受信した応答パケットに設定されている固有情報に基づいて複数のグループを作成する。
また、端末は、第2のグループ作成部を備える。第2のグループ作成部は、アクセスポイントから受信した応答要求パケットに対する応答として、自身の固有情報と他の端末から受信した固有情報とを応答パケットに設定して、アクセスポイントに対して返信する。
アクセスポイントは、第1の通信制御部をさらに備える。第1の通信制御部は、複数の端末のいずれかから送信要求としてRTSパケットを受信した場合に、通信許可を与える指示として、RTSパケットを送信したグループに含まれる端末の固有情報と通信許可時間とをCTSパケットに設定し、CTSパケットを複数の端末に対して送信する。
端末は、第2の通信制御部をさらに備える。第2の通信制御部は、送信データが発生した場合に、アクセスポイントに対してRTSパケットを送信し、RTSパケットに対する応答としてアクセスポイントからCTSパケットを受信し、受信したCTSパケットに設定されている固有情報に自身の固有情報が含まれていた場合に通信許可が与えられたと判断し、通信許可時間だけアクセスポイントと通信を行う。
アクセスポイントは、予め定められた時間を通信許可時間とすることができる。また、アクセスポイントは、通信許可時間をオペレータの指示に応じて決定してもよいし、複数のグループに含まれる端末数によって決定してもよい。また、複数のグループに含まれる端末の送信待ちデータ量に応じて決定してもよい。
また、本発明は、電波を用いてデータの送受信を行う無線アクセス方法にも向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の無線アクセス方法は、アクセスポイントと複数の端末とに以下のステップを備える。アクセスポイントは、複数の端末に対して任意の順番で応答要求パケットを送信するステップと、応答要求パケットに対する応答として端末から応答パケットを受信するステップと、受信した応答パケットに設定されている固有情報に基づいて、複数のグループを作成するステップとを備える。また、端末は、アクセスポイントから応答要求パケットを受信するステップと、応答要求パケットに対する応答として、自身の固有情報と他の端末から受信した固有情報とを応答パケットに設定して、アクセスポイントに対して返信するステップとを備える。
また、アクセスポイントは、複数の端末のいずれかから送信要求としてRTSパケットを受信した場合に、通信許可を与える指示として、RTSパケットを送信したグループに含まれる端末の固有情報と通信許可時間とをCTSパケットに設定するステップと、CTSパケットを複数の端末に対して送信するステップとをさらに備える。端末は、送信データが発生した場合に、アクセスポイントに対してRTSパケットを送信するステップと、RTSパケットに対する応答としてアクセスポイントからCTSパケットを受信するステップと、受信したCTSパケットに設定されている固有情報に自身の固有情報が含まれていた場合に通信許可が与えられたと判断し、通信許可時間だけアクセスポイントと通信を行うステップとをさらに備える。
以上のように本発明によれば、グループ作成部において、複数の端末を分類して互いに送信した電波を受信することができる端末同士を集めたグループを作成する。そして、通信制御部において、各グループに対して通信区間と待機区間とを別々に割り当てて、アクセスポイントと端末との間の通信をそれぞれのグループ毎に行うように制御する。これによって、互いに送信した電波が届かない端末同士の間でも、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。また、グループ毎にRTS/CTSパケットを送受信するので、従来の隠れ端末問題の解決方法の一つである、端末毎にRTS/CTSパケットを送受信する方式と比較してオーバーヘッドに消費する時間を抑えることができ、スループットの低下を最小限に抑えることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示す図である。図1において、第1の実施形態に係る無線アクセスシステムは、アクセスポイント12と複数の端末131〜133、141〜142とを備える。なお、アクセスポイント12は、通信ケーブル11を介して、インターネット網などの通信網10と接続されているものとする。
アクセスポイント12は、通信ケーブル11を介して入力された電気信号を無線信号に変換して自由空間に送信すると共に、端末131〜133、141〜142から受信した無線信号を電気信号に変換して通信ケーブル11に送信する。端末131〜133、141〜142は、アクセスポイント12から受信した無線信号を復調してデータを得ると共に、データを変調して得られた無線信号を電波として自由区間に送信する。
ここで、端末131〜133と端末141〜142との間に、電波を遮断する電波遮蔽物15が存在する場合を考える。この場合、端末131〜133が送信した電波は、電波遮蔽物15によって、端末141〜142では受信されない。同様に、端末141〜142が送信した電波は、端末131〜133では受信されない。すなわち、端末131〜133から見た場合、端末141〜142が隠れ端末となる。また、端末141〜142から見た場合、端末131〜133が隠れ端末となる。
以下に、本発明の第1の実施形態に係る無線アクセスシステムの動作について説明する。まず、無線アクセスシステムにおいて、アクセスポイント12は、互い送信した電波を受信することができる端末同士をグループ化して、それぞれのグループ内では隠れ端末が存在しない複数のグループを作成する。この例では、アクセスポイント12は、端末131〜133をグループAに、端末141〜142をグループBにグループ化する。
次に、アクセスポイント12は、グループ毎に通信区間と待機区間とを割り当てて、それぞれのグループ毎に端末との通信を行う。図2は、アクセスポイント12と各グループとの通信の様子を模式的に示す図である。図2において、グループAがアクセスポイント12と通信している間、グループBは、アクセスポイント12との通信を待機する。同様に、グループBがアクセスポイント12と通信している間、グループAは、アクセスポイント12との通信を待機する。これによって、グループAとグループBとの間では、互いに送信する電波の衝突が起こらないため、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。
アクセスポイント12は、各グループに割り当てる通信区間と待機区間とを、各グループに属する端末数に応じて決定する。例えば、アクセスポイント12は、グループAに属する端末が3台、グループBに属する端末が2台である場合、グループAに3秒、グループBに2秒の通信区間を割り当てることができる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る無線アクセスシステムの機能的構成の一例を示すブロック図である。図3(a)は、アクセスポイント12の構成を示している。図(b)は、端末の構成を示している。図において、アクセスポイント12は、第1のグループ作成部12gと第1の通信制御部12cとを備える。端末は、第2のグループ作成部13gと第2の通信制御部13cとを備える。
第1の実施形態に係る無線アクセスシステムは、アクセスポイント12が備える第1のグループ作成部12gと、端末が備える第2のグループ作成部13gとが共同して、上述したグループの作成を行う。そのため、第1のグループ作成部12gと第2のグループ作成部13gとを合わせた構成を、単にグループ作成部として捉えることもできる。また、アクセスポイント12が備える第1の通信制御部12cと、端末が備える第2の通信制御部13cとが共同して、上述したグループ毎に行う通信を制御する。そのため、第1の通信制御部12cと第2の通信制御部13cとを合わせた構成を、単に通信制御部として捉えることもできる。
図4は、第1の実施形態に係るグループ作成部の動作を説明する図である。なお、図4の説明では、第1のグループ作成部12gの動作をアクセスポイント12の動作として、第2のグループ作成部13gの動作を端末の動作として説明する。図4において、アクセスポイント12は、全ての端末131〜133、141〜142に対して、応答要求パケットを順番に送信する(図示せず)。アクセスポイント12は、端末に対してどんな順番で応答要求パケットを送信してもよいが、ここでは、端末131、132、133、141、142の順番に応答要求パケットを送信するものとする。
端末131は、アクセスポイント12から応答要求パケットを受信すると、端末131の固有情報(A131)を設定した応答パケットP131を、アクセスポイント12に対して返信する。端末131の固有情報(A131)とは、例えば、端末131に設定されたIPアドレスやMACアドレスなどである。また、応答パケットP131は、電波が届く範囲で他の端末でも受信されることになる。具体的には、応答パケットP131は、端末132及び端末133でも受信される。しかし、応答パケットP131は、端末141及び端末142では受信されない。
端末132は、アクセスポイント12から応答要求パケットを受信すると、端末132の固有情報(A132)と、それまでに受信した固有情報(A131)とを設定した応答パケットP132を、アクセスポイント12に対して返信する。応答パケットP132は、端末131及び端末133でも受信される。同様に、端末133は、アクセスポイント12から応答要求パケットを受信すると、端末133の固有情報(A133)と、それまでに受信した固有情報(A132、A131)とを設定した応答パケットP133を、アクセスポイント12に対して返信する。すなわち、応答パケットP133には、互いに送信した電波を受信することができる全ての端末131〜133の固有情報(A131〜A133)が設定されることになる。
端末141は、アクセスポイント12から応答要求パケットを受信すると、端末141の固有情報(B141)と、それまでに受信した固有情報とを設定した応答パケットP141をアクセスポイント12に対して返信する。ただし、端末141は、電波遮蔽物15によって、応答パケットP131〜133を受信していない。そのため、応答パケットP141には、端末141の固有情報(B141)のみが設定されることになる。同様に、端末142は、端末142の固有情報(B142)と、それまでに受信した固有情報(B141)とを設定した応答パケットP142を、アクセスポイント12に対して返信する。すなわち、パケットP142には、互いに送信した電波を受信することができる全ての端末141〜142の固有情報(B141〜B142)が設定されることになる。
アクセスポイント12は、端末131〜133、141〜142から返信されたパケットP131〜133、P141〜142に基づいて、互いに送信した電波を受信することができる端末同士を知ることができる。そして、アクセスポイント12は、互いに送信した電波を受信することができる端末同士をグループ化して、複数のグループを作成する。具体的には、アクセスポイント12は、パケットP133に設定されている固有情報に基づいて端末131〜134をグループAに、パケットP142に設定されている固有情報に基づいて端末141〜142をグループBにグループ化する。
図5は、第1の実施形態に係る通信制御部の動作を説明する図である。なお、図5の説明では、第1の通信制御部12cの動作をアクセスポイント12の動作として、第2の通信制御部13cの動作を端末の動作として説明する。図5には、グループAとグループBとの通信を切替える方法として、RTS/CTSパケットを用いた方法を示してある。図5を参照して、端末のグループ化後に、グループAに属するいずれかの端末から送信データが発生したとする。この場合、グループAに属するいずれかの端末は、グループAに対する送信許可を求めるため、アクセスポイント12に対してRTSパケット221を送信する。アクセスポイント12は、RTSパケット221を受信すると、グループAに対する送信許可としてCTSパケット222を返信する。このCTSパケット222には、グループAに属する全ての端末の固有情報(A131〜133)と、グループAに与える通信区間の長さとが設定される。なお、通信区間の長さとは、通信を許可する時間(通信許可時間)のことである。
CTSパケット222は、グループA及びグループBに属する全ての端末131〜133、141〜142で受信される。端末131〜133、141〜142は、受信したCTSパケット222に自分の固有情報が設定されているか否かで、自分が所属するグループに通信区間が割り当てられたか否かを判断する。グループAに属する端末131〜13は、受信したCTSパケット222に自分の固有情報が設定されているので、グループAの通信区間であると判断する。グループAに属する端末131〜133は、通信区間であると判断した場合、CSMA/CA方式に従って、通信区間が終了するまでアクセスポイント12との間でデータ通信を行う。
一方、グループBに属する端末141〜142は、受信したCTSパケット222に自分の固有情報が設定されていないので、グループBの待機区間であると判断する。グループBに属する端末141〜142は、待機区間であると判断した場合、待機区間が終了するまでアクセスポイント12との間でデータ通信を待機する。
ここで、グループBの待機区間において、グループBに属するいずれかの端末から送信データが発生した場合を考える。この場合、グループBに属する端末は、待機区間が終了してから、アクセスポイント12に対してRTSパケット223を送信する。アクセスポイント12は、グループBに属する端末からRTSパケット223を受信すると、グループBに対する送信許可としてCTSパケット224を返信する。グループBに属する端末141〜142は、CTSパケット224を受信することで通信区間であると判断する。一方、グループAに属する端末131〜133は、CTSパケット224を受信することで待機区間であると判断する。第1の実施形態に係る無線アクセスシステムは、上述した動作を繰り返すことで、アクセスポイント12と端末131〜133、141〜142との間でのデータ通信を制御する。
以上のように、第1の実施形態に係る無線アクセスシステムによれば、グループ作成部において、複数の端末を分類して互いに送信した電波を受信することができる端末同士を集めたグループを作成する。そして、通信制御部において、各グループに対して通信区間と待機区間とを別々に割り当てて、アクセスポイント12と端末131〜133、141〜142との間の通信をグループ毎に行うように制御する。これによって、第1の実施形態に係る無線アクセスシステムは、互いに送信した電波が届かない端末同士の間でも、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。また、グループ毎にRTS/CTSパケットを送受信するので、従来の隠れ端末問題の解決方法の一つである、端末毎にRTS/CTSパケットを送受信する方式と比較して、オーバーヘッドに消費する時間を抑えることができ、スループットの低下を最小限に抑えることができる。
なお、第1の実施形態に係る無線アクセスシステムにおいて、アクセスポイント12は、上述した動作以外の方法を用いて、互いに送信した電波を受信できる端末同士を集めたグループを作成してもよい。例えば、ユーザは、電波遮蔽物15や端末間の距離などから、互い送信した電波を受信することができる端末同士を知ることができる。そして、ユーザは、それらの情報をアクセスポイント12に対して指示する。アクセスポイント12は、ユーザの指示に従って、互い送信した電波を受信することができる端末同士をグループ化してもよい。
また、アクセスポイント12は、端末のグループ化が終了した後に、全ての端末131〜133、141〜142に対してグループ情報を一斉に送信してもよい。グループ情報には、グループAやグループBなどを示す情報が設定される。端末131〜133、141〜142は、グループ情報を受信することで、自分が所属するグループを知ることができる。そのため、アクセスポイント12は、端末に対して通信許可を送信するとき、端末の固有情報でなくグループ情報を用いることができる。
また、アクセスポイント12は、あるグループの通信区間中に端末との間でデータ通信が一定時間以上なければ、CTSパケットを端末に向けて送信し、当該グループの通信区間を強制終了させてもよい。これによって、無線アクセスシステムは、無駄な通信区間の割り振りを減らし、効率の良い通信を行うことができる。
また、アクセスポイント12は、各グループに割り当てる通信区間と待機区間とを、各グループに属する端末数に応じて決定していたが、オペレータの指示に応じて決定してもよい。これによって、無線アクセスシステムは、オペレータの意図に沿った形で、各グループに対して通信区間と待機区間とを割り当てることができ、より柔軟なシステムの運用が可能となる。
またさらに、アクセスポイント12は、各グループに割り当てる通信区間と待機区間とを、予め決められたタイミングに従って決定してもよい。この場合、アクセスポイント12は、端末のグループ化が終了した後に、全ての端末131〜133、141〜142に対して、通信区間と待機区間とを切替えるタイミングを通知する。例えば、アクセスポイント12は、グループAに対して5秒、グループBに対して3秒の通信許可時間を交互に与える場合、その通信許可時間を端末131〜133、141〜142に対して通知する。端末131〜133、141〜142は、通知されたタイミングに従って、通信区間と待機区間とを切替える。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る無線アクセスシステムは、第1の実施形態と比較して通信制御部の動作が異なる。第1の実施形態に係る通信制御部は、各グループに割り当てる通信区間と待機区間とを、各グループに属する端末数に応じて決定していた。これに対して、第2の実施形態に係る通信制御部は、各グループに割り当てる通信区間と待機区間とを、各グループに属する端末の送信待ちデータ量によって決定する。なお、通信制御部以外の動作は、第1の実施形態と同様である。
図6は、第2の実施形態に係る通信制御部の動作を説明する図である。なお、図6の説明でも、第1の通信制御部12cの動作をアクセスポイント12の動作として、第2の通信制御部13cの動作を端末の動作として説明する。図6において、アクセスポイント12は、端末131〜133、141〜142をグループ化した後、実際の送信待ちデータ量を知るために、全ての端末に対して、送信待ち情報要求パケット225を送信する。送信待ち情報要求パケット225を受信した端末131〜133、141〜142は、送信待ちデータがある場合、送信待ちデータ長を設定した送信待ち情報パケット226を、アクセスポイント12に対して返信する。
アクセスポイント12は、送信待ち情報パケット226に設定されている送信待ちデータ長に基づいて、グループA及びグループBに割り当てる通信区間の順番、及び通信区間の長さを決定する。例えば、アクセスポイント12が実際に受信した送信待ちデータ量が、グループA全体で2Kbyte、グループB全体で1Kbyteであるとする。この場合、アクセスポイント12は、データ量の多いグループAに対して先に通信区間を2秒割り当て、その次にグループBに対して通信区間を1秒割り当てることができる。アクセスポイント12は、通信を許可する端末の固有情報、及び通信区間の長さをCTSパケット227に設定して、端末131〜133、141〜142に対して送信する。
端末131〜133、141〜142は、受信したCTSパケット227に基づいて、通信区間又は待機区間であることを判断して、アクセスポイント12との間でデータ通信を行う。このCTSパケット227を受信した後の端末131〜133、141〜142の動作は、第1の実施形態と同様である。アクセスポイント12は、端末131〜133、141〜142との間で一通りのデータ通信が終わると、再び送信待ち情報要求パケット228を端末131〜133、141〜142に対して送信する。無線アクセスシステムは、上述した動作を繰り返すことで、互いに送信した電波が届かない端末同士の間でも、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る無線アクセスシステムによれば、各グループに割り当てる通信区間と待機区間とを、各グループに属する端末の送信待ちデータ量によって決定する。そのため、無線アクセスシステムは、実際のトラフィック量に応じた形で信区間と待機区間とを割り当てることができ、通信の効率を上げることができる。
なお、第2の実施形態に係る無線アクセスシステムにおいて、端末131〜133、141〜142は、直前の待機区間で発生したデータ(すなわち、送信待ちデータ)の長さを、その直後の通信区間において送信してもよい。図7は、直前の待機区間で発生したデータの長さを通信区間において送信する無線アクセスシステムの動作を説明する図である。図7を参照して、例えば、待機区間において、グループBに属するいずれかの端末から送信データが発生した場合を考える。この場合、グループBに属するいずれかの端末は、待機区間で発生した送信データの長さを設定した送信待ち情報パケット228を、アクセスポイント12に対して送信する。
アクセスポイント12は、受信した送信待ち情報パケット228に基づいて、グループA及びグループBに割り当てる通信区間の順番、及び通信区間の長さを決定することができる。これによって、アクセスポイント12は、待機区間で発生した送信待ちデータを、送信待ち情報要求パケット225で問い合わせる必要がなくなるので、スループットの低下を抑えた効率の良い通信を行うことができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示す図である。第3の実施形態に係る無線アクセスシステムは、1つのアクセスポイント20が複数のリモートアンテナを備え、広い範囲の通信エリアをカバーすることができる。図8において、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムは、アクセスポイント20と、リモートアンテナ21と、リモートアンテナ22と、伝送路23と、複数の端末131〜133、141〜142とを備える。アクセスポイント20は、リモートアンテナ21を介して端末131〜133と、リモートアンテナ22を介して端末141〜142と通信する。なお、伝送路23は、無線信号によって接続される自由空間であってもよい。
ここで、端末131〜133は、リモートアンテナ21とリモートアンテナ22とが離れた場所に存在する等の理由によって、端末141〜142が発信した電波を受信できないものとする。また、端末141〜142も、端末131〜13が発信した電波を受信できないものとする。このような場合、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムは、第1の実施形態に係る無線アクセスシステムと同様に、端末131〜133をグループAに、端末141〜142をグループBにグループ化して、それぞれのグループ毎に通信区間と待機区間とを割り当てる。これによって、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムは、互いに送信した電波が届かない端末同士の間でも、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。
以上のように、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムによれば、第1及び第2の実施形態に係る無線アクセスシステムと同様に、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。また、1つのアクセスポイント20が複数のリモートアンテナを備えることで、より広い範囲の通信エリアをカバーすることができる。
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態に係る無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示す図である。第4の実施形態に係る無線アクセスシステムは、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムにおけるアクセスポイント20からリモートアンテナ21、22までの間を、光信号を使った通信に置き換えたものである。図9において、第4の実施形態に係る無線アクセスシステムは、アクセスポイント20と、光電気/電気光変換部24と、リモートアンテナユニット25と、リモートアンテナユニット26と、光伝送路27と、複数の端末131〜133、141〜142とを備える。
光電気/電気光変換部24は、アクセスポイント20から入力された電気信号を光信号に変換すると共に、光伝送路27から入力された光信号を電気信号に変換してアクセスポイント20に出力する。光伝送路27は、光電気/電気光変換部24とリモートアンテナユニット25、26との間を接続する。光伝送路27には、例えば、光ファーバーケーブルが用いられる。リモートアンテナユニット25、26は、光伝送路27から入力された光信号を無線信号に変換して自由区間に送信すると共に、端末131〜133、141〜142から受信した無線信号を光信号に変換して光伝送路27に送信する。なお、リモートアンテナユニット25は、アンテナ21と光電気/電気光変換部28とから構成される。また、リモートアンテナユニット26は、アンテナ22と光電気/電気光変換部29とから構成される。
第4の実施形態に係る無線アクセスシステムは、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムと同様に、端末131〜133をグループAに、端末141〜142をグループBにグループ化して、それぞれのグループ毎に通信区間と待機区間とを割り当てる。これによって、第4の実施形態に係る無線アクセスシステムは、互いに送信した電波が届かない端末同士の間でも、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。
以上のように、第4の実施形態に係る無線アクセスシステムによれば、第3の実施形態に係る無線アクセスシステムと同様に、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。また、複数のアンテナユニットを光伝送路27で広い範囲に設置することができるため、1つのアクセスポイント20でカバーできる通信エリアを拡大することができる。
なお、第4の実施形態に係る無線アクセスシステムは、複数のアクセスポイントを備え、複数のアクセスポイントをスイッチによって切替える構成とすることもできる。図10は、複数のアクセスポイントを切替える無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示す図である。図10において、無線アクセスシステムは、アクセスポイント31及びアクセスポイント32をスイッチ33によって切替える。これによって、端末131〜133、141〜142は、任意のアクセスポイントとの通信が可能となる。無線アクセスシステムは、例えば端末の通信方式の違いによって、アクセスポイント31及びアクセスポイント32を切替える。これによって、無線アクセスシステムは、異なる通信方式の端末が混在している場合でも、隠れ端末問題の発生を防ぐことができる。
本発明の無線アクセスシステムは、無線LANシステム等における隠れ端末問題を解決する方法等として有用である。
本発明の第1の実施形態に係る無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示すブロック図 アクセスポイント12と各グループとの通信の様子を模式的に示す図 本発明の第1の実施形態に係る無線アクセスシステムの機能的構成の一例を示すブロック図 第1の実施形態に係るグループ作成部の動作を説明する図 第1の実施形態に係る通信制御部の動作を説明する図 第2の実施形態に係る通信制御部の動作を説明する図 直前の待機区間で発生したデータの長さを通信区間において送信する無線アクセスシステムの動作を説明する図 第3の実施形態に係る無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示す図 第4の実施形態に係る無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示す図 複数のアクセスポイントを切替える無線アクセスシステムのネットワーク構成の一例を示す図 従来の無線LANシステムにおける隠れ端末問題を説明する図 RTS/CTS制御方式の動作を説明する図
符号の説明
10 通信網
11 通信ケーブル
12、20、31、32 アクセスポイント
12g、13g グループ作成部
12c、13c 通信制御部
15 電波遮蔽物
21、22 リモートアンテナ
23 伝送路
24、28、29、34、37 光電気/電気光変換器
25、26 リモートアンテナユニット
27 光伝送路
33 スイッチ
131〜133、141〜142 端末
P131〜P133、P141〜P142 パケット
221〜228 パケット

Claims (13)

  1. 電波を用いてデータの送受信を行う無線アクセスシステムであって、
    所定の指示に従って電波の送受信を行う複数の端末と、
    前記複数の端末を分類して互いに送信した電波を受信することができる端末同士を集めた複数のグループを作成し、当該複数のグループのいずれか1つのグループにのみ自己との通信許可を与える前記所定の指示を、前記複数の端末へ通知するアクセスポイントとを備え、
    前記アクセスポイントは、
    前記複数の端末に対して任意の順番で応答要求パケットを送信し、当該応答要求パケットに対する応答として前記端末から応答パケットを受信し、当該受信した応答パケットに設定されている固有情報に基づいて、前記複数のグループを作成する第1のグループ作成部を備え、
    前記端末は、
    前記アクセスポイントから受信した前記応答要求パケットに対する応答として、自身の固有情報と他の端末から受信した固有情報とを前記応答パケットに設定して、前記アクセスポイントに対して返信する第2のグループ作成部を備えることを特徴とする、無線アクセスシステム。
  2. 前記アクセスポイントは、
    前記複数の端末のいずれかから送信要求としてRTSパケットを受信した場合に、前記通信許可を与える指示として、当該RTSパケットを送信したグループに含まれる端末の固有情報と通信許可時間とをCTSパケットに設定し、当該CTSパケットを前記複数の端末に対して送信する第1の通信制御部をさらに備え、
    前記端末は、
    送信データが発生した場合に、前記アクセスポイントに対して前記RTSパケットを送信し、前記RTSパケットに対する応答として前記アクセスポイントから前記CTSパケットを受信し、当該受信したCTSパケットに設定されている固有情報に自身の固有情報が含まれていた場合に前記通信許可が与えられたと判断し、前記通信許可時間だけ前記アクセスポイントと通信を行う第2の通信制御部をさらに備えることを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  3. 前記アクセスポイントと離れた場所で、前記複数の端末のいずれかと電波の送受信を行う少なくとも1つのリモートアンテナと、
    前記リモートアンテナと前記アクセスポイントとを接続する伝送路とをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の無線アクセスシステム。
  4. 前記伝送路は、光信号を伝送する光伝送路であり、
    前記アクセスポイントを介して入力された電気信号を光信号に変換して前記光伝送路に出力すると共に、前記光伝送路を介して入力された光信号を電気信号に変換して前記アクセスポイントに出力する電気光/光電気変換部と、
    前記光伝送路を介して入力された光信号を電気信号に変換して前記リモートアンテナに出力すると共に、前記リモートアンテナを介して入力された電気信号を光信号に変換して前記光伝送路に出力する光電気/電気光変換部とをさらに備えることを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  5. 前記アクセスポイントは、前記所定の指示として、前記通信許可を与えるグループに含まれる端末の固有情報と通信許可時間とを、前記複数の端末へ通知することを特徴とする、請求項1に記載の無線アクセスシステム。
  6. 前記アクセスポイントは、予め定められた時間を前記通信許可時間とすることを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  7. 前記アクセスポイントは、前記通信許可時間をオペレータの指示に応じて決定することを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  8. 前記アクセスポイントは、前記通信許可時間を前記複数のグループに含まれる端末数によって決定することを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  9. 前記アクセスポイントは、前記通信許可時間を前記複数のグループに含まれる端末の送信待ちデータ量に応じて決定することを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  10. 前記伝送路は、自由空間であることを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  11. 前記光伝送路は、光ファイバケーブルであることを特徴とする、請求項に記載の無線アクセスシステム。
  12. 電波を用いてデータの送受信を行う無線アクセス方法であって、
    所定の指示に従って電波の送受信を行う複数の端末と、
    前記複数の端末を分類して互いに送信した電波を受信することができる端末同士を集めた複数のグループであって、前記複数のグループのいずれか1つのグループには、他のいずれか1つのグループに含まれる端末とは互いに送信した電波を受信できない端末を含む複数のグループを作成し、当該複数のグループのいずれか1つのグループにのみ自己との通信許可を与える前記所定の指示を、前記複数の端末へ通知するアクセスポイントとを備え、
    前記アクセスポイントは、
    前記複数の端末に対して任意の順番で応答要求パケットを送信するステップと、
    当該応答要求パケットに対する応答として前記端末から応答パケットを受信するステップと、
    当該受信した当該応答パケットに設定されている固有情報に基づいて、前記複数のグループを作成するステップとを備え、
    前記端末は、
    前記アクセスポイントから前記応答要求パケットを受信するステップと、
    当該応答要求パケットに対する応答として、自身の固有情報と他の端末から受信した固有情報とを前記応答パケットに設定して、前記アクセスポイントに対して返信するステップとを備えることを特徴とする、無線アクセス方法。
  13. 前記アクセスポイントは、
    前記複数の端末のいずれかから送信要求としてRTSパケットを受信した場合に、前記通信許可を与える指示として、当該RTSパケットを送信したグループに含まれる端末の固有情報と通信許可時間とをCTSパケットに設定するステップと、
    当該CTSパケットを前記複数の端末に対して送信するステップとをさらに備え、
    前記端末は、
    送信データが発生した場合に、前記アクセスポイントに対して前記RTSパケットを送信するステップと、
    前記RTSパケットに対する応答として前記アクセスポイントから前記CTSパケットを受信するステップと、
    当該受信したCTSパケットに設定されている固有情報に自身の固有情報が含まれていた場合に前記通信許可が与えられたと判断し、前記通信許可時間だけ前記アクセスポイントと通信を行うステップとをさらに備えることを特徴とする、請求項12に記載の無線アクセス方法。
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