JP4710986B2 - 無線電話システム、中継装置、及び、無線電話装置 - Google Patents

無線電話システム、中継装置、及び、無線電話装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線電話装置が別の無線電話装置と通信するための技術に関する。
特許文献1には、無線電話装置がアクセスポイント等の中継装置を介して別の無線電話装置と通信する技術が開示されている。
特開2005−229591号公報
中継装置は、一方の無線電話装置から送信された音声データを他方の無線電話装置に送信する。このため、中継装置を介した電話通信が多くなると、中継装置にかかる通信負荷が高くなる。この結果、安定した電話通信ができなくなる。本明細書では、中継装置の通信負荷を軽減することを可能にする技術を提供する。
本発明の一つの形態として、無線電話システムは、中継装置と、前記中継装置の無線通信可能領域に出入可能な第1及び第2無線電話装置とを有する無線電話システムであって、中継装置は、第1無線電話装置から送信された通話要求であって、第2無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を受信する通話要求受信手段と、通話要求受信手段によって前記通話要求が受信されたことを条件として、第2無線電話装置が前記無線通信可能領域内に存在するのか否かを判断する判断手段と、判断手段によって肯定的に判断されたことを条件として、第2無線電話装置の接続情報を第1無線電話装置に送信する接続情報送信手段、を備え、第1無線電話装置は、前記通話要求を中継装置に送信する通話要求送信手段と、中継装置から送信された前記接続情報を送信先として、アドホック通信の接続要求を送信する接続要求送信手段と、接続要求に対する肯定的な応答が第2無線電話装置から受信されたことを条件として、第2無線電話装置との間でアドホック通信を実行する通信手段と、通信手段によって第2無線電話装置との間でアドホック通信が実行されている間に、当該アドホック通信を実行することができなくなることを検出する検出手段と、検出手段によってアドホック通信を実行することができなくなることが検出される場合に、所定の情報を中継装置に送信する情報送信手段、を備え、第2無線電話装置は、前記接続要求を受信する接続要求受信手段と、接続要求受信手段によって接続要求が受信されたことを条件として、接続要求に対する肯定的な応答を接続要求の送信元に送信する応答送信手段、を備え、中継装置は、さらに、前記所定の情報を受信する情報受信手段と、情報受信手段によって前記所定の情報が受信されたことを条件として、通話要求受信手段によって受信される通信要求を第2無線電話装置に転送する第1転送手段、を備えることを特徴とする。
本明細書によって、無線電話システムの一つの形態が開示される。無線電話システムは、中継装置と第1及び第2無線電話装置を有する。第1及び第2無線電話装置は、中継装置の無線通信可能領域に出入可能である。中継装置は、通話要求受信手段と判断手段と接続情報送信手段を備える。通話要求受信手段は、第1無線電話装置から送信された通話要求であって、第2無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を受信する。例えば、無線電話装置がIP網を利用して電話通信を実行する場合、電話識別情報は、SIP URI(Session Initiation Protocol Uniform Resource Identifer)であってもよい。判断手段は、通話要求受信手段によって通話要求が受信されたことを条件として、第2無線電話装置が無線通信可能領域内に存在するのか否かを判断する。例えば、判断手段は、第2無線電話装置から発信される信号を受信できた場合に、第2無線電話装置が無線通信可能領域内に存在すると判断してもよい。あるいは、例えば、判断手段は、無線通信可能領域内に信号を発信して、当該信号に対する第2無線電話装置からのレスポンスを受信することができた場合に、第2無線電話装置が無線通信可能領域内に存在すると判断してもよい。接続情報送信手段は、判断手段によって肯定的に判断されたことを条件として、第2無線電話装置の接続情報を第1無線電話装置に送信する。例えば、無線電話装置がIP網を利用して電話通信を実行する場合、接続情報は、IPアドレスであってもよい。
第1無線電話装置は、通話要求送信手段と接続要求送信手段を備える。通話要求送信手段は、通話要求を中継装置に送信する。接続要求送信手段は、中継装置から送信された接続情報を送信先として、アドホック通信の接続要求を送信する。第2無線電話装置は、接続要求を受信する接続要求受信手段を備える。
中継装置は、第2無線電話装置が無線通信可能領域内に存在することを条件として、第1無線電話装置に第2無線電話装置の接続情報を送信する。第2無線電話装置が中継装置の無線通信可能領域内に存在する場合には、第1無線電話装置と第2無線電話装置とが比較的に近い位置に存在する。この場合、第1無線電話装置は、中継装置を介さずに、第2無線電話装置と直接通信(アドホック通信)することができる可能性が高い。本技術によると、第1及び第2無線電話装置に、中継装置を介さないアドホック通信を利用した電話通信を実行させることができる。このため、中継装置の通信負荷を軽減することができる。なお、上記の「条件として」という用語は、他の条件(AND条件及び/又はOR条件)を含んでいてもよい。即ち、例えば、「Mを条件としてNを実行する」という記載は、少なくともMが成立した場合にNを実行することを意味している。以下でも、「条件として」という用語を利用する場合は同様である。
上記した無線電話システムで利用される中継装置も新規で有用である。本明細書で開示される中継装置は、無線通信可能領域を有する。中継装置は、通話要求受信手段と判断手段と接続情報送信手段を備える。通話要求受信手段は、第1無線電話装置から送信された通話要求であって、第2無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を受信する。判断手段は、通話要求受信手段によって通話要求が受信されたことを条件として、第2無線電話装置が無線通信可能領域内に存在するのか否かを判断する。接続情報送信手段は、判断手段によって肯定的に判断されたことを条件として、第2無線電話装置の接続情報を第1無線電話装置に送信する。
この中継装置によれば、近い位置に存在する第1無線電話装置と第2無線電話装置とが、中継装置を介さないアドホック通信をすることが可能となる。これにより、中継装置の通信負荷が軽減される。
第2無線電話装置が中継装置の無線通信可能領域内に存在しない場合、第1無線電話装置と第2無線電話装置とが離れている可能性が高い。この場合、第1無線電話装置と第2無線電話装置とがアドホック通信を実行することができない。上記の場合、中継装置は、第1無線電話装置と第2無線電話装置との電話通信を中継してもよい。即ち、この中継装置は、第1転送手段をさらに備えていてもよい。第1転送手段は、判断手段によって否定的に判断されたことを条件として、通話要求を第2無線電話装置に転送してもよい。
アドホック通信を行う場合、両方の無線電話装置が共通のチャネル情報を利用する必要がある。この中継装置では、判断手段によって肯定的に判断されたことを条件として、アドホック通信のためのチャネル情報を第1及び第2無線電話装置に送信するチャネル情報送信手段をさらに備えていてもよい。
これにより、無線電話装置に予めチャネル情報が設定されていなくても、第1無線電話装置と2無線電話装置とが、共通のチャネル情報を利用することができる。
この中継装置では、チャネル情報送信手段は、アドホック通信に現在使用されていないチャネル情報を第1及び第2無線電話装置に送信してもよい。
この構成によれば、同じチャネル情報が重複して利用されることを防止することができる。
この中継装置は、情報受信手段と第2転送手段をさらに備えていてもよい。情報受信手段は、第1無線電話装置と第2無線電話装置の間でアドホック通信を実行することができないことを示す情報を受信してもよい。第2転送手段は、情報受信手段によって情報が受信されたことを条件として、通話要求を第2無線電話装置に転送してもよい。
第1無線電話装置が第2無線電話装置とアドホック通信を行っている間に、第1無線電話装置と第2無線電話装置との距離が遠くなり、アドホック通信を実行することができなくなる場合がある。第1無線電話装置は、中継装置に第2無線電話装置とアドホック通信を実行することができないことを示す情報を送信する。中継装置は、アドホック通信を実行することができないことを示す情報を受信すると、中継装置を介して第1無線電話装置と第2無線電話装置とが通信可能となるように、通話要求を第2無線電話装置に転送する。これにより、第1無線電話装置は、第2無線電話装置とアドホック通信を実行することができなくなった場合に、中継装置を介して第2無線電話装置と通信、いわゆるインフラストラクチャ通信を実行することができる。
この中継装置は、情報受信手段によって前記した情報が受信されたことを条件として、第1及び第2無線電話装置の組み合わせを記憶する電話記憶手段を備えていてもよい。第2転送手段は、電話記憶手段に前記組み合わせが記憶されている間に通話要求が通話要求受信手段によって受信されたことを条件として、通話要求を第2無線電話装置に転送してもよい。
この構成によれば、第1無線電話装置が、第2無線電話装置とアドホック通信を実行することができないにも関わらず、アドホック通信を試行するという事態を防止することができる。
第1無線電話装置と第2無線電話装置との間の距離は、時間によって変化する。即ち、第1時刻では、第1無線電話装置と第2無線電話装置とがアドホック通信できない場合でも、第2時刻では、第1無線電話装置と第2無線電話装置とがアドホック通信できる場合がある。上記した中継装置では、電話記憶手段は、組み合わせを記憶してから所定時間が経過すると、組み合わせを削除してもよい。所定時間は、設計者や使用者等が予め設定しておいてもよい。
この構成によれば、第1無線電話装置が第2無線電話装置とアドホック通信できるにも関わらず、中継装置が、第1無線電話装置と第2無線電話装置の電話通信を中継しなくて済む。
上記した無線電話システムで利用される無線電話装置も新規で有用である。本明細書で開示される無線電話装置は、中継装置の無線通信可能領域に出入可能である。無線電話装置は、通話要求送信手段と接続要求送信手段を備える。通話要求送信手段は、別の無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を中継装置に送信する。接続要求送信手段は、通話要求の送信後に中継装置から送信された接続情報を受信した場合に、当該接続情報を送信先として、アドホック通信の接続要求を送信する。
この無線電話装置によれば、別の無線電話装置とアドホック通信を実行することによって、中継装置の通信負荷を軽減することができる。
この無線電話装置は、通信可能情報発信手段と通信可能情報受信手段と情報送信手段をさらに備えていてもよい。通信可能情報発信手段は、アドホックによる通信中に第1所定間隔で自身が通信可能であることを示す情報を発信してもよい。通信可能情報受信手段は、アドホックによる通信中に通信相手の無線電話装置から発信された通信可能情報を受信可能であってもよい。情報送信手段は、アドホックによる通信中に通信相手の通信可能情報が所定期間に亘って受信できない場合に、アドホック通信を実行することができないことを示す情報を中継装置に送信してもよい。
この構成によれば、中継装置は、無線電話装置が別の無線電話装置とアドホック通信ができなくなったことを知ることができる。
無線電話システムの構成の一例を示す。 アクセスポイントの構成の一例を示す。 電話情報テーブルの一例を示す。 使用チャネル情報テーブルの一例を示す。 不良接続管理テーブルの一例を示す。 電話装置の構成の一例を示す。 アクセスポイントのメイン処理のフローチャートを示す。 リダイレクト要求の一例を示す。 アドホック移行要求の一例を示す。 チャネル解放通知の一例を示す。 タイマ処理のフローチャートを示す。 電話装置の電話情報送信処理のフローチャートを示す。 電話装置のメイン処理のフローチャートを示す。 図13の続きのフローチャートを示す。 KEEP ALIVE処理のフローチャートを示す。 通話処理のフローチャートを示す。 図16の続きのフローチャートを示す。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の特徴の一部をまとめておく。
(形態1)無線電話装置は、IP網を利用して電話通信を行ってもよい。
(形態2)無線電話装置は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用して電話通信を行なってもよい。他のプロトコルが利用されてもよい。例えば、「H.323」、「MGCP(Media Gateway Control Protocol)」、「H.248/MEGACO(Media Gateway Control)」等が利用されてもよい。
(形態3)形態2の場合、中継装置は、無線LAN(Loal Area Network)のアクセスポイントであってもよい。
(形態4)形態2の場合、通話要求は、SIPのINVITEコマンドであってもよい。
(形態5)電話装置記憶手段は、無線電話装置情報テーブルを記憶していてもよい。無線電話装置情報テーブルには、無線通信可能領域内に存在する無線電話装置の電話識別情報が記録されていてもよい。無線電話装置がIP網を利用して電話通信を行う場合、無線電話装置情報テーブルには、電話識別情報として、無線電話装置のIPアドレスとSIP URIが対応付けて記録されていてもよい。
(形態6)電話装置記憶手段は、不良接続管理テーブルを記憶していてもよい。不良接続管理テーブルには、アドホック通信を実行することができない無線電話装置の組み合わせが記録されていてもよい。
(形態7)電話装置記憶手段は、使用チャネル情報テーブルを記憶していてもよい。使用チャネル情報テーブルには、無線電話装置に送信したチャネル情報が記録されていてもよい。
(システムの構成)
図面を参照して実施例を説明する。図1は、本実施例の無線電話システム10を示す。無線電話システム10は、複数のアクセスポイント20,120と電話装置40,60,130等を備える。図1では、3つの電話装置40,60,130のみを示しているが、より多数の電話装置を備えていてもよい。なお、電話装置40,60,130は、携帯型電話装置(例えば携帯電話、PDA等)である。各電話装置40,60,130は、SIPを利用して無線電話通信することができる。SIPを利用して無線電話通信するためには、SIPサーバが必要とされる。SIPサーバに電話装置が登録されると、その電話装置にはSIPサーバに対応するSIP URIが付与される。本実施例では、アクセスポイント20,120のそれぞれがSIPサーバとして機能する。アクセスポイント20には、電話装置40,60が登録されている。また、アクセスポイント120には、電話装置120が登録されている。各電話装置40,60,130には、固有のSIP URI(SIP Uniform Resource Identifer)が付与されている。なお、各電話装置40,60,130のSIP URIは、その電話装置が登録されているアクセスポイント20,120のURIを含んでいる。例えば、アクセスポイント20に登録されている電話装置40のSIP URI(例えばsip:aaa@sip20.com)は、アクセスポイント20のURI「sip20.com」を含んでいる。同様に、アクセスポイント120に登録されている電話装置130のSIP URI(例えばsip:ccc@sip120.com)は、アクセスポイント120のURI「sip120.com」を含んでいる。
(アクセスポイントの構成)
図2は、アクセスポイント20の構成を示す。アクセスポイント20は、制御部24と無線通信インターフェイス26(図2及び以下では、無線通信I/F26という)とネットワークインターフェイス28(図2及び以下では、ネットワークI/F28という)と記憶部30等を備える。アクセスポイント20の各部は、バス38によって接続されている。制御部24は、記憶部30に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。制御部24が実行する処理の内容については、後で詳しく説明する。無線通信I/F26は、図1に示す無線通信可能領域22を有する。無線通信I/F26は、無線通信可能領域22に存在する電話装置40,60と無線通信するためのインターフェイスである。無線通信I/F26は、無線通信可能領域22に存在する電話装置40,60から電話装置40,60のSIP URIを含む電話情報を受信することができる。ネットワークI/F28には、LAN回線110が接続されている。LAN回線110は、アクセスポイント120に接続されている。アクセスポイント20は、ネットワークI/F28とLAN回線110を介してアクセスポイント120と通信することができる。
記憶部30は、ROM、EEPROM、RAM等によって構成されている。記憶部30は、電話情報記憶領域32とプログラム記憶領域34とその他の記憶領域36等を有する。電話情報記憶領域32は、登録情報テーブル(図示省略)と電話情報テーブル70と使用チャネル情報テーブル80と不良接続管理テーブル90を記憶している。各テーブルの内容について順に説明する。
まず、登録情報テーブルについて説明する。設計者、使用者等は、登録情報テーブルに電話装置のSIP URIを登録することができる。登録情報テーブルは、電話装置のIPアドレスをその電話装置のSIP URIと対応付けて記憶することができる。本実施例では、電話装置40,60が、アクセスポイント20に登録されている。従って、アクセスポイント20の登録情報テーブルには、電話装置40のSIP URIとIPアドレスとが対応づけて記憶されているとともに、電話装置60のSIP URIとIPアドレスとが対応づけて記憶されている。なお、登録情報テーブルには、それぞれの電話装置40,60の位置情報も記憶される。位置情報は、電話装置40,60と無線通信可能になっているアクセスポイントの識別情報である。制御部24は、IPアドレスと位置情報を更新することができる。例えば、電話装置40がアクセスポイント120の無線通信可能領域122内に存在する場合、制御部24は、アクセスポイント120から電話装置40が無線通信可能領域122内に存在することを示す情報とIPアドレスを受信する。制御部24は、電話装置40の位置情報として、アクセスポイント120の識別情報(例えばアクセスポイント120のURI(例えばsip120.com))を記録し、電話装置40として、受信したIPアドレスを記録する。
次いで、電話情報テーブル70について説明する。図3は、電話情報テーブル70の一例を示す。電話情報テーブル70には、無線通信可能領域22内に存在する電話装置40,60のSIP URI72とIPアドレス74と登録時刻76が対応付けて記録されている。制御部24は、電話情報テーブル70に情報を記録することができる。行77には、電話装置40の各情報が記録されている。行78には、電話装置60の各情報が記録されている。
続いて、使用チャネル情報テーブル80について説明する。図4は、使用チャネル情報テーブル80の一例を示す。使用チャネル情報テーブル80には、接続ID82と使用チャネル84と認証・暗号化情報86とSSID(Service Set Identfer)88と送信時刻89とが対応付けて記録されている。一対の電話装置がアドホック通信を実行する場合、その一対の電話装置は、共通のチャネル、認証・暗号化情報及びSSIDを利用する必要がある。アクセスポイント20は、アドホック通信を実行するために必要な上記の各情報を一対の電話装置のそれぞれに送信する。アクセスポイント20が一対の電話装置に送信する各情報については、後で詳しく説明する。制御部24は、使用チャネル情報テーブル80に、一対の電話装置に送信した各情報を記録する。
次いで、不良接続管理テーブル90について説明する。制御部24は、不良接続管理テーブル90に、アドホック通信を実行することができない一対の電話装置の組み合わせを記録することができる。図5は、不良接続管理テーブル90の一例を示す。不良接続管理テーブル90には、一方の電話装置のIPアドレス(第1IP92)及びSIP URI(第1SIP URI94)と、他方の電話装置のIPアドレス(第2IP96)及びSIP URI(第2SIP URI96)と、発生時刻99とが対応づけて記録される。制御部24が電話情報テーブル70と使用チャネル情報テーブル80と不良接続管理テーブル90のそれぞれに、どのようにして情報を記録するかについては後で詳しく説明する。また、アクセスポイント120は、電話装置130が登録されている点を除くと、アクセスポイント20と同様の構成を有する。
(電話装置の構成)
図6は、電話装置40の構成を示す。電話装置40は、制御部42と無線通信インターフェイス44(図6及び以下では、無線通信I/F44という)と操作部46と表示部48とスピーカ50とマイク52と記憶部54等を備える。制御部42は、記憶部54に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。制御部42が実行する処理の内容については、後で詳しく説明する。無線通信I/F44は、アクセスポイント20,120や別の電話装置と無線通信するためのインターフェイスである。電話装置40が無線通信I/F44を介してアクセスポイント20,120と無線通信が可能な状態を「インフラストラクチャモード」と呼ぶ。一方において、電話装置40が無線通信I/F44を介して別の電話装置と直接に無線通信が可能な状態を「アドホックモード」と呼ぶ。制御部42は、インフラストラクチャモードとアドホックモードとの間でモードを切り替えることができる。
操作部46は、複数のキーを有する。例えば、操作部46は、フックキーやテンキーを有する。表示部48は、様々な情報を表示することができる。ユーザは、スピーカ50とマイク52を利用して通話を行なうことができる。記憶部54は、制御部42によって実行されるべきプログラムを記憶している。記憶部54は、制御部42が処理を実行する過程で生成されるデータ等を記憶することができる。また、電話装置60,130は電話装置40と同様の構成を有する。
(アクセスポイントのメイン処理)
続いて、アクセスポイント20の制御部24が実行する処理の内容について説明する。まず、アクセスポイント20のメイン処理の内容について説明する。図7は、メイン処理のフローチャートを示す。各電話装置40,60,130は、自身のSIP URIとIPアドレス等を含む電話情報を定期的に送信する。アクセスポイント20は、無線通信可能領域22内に存在する電話装置40,60から送信された電話情報を受信することができる。制御部24は、無線通信I/F26によって、電話情報を受信することを監視している(S14)。S14でYESの場合、制御部24は、受信された電話情報が電話情報テーブル70に記録されているか否かを確認する(S16)。S16でYESの場合、制御部24は、受信された電話情報に対応する登録時刻76を、その電話情報が受信された時刻に更新して(S18)、S14に進む。一方において、S16でNOの場合、制御部24は、受信された電話情報に基づいて、電話情報テーブル70のSIP URI72、IPアドレス74及び登録時刻76を登録して(S20)、S14に進む。本実施例では、電話装置40,60が電話情報テーブル70に登録されているものとする。
制御部24は、電話装置から送信されたINVITEを受信することを監視している(S22)。S22でYESの場合、制御部24は、INVITEに含まれている送信先のSIP URIが電話情報テーブル70に記録されているか否かを確認する(S24)。S24でNOの場合、制御部24は、送信先のSIP URIに基づいて、送信先の電話装置が登録されているアクセスポイントにINVITEを転送する(S26)。例えば、電話装置40が電話装置130を送信先とするINVITEを送信する場合、電話装置40は、自身が登録されているアクセスポイント20にINVITEを送信する。電話装置130は、アクセスポイント20の無線通信可能領域22に存在しない。従って、制御部24は、送信先の電話装置130のSIP URIに基づいて特定されたアクセスポイント120にINVITEを転送する。アクセスポイント120は、INVITEを受信すると、送信先の電話装置130のSIP URIに対応付けて登録情報テーブルに記録されている位置情報を確認する。アクセスポイント120は、位置情報に記録されているアクセスポイントにINVITEを転送する。本実施例では、電話装置130が無線通信可能領域122に存在するため、アクセスポイント120は、電話装置130にINVITEを転送する。電話装置40と電話装置130との間で通話が開始されると、アクセスポイント20とアクセスポイント120は、電話装置40と電話装置130との間で実行される電話通信、即ち、音声データ通信を中継する。
一方において、S24でYESの場合、制御部24は、送信元の電話装置のSIP URIと送信先の電話装置のSIP URIの組み合わせが不良接続管理テーブル90に記録されているか否かを確認する(S28)。例えば、電話装置40が電話装置60を送信先に指定してINVITEを送信する場合、制御部24は、受信されたINVITEに含まれる電話装置40のSIP URIと電話装置60のSIP URIとの組み合わせが不良接続管理テーブル90に記録されているか否かを確認する。S28でYESの場合、S26に進む。S26では、制御部24は、電話装置40から送信されたINVITEを電話装置60に転送する。電話装置40と電話装置60との間で通話が開始されると、アクセスポイント20は、電話装置40と電話装置60との間で実行される電話通信を中継する。
一方において、S28でNOの場合、制御部24は、電話情報テーブル70の中から、S22で受信されたINVITEに含まれる送信先(例えば電話装置60)のSIP URIに対応付けて記憶されているIPアドレスを特定する(S30)。制御部24は、使用チャネル情報テーブル80に含まれていないチャネル、認証・暗号化情報及びSSIDを特定して、使用チャネル情報テーブル80に登録する(S32)。制御部24は、S22で受信されたINVITEの送信元(例えば電話装置40)にリダイレクト要求140を送信する(S34)。図8は、リダイレクト要求140のパケットの構成の一例を示す。図8の上段には、パケットの構成が説明されている。図8の下段には、パケットの具体例が示されている。リダイレクト要求140には、コマンド142と接続ID144とチャネル146と認証・暗号化情報148とSSID150と接続先IP152が含まれている。コマンド142には、リダイレクト要求を示すコマンドが含まれている。接続ID144、チャネル146、認証・暗号化情報148及びSSID150には、S32で特定された各情報が含まれている。接続先IP152には、S30で特定されたIPアドレスが含まれている。
制御部24は、S22で受信されたINVITEの送信先の電話装置(例えば電話装置60)にアドホック移行要求160を送信する(S36)。図9は、アドホック移行要求160のパケットの構成を示す。図9の上段には、パケットの構成が説明されている。図9の下段には、パケットの具体例が示されている。アドホック移行要求160には、コマンド162と接続ID164とチャネル166と認証・暗号化情報168とSSID169が含まれている。コマンド162には、アドホック移行要求を示すコマンドが含まれている。接続ID164、チャネル166、認証・暗号化情報168及びSSID169は、リダイレクト要求140の各情報144,146,148,150と同一の内容である。
制御部24は、電話装置から送信されたチャネル解放通知170を受信することを監視している(S38)。チャネル解放通知170は、一対の電話装置のアドホック通信が終了した場合に、それぞれの電話装置から送信される。図10は、チャネル解放通知170のパケットの構成を示す。図10の上段には、パケットの構成が説明されている。図10の下段には、パケットの具体例が示されている。チャネル解放通知170には、コマンド172と接続ID174とアドホック通信結果176と第1IP178と第1SIP URI180と第2IP182と第2SIP URI184が含まれている。コマンド172には、チャネル解放を示すコマンドが含まれている。接続ID174には、チャネル開放通知170を送信した電話装置がアドホック通信に使用した接続IDが含まれている。アドホック通信結果176には、アドホック通信が良好に実行されたか否かを示す情報が含まれている。アドホック通信が良好に実行された場合、「良好」を示す情報が含まれている。一方において、アドホック通信ができなくなった場合には、「KEEP ALIVEエラー」を示す情報が含まれている。第1IP178と第1SIP URI180には、チャネル解放通知170の送信元の電話装置のIPアドレスとSIP URIがそれぞれ含まれている。第2IP182と第2SIP URI184には、チャネル解放通知170の送信元の電話装置とアドホック通信した電話装置のIPアドレスとSIP URIがそれぞれ含まれている。
S38でNOの場合、S14に進む。一方において、S38でYESの場合、制御部24は、S38で受信されたチャネル解放通知170のアドホック通信結果176として「KEEP ALIVEエラー」を示す情報が記載されているか否かを確認する(S40)。S40でNOの場合、S46に進む。一方において、S40でYESの場合、制御部24は、S38で受信されたチャネル解放通知170に含まれる情報に基づいて、不良接続管理テーブル90に登録して(S42)、S46に進む。即ち、制御部24は、第1IP178、第1SIP URI180、第2IP182、及び第2SIP URI184の情報を、第1IP92、第1SIP URI94、第2IP96、及び第2SIP URI98(図10参照)のそれぞれに登録する。また、制御部24は、不良接続管理テーブル90の発生時刻99に現在時刻を記録する。S46では、制御部24は、使用チャネル情報テーブル80の中から、S38で受信されたチャネル解放通知170に含まれる接続ID174と一致する接続ID82と、当該接続ID82に対応付けて登録されている使用チャネル84と認証・暗号化情報86とSSID88と送信時刻89(図4参照)を削除して、S14に進む。アクセスポイント20は、S14からS46までの処理を繰り返し実行する。
(アクセスポイントのタイマ処理)
制御部24は、上記のメイン処理と並行して、タイマ処理を実行する。図11は、タイマ処理の処理手順を示すフローチャートである。制御部24は、不良接続管理テーブル90の各発生時刻99(図5参照)のうち、現在時刻との差が第1所定時間以上の発生時刻99があるか否かを監視している(S52)。S52でNOの場合、S56に進む。一方において、S52でYESの場合、S52でYESと判断された組み合わせ92〜99を削除して(S54)、S56に進む。S56では、制御部24は、電話情報テーブル70の各登録時刻76(図3参照)のうち、現在時刻との差が第2所定時間以上の登録時刻76があるか否かを監視している。S56でNOの場合、S60に進む。一方において、S56でYESの場合、S56でYESと判断された組み合わせ72〜76を削除して(S58)、S60に進む。
S60では、制御部24は、使用チャネル情報テーブル80の各送信時刻89(図4参照)のうち、現在時刻との差が第3所定時間以上の送信時刻89があるか否かを監視している。S60でNOの場合、S52に進む。一方において、S60でYESの場合、S60でYESと判断された組み合わせ82〜89を削除して(S62)、S52に進む。制御部24は、S52からS62までの処理を繰り返し実行する。なお、第1、第2、及び第3所定時間は、アクセスポイント20の設計者や使用者が予め設定しておく。第1、第2、及び第3所定時間は、それぞれ異なっていてもよく、同一であってもよい。
(電話装置の電話情報送信処理)
次いで、電話装置40の制御部42が実行する処理の内容について説明する。なお、電話装置60,130も、電話装置40と同様に処理を実行する。まず、電話装置40の電話情報送信処理の内容について説明する。図12は、電話情報送信処理のフローチャートを示す。制御部42は、電源がONされると、インフラストラクチャモードに移行する(S72)。制御部42は、無線通信I/F44を介してIPアドレスを受信する(S74)。詳しくは、制御部42は、無線通信I/F44を介してブロードキャストでIPアドレスを問い合わせる。例えば、アクセスポイント20がDHCPサーバ(図示省略)に接続されている場合、DHCPサーバは、電話装置40からのIPアドレスの問い合わせをアクセスポイント20を介して受信する。DHCPサーバは、電話装置40のIPアドレスを特定し、特定されたIPアドレスを電話装置40に向けて送信する。制御部42は、アクセスポイント20に電話情報を送信する(S76)。電話情報は、電話装置40のSIP URIとIPアドレスを含む。ここで送信された電話情報は、図7のS14においてアクセスポイント20によって受信される。制御部42は、所定の時間待機して(S77)、S76を繰り返す。
(電話装置のメイン処理)
次いで、電話装置40のメイン処理の内容について説明する。図13,14は、メイン処理のフローチャートを示す。このメイン処理は、電話装置40の電源がONされたことをトリガとして実行される。制御部42は、記憶部54に記憶されているKEEP ALIVEエラーフラグを「0」にする(S78)。制御部42は、KEEP ALIVEエラーフラグが「0」の場合、S78をスキップする。制御部42は、操作部46において、通話準備操作が実行されることを監視している(S80)。通話準備操作は、ユーザが電話をかけることを望む相手のSIP URIを入力し(例えば、記憶部54に記憶されている電話帳からSIP URIを選択すること、SIP URIを直接入力すること等)、その後にフックキーを操作することを含む。
S80でYESの場合、制御部42は、通話処理を実行して(S82)、S78に進む。通話処理の内容については、後で詳しく説明する。一方において、S80でNOの場合、S84に進む。S84では、制御部42は、アクセスポイント20から送信されたINVITE(図7のS26参照)を受信したのか否かを判断する。S84でYESの場合、制御部42は、電話装置40が通話可能か否かを判断する(S86)。以下では、電話装置60から送信されたINVITEを受信した場合を例として説明する。例えば、電話装置40が電話装置130と電話通信している場合、制御部42は、通話不可と判断する。S86でNOの場合、制御部42は、INVITEに対してエラーを示すレスポンスを送信して(S88)、S78に進む。例えば、制御部42は、電話装置40が電話装置130と電話通信している場合、INVITEに対するレスポンスとして、「486 Busy Here」を送信する。
電話装置40が別の電話装置と電話通信していない場合、S84でINVITEが受信されると、制御部42は、所定の通知(リング音の出力、筐体の振動等)を実行する。ユーザは、上記の所定の通知が実行されている間に通話開始操作(例えばフックキーの操作)を実行することができる。この場合、制御部42は、S86でYESと判断する。制御部42は、S84で受信されたINVITEに対するレスポンスとして「200 OK」を送信する(S90)。制御部42は、電話装置60とアクセスポイント20を介して、音声データの通信を実行する(S92)。これにより、ユーザは、電話装置40を利用して、インフラストラクチャモードで電話装置60のユーザと電話することができる。制御部42は、操作部46において、通話終了操作がなされることを監視している(S94)。例えば、通話終了操作は、ユーザによる操作部46のフックキーの操作である。S94でYESの場合、制御部42は、電話装置60との音声データ通信を終了して(S96)、S80に進む。なお、通話相手の電話装置60において通話終了操作が実行された場合、電話装置40は、「BYE」を受信する。この場合も、制御部42は、S94でYESと判断する。
一方において、S84でNOの場合、制御部42は、アクセスポイント20から送信されたアドホック移行要求160(図7のS36参照)を受信したか否かを判断する(図14のS98)。S98でNOの場合、S80に進む。一方において、S98でYESの場合、制御部42は、アドホックモードに移行する(S100)。S100以降の通信(例えばS110〜S114)では、アドホック通信が実行される。制御部42は、KEEP ALIVE処理を開始する(S102)。KEEP ALIVE処理については、後で詳しく説明する。制御部42は、後述する接続要求を受信するか、又は、KEEP ALIVEエラーフラグが「1」になるまで待機する(S104)。S104でYESの場合、制御部42は、KEEP ALIVEエラーフラグが「1」であるか否かを確認する(S106)。S106でYESの場合、S122に進む。一方において、S106でNOの場合、電話装置40は、別の電話装置から送信された接続要求を受信したことになる。以下では、電話装置60から送信された接続要求を受信した場合を例として説明する。
制御部42は、電話装置40が通話可能か否かを判断する(S108)。ここでの判断は、図13のS86と同様である。S108でNOの場合、制御部42は、電話装置60にエラーを示すレスポンスを送信して(S110)、S122に進む。電話装置40が別の電話装置と電話通信していない場合、S106でNOと判断されると、制御部42は、所定の通知(リング音の出力、筐体の振動等)を実行する。ユーザは、上記の所定の通知が実行されている間に通話開始操作(例えばフックキーの操作)を実行することができる。この場合、制御部42は、S108でYESと判断する。制御部42は、電話装置60にOKを示すレスポンスを送信する(S112)。制御部42は、電話装置60と音声データのアドホック通信を実行する(S114)。これにより、ユーザは、電話装置40を利用して、アドホックモードで電話装置60のユーザと電話することができる。制御部42は、KEEP ALIVEエラーフラグが「1」になることを監視している(S116)。S116でYESの場合、制御部42は、電話装置60との音声データ通信を終了して(S120)、S122に進む。一方において、S116でNOの場合、制御部42は、操作部46において、通話終了操作がなされることを監視している(S118)。S118でNOの場合、S116に進む。一方において、S118でYESの場合、制御部42は、電話装置60との音声データ通信を終了して(S120)、S122に進む。
S122では、制御部42は、後述するKEEP ALIVE処理を終了する。次いで、制御部42は、インフラストラクチャモードに移行する(S124)。これにより、以下の通信(例えばS126)では、インフラストラクチャ通信が実行される。制御部42は、アクセスポイント20に、チャネル解放通知170を送信して(S126)、S80に進む。電話装置40は、S80からS126までの処理を繰り返し実行する。
(電話装置のKEEP ALIVE処理)
図15は、制御部42が実行するKEEP ALIVE処理のフローチャートを示す。電話装置40が電話装置60とアドホック通信を実行している場合を例にして説明する。制御部42は、KEEP ALIVEパケットを発信する(S132)。KEEP ALIVEパケットには、電話装置40の識別情報(例えば、電話装置40のIPアドレス等)が含まれている。電話装置40から発信されたKEEP ALIVEパケットを受信した電話装置60は、電話装置40がアドホック通信可能であることを知ることができる。制御部42は、タイマ(図示省略)をリセットする(S134)。なお、電話装置40とアドホック通信している電話装置60も定期的にKEEP ALIVEパケットを発信している。制御部42は、電話装置60から発信されたKEEP ALIVEパケットを受信するか、又は、タイマが所定時間(例えば5秒)経過するまで(即ちタイムアウトするまで)待機する(S136)。S136でYESの場合、制御部42は、タイムアウトか否かを確認する(S138)。S138でNOの場合、電話装置60から発信されたKEEP ALIVEパケットを受信したこととなる。この場合、制御部42は、記憶部54に現在時刻を記憶させて(S140)、S136に進む。
一方において、S138でYESの場合、制御部42は、S140で記憶された時刻と現在時刻との差が10秒以上であるのるか否かを判断する(S142)。即ち、制御部42は、アドホック通信を実行している電話装置60からKEEP ALIVEパケットを10秒以下の間隔で受信することを監視している。なお、KEEP ALIVEの受信間隔は、10秒でなくてもよい。S142でNOの場合、S132に進む。この結果、制御部42は、上記の所定時間間隔でKEEP ALIVEパケットを定期的に発信することになる。一方において、S142でYESの場合、制御部42は、記憶部54に記憶されているKEEP ALIVEエラーフラグを「1」として(S144)、S132に進む。制御部42は、KEEP ALIVE処理が開始されてから中止されるまで(図13のS102からS116まで)、S132からS144の処理を繰り返す。
(電話装置の通話処理)
次いで、制御部42の通話処理(図13のS82の処理)の内容を説明する。図16,17は、通話処理のフローチャートを示す。電話装置40が電話装置60を送信先として、INVITEを送信する場合を例として説明する。制御部42は、ユーザによって通話準備操作が為されると、INVITEをアクセスポイント20に送信する(S152)。制御部42は、INVITEに対するレスポンスを受信するまで待機する(S154)。S154でYESの場合、制御部42は、受信されたレスポンスがリダイレクト要求140であるか否かを確認する(S156)。S156でNOの場合、制御部42は、レスポンスが「200 OK」であるか否かを確認する(S158)。S158でYESの場合、制御部42は、アクセスポイント20を介して、電話装置60と音声データ通信を実行する(S160)。即ち、制御部42は、インフラストラクチャ通信を実行する。制御部42は、操作部46において、通話終了操作がなされることを監視している(S162)。S162でYESの場合、制御部42は、電話装置60との音声データ通信を終了して(S164)、処理を終了する。一方において、S158でNOの場合、制御部42は、エラー処理を実行して(S166)、処理を終了する。例えば、制御部42は、電話装置60が通話不可であることを示す情報を表示部48に表示させてもよい。あるいは、例えば、制御部42は、電話装置60が通話不可であることを示す音(例えばビジー音)をスピーカ50から出力してもよい。ユーザは、表示部48の表示やスピーカ50からの音を確認することによって、電話装置60が通話不可であることを知ることができる。
一方において、S156でYESの場合、制御部42は、アドホックモードに移行する(S168)。制御部42は、KEEP ALIVE処理(図15参照)を開始する(S170)。制御部42は、S156で受信されたリダイレクト要求140に含まれる各情報を利用して、電話装置60に接続要求を送信する(S172)。制御部42は、接続要求に対するレスポンスを受信するか、又は、KEEP ALIVEエラーフラグが「1」になるまで待機する(S174)。S174でYESの場合、制御部42は、KEEP ALIVEエラーフラグが「1」であるか否かを確認する(図17のS176)。S176でYESの場合、S196に進む。一方において、S176でNOの場合、制御部42は、接続要求に対するレスポンスが接続OKを示すレスポンスであるか否かを確認する(S178)。S178でNOの場合、制御部42は、エラー処理を実行して(S180)、処理を終了する。例えば、制御部42は、電話装置60が通話不可であることを示す情報を表示部48に表示させてもよい。あるいは、例えば、制御部42は、電話装置60が通話不可であることを示す音(例えばビジー音)をスピーカ50から出力してもよい。ユーザは、表示部48の表示やスピーカ50からの音を確認することによって、電話装置60が通信不可であることを知ることができる。一方において、S178でYESの場合、制御部42は、電話装置60とアクセスポイント20を介さずに、音声データのアドホック通信を実行する(S182)。これにより、ユーザは、電話装置40を利用して、アドホックモードで電話装置60のユーザと電話することができる。
制御部42は、KEEP ALIVEエラーフラグが「1」になることを監視している(S184)。S184でYESの場合、S196に進む。一方において、S184でNOの場合、制御部42は、操作部46において、通話終了操作がなされることを監視している(S186)。S186でNOの場合、S184に進む。一方において、S186でYESの場合、電話装置60との音声データ通信を終了する(S188)。制御部42は、KEEP ALIVE処理を終了する(S190)。制御部42は、インフラストラクチャモードに移行する(S192)。制御部42は、アクセスポイント20に、チャネル解放通知170を送信して(S194)、処理を終了する。S194で送信されるチャネル解放通知170のアドホック通信結果176は、「良好」を示す情報が含まれている。
S196では、制御部42は、電話装置60とのアドホック通信を終了する。制御部42は、KEEP ALIVE処理を終了する(S198)。制御部42は、インフラストラクチャモードに移行する(S200)。これにより、以下の通信(例えばS202)では、インフラストラクチャ通信が実行される。制御部42は、アクセスポイント20に、チャネル解放通知170を送信して(S202)、S152に進む。S202で送信されるチャネル解放通知170のアドホック通信結果176は、「KEEP ALIVEエラー」を示す情報が含まれている。制御部42は、操作部46において通話終了操作がなされずに、電話装置60とアドホック通信を実行することができなくなった場合、インフラストラクチャモードに移行し、アクセスポイント20を介して、電話装置60にINVITEを送信する。これにより、アドホック通信を実行することができなくなった場合には、電話装置60とインフラストラクチャ通信を実行することができる。
本実施例のシステム10について詳しく説明した。アクセスポイント20は、電話装置40から電話装置60を送信先とするINVITEを受信した場合に、電話装置60が無線通信可能領域22に存在することを条件として、電話装置40と電話装置60とがアドホック通信可能となるように、リダイレクト要求140とアドホック移行要求160を送信する(図7のS34、S36)。電話装置40は、電話装置60とのアドホック通信を試行する(図16のS172)。この結果、電話装置40は、電話装置60とアドホック通信を実行することができる。アクセスポイント20は、電話装置40と電話装置60との音声データ通信を中継しなくても済む。アクセスポイント20の通信負荷を軽減することができる。
アクセスポイント20は、不良接続管理テーブル90によって、アドホック通信を実行することができない電話装置の組み合わせを記録している。アクセスポイント20は、不良接続管理テーブル90に電話装置40と電話装置60の組み合わせが記録されている場合に、電話装置40から電話装置60を送信先とするINVITEを電話装置60に送信する。これにより、電話装置40と電話装置60とがアドホック通信を実行することができない場合に、電話装置40が電話装置60とのアドホック通信を試行することを防止することができる。
アクセスポイント20は、使用チャネル情報テーブル80によって、アドホック通信に使用されているチャネル84、認証・暗号化情報86、SSID88を管理している。これにより、アドホック通信で使用されるチャネル等が重なることによって、混線することを防止することができる。また、アクセスポイント20は、チャネル84、認証・暗号化情報86、SSID88をアドホック通信を実行する2つの電話装置に送信する(図7のS34、S36)。このため、電話装置に予めチャネル等を設定しなくてもよく、ユーザがアドホック通信を実行するたびにチャネル等を設定する必要がない。
アクセスポイント20は、タイマ処理を実行している。例えば、電話装置40が電話装置60とアドホック通信をした状態で、無線通信可能領域22外に移動したとする。この場合、アクセスポイント20は、電話装置40からチャネル解放通知を受信することができない。この場合、アクセスポイント20は、電話装置40が使用しているチャネル等を使用チャネル情報テーブル80から削除できなくなる事態を防止することができる。
電話装置40は、アドホック通信を実行している間、KEEP ALIVE処理を実行している。電話装置60は、電話装置40からのKEEP ALIVEを受信することによって、電話装置40がアドホック通信可能であることを知ることができる。
電話装置40は、通話終了操作が実行されず(S118でNO)、アドホック通信を実行することができなくなった場合(S116でYES)、電話装置40は、INVITEをアクセスポイント20に送信する。アクセスポイント20は、電話装置60にINVITEを転送する。これにより、電話装置40は、アクセスポイント20を介した通信を実行することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
例えば、アクセスポイント20が、電話装置40から電話装置60を送信先とするINVITEを受信し、かつ、電話装置40と電話装置60とがアドホック通信を実行しているとする。制御部24は、電話装置40又は電話装置60からチャネル解放通知170を受信した場合に、アドホック通信結果176に「KEEP ALIVEエラー」を示す情報が含まれていることを条件として、先に受信していたINVITEを電話装置60に送信してもよい。この構成では、電話装置40は、アドホック通信ができなくなった場合に、改めてINVITEを送信する必要がない。
例えば、アクセスポイント20の構成要素の一部が別体で構成されていてもよい。例えば、無線通信I/F26を有する第1装置と制御部24、ネットワークI/F28及び記憶部30を有する第2装置に分かれていてもよい。
例えば、上記した実施例では、アクセスポイント20は、無線通信可能領域22内に存在する電話装置40,60から電話情報を受信することによって、電話装置40,60が無線通信可能領域22内に存在すると判断する。しかしながら、アクセスポイント20は、無線通信可能領域22内に電話情報を問い合わせる信号を発信してもよい。アクセスポイント20は、信号に対してレスポンスがあった場合に、レスポンスに含まれる電話情報を受信することによって、電話装置40,60が無線通信可能領域22内に存在すると判断してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10,100:無線電話システム、20,120:アクセスポイント、22:無線通信可能領域、40,60,130:電話装置、140:リダイレクト要求、160:アドホック移行要求

Claims (10)

  1. 中継装置と、前記中継装置の無線通信可能領域に出入可能な第1及び第2無線電話装置とを有する無線電話システムであって、
    中継装置は、
    第1無線電話装置から送信された通話要求であって、第2無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を受信する通話要求受信手段と、
    通話要求受信手段によって前記通話要求が受信されたことを条件として、第2無線電話装置が前記無線通信可能領域内に存在するのか否かを判断する判断手段と、
    判断手段によって肯定的に判断されたことを条件として、第2無線電話装置の接続情報を第1無線電話装置に送信する接続情報送信手段、
    を備え、
    第1無線電話装置は、
    前記通話要求を中継装置に送信する通話要求送信手段と、
    中継装置から送信された前記接続情報を送信先として、アドホック通信の接続要求を送信する接続要求送信手段
    接続要求に対する肯定的な応答が第2無線電話装置から受信されたことを条件として、第2無線電話装置との間でアドホック通信を実行する通信手段と、
    通信手段によって第2無線電話装置との間でアドホック通信が実行されている間に、当該アドホック通信を実行することができなくなることを検出する検出手段と、
    検出手段によってアドホック通信を実行することができなくなることが検出される場合に、所定の情報を中継装置に送信する情報送信手段、
    を備え、
    第2無線電話装置は、
    前記接続要求を受信する接続要求受信手段
    接続要求受信手段によって接続要求が受信されたことを条件として、接続要求に対する肯定的な応答を接続要求の送信元に送信する応答送信手段、
    を備え、
    中継装置は、さらに、
    前記所定の情報を受信する情報受信手段と、
    情報受信手段によって前記所定の情報が受信されたことを条件として、第1無線電話装置から送信される通信要求を第2無線電話装置に転送する第1転送手段、
    を備えることを特徴とする無線電話システム。
  2. 無線通信可能領域を有する中継装置であって、
    第1無線電話装置から送信された通話要求であって、第2無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を受信する通話要求受信手段と、
    通話要求受信手段によって前記通話要求が受信されたことを条件として、第2無線電話装置が前記無線通信可能領域内に存在するのか否かを判断する判断手段と、
    判断手段によって肯定的に判断されたことを条件として、第2無線電話装置の接続情報を第1無線電話装置に送信する接続情報送信手段と、
    所定の情報を第1無線電話装置から受信する情報受信手段であって、前記所定の情報は、第1無線電話装置と第2無線電話装置との間でアドホック通信が実行されている間に、当該アドホック通信を実行することができなくなったことが第1無線電話装置によって検出される場合に、第1無線電話装置から送信される情報である、情報受信手段と、
    情報受信手段によって前記所定の情報が受信されたことを条件として、第1無線電話装置から送信される通信要求を第2無線電話装置に転送する第1転送手段、
    を備える中継装置。
  3. 判断手段によって否定的に判断されたことを条件として、前記通話要求を第2無線電話装置に転送する第転送手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 判断手段によって肯定的に判断されたことを条件として、アドホック通信のためのチャネル情報を第1及び第2無線電話装置に送信するチャネル情報送信手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の中継装置。
  5. チャネル情報送信手段は、アドホック通信に現在使用されていないチャネル情報を第1及び第2無線電話装置に送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. 情報受信手段によって前記所定の情報が受信されたことを条件として、第1及び第2無線電話装置の組み合わせを記憶する電話記憶手段を備え、
    第1転送手段は、電話記憶手段に前記組み合わせが記憶されている間に前記通話要求が通話要求受信手段によって受信されたことを条件として、前記通話要求を第2無線電話装置に転送する
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の中継装置。
  7. 電話記憶手段は、前記組み合わせを記憶してから所定時間が経過すると、前記組み合わせを削除する
    ことを特徴とする請求項6に記載の中継装置。
  8. 通話要求受信手段によって第2無線電話装置の電話識別情報を含む特定の通話要求が受信され、判断手段によって肯定的に判断され、かつ、接続情報送信手段によって接続情報が送信された後に、前記情報受信手段によって前記所定の情報が受信される場合に、第1転送手段は、前記特定の通話要求を第2無線電話装置に送信する
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の中継装置。
  9. 中継装置の無線通信可能領域に出入可能な無線電話装置であって、
    別の無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を中継装置に送信する通話要求送信手段と、
    前記通話要求の送信後に中継装置から送信された接続情報を受信した場合に、当該接続情報を送信先として、アドホック通信の接続要求を送信する接続要求送信手段と、
    接続要求に対する肯定的な応答が前記別の無線電話装置から受信されたことを条件として、前記別の無線電話装置との間でアドホック通信を実行する通信手段と、
    通信手段によって前記別の無線電話装置との間でアドホック通信が実行されている間に、当該アドホック通信を実行することができなくなることを検出する検出手段と、
    検出手段によってアドホック通信を実行することができなくなることが検出される場合に、中継装置が前記別の無線電話装置の電話識別情報を含む通話要求を前記別の無線電話装置に転送するように、所定の情報を中継装置に送信する情報送信手段
    を備える無線電話装置。
  10. 検出手段は、
    アドホックによる通信中に第1所定間隔で自身が通信可能であることを示す情報を発信する通信可能情報発信手段と、
    アドホックによる通信中に通信相手の無線電話装置から発信された通信可能情報を受信可能な通信可能情報受信手段と、を備え、
    情報送信手段は、アドホックによる通信中に通信相手の通信可能情報が所定期間に亘って受信できない場合に、前記所定の情報を中継装置に送信する
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の無線電話装置。
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