JP4708406B2 - ホワイトバランスの自動調整装置及び自動調整方法 - Google Patents

ホワイトバランスの自動調整装置及び自動調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、ホワイトバランスの自動調整装置及び自動調整方法に関し、さらに詳細には、映像データにおける色信号のレベルを自動的に調整することによって正確な色合いの再現を可能とする、ホワイトバランスの自動調整装置及び自動調整方法に関する。
一般に、ホワイトバランス調整とは、映像装置が現場で光を介して検知する色のデータを記憶し、そのデータを調整することによって、被写体から反射される色を正確に表現することを言う。すなわち、与えられた照明下で赤、緑、青(R、G、B)色信号のレベルを調整して、ホワイト(white)物体が正確にホワイトで再現されるようにすることを意味する。
デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラなどのような撮像装置を使用して同じ被写体を撮像する場合、室内の白色ランプ、蛍光照明又は太陽光の下など、様々な光源の条件によって撮像された色の見かけは変化する。
人は、各々の光源に順応してホワイトをホワイトと感じることができる色恒常性(color constancy)を有するが、撮像装置は、色温度の異なる光源に含まれた異なるRGB成分が反映されて、光源の色温度の高い場合には、青色の含まれたホワイトを再現し、色温度の低い場合には、赤色の含まれたホワイトを再現する。
これにより、最近、撮像装置で撮像された映像データが、人が知覚するのと同様にディスプレイされるようにするホワイトバランス調整に対する研究が進められている。
以下、関連図面を参照して、従来の技術によるホワイトバランスの調整方法について詳細に説明する。
図1は、従来の技術によるホワイトバランスの調整方法の手順を示したフローチャートである。
まず、図1に示すように、カメラなどの撮像装置にレンズを介して被写体の光学イメージを入力することによって、光変換素子を介してRGB成分で構成される色信号を検出する(S1)。
この色信号から色信号平均値を演算する(S2)。例えば、グレイワールド検出方式(Grayworld detection)により、イメージ内のすべてのピクセルのRGB色信号を平均して色信号平均値を算出する。
その後、この色信号平均値から光源の変化の有無を判別する(S3)。
ステップS3において光源が変化したと判断される場合、色信号の割合から光源を推定する(S4)。例えば、現在の光源の赤色と緑色との色信号平均値の割合及び青色と緑色との色信号平均値の割合が、特定の光源に対して予め設定された上限と下限との間にそれぞれ含まれる場合、当該光源を現在の光源と推定する。
次に、推定した光源と色信号の割合との関係から、色信号利得補正値を演算する(S5)。
仮に、ステップS3において光源の変化がなかったと判断される場合、新たに光源の推定を行わずにステップS5を実行する。
その後、演算された色信号利得補正値を元の色信号平均値に合算して、イメージを処理することによって、自動ホワイトバランス過程を完了する(S6)。
しかしながら、上述の従来技術では、光源が変化した場合にのみ、検出された色信号間の関係を利用して光源を推定するため、映像データに支配的な色相が存在するか、又は抽出されるグレイ領域に特定の色成分が含まれている場合には、ホワイトバランスの調整後に色合いの表現が不正確になるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記の問題点を解決するためのものであって、その目的は、色合いの表現をより正確なものとし、イメージを鮮明にすることができるホワイトバランスの自動調整装置及び自動調整方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明に係るホワイトバランスの自動調整装置は、映像データを処理するISPと、前記ISPに接続され、前記ISPから供給された映像データにおいて、第1ヒストグラムの、Cb、Cr成分に応じて区分された各区分に該当する該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を格納して第1ヒストグラムを作成し、前記第1ヒストグラムの有効範囲を設定する第1ヒストグラム作成段と、前記第1ヒストグラム作成段に接続され、前記第1ヒストグラムの前記有効範囲内で区分を細分化して第2ヒストグラムを作成し、前記第2ヒストグラムのうち、格納されたピクセルの数が、周辺の区分におけるより多い区分に加重値を適用する第2ヒストグラム作成段と、前記第2ヒストグラム作成段に接続され、前記加重値の適用された前記第2ヒストグラムに、予め設定された偏り値を適用して偏りの補正値を算出し、前記算出した偏りの補正値を前記ISPに伝達する偏りの設定段と、を含む。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整装置では、前記第1ヒストグラム作成段は、前記映像データのRGB成分の平均値を算出するRGB算出部と、Cb、Cr成分に応じて区分され区分を細かくし又は粗くすることが可能な複数の区分に対応する複数の格納部を有し、前記映像データのCb、Cr成分を分析し、各区分に該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を該区分に対応する前記格納部に格納して第1ヒストグラムを作成する第1ヒストグラム作成部と、前記RGB算出部に接続され、前記映像データのRGB成分の平均値から前記第1ヒストグラムの前記有効範囲の中心値を設定する有効範囲の中心値設定部と、前記第1ヒストグラム作成部及び前記有効範囲の中心値設定部に接続され、設定された前記有効範囲の中心値を基準として、周辺の16個の前記格納部に格納されたピクセルの数の平均値と、周辺の4個の前記格納部に格納されたピクセルの数の平均値とを算出して格納する第1Cb、Cr分布分析部と、前記第1Cb、Cr分布分析部に接続され、格納された前記周辺の4個の格納部のピクセルの数の平均値を前記周辺の16個の格納部のピクセルの数の平均値で割った値に基づいて前記有効範囲を設定する有効範囲設定部と、を含むことが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整装置では、前記第1ヒストグラム作成部の前記各格納部が対応する各区分は、Cb、Cr成分の0〜255の値の範囲のうち、それぞれ32の値の幅を有することが好ましい。
そして、本発明に係るホワイトバランスの自動調整装置では、前記有効範囲設定部は、前記周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数を前記周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数で割った有効範囲の演算値が、予め設定された有効範囲のしきい値より大きい場合、前記周辺の4個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定し、前記有効範囲設定部は、前記周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数を前記周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数で割った有効範囲の演算値が、予め設定された有効範囲のしきい値より小さい場合、前記周辺の16個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定することが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整装置では、前記第2ヒストグラム作成段は、区分を細かくし又は粗くすることが可能な複数の区分に対応する複数の格納部を有し、前記第1ヒストグラム作成段で設定された前記第1ヒストグラムの前記有効範囲内で区分を細分化し、細分化された各区分に該当するピクセルの数を当該区分に対応する前記格納部に格納して第2ヒストグラムを作成する第2ヒストグラム作成部と、前記第2ヒストグラム作成部に接続され、9個の格納部を一つのブロックと設定して、該ブロック中で、格納されたピクセルの数が最も多い前記格納部を峰格納部と設定する第2Cb、Cr分布分析部と、前記第2Cb、Cr分布分析部に接続され、設定された前記峰格納部のピクセルの数を周辺の8個の格納部に格納されたピクセルの数の平均で割って峰演算値を算出し、算出した前記峰演算値を予め設定されたホワイトしきい値と比較して、加重値を算出及び適用する加重値適用部と、を含むことが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整装置では、前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より大きい場合、1/2、1/3又は0の中から選択された何れか一つの加重値を前記峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算し、前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より小さい場合、2又は3の中から選択された何れか一つの加重値を前記峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算することが好ましい。
また、上記の目的を達成すべく、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法は、a)映像データにおいて、第1ヒストグラムの、Cb、Cr成分に応じて区分された各区分に該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を格納して、第1ヒストグラムを作成するステップと、b)作成した前記第1ヒストグラムの有効範囲を設定し、前記第1ヒストグラムの、設定した前記有効範囲内で区分を細分化して第2ヒストグラムを作成するステップと、c)前記第2ヒストグラムのうち、格納されたピクセルの数が、周辺の区分におけるより多い区分に加重値を適用するステップと、d)前記加重値の適用された前記第2ヒストグラムに、予め設定された偏り値を適用して偏りの補正値を算出し、算出した前記偏りの補正値を前記映像データに適用するステップと、を含む。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、前記ステップb)は、b−1)前記映像データのRGBの各成分の平均値を算出するステップと、b−2)R成分の前記平均値をG成分の前記平均値で割ったR演算値とB成分の前記平均値をG成分の前記平均値で割ったB演算値とを算出するステップと、b−3)算出した前記R演算値と前記B演算値とをそれぞれのしきい値と比較して、前記第1ヒストグラムの有効範囲の中心値を算出するステップと、b−4)算出した前記有効範囲の中心値を基準として、周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数を周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数で割って有効範囲の演算値を算出するステップと、b−5)算出した前記有効範囲の演算値と、予め設定された有効範囲のしきい値とを比較するステップと、b−6)前記有効範囲の演算値が前記有効範囲のしきい値より大きい場合、前記4個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定し、前記4個の格納部に対応する範囲を細分化して前記第2ヒストグラムを作成するステップと、を含むことが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、前記ステップb−5)で、前記有効範囲の演算値が前記有効範囲のしきい値より小さい場合、前記16個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定し、前記16個の格納部に対応する範囲を細分化して前記第2ヒストグラムを作成することが好ましい。
一方、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、前記ステップb−3)での、前記有効範囲の、R成分についての中心値の算出は、b−31)算出した前記R演算値を予め設定された第1Rしきい値と比較するステップと、b−32)前記ステップb−31)で前記R演算値が前記第1Rしきい値より大きい場合、前記R成分の平均値を128+αに修正するステップと、b−33)修正された前記R成分の平均値を前記有効範囲の中心値のR成分と設定するステップと、を含むことが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、b−34)前記ステップb−31)で前記R演算値が第1Rしきい値より小さい場合、前記R演算値を予め設定された第2Rしきい値と比較するステップと、b−35)前記ステップb−34)で前記R演算値が前記第2Rしきい値より大きい場合、前記R成分の平均値を128+βに修正するステップと、を含むことが好ましく、前記ステップb−34)で前記R演算値が前記第2Rしきい値より小さい場合、前記R成分の平均値を128に修正するステップを含むことが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、前記ステップb−3)での、前記有効範囲の、B成分についての有効範囲の中心値の算出は、b−36)算出した前記B演算値を予め設定された第1Bしきい値と比較するステップと、b−37)前記ステップb−36)で前記B演算値が前記第1Bしきい値より大きい場合、前記B成分の平均値を128+αに修正するステップと、b−38)修正された前記B成分の平均値を前記有効範囲の中心値のB成分と設定するステップと、を含むことが好ましい。
そして、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、b−39)前記ステップb−36)で前記B演算値が前記第1Bしきい値より小さい場合、前記B演算値を予め設定された第2Bしきい値と比較するステップと、b−40)前記ステップb−39)で前記B演算値が前記第2Bしきい値より大きい場合、前記B成分の平均値を128+βに修正するステップと、を含むことが好ましく、前記ステップb−39)で前記B演算値が前記第2Bしきい値より小さい場合、前記B成分の平均値を128に修正することが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、前記ステップc)は、c−1)9個の格納部を一つのブロックと設定して、該ブロック内で、格納されたピクセルの数が最も多い前記格納部を峰格納部と設定するステップと、c−2)前記峰格納部に記憶されたピクセルの数を周辺の8個の前記格納部に格納されたピクセルの数の平均で割って峰演算値を算出するステップと、c−3)算出した前記峰演算値と、予め設定されたホワイトしきい値とを比較するステップと、c−4)前記ステップc−3)で前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より大きい場合、1/2、1/3又は0の中から選択された何れか一つの加重値を前記峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算して前記加重値を適用するステップと、を含むことが好ましい。
また、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法では、前記ステップc−3)で前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より小さい場合、2又は3の中から選択された何れか一つの前記加重値を前記峰格納部に記憶されたピクセルの数に乗算演算して前記加重値を適用することが好ましい。
そして、前記ステップd)は、d−1)前記加重値の適用された前記第2ヒストグラムの全ての前記格納部に記憶されたピクセルの数の総和であるF_totalを算出するステップと、d−2)前記加重値の適用された前記第2ヒストグラムの前記各格納部に記憶されたピクセルの数に、予め設定されたCb、Cr成分の偏り値を乗算するステップと、d−3)前記偏り値を乗算された第2ヒストグラムのCb成分の総和であるCb_total及びCr成分の総和であるCr_totalを算出するステップと、d−4)前記Cb_totalを前記F_totalで割り、前記Cr_totalを前記F_totalで割ってCb_lean及びCr_leanを算出するステップと、d−5)前記有効範囲の中心値のCb及びCr成分と算出した前記Cb_lean及び前記Cr_leanとをそれぞれ加算して、Cb_error及びCr_errorを算出するステップと、d−6)YCbCrでの色信号値(128、Cb_error、Cr_error)に対応する、RGBでの色信号値のG成分をR成分で割ってR補正値を算出し、G成分をB成分で割ってB補正値を算出して偏りの補正値である(R補正値、1、B補正値)を算出するステップと、d−7)算出した前記偏りの補正値を前記映像データに適用するステップと、を含むことが好ましい。
本発明に係るホワイトバランスの自動調整装置及び自動調整方法によれば、映像データの第1及び第2ヒストグラムを介してグレイ確率の低い領域に加重値を低く適用し、グレイ確率の高い領域に加重値を高く適用してホワイトバランスを自動に調整することによって、イメージを鮮明にすることができるという効果が得られる。
上述の目的、特徴及び長所は、添付した図面と関連した以下の詳細な説明によりさらに明確になるはずであり、それにより、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施できるはずである。
また、本発明を説明するにおいて本発明と関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
以下、関連図面を参照して本発明にについてさらに詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るホワイトバランスの自動調整装置を概略的に示したブロック図である。
まず、図2に示すように、本実施形態に係るホワイトバランスの自動調整装置は、ISP(Image Signal Processor)110、第1ヒストグラム作成段120、第2ヒストグラム作成段130及び偏りの設定段140で構成される。
ここで、ISP110は、撮像されたイメージの映像データを処理して表示装置に供給する。
第1ヒストグラム作成段120は、これを示したブロック図である図3に示すように、RGB平均値算出部121、第1ヒストグラム作成部122、有効範囲の中心値設定部123、第1Cb、Cr分布分析部124、及び有効範囲設定部125からなる。
RGB平均値算出部121は、ISP110及び有効範囲の中心値設定部123に接続され、ISP110から供給された映像データのRGB成分の平均値を算出する。
第1ヒストグラム作成部122は、ISP110及び第1Cb、Cr分布分析部124に接続され、第1ヒストグラムを示した図4に示すように、第1ヒストグラムの、Cb、Cr成分に応じて区分された各区分にそれぞれ対応し、その区分を細かくし又は粗くすることが可能な複数の格納部Bin0〜Bin63を有し、映像データのCb、Cr成分を分析して、各区分に該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を格納部Bin0〜Bin63に格納することによって、第1ヒストグラムを作成する。
このとき、Cb、Cr成分は、それぞれ0〜255の範囲の値を有し、各格納部が対応する区分は、32の値の幅をそれぞれ有する。すなわち、横軸のCb成分は、開始点であるBin0を起点としてBin7まで、全部で256の幅を8個に分けられ、第1格納部Bin0は、0〜31の範囲を有し、第2格納部Bin1は、32〜63の範囲を、第8格納部Bin7は、224〜255の範囲を有する。
また、縦軸のCr成分についても、Cb成分と同様に、第1格納部Bin0は、0〜31の範囲を、第9格納部Bin8は、32〜63の範囲を、そして第57格納部Bin56は、224〜255の範囲を有する。
映像データの各ピクセルのCb、Cr値を参照して、各格納部Bin0〜Bin63に対応する各区分に該当するCb、Cr値を有するピクセルの数が各格納部に格納される。例えば、第1ピクセルのCb、Cr値が(30、15)であった場合、第1格納部Bin0に1が格納され、第2ピクセルのCb、Cr値が(2、28)であると、第1格納部Bin0に1が加算されて2が格納される。
また、第3ピクセルのCb、Cr値が(200、160)であると、第47格納部Bin46に1が格納され、このようにして、映像データのすべてのピクセルについて、それらのCb、Cr値に応じて各格納部にピクセルの数が格納されることによって、第1ヒストグラムが作成される。
有効範囲の中心値設定部123は、RGB平均値算出部121及び第1Cb、Cr分布分析部124に接続され、RGB平均値算出部121によって算出された映像データのRGB平均値を参照して第1ヒストグラムの有効範囲の中心値を設定する。
有効範囲の中心値を設定するために、RGB平均値算出部121によって算出されたRGB平均値のうち、R成分及びB成分の平均値がG成分の平均値で除算される。そして、有効範囲の、R成分についての中心値を設定するために、R成分の平均値をG成分の平均値で割ったR演算値と予め設定された第1Rしきい値とが比較される。
R演算値が第1Rしきい値より大きい場合、映像データのR成分の平均値に128と、予め設定されたαとが加算演算されて代入される。このとき、αは、ユーザにより決められる値であって、変更可能な値である。
仮りに、R演算値が第1Rしきい値より小さい場合、R演算値と、予め設定された第2Rしきい値とが比較される。このとき、R演算値が第2Rしきい値より大きい場合、映像データのR成分の平均値に128と、予め設定されたβとが加算演算されて代入される。このβも、ユーザにより決められる値であって、変更可能な値である。また、R演算値が第2Rしきい値より小さい場合、映像データのR成分の平均値に128が代入される。
そして、有効範囲の、B成分についての中心値を設定するため、B成分の平均値をG成分の平均値で割ったB演算値と、予め設定された第1Bしきい値とが比較される。B演算値が第1Bしきい値より大きい場合、映像データのB成分の平均値に128と、予め設定されたαとが加算演算されて代入される。
仮りに、B演算値が第1Bしきい値より小さい場合、B演算値と、予め設定された第2Bしきい値とが比較される。このとき、B演算値が第2Bしきい値より大きい場合、映像データのB成分の平均値に128と、予め設定されたβとが加算演算されて代入される。また、B演算値が第2Bしきい値より小さい場合、映像データのB成分の平均値に128が代入される。
これにより、有効範囲の中心値設定部は、修正されたR及びB成分の平均値を有効範囲の中心値と設定する。例えば、設定された有効範囲の中心値のうち、R成分が128、B成分が160であると、第29、30、37、38格納部Bin29、Bin30、Bin37、Bin38の中心が有効範囲の中心値になる。
第1Cb、Cr分布分析部124は、第1ヒストグラム作成部122、有効範囲の中心値設定部123及び有効範囲設定部125に接続され、設定された有効範囲の中心値を基準として、周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数と周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数とを格納する。
すなわち、有効範囲の、前述のように設定された中心値のR成分が128、B成分が160である場合、この中心値に対応する位置が、第29、30、37、38格納部Bin29、Bin30、Bin37、Bin38の中心になるので、有効範囲の中心値を基準とした、周辺の16個の格納部は、Bin19、Bin20、Bin21、Bin22、Bin27、Bin28、Bin29、Bin30、Bin35、Bin36、Bin37、Bin38、Bin43、Bin44、Bin45、Bin46になり、周辺の4個の格納部は、Bin28、Bin29、Bin36、Bin37になる。
そして、周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数をすべて加算し、これを16で割ることによって、16個の格納部に格納されたピクセルの数の平均値が算出され、周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数を全て加算しこれを4で割ることによって、4個の格納部に格納されたピクセルの数の平均値が算出され、これらが格納される。
有効範囲設定部125は、第1Cb、Cr分布分析部124に接続され、有効範囲を設定するために、Cb、Cr分布分析部124に格納された周辺の4個の格納部のピクセルの数の平均値を周辺の16個の格納部のピクセルの数の平均値で除算する。
有効範囲設定部125は、有効範囲を設定するために、周辺の4個の格納部のピクセルの数の平均値を周辺の16個の格納部のピクセルの数の平均値で割って有効範囲の演算値を算出し、有効範囲の、算出したこの演算値と、予め設定された有効範囲のしきい値とを比較する。
このとき、有効範囲の演算値が有効範囲のしきい値より大きい場合、4個の格納部が有効範囲と設定され、有効範囲の演算値が有効範囲のしきい値より小さい場合、16個の格納部が有効範囲と設定される。
第2ヒストグラム作成段130は、これを示した図5に示すように、第2ヒストグラム作成部131、第2Cb、Cr分布分析部132及び加重値適用部133からなり、第1ヒストグラム作成段120及び偏りの設定段140に接続されて、第1ヒストグラムの有効範囲内で区分を細分化して第2ヒストグラムを作成し、第2ヒストグラムに対して、第2ヒストグラム中で、格納されたピクセルの数が、周辺の区分におけるより多い区分に加重値を適用する。
第2ヒストグラム作成部131は、細かくし又は粗くすることが可能な複数の区分にそれぞれ対応した複数の格納部F_Bin0〜F_Bin63を有し、第1ヒストグラム作成段120及び第2Cb、Cr分布分析部132に接続され、第1ヒストグラムのうち、第1ヒストグラム作成部120の有効範囲設定部125で設定された有効範囲内で区分を細分化して、細分化された各区分に該当するピクセルの数をその区分に対応する格納部に格納することによって、第2ヒストグラムを作成する。
例えば、有効範囲設定部125で設定された有効範囲が、有効範囲の中心値を基準として周辺の16個の格納部の場合、第2ヒストグラム作成部131は、Cb軸に沿って4個の格納部に相当する範囲、すなわち、96〜223の範囲をF_Bin0〜F_Bin7までにより細かく区分し、Cr軸に沿って4個の格納部に相当する範囲、すなわち、64〜191の範囲をF_Bin0〜F_Bin56までにより細かく区分して、細分化された各区分に該当するピクセルの数を格納することによって、第2ヒストグラムを作成する。このとき、1つの格納部は、Cb、Cr軸に沿って16の値の幅をそれぞれ有する。
仮りに、第1ヒストグラムの格納部Bin19に格納されたピクセルのCb、Crが(98、65)の場合、これは第2ヒストグラムの第1格納部F_Bin0に格納され、Bin21に格納されたピクセルのCb、Crが(170、145)の場合、これは第2ヒストグラムの第45格納部F_Bin44に格納される。
このように第2ヒストグラム作成部131は、第1ヒストグラム作成段120によって設定された有効範囲及び有効範囲の中心値を利用して、有効範囲に含まれる第1ヒストグラムの区分を細分化することによって、第2ヒストグラムを作成する。
第2Cb、Cr分布分析部132は、第2ヒストグラム作成部131及び加重値適用部133に接続され、作成された第2ヒストグラムのうち、互いに隣接する9個の格納部を一つのブロックと設定して、この中で、格納されたピクセルの数が最も多い格納部を峰格納部と設定する。
例えば、F_Bin0、F_Bin1、F_Bin2、F_Bin8、F_Bin9、F_Bin10、F_Bin16、F_Bin17、F_Bin18格納部を一つのブロックと設定し、F_Bin1、F_Bin2、F_Bin3、F_Bin9、F_Bin10、F_Bin11、F_Bin17、F_Bin18、F_Bin19格納部を一つのブロックと設定することによって、全部で36個のブロックを設定することができる。このように設定された36個のブロックにおいてそれぞれのブロック内の格納部のうち、格納されているピクセルの数が最も多い格納部が峰格納部と設定される。
加重値適用部133は、第2Cb、Cr分布分析部132に接続され、各ブロックの峰格納部に格納されたピクセルの数を周辺の8個の格納部に格納されたピクセルの数の平均で割って峰演算値を算出する。
加重値適用部133は、算出された峰演算値を予め設定されたホワイトしきい値と比較して、峰演算値がホワイトしきい値より大きい場合、1/2、1/3又は0の中から選択された何れか一つの加重値を峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算することで加重値を適用する。
このとき、峰演算値がホワイトしきい値より小さい場合、2又は3の中から選択された何れか一つの加重値を、峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算することで加重値を適用する。
そして、偏りの設定段140は、第2ヒストグラム作成段130及びISP110に接続され、加重値の適用された第2ヒストグラムに、予め設定された偏り値を適用して偏りの補正値を算出し、算出した偏りの補正値をISP110に伝達する。
このとき、偏りの設定段140は、偏り値を適用する前に、加重値の適用された第2ヒストグラムの各格納部に格納されたピクセルの数の総合計のF_totalを算出する。その後、第2ヒストグラム作成段130の加重値適用部133により加重値の適用された第2ヒストグラムに、図7に示すような予め設定された偏り値を乗算演算する。
このように偏り値を乗算された第2ヒストグラムの各格納部に格納されたCb成分の総合計のCb_totalとCr成分の総合計のCr_totalとを算出し、算出したCb_totalとCr_totalとをF_totalで割って、Cb_lean及びCr_leanを算出する。
Cb_lean及びCr_leanを算出した後、有効範囲の中心値設定部123で設定された中心値のCb及びCr成分をCb_lean及びCr_leanと合算して、Cb_error及びCr_errorを算出する。
また、算出したCb_error及びCr_errorの含まれた、YCbCrでの色信号値(128、Cb_error、Cr_error)に相当するRGBでの色信号値である(R_error、G_error、B_error)を算出し、このG成分のG_errorをR成分のR_errorで割ってR補正値を算出し、G_errorをB成分のB_errorで割ってB補正値を算出することによって、偏りの補正値である(R補正値、1、B補正値)を算出する。
算出した偏りの補正値をISP110に伝達して映像データに適用することによって、自動的に映像データのホワイトバランスを調整することができるから、色合いの表現を鮮明にすることができるという利点が得られる。
以下、関連図面を参照して、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法についてさらに詳細に説明する。
図8は、本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法の手順を示したフローチャートである。
まず、図8に示すように、映像データにおいて、各区分に該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を格納して、第1ヒストグラムを作成する(S210)。
第1ヒストグラムを作成した後、作成した第1ヒストグラムの有効範囲を設定し、設定した有効範囲内において区分を細分化して第2ヒストグラムを作成する(S220)。
ステップS220で作成された第2ヒストグラムのうち、格納されたピクセルの数が周辺の区分におけるより多い区分に加重値を適用することにより、第2ヒストグラムに加重値を適用する(S230)。
加重値の適用された第2ヒストグラムに、予め設定された偏り値を適用して偏りの補正値を算出し、算出した偏りの補正値を映像データに適用する(S240)。
このとき、ステップS220では、これを詳細に示した図9に示すように、映像データのRGBの各成分の平均値を算出する(S221)。
ステップS221で算出したRGB平均値のうち、R成分の平均値をG成分の平均値で割り、B成分の平均値をG成分の平均値で割ることによって、R演算値とB演算値とを算出する(S222)。
ステップS222により算出されたR演算値とB演算値とをそれぞれのしきい値と比較することにより、第1ヒストグラムの有効範囲の中心値を算出する(S223)。
第1ヒストグラムの有効範囲の中心値を算出した後、算出した有効範囲の中心値を基準として、周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数の平均値と周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数の平均値を算出してこれらを格納し、4個の格納部の平均値を16個の格納部の平均値で割って有効範囲の演算値を算出する(S224)。
上記のようにして算出した有効範囲の演算値を予め設定された有効範囲のしきい値と比較して、有効範囲の演算値が有効範囲のしきい値より大きい場合、4個の格納部に対応する範囲を有効範囲と設定し、4個の格納部に対応する範囲を細分化して第2ヒストグラムを作成する(S225、S226)。
仮りに、有効範囲の演算値が有効範囲のしきい値より小さい場合には、16個の格納部に対応する範囲を有効範囲と設定し、16個の格納部に対応する範囲を細分化して第2ヒストグラムを作成する(S227)。
特に、ステップS223では、これを詳細に示した図10に示すように、有効範囲の中心値を設定するために、算出したRGB平均値のうち、R成分及びB成分の平均値をG成分の平均値で除算する。そして、有効範囲の、R成分についての中心値を設定するために、R成分の平均値をG成分の平均値で割ったR演算値と、予め設定された第1Rしきい値とを比較する(S223a)。
このとき、R演算値が第1Rしきい値より大きい場合、映像データのR成分の平均値に128と、予め設定されたαとを加算演算して代入する。このとき、αは、ユーザにより決められる値であって、変更可能な値である(S223b)。
仮りに、R演算値が第1Rしきい値より小さい場合には、R演算値と予め設定された第2Rしきい値とを比較する(S223c)。R演算値が第2Rしきい値より大きい場合、映像データのR成分の平均値に128と、予め設定されたβとを加算演算して代入する(S223d)。このβも、ユーザにより決められる値であって、変更可能な値である。また、R演算値が第2Rしきい値より小さい場合には、映像データのR成分の平均値に128を代入する(S223e)。
そして、有効範囲の、B成分についての中心値を設定するために、B成分の平均値をG成分の平均値で割ったB演算値と、予め設定された第1Bしきい値とを比較し(S223f)、B演算値が第1Bしきい値より大きい場合、映像データのB成分の平均値に128と、予め設定されたαとを加算演算して代入する(S223g)。
仮りに、B演算値が第1Bしきい値より小さい場合には、B演算値と、予め設定された第2Bしきい値とを比較する(S223h)。このとき、B演算値が第2Bしきい値より大きい場合、映像データのB成分の平均値に128と、予め設定されたβとを加算演算して代入し(S223i)、B演算値が第2Bしきい値より小さい場合、映像データのB成分の平均値に128を代入する(S223j)。
これにより、修正されたR及びB成分の平均値を有効範囲の中心値と設定する(S223k)。仮りに、設定された有効範囲の中心値のR成分が128、B成分が160であると、図4の第29、30、37、38格納部Bin29、Bin30、Bin37、Bin38の中心が有効範囲の中心値になる。
一方、ステップS230では、これを詳細に示した図11に示すように、9個の格納部を一つのブロックと設定し、このブロック内で、格納されたピクセルの数が最も多い格納部を峰格納部と設定する(S231)。
設定された峰格納部に格納されたピクセルの数を峰格納部の周辺の8個の格納部に格納されたピクセルの数の平均で割って峰演算値を算出する(S232)。
算出した峰演算値を予め設定されたホワイトしきい値と比較して(S233)、峰演算値がホワイトしきい値より大きい場合、1/2、1/3又は0の中から選択された何れか一つの加重値を峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算することにより、第2ヒストグラムに加重値を適用する(S234)。
仮りに、峰演算値がホワイトしきい値より小さい場合、2又は3の中から選択された何れか一つの加重値を峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算することにより、第2ヒストグラムに加重値を適用する(S235)。
また、ステップS240では、これを詳細に示した図12に示すように、まず、加重値の適用された第2ヒストグラム全体において格納されたピクセルの数の総和であるF_totalを算出する(S241)。
加重値の適用された第2ヒストグラムの各格納部に格納されたピクセルの数にCb、Cr成分の偏り値を乗算する(S242)。その後、偏り値を乗算された第2ヒストグラムの全ての格納部に格納されたCb、Cr成分を合算して、Cb成分の総和であるCb_totalとCr成分の総和であるCr_totalとを算出する(S243)。
Cb_total及びCr_totalを算出した後、Cb_totalをF_totalで割ってCb_leanを算出し、Cr_totalをF_totalで割ってCr_leanを算出する(S244)。
算出したCb_lean及びCr_leanを有効範囲の中心値のCb及びCr成分にそれぞれ加算して、Cb_error及びCr_errorを算出する(S245)。
その後、YCbCrでの色信号値(128、Cb_error、Cr_error)に対応するRGBでの色信号値のG成分をR成分で割ってR補正値を算出し、G成分をB成分で割ってB補正値を算出することによって、偏りの補正値である(R補正値、1、B補正値)を算出する(S246)。
算出した偏りの補正値を映像データに適用することによって、映像データのホワイトバランスを自動的に調整することができる(S247)。
上述した本発明の好ましい実施形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更が可能であり、このような置換、変更などは、特許請求の範囲に属するものである。
従来の技術によるホワイトバランスの調整方法の手順を示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るホワイトバランスの自動調整装置を概略的に示したブロック図である。 図2の第1ヒストグラム作成段を示したブロック図である。 本発明に係る一実施形態の第1ヒストグラムを示す図である。 本発明に係る一実施形態の第2ヒストグラム作成段を示したブロック図である。 本発明に係る一実施形態の第2ヒストグラムを示す図である。 本発明に係る一実施形態の加重値を示す図である。 本発明に係るホワイトバランスの自動調整方法の手順を示したフローチャートである。 図8の第2ヒストグラムの作成過程を示したフローチャートである。 図9の有効範囲の中心値の設定過程を示したフローチャートである。 図8の加重値の適用過程を示したフローチャートである。 図8の偏りの補正値の算出過程を示したフローチャートである。
符号の説明
110 ISP
120 第1ヒストグラム作成段
121 RGB平均値算出部
122 第1ヒストグラム作成部
123 有効範囲の中心値設定部
124 第1Cb、Cr分布分析部
125 有効範囲設定部
130 第2ヒストグラム作成段
131 第2ヒストグラム作成部
132 第2Cb、Cr分布分析部
133 加重値適用部
140 偏りの設定段

Claims (19)

  1. 映像データを処理するISPと、
    前記ISPに接続され、前記ISPから供給された映像データにおいて、第1ヒストグラムの、Cb、Cr成分に応じて区分された各区分に該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を格納して前記第1ヒストグラムを作成し、前記映像データから算出されたR成分の平均値、B成分の平均値をそれぞれG成分の平均値で除算した値を中心とする前記第1ヒストグラムの有効範囲を設定する第1ヒストグラム作成段と、
    前記第1ヒストグラム作成段に接続され、前記第1ヒストグラムの前記有効範囲内で区分を細分化して第2ヒストグラムを作成し、前記第2ヒストグラムのうち、格納されたピクセルの数が、周辺の区分におけるより多い区分に加重値を適用する第2ヒストグラム作成段と、
    前記第2ヒストグラム作成段に接続され、前記加重値の適用された前記第2ヒストグラムに予め設定された偏り値を適用し、前記偏り値の適用された前記第2ヒストグラムにおけるCb成分の総和、Cr成分の総和、ピクセル数の総和をそれぞれ算出し、Cb成分の総和、Cr成分の総和をそれぞれピクセル数の総和で除算し、相当するRGB成分を算出し、G成分をR成分、B成分でそれぞれ割ることによって偏りの補正値を算出し、該算出した偏りの補正値を前記ISPに伝達する偏りの設定段と、を含み、
    前記ISPでは、偏りの補正値を映像データに適用することによりホワイトバランスを調整する、ホワイトバランスの自動調整装置。
  2. 前記第1ヒストグラム作成段は、
    前記映像データ内の全てのピクセルのR成分、G成分、B成分を平均した値である前記映像データのRGB成分の平均値を算出するRGB算出部と、
    Cb、Cr成分に応じて区分され区分を細かくし又は粗くすることが可能な複数の区分に対応する複数の格納部を有し、前記映像データのCb、Cr成分を分析し、各区分に該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を該区分に対応する前記格納部に格納して第1ヒストグラムを作成する第1ヒストグラム作成部と、
    前記RGB算出部に接続され、前記映像データのRGB成分の平均値から前記第1ヒストグラムの前記有効範囲の中心値を設定する有効範囲の中心値設定部と、
    前記第1ヒストグラム作成部及び前記有効範囲の中心値設定部に接続され、設定された前記有効範囲の中心値を基準として、周辺の16個の前記格納部に格納されたピクセルの数の平均値と、周辺の4個の前記格納部に格納されたピクセルの数の平均値とを算出して格納する第1Cb、Cr分布分析部と、
    前記第1Cb、Cr分布分析部に接続され、格納された前記周辺の4個の格納部のピクセルの数の平均値を前記周辺の16個の格納部のピクセルの数の平均値で割った値に基づいて前記有効範囲を設定する有効範囲設定部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のホワイトバランスの自動調整装置。
  3. 前記第1ヒストグラム作成部の前記各格納部が対応する各区分は、Cb、Cr成分の0〜255の値の範囲のうち、それぞれ32の値の幅を有することを特徴とする請求項2に記載のホワイトバランスの自動調整装置。
  4. 前記有効範囲設定部は、前記周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数を前記周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数で割った有効範囲の演算値が、予め設定された有効範囲のしきい値より大きい場合、前記周辺の4個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定することを特徴とする請求項2または3に記載のホワイトバランスの自動調整装置。
  5. 前記有効範囲設定部は、前記周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数を前記周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数で割った有効範囲の演算値が、予め設定された有効範囲のしきい値より小さい場合、前記周辺の16個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定することを特徴とする請求項2から4のいずれか1つに記載のホワイトバランスの自動調整装置。
  6. 前記第2ヒストグラム作成段は、
    区分を細かくし又は粗くすることが可能な複数の区分に対応する複数の格納部を有し、前記第1ヒストグラム作成段で設定された前記第1ヒストグラムの前記有効範囲内で区分を細分化し、細分化された各区分に該当するピクセルの数を当該区分に対応する前記格納部に格納して第2ヒストグラムを作成する第2ヒストグラム作成部と、
    前記第2ヒストグラム作成部に接続され、9個の格納部を一つのブロックと設定して、該ブロック中で、格納されたピクセルの数が最も多い前記格納部を峰格納部と設定する第2Cb、Cr分布分析部と、
    前記第2Cb、Cr分布分析部に接続され、設定された前記峰格納部のピクセルの数を周辺の8個の格納部に格納されたピクセルの数の平均で割って峰演算値を算出し、算出した前記峰演算値を予め設定されたホワイトしきい値と比較して、加重値を算出及び適用する加重値適用部と、を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のホワイトバランスの自動調整装置。
  7. 前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より大きい場合、1/2、1/3又は0の中から選択された何れか一つの加重値を前記峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算することを特徴とする請求項6に記載のホワイトバランスの自動調整装置。
  8. 前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より小さい場合、2又は3の中から選択された何れか一つの加重値を前記峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算することを特徴とする請求項6または7に記載のホワイトバランスの自動調整装置。
  9. a)映像データにおいて、第1ヒストグラムの、Cb、Cr成分に応じて区分された各区分に該当するCb、Cr成分を有するピクセルの数を格納して、第1ヒストグラムを作成するステップと、
    b)前記映像データから算出されたR成分の平均値、B成分の平均値をそれぞれG成分の平均値で除算した値を中心とする前記第1ヒストグラムの有効範囲を設定し、前記第1ヒストグラムの、設定した前記有効範囲内で区分を細分化して第2ヒストグラムを作成するステップと、
    c)前記第2ヒストグラムのうち、格納されたピクセルの数が、周辺の区分におけるより多い区分に加重値を適用するステップと、
    d−1)前記加重値の適用された前記第2ヒストグラムの全ての前記格納部に記憶されたピクセルの数の総和であるF_totalを算出するステップと、
    d−2)前記加重値の適用された前記第2ヒストグラムの前記各格納部に記憶されたピクセルの数に、予め設定されたCb、Cr成分の偏り値を乗算するステップと、
    d−3)前記偏り値を乗算された前記第2ヒストグラムのCb成分の総和であるCb_total及びCr成分の総和であるCr_totalを算出するステップと、
    d−4)前記Cb_totalを前記F_totalで割り、前記Cr_totalを前記F_totalで割ってCb_lean及びCr_leanを算出するステップと、
    d−5)前記有効範囲の中心値のCb及びCr成分と、算出した前記Cb_lean及び前記Cr_leanとをそれぞれ加算して、Cb_error及びCr_errorを算出するステップと、
    d−6)YCbCrでの色信号値(128、Cb_error、Cr_error)に対応する、RGBでの色信号値のG成分をR成分で割ってR補正値を算出し、G成分をB成分で割ってB補正値を算出して偏りの補正値である(R補正値、1、B補正値)を算出するステップと、
    d−7)算出した前記偏りの補正値を前記映像データに適用することによりホワイトバランスを調整するステップと、を含むホワイトバランスの自動調整方法。
  10. 前記ステップb)は、
    b−1)前記映像データのRGBの各成分の平均値を算出するステップと、
    b−2)R成分の前記平均値をG成分の前記平均値で割ったR演算値とB成分の前記平均値をG成分の前記平均値で割ったB演算値とを算出するステップと、
    b−3)算出した前記R演算値と前記B演算値とをそれぞれのしきい値と比較して、前記第1ヒストグラムの有効範囲の中心値を算出するステップと、
    b−4)算出した前記有効範囲の中心値を基準として、周辺の4個の格納部に格納されたピクセルの数を周辺の16個の格納部に格納されたピクセルの数で割って有効範囲の演算値を算出するステップと、
    b−5)算出した前記有効範囲の演算値と、予め設定された有効範囲のしきい値とを比較するステップと、
    b−6)前記有効範囲の演算値が前記有効範囲のしきい値より大きい場合、前記4個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定し、前記4個の格納部に対応する範囲を細分化して前記第2ヒストグラムを作成するステップと、を含むことを特徴とする請求項9に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  11. 前記ステップb−5)で、前記有効範囲の演算値が前記有効範囲のしきい値より小さい場合、前記16個の格納部に対応する範囲を前記有効範囲と設定し、前記16個の格納部に対応する範囲を細分化して前記第2ヒストグラムを作成することを特徴とする請求項10に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  12. 前記ステップb−3)での、前記有効範囲の、R成分についての中心値の算出は、
    b−31)算出した前記R演算値を予め設定された第1Rしきい値と比較するステップと、
    b−32)前記ステップb−31)で前記R演算値が前記第1Rしきい値より大きい場合、前記R成分の平均値を128+αに修正するステップと、
    b−33)修正された前記R成分の平均値を前記有効範囲の中心値のR成分と設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項10または11に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  13. b−34)前記ステップb−31)で前記R演算値が第1Rしきい値より小さい場合、前記R演算値を予め設定された第2Rしきい値と比較するステップと、
    b−35)前記ステップb−34)で前記R演算値が前記第2Rしきい値より大きい場合、前記R成分の平均値を128+βに修正するステップと、を含むことを特徴とする請求項12に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  14. 前記ステップb−34)で前記R演算値が前記第2Rしきい値より小さい場合、前記R成分の平均値を128に修正するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  15. 前記ステップb−3)での、前記有効範囲の、B成分についての中心値の算出は、
    b−36)算出した前記B演算値を予め設定された第1Bしきい値と比較するステップと、
    b−37)前記ステップb−36)で前記B演算値が前記第1Bしきい値より大きい場合、前記B成分の平均値を128+αに修正するステップと、
    b−38)修正された前記B成分の平均値を前記有効範囲の中心値のB成分と設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項10から14のいずれか1つに記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  16. b−39)前記ステップb−36)で前記B演算値が前記第1Bしきい値より小さい場合、前記B演算値を予め設定された第2Bしきい値と比較するステップと、
    b−40)前記ステップb−39)で前記B演算値が前記第2Bしきい値より大きい場合、前記B成分の平均値を128+βに修正するステップと、を含むことを特徴とする請求項15に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  17. 前記ステップb−39)で前記B演算値が前記第2Bしきい値より小さい場合、前記B成分の平均値を128に修正することを特徴とする請求項16に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  18. 前記ステップc)は、
    c−1)9個の前記格納部を一つのブロックと設定して、該ブロック内で、格納されたピクセルの数が最も多い前記格納部を峰格納部と設定するステップと、
    c−2)前記峰格納部に記憶されたピクセルの数を周辺の8個の前記格納部に格納されたピクセルの数の平均で割って峰演算値を算出するステップと、
    c−3)算出した前記峰演算値と、予め設定されたホワイトしきい値とを比較するステップと、
    c−4)前記ステップc−3)で前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より大きい場合、1/2、1/3又は0の中から選択された何れか一つの加重値を前記峰格納部に格納されたピクセルの数に乗算演算して前記加重値を適用するステップと、を含むことを特徴とする請求項9から17のいずれか1つに記載のホワイトバランスの自動調整方法。
  19. 前記ステップc−3)で前記峰演算値が前記ホワイトしきい値より小さい場合、2又は3の中から選択された何れか一つの前記加重値を前記峰格納部に記憶されたピクセルの数に乗算演算して前記加重値を適用することを特徴とする請求項18に記載のホワイトバランスの自動調整方法。
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