JP4707874B2 - エレベータ装置およびその運転方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータ装置およびその運転方法に係わり、特に、エネルギー消費の低減に配慮したエレベータ装置およびその運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数台のエレベータを並設し、乗場呼びに対してエレベータを選択してサービスする方式は、群管理方式として広く実用化されている。これら群管理方式の中で、例えば特開平4−303377号公報に示されているように、複数台のエレベ−タを並設し、下降運転時のエネルギーを蓄電して上昇運転時のエネルギーに変換し、エレベータ運転時の使用エネルギーと蓄電エネルギーを推定・監視して、供給するエネルギーが最小となるようにエレベータを割り当てるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来方式では、1台のエレベータを降下させる場合に他のエレベータ上昇させて、降下するエレベータのエネルギーを上昇中のエレベータにエネルギーを供給するものであり、上昇と下降が同時に伴うので運行の自由度が狭まるという問題がある。さらに、エレベータの台数が多くなければ運行自体が行き詰まり、省エネルギー効果が得られないことがある。
【0004】
また、釣合い錘を備えたいわゆるつるべ式のエレベータに対しては、積載人数や運転方向によって力行、回生運転が異なり、単純に上昇するエレベータに対して、他のエレベータを下降させると、両者とも力行運転、あるいは、両者とも回生運転となる場合があり、必ずしも省エネルギー効果があるとは言えない。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、複数台のエレベータを並設し、乗場呼びに対してエレベータを選択してサービスするエレベータ装置およびその運転方法において、運行の自由度を狭めることなく、また、エレベータの台数に拘わらず省エネルギーを図ることができるエレベータ装置およびその運転方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータ装置は、巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊された釣合い錘を備えた複数台のエレベータが並設され、各エレベータの乗りかごを昇降する巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置において、上記各エレベータに設けた各蓄電装置の蓄電量を検出する蓄電量検出手段と、乗場呼びに対して停止中の乗りかごを割り当てる場合に、乗客を含めた乗りかご重量が釣合い錘よりも重いときは、乗場呼び階よりも上の階から下降し、かつ上記蓄電量検出手段の検出する蓄電量の小さいエレベータを優先的に割り当て、乗客を含めた乗りかご重量が釣合い錘よりも軽いときは、乗場呼び階よりも下の階から上昇し、かつ上記蓄電量検出手段の検出する蓄電量の小さいエレベータを優先的に割り当てる制御装置とを備えたものである。
【0007】
また、この発明に係るエレベータ装置は、巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるものである。
【0008】
また、この発明に係るエレベータ装置は、巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より軽く設定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるものである。
【0009】
また、この発明に係るエレベータ装置は、巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動して乗りかごを昇降する巻上げモータとを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるものである。
【0010】
また、この発明に係るエレベータ装置の運転方法は、複数台のエレベータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備えたものである。
【0011】
また、この発明に係るエレベータ装置の運転方法は、複数台のエレベータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの一端に連結された乗りかごと、上記ロープの他端に連結され上記乗りかごの自重より軽く設定された釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備えたものである。
【0012】
さらに、この発明に係るエレベータ装置の運転方法は、複数台のエレベータが並設され、巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動して乗りかごを昇降する巻上げモータと、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態を、図を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1にかかわるつるべ式エレベータ装置を示す構成図である。
図1において、1は商用電源、2は電源主回路、3は整流手段、4は平滑コンデンサ、5はインバータ、6はモータ、7は減速機、8はシーブ、9は乗りかご、10は釣合い錘、11はモータ6が回生運転の場合に蓄電装置12に充電し、モータ6が力行運転の場合にモータ6に電力を放電する充放電装置である。
蓄電装置12は電気二重層コンデンサ、あるいは、Ni−MH(ニッケル水素)電池などの二次電池を用いる。13は蓄電量検出手段、14は複数台の並設されたエレベータ100A〜100Nの運行を制御する制御装置である。
【0014】
次に、上記のように構成された実施の形態1のエレベータ装置の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、電源主回路2は商用電源1の電圧を整流手段3により直流電圧に整流し、平滑コンデンサ4により平滑された直流電圧をインバータ5により可変周波数可変電圧の駆動電圧を発生してモータ6を駆動する。モータ6は回転数を減速機7により減速され、シーブ8を所要速度で駆動してシーブ8に巻き掛けられたロープの両側に吊り下げられた乗りかご9と釣合い錘10を昇降する。
【0015】
このエレベータ装置では、釣合い錘10は乗りかご9の自重より重く設定されているために、乗りかご9がノーロード状態で上昇する場合には、モータ6は必ず電力を回生する回生運転となり、インバータ5のダイオード等を通して平滑コンデンサ4の電圧を上昇させ、平滑コンデンサ4の端子電圧が所定値以上となると、充放電装置11を介して蓄電装置12に蓄電される。また、乗りかご9がノーロード状態で降下する場合には、モータ6は必ず電力の供給を受ける力行運転となり、充放電装置11を介してモータ6に給電される。乗りかご9に乗客が乗り込み釣合い錘10より乗りかご9全体の重量が重くなると、上述の回生運転と力行運転の条件が逆となる。
【0016】
次に、上昇方向の乗場呼びが発生した場合の制御装置14の動作を説明する。
A階において乗場呼びが発生した場合の例について説明する。制御装置14は各エレベータ100A〜100Nに設けられている充電量検出手段13から、各エレベータに備えた蓄電装置12の蓄電量の情報を入手する。次に、制御装置14は、各エレベータの現在の位置情報、蓄電量の情報、乗場呼びの発生階の情報から、図2に示す順序で乗場呼びに対して割り振る乗りかご9を決定する。
【0017】
図2において、A階に上昇方向の乗場呼びが発生すると(ステップS1)、制御装置14は、A階に停止中の乗りかご9の有無を調べ(ステップS2)、停止中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご9を割り当てる(ステップS8)。次に、A階に停止中の乗りかご9がない場合にはステップS3において、A階の下の階よりA階よりも上に上昇中の乗りかご9の有無を調べ、上昇中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご9を割り当てる(ステップS8)。
【0018】
上昇中の乗りかご9がない場合にはステップS4において、A階より下に停止中の乗りかご9の有無を調べ、停止中の乗りかご9がある場合には蓄電装置12の蓄電量が少ないエレベータの乗りかご9を優先して割り当てる(ステップS5、ステップS8)。A階より下に停止中の乗りかご9がない場合には、A階より上に停止中の乗りかご9を割り当てることになるが(ステップS6)、この場合には蓄電装置12の蓄電量が多い乗りかご9を優先して割り当てる(ステップS7、ステップS8)。
【0019】
即ち、上昇方向の乗場呼びの場合における、乗りかご9の割り当て優先順位は、
(1) A階停止中の乗りかご
(2) A階より下の階からA階よりも上(A階も含む)に上昇中の乗りかご
(3) 停止中の乗りかご
(3−1)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の少ない順(上昇運転=回生蓄電)
(3−2)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の多い順(下降運転=力行給電)
(1)(2)(3)のようになる。
【0020】
停止中の乗りかご9は基本的にノーロードと考えられる。従って、重量を積載容量の半分と乗りかご自重の和と等しく設定された一般的な釣合い錘10を備えたエレベータでは、乗りかご9の上昇時は回生運転、乗りかご9の下降時は力行運転となるため、ステップS5のように蓄電量の少ないエレベータの乗りかご9を上昇運転として蓄電装置12に蓄電し、ステップS7のように蓄電量の多いエレベータの乗りかご9を下降運転に割り振るようにする。
【0021】
同様に、下降方向の乗場呼びの場合における、乗りかご9の割り当て優先順位は、
(1) A階停止中の乗りかご
(2) A階より上の階からA階よりも下(A階も含む)に下降中の乗りかご
(3) 停止中の乗りかご
(3−1)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の少ない順(上昇運転=回生蓄電)
(3−2)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の多い順(下降運転=力行給電)
(1)(2)(3)のようになる。
【0022】
但し、単純にこの優先順位では、乗りかごが建物の上方に集まることも考えられる。従って、一度停止中の乗りかご9から上昇運転優先で蓄電量の少ないものが割り当てられると、次に停止中の乗りかご9から割り当てる際には、下降運転優先で蓄電量の多いものを選択し、さらに次には再び上昇運転優先というように、上昇、下降を交互に割り当て、その際の乗りかご9の選択基準を蓄電量とする。あるいは、乗りかご9の台数が多い場合など、蓄電量にかかわらず、一台は最下階に配置するなど、乗りかご9の停止位置が建物の上方に集まるのを防ぐことも可能である。また、高層ビルなどで移動距離が長くなるような場合は、蓄電量の必要度合いを数段階(例えば1〜3)と移動距離の長さの度合いを数段階(例えば1〜3)とに分けて、双方の因子を掛け合わせたものを優先順位の指標として乗りかごを割り振り、待ち時間を短くするよう対応する。
【0023】
このように、本実施の形態では、複数台の並設されたエレベータの蓄電量を基準として運転し、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置12は充電され、蓄電量の多いエレベータの蓄電装置12は放電を行うようになるので、エレベータの設置台数にかかわらず省エネルギーが図れるとともに、一つの呼びに対して1台のエレベータを割り当てるので、運行の自由度を狭めることがなくなる。
【0024】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2にかかわる巻胴式エレベータ装置を示す構成図である。図中、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので、その説明を省略する。
図3において、7Aは巻胴式巻上機としての減速機、8Aは巻胴、14Aは複数台の並設されたエレベータ101A〜101Nの運行を制御する制御装置である。巻胴式エレベータ装置では、巻胴8Aにロープの一端が連結され、ロープの他端に乗りかご9が連結されており、釣合い錘が無い点が上記実施の形態1と相違し、モータ6の回転数は減速機7Aにより減速され、巻胴8Aを回転することによりロープが巻き取られて乗りかご9が上昇し、ロープが巻き解かれることにより乗りかご9は下降する。
【0025】
この実施の形態2による巻胴方式のエレベータ装置は、釣合い錘を備えていないため、乗りかご9が上昇時にモータ6は必ず力行運転となり、降下時に必ず回生運転となり、乗りかご9の昇降に伴って、力行運転と回生運転が繰り返されるので、ビルの退社時間のように、フルロードダウンとノーロードアップが繰り返されても、回生運転の連続となることがなく、蓄電装置12の容量を小さくできる効果がある。
また、上記実施の形態1のエレベータ装置では釣合い錘10の重さを乗りかご9の自重より重く設定しているが、釣合い錘10の重さを乗りかご9の自重より軽くすることにより巻胴式エレベータ装置と同様の効果が得られる。
【0026】
次に、上記のように構成された実施の形態2によるエレベータ装置の動作を、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、A階に上昇方向の乗場呼びが発生した場合の制御装置14Aの動作を説明する。制御装置14Aは各エレベータ101A〜101Nに設けられている畜電量検出手段13から、各エレベータに備えた蓄電装置12の蓄電量の情報を入手する。次に、制御装置14Aは、各エレベータの現在の位置情報、蓄電量の情報、乗場呼びの発生階の情報から、図4に示す順序で乗場呼びに対して割り振る乗りかご9を決定する。
【0027】
図4において、A階に上昇方向の乗場呼びが発生すると(ステップS10)、制御装置14Aは、A階に停止中の乗りかご9の有無を調べ(ステップS11)、停止中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご9を割り当てる(ステップS17)。次に、A階に停止中の乗りかご9がない場合にはステップS12において、A階下よりA階に上に上昇中の乗りかご9の有無を調べ、上昇中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご9を割り当てる(ステップS17)。
【0028】
上昇中の乗りかご9がない場合には、ステップS13において、A階より上に停止中の乗りかご9の有無を調べ、停止中の乗りかご9がある場合には蓄電装置12の蓄電量が少ないエレベータの乗りかご9を優先して割り当てる(ステップS14、ステップS17)。A階より上に停止中の乗りかご9がない場合には、A階より下に停止中の乗りかご9を割り当てることになるが(ステップS15)、この場合には蓄電装置12の蓄電量が多い乗りかご9を優先して割り当てる(ステップS16、ステップS17))。
【0029】
即ち、上昇方向の乗場呼びの場合における、乗りかご9の割り当て優先順位は、
(1) A階停止中の乗りかご
(2) A階より下の階からA階よりも上(A階も含む)に上昇中の乗りかご
(3) 停止中の乗りかご
(3−1)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の少ない順(下降運転=回生蓄電)
(3−2)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の多い順(上昇運転=力行給電)
(1)(2)(3)のようになる。
【0030】
巻胴式エレベータおよび釣合い錘10の重さを乗りかご9の自重より軽く設定したエレベータでは乗りかご9の下降時は回生運転、乗りかご9の上昇時は力行運転となるため、ステップS14のように蓄電量の少ないエレベータの乗りかご9を下降運転として蓄電装置12に蓄電し、ステップS16のように蓄電量の多いエレベータの乗りかご9を上昇運転に割り振るようにする。
【0031】
同様に、下降方向の乗場呼びの場合における、乗りかご9の割り当て優先順位は、
(1) A階停止中の乗りかご
(2) A階より上の階からA階よりも下(A階も含む)に下降中の乗りかご
(3) 停止中の乗りかご
(3−1)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の少ない順(下降運転=回生蓄電)
(3−2)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の多い順(上昇運転=力行給電)
(1)(2)(3)のようになる。
【0032】
但し、単純にこの優先順位では、乗りかごが建物の下方に集まることも考えられる。従って、一度停止中の乗りかご9から下降運転優先で蓄電量の少ないものが割り当てられると、次に停止中の乗りかご9から割り当てる際には、上昇運転優先で蓄電量の多いものを選択し、さらに次には再び下降運転優先というように、下降、上昇を交互に割り当て、その際の乗りかご9の選択基準を蓄電量とする。あるいは、乗りかご9の台数が多い場合など、蓄電量にかかわらず、一台は最上階に配置するなど、乗りかご9の停止位置が建物の下方に集まるのを防ぐことも可能である。また、高層ビルなどで移動距離が長くなるような場合は、蓄電量の必要度合いを数段階(例えば1〜3)と移動距離の長さの度合いを数段階(例えば1〜3)に分けて、双方の因子を掛け合わせたものを優先順位の指標として乗りかごを割り振り、待ち時間を短くするよう対応する。
【0033】
このように、本実施の形態では、複数台の並設されたエレベータの蓄電量を基準として運転し、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置12は充電され、蓄電量の多いエレベータの蓄電装置12は放電を行うようになるので、エレベータの設置台数にかかわらず省エネルギーが図れるとともに、一つの呼びに対して1台のエレベータを割り当てるので、運行の自由度を狭めることがなくなる。また、蓄電装置12の容量も少なくなりコストダウンを図ることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊された釣合い錘を備えた複数台のエレベータが並設され、各エレベータの乗りかごを昇降する巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置において、上記各エレベータに設けた各蓄電装置の蓄電量を検出する蓄電量検出手段と、乗場呼びに対して停止中の乗りかごを割り当てる場合に、乗客を含めた乗りかご重量が釣合い錘よりも重いときは、乗場呼び階よりも上の階から下降し、かつ上記蓄電量検出手段の検出する蓄電量の小さいエレベータを優先的に割り当て、乗客を含めた乗りかご重量が釣合い錘よりも軽いときは、乗場呼び階よりも下の階から上昇し、かつ上記蓄電量検出手段の検出する蓄電量の小さいエレベータを優先的に割り当てる制御装置とを備えたので、エレベータの設置台数にかかわらず、省エネルギーが図れるとともに、エレベータの運行の自由度を狭めることもなく利便性の高いエレベータ装置が得られるという効果がある。
【0035】
また、この発明によれば、巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるので、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄えられた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0036】
また、この発明によれば、巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より軽く設定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるので、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄えられた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0037】
また、この発明によれば、巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動して乗りかごを昇降する巻上げモータとを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるので、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄えられた電力を有効に活用でき、また、蓄電装置の容量も少なくなり、コストダウンを図ることができるという効果がある。
【0038】
また、この発明によれば、複数台のエレベータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備えたので、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄えられた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0039】
また、この発明によれば、複数台のエレベータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの一端に連結された乗りかごと、上記ロープの他端に連結され上記乗りかごの自重より軽く設定された釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備えたので、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄えられた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0040】
さらに、この発明によれば、複数台のエレベータが並設され、巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動して乗りかごを昇降する巻上げモータと、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備えたので、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄えられた電力を有効に活用でき、また、蓄電装置の容量も少なくなり、コストダウンを図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかわるエレベータ装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるエレベータ装置の動作説明に供するためのフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2にかかわる胴巻式エレベータ装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置の動作説明に供するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 商用電源、3 整流手段、4 平滑コンデンサ、5 インバータ、6 モータ、7,7A 減速機、8 シーブ、8A 巻胴、9 乗りかご、10 釣合い錘、11 充放電装置、12 蓄電装置、13 蓄電量検出手段、14,14A 制御装置、100A,100B,100N,101A,101B,101Nエレベータ。

Claims (7)

  1. 巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊された釣合い錘を備えた複数台のエレベータが並設され、各エレベータの乗りかごを昇降する巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置において、
    上記各エレベータに設けた各蓄電装置の蓄電量を検出する蓄電量検出手段と、
    乗場呼びに対して停止中の乗りかごを割り当てる場合に、乗客を含めた乗りかご重量が釣合い錘よりも重いときは、乗場呼び階よりも上の階から下降し、かつ上記蓄電量検出手段の検出する蓄電量の小さいエレベータを優先的に割り当て、乗客を含めた乗りかご重量が釣合い錘よりも軽いときは、乗場呼び階よりも下の階から上昇し、かつ上記蓄電量検出手段の検出する蓄電量の小さいエレベータを優先的に割り当てる制御装置と
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より軽く設定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊された釣合い錘を備えた複数台のエレベータの代わりに、巻胴式巻上機のモータにより駆動される巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他端に連結された乗りかごを備えた複数台のエレベータが並設され、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  5. 複数台のエレベータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、
    乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、
    上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置の運転方法。
  6. 複数台のエレベータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの一端に連結された乗りかごと、上記ロープの他端に連結され上記乗りかごの自重より軽く設定された釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、
    乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、
    上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置の運転方法。
  7. 複数台のエレベータが並設され、巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動して乗りかごを昇降する巻上げモータと、上記巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法において、
    乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、
    上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置の運転方法。
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