JP2002338147A - エレベータ装置およびその運転方法 - Google Patents

エレベータ装置およびその運転方法

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JP2002338147A JP2001146267A JP2001146267A JP2002338147A JP 2002338147 A JP2002338147 A JP 2002338147A JP 2001146267 A JP2001146267 A JP 2001146267A JP 2001146267 A JP2001146267 A JP 2001146267A JP 2002338147 A JP2002338147 A JP 2002338147A
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弘 木川
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郁朗 菅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運行の自由度を狭めることなく、また、エレ
ベータの台数に拘わらず省エネルギーを図ることができ
るエレベータ装置およびその運転方法を得る。 【解決手段】 複数台のエレベータ100A、100B
・・・100Nが並設され、各エレベータの乗りかごを
昇降する巻上げモータ6が発生する回生エネルギーを蓄
積し、力行時に巻上げモータ6にエネルギーを供給する
蓄電装置12を複数台のエレベータ100A、100B
・・・100N毎に備えたエレベータ装置において、各
エレベータに設けた各蓄電装置12の蓄電量を検出する
蓄電量検出手段13と、乗りかご9に対する乗場呼びが
あった場合に、蓄電量検出手段13の検出する蓄電量の
大きいエレベータに対しては力行運転を優先し、蓄電量
の少ないエレベータに対しては回生運転優先で行う制御
装置14を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ装置
およびその運転方法に係わり、特に、エネルギー消費の
低減に配慮したエレベータ装置およびその運転方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台のエレベータを並設し、乗
場呼びに対してエレベータを選択してサービスする方式
は、群管理方式として広く実用化されている。これら群
管理方式の中で、例えば特開平4−303377号公報
に示されているように、複数台のエレベ−タを並設し、
下降運転時のエネルギーを蓄電して上昇運転時のエネル
ギーに変換し、エレベータ運転時の使用エネルギーと蓄
電エネルギーを推定・監視して、供給するエネルギーが
最小となるようにエレベータを割り当てるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来方式
では、1台のエレベータを降下させる場合に他のエレベ
ータ上昇させて、降下するエレベータのエネルギーを上
昇中のエレベータにエネルギーを供給するものであり、
上昇と下降が同時に伴うので運行の自由度が狭まるとい
う問題がある。さらに、エレベータの台数が多くなけれ
ば運行自体が行き詰まり、省エネルギー効果が得られな
いことがある。
【0004】また、釣合い錘を備えたいわゆるつるべ式
のエレベータに対しては、積載人数や運転方向によって
力行、回生運転が異なり、単純に上昇するエレベータに
対して、他のエレベータを下降させると、両者とも力行
運転、あるいは、両者とも回生運転となる場合があり、
必ずしも省エネルギー効果があるとは言えない。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、複数台のエレベータを並設
し、乗場呼びに対してエレベータを選択してサービスす
るエレベータ装置およびその運転方法において、運行の
自由度を狭めることなく、また、エレベータの台数に拘
わらず省エネルギーを図ることができるエレベータ装置
およびその運転方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ装置は、複数台のエレベータが並設され、各エレベー
タの乗りかごを昇降する巻上げモータが発生する回生エ
ネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネル
ギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に
備えたエレベータ装置において、上記各エレベータに設
けた各蓄電装置の蓄電量を検出する蓄電量検出手段と、
上記乗りかごに対する乗場呼びがあった場合に、上記蓄
電量検出手段の検出する蓄電量の大きいエレベータに対
しては力行運転を優先し、蓄電量の少ないエレベータに
対しては回生運転優先で行う制御装置とを備えたもので
ある。
【0007】また、この発明に係るエレベータ装置は、
巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられた
ロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方
に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣合い
錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場
呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の乗り
かごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの
乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より上の
階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大
きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるもので
ある。
【0008】また、この発明に係るエレベータ装置は、
巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けられた
ロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの他方
に吊され上記乗りかごの自重より軽く設定された釣合い
錘とを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗場
呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗り
かごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの
乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下の
階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大
きいエレベータの乗りかごを優先して割り当てるもので
ある。
【0009】また、この発明に係るエレベータ装置は、
巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロ
ープの他端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機
を駆動して乗りかごを昇降する巻上げモータとを上記各
エレベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対して
この乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当
てる場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優
先して割り当て、上記乗場呼び階より下に停止中の乗り
かごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの
乗りかごを優先して割り当てるものである。
【0010】また、この発明に係るエレベータ装置の運
転方法は、複数台のエレベータが並設され、各エレベー
タの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けら
れたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロープの
他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定された釣
合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネルギー
を蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供
給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエ
レベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対してこ
の乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合
に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割
り当てるステップと、上記乗場呼び階より上の階に停止
中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベータ
の乗りかごを優先して割り当てるステップとを備えたも
のである。
【0011】また、この発明に係るエレベータ装置の運
転方法は、複数台のエレベータが並設され、各エレベー
タの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛けら
れたロープの一端に連結された乗りかごと、上記ロープ
の他端に連結され上記乗りかごの自重より軽く設定され
た釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネル
ギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギー
を供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備え
たエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対し
てこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある
場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先し
て割り当てるステップと、上記乗場呼び階より下の階に
停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベ
ータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備え
たものである。
【0012】さらに、この発明に係るエレベータ装置の
運転方法は、複数台のエレベータが並設され、巻胴式巻
上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他
端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動し
て乗りかごを昇降する巻上げモータと、上記巻上げモー
タが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻
上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数
台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法に
おいて、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に
停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベ
ータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記
乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場合
に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割
り当てるステップとを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態
を、図を参照して説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1にかか
わるつるべ式エレベータ装置を示す構成図である。図1
において、1は商用電源、2は電源主回路、3は整流手
段、4は平滑コンデンサ、5はインバータ、6はモー
タ、7は減速機、8はシーブ、9は乗りかご、10は釣
合い錘、11はモータ6が回生運転の場合に蓄電装置1
2に充電し、モータ6が力行運転の場合にモータ6に電
力を放電する充放電装置である。蓄電装置12は電気二
重層コンデンサ、あるいは、Ni−MH(ニッケル水
素)電池などの二次電池を用いる。13は蓄電量検出手
段、14は複数台の並設されたエレベータ100A〜1
00Nの運行を制御する制御装置である。
【0014】次に、上記のように構成された実施の形態
1のエレベータ装置の動作について、図2のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、電源主回路2は商用電
源1の電圧を整流手段3により直流電圧に整流し、平滑
コンデンサ4により平滑された直流電圧をインバータ5
により可変周波数可変電圧の駆動電圧を発生してモータ
6を駆動する。モータ6は回転数を減速機7により減速
され、シーブ8を所要速度で駆動してシーブ8に巻き掛
けられたロープの両側に吊り下げられた乗りかご9と釣
合い錘10を昇降する。
【0015】このエレベータ装置では、釣合い錘10は
乗りかご9の自重より重く設定されているために、乗り
かご9がノーロード状態で上昇する場合には、モータ6
は必ず電力を回生する回生運転となり、インバータ5の
ダイオード等を通して平滑コンデンサ4の電圧を上昇さ
せ、平滑コンデンサ4の端子電圧が所定値以上となる
と、充放電装置11を介して蓄電装置12に蓄電され
る。また、乗りかご9がノーロード状態で降下する場合
には、モータ6は必ず電力の供給を受ける力行運転とな
り、充放電装置11を介してモータ6に給電される。乗
りかご9に乗客が乗り込み釣合い錘10より乗りかご9
全体の重量が重くなると、上述の回生運転と力行運転の
条件が逆となる。
【0016】次に、上昇方向の乗場呼びが発生した場合
の制御装置14の動作を説明する。A階において乗場呼
びが発生した場合の例について説明する。制御装置14
は各エレベータ100A〜100Nに設けられている充
電量検出手段13から、各エレベータに備えた蓄電装置
12の蓄電量の情報を入手する。次に、制御装置14
は、各エレベータの現在の位置情報、蓄電量の情報、乗
場呼びの発生階の情報から、図2に示す順序で乗場呼び
に対して割り振る乗りかご9を決定する。
【0017】図2において、A階に上昇方向の乗場呼び
が発生すると(ステップS1)、制御装置14は、A階
に停止中の乗りかご9の有無を調べ(ステップS2)、
停止中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご9を割
り当てる(ステップS8)。次に、A階に停止中の乗り
かご9がない場合にはステップS3において、A階の下
の階よりA階よりも上に上昇中の乗りかご9の有無を調
べ、上昇中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご9
を割り当てる(ステップS8)。
【0018】上昇中の乗りかご9がない場合にはステッ
プS4において、A階より下に停止中の乗りかご9の有
無を調べ、停止中の乗りかご9がある場合には蓄電装置
12の蓄電量が少ないエレベータの乗りかご9を優先し
て割り当てる(ステップS5、ステップS8)。A階よ
り下に停止中の乗りかご9がない場合には、A階より上
に停止中の乗りかご9を割り当てることになるが(ステ
ップS6)、この場合には蓄電装置12の蓄電量が多い
乗りかご9を優先して割り当てる(ステップS7、ステ
ップS8)。
【0019】即ち、上昇方向の乗場呼びの場合におけ
る、乗りかご9の割り当て優先順位は、 (1) A階停止中の乗りかご (2) A階より下の階からA階よりも上(A階も含
む)に上昇中の乗りかご (3) 停止中の乗りかご (3−1)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の少な
い順(上昇運転=回生蓄電) (3−2)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の多い
順(下降運転=力行給電) (1)(2)(3)のようになる。
【0020】停止中の乗りかご9は基本的にノーロード
と考えられる。従って、重量を積載容量の半分と乗りか
ご自重の和と等しく設定された一般的な釣合い錘10を
備えたエレベータでは、乗りかご9の上昇時は回生運
転、乗りかご9の下降時は力行運転となるため、ステッ
プS5のように蓄電量の少ないエレベータの乗りかご9
を上昇運転として蓄電装置12に蓄電し、ステップS7
のように蓄電量の多いエレベータの乗りかご9を下降運
転に割り振るようにする。
【0021】同様に、下降方向の乗場呼びの場合におけ
る、乗りかご9の割り当て優先順位は、 (1) A階停止中の乗りかご (2) A階より上の階からA階よりも下(A階も含
む)に下降中の乗りかご(3) 停止中の乗りかご (3−1)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の少な
い順(上昇運転=回生蓄電) (3−2)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の多い
順(下降運転=力行給電) (1)(2)(3)のようになる。
【0022】但し、単純にこの優先順位では、乗りかご
が建物の上方に集まることも考えられる。従って、一度
停止中の乗りかご9から上昇運転優先で蓄電量の少ない
ものが割り当てられると、次に停止中の乗りかご9から
割り当てる際には、下降運転優先で蓄電量の多いものを
選択し、さらに次には再び上昇運転優先というように、
上昇、下降を交互に割り当て、その際の乗りかご9の選
択基準を蓄電量とする。あるいは、乗りかご9の台数が
多い場合など、蓄電量にかかわらず、一台は最下階に配
置するなど、乗りかご9の停止位置が建物の上方に集ま
るのを防ぐことも可能である。また、高層ビルなどで移
動距離が長くなるような場合は、蓄電量の必要度合いを
数段階(例えば1〜3)と移動距離の長さの度合いを数
段階(例えば1〜3)とに分けて、双方の因子を掛け合
わせたものを優先順位の指標として乗りかごを割り振
り、待ち時間を短くするよう対応する。
【0023】このように、本実施の形態では、複数台の
並設されたエレベータの蓄電量を基準として運転し、蓄
電量の少ないエレベータの蓄電装置12は充電され、蓄
電量の多いエレベータの蓄電装置12は放電を行うよう
になるので、エレベータの設置台数にかかわらず省エネ
ルギーが図れるとともに、一つの呼びに対して1台のエ
レベータを割り当てるので、運行の自由度を狭めること
がなくなる。
【0024】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2にかかわる巻胴式エレベータ装置を示す構成図で
ある。図中、図1と同一符号は同一または相当部分を示
すので、その説明を省略する。図3において、7Aは巻
胴式巻上機としての減速機、8Aは巻胴、14Aは複数
台の並設されたエレベータ101A〜101Nの運行を
制御する制御装置である。巻胴式エレベータ装置では、
巻胴8Aにロープの一端が連結され、ロープの他端に乗
りかご9が連結されており、釣合い錘が無い点が上記実
施の形態1と相違し、モータ6の回転数は減速機7Aに
より減速され、巻胴8Aを回転することによりロープが
巻き取られて乗りかご9が上昇し、ロープが巻き解かれ
ることにより乗りかご9は下降する。
【0025】この実施の形態2による巻胴方式のエレベ
ータ装置は、釣合い錘を備えていないため、乗りかご9
が上昇時にモータ6は必ず力行運転となり、降下時に必
ず回生運転となり、乗りかご9の昇降に伴って、力行運
転と回生運転が繰り返されるので、ビルの退社時間のよ
うに、フルロードダウンとノーロードアップが繰り返さ
れても、回生運転の連続となることがなく、蓄電装置1
2の容量を小さくできる効果がある。また、上記実施の
形態1のエレベータ装置では釣合い錘10の重さを乗り
かご9の自重より重く設定しているが、釣合い錘10の
重さを乗りかご9の自重より軽くすることにより巻胴式
エレベータ装置と同様の効果が得られる。
【0026】次に、上記のように構成された実施の形態
2によるエレベータ装置の動作を、図4のフローチャー
トを参照して説明する。まず、A階に上昇方向の乗場呼
びが発生した場合の制御装置14Aの動作を説明する。
制御装置14Aは各エレベータ101A〜101Nに設
けられている畜電量検出手段13から、各エレベータに
備えた蓄電装置12の蓄電量の情報を入手する。次に、
制御装置14Aは、各エレベータの現在の位置情報、蓄
電量の情報、乗場呼びの発生階の情報から、図4に示す
順序で乗場呼びに対して割り振る乗りかご9を決定す
る。
【0027】図4において、A階に上昇方向の乗場呼び
が発生すると(ステップS10)、制御装置14Aは、
A階に停止中の乗りかご9の有無を調べ(ステップS1
1)、停止中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご
9を割り当てる(ステップS17)。次に、A階に停止
中の乗りかご9がない場合にはステップS12におい
て、A階下よりA階に上に上昇中の乗りかご9の有無を
調べ、上昇中の乗りかご9がある場合にはその乗りかご
9を割り当てる(ステップS17)。
【0028】上昇中の乗りかご9がない場合には、ステ
ップS13において、A階より上に停止中の乗りかご9
の有無を調べ、停止中の乗りかご9がある場合には蓄電
装置12の蓄電量が少ないエレベータの乗りかご9を優
先して割り当てる(ステップS14、ステップS1
7)。A階より上に停止中の乗りかご9がない場合に
は、A階より下に停止中の乗りかご9を割り当てること
になるが(ステップS15)、この場合には蓄電装置1
2の蓄電量が多い乗りかご9を優先して割り当てる(ス
テップS16、ステップS17))。
【0029】即ち、上昇方向の乗場呼びの場合におけ
る、乗りかご9の割り当て優先順位は、 (1) A階停止中の乗りかご (2) A階より下の階からA階よりも上(A階も含
む)に上昇中の乗りかご(3) 停止中の乗りかご (3−1)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の少な
い順(下降運転=回生蓄電) (3−2)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の多い
順(上昇運転=力行給電) (1)(2)(3)のようになる。
【0030】巻胴式エレベータおよび釣合い錘10の重
さを乗りかご9の自重より軽く設定したエレベータでは
乗りかご9の下降時は回生運転、乗りかご9の上昇時は
力行運転となるため、ステップS14のように蓄電量の
少ないエレベータの乗りかご9を下降運転として蓄電装
置12に蓄電し、ステップS16のように蓄電量の多い
エレベータの乗りかご9を上昇運転に割り振るようにす
る。
【0031】同様に、下降方向の乗場呼びの場合におけ
る、乗りかご9の割り当て優先順位は、 (1) A階停止中の乗りかご (2) A階より上の階からA階よりも下(A階も含
む)に下降中の乗りかご(3) 停止中の乗りかご (3−1)A階よりも上の階に停止中で、蓄電量の少な
い順(下降運転=回生蓄電) (3−2)A階よりも下の階に停止中で、蓄電量の多い
順(上昇運転=力行給電) (1)(2)(3)のようになる。
【0032】但し、単純にこの優先順位では、乗りかご
が建物の下方に集まることも考えられる。従って、一度
停止中の乗りかご9から下降運転優先で蓄電量の少ない
ものが割り当てられると、次に停止中の乗りかご9から
割り当てる際には、上昇運転優先で蓄電量の多いものを
選択し、さらに次には再び下降運転優先というように、
下降、上昇を交互に割り当て、その際の乗りかご9の選
択基準を蓄電量とする。あるいは、乗りかご9の台数が
多い場合など、蓄電量にかかわらず、一台は最上階に配
置するなど、乗りかご9の停止位置が建物の下方に集ま
るのを防ぐことも可能である。また、高層ビルなどで移
動距離が長くなるような場合は、蓄電量の必要度合いを
数段階(例えば1〜3)と移動距離の長さの度合いを数
段階(例えば1〜3)に分けて、双方の因子を掛け合わ
せたものを優先順位の指標として乗りかごを割り振り、
待ち時間を短くするよう対応する。
【0033】このように、本実施の形態では、複数台の
並設されたエレベータの蓄電量を基準として運転し、蓄
電量の少ないエレベータの蓄電装置12は充電され、蓄
電量の多いエレベータの蓄電装置12は放電を行うよう
になるので、エレベータの設置台数にかかわらず省エネ
ルギーが図れるとともに、一つの呼びに対して1台のエ
レベータを割り当てるので、運行の自由度を狭めること
がなくなる。また、蓄電装置12の容量も少なくなりコ
ストダウンを図ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
台のエレベータが並設され、各エレベータの乗りかごを
昇降する巻上げモータが発生する回生エネルギーを蓄積
し、力行時に上記巻上げモータにエネルギーを供給する
蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備えたエレベー
タ装置において、上記各エレベータに設けた各蓄電装置
の蓄電量を検出する蓄電量検出手段と、上記乗りかごに
対する乗場呼びがあった場合に、上記蓄電量検出手段の
検出する蓄電量の大きいエレベータに対しては力行運転
を優先し、蓄電量の少ないエレベータに対しては回生運
転優先で行う制御装置とを備えたので、エレベータの設
置台数にかかわらず、省エネルギーが図れるとともに、
エレベータの運行の自由度を狭めることもなく利便性の
高いエレベータ装置が得られるという効果がある。
【0035】また、この発明によれば、巻上げモータに
より駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に
吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗
りかごの自重より重く設定された釣合い錘とを上記各エ
レベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこ
の乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当て
る場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先
して割り当て、上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗
りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータ
の乗りかごを優先して割り当てるので、蓄電量の少ない
エレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多
いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に
蓄えられた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0036】また、この発明によれば、巻上げモータに
より駆動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に
吊された乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗
りかごの自重より軽く設定された釣合い錘とを上記各エ
レベータに備え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこ
の乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当て
る場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先
して割り当て、上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗
りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大きいエレベータ
の乗りかごを優先して割り当てるので、蓄電量の少ない
エレベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多
いエレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に
蓄えられた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0037】また、この発明によれば、巻胴式巻上機の
巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの他端に連
結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動して乗り
かごを昇降する巻上げモータとを上記各エレベータに備
え、上記制御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階
より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄
電量が少ないエレベータの乗りかごを優先して割り当
て、上記乗場呼び階より下に停止中の乗りかごを割り当
てる場合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優
先して割り当てるので、蓄電量の少ないエレベータの蓄
電装置が優先的に充電され、充電量の多いエレベータの
蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄えられた電力
を有効に活用でき、また、蓄電装置の容量も少なくな
り、コストダウンを図ることができるという効果があ
る。
【0038】また、この発明によれば、複数台のエレベ
ータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆
動されるシーブに巻き掛けられたロープの片側に吊され
た乗りかごと、上記ロープの他方に吊され上記乗りかご
の自重より重く設定された釣合い錘と、上記巻上げモー
タが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻
上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複数
台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法に
おいて、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に
停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベ
ータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、上記
乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場合
に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割
り当てるステップとを備えたので、蓄電量の少ないエレ
ベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多いエ
レベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄え
られた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0039】また、この発明によれば、複数台のエレベ
ータが並設され、各エレベータの巻上げモータにより駆
動されるシーブに巻き掛けられたロープの一端に連結さ
れた乗りかごと、上記ロープの他端に連結され上記乗り
かごの自重より軽く設定された釣合い錘と、上記巻上げ
モータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上
記巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記
複数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方
法において、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の
階に停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエ
レベータの乗りかごを優先して割り当てるステップと、
上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場
合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して
割り当てるステップとを備えたので、蓄電量の少ないエ
レベータの蓄電装置が優先的に充電され、充電量の多い
エレベータの蓄電装置は放電されるため、蓄電装置に蓄
えられた電力を有効に活用できるという効果がある。
【0040】さらに、この発明によれば、複数台のエレ
ベータが並設され、巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端
が連結され、上記ロープの他端に連結された乗りかご
と、上記巻胴式巻上機を駆動して乗りかごを昇降する巻
上げモータと、上記巻上げモータが発生する回生エネル
ギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギー
を供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備え
たエレベータ装置の運転方法において、乗場呼びに対し
てこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある
場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗りかごを優先し
て割り当てるステップと、上記乗場呼び階より下の階に
停止中の乗りかごがある場合に、蓄電量が大きいエレベ
ータの乗りかごを優先して割り当てるステップとを備え
たので、蓄電量の少ないエレベータの蓄電装置が優先的
に充電され、充電量の多いエレベータの蓄電装置は放電
されるため、蓄電装置に蓄えられた電力を有効に活用で
き、また、蓄電装置の容量も少なくなり、コストダウン
を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかわるエレベー
タ装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるエレベータ装
置の動作説明に供するためのフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2にかかわる胴巻式エ
レベータ装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるエレベータ装
置の動作説明に供するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 商用電源、3 整流手段、4 平滑コンデンサ、5
インバータ、6 モータ、7,7A 減速機、8 シ
ーブ、8A 巻胴、9 乗りかご、10 釣合い錘、1
1 充放電装置、12 蓄電装置、13 蓄電量検出手
段、14,14A 制御装置、100A,100B,1
00N,101A,101B,101Nエレベータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯村 敬 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3F002 BA01 DA01 FA01 FA03 GA03 GA06 GA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のエレベータが並設され、各エレ
    ベータの乗りかごを昇降する巻上げモータが発生する回
    生エネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエ
    ネルギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ
    毎に備えたエレベータ装置において、 上記各エレベータに設けた各蓄電装置の蓄電量を検出す
    る蓄電量検出手段と、 上記乗りかごに対する乗場呼びがあった場合に、上記蓄
    電量検出手段の検出する蓄電量の大きいエレベータに対
    しては力行運転を優先し、蓄電量の少ないエレベータに
    対しては回生運転優先で行う制御装置とを備えたことを
    特徴とするエレベータ装置。
  2. 【請求項2】 巻上げモータにより駆動されるシーブに
    巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上
    記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設
    定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制
    御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階
    に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少な
    いエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場
    呼び階より上の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合
    に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割
    り当てることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ
    装置。
  3. 【請求項3】 巻上げモータにより駆動されるシーブに
    巻き掛けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上
    記ロープの他方に吊され上記乗りかごの自重より軽く設
    定された釣合い錘とを上記各エレベータに備え、上記制
    御装置は、乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階
    に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少な
    いエレベータの乗りかごを優先して割り当て、上記乗場
    呼び階より下の階に停止中の乗りかごを割り当てる場合
    に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して割
    り当てることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ
    装置。
  4. 【請求項4】 巻胴式巻上機の巻胴にロープの一端が連
    結され、上記ロープの他端に連結された乗りかごと、上
    記巻胴式巻上機を駆動して乗りかごを昇降する巻上げモ
    ータとを上記各エレベータに備え、上記制御装置は、乗
    場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の乗
    りかごを割り当てる場合に、蓄電量が少ないエレベータ
    の乗りかごを優先して割り当て、上記乗場呼び階より下
    に停止中の乗りかごを割り当てる場合に、蓄電量が大き
    いエレベータの乗りかごを優先して割り当てることを特
    徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  5. 【請求項5】 複数台のエレベータが並設され、各エレ
    ベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛
    けられたロープの片側に吊された乗りかごと、上記ロー
    プの他方に吊され上記乗りかごの自重より重く設定され
    た釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エネル
    ギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネルギー
    を供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に備え
    たエレベータ装置の運転方法において、 乗場呼びに対してこの乗場呼び階より下の階に停止中の
    乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗
    りかごを優先して割り当てるステップと、 上記乗場呼び階より上の階に停止中の乗りかごがある場
    合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して
    割り当てるステップとを備えたことを特徴とするエレベ
    ータ装置の運転方法。
  6. 【請求項6】 複数台のエレベータが並設され、各エレ
    ベータの巻上げモータにより駆動されるシーブに巻き掛
    けられたロープの一端に連結された乗りかごと、上記ロ
    ープの他端に連結され上記乗りかごの自重より軽く設定
    された釣合い錘と、上記巻上げモータが発生する回生エ
    ネルギーを蓄積し、力行時に上記巻上げモータにエネル
    ギーを供給する蓄電装置を上記複数台のエレベータ毎に
    備えたエレベータ装置の運転方法において、 乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の
    乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗
    りかごを優先して割り当てるステップと、 上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場
    合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して
    割り当てるステップとを備えたことを特徴とするエレベ
    ータ装置の運転方法。
  7. 【請求項7】 複数台のエレベータが並設され、巻胴式
    巻上機の巻胴にロープの一端が連結され、上記ロープの
    他端に連結された乗りかごと、上記巻胴式巻上機を駆動
    して乗りかごを昇降する巻上げモータと、上記巻上げモ
    ータが発生する回生エネルギーを蓄積し、力行時に上記
    巻上げモータにエネルギーを供給する蓄電装置を上記複
    数台のエレベータ毎に備えたエレベータ装置の運転方法
    において、 乗場呼びに対してこの乗場呼び階より上の階に停止中の
    乗りかごがある場合に、蓄電量が少ないエレベータの乗
    りかごを優先して割り当てるステップと、 上記乗場呼び階より下の階に停止中の乗りかごがある場
    合に、蓄電量が大きいエレベータの乗りかごを優先して
    割り当てるステップとを備えたことを特徴とするエレベ
    ータ装置の運転方法。
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