JP4706471B2 - 振動板及び電気音響変換器 - Google Patents
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Description
このコーン形状は、振動方向となる中心軸に対して傾斜する傾斜部が、概ねその中心軸回りに回転対称な円錐(直円錐)の頂部を切り落とした内周及び外周を有する円錐台の表面形状とされるのが一般的である。
ところで、この略円錐台形状の振動板は、振動板の全周にわたって半径方向に定在波が発生し周波数−音圧特性上にピークやディップが生じやすいことが知られている。
この偏心形状の振動板は、内周の中心軸を通る径線における内周端から外周端までの距離が周方向の位置により異なるものである。
従って、振動板上で発生する定在波の波長が周方向の位置により異なり、周波数−音圧特性上のピークやディップがならされて滑らかになる。
そこで、この不具合を解消する構造が特許文献1に記載されている。この構造は、上述した偏心形状の振動板を、中心軸に対して外形が同心に形成された磁気回路部品あるいはフレームに取り付けるための構造である。
この電気音響変換器は、球体スピーカや呼吸球スピーカ等と称される場合があり、その例として特許文献2や特許文献3に開示されたものがある。
これらの文献には、この電気音響変換器の振動板の例として、概ね平面に形成された所定形状の一振動板を複数個組み合わせて略球面状の振動板にしたものが記載されている。
しかしながら、上述した構成において、エッジや振動板取り付け部材は振動板ではなく、音声を放出する振動に奇与しないので、フレームの外形の大きさに対して振動板の投影面積が小さくなり、フレームサイズの割には低音領域において高い音圧が得難く、入力信号を高効率で電気音響変換することが難しいという問題があった。
また、振動板の外形と磁気回路の中心とが一致していないので、音声の放出軸がスピーカの取り付け面に対して直交せず、音声放出の基準となる方向を明確にし難く、また、指向特性を周方向で均一にすることが難しいという問題があった。
〔1〕 外形部が一の径よりなる円に内接する正n角形形状(n:4以上の整数)であり、
前記正n角形の中心と各頂点とを結ぶ線分により前記正n角形をn分割して得られるn個の3角形の内部に1つずつ設けられ、前記各頂点及び前記中心に結ばれる線分が稜線となるn個の頂部を有し、
該n個の頂部は、前記正n角形の中心軸に対して偏心した偏心軸回りに回転対称な図形の外周線上にあることを特徴とする振動板である。
〔2〕前記n個の頂部と前記正n角形の中心とが、前記各頂点を含む平面に対して一面側に突出した位置にあることを特徴とする〔1〕に記載の振動板である。
〔3〕前記正n角形の中心及び各頂点と前記n個の頂部とが、同一球面上にあることを特徴とする〔2〕記載の振動板である。
〔4〕〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の振動板と、
前記振動板の前記外形部に接続された可撓性を有する接続部材と、
前記振動板を、前記接続部材を介して振動自在に支持するフレームと、
前記振動板に連結されたボイスコイルボビンを有し前記振動板を振動させる駆動部と、
を備えたことを特徴とする電気音響変換器である。
図1は、本発明に係る第1実施例の振動板を示す概略斜視図である。
図2は、本発明に係る第1実施例の振動板を示す平面図及び断面図である。
図3は、本発明に係る第1実施例の電気音響変換器を示す断面図である。
図4は、本発明に係る第1実施例の電気音響変換器の他の例を示す断面図である。
図5は、従来の振動板における定在波分布を説明するための模式図である。
図6は、本発明に係る第1実施例の振動板における定在波分布を説明するための模式図である。
図7は、振動板の偏心量に応じた周波数−音圧特性を示すグラフである。
図8は、本発明に係る第1実施例の振動板形状を説明するための模式的断面図である。
図9は、本発明に係る第1実施例の振動板の他の形状を説明するための模式的断面図である。
図10は、本発明に係る第1実施例の振動板の変形例を示す平面図及び断面図である。
図11は、従来の振動板と本発明における第2実施例の振動板とを比較説明するための正面図である。
図12は、本発明に係る第2実施例の電気音響変換器を説明するための模式的断面図である。
図13は、本発明の適用例の振動板を説明するための展開図である。
図14は、本発明の適用例の電気音響変換器を示す外観図である。
図15は、本発明の適用例の電気音響変換器の構造を説明するための斜視図である。
図16は、本発明の適用例の電気音響変換器の構造を説明するための部分断面図である。
図17は、本発明に係る各実施例の電気音響変換器の構造を説明するための他の斜視図である。
図18は、本発明の適用例の振動板の変形例を説明するための正面図と斜視図である。
図19は、本発明の適用例の電気音響変換器を説明するための正面図である。
また、以下の説明において回転対称とは、少なくとも2回以上の回転対称性のことを意味する。
第1実施例の振動板の形状を図1及び図2を用いて説明する。図1は、振動板10の曲面形状が理解し易いように、曲率を模式的に示す径方向の実線16を複数本記載してある。
図1は、振動板10の外観を示す斜視図であり、図2(a)は、この振動板10を示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)におけるS1−S1断面図である。
この振動板の材質は特に限定されるものではなく、紙や、PP(ポリプロピレン)などの樹脂製,アルミニウムなどの金属製,セラミックス製あるいは木製の各シートなどを用いることができる。
従って、内径部13は、直径D1なる円形の稜線を成している。
傾斜部12は、この内径部13と外径部14とを繋ぐ面として形成されている。
また、内径部13と外径部14との間には、直径D3なる中間径部15(二点鎖線で指示)が形成されている。この中間径部15は、傾斜部12の面の曲率が顕著に変化する部位(変曲部)である。
また、この中間径部15は、内径部13及び外径部14の中心軸Oに対して距離α(偏心量α)だけ偏心した中心軸O2を有している。
従って、中間径部15は、これを境界として、その偏心した中心軸O2側の面(傾斜部内側面12a)とその反対側の面(傾斜部外側面12b)とで曲率が不連続となる部位であり、偏心した中心軸O2回りに周回する線として示される。
この電気音響変換器50はスピーカユニットとも称され、例えば、図3に示すように、振動板10と、この振動板10の外径部14側に接続される可撓性を有するエッジ30と、エッジ30が固着されたハウジング31と、このハウジング31に固定され振動板10を駆動するための磁気回路34とを含んで構成されている。
また、ヨーク23の環状壁部23bとポールピース25との間隙には、ボイスコイルボビン21及びその一端部側の外周面に巻回されたボイスコイル22が挿入されている。このボイスコイル22には外部からリード線22aを通じて入電され、このリード線22aは、ハウジング31に設けられた孔31aから外部へ引き出されている。
また、ボイスコイルボビン21は、その外周面が弾性を有するダンパー33によりハウジング31と接続され、このハウジング31によりダンパー33を介して振動板10の中心軸Oと平行な方向(振動方向)に振動自在に支持されている。
磁気回路34とボイスコイルボビン21とボイスコイル22とを含んで駆動部32が構成されている。
このボイスコイルボビン21の他端部側の外周面にはボイスコイル22が巻回されている。
また、カップ状のヨーク23は、その内壁面23aがボイスコイル22と所定の磁気空隙を有して対向するように配置されている。
ボイスコイルボビン21は、ダンパー33を介してハウジング31により振動方向に移動可能なように支持されている。
この図4の電気音響変換器50Aは、図3の電気音響変換器50に対して振動板10の突出する向きを逆向きにし、ボイスコイルボビン21の一端部側を振動板10の内径部13の突出した側の面に固着したものである。これ以外は電気音響変換器50と同じである。
従って、ボイスコイルボビン21は、中心軸O方向の長さが、電気音響変換器50に用いるものより短いものを用いることができる。
また、内径部13が内側に陥没した電気音響変換器50Aは、外側に振動板10が突出しないことから、低音域用の大口径の電気音響変換器(いわゆるウーハ)に好適である。
この図5及び図6は、振動の解析条件として、実際の磁気回路34の磁界強度の下でボイスコイル22の実効コイル長と巻き数とから得られる力を正弦振動としてボイスコイル22に加え、振動を12kHzとしたときの各振動板の中心軸O方向のA−A断面における定在波の分布を示している。
詳しくは、下側の変位量の図において、破線が振動板の断面形状であり、実線が定在波分布を示している。尚、この変位量は誇張して描いてある。
各図の比較から、実施例の振動板10を用いた場合、定在波は明らかに中心軸Oに対して非対称になっていることがわかる。また、中心軸Oに対して顕著に発生する山の数も異なっている。
また、その他のピーク,ディップも、偏心させることによりなだらかになり、偏心量αが大きくなるほどよりなだらかに平坦化することがわかる。
具体的には、図8(a),(c)は、傾斜部内側面12aが、この断面形状において内側に凹むような曲率を有する傾斜曲面とされた例である。
また、図8(b)は、傾斜部内側面12aが、内径部13側をこの断面形状において内側に凹むような曲率を有する傾斜曲面とされる一方、外径部14側を断面形状において曲率を有していない傾斜平面とされた例である。
具体的には、図8(a)に示すように非傾斜平面でもよく、図8(b)に示すように連接する傾斜部内側面12aから連続する傾斜平面とされていてもよい。
また、図8(c)に示すように、傾斜部内側面12aと逆方向に傾斜する傾斜曲面、あるいは波線で示すような傾斜平面12b1であってもよい。
また、傾斜部外側面12bは、図9(a)に示すような非傾斜平面でもよく、図9(b)に示すように傾斜部内側面12aと同方向に傾斜した傾斜平面でもよく、図9(c)に示すように傾斜部内側面12aとは逆方向に傾斜した傾斜平面でもよい。
図8及び図9に示したように、この実施例の振動板10は、中心軸Oに対して直交するS−S断面における断面形状が、中心軸Oに対してα2だけ偏心した中心軸O5を有しその偏心した中心軸O5回りの回転対称形状となるものである。
また、この中間径部15は、目視的には一方向から投光された光の反射具合が異なる境界線として視認される部位である。
この中間径部15は真円に限るものではなく、中心軸Oに対して偏心した中心軸O2を有しその偏心した中心軸O2回りの回転対称図形であればよい。
また、内径部13も真円に限るものではなく例えば楕円のような回転対称図形でもよい。
また、中心部11の大きさ、換言するならば、内径部13の径方向の大きさは任意に設定してよい。
従って、例えば内径部13を真円とした場合は、その直径D1の大きさは任意である。
また、傾斜部外側面12bを、図10に示すように、内径部13の突出方向とは逆側に曲率中心O4を有する曲面としてもよい。
図10は、その一例として、傾斜部外側面12bを、半径R1を有する球面CFに沿うような曲面で形成した振動板10Rの断面形状を示している。
この振動板10Rは、傾斜部外側面12b以外は図2の振動板10と同様の形状を有する。
また、繰り返しになるが、外径部14と内径部13とを同軸の中心軸Oを有するように形成すると共に、外径部14及び内径部13の中心軸Oから所定距離αだけ偏心した中心軸O2を有する中間径部15を設けた場合には、中心軸Oに対する対称的な定在波の発生が抑制され、周波数−音圧特性におけるピークやディップをならしてこれを平坦化することができる。
また、傾斜部12において、中心軸Oに対して直交するいずれかのS−S断面における断面形状が、中心軸Oに対して偏心した中心軸O5を有しその偏心した中心軸O5回りの回転対称形状となる場合にも、同様に、中心軸に対する対称的な定在波の発生が抑制され、周波数−音圧特性におけるピークやディップをならしてこれを平坦化することができる。
次に、本発明の第2実施例の振動板100について図11を用いて説明する。
図11は、この振動板100の形状の把握を容易にするため、この実施例の基本形状である振動板100aを図11(a)として示し、振動板100を図11(b)として示した模式的平面図である。また、図11(a),(b)には、理解容易のため各線分の交わる点に黒丸を付してある。
振動板100の外形形状は、正n角形(n:4以上の整数)であればよく、ここでは図11(b)に示すようにn=5とした正5角形の例について説明する。
この振動板100aは、外形が頂点T1〜T5を有する正5角形である。各頂点は外接円C1上に位置する。
その正5角形の中心G0(以下、主中心G0とも称する)と各頂点T1〜T5とを結ぶ線分T1G〜T5Gと、隣接する頂点間を結ぶ線分である辺T1T2〜T5T1とで囲まれる5つの三角形TR1〜TR5、及び、これらの三角形TR1〜TR5それぞれの重心G1〜G5を設定する。(この振動板100aの例においては、各重心G1〜G5は三角形TR1〜TR5の各中心と一致する)
具体的には、各頂点T1〜T5と主中心G0とを結ぶ線分T1G〜T5Gをそれが谷線となる谷折りとし、各頂点T1〜T5と各重心G1〜G5と結ぶ10本の線分を稜線(山線)となる山折りとする。また、5つの頂部TP1〜TP5は主中心G0を中心とする円C2上に位置する。
この図11(b)においては、偏心方向を頂点T1に近づく方向(矢印方向)にした例を示している。
従って、主中心G0(頂部TP0)は基準平面P0に対して最も突出していてもよく、頂部TP1〜TP5のいずれかより少なく(低く)突出していてもよい。もちろん、突出量がそれぞれ同じであってもよい。
このように、すべての頂部TP0〜TP5が基準平面P0に対して一面側に突出した位置にあるのが好ましいが、頂部TP1〜TP5のみが一面側に突出した位置にあるものでもよい。
また、このような頂部TP1〜TP5と前記各頂点T1〜T5及び前記主中心G0とを結ぶ線分は、山折りの線である稜線となっている。
同様に、主中心G0が各頂部TP1〜TP5より高い場合には、主中心G0から各頂部TP1〜TP5に向かう稜線は下りとなるが、各頂点T1〜T5から各頂部TP1〜TP5に向かう稜線は登りとなるので、便宜的に頂部TP1〜TP5と称している。
すなわち、この振動板は、外形形状が正n角形(n:4以上の整数)であり、その正n角形を、その中心(重心)G0と各頂点T1〜Tnとを繋ぐ線分によりn分割して得られるn個の3角形TR1〜TRnにおける各範囲内の任意の点TP1〜TPnの位置を、それらの点TP1〜TPnを繋いだ線C2が描く図形の中心O3が、正n角形の中心G0から距離αだけ偏心するように設定すると共に、中心G0及び点TP1〜TPnが、各頂点T1〜Tnを含むことで設定される基準平面P0に対して一面側に突出する頂部として位置する形状を有する振動板である。
また、各頂点T1〜Tnを含む基準平面P0に対して、主中心G0と頂部TP1〜TPnとが一面側に突出していればよく、その基準平面P0に対する各突出量は任意である。
このように、すべての頂部TP0〜TPnが基準平面P0に対して一面側に突出した位置にあるのが好ましいが、頂部TP1〜TPnのみが一面側に突出した位置にあるものでもよい。
また、このような頂部TP1〜TPnと前記各頂点T1〜Tn及び前記主中心G0とを結ぶ線分は、山折りの線である稜線となっている。
振動板100は、各頂部TP1〜TPnの基準平面P0に対する突出量が異なる場合において、各頂部TP1〜TPnがすべて同一平面に含まれるものでなくてもよい。この場合、各頂部TP1〜TPnが同一平面に含まれその平面が基準平面P0と非平行であってもよい。
また、ボイスコイルボビン21を、振動板100の各頂部TP1〜TPnが突出する側と反対側の面に固着するとより広い指向性が得られる。
振動板100とボイスコイルボビン21とをこのように接続した例を、図12に模式的に示す。この図12において、音は、図の矢印のように、広い指向特性を有するように放出される。
この図12は、図11(b)に示す振動板100のB−B断面に対応しており、振動板100における線分T1Gと回転対称図形としての円C2との交点をBC1とし、辺T3T4の中点をBC2としている。
接合部21bの先端は、振動板100の各頂部TP1〜TP5を繋ぐ円C2(図11(b)参照)に対応した位置に接着固定されている。
また、ボイスコイルボビン21は、その管軸Obと、振動板100の頂部TP0を通り基準平面P0に直交する軸(すなわち、振動板100の外形形状の中心軸O)とが一致するように固定される。
このボイスコイルボビン21の管軸Obは、駆動部32の中心軸と一致している。
指向特性が無指向性に近い特性を有すると、受聴位置が狭い範囲に限定されない使用環境、例えば、ホール,広い部屋,街頭等での使用において有用であり、また、この電気音響変換器に近い位置で受聴する場合において、受聴位置がずれても音の定位が大きくずれることがなく、自然な定位の移動で受聴できるので大変好ましい。
これは、表面形状に細かい凹凸はあるものの、振動板100全体として球面の一部に近い形状となることによる。
そのため、振動板100全体に、音の放出方向となる放射軸が、その球面に直交する方向でより均一に分布する。
無限大数の頂部は、これが、中心軸Oの周りを連続して周回する線であって、この線を境界として連接する2つの面の曲率または傾斜角度が不連続となる周回線(振動板10の中間径部15に相当)になることを意味する。
すなわち、第1実施例の振動板10は、第2実施例の振動板100においてnを無限大にしたものとみることができ、第1及び第2実施例の振動板10,100は、本発明の技術思想により取り得る2つの形態であることがこれにより容易に理解される。
次に、上述した第1実施例の振動板10の外形を正5角形とし、これを図13のように展開配置して複数個接合することにより図14のような略正12面体とした振動板200と、この振動板200を用いた電気音響変換器150と、を適用例として詳述する。
また、この適用例において、振動板として第1実施例の振動板10の替わりに第2実施例の振動板100を用いて略正12面体とした振動板201と電気音響変換器とを適用例の変形例として詳述する。
また、振動板200,201は、上述したように平板状の振動板10,100をそれぞれ組み合わせた形態であり、以下の説明においては、この形態を内側が空洞の球の表面に相当する形態とみなし、正12面体の態様も含めて便宜的に球殻状の振動板(球殻振動板)と称することとする。
また、駆動部232は、この磁気回路234と、ボイスコイルボビン221とボイスコイル222とにより構成される。
これを言い換えるならば、所定の径を有する球の表面を近似的に正5角形で12分割し、分割した12個の正5角形のうち、11個のそれぞれに振動板10を適用したものである。
従って、振動板200としては、正12面体のうちの1面が無く、そこを開口部としたものである。
以下、この個々の振動板10をセグメント101とも称することとする。
このプレートは、球殻振動板200と可撓性を有するエッジ102を介して接合されている。
また、孔に挿通された支持脚103にもその孔において固定されている。
支持脚103の一端部103aには、図示しない設置用台座が取り付けられ、この電気音響変換器150自体を床面に設置したり、天井から吊り下げて設置することができる。
この図16は、図3に対して、ハウジング31を削除し、セグメント101である振動板10の端部と隣接する振動板10の端部とを連結部材であるエッジ102を介して接続した状態を示している。また、隣接する振動板10は、その一部を記載している。
この状態において、動板10の外形の中心軸Oとボイスコイルボビン221の管軸Obとは一致している。
このボイスコイルボビン221の他端部側の外周面には、ボイスコイル222が巻回されている。
このボイスコイル222の外側には、カップ状のヨーク223が、その環状壁部223aの内周面がボイスコイル222の外周面と間隙を有して対向するように配置されている。
また、ボイスコイルボビン221の内側には、その内周面と間隙を有するように、マグネット224に結合された円筒状のポールピース225が配置されている。
また、ヨーク223には、リング状のフレーム235が固定されている。
ボイスコイルボビン221とフレーム235とは、弾性を有する2つのダンパー233により接続され、ボイスコイルボビン221は、このダンパー233により、フレーム235に対して中心軸Oに平行な方向に移動可能なように弾性支持されている。
また、マグネット224はヨーク223の底部223aに固定され、このヨーク223は支持台132の取り付け面部132aに固定されている。
この駆動部232としては、ボイスコイルボビン221の管軸Obを中心軸とする外形を有する振動板を駆動するために用いられるものを、そのまま流用することができる。
基体130の残りの1面には、図示していないが、上述した支持脚103が固定されている。
また、図16に示すように、支持台132の取り付け面部132aには、上述したようにヨーク223の底面が、正12面体の各面の中心軸O12と駆動部232の中心軸である管軸Obとが一致するように固定されている。
よって、この電気音響変換器150は、その球殻振動板200が、各振動板10の中心軸Oが複数の駆動部232それぞれのボイスコイルボビン221にその管軸Obと一致するように支持され、正12面体に外接する球の法線方向に振動するように駆動され音声を放出する。
従って、この電気音響変換器150を、例えばホール等に配置して音声を放出すると、受聴位置によらず臨場感に優れた音場が形成される。
また、この電気音響変換器150に近接した位置で放出された音声を受聴する場合、受聴位置が移動しても、音の定位が極端に移動することなく自然に移動するので良好な臨場感が得られる。
また、振動板10の形状が、外径部14と内径部13とが同軸の中心軸Oを有すると共に傾斜部12において中心軸Oに直交する断面形状が中心軸Oから偏心した中心軸O2周りの回転対称形状となる偏心面部を有すると、中心軸Oに対する対称的な定在波の発生が抑制され、周波数−音圧特性におけるピークやディップを平坦化することができるものである。
また、図18(a)において、頂部TP1〜TP5を繋ぐ図形C2は円であり、その中心O3は、正5角形の主中心G0に対して頂点T1に向かう方向に距離αだけ偏移している。
また、図18(b)からわかるように、主中心G0及び各頂部TP1〜TP5は各頂点T1〜T5を含んで設定される基準平面P0に対して外側方向に突出し、その突出量は主中心G0が最も大きくなるように形成されている。
また、この振動板100に接合するボイスコイルボビン221は、図12を用いて説明したボイスコイルボビン221であり、振動板100の少なくとも各頂部TP1〜TP5に対応する位置を含んで駆動部232側の面に接着固定されている。
この状態で、天面の振動板10Tに連接する5つの振動板10−1〜10−5と底面10Bのプレートに連接する5つ振動板10−6〜10−10とが接合された辺は、球殻振動板200を図19の上下で2分する境界の接合部であり、ジグザグ状の線EQとなる。この線EQを図19では太い破線で示している。
振動板10,100の好ましい偏心方向は、北半球の振動板10−1〜10−5及び南半球の振動板10−6〜10−10共、赤道EQ上の頂点に向かう方向である。
このように偏心方向を設定すると、聴取位置が緯度方向(図19においては上下方向)に変化した場合の音圧変動が少なくなって好ましい。
具体的には、当図19に矢印で示すように、天面からみたときに、北半球の振動板10−1〜10−5は右回り方向に赤道EQ上の頂点に向かって偏心し、南半球の振動板10−6〜10−10は左回り方向に線EQ上の頂点に向かって偏心させるとよい。この右回り、左回りはそれぞれ逆にしてもよい。
このように、球殻振動板200を2分する接合部である線EQで接続される両側の振動板を、互いに異なる周方向に偏心させた場合には、聴取位置が緯度方向に変化した場合の音圧変動が平均化され、その変動が更に小さくなる。
また、支持脚103も、任意の方向に延出させてよいので、この支持脚103の延出方向は線EQの設定方向を拘束するものではない。
この支持体236は、球殻振動板200,201をボイスコイルボビン221に加えて補助的に支持し、その振動板の形状が変形しないような、かつ、その振動に影響を及ぼさないような弾性を有する材料で形成される。
各振動板10,10R,100同士を連結する連結部材であるエッジ102は、各振動板10,10R,100に対して接着剤を用いて接合されるが、エッジ102を用いるものに限らず、接着剤を介して振動板10,10R,100同士を接合してもよい。この場合、この接着剤が連結部材となることは言うまでもない。
次に適用例の電気音響変換器150を製造する工程について図13を主に用いて説明する。
この例では、複数の振動板10を組み合わせて形成した略正12面体の球殻振動板200を用いた例について説明するが、振動板10の替わりに振動板10Rや振動板100を用いても同様に製造することができる。
具体的に説明すると、図13において、中心となる1つのセグメント101−Cに隣接する5つのセグメント101−1〜101−5を接合し、さらにセグメント101−1〜101−5それぞれにセグメント101−6〜101−10を接合する。
この接合形態においては、セグメント101−Cから離れた2つの辺(図13において縞模様で示す)が線EQとなる。
この図13の配置を図19に対応させると、例えば、セグメント101−Cが天面の振動板10Tとなり、セグメント101−1〜101−5が北半球側の振動板10−1〜10−5、セグメント101−6〜101−10が南半球側の振動板10―6〜10−10となる。
そして、この支持台132の取り付け面部132aに、ヨーク223の底面223aを接着剤等により固定する。ヨーク223には予めポールピース225が固着されたマグネット224等を取り付けて駆動部232を形成しておく。
この組み立て後の組立体202を図15に示す。
その際、各セグメント101が(工程4)で取り付けた各ボイスコイルボビン221と対応するように被せる。
そして、各セグメント101の内側の面にボイスコイルボビン221の端部を、各セグメント101の中心軸Oがボイスコイルボビン221の管軸Obと一致するように接着剤により固着する。
以上の工程により電気音響変換器150が製造される。
例えば、外形形状を正n角形とした振動板100を用いて球殻振動板201を形成する場合、nが4,5の場合には各辺同士の長さや向きが適合してほぼ隙間なく正多面体に連結できる。
また、nが6以上の場合には、正多面体が構成できないので球殻状に形成する場合には互いに隙間を生じるが、この隙間を、可撓性を有する連結部材で塞いで互いを連結し略球殻状の球殻振動板とすることができる。
各振動板10,10R,100同士を連結する連結部材であるエッジ102は、各振動板100,10R,100に対して接着剤を用いて接合されるが、エッジ102を用いるものに限らず、接着剤を介して振動板100,10R,100同士を接合してもよい。この場合、この接着剤が連結部材となることは言うまでもない。
従って、入力信号に対する電気音響変換効率が高く、低音域においても高い音圧を得ることができる。
また、音声放出の基準方向が振動方向と一致するので明確であり、周方向に均一な指向特性が得られる。
11 中心部
12 傾斜部
12a 傾斜部内側面
12b 傾斜部外側面
13 内径部
14 外径部
15 中間径部
21,221 ボイスコイルボビン
21a 円筒部
21b 接合部
22,222 ボイスコイル
22a リード線
23,223 ヨーク
23a 底部
23b 環状壁部
24,224 マグネット
25,225 ポールピース
30 エッジ
31 ハウジング
31a 孔
31b 環状枠
32,232 駆動部
33 ダンパー
34,234 磁気回路
50,150 電気音響変換器
200,201 球殻振動板
10a,100a 振動板
101 セグメント
102 エッジ
103 支持脚
130 基体
131 基体用フレーム
132 支持台
132a 取り付け面部
202 組立体
235 フレーム
236 支持体
D1〜D3 直径
FL 床面
G0 主中心(中心)
G1〜Gn 重心
α (偏心の)距離
O3 中心
O4 曲率中心
O,O2,O5,O12 中心軸
Ob (ボイスコイルボビンの)管軸
P0 基準平面蛆
P13 内径部を含む平面
T1〜Tn 頂点
TP1〜TPn 頂部
R,R1 曲率
α 距離(偏心量)
Claims (4)
- 外形部が一の径よりなる円に内接する正n角形形状(n:4以上の整数)であり、
前記正n角形の中心と各頂点とを結ぶ線分により前記正n角形をn分割して得られるn個の3角形の内部に1つずつ設けられ、前記各頂点及び前記中心に結ばれる線分が稜線となるn個の頂部を有し、
該n個の頂部は、前記正n角形の中心軸に対して偏心した偏心軸回りに回転対称な図形の外周線上にあることを特徴とする振動板。 - 前記n個の頂部と前記正n角形の中心とが、前記各頂点を含む平面に対して一面側に突出した位置にあることを特徴とする請求項1記載の振動板。
- 前記正n角形の中心及び各頂点と前記n個の頂部とが、同一球面上にあることを特徴とする請求項2記載の振動板。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動板と、
前記振動板の前記外形部に接続された可撓性を有する接続部材と、
前記振動板を、前記接続部材を介して振動自在に支持するフレームと、
前記振動板に連結されたボイスコイルボビンを有し前記振動板を振動させる駆動部と、
を備えたことを特徴とする電気音響変換器。
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