JP4705007B2 - ヒューズ切替装置 - Google Patents

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本発明は、CATV増幅器等落雷等の過電圧に因ってヒューズが遮断された際、用意してある次段のヒューズに自動的に切替えのできるヒューズ切替装置に関するものである。
入力を内部回路に接続するための複数のヒューズを並列に装置し、当段のヒューズが過電圧等で遮断されると、これを検出して次段のヒューズに切替えるようにした構造のものは公知である(例えば、特許文献1)。
特開平5−75031号公報
前記従来構造のものは、装置の電源を入力側から取っているときの過電圧に対処するものであるが、例えば、CATV増幅器を用いたシステムのように入力端子側からの電源を諸般の事情により出力端子側からの電源を取るように変更したとき、ヒューズ切替用の電源が取れなくなるため過電圧によってヒューズが溶断したとき、ヒューズ切替操作ができなくなる。そのため、電源の入力方向の変更がある都度、当該切替装置を取り替える必要がある。
本発明は、斯様な従来例の欠点に対処したヒューズ切替装置を提供すべく創案したものである。
CATV増幅器などの機器に接続する一対のヒューズ端子と、該ヒューズ端子に互いに並列に接続し、しかも、対応する駆動回路によって閉じる複数個のヒューズと、前記各ヒューズ端子の電圧の有無を検出する検出回路と、該検出回路から入力された電圧を判別して当段又は次段の前記駆動回路を作動させる判別回路を備えて成り、前記各ヒューズ端子とアース端子間のそれぞれに互いに反対方向の整流回路を装置し、該整流回路を前記機器を備えた回路システムの電源に導通させた、構成としたことを基本的手段とする。
本発明によれば、落雷等による過電圧によってヒューズが溶断しても、次段のヒューズに自動的に切替えて、当該回路システムの遮断を防ぐことができることは勿論、切替えによる電源を当該回路システムの入力、出力からも取ることができるので、回路システムの変更に取替えの必要がなく対処でき、実用的である。
図面は本発明に係るヒューズ切替装置の一実施例を示し、図1は本発明のヒューズ切替装置を適用した切替器を組込んだCATV増幅器のブロック図、図2は切替器のブロック図である。
CATV増幅器Aは、CATV用の高周波信号と増幅回路1などのシステムを動かすための電源を同軸ケーブルに重畳して送り込むようになっている。このため、増幅器Aは、回路上、増幅すべき高周波信号用の回路と増幅回路1の電源のための回路とシステム後段のための電源のための回路に分かれ、増幅すべき高周波信号用の回路は、コンデンサC1を通じて増幅回路1に入り、コンデンサC2を通じて出力端子bに、入力端子aからの高周波信号が出力するようになっている。
また、増幅回路1の電源のための回路は、チョークコイルL2とヒューズ装置2´を通じて電源回路3に入り、増幅回路1を動作させるようにしてある。
なお、コンデンサC1は高周波信号分だけを、また、チョークコイルL2は電源成分だけを通すから各回路は互いに干渉しない構成となっている。
そして、システム後段(増幅器Aに接続した次段の増幅器などの諸種の機器)のための電源用回路は、電源成分だけチョークコイルL1とヒューズ切替器4を通じて出力端子bに出力してシステム後段に伝えるもので、実施例は、この電源用回路が落雷(過電圧の負荷)によって遮断されても(ヒューズが溶断しても)、自動的にヒューズを切替えて次段の装置を稼動させ、周辺地域の停電を防いで、システムが支障なく作動させるために前記ヒューズ切替器4を適用したのである。
ヒューズ切替器4は、ヒューズ端子Faとヒューズ端子Fb間のヒューズを取り外して該ヒューズに替えて増幅器Aに組込んだものであるが、すなわち、増幅器Aのアルミダイキャスト製のケース(点線で示す)A´に組込んだものであるが、ケースA´内に組込む必要はなく、ケースA´と別体のヒューズ切替器4体を形成し、該ヒューズ切替器4体を接続端子を用いるようにして組付けるようにしても良い。
実施例の場合は、ケースA´をアルミダイキャストで構成するものであるから導電性であり、前記の信号や電源のアース側となってアース端子Gを該ケースA´に接続し、アース端子Gと前記ヒューズ端子Fa(又はFb)間からヒューズ切替用の電源を取り出すようにしてある。
前記ヒューズ切替器4は、実施例の場合は、第一乃至第四の4個のヒューズ2a,2b,2c,2dを備えているが、基本的にはヒューズは複数個あれば良く、数が多いほど保守点検を簡略化できる。
各ヒューズ2a,2b,2c,2dはそれぞれ第一乃至第四のリレー接点6a,6b,6c,6dを通じて前記ヒューズ端子Fa,Fbに対して並列に接続され、装置作動初期状態時には、第一リレー接点6aが閉じて第一ヒューズ2aによって増幅器Aの前記システム後段のための電源のための回路のヒューズとしている。
つまり、第一乃至第四の各ヒューズ2a,2b,2c,2d(第一乃至第四の各リレー接点6a,6b,6c,6d)は、前記の通りヒューズ切替器4のヒューズ端子Fa,Fbに並列にしてあるので、第一ヒューズ2aが溶断すると、該第一ヒューズ2aに対応する第一リレー接点6aが開き、第二リレー接点2bに切り替って該接点6aが閉じ、第一ヒューズ2aに代って第二ヒューズ2bがCATV増幅器Aのヒューズとなり、同様に、溶断に際し、第三、第四のヒューズ2c,2dと切り替って前記のシステム回路が作動状態になり、第四のヒューズ2dが溶断したとき、回路はそのまま停止するようになっているが、第四ヒューズ2dの溶断前にすでに溶断した第一乃至第三のヒューズヒューズ2a,2b,2cに新規のヒューズをそれぞれ装置して第四ヒューズ2dから新規の第一ヒューズ2aに切り替えられるようにしても良いことは勿論である。
前記ヒューズ端子Fa,Fbにはそれぞれ検出回路Da又はDbを接続し、該検出回路Da,Dbは対応するヒューズ端子Fa又はFbの電圧の有無を検出してその結果を判別回路dに入力する。
判別回路dは前記リレー接点6a,6b,6c,6dのそれぞれの駆動回路Ma,Mb,Mc,Mdと検出回路Da,Dbとの間に介在され、検出回路Da,Dbからの、ヒューズ端子Fa,Fbの電圧の有無を入力し、その電圧がヒューズ端子Fa,Fbいずれか一方に有るとき又は無いときに、前記ヒューズヒューズ2a,2b,2c,2d中の閉じた状態にあるヒューズに対応するリレー接点のいずれかの駆動回路Ma又はMb又はMc又はMdに当該ヒューズは溶断したものとして当該駆動回路に対する出力を停止し、次段の駆動回路に信号を出力し、これを受けた次段の駆動回路は対応するリレー接点を閉じるようにしてある(判別回路dが第四ヒューズ2dが切れたものと判断したときは、判別回路dは駆動回路Mdに対する出力を停止するだけで、前記の通り、第一リレー接点2aに対応する第一駆動回路Maに出力しない)。
なお、リレー接点6a,6b,6c,6dはそれぞれLEDを備え、該LEDの点減により、その開閉状態を視認できるようにしてある(点灯しているときは当該リレー接点が閉じた状態にある)。
そして、ヒューズ切替器4の電源は、ヒューズ端子Fa,Fbとアース端子Gとの間に介在させた互いに反対方向の整流回路Ca,Cbと電圧安定化回路kを通じて得るようにしてあり、整流回路Ca又はCbで取り出された電圧は電圧安定化回路kによって設定値の範囲に制御されて安定化する。
整流回路Ca,Cbをヒューズ端子Fa側のものCaと、ヒューズ端子Fb側のものCbとしたのは、本発明に係る切替器4を用いた増幅器Aを備えたシステム用の電源が、入力端子aでなく、出力端子b側からも挿入されることがあるためで、入力端子aを通じてCATV増幅器の入力であるヒューズ端子Faからのみ電源をとるようにしていると、入力端子bを通じて電源をとるように変更したとき、ヒューズが切断したときヒューズ切替用の電源が取れなくなることを防ぐためで、入力端子a、出力端子bいずれかからの電源に対しても実施例の切替装置は作動する。
なお、実施例の判別回路dは、所謂マイコンを用いて実施したものであるが、該マイコン中に、ヒューズが切れた(溶断した)とき、しばらくして当段の駆動回路に代えて次段の駆動回路に切り替るようにプログラムしておけば、落雷によって過電圧が次々作用してのヒューズの溶断に対応することができる。
しかして、CATV増幅器Aの出力端子b側から電源供給されて、第一リレー接点6aが閉じてヒューズ2aによってヒューズ端子Fa,Fbが接続され、増幅器が入力端子aと出力端子bとによって回路システム中に組込まれて稼動状態にあるとき、入力端子a側の回路システム上に落雷があると、当該ヒューズ2aは落雷による過電圧によって溶断し、入力端子a側の端子Faの電圧がなく、切替装置の電源電圧が負荷しているヒューズ端子Fbは電圧が有るものと検出回路Da又はDbが検知して判別回路dに出力し、判別回路dはその信号を受けて第一ヒューズ2aは溶断したものと判断して第一ヒューズ2a側の駆動回路Maに対する出力を停止し、次段の第二ヒューズ2b側の駆動回路Mbに信号を出して第二ヒューズ2b側のリレー6bを閉じて回路システムの停止を阻止し、以下、同様に第三ヒューズ2c、第四ヒューズ2dへと順次切り替り、ヒューズ溶断による回路システムの中断を防ぐのである。
本発明のヒューズ切替装置を適用した切替器を組込んだCATV増幅器のブロック図。 切替器のブロック図。
符号の説明
Fa,Fb ヒューズ端子
2a,2b,2c,2d ヒューズ
Ma,Mb,Mc,Md 駆動回路
Da,Db 検出回路
d 判別回路
G アース端子

Claims (1)

  1. CATV増幅器などの機器の回路に配置されたヒューズの一対のヒューズ端子に並列に接続し、しかも、対応する駆動回路によって前記ヒューズ端子間に接続される複数個のヒューズと、前記各ヒューズ端子とアース端子間の電圧の有無を検出する各検出回路と、該各検出回路からの信号によって当段又は次段の前記駆動回路を作動させる判別回路を備えて成り、前記各ヒューズ端子とアース端子間を電源として、該各ヒューズ端子のどちらからでも電源を取出せるようにそれぞれに整流回路を接続し、該各整流回路の出力を重ね合わせて回路システム用の電源としたヒューズ切替装置。
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