JP4704574B2 - リングメモリ用ポインタの安全書込方法 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の属する技術分野
本発明はリングメモリのためのポインタを安全に書き込むための方法に関し、さらに、ポインタメモリを有するようなリングメモリ及びそのようなリングメモリをもつスマートカードに関する。
【0002】
発明の背景
その内容が循環ファイル等とも称される、リングメモリすなわち循環メモリは仮想メモリまたはハードウエアメモリとして構成することができる。リングメモリは特に、本発明及び本発明の例の提示が特に関係する、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)用の代表的構成形態であるが、本発明は一般的なリングメモリに適用できる。
【0003】
リングメモリは与えられた数のメモリ位置を有し、リングメモリ内の循環ファイルはそれぞれの場合において1つのレコードが1つのメモリ位置に格納された一連のレコードを含む。レコードは、新しいレコードを書き込むために最も古いレコードが必ず上書きされるという条件で、循環的に次々にリングメモリに書き込まれる。リングメモリのメモリ位置に1,2,...nと連続番号をふれば、メモリ位置“1”は循環的にメモリ位置“n”に続く。“現在”のすなわち最新のレコードはポインタでアドレス指定されるメモリ位置に見いだされる。連続するレコードを書き込むためにポインタは一度に1つのメモリ位置アドレスずつ、循環的に増進される。
【0004】
本発明が基づく問題を説明するため、発明者等はここで、EEPROMとして構成されたリングメモリのあらかじめ定められたメモリ位置への新しいレコードの書込をより綿密に調べることにする。そのようなEEPROMは特にスマートカードに用いられ、よってここに存在する問題は特にスマートカードに関する。
【0005】
リングメモリ内のあらかじめ定められたメモリ位置、特に最も古いレコードを格納しているメモリ位置に新しいレコードを書き込むためには、あらかじめ定められたメモリ位置の内容がまず消去された後でなければ、新しいデータを書き込むことができない。これは通常、ポインタを増進させ、次のステップで新しいレコードを書き込むことによりなされる。書込操作が、例えば停電により、中断されると、新しいレコードの情報とともにポインタ情報も失われかねず、ポインタ情報の消失は、以降は次のレコードが格納されるべき位置に関する情報がないことになるので、なお一層深刻である。ポインタ情報に関する別の問題は、例えばポインタが更新されるときに、ポインタの誤りが生じ得ることである。
【0006】
従来技術は、リングメモリにおける上記のようなエラーを回避するための示唆を数多く提示している。フランス国特許第A-2 699 704号は、個々のレコードのそれぞれに対して多桁のフラッグが格納される、EEPROMにおいてデータを更新するための方法を述べている。新しいレコードが“古い”レコードの位置に書き込まれなければならない場合に、古いレコードがフラッグを含めて初めに消去される。新しいレコードが古いレコードの位置に書き込まれ、対応するフラッグがデータ更新が行われていることを示す値にセットされる。次いで以前の現在レコードのフラッグが“旧”にセットされ、更新が進行中であることを示す新しいレコードのフラッグが“現在”にセットされる。この方法は作業量及びメモリスペースの点で重すぎる。新しいレコードの格納後のフラッグ切換中に中断があれば、現在レコードはなく、よって状態は不定である。
【0007】
欧州特許第A−0 398 545号は、1ビットからなるフラッグがそれぞれのレコードに対して存在するリングメモリを開示している。新しいレコードがリングメモリに書き込まれるときに、新しいレコードには現在レコードを示すフラッグ、例えば“1”が書込操作後にマークされる。続いて、これまでの現在レコードに付属するフラッグ“1”は“0”にセットされる。したがって、中間段階においては、値“1”をもつフラッグが2つ存在する。現在レコードに対するポインタフラッグが不定であるというこのジレンマは、値“1”をもつフラッグがいくつか存在する場合には“上位”フラッグが必ず有効であるという約束を用いることにより克服されることとされている。ただ1ビットからなるフラッグは、それ自体既に書込エラーが特におこりやすいものであるから、ポインタフラッグの更新中に誤ポインタデータが極めて容易に発生し得る。
【0008】
ドイツ国特許第A−196 50 993号は、リングメモリのインターフェースの外からは認識できない付加メモリ位置を備えたリングメモリを開示している。書込操作時には、最も古いレコードが必ず上書きされ、続いて、ポインタが新しいデータ項目を指し示すようにして、ポインタが更新される。したがって、障害時には、最も古いレコードの情報だけが失われるが、これはインターフェースの外からは認識できない。このメモリシステムも、ポインタの誤書込により誤ポインタデータが生じる可能性をともなう。
【0009】
本発明は、ポインタを安全に書き込むことができる方法を提供するという課題に基づく。さらに、安全なポインタをともなうリングメモリが提供される。
【0010】
発明の概要
上記課題を特許請求項1にしたがって解決するため、ただ1つのポインタだけでなく、冗長ポインタがさらに格納される。特に好ましい実施形態においては、2つのポインタの書込途中におこり得る障害時に少なくとも1つのポインタが正しいポインタ情報を含むように、第1及び冗長第2ポインタが、特に時間をずらして、独立に書き込まれる。本発明のさらなる特徴として、第1及び第2ポインタがそれぞれチェック値を有する。このチェック値により、誤ポインタを認識することが可能となる。ただ一度の書込操作による、すなわち損なわれていないポインタをコピーすることによる訂正操作が可能である。
【0011】
ポインタの更新は、第1ステップで、第1ポインタに付属するチェック値を同時に生成しながら実施されることが好ましい。新しい第1ポインタを第2ポインタと比較した後、必要に応じて第2ポインタが第1ポインタのコピーとしてつくられる。
【0012】
第1及び第2ポインタの書込中に障害、例えばEEPROMの書込中の停電が生じた場合に、第1ポインタは既に更新されていて、第2ポインタは古い値を有したままでいることがあり得るであろう。障害がおきた時及びエラーのタイプに応じて、第1ポインタの元の情報を第2ポインタから回復することができ、あるいは後に第2ポインタを第1ポインタにしたがって更新することができる。
【0013】
付加された冗長ポインタを使用することにより、特に2つのポインタが別々の時に書き込まれる場合に、誤ポインタデータの生成に対する確実な防護が得られる。さらに、これにより、あらゆる状況、特にポインタ更新時の停電の場合に、特に望ましいポインタ内容を復元できる可能性が得られる。それぞれのポインタに付属するチェック値は有効なメモリ位置番号のコードの補数からなることが好ましい。ポインタは現在メモリのアドレスすなわち位置番号からなり、チェック値は補数を生成することにより得られる。
【0014】
特定の実施形態においては、2バイトからなるポインタが与えられ、第1バイト(8ビット)はメモリ位置コードを2つの16進数を含む形態でもち、ポインタの第2バイトは対応する補数16進コードをもつ。
【0015】
本発明にしたがう好ましい手段は、実質的にいかなるときにもエラー検出及び訂正を可能にする多重冗長性を提供する。特に、前記手段により停電の形態の障害の場合にポインタ内容を復元することを可能にする。
【0016】
本発明の方法は、第2ポインタ及びチェック値のためのメモリスペース及び第2ポインタを書き込むための追加の書込サイクルというわずかな対価を追加するだけで、事実上完全なデータ保護の達成を可能にする。上記の利点は、特別な保護を必要とする機密データを通常保持する、スマートカードで利用されることが特に好ましい。
【0017】
上述した手段とともに、1つのメモリ位置分だけ循環メモリを拡張する手段が用いられることが好ましく、この追加のメモリ位置は外からは、すなわちリングメモリのインターフェースではわからないことが好ましい。すなわち、障害時に最も古いレコードだけは失われるが、外から見ると追加のメモリ位置を含まないあらかじめ定められた数のメモリ位置しか存在しないから、その事が外部からは認知できないようにして、書き込まれるべき新しいレコードが最も古いレコードの位置に書き込まれる。
【0018】
発明の詳細な説明
本発明のいくつかの実施例を以下で図面を参照してより詳細に説明する。
【0019】
以下で説明される実施例は特に、リングメモリ管理機構をもつEEPROMに関する。リングメモリに新しいレコードを書き込むため、既知の手段でEEPROMに現在の信号が供給され、よってポインタによってアドレス指定されたメモリ位置の状態を変える。しかし、本発明は他のリングメモリとともに適用することもでき、また仮想リングメモリとともに適用できる。
【0020】
Iで指定されるリングメモリ10が左側に示される、図2を初めに参照する。ここでIは書込操作の第1フェーズである。
【0021】
リングメモリ10はn個のメモリ位置R1,R2,R3,...Rnをもつ。前記メモリ位置のそれぞれは、図2のメモリ位置の番号付けにしたがって、D#1,D#2,...D#nで指定される1つのレコードをもつ。ポインタPが、循環書込操作における現在の、最新レコード、本例では図2のIの下でメモリ位置R2にあるレコードD#2を指し示す。
【0022】
図2の左側のリングメモリ10の下に、ポインタPが簡略に示される。ポインタPは第1ポインタメモリ位置RP1に格納された第1ポインタを、別のポインタメモリ位置RP2に格納された冗長第2ポインタとともにもつ。
【0023】
第1ポインタはメモリ位置アドレスのコードの形態にある、ここではP1で指定される実ポインタ要素からなる。第1ポインタの別のコンポーネントは、チェック値としての、P1に相補のデータ項目P1である。第2ポインタは第1ポインタのコピーからなり、P2はやはりメモリ位置アドレスのコードで形成され、P2はP2の補数である。
【0024】
本例において、メモリ位置アドレスは2桁の16進コードからなる。P1は値“02”を有し、その補数値は“FD”である(16進数;0,1,2,3,...9,A,B,C,D,E,Fの補数は、F,E,D,C,...6,5,4,3,2,1及び0である)。図1は2つのポインタメモリ位置RP1及びRP2にあるポインタPのバイト構成を簡略に示す。第1ポインタメモリ位置RP1は2バイトであり、b1及びb2をもつ。ここでb1はb2の補数であり、逆もまた同じである。第2ポインタメモリ位置RP2は2バイトであり、b3及びb4をもつ。b3はb4の補数であり、逆もまた同じであるという関係がやはり成立している。
【0025】
図2に示される3つのフェーズI,II及びIIIを参照して、いかにして新しいレコードが最も古いレコードの位置に書き込まれるかが以下で説明される。図2の左側でポインタPはレコードD#2をもつメモリ位置R2を指し示す。リングメモリ10の循環構造のため、最も古いレコードは定義により次のメモリ位置R3に移される。メモリ位置R3にまだ格納されているレコードD#3が上書きされなければならない。この目的のため、図2の中央でIIの下に示されるように、メモリ位置R3の内容がまず消去され、次いで新しいレコードD'#3が書き込まれる。新しいレコードD'#3のための書込操作が終了すると、図2の右側でIIIの下に示されるように、ポインタPが最新の現在レコードD'#3を指し示すように、ポインタPが更新される。
【0026】
図2の右下に、第1及び第2ポインタのための2つのメモリ位置の内容が示される。図からわかるように、第1ポインタ(P1=03;P1=FC)は、リングメモリの第3メモリ位置R3を指し示す。
【0027】
図2の右側では、本発明の実施形態の独自性を明確にするために、リングメモリは10'で指定される。この特定の実施形態にしたがえば、リングメモリ10'は図2に示される他のリングメモリ様式と比較してメモリ位置が1つ拡張され、よって全部でn+1個のメモリ位置をもつ。しかし、リングメモリのインターフェースの外から見れば、リングメモリ10'はn個のメモリ位置をもったままである。図2の右側で、次のレコードを書き込むために用いられるメモリ位置、すなわちメモリ位置R4は書込バッファとしてはたらくレコード、すなわちリングメモリの外からは読出のためのアクセスができない最も古いレコードをもつ。上に説明したような書込操作時に、新しいレコードが前記のメモリ位置に書き込まれる。障害時には、最も古いデータのような冗長データだけが失われる。
【0028】
図2の下部に並べて示される、それぞれが第1ポインタP1,P1及び第2ポインタP2,P2を含むポインタから明らかなように、ポインタの更新は最新のレコード、すなわち図2の中央のレコードD'#3が書き込まれた後にしかおこらない。
【0029】
書込中、すなわちポインタの更新中に障害、特に停電がおこると、旧ポインタまたは新ポインタを択一的に復元することができる。このことが図4に簡略に示される。
【0030】
図4は完全なポインタの更新中の3つのフェーズを上下に並べて示す。ステージ1においては、ポインタの旧状態が存在する。ステージ2においては、第1のポインタは既にメモリ位置アドレスが1つ進められている。すなわち、“03”及び“FC”になっている。このステージでは、第2ポインタの内容は旧値のままである。第3ステージ3において、第1ポインタP1,P1のデータ項目が第2ポインタ用のポインタメモリ位置にコピーされる。
【0031】
ステージ2で障害がおこると、第1ポインタP1,P1から第2ポインタを新しい第2ポインタとして得ることができる。あるいは、旧第1ポインタを第2ポインタP2,P2から回復することができる。
【0032】
図3は現在のポインタ値を決定し、それが正しいか否かをチェックするための方法のフローチャートを示す。ステップS1で、決定/チェックが開始される。
【0033】
続くステップS2において、ポインタP1がそのチェック値に、すなわち本事例ではその補数コードP1に一致するか否かについての質問がなされる。一致する場合には、ステップ3で第1ポインタと第2ポインタとの比較が行われる。一致しない場合には、ステップ4で第1ポインタが第2ポインタに完全にコピーされる。
【0034】
ステップ4に続くステップ5において、有効なメモリ位置の実アドレス指定に用いられる循環ポインタがP1にセットされる。ステップ3における比較が2つのポインタP1及びP2の一致を示した場合にも同じことがおこる。
【0035】
比較ステップS2においてパリティエラーがある場合には、対応するパリティに関する質問がステップ6で第2ポインタに対してなされる。第2ポインタP2,P2に対してパリティが満たされれば、ステップS7で第2ポインタP2をチェック値P2とともに第1ポインタにコピーすることにより第1ポインタが訂正される。よって、P1用のコードが有効なメモリ位置をアドレス指定するためにやはり用いられる。
【0036】
第2ポインタP2も正しい値をもたないことがステップS6で確認されると、ステップS8でエラー処理ルーチンが開始される。
【0037】
チェック値として補数コードまたは転値コードをそれぞれがもつ第1及び第2ポインタのポインタ値を決定しチェックするための上述した方法は、スマートカード内のEEPROMの形態であることが好ましい、図2に概要が示されたリングメモリ10とともに用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リングメモリの第1ポインタ及び第2ポインタに対するメモリ位置を簡略に示す図である
【図2】 あらかじめ定められた数のメモリ位置を有するリングメモリを示し、新しいレコードのための書込操作の3つのフェーズを、それぞれの第1及び第2ポインタメモリ位置とともに示す
【図3】 パリティチェックを含む第1及び第2ポインタの更新操作を示すフローチャートである
【図4】 第1及び第2ポインタの書込中の連続する3つのフェーズを示す
【符号の説明】
10 リングメモリ

Claims (9)

  1. リングメモリ(10;10')の、個々のメモリ位置(R1,R2,...)に入れられたレコードのためのポインタ(P)の安全書込のための方法であって:
    a)第1ポインタ(P1)に加えて、前記第1ポインタに対して冗長な第2ポインタ(P2)を書き込むステップ;
    b)前記第1ポインタ及び前記第2ポインタをともにチェック値(P1 、P2 により拡張するステップ;
    c)前記チェック値(P1 )を用いて前記第1ポインタ(P1)をチェックするステップ(S2);
    d)前記第1ポインタ(P1)が正しければ、前記第1ポインタを前記第2ポインタと比較するステップ(S3);
    e)ステップd)による比較時に前記2つのポインタが一致しないときに、新しい第2ポインタを得るために前記第1のポインタをコピーするステップ(S4);
    f)前記第1ポインタ(P1)が正しくなければ、前記チェック値(P2 )を用いて前記第2ポインタ(P2)をチェックするステップ(S6);及び
    g)ステップf)により第2ポインタが正しければ、前記第2ポインタ(P2)の値を前記第1ポインタ(P1)に上書きするステップ(S7);
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1ポインタ(P1)及び前記第2ポインタ(P2)が互いに独立に、特に時間をずらして、書き込まれることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 請求項1または2にしたがう方法を用いてリングメモリ(10;10')を管理するための方法において、前記ポインタ(P)で指定されるメモリ位置(R2)に循環的に続くあらかじめ定められたメモリ位置(R3)に新しいレコード(D'#3)を書き込むために、前記新しいレコードが前記あらかじめ定められたメモリ位置(R3)に書き込まれ、次いで更新されたポインタが書き込まれることを特徴とする方法。
  4. 前記新しいレコード(D'#3)が前記あらかじめ定められたメモリ位置に書き込まれる前に、前記あらかじめ定められたメモリ位置の内容が消去されることを特徴とする請求項記載の方法。
  5. 前記あらかじめ定められたメモリ位置が前記リングメモリ(10')内で最も古いレコードをもち、書込バッファとして用いられることを特徴とする請求項または記載の方法。
  6. 前記ポインタのそれぞれが、有効なメモリ位置番号のコード、及び、前記メモリ位置番号の補数コードの対応するチェック値からなることを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の方法。
  7. 制御機構と、それぞれが1つのレコード(D#1,...)を入れるあらかじめ定められた数のメモリ位置(R1,...Rn)及び現在のレコード(D#2)をもつ前記メモリ位置を指し示すポインタが書き込まれるポインタメモリ位置を有するリングメモリにおいて、
    チェック値(P1*)を含む第1ポインタ(P1)のための第1ポインタメモリ位置(RP1)、
    前記第1ポインタに対して冗長であり、チェック値(P2*)を含む、第2ポインタ(P2)のための第2ポインタメモリ位置(RP2)を備え、
    前記制御機構が
    )前記チェック値(P1 )を用いて前記第1ポインタ(P1)をチェックし、
    b)前記第1ポインタ(P1)が正しければ、前記第1ポインタを前記第2ポインタと比較し、
    c)前記b)による比較時に前記2つのポインタが一致しないときに、新しい第2ポインタを得るために前記第1のポインタをコピーし、
    d)前記第1ポインタ(P1)が正しくなければ、前記チェック値(P2 )を用いて前記第2ポインタ(P2)チェックし、
    e)ステップd)により第2ポインタが正しければ、前記第2ポインタ(P2)の値を前記第1ポインタ(P1)に上書きする
    ことを特徴とするリングメモリ。
  8. 請求項1からいずれか1項記載の方法に用いられることを特徴とする請求項記載のリングメモリ。
  9. 請求項または記載のリングメモリを有することを特徴とするスマートカード。
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