JP4703473B2 - 負荷時タップ切換装置 - Google Patents

負荷時タップ切換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4703473B2
JP4703473B2 JP2006116187A JP2006116187A JP4703473B2 JP 4703473 B2 JP4703473 B2 JP 4703473B2 JP 2006116187 A JP2006116187 A JP 2006116187A JP 2006116187 A JP2006116187 A JP 2006116187A JP 4703473 B2 JP4703473 B2 JP 4703473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching switch
abnormality
tap
monitoring
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006116187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007288072A (ja
Inventor
嘉信 谷口
高作 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006116187A priority Critical patent/JP4703473B2/ja
Publication of JP2007288072A publication Critical patent/JP2007288072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4703473B2 publication Critical patent/JP4703473B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Transformers (AREA)

Description

本発明は、切換開閉器およびタップ選択器に対する異常監視手段を備えた負荷時タップ切換装置に関するものである。
一般に、送変電系統の変圧器などには、切換開閉器およびタップ選択器からなる負荷時タップ切換装置が設けられている。この負荷時タップ切換装置は、変圧器タップ巻線のタップを負荷時に切換えて電圧調整を行う装置であって、電圧の安定化を図るために設置されている。このため、負荷時タップ切換装置が万一故障すると、送変電系統に停電などの重大な問題が発生する可能性がある。よって、この負荷時タップ切換装置の運転状況が正常であるかどうかを、常に監視し、いち早く異常を察知することが、送変電系統の安全性・信頼性を維持する上で、非常に重要である。
上記のような要求を満たす負荷時タップ切換装置の従来例としては、例えば特許文献1の技術が提案されている。この負荷時タップ切換装置では、切換開閉器とタップ選択器が設けられており、以下の点に特徴がある。すなわち、前記切換開閉器と前記タップ選択器の動作音の伝播加速度を検出する加速度検出部と、この加速度検出部にて検出された動作音の加速度を記憶する記憶回路部が設けられている。
さらに、前記検出加速度からタップ切換器の動作時間を算出する演算処理部と、前記動作時間と検出加速度による動作音のレベルから異常判定、監視を行う異常判定監視部とが設けられている。このような負荷時タップ切換装置においては、タップ選択器の動作音検出によって、タップ選択器の異常判定および監視を行うことを実現できた。
特開2001−268735号公報
しかしながら、電力需要の増大に伴って送変電系統の大容量化・高電圧化が進む現在、安全性・信頼性はいっそう重視されており、負荷時タップ切換装置の監視体制に関しては、さらなる強化が求められている。特に、負荷時タップ切換装置の構成要素のうち、切換開閉器はタップ選択器と比較して動作時間が非常に短いため、異常判定を高い精度で監視することが難しかった。そこで、切換開閉器に関しても正確な異常判定を実施可能とする負荷時タップ切換装置の開発が待たれていた。
本発明は、このような状況を踏まえて提案されたものであり、小形かつ簡易な構成で、僅かな異常でも見逃すことなく正確に判定でき、安全性・信頼性の向上を図り得る異常監視手段を備えた負荷時タップ切換装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために、変圧器タンク内に切換開閉器およびタップ選択器が設けられ、前記変圧器タンク外に異常判定および監視を行う異常監視手段が設置された負荷時タップ切換装置において、前記異常監視手段は、撮影手段による画像から導かれる動作速度に基づいて、前記切換開閉器および前記タップ選択器の異常判定および監視を行うように構成されたことを特徴としたものである。
請求項1の発明では、前記切換開閉器には該切換開閉器の動作を撮影する撮影手段が設けられ、前記撮影手段には該撮影手段が撮影した画像から前記切換開閉器の動作速度を計算する動作速度計算手段が連結され、前記異常監視手段は、前記動作速度計算手段の計算結果に基づいて前記切換開閉器の異常判定および監視を行うように構成されている。
本発明の負荷時タップ切換装置によれば、撮影手段による画像から導かれる動作速度を求め、この測定結果から、切換開閉器およびタップ選択の異常判定および監視を行うことが可能であり、これにより、小形かつ簡易な構成で、送変電系統の安全性・信頼性の向上に寄与することができる。
(1)第1の実施形態
[構成]
以下、本発明に係る代表的な実施形態について、図1〜図8を参照して、具体的に説明する。まず、図1〜図3を用いて第1の実施形態の構成について説明する。図1に示すように、負荷時タップ切換装置には、切換開閉器1、タップ選択器2および異常監視部3が設けられている。このうち、切換開閉器1とタップ選択器2は、変圧器本体タンク4に取付けられている。
切換開閉器1には、図示しない操作機構に連結した減速装置5と、この減速装置5に連結し蓄勢ばね6bを有する蓄勢装置6と、蓄勢装置6の放勢力により回転する駆動軸7と、この駆動軸7の回転に伴って電流の切換を行う接点部8が設けられている。接点部8の内部構成については本発明では特に限定しないが、ここでは、駆動軸7と共に回転するカム9、複数の真空バルブ10、複数の通電接点11から構成されている。また、タップ選択器2は、切換開閉器1と同様に図示しない操作機構に連結されている。タップ選択器2内には、タップを選択するための複数のタップ選択接点部が設けられている。
また、切換開閉器1のフタ12には監視窓13およびターミナル15が設けられ、ここに蓄勢装置6を撮影するための撮影手段が設置されている。すなわち、監視窓13には監視カメラ14が設置され、ターミナル15にはスコープ16が設置されている。監視カメラ14およびターミナル15には信号ケーブルを介して動作速度計算部17が接続されている。動作速度計算部17は、監視カメラ14およびスコープ16が撮影した画像から切換開閉器1の蓄勢装置6における動作速度を計算する部分である。
また、異常監視部3は、変圧器本体タンク4の外部に設置されており、前記動作速度計算部17に接続されている。異常監視部3には、事前に得られている知見を基にしてマスター・カーブが予め記録されており、これと動作速度計算部17から取り入れた計算結果とを比較することによって、切換開閉器1の異常判定および監視を行うように構成されている。さらに、異常監視部3は異常発生を示す表示または電気信号を出力するようになっている。
[作用]
このように構成された本実施の形態における切換開閉器1およびタップ選択器2の作用をまず説明する。図示しない操作機構の駆動力は減速装置5から蓄勢装置6へと伝えられ、蓄勢装置6の放勢力により駆動軸7が回転して接点部8により電流が切換えられる。タップ選択器2も切換開閉器1と同様に操作機構により駆動され、タップの選択を行う。
続いて、異常監視部3の作用について説明する。監視窓13から監視カメラ14が蓄勢装置6の動作時の画像を撮影し、ターミナル15に連結したスコープ16もまた、蓄勢装置6の動作時の画像を撮影する。図2は監視カメラ14またはスコープ16による蓄勢装置6の撮影画像の一例を示す。この撮影画像は動作速度計算部17に伝送され、動作速度計算部17において、撮影画像を基にして蓄勢装置6の変位および速度が、下記のようにして計算される。
すなわち、
変位 D(t)=D0+C×n(t)
速度 V(t)=C×(n(t+Δt)−n(t))/Δt
ここで、D0:初期状態の変位
C:校正値(画面1画素当たりの変位)
n(t):画面上での画素数
t:時間
Δt:時間の微少増分
となる。
このようにして計算された変位D(t)、速度V(t)は、異常監視部3に送られる。異常監視部3では、ここに予め記録されているマスター・カーブと、送られてきた計算結果を比較することにより、蓄勢装置6の異常の有無を判断可能である。なお、図3では、マスター・カーブおよび算出された変位D(t)、速度V(t)の一例を示している。
図3の例では事前に得られている知見を基に、特定の変位D1における基準値の速度V1および基準値との差の許容値kを設定している。つまり、蓄勢装置6の撮影画像を基に算出した変位D(t)および速度V(t)から、変位D1における速度V2を求め、このV2と基準値V1とを比較し、その差が前記許容値kよりも大きい場合に、異常監視手段3が異常有りと判定する。
すなわち、
|V2−V1|>k :「異常有り」と判定
|V2−V1|≦k :「異常無し」と判定
となる。
上記のように、異常監視部3が異常有りと判定した場合、蓄勢装置6または蓄勢装置6によって駆動される切換開閉器1の接点部8などに、過大な摩擦力などの異常が発生している可能性がある。この場合、異常監視部3が異常発生を示す表示または電気信号を出力し、負荷時タップ切換装置に事故が発生する前に、速やかに運転停止し、点検や修理などの対応を図ることができる。
[効果]
本実施の形態によれば、監視カメラ14およびスコープ16の撮影した蓄勢装置6の画像から、動作速度計算部17が蓄勢装置6の動作速度を計算し、これに基づいて異常監視部3が、切換開閉器1を駆動する蓄勢装置6の動作の異常判定し、常に動作状態を監視することが可能となる。
これにより、タップ選択器2と比べて動作時間が非常に短い切換開閉器1に関しても、高い精度で異常判定の監視を行うことができ、安全性・信頼性の向上に寄与することが可能である。また、本実施形態によれば、監視カメラ14やスコープ16を取付けるだけで、切換開閉器1の異常判定および監視を実施できるため、既設の負荷時タップ切換装置に対して適用が極めて容易である。
(2)第1の参考例
[構成]
次に、本発明に係る負荷時タップ切換装置の第1の参考例について、図4〜図7を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同一の構成部材に関しては同一の符号を付して重複する説明は省略する。図4において、第1の参考例に係る負荷時タップ切換装置は、切換開閉器1、タップ選択器2および異常監視部3bとから構成されている。
また、切換開閉器1の内部には加速度センサー21が設けられ、変圧器タンク4には加速度センサー22が設けられている。加速度センサー21、22には、動作時間算出部17b、ピーク値算出部17cが接続されている。動作時間算出部17bは、加速度センサー21による加速度測定値から切換開閉器1の動作時間を算出する部分である。また、ピーク値算出部17cは加速度センサー22による加速度測定値からタップ選択器2内の接点部における固有振動数成分を抽出し、その結果からタップ選択器2内の接点部における加速度のピーク値を算出する部分である。
また、異常監視部3bは、変圧器本体タンク4の外部に設置されており、上記動作時間算出部17bおよびピーク値算出部17cに接続されている。異常監視部3bには、事前に得られている知見を基にして予め設定された基準値が記録されており、この基準値と動作時間算出部17bおよびピーク値算出部17cからのデータを比較することで、切換開閉器1およびタップ選択器2の異常判定および監視を行うように構成されている。さらに、異常監視部3bは、前記異常監視部3と同様、異常発生を示す表示または電気信号を出力するようになっている。
[作用]
このように構成された本参考例において、異常監視部3bは次のように作用する。図5は、加速度センサー21による切換開閉器1動作時の加速度測定結果の一例を示すグラフ、図6は、加速度センサー22によりタップ選択器2動作時の加速度を測定し、さらにタップ選択器2内の接点部の固有振動数成分を抽出した結果の一例を示すグラフである。これらの加速度測定結果は、それぞれ動作時間算出部17b、ピーク値算出部17cに伝送され、これを基に切換開閉器1およびタップ選択器2の動作特性が以下のようにして求められる。
(a)切換開閉器1の動作時間t1
図5に示した切換開閉器1動作時の加速度測定結果から、動作時間算出部17bは、切換開閉器1の動作時間t1を算出することが可能である。動作時間算出部17bにて算出した動作時間t1と、事前に得られている知見を基にして、予め設定された基準値tsおよび基準値との差の許容値ktとして、この許容値ktにより異常監視部3bが異常判定を行っている。
すなわち、
|t1−ts|>kt :「異常有り」と判定
|t1−ts|≦kt :「異常無し」と判定
となる。
上記のように、異常監視部3bにより異常有りと判定した場合、切換開閉器1の駆動部分に、過大な摩擦力などの異常が発生している可能性がある。この場合、異常監視部3bによってなされる異常発生を示す表示または電気信号によって、負荷時タップ切換装置に事故が発生する前に、速やかに運転停止し、点検や修理などの対応を図ることができる。
(b)タップ選択器2の接点部の摩耗量W
図6に示したように、タップ選択器2動作時の加速度を測定し、さらにタップ選択器2内の接点部の固有振動数成分を抽出した結果から、ピーク値算出部17cはタップ選択器2動作時の加速度のピーク値A1を算出することができる。なお、ピーク値算出部17cにおいて、タップ選択器2接点部の固有振動数成分を抽出する代わりに、変圧器の電源周波数および2倍の成分を除去してから加速度のピーク値を算出するようにしても有効である。
ここで図7は、加速度のピーク値A1とタップ選択器2内のタップ選択接点部の摩耗量Wの関係について得られている知見の一例を示している。この図7で示したように、タップ選択器2接点部の摩耗量Wが増大するに伴い、タップ選択器2接点部の動作時の振動が小さくなり、タップ選択器2の接点部における固有振動数成分の加速度ピーク値A1が小さくなるという知見がある。
タップ選択部2接点部の摩耗量Wには許容値Wpが設定可能なので、図7中の許容値Wpに相当する加速度ピーク値Apと、算出した加速度ピーク値A1を用いて、異常監視部3bは以下のように異常判定が可能である。すなわち、
A1<Ap :「異常有り」と判定
A1≧Ap :「異常無し」と判定
となる。
以上述べたように、異常監視部3bにより異常有りと判定した場合、タップ選択器2内の接点部に、過大な摩耗などの異常が発生している可能性がある。この場合、異常判定監視部3bによってなされる異常発生を示す表示または電気信号によって、負荷時タップ切換装置に事故が発生する前に、速やかに運転停止し、点検や修理などの対応を図ることができる。
[効果]
参考例によれば、加速度センサー21と22によって、切換開閉器1およびタップ選択器2動作時の加速度を測定し、動作時間算出部17bおよびピーク値算出部17cにて求めた動作時間t1およびピーク値A1を求めて、これらを基準値と比較することで、異常監視部3bは切換開閉器1の動作時間やタップ選択器2における接点部の異常判定、監視が可能となる。これにより、前記第1の実施形態と同様、小形かつ簡易な構成で安全性・信頼性の向上を図り得る異常監視手段を備えた負荷時タップ切換装置を提供することが可能である。
(3)第2の参考例
[構成]
次に、本発明に係る負荷時タップ切換装置に係る第2の参考例を、図8を用いて説明する。なお、上記第1の実施形態と同一の構成部材に関しては同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図8に示すように、負荷時タップ切換装置は、切換開閉器1、タップ選択器2、および異常監視部3cとから構成されている。また、切換開閉器1の内部には温度センサー31、32が設けられ、変圧器タンク4には温度センサー33、34が設けられている。
それぞれの温度センサー31〜34のうち、温度センサー31は切換開閉器1内の限流抵抗器35の温度を、温度センサー32は切換開閉器1内の接点部8の温度を、温度センサー33はタップ選択器2内の接点部の温度を、温度センサー34が変圧器タンク4内部の温度を、それぞれ測定可能となるように設置されている。これらの温度センサー31〜34に前記異常監視部3cが接続され、温度測定結果が伝送されるようになっている。
異常監視部3cには、事前に得られる知見や規格などを基にした基準値が記録されており、この基準値と温度センサー31〜34からの温度測定結果を比較することで、切換開閉器1およびタップ選択器2の異常判定および監視を行うように構成されている。なお、異常監視手段3cは、前記異常監視部3、3bと同じく、異常発生を示す表示または電気信号を出力するようになっている。
[作用]
このように構成された本参考例における、異常監視部3cの作用を説明する。本参考例では、温度センサー31により切換開閉器1内の限流抵抗器35の温度を測定し、温度センサー32により切換開閉器1内の接点部8の温度を測定し、温度センサー33によりタップ選択器2内の接点部の温度を測定することにより、各部の過熱を監視することができる。
限流抵抗器35、切換開閉器1内の接点部8、タップ選択器2内の接点部の各部の温度には、予め得られた知見や規格などによって許容値が設定可能である。温度センサー31、32、33による温度の測定値をそれぞれT31、T32、T33、対応する許容値をそれぞれT31p、T32p、T33pとすると、異常監視部3cでは以下のような異常判定が可能である。
すなわち、
T31>T31p :「異常有り」と判定
T32>T32p :「異常有り」と判定
T33>t33p :「異常有り」と判定
となる。
また、変圧器の運転状態や外気温によっては、変圧器タンク4内部の冷媒の温度が変化することがある。このため、温度センサー34による変圧器タンク4内部の冷媒の温度測定値をT34、T31〜T33のT34との差分の許容値をそれぞれT31pd、T32pd、T33pdとして、下記のように異常を判定することが有効である。
すなわち、異常監視部3cでは、
T31−T34>T31pd :「異常有り」と判定
T32−T34>T32pd :「異常有り」と判定
T33−T34>t33pd :「異常有り」と判定
となる。
上記のように異常監視部3cにより異常有りと判定した場合、切換開閉器1またはタップ選択器2内に、過熱などの異常が発生している可能性がある。この場合、異常判定監視部3cによってなされる異常発生を示す表示または電気信号によって、負荷時タップ切換装置に事故が発生する前に、速やかに運転停止し、点検や修理などの対応を図ることができる。
[効果]
参考例によれば、温度センサー31、32、33によって、切換開閉器1またはタップ選択器2の温度を測定し、異常監視部3cにより切換開閉器1またはタップ選択器2の過熱状態を把握することで、切換開閉器1やタップ選択器2の異常判定、監視が可能となる。これにより、前記第1の実施形態及び第1の参考例と同様、小形かつ簡易な構成で、安全性・信頼性の向上を図った負荷時タップ切換装置を提供することができる。
(4)他の実施形態
本発明に係るガス絶縁開閉装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、第1の実施形態にて示した監視カメラ14およびスコープ16の形式や構成あるいは配置数や配置箇所については本発明では特に限定しないが、監視カメラ14としては通常のCCDカメラのほか、高速度VTRなどが含まれる。また、スコープ16としては光ファイバー式スコープで光源を備えたものなどが考えられる。さらに、第1の参考例にて示した加速度センサー21、22、あるいは第2の参考例にて示した温度センサー31〜34に関する形式、構成あるいは配置数や配置箇所についても本発明では特に限定することなく、適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態の負荷時タップ切換装置を示す正面図。 監視カメラまたはスコープによる蓄勢装置の撮影画像の一例を示すグラフ。 変位と速度のマスター・カーブおよび算出された実測値の一例を示すグラフ。 本発明の第1の参考例の負荷時タップ切換装置を示す正面図。 加速度センサーによる切換開閉器動作時の加速度測定結果の一例 加速度センサーによりタップ選択器動作時の加速度を測定し、さらにタップ選択器内のタップ選択接点部の固有振動数成分を抽出した結果の一例を示すグラフ。 加速度のピーク値とタップ選択接点部の摩耗量の関係について得られている知見の一例を示すグラフ。 本発明の第2の参考例の負荷時タップ切換装置を示す正面図。
符号の説明
1…切換開閉器
2…タップ選択器
3、3b、3c…異常監視部
4…変圧器タンク
5…減速装置
6…蓄勢装置
6b…蓄勢ばね
7…駆動軸
8…接点部
9…カム
10…真空バルブ
11…通電接点
12…フタ
13…監視窓
14…監視カメラ
15…ターミナル
16…スコープ
17…動作速度計算部
17b…動作時間算出部
17c…ピーク値算出部
21、22…加速度センサー
23、36…接続端子
31、32、33、34…温度センサー
35…限流抵抗器

Claims (3)

  1. 変圧器タンク内に切換開閉器およびタップ選択器が設けられ、前記変圧器タンク外に異常判定および監視を行う異常監視手段が設置された負荷時タップ切換装置において、
    前記切換開閉器には該切換開閉器の動作を撮影する撮影手段が設けられ、
    前記撮影手段には該撮影手段が撮影した画像から前記切換開閉器の動作速度を計算する動作速度計算手段が連結され、
    前記異常監視手段は、前記動作速度計算手段の計算結果に基づいて前記切換開閉器の異常判定および監視を行うように構成されたことを特徴とする負荷時タップ切換装置。
  2. 前記撮影手段は、前記切換開閉器に形成された監視窓と、前記切換開閉器の動作を撮影するように前記監視窓に設置された監視カメラとから構成されることを特徴とする請求項1に記載の負荷時タップ切換装置。
  3. 前記撮影手段は、前記切換開閉器に設けられたターミナルと、前記切換開閉器の動作を撮影するように前記ターミナルに連結されたスコープとから構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の負荷時タップ切換装置。
JP2006116187A 2006-04-19 2006-04-19 負荷時タップ切換装置 Expired - Fee Related JP4703473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006116187A JP4703473B2 (ja) 2006-04-19 2006-04-19 負荷時タップ切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006116187A JP4703473B2 (ja) 2006-04-19 2006-04-19 負荷時タップ切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007288072A JP2007288072A (ja) 2007-11-01
JP4703473B2 true JP4703473B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=38759521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006116187A Expired - Fee Related JP4703473B2 (ja) 2006-04-19 2006-04-19 負荷時タップ切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4703473B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2244272B1 (en) * 2009-04-20 2012-06-06 ABB Technology Ltd Measuring contact sequence in a tap changer
JP2013247173A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Toshiba Corp 負荷時タップ切換装置および変圧器
WO2021106066A1 (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 株式会社東芝 負荷時タップ切換器
CN113593864B (zh) * 2021-06-24 2023-06-27 南京南瑞继保电气有限公司 一种分体式有载分接开关及其控制方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205227U (ja) * 1985-06-14 1986-12-24
JPH11354341A (ja) * 1998-06-11 1999-12-24 Toshiba Corp 負荷時タップ切換器の監視装置
JP2003100529A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Daihen Corp 負荷時タップ切換装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205227U (ja) * 1985-06-14 1986-12-24
JPH11354341A (ja) * 1998-06-11 1999-12-24 Toshiba Corp 負荷時タップ切換器の監視装置
JP2003100529A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Daihen Corp 負荷時タップ切換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007288072A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110832718B (zh) 用于中压或高压的开关或控制设备系统及操作方法
JP4703473B2 (ja) 負荷時タップ切換装置
EP3775946B1 (en) Apparatus and method for fault diagnosis for circuit breaker
CN101523680B (zh) 电气故障限制系统
KR20200130405A (ko) 전동기의 진단 장치
WO2016207954A1 (ja) 電力変換装置、電力変換装置の診断システム、および診断方法
CN104459524A (zh) 辅助单元、含断路器和辅助单元的电力系统及确定断路器断开原因的方法
JP2013131476A (ja) 断路器の動作監視装置及び動作監視システム
US20170287666A1 (en) Circuit breaker characteristic monitoring device
JP2008254017A (ja) 連続鋳造設備における鋳型熱電対の診断方法及び装置
JP2008091393A (ja) 負荷時タップ切換器
KR100364921B1 (ko) 파워스위치의동작안전성모니터링장치(진단장치)
KR20130115977A (ko) 전동기의 예방 보전 장치
KR102260477B1 (ko) 열화상을 이용한 회로기판의 고장 예지 시스템
KR101555225B1 (ko) 전동기 제어반 고장 예측 진단 장치
JP2017054857A (ja) 負荷時タップ切換装置の診断方法および診断システム
JP2014222150A (ja) 電動部品監視装置及び電動部品監視方法
JP5111579B2 (ja) 水温測定システム
JPWO2019159233A1 (ja) 電磁継電器診断装置
JP2008043145A (ja) デジタル保護リレー
JP2006221308A (ja) 異常検出方法および制御装置と、これらを用いた制御システム
JP7101333B2 (ja) 電源システム
JP2011258366A (ja) 開閉器の動作特性監視装置
JP2013247173A (ja) 負荷時タップ切換装置および変圧器
JP6615419B1 (ja) 診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110308

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees