JP4701707B2 - 流体射出容器システム及びインクジェット式プリントヘッド・カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、流体タンクに関する。即ち、本発明は、流体射出容器システム、及び、該システムを含むインクジェット式プリントヘッド・カートリッジに関する。
例えば、ドロップオンデマンド液体インクプリンタなどの流体噴射システムは、流体の液滴を受容シートに対し射出する、少なくとも1つの流体イジェクタを有する。走査形インクジェット・プリンタは、流体インクを含む流体噴射ヘッドを備えている。流体は、コンピュータ、スキャナ、又は、同様の装置から受信される印刷データに基づく配列でシートに塗布される。流体のシートへの送出を制御するために、流体噴射ヘッドは、流体をシートに付与するようにシートを横切って移動され、流体は液滴として射出される。各液滴は、画素と呼ばれる液体量と一致する。各画素は、特定の単位面積を暗くしたり、又はカバーするのに必要な量に関連付けられる。
コストを下げて、慣性を制限することによって性能を改良するために、可動ヘッド流体噴射システムは、再充填可能な流体容器を使用することが多い低重量流体噴射ヘッドとともに設計される。重量を最小にするために、流体噴射ヘッドは、比較的小量の流体を含む。従って、流体噴射ヘッド(又は、それらの流体リザーバ)は、定期的に交換又は再充填(補充)されなければならない。交換可能カートリッジは、家庭用のプリンタで一般に使用されている。一部の使用頻度の多い業務用のプリンタは、連続的な再充填のために、アンビリカル(umbilical)チューブ(導管)を介して流体噴射ヘッドを取り付けている。その他の使用頻度の多いプリンタは、流体噴射ヘッドを定期的に再充填する。
本発明は、流体タンク供給ポート開口部を有する流体タンク・チャンバ内部に発泡体要素を有する、印刷装置で使用するような流体タンクを目的とする。発泡体要素の圧縮状態が変化することにより、結果として、供給開口部シールが除去されるとき、流体タンク供給開口部を通る流体タンクからの流体の漏出量が減少され、流体の使用法及び効率が改良され、タンクに流体を充填するプロセスの間に発泡体要素内の流体インピーダンスが減少され、高水位の減圧状態で流体の漏出量が減少され、デプライム(deprime)条件が軽減され、さらに、流体タンクが動作中に接続される印刷ヘッドに対する流体出口圧力が改善されることになる。
カートリッジを交換することは、ユーザによる頻繁な相互作用を必要とし、大量生産で使用されたり、又は、ネットワークによって噴射データソースに連結される流体イジェクタにとって不都合であると考えられる。アンビリカル・システムは、費用がかかり、加圧、管成形、管にハーネスを付けることを必要とし、水分蒸発、加速による圧力変動又は温度変化による性能の低下を被る可能性があり、管成形ハーネル抗力による動作ヒステリシスを受けることがある。
1つの一般的な流体噴射システムは、インクジェクタ・プリンタである。インクジェット・プリンタにおいて、定期的再充填システムは通常、プリントヘッドに付着されるインクを正確に測定しない。従って、プリントヘッドにおけるインク・リザーバは、再充填されたプリントヘッドのインク・リザーバから余剰のインクが流出することを避けるために、かなり少なめに再充填しておかなければならない。その結果、この少なめの再充填が空間を無駄にし、再充填作業がより頻繁に生じることにより、プリンタの生産性を低下させる。
同様に、流体噴射の種々の用途における消耗性流体用の他の容器は、流体を流体リザーバに再充填したり、又は交換するために、液面を検出する必要がある。このような用途は、インクジェット・プリンタに限定されるものではなく、調剤、薬品、受信媒体上の写真結果、放出を制御するために還元剤をエンジン排気に注入すること、冷却等の間に結露を排出することなどが挙げられるが、これらに限定されない。再充填可能な流体容器を使用する他の技術は、燃料電池、燃料タンク、化学薬品処理装置、及び、電気のバッテリを含む。こうした技術の流体容器における流体レベル検出は、電気的に流体を検出することが、例えば、流体容器に収容された流体に火花が点火したり、又は、流体が腐食作用などによって電気センサーを劣化させるような、危険をもたらすことがあるために、困難である。
流体リザーバのための1つの光学的レベル検出システムは、エミッタから光センサに光を反射するために1つ以上のセンサーターゲット、例えば、光学プリズムを含む。センサーシステムは、流体レベルが1つ以上のセンサーターゲットより下に下がっているかどうか決定する。センサーターゲットは、流体リザーバにおける低液面の低プリズム若しくはセンサーターゲット、及び、流体リザーバにおける高液面の高プリズム若しくはセンサーターゲットを含むことができる。エミッタは、低入射面に対する低プリズム若しくはセンサー、及び、高入射面に対する高プリズム若しくはセンサの少なくとも1つを介して光線を射出する。光センサは、液体が低プリズム又はセンサーターゲットよりも下にあるときに、低プリズム又はセンサーターゲットから反射される光線を検出する。光センサは、また、液面が高プリズム又はセンサーターゲットより下にあるときに、高プリズム又はセンサーターゲットからの光線を検出する。より詳しくは、センサーは、流体レベルが、高プリズム又はセンサーターゲットの高入射面より上に上昇する場合を検出するために光線の欠如を使用する。
例えば、印刷装置に用いられるインクタンクなどの流体タンクにおいて、流体リザーバ・チャンバ内部の毛管又は発泡体要素は、流体リザーバの少なくとも一部として使用できる。このような流体タンクにおいて、流体リザーバ・チャンバは、液状流体リザーバ、及び、毛管若しくは発泡体要素を内部に有する毛管媒体チャンバを含む。液状流体リザーバ及び毛管媒体チャンバは、バリア(境界)によって分離され、該バリアは、流体が毛管媒体チャンバから液状流体リザーバに流れるためのバリア間隙又はオリフィスを有する。しかしながら、収容される流体に加えて、空気が、毛管媒体チャンバに存在していてもよく、バリア間隙又はオリフィスを介して液状流体リザーバに流入することもできる。
しかしながら、流体を使用する間にこのような構造において、毛管媒体チャンバからの空気は、液状流体リザーバに流入し、気泡を形成する。こうした気泡は、流体レベル検出システムのセンサーターゲットに集まる可能性がある。流体がカートリッジから徐々に排出するとき、流体の気泡がセンサーターゲットの反射面を覆おうことがある。これら表面上の流体は、光を反射する代わりに、光を屈折させ、カートリッジが誤って光センサいっぱいに見えてしまうことになる。
本発明は、流体タンク供給ポート開口部を有する流体タンク・チャンバ内部に発泡体要素を有する、印刷装置で使用するような流体タンクを目的とする。発泡体要素の圧縮状態の変化により、結果として、供給開口部シールが除去されるときに流体タンク供給開口部を通る流体タンクからの流体の漏出量が減少され、流体の使用法及び効率が改良され、タンクに流体を充填するプロセスの間に発泡体要素内の流体インピーダンスが減少され、高水位の減圧状態で流体の漏出量が減少され、デプライム(deprime)条件が軽減され、さらに、流体タンクが動作中に接続される印刷ヘッドに対する流体出口圧力が改善されることになる。
したがって、本発明は、流体レベル検出のための光学的レベル検出システムを含む液状流体リザーバにおいて流体の気泡が集まることを防止するための装置及び方法を提供する。
種々の例示的な実施の形態において、少なくとも1つの液状流体リザーバ、少なくとも1つの毛管媒体チャンバ、及び、光学的レベル検出システムを含む、流体タンク構造が、提供される。
本発明の第1の態様は、流体を含むための流体射出容器システムであって、流体を保持するための第1のチャンバ、前記第1のチャンバ内に鉛直方向に沿って設けられる第1の壁により形成される、流体を保持するための毛管媒体を有する第2のチャンバ、前記第1のチャンバに位置決めされ流体のレベルを検出する流体レベル検出手段、前記流体レベル検出手段と前記第2チャンバとの間に設けられた、前記第1の壁に平行な第2の壁、前記第1の壁の底面側に設けられ、前記第1チャンバとの間で流体を流通させる第1の流路、前記第2の壁の底面側に設けられ、前記第1の流路より狭く、流体を流通させる第2の流路、を含むことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、上記流体がインクである、上記第1の態様による流体射出容器システムを含む、インクジェット式プリントヘッド・カートリッジである。
本発明のこれら及びその他の特徴と効果は、本発明によるシステム及び方法の種々の例示的な実施の形態の以下の詳細な説明に述べられ、又は、該説明から明らかである。
本発明による、マニホールド及びインクリザーバの間に連通チャネルを有する流体容器の種々の例示的な実施の形態の以下の詳細な説明は、明確であり、またよく知られていることから、1つの特定のタイプの流体システム、例えば、本発明による再充填可能な流体容器を使用するインクジェットプリンタを想定してもよい。しかしながら、以下に概説されたり、あるいは論述されるように、本発明の原理が、本明細書中に詳細に議論されるインクジェットプリンタを越えて、いずれの公知の、又は、今後開発される流体射出装置にも等しく適用され得ることは認識すべきである。
図1は、インクジェット式プリントヘッドのためのカートリッジ・リザーバ100の組み立て分解等角図を示す。カートリッジ・リザーバ100は、流体チャンバ110、チャンバ・リッド120、流体射出インタフェース・モジュール150、マニホールド160、フェース・テープ170、及び、再充填ポート180を含む。このような従来の再充填可能な流体容器は、オプションとして、光学的レベル検出システムなどの流体レベルセンサ130を含むこともできる。このような光学的レベル検出システムは、例えば、米国特許出願第10/455,357号(出願日:2003年6月6日)に述べられ、これは全体が本明細書中に参照によって組み込まれる。毛管媒体インサート111は、流体チャンバ110内に挿入されることができる。
流体チャンバ容器110は、毛管媒体チャンバ112及び液状流体リザーバ116を含む。チャンバ・リッド120が流体チャンバ110上に配置される前に、毛管媒体インサート111は、開放上部を通して毛管媒体チャンバ112内に収容されることができる。プリズム又はセンサーターゲット135を受容するフレーム115は、液状流体リザーバ116上に配置される。バリア壁114は、2つの分割されたチャンバにおいて別々の流体レベルを可能にするために毛管媒体チャンバ112及び液状流体リザーバ116を分離するが、流体が底部間隙又はオリフィス118(図3に図示)に沿ってバリア壁114の下で連通することを可能にする。この底部間隙又はオリフィス118は、毛管媒体チャンバ112及び液状流体リザーバ116間における流体の湿潤流路となる。流体チャンバ110は、マニホールド・リム164内に配置されるフィルタ166を通って流体を連通させる。液状流体リザーバ116は、そうでなければ隔離され、毛管媒体チャンバ112は、空気が両チャンバ間を連通できるように、通気ポート122に接続されている。したがって、毛管媒体チャンバ112のインクレベルが、バリア壁又はオリフィス118のレベルの下に減少するまで、空気が液状流体リザーバ116に入り込むことを防止すると同時に、流体が流動することを可能にするために、液状流体リザーバ116に対する逆止弁として作用する。
毛管媒体インサート111は、独立気泡網目状ポリウレタンから構成することができる。こうした気泡の網目状(裂け目)は、含水スポンジを生成するための化学エッチング又は火炎処理によって達成できる。毛管媒体インサート111は、発泡材料やフェルト材料などの、毛管ウィッキングを用いて、流体を湿り領域から乾燥領域に移動させることができる。このような毛管媒体は、流体チャンバ110内に負のゲージ圧を可能にする。通気経路は、流体を除去し、空気と置き換えられ得るように、毛管媒体インサート111の上部に接続される。
チャンバ・リッド120は、通気ポート122、センサーターゲット・ウィンドウ124、及び、ブリッジ126を含む。プリズム又はセンサーターゲット135は、センサーターゲット・ウィンドウ124に収容され、フレーム115内で液状流体リザーバ116に挿入されることができる。通気ポート122は、毛管媒体チャンバ112を周囲圧力とつり合わせるためにカートリッジ・リザーバ100の外部から内部に接続しているオリフィスを含む。
インタフェース150は、フレキシブル回路152、ヒートシンク154、及び、注入口158を有する射出チップ156を含む。フレキシブル回路152は、コマンドによって流体を射出するための信号の通信路を提供する。ヒートシンク154は、電気抵抗による加熱からの温度応答を減衰させる。射出チップ156は、ヒートシンク154に隣接している。注入口158は、流体射出ノズル(図示せず)によって、媒体(同じく図示せず)上に流体が制御可能に放出されるための流路を提供する。
マニホールド160は、マニホールド容器162及びマニホールド・リム164を含む。流体チャンバ110は、マニホールド・リム164内に配置されるフィルタ166を介して、マニホールド160に流体を移送する。ヒートシンク154、射出チップ156、及び、マニホールド容器162のそれぞれの底部は、インタフェース・シールとなるフェース・テープ170によって被覆される。フェース・テープ170は、ヒートシンク154の底部を被覆するヒートシンク部172、射出チップ156が流体を流体射出ノズルから媒体上に流動させることを可能にする開放領域174、及び、マニホールド容器162の底部を被覆するマニホールド部176を含む。流体は、フィルタ166を介して流体チャンバ110からマニホールド容器162に流動する。流体は、注入口158を介してマニホールド容器162から射出チップ156に放出される。
再充填ポート180は、液状流体リバーザ116と共有される側壁に沿って、流体チャンバ110に取り付けることができる。再充填ポート180は、元の製造の間に、最初に流体チャンバ110を充填するための手段となる。再充填ポート180は、また、以前に供給された流体が消費された後に、流体チャンバ容器110に流体を充填するための手段ともなる。
最初に流体チャンバ110に流体を充填するときに、通気ポート122はガスケットにより封止され、内部空気は、負のゲージ圧(即ち、周囲圧力以下)で、少なくとも不完全真空を形成するように流体チャンバ110から排気される。流体は、再充填ポート180を通して液状流体リザーバ116内に移送される。液状流体リザーバ116が充填されるとき、流体の一部はバリア壁114内のバリア間隙又はオリフィス118を介して毛管媒体チャンバ112内に流入する。液状流体リザーバ116を充填すると、(不完全な真空排気から生じられる)小さな気泡が、液状流体リザーバ116内に残存し、該液状流体リザーバ116の残りには、流体が含まれる。一方、毛管媒体チャンバ112は、流体が充填されている3分の2に対し約半分である。
搬送及び/又は初期設定の間に、周囲圧力及び温度が変化することがある(例えば、高度の変化による気圧の減少、日周サイクル、あるいは、緯度変化の際の温度上昇)。このような環境は、最初の充填作業の間の状態から毛管媒体チャンバ112において気圧変動を生じさせる可能性がある。毛管媒体チャンバ112の内圧の変化は、流体を膨張させ、通気ポート122を介して移動させることができる。また、カートリッジ・リザーバ100の方向付けの変化により、毛管媒体チャンバ112の上方領域に、及び、通気ポート122内に重力誘発性の流れを引き起こす可能性がある。流体が通気ポート122から流出することにより、カートリッジ・リザーバ110から望ましくない流体の漏出が生じる可能性がある。本発明の種々の例示的な実施の形態は、このような潜在的漏出を抑制したり、又は、防止するように設計されている。
さらに、通気ポート122の流路は、空気が周囲条件から毛管媒体チャンバ112まで連通できるように、障害を取り除いておくべきである。印刷する間に、例えば、流体はマニホールド・チャンバ162から引き出されている射出チップ156を介して消費される。マニホールド・チャンバ162に対する流体は、液状流体リザーバ116及び/又は毛管媒体チャンバ112を介して、流体チャンバ110から供給される。液状流体リザーバ116に流体がなくなり、からになると、毛管媒体チャンバ112は、バリア間隙又はオリフィス118を介して流体を補充する。
このサイフォンで吸い上げる間に、液状流体リザーバ116の流体レベルは上昇し、一方で、毛管媒体チャンバ112の流体レベルが下降し、外気が、圧力とつり合うように、通気ポート122から毛管媒体チャンバ112内に入り込む。これら流体レベルは、それによって、モノメーターに類似した方法でつり合う。流体プリントヘッドの動作中に、一定の内容積を維持する流体チャンバ110は、流体を除去させ得るように通気させなければならず、したがって、ノズルに対する流体の安定した出口圧力を維持する。液状流体リバーザ116を補充する流体を交換するために外気が毛管媒体チャンバに入り込むことなく、流体は、流体チャンバ110内の低圧状態によって閉じ込められ、マニホールド・チャンバ162及び射出チップ156に伝送されることになる。したがって、通気ポート122は、流体から妨げられることなく空気の流れを可能にしなければならない。
図2は、図1に示すような、例示的な従来の再充填可能な流体容器100を示す。カートリッジ・リザーバ100は、流体チャンバ110、チャンバ・リッド120、マニホールド160、及び、再充填ポート180を含む。流体チャンバ110は、毛管媒体チャンバ112(図示せず)、及び、液状流体リザーバ116(切り取りにより示される)を有する。毛管媒体チャンバ112及び液状流体リザーバ116は、バリア壁114(図示せず)によって、互いに分離されている。チャンバ・リッド120は、通気ポート122及びブリッジ126を含む。
光学的レベル検出システム130は、液状流体リザーバ116に挿入される。センサー190は、液状流体リザーバ116内の流体のレベルを決定するための光源及びレシーバを備えている。再充填ステーションは、流体チャンバ110を適切なレベルに再充填するために通気ポート122及び再充填ポート180を係合させるための機器を備えている。
図3は、従来の再充填可能な流体容器100のy−z断面に沿った拡大概略図を示している。再充填可能な流体容器100は、マニホールド領域160、液状流体リザーバ116、及び、毛管媒体チャンバ112から構成されている。液状流体リザーバ116及び毛管媒体チャンバ112は、バリア壁114によって分離される。液状流体リザーバ116及び毛管媒体チャンバ112の間の連通は、バリア壁114のバリア間隔又はオリフィス118によって、使用可能である。液状流体リザーバ116及びマニホールド領域160は、フィルタ手段166によって分離される。このような従来の再充填可能な流体容器は、オプションとして、光学的レベル検出システムなどの、流体レベルセンサ130を含むこともできる。
図4は、従来の再充填可能な流体容器100のx−y断面に沿った拡大概略図を示している。再充填可能な流体容器100は、液体流体リザーバ116、及び、毛管媒体チャンバ112を含む。液状流体リザーバ116及び毛管媒体チャンバ112は、バリア壁114によって分離される。
流体及び空気が毛管媒体チャンバ112から液状流体リザーバ116に流れるとき、空気は小さい気泡となり、これらは、約20乃至30秒の半減期を有する持続性を有する。本明細書において使用される「半減期」は、気泡の約半分が破壊するのに要する時間である。光センサなどのレベルセンサ手段は、このような気泡に非常に影響される。気泡が液状流体リザーバ内を移動し、破壊するとき、センサの読み取り値は大幅に変化する可能性がある。気泡が破壊し、より多くのセンサーが空気に露出されるとき、全体的なセンサ信号は、図5に示されるように、大幅に改善されることになる。
図6は、本発明によるインクジェット式プリントヘッド用のカートリッジ・リザーバ400の組み立て分解等角図を示す。カートリッジ・リザーバ400は、流体チャンバ410、チャンバ・リッド420、流体射出インタフェース・モジュール450、マニホールド460、フェース・テープ470、及び、再充填ポート480を含む。このような再充填可能な流体容器は、光学的レベル検出システムなどの流体レベルセンサ430を含む。毛管媒体インサート411は、流体チャンバ410内に挿入されることができる。
流体チャンバ410は、毛管媒体チャンバ412、液状流体リザーバ416、及び、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417を含む。チャンバ・リッド420が流体チャンバ410上に配置される前に、毛管媒体インサート411は、開放上部を通して毛管媒体チャンバ412内に受容されることができる。光学的レベル検出システム430のプリズム又はセンサーターゲット435を受容するフレーム415は、液状流体リザーバ416上に配置される。
バリア壁414は、分割されたチャンバにおける個々の流体レベルを可能にするように、毛管媒体チャンバ412、液状流体リザーバ416、及び、少なくとも1つの液状流体リザーバ417を分離するが、流体が(図7乃至図11に示される)バリア間隔又はオリフィス418に沿ってバリア壁414を介して連通することを可能にする。バリア間隔又はオリフィス418は、毛管媒体チャンバ412及び少なくとも1つの液状流体リザーバ417の間に流体用の湿潤流路を備えている。バリア間隔又はオリフィス418の位置は、特に限定されない。種々の例示的な実施の形態において、バリア間隔又はオリフィス418は、バリア壁414の底部、又は、その近くに位置決めされている。液状流体リザーバ416は、少なくとも1つの細い流体連通チャネル550を介して少なくとも1つの更なる液体流体リザーバ417と連通することが可能である。流体チャンバ410は、マニホールド・リム464内に配置されるフィルタ466を介してマニホールド460と連通する。液状流体リザーバ416及び417は、別な方法で隔離され、その一方毛管媒体チャンバ412が空気を両リザーバ間で連通可能にするように通気ポート22に接続される。したがって、毛管媒体チャンバ412の流体レベルが、バリア間隔又はオリフィス418のレベルより下に減少するまで、空気が液状流体リザーバ416及び417に流入することを防止しながら、流体の通過を可能にするように、毛管媒体チャンバ412は、液状流体リザーバ416に対する逆止弁として機能することができる。液状流体リザーバ416は、少なくとも1つの細い流体連通チャネル550を介して少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417と連通することが可能である。
毛管媒体インサート411は、独立気泡網目状ポリウレタンから構成することができる。毛管媒体インサート411は、発泡材料や、フェルト材料などに対する毛管ウィッキングを用いて、流体を湿潤領域から乾燥領域に移動させることができる。このような毛管媒体は、流体チャンバ410内で負のゲージ圧を可能にする。通気経路は、流体を除去し、空気と置き換えられ得るように、毛管媒体インサート411の上部に接続される。
チャンバ・リッド420は、通気ポート422、プリズム又はセンサーターゲット・ウィンドウ424、及び、ブリッジ426を含む。プリズム又はセンサーターゲット440は、プリズム・ウィンドウ424に収容され、フレーム415内で液状流体リザーバ416に挿入されることができる。通気ポート422は、毛管媒体チャンバ412を周囲圧力とつり合わせるためにカートリッジ・リザーバ400の外部から内部に接続しているオリフィスを含む。
インタフェース450は、フレキシブル回路452、ヒートシンク454、及び、注入口458を有する射出チップ456を含む。フレキシブル回路452は、コマンドによって流体を射出するために信号の通信路を提供する。ヒートシンク454は、電気抵抗による加熱からの温度応答を減衰させる。射出チップ456は、ヒートシンク454に隣接している。注入口458は、流体射出ノズル(図示せず)によって、媒体(同じく図示せず)上に流体が制御可能に放出されるための流路を提供する。
マニホールド460は、マニホールド容器462及びマニホールド・リム464を含む。流体チャンバ410は、マニホールド・リム464内に配置されるフィルタ466を介して、マニホールド460に流体を移送する。ヒートシンク454、射出チップ456、及び、マニホールド容器462のそれぞれの底部は、インタフェース・シールとなるフェース・テープ470によって被覆される。フェース・テープ470は、ヒートシンク454の底部を被覆するヒートシンク部472、射出チップ456が流体を流体射出ノズルから媒体上に流動させることを可能にする開放領域474、及び、マニホールド容器462の底部を被覆するマニホールド部476を含む。流体は、フィルタ466を介して流体チャンバ410からマニホールド容器462に流動する。流体は、注入口458を介してマニホールド容器462から射出チップ456に放出される。
再充填ポート480は、液状流体リザーパ416と共有される側壁に沿って、流体チャンバ410に取り付けることができる。再充填ポート480は、元の製造の間に、最初に流体チャンバ410を充填するための手段となる。再充填ポート480は、また、以前に供給された流体が消費された後に、流体チャンバ410に流体を充填するための手段ともなる。
最初に流体チャンバ410に流体を充填するときに、通気ポート422はガスケットにより封止され、内部空気は、負のゲージ圧(即ち、周囲圧力以下)で、少なくとも不完全真空を形成するように流体チャンバ410から排気される。流体は、再充填ポート480を通して液状流体リザーパ416及び417内に移送される。液状流体リザーバ416及び417が充填されるとき、流体の一部はバリア壁414のバリア間隙又はオリフィス418をを介して毛管媒体チャンバ112内に流入する。液状流体リザーバ416及び417を充填すると、(不完全な真空排気から生じられる)小さな気泡が、液状流体リザーバ416及び417の集積領域525に残存し、液状流体リザーバ416及び417の残りには、流体が含まれる。一方、毛管媒体チャンバ112は、流体が充填されている3分の2に対し約半分である。
搬送及び/又は初期設定の間に、周囲圧力及び温度が変化することがある(例えば、高度の変化による気圧の減少、日周サイクル、あるいは、緯度変化の際の温度上昇)。このような環境は、最初の充填作業の間の状態から毛管媒体チャンバ412において気圧変動を生じさせる可能性がある。毛管媒体チャンバ412の内圧の変化は、流体を膨張させ、通気ポート422を介して移動させることができる。また、カートリッジ・リザーバ400の方向付けの変化により、毛管媒体チャンバ412の上方領域に、及び、通気ポート422内に重力誘発性の流れを引き起こす可能性がある。流体が通気ポート422から流出することにより、カートリッジ・リバーバ410から望ましくない流体の漏出が生じる可能性がある。本発明の種々の例示的な実施の形態は、このような潜在的漏出を抑制したり、又は、防止するように設計されている。
さらに、通気ポート422の流路は、空気が周囲条件から毛管媒体チャンバ412まで連通できるように、障害を取り除いておくべきである。印刷する間に、例えば、流体はマニホールド・チャンバ462から引き出され、射出チップ456を介して消費される。マニホールド・チャンバ462に対する流体は、液状態流体リザーバ416と417及び/又は毛管媒体チャンバ412を介して、流体チャンバ410から供給される。液状流体リザーバ416及び417に流体がなくなり、からになると、毛管媒体チャンバ412は、バリア間隙又はオリフィス418を介して流体を補充する。
このサイフォンで吸い上げる間に、液状流体リザーバ416及び417の流体レベルは上昇し、一方で、毛管媒体チャンバ412の流体レベルが下降し、外気が、圧力とつり合うように、通気ポート422から毛管媒体チャンバ412に入り込む。これら流体レベルは、それによって、モノメーターに類似した方法でつり合う。流体プリントヘッドの動作中に、一定の内容積を維持する流体チャンバ410は、流体を除去させ得るように通気させなければならず、したがって、ノズルに対する流体の安定した出口圧力を維持する。液状流体リザーバ416及び417を補充する流体を交換するために外気が毛管媒体チャンバ412に入り込むことなく、流体は、流体チャンバ410内の低圧状態によって閉じ込められ、マニホールド・チャンバ462及び射出チップ456に伝送されることになる。したがって、通気ポート422は、流体から妨げられることなく空気の流れを可能にしなければならない。
図7は、図6に示すような、本発明による再充填可能な流体容器400の例示的な実施の形態の等角図を示す。再充填可能な流体容器400は、流体チャンバ410、チャンバ・リッド420、マニホールド460、及び、再充填ポート480を含む。流体チャンバ410は、毛管媒体チャンバ412、液状流体リザーバ416(切り取りにより示される)、及び、少なくとも1つの別の流体リザーバ417を有する。毛管媒体チャンバ412及び液状流体リザーバ416と417は、バリア壁414によって、互いに分離されている。チャンバ・リッド420は、通気ポート422及びブリッジ426を含む。ヒートシンク454及びフレキシブル回路452は、それぞれ、マニホールド460及び流体チャンバ410の近くにある。
光学的レベル検出システム430は、液状流体リザーバ416に挿入される。センサー490は、液状流体リザーバ416内の流体のレベルを決定するための光源及びレシーバを備えている。再充填ステーションは、適切なレベルに流体チャンバ410を再充填するために通気ポート422及び再充填ポート480を係合させるための機器を備えている。
図8は、本発明による、再充填可能な流体容器400の例示的な実施の形態のy−z断面に沿った拡大概略図を示す。再充填可能な流体容器400は、マニホールド領域460、液状流体リザーバ416、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417、毛管媒体チャンバ412、及び、光学的流体検出システム430を含む。液状流体リザーバ416及び417は、バリア壁414によって、毛管媒体チャンバ412から分離されている。少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417及び毛管媒体チャンバ412の間の連通は、バリア壁414の少なくとも1つのバリア間隔又はオリフィス418によって、使用可能である。液状流体リザーバ416及び少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417の間の連通は、少なくとも1つの細い流体連通チャネル550によって、使用可能である。液状流体リザーバ416及び417は、空気集積領域525を含む。液状流体リザーバ416及びマニホールド領域460は、フィルタ手段466によって分離されている。
少なくとも1つの細い流体連通チャネル550は、液状流体リザーバ416及び少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417を接続し、再充填可能な流体容器400の流体チャンバの上部及び底部の各壁に対し拡張することもでき、再充填可能な流体容器400及び/又はバリア壁414の各側壁によって境界付けされてもよい。したがって、少なくとも1つの流体チャネル550は、液状流体リザーバ416及び417の全長を拡張することもできる。光学的レベル検出装置430は、液状流体リザーバ416に位置決めされる。
流体及び空気が、毛管媒体チャンバ412から少なくとも1つの更なる液体流体リザーバに流入するとき、空気は、約20乃至30秒の半減期を有する、小さい持続性のある気泡510を形成する。小さい気泡510は、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417の流体表面まで上昇する。小さい気泡510の表面張力により、小さい気泡510を1つにつながり合わせ、流体と空気のインタフェース520にあわ(フロス)515を形成し、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417に含まれ、一方で、流体が、少なくとも1つの細い流体連通チャネル550を介して、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417及び液状流体リザーバ416間で自由に流動可能とされる。フロス515の小さい気泡510はより大きい気泡を形成するように結合してもよい。この大きい気泡は、表面張力が低く、こわれやすい。この大きい気泡は、少なくとも1つの細い流体連通チャネル550を介して液状流体リザーバ416に流入することもある。
図9は、再充填可能な流体容器400の例示的な実施の形態のx−y断面に沿った拡大概略図を示す。再充填可能な流体容器400は、液状流体リザーバ416、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417、及び、毛管媒体チャンバ412を含む。液状流体リザーバ416と417、及び、毛管媒体チャンバ412は、少なくとも1つのバリア壁414によって分離される。少なくとも1つの液状流体リザーバ417のうちの少なくとも1つ、及び、毛管媒体チャンバ412の間の連通は、バリア壁414のバリア間隔又はオリフィス418によって、使用可能である。少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417及び液状流体リザーバ416の間の流体の自由な連通は、少なくとも1つの細い流体連通チャネル550によって、使用可能である。液体流体リザーバ416及び417は、空気集積領域525を含む。液状流体リザーバ416及びマニホールド領域460は、フィルタ手段466によって分離される。
図10は、再充填可能な流体容器400の更なる例示的な実施の形態のx−y断面に沿った拡大概略図を示す。再充填可能な流体容器400は、液状流体リザーバ416、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417、毛管媒体チャンバ412、任意レベル検出システム430、及び、少なくとも1つの流体チャネル550を含む。液状流体リザーバ416及び417は、バリア壁414によって、毛管媒体チャンバ416から分離されている。少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417及び毛管媒体チャンバ412の間の連通は、バリア壁414のバリア間隔又はオリフィス418によって、使用可能である。液状流体リザーバ416及び少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417は、流体が液状流体リザーバ416及び少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417間に自由に通過可能にする、少なくとも2つの細い流体チャネル550により接続される。図示されるように、2つの流体チャネル550は、毛管媒体チャンバ412のそれぞれ反対側にある。液状流体リザーバ416及び417は、空気集積領域525を含む。液状流体リザーバ416及びマニホールド領域460は、フィルタ手段466によって分離されている。
図11は、再充填可能な流体容器400の更なる例示的な実施の形態のx−y断面に沿った拡大概略図を示す。再充填可能な流体容器400は、マニホールド領域460、液状流体リザーバ416、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417、毛管媒体チャンバ412、及び、光学的流体検出システム430を含む。液状流体リザーバ416及び417は、バリア壁414によって、毛管媒体チャンバ412から分離される。少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417及び毛管媒体チャンバ412間の連通は、バリア壁414の少なくとも1つのバリア間隔又はオリフィス418によって、使用可能である。液状流体リザーバ416及び少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417間の流体の自由な連通は、少なくとも1つの細い流体連通チャネル550によって、使用可能である。液状流体リザーバ416及び417は、空気集積領域525を含む。液状流体リザーバ416及びマニホールド領域460は、フィルタ手段466によって分離される。
図12は、再充填可能な流体容器400の更なる例示的な実施の形態のy−z断面に沿った拡大概略図を示す。再充填可能な流体容器400は、マニホールド領域460、液状流体リザーバ416、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417、毛管媒体チャンバ412、及び、光学的流体検出システム430を含む。液状流体リザーバ416及び417は、バリア壁414によって、互いに、さらに、毛管媒体チャンバ412から分離されている。少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417及び毛管媒体チャンバ412間における流体の自由な連通は、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417及び毛管媒体チャンバ412を分離する各バリア壁414における少なくとも1つのバリア間隔又はオリフィス418によって、使用可能である。液状流体リザーバ416及び少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417間の流体の自由な連通は、少なくとも1つの別のバリア間隔又はオリフィス560によって、使用可能である。この少なくとも1つの別のバリア間隔又はオリフィス560は、バリア間隔又はオリフィス550より狭くてもよく、少なくとも1つの別のバリア間隔又はオリフィス560の上面は、上記バリア間隔又はオリフィス550より低くてもよい。この構造により、分離されたリザーバが個別にドレイン排出することを可能にし、リザーバ416を最後に排出させることができる。液状流体リザーバ416及び417は、空気集積領域525を含む。液状流体リザーバ416及びマニホールド領域460は、フィルタ手段466によって分離されている。
再充填可能な流体容器400、マニホールド領域410、液状流体リザーバ416、少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417、及び、毛管媒体チャンバ412の形状寸法が特に限定されない点に留意すべきである。液状流体リザーバ416及び少なくとも1つの別の液状流体リザーバ417は、バリア壁414のバリア間隔又はオリフィス418が光学的検出装置430から離れて方向付けられるのであれば、単一の液状流体リザーバに一体化されてもよい。
本発明を上記概説される例示的な実施の形態に関連させて説明してきたが、種々の代替、修正、変形、改良及び/又は実質的な同等物が、既知であっても、あるいは、現在は予測できなくても、当業者にとって明らかである。したがって、前述のように、本発明の例示的な実施の形態は、説明を目的とするものであり、これに制限されるものではない。種々の変更は、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、実施することができる。したがって、本発明によるシステム、方法、及び、装置は、公知の、又は、今後開発される代替物、修正、変更、改良及び/又は実質的な同等物をすべて包含することを意図する。
従来の再充填可能な流体容器の分解図である。 図1に示すような、従来の再充填可能な流体容器の等角図である。 図1に示すような、従来の再充填可能な流体容器のy−z断面に沿った拡大概略図である。 図1に示すような、従来の再充填可能な流体容器x−y断面に沿った拡大概略図である。 気泡レベル及びセンサ信号レベルを比較するグラフである。 本発明の例示的な実施の形態による再充填可能な流体容器の分解図である。 図6に示すような、本発明の例示的な実施の形態による再充填可能な流体容器の等角図である。 図6に示すような、本発明の例示的な実施の形態による再充填可能な流体容器のy−z断面に沿った拡大概略図である。 図6に示すような、本発明の例示的な実施の形態による再充填可能な流体容器のx−y断面に沿った拡大概略図である。 図6に示すような、本発明の例示的な実施の形態による再充填可能な流体容器のx−y断面に沿った拡大概略図である。 図6に示すような、本発明の例示的な実施の形態による再充填可能な流体容器のx−y断面に沿った拡大概略図である。 本発明による再充填可能な流体容器の例示的な実施の形態のy−z断面に沿った拡大概略図である。

Claims (2)

  1. 流体を保持するための第1のチャンバ、
    前記第1のチャンバ内に鉛直方向に沿って設けられる第1の壁により形成される、流体を保持するための毛管媒体を有する第2のチャンバ、
    前記第1のチャンバに位置決めされ流体のレベルを検出する流体レベル検出手段、
    前記流体レベル検出手段と前記第2チャンバとの間に設けられた、前記第1の壁に平行な第2の壁、
    前記第1の壁の底面側に設けられ、前記第1チャンバとの間で流体を流通させる第1の流路、
    前記第2の壁の底面側に設けられ、前記第1の流路より狭く、流体を流通させる第2の流路、
    を含む流体射出容器システム。
  2. 前記流体が、インクである、請求項1に記載の流体射出容器システムを含む、インクジェット式プリントヘッド・カートリッジ
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