JP4697127B2 - 自己位置認識方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自律的に移動する移動体における自己位置認識方法に関する。
従来、自律的に移動する車両が記憶保持している地図上における自己位置を決定する自己位置認識方法として、デッドレコニングの方法やマップマッチングの方法がある。デッドレコニングでは、車輪の回転数やジャイロなどの走行開始時から蓄積されたデータに基づく移動距離によって自己位置を認識する。マップマッチングでは、走行環境に存在する壁や障害物などの目印とされる物体の位置を障害物センサで検出してその検出結果と地図との比較(重ねてマッチングさせる比較)から自己位置を認識する。デッドレコニングだけでは、位置認識の誤差が蓄積され、その誤差を解消できない。そこで、誤差が問題になる場合は、デッドレコニングと組合せて、または単独で、蓄積データに依らずに自己位置を確定できるマップマッチングが用いられる。
上述のマップマッチングを効率的かつ精度良く行うために、距離データの測定点列が直線となる平面壁などの表面位置がマッチング用のデータとして用いられる。レーザレーダによって広い視野範囲を水平にスキャンすると、直線状に配列された測定点列が得られる。その測定点のヒストグラムにより、点列の配列方向、従って壁の方向を検出して地図情報における壁の配置とマッチングさせれば自己位置を認識できる。このようなマップマッチングの方法を電動車椅子の操縦補助システムに応用した例が知られている(例えば、特許文献1参照)。
後藤健志著 「レーザレンジファインダを用いた電動車椅子の操縦補助システム」、奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報システム学専攻修士論文、NAIST−IS−MT0051038,2002年
しかしながら、上述したようなマップマッチングを含めて、一般にマップマッチングによる自己位置認識方法においては、以下に示すような問題がある。通常、センサの死角をなくすために自律移動体、例えば車両の前方左右や後方左右などのように、複数台の障害物センサが配置される。このような複数の障害物センサを用いて障害物情報を取得し、マップマッチングを行うとき発生する問題を、図8(a)(b)、図9(a)(b)を参照して説明する。
図8(a)に示すように、自律移動体1が、前面右方に備えた視野角ξ1の障害物センサ21によって左右の壁Wを検出し、その測定点列が図中の黒丸の点列のように得られたとする。これらの点列の位置と、壁Wの位置のずれは、自律移動体1が認識している自己位置(位置座標と姿勢で決まる)が、正しくないことを意味する。この場合、地図情報と測定点列とをマッチングさせることにより、壁Wに直交する方向のずれと壁Wに対する回転のずれ(すなわち姿勢のずれ)とを解消する移動量と回転量とを求めて姿勢を含む自己位置を補正し、これにより、自己位置を認識できる。同様に、図8(b)に示すように、前面左方に備えた視野角ξ2の障害物センサ22によって左右の壁Wを検出し、地図情報と測定点列とをマッチングさせて自己位置を認識できる。
ところが、障害物センサ21,22によって取得された障害物情報に基づくマップマッチング結果が、互いに整合性がとれていない場合に、マップマッチングの結果に基づいて左右の回転補正を連続して繰り返すと、路面の摩擦力や種々の不可逆的要因によって、例えば、図9(a)(b)に示すように、自律移動体1が前方へ移動してしまうという事態が発生する。さらに、図8(a)(b)に示すように、自律移動体1の左右に壁Wが存在するが前後方向に位置決め用の目標物が存在しない場合には、図9(a)(b)に示したような、前後方向の位置ずれを補正することができない。
上述のような自己位置認識結果とその後の位置補正における不安定性は、複数の障害物センサの取付位置や取付角度に誤差があって各障害物センサ間の整合性が損なわれている場合や、測定しようとした壁Wの前面に他の移動物や障害物が介在したりして、距離データにノイズが混入してマップマッチングの信頼性が損なわれた場合などに発生する。
本発明は、上記課題を解消するものであって、簡単な構成により、複数の障害物センサを用いる場合に、信頼性と位置精度とを確保して自己位置を安定に認識できる自己位置認識方法を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、障害物情報と地図情報とのマップマッチングに基づいて地図上の自己位置を認識する自己位置認識方法において、複数の障害物センサを用いて自己の周辺に存在する障害物を検知して複数の障害物情報を取得する障害物情報取得工程と、地図記憶装置に記憶された地図情報と前記障害物情報取得工程によって取得された複数の障害物情報の各々とを自己の移動の自由度毎にマップマッチングさせるための移動量を地図情報に基づく位置データのヒストグラムと障害物情報に基づく位置データのヒストグラムとの相互相関関数を計算することにより相互相関関数のピーク位置から求めるマッチング演算工程と、前記マッチング演算工程によって求めた各移動量をマッチング度合いについて前記ピークの高さによって評価するマッチング評価工程と、前記マッチング評価工程による各障害物情報毎および各自由度毎の評価結果を総合的に評価すると共にその結果に基づいて前記移動の自由度毎の移動量を決定して地図上の自己位置を決定する総合評価工程と、を備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の自己位置認識方法において、前記マッチング評価工程では、前記マッチング度合いの信頼性の有無を評価結果とするものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の自己位置認識方法において、前記総合評価工程では、前記マッチング評価工程によりマッチングが信頼性有りとされた移動量の各自由度毎の平均値を各自由度毎の移動量とするものである。
請求項4の発明は、請求項2に記載の自己位置認識方法において、前記総合評価工程では、各自由度毎に所定の順番で前記マッチング評価工程の複数の評価結果を評価し、前記順番に行う評価の際に最初に信頼性ありとされた移動量をその自由度に対する移動量とするものである。
請求項5の発明は、請求項2に記載の自己位置認識方法において、前記総合評価工程では、1つの障害物センサの障害物情報に基づく全自由度についての移動量が全て信頼性有りとされている場合、当該各移動量を全自由度に対する各移動量とするものである。
請求項6の発明は、請求項1に記載の自己位置認識方法において、前記マッチング評価工程では、前記マッチング度合いを数値化して評価結果とするものである。
請求項7の発明は、請求項6に記載の自己位置認識方法において、前記総合評価工程では、前記マッチング評価工程により各自由度毎に最もマッチング度合いが高いとされた移動量を各自由度に対する移動量とするものである。
請求項8の発明は、請求項6に記載の自己位置認識方法において、前記総合評価工程では、前記数値化されたマッチング度合いの全自由度に対する総和が最も高い障害物情報に基づいて求められた各移動量を各自由度に対する移動量とするものである。
請求項9の発明は、請求項1に記載の自己位置認識方法において、前記障害物情報取得工程では、較正用の障害物と前記各障害物センサとを用いて較正用の障害物情報を取得し、前記総合評価工程では、前記較正用の障害物情報から求められた移動量を比較して各障害物センサ間の補正値を求めるものである。
請求項10の発明は、請求項9に記載の自己位置認識方法において、前記総合評価工程では、前記補正値が所定の値を超える障害物センサをセンサ異常とするものである。
請求項1の発明によれば、各障害物情報毎および各自由度毎の評価結果を総合的に評価すると共にその結果に基づいて移動の自由度毎の移動量を決定して自己位置を決定するので、各自由度毎に最良の移動量を決定して、全体として、信頼性と位置精度とが確保された状況のもとで、自己位置を安定に認識できる。つまり、複数の障害物情報を相互に補完させると共に、複数の障害物情報によるマッチング結果の無秩序な適用を回避して自己位置を認識できるので、自律移動体が移動する種々の環境のもとで、最良の自己位置認識が可能となる。
請求項2の発明によれば、信頼性の有りなしによって、マッチング度合いを2値化するので、評価が単純明快であり、その後の総合評価が容易である。
請求項3の発明によれば、総合評価の計算が比較的簡単となる。
請求項4の発明によれば、全ての障害物センサによるマッチング演算とその後の評価結果を待つことなく、信頼性有りの結果が出た時点で最終の移動量を決定でき、自己位置認識処理が速くなる。
請求項5の発明によれば、全自由度について、1つの障害物センサに基づく各移動量を用いるので、統一性の取れた自己位置認識ができる。
請求項6の発明によれば、数値によって信頼性の比較ができるので、信頼性有無の2値化された評価結果を用いる場合よりもきめ細かい自己位置認識を実現できる。
請求項7の発明によれば、信頼度のもっとも高いマップマッチングによって自己位置認識ができる。
請求項8の発明によれば、総合的に信頼性の高い1つの障害物センサによるマップマッチングの結果に基づいて、信頼性の高い自己位置認識ができる。
請求項9の発明によれば、各障害物センサ間の補正値によって、その後の各移動量を補正することができるので、各障害物センサによる自己位置認識結果に整合性を持たせることができ、異なる障害物センサによる自己位置認識結果の不安定性を解消できる。つまり、各障害物センサの特性の違いによる測定誤差や、障害物センサの取付位置の誤差などを、補正値によりソフトウエア的に自動修正でき、信頼度の高いマップマッチングによる自己位置認識が可能となる。
請求項10の発明によれば、障害物センサの故障を検知して、その後の自己位置認識の信頼性を確保できる。
以下、本発明の実施形態に係る自己位置認識方法について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る自己位置認識方法のフローチャートを示し、図2はこの方法が適用される自律移動体を示す。この自己位置認識方法は、図1に示すように、障害物情報を取得する障害物情報取得工程(S1)と、地図情報と障害物情報とから位置補正用の複数の移動量を求めるマッチング演算工程(S2)と、求めた移動量を評価するマッチング評価工程(S3)と、評価結果を総合的に評価して自己位置を決定する総合評価工程(S4)と、を備えている。ここでは、図2に示すように、4つの障害物センサ21〜24を備えた自律移動体1が自己位置認識を行う例を説明する。なお、本発明は、複数の障害物センサであれば自己位置認識に適用できる。
自律移動体1は、前後左右に、それぞれ検出の視野角ξ1〜ξ4を有する障害物センサ21〜24を備えて、自己位置を認識しながら前方矢印Z方向に自律的に移動している。自律移動体1の走行経路の両側には、障害物として壁Wが存在する。自律移動体1は、このような走行経路における障害物情報を地図情報として地図記憶装置に記憶している。地図記憶装置に記憶されている地図情報は、走行領域全体を表すグローバル座標系X−Yのもとで記述されている。自律移動体1は、グローバル座標系X−Yにおける自己位置と姿勢とを確認しつつ、すなわち自己位置認識を行いつつ移動する。
上述の確認の作業は、通常、前回確認した地図上の位置から移動した現在位置であると推定される位置(姿勢も含む、以下同じ)を、障害物情報に基づいて確認し、この確認によって得られた補正量を用いて位置補正するという作業になる。また、自己位置認識とは、グローバル座標系X−Yにおける、自律移動体1の基準点、例えば回転中心gの位置座標と、基準点回りの回転量Rとを決定することである。回転量Rは、例えばX軸に対する自律移動体1の姿勢(前方方向)の傾きを表す。
各障害物センサ21〜24は、それぞれのセンサ毎に定義された、自律移動体1と共に移動する移動座標系である座標系x1−y1,x2−y2,x3−y3,x4−y4を有している。これらの移動座標系と、自律移動体1上の基準点、およびグローバル座標系X−Yとの関係は、原理的に数式によって互いに一意的に関連づけることができる。そこで、十分な障害物情報が得られるならば、各障害物センサ21〜24のいずれによってでも、自律移動体1の自己位置認識が可能である。
上述のように、原理的に何れの障害物センサ21〜24を用いても、自己位置認識できるのであるが、各障害物センサの取付精度や測定精度、または測定時のノイズの混入などによって、マップマッチングの結果に信頼性の差が出てくるので、上述の各工程S1〜S4を経て、自己位置を認識する。
まず、障害物情報取得工程(S1)において、複数の障害物センサを用いて自己の周辺に存在する障害物を検知して障害物情報を取得する。ここでは、簡単のため、2つの障害物センサ21,22を用いて、前方左右の壁Wの位置を取得するものとする。
次に、マッチング演算工程(S2)において、地図記憶装置に記憶された地図情報と前記障害物情報取得工程(S1)によって取得された2つの障害物情報とを移動の自由度毎にマッチングさせるための移動量(すなわち補正量)を求める。つまり、今の場合、例えば、障害物センサ21による障害物情報に基づくX方向、Y方向、およびX軸からの回転の3つの自由度に対する移動量、および、障害物センサ22による障害物情報に基づくX方向、Y方向、およびX軸からの回転の3つの自由度に対する移動量、すなわち補正量(Δθ,ΔX,ΔY)を求める。この工程で行われるマッチング(マップマッチング)の方法については後述する。
次に、マッチング評価工程(S3)において、前記マッチング演算工程(S2)によって求めた各移動量をマッチング度合いについて評価する。今の場合、3つの移動の自由度に対する、それぞれ2つずつの移動量についての評価がなされる。
最後に、総合評価工程(S4)において、前記マッチング評価工程(S3)による各障害物情報毎および各自由度毎の評価結果を総合的に評価すると共にその結果に基づいて前記移動の自由度毎の移動量を決定して地図上の自己位置を決定する。つまり、最終的に、X方向、Y方向、およびX軸からの回転の3つの自由度に対する、それぞれ最良とされる移動量を1つずつ決定して、これらの移動量により、グローバル座標系X−Yにおける、自律移動体1の位置と姿勢が決定され、自己位置認識が終了する。
上述のように、本発明の自己位置認識方法によれば、各障害物情報毎および各自由度毎の評価結果を総合的に評価すると共にその結果に基づいて移動の自由度毎の移動量を決定して自己位置を決定するので、各自由度毎に最良の移動量を決定して、全体として、信頼性と位置精度とが確保された状況のもとで、自己位置を安定に認識できる。つまり、複数の障害物情報を相互に補完させると共に、複数の障害物情報によるマッチング結果の無秩序な適用を回避して自己位置を認識できるので、自律移動体が移動する種々の環境のもとで、最良の自己位置認識が可能となる。
(マップマッチング)
次に、図3乃至図6を参照して、上述のマッチング演算工程(S2)で行われるマップマッチングの例を説明する。ここで説明する方法は、距離データの測定点列が測定空間において直線となる平面壁などの表面位置を、ヒストグラムとヒストグラム間の相互相関関数とを用いて地図データ上において検出する方法である。ここでは簡単のために、水平面内におけるマップマッチングを考える。この場合、測定データを地図にマッチングさせることにより、平面内での回転の自由度と、平面内での2方向の並進自由度とに対する、3つの移動量、すなわち、1つの回転角度(補正角度Δθとする)および2つの並進移動距離(補正距離Δx,Δyとする)が求められる。
図3、図4(a)(b)は上述の補正角度Δθを求める方法を示し、図5は上述の補正距離Δx,Δyを求める方法を示す。ここに示すマッチングの方法は、直線状の測定点列をある方向から見ると集中して見えることをヒストグラムに反映させて利用する。このようなヒストグラムは、予め推定されている地図上の位置における壁の位置データからも生成され、これらは互いに比較される。なお、障害物センサとして水平スキャンするレーザレーダ2を用いる。
このようなヒストグラムは、各移動の自由度毎に定義され、各自由度毎に、測定データのヒストグラムと地図データのヒストグラムとが得られる。そこで、各自由度毎に、測定データのヒストグラムと地図データのヒストグラムとの相互相関関数kを計算することにより、マッチングさせるために必要な移動量を相互相関関数kのピーク位置から求め、マッチング度合いをそのピークの高さから求める。以下、具体的に説明する。
図3には、レーザレーダ2が実際に測定した、2つの壁W1,W2を有する障害物上の測定点が、データ点p1〜p11(実測データP)として示され、レーザレーダ2を用いてセンシングされるはずの、いわば仮想の測定点が、データ点a1〜a12(地図データA)として示されている。地図データAは、地図情報として記憶された障害物上の点である。x−y座標系は、レーザレーダ2と共に移動するローカル座標系である。x−y座標系において、実測された壁W1は角度φ1の方向、壁W2は角度φ2の方向にあり、地図上の壁w1は角度α1の方向(矢印sの方向)にあり、地図上の壁w2は角度α2の方向(矢印tの方向)にある。
上述の状況において、現在認識している自己位置に基づいた地図データAと実測データPの位置が異なっているので、地図データAを回転し、さらに並進移動して実測データPに重ねる操作(すなわちマップマッチング)により、自己位置認識が行われる。
また、図3において、レーザレーダ2aの配置は、実測データPに対するレーザレーダ2の位置に対応させて、地図データAに対するレーザレーダの位置に示したものである。従って、レーザレーダ2,2aの向きと位置の違い(Δθ,Δx,Δy)が、自己位置認識のずれであり補正量である。
次に、角度ヒストグラムの形成と補正角度の算出について説明する。図3において、壁W1,W2上の実測データ点p1〜p11は、壁の平面性と距離測定の誤差の支配のもとで略直線状に並んでいる。地図情報に基づくデータ点a1〜a12は、障害物のモデル化の程度に従って、前記同様に略直線状に並んでいる。そこで、隣接するデータ点間の線分の傾き角度を、例えば、データ点a1,a2間の線分は、傾き角度α1という具合に求めて、傾き角度の出現頻度F1、すなわち度数を求める。すると、地図データA、実測データPについて、それぞれ図4(a)、図4(b)に示す角度ヒストグラムF1,F2が得られる。
角度ヒストグラムF1において、壁w1,w2の方向に対応して、角度α1,α2に度数のピークが現れる。角度ヒストグラムF2において、壁W1,W2の方向に対応して、角度φ1,φ2に度数のピークが現れる。ところで、地図データA、実測データPにおいて、データ点間の相互配置は全体の回転や並進移動に対する不変量(保存量)である。また、地図データA、実測データPがそれぞれ、モデルデータ、実測データという違いはあるが、同じ障害物に対する距離データである。そこで、両ヒストグラムを角度方向にずらして(距離データの回転に対応)互いに重ね合わすことができる。ヒストグラムを角度方向にずらすことにより、2つの距離データに含まれる直線状のデータ点列は互いに平行になる(図5参照)。
上述のことから、ヒストグラムを重ね合わせて最適重ね合わせ状態とする角度の導出は、相互相関関数kを用いて数値的に行われる。角度を表す変数をiとし、各ヒストグラムF1,F2をh1(i),h2(i)とすると、相互相関関数k(j)は、
k(j)=Σh1(i)・h2(i+j)、
と表される。ここで、Σは、角度変数iについて和を求める記号である。この相互相関関数k(j)のピーク値(通常最大値、以下同様)を与える角度変数jが、補正角度Δθに対応する。
図5は、地図データAを、レーザレーダ2の位置を回転中心として上述の相互相関関数kを算出して求めた補正角度Δθだけ回転し、これにより、回転補正して得られた新たな地図データBを示す。この図において、壁w1に対応するデータ点b1〜b4と、壁W1に対応するデータ点p1〜p7とは、互いに距離Δuを隔てて平行に並んでおり、壁w2に対応するデータ点b5〜b12と、壁W2に対応するデータ点p8〜p11とは、互いに距離Δvを隔てて平行に並んでいる。
また、補正角度Δθの回転によってレーザレーダ2aがレーザレーダ2bの位置に移動する。このレーザレーダ2とレーザレーダ2bのxy方向の位置ずれが、補正距離δx,δyであり、図5の状態における自己位置認識のずれである。この補正距離δx,δyを求めるために、上述の補正距離Δu,Δvを求める。
補正距離Δu,Δvを求めるため、まず、図4(a)に示すヒストグラムF1から、角度α1,α2を求める。角度α1,α2は、地図データAを補正角度Δθだけ回転して得られた新たな地図データBにおいては、それぞれ、β1=α1+Δθ、β2=α2+Δθとなる。これらの角度β1,β2は、上述の距離Δu,Δvを求めるために用いられる。すなわち、この2角度によって、角度β1の方向(矢印sの方向)に直交する方向の軸(並進軸u)と角度β2の方向(矢印tの方向)に直交する方向の軸(並進軸v)が決定される。地図データBは、これらの並進軸u,vに沿って、実測データPに重なるように平行移動(並進移動)され、その移動距離により、現在認識している各並進軸方向の位置を補正する補正距離Δu,Δvが求められる。
上述の補正距離Δu,Δvは、補正角度Δθを求めた処理と同様に、ヒストグラムと相互相関関数を用いて求められる。地図データBおよび実測データPのそれぞれについて、並進軸uにデータ点を投影して並進軸uに対する、データ点b1〜b12の出現頻度G1から成る位置ヒストグラム、およびデータ点p1〜p11の出現頻度G2から成る位置ヒストグラムを形成する。
同様に、並進軸vにデータ点を投影して並進軸vに対するデータ点b1〜b12の出現頻度H1から成る位置ヒストグラム、およびデータ点p1〜p11の出現頻度H2から成る位置ヒストグラムを形成する。
並進軸uに対する各位置ヒストグラムG1,G2の相互相関関数kを算出し、相互相関関数kのピーク値を与える位置変数から、現在認識している並進軸u方向の位置を補正するための補正距離Δuを求める。また、並進軸vに対する各位置ヒストグラムH1,H2の相互相関関数kを算出し、相互相関関数kのピーク値を与える位置変数から、現在認識している並進軸v方向の位置を補正するための補正距離Δvを求める。
上記により、ヒストグラムF1,F2,G1,G2,H1,H2を用いるマップマッチングによって補正角度Δθと補正距離Δu,Δvが得られる。また、これらのΔθ,Δu,Δvを用いて、δx,δy、従って、Δx,Δyが求められる。そこで、上述のレーザレーダ2を、図2における、例えば障害物センサ21に対応させると、これらの量(Δθ,Δx,Δy)に基づいて、図2におけるグローバル座標系X−Yに対する自律移動体1の自己位置認識における移動量、すなわち補正量(Δθ,ΔX,ΔY)を、周知の座標変換などの式を用いて、求めることができる。
次に、マッチング評価工程(S3)における、各移動量、つまり補正量のマッチング度合いの評価について説明する。図(a)(b)(c)は、相互相関関数kの計算例を示す。それぞれピークc0,c1,c2の位置における角度差、および距離差の値が、補正角度Δθ、および補正距離Δx,Δyに対応する。相互相関関数kを規格化しておくことによって、各ピークc0,c1,c2の高さを、各補正量のマッチング度合いの評価に用いることができる。例えば、すなわちピークの高さが高いほどマッチング度合いが良い、との評価をすることができる。
上述のマップマッチングの方法は、障害物センサ21と同様に、他の障害物センサ22,23,24に対しても適用できる。従って、各障害物情報毎および各自由度毎の各補正量と各評価結果を求めることができる。そこで、総合評価工程(S4)において、総合的に各評価結果を評価すると共にその結果に基づいて前記移動の自由度毎の移動量(補正量)を決定して地図上の自己位置を決定できる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第1の実施形態におけるマッチング評価工程(S3)において、マッチング度合いの信頼性の有無を評価結果とするものである。これは、例えば、前出の図(a)(b)(c)に示した相互相関関数kにおける各ピークc0,c1,c2に対して、それぞれ所定の閾値THを定めておき、この閾値THを超えるピークについては信頼性ありとし、超えないピークについては信頼性なしとする方法である。このような方法によれば、信頼性の有りなしによって、マッチング度合いを2値化するので、評価が単純明快であり、その後の総合評価が容易となる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第2の実施形態において、マッチング評価工程(S3)によりマッチング度合いを信頼性の有無により評価すると共に、総合評価工程(S4)において、前記マッチング評価工程(S3)によりマッチングが信頼性有りとされた移動量の各自由度毎の平均値を各自由度毎の移動量とするものである。これを、以下の表1に示すように、2つの障害物センサを用いた場合について説明する。
Figure 0004697127
表1は、センサ1,2を用いて、3つの移動の自由度u,v,θについて得られた、相互相関関数kの最大相関値(ピーク値)つまりマッチング度合いと、各補正量Δu,Δv,Δθとを示している。また、各センサ毎、7各自由度毎の判定は、最大相関値が閾値を超えた場合は信頼性ありとして○で示し、閾値を超えない場合は信頼性なしとして×で示している。
上述の表1に示した評価結果の場合、本実施形態の自己位置認識方法では、Δuについてはセンサ1の結果u1を採用し、Δvについてはセンサ2の結果v2を採用し、Δθについてはセンサ1の結果θ1とセンサ2の結果θ2の平均値(θ1+θ2)/2、を採用する。このような自己位置認識方法によれば、総合評価の計算が比較的簡単となる。
(第4の実施形態)
次に第4の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第2の実施形態において、マッチング評価工程(S3)によりマッチング度合いを信頼性の有無により評価すると共に、総合評価工程(S4)において、各自由度毎に所定の順番で前記マッチング評価工程(S3)の複数の評価結果を評価し、前記順番に行う評価の際に最初に信頼性ありとされた移動量をその自由度に対する移動量とするものである。これを、以下の表2に示すように、2つの障害物センサを用いた場合について説明する。
Figure 0004697127
表2は、表1と同様にセンサ1,2による結果を示す。本実施形態では、マッチング評価工程(S3)と総合評価工程(S4)とで行う評価は、各自由度毎に、まずセンサ1の結果を評価し、その後、センサ2の結果を評価するように評価の順番を定めている。
上述の表2に示した結果は、Δuについてはセンサ1の結果u1を採用し、センサ2については評価を行わず、Δvについてはセンサ1の結果が採用できなかったので、採用可能なセンサ2の結果v2を採用し、Δθについてはセンサ1の結果θ1を採用してセンサ2については評価を行わないことを示している。このような自己位置認識方法によれば、全ての障害物センサによるマッチング演算とその後の評価結果を待つことなく、信頼性有りの結果が出た時点で最終の移動量を決定でき、自己位置認識処理が速くなる。
(第5の実施形態)
次に第5の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第2の実施形態において、マッチング評価工程(S3)によりマッチング度合いを信頼性の有無により評価すると共に、総合評価工程(S4)において、1つの障害物センサの障害物情報に基づく全自由度についての移動量が全て信頼性有りとされている場合、当該各移動量を全自由度に対する各移動量とするものである。これを、以下の表3に示すように、2つの障害物センサを用いた場合について説明する。
Figure 0004697127
表3は、表1同様にセンサ1,2を用いた結果を示す。センサ1のΔvに信頼性なしとされており、センサ2については3自由度について信頼性ありとされている。そこで、本実施形態では、センサ2による結果u2,v2,θ2を全て採用する。このような自己位置認識方法によれば、全自由度について、1つの障害物センサに基づく各移動量を用いるので、統一性の取れた自己位置認識ができる。
(第6の実施形態)
次に第6の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第1の実施形態におけるマッチング評価工程(S3)において、マッチング度合いを数値化して評価結果とするものである。これは、例えば、前出の図(a)(b)(c)に示した相互相関関数kにおける各ピークc0,c1,c2の値から、各自由度毎に定めた所定の閾値THを差し引いた量を評価値とするものである。これを、以下の表4に示すように、2つの障害物センサを用いた場合について説明する。
Figure 0004697127
表4において、自由度uに対する閾値をku0、自由度vに対する閾値をkv0、自由度θに対する閾値をkθ0としている。また、評価値は、例えばセンサ1の自由度uの場合、Cu1=k(u1)−ku0、としており、他も同様である。このように、評価値を数値化して表すことにより、数値によって信頼性の比較ができるので、信頼性有無を2値化した評価結果を用いる場合よりもきめ細かい自己位置認識を実現できる。
(第7の実施形態)
次に第7の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第6の実施形態において、マッチング評価工程(S3)によりマッチング度合いを数値化して評価すると共に、総合評価工程(S4)において、マッチング評価工程(S3)により各自由度毎に最もマッチング度合いが高いとされた移動量を各自由度に対する移動量とするものである。これを、上述の表4を参照して説明する。表4の評価値に対して、次式(1)が成り立つものとする。
Cu1>Cu2,Cv1<Cv2,Cθ1>Cθ2 ・・・(1)。
上式(1)が成り立つ場合、自由度uについては、Δuとしてセンサ1の結果u1を採用し、自由度vについては、Δvとしてセンサ2の結果v2を採用し、自由度θについては、Δθとしてセンサ1の結果θ1を採用する。このような自己位置認識方法によれば、各自由度毎に信頼度のもっとも高いマップマッチングによって自己位置認識ができる。
(第8の実施形態)
次に第8の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第6の実施形態において、マッチング評価工程(S3)によりマッチング度合いを数値化して評価すると共に、総合評価工程(S4)において、数値化されたマッチング度合いの全自由度に対する総和が最も高い障害物情報に基づいて求められた各移動量を各自由度に対する移動量とするものである。これを、上述の表4を参照して説明する。表4の評価値に対して、次式(2)が成り立つものとする。
Cu1+Cv1+Cθ1>Cu2+Cv2+Cθ2 ・・・(2)。
上式(2)が成り立つ場合、全ての自由度u,v,θに対してセンサ1の結果u1,v1,θ1を採用し、センサ2の結果u2,v2,θ2は採用しない。このような自己位置認識方法によれば、総合的に信頼性の高い1つの障害物センサによるマップマッチングの結果に基づいて、信頼性の高い自己位置認識ができる。
なお、表4の結果に対して前式(1)が成り立つ場合、Cv1<Cv2なので、Cv1<0の可能性がある。このとき、Cv2>0であれば、第7の実施形態の方法と第8の実施形態の方法とを併用して、自由度vについてセンサ2の結果v2を採用するようにしてもよい。
(第9の実施形態)
次に第9の実施形態を、図7を参照して、説明する。この自己位置認識方法においては、障害物情報取得工程(S1)では、図7に示すように、較正用の障害物3と各障害物センサ21,22とを用いて較正用の障害物情報を取得し、総合評価工程(S4)では、較正用の障害物情報から求められた移動量を比較して各障害物センサ21,22間の補正値を求めるものである。
ここでは、自律移動体1が、オドメトリ機能、すなわち、移動用車輪の回転数の累積により走行距離や旋回角度を求めて自己位置推定を行う機能を備えているものとする。また、障害物センサ21,22は自律移動体1の前方左右に対称に備えられ、較正用の障害物3も、図7の配置で、自律移動体1に対して左右対称構造を有するものとする。すなわち、c1=c2,d1=d2,e1=e2,L1=L2とする。また、距離L0は、自律移動体1の前面とこれに対向する障害物3の対向面との距離であるが、左右対称であれば、L0が一定である必要はない。なお、各センサの視野角ξ1,ξ2は、特に等しい必要はない。ここで、c1とc2,d1とd2,e1とe2のいずれかが、互いに等しくない場合、障害物センサ21,22に取付誤差があることになる。本実施形態では、その誤差を修正するための補正値が得られる。
自律移動体1は、オドメトリ調整開始スイッチを有し、ユーザが、自律移動体1を障害物3の内部に左右対称に配置してこのスイッチを押すと、自律移動体1がオドメトリ調整モードとなる。オドメトリ調整モードにおいて、自律移動体1は障害物3に対してマップマッチングを行って、各障害物センサ21,22間の補正値を求める。なお、ユーザが前記開始スイッチを押すことなく、所定設定条件のもとで、自律移動体1が自律的に障害物3の位置に移動して、上述の補正値を求めるマップマッチングを行うようにしてもよい。
上述の補正値の求め方を説明する。一方の障害物センサ、例えば、障害物センサ21によって測定した障害物情報を自律移動体1の左右対称軸に関して左右反転して、前述した第1の実施形態のマップマッチングの方法における地図データAとし、障害物センサ22によって測定した障害物情報を実測データPとする。自律移動体1は、これらの地図データAと実測データPとによって、移動量(補正量)Δθ,Δx,Δy等を求めて、これらの数値、またはこれらに基づいて求めた数値を各障害物センサ21,22間の補正値とする。自律移動体1は、これらの補正値を記憶しておき、各障害物センサ21,22による測定結果にに基づく移動量(補正量)Δθ,Δx,Δy等を補正することができる。
本実施形態によれば、上述のように、各障害物センサ間の補正値によって、各移動量を補正することができるので、各障害物センサによる自己位置認識結果に整合性を持たせることができ、異なる障害物センサによる自己位置認識結果の不安定性を解消できる。つまり、各障害物センサの特性の違いによる測定誤差や、障害物センサの取付位置の誤差などを、補正値によりソフトウエア的に容易に自動修正でき、信頼度の高いマップマッチングによる自己位置認識が可能となる。
(第10の実施形態)
次に第10の実施形態を説明する。この実施形態の自己位置認識方法は、上述の第9の実施形態において、総合評価工程(S4)では、前記補正値が所定の値を超える障害物センサをセンサ異常とするものである。このような自己位置認識方法によれば、障害物センサの故障を検知して、その後の自己位置認識の信頼性や安定性を確保できる。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、上記では、直線状配列の測定点に基づくヒストグラムと相互相関関数とを用いるマップマッチングを用いる自己位置認識方法について説明したが、各移動の自由度毎に移動量(補正量)を決定できてマッチング度合いを評価できるマップマッチング方法であれば、そのマップマッチング方法を用いて本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る自己位置認識方法における自己位置認識処理を説明するフローチャート。 同上自己位置認識方法を適用する状況を示す自律移動体の平面図。 同上自己位置認識方法におけるマップマッチングを説明するデータ点配置例を示す平面図。 (a)は図3に示した地図データに関する角度ヒストグラムの図、(b)は図3に示した実測データに関する角度ヒストグラムの図。 図3における地図データを補正角度分回転した状態において距離ヒストグラムを形成する様子を示す平面図。 (a)は角度ヒストグラムについての相互相関関数の図、(b)(c)は距離ヒストグラムについての相互相関関数の図。 第9の実施形態に係る自己位置認識方法における障害物センサの較正のための処理を説明する平面図。 (a)(b)は従来の自己位置認識の問題点を説明するための自己位置認識の様子を示す平面図。 (a)(b)は従来の自己位置認識の問題点を説明する自己位置補正の様子を示す平面図。
符号の説明
2,2a,2b,21〜24 障害物センサ
3 障害物(較正用)
W,W1,W2,w1,w2 壁(障害物)

Claims (10)

  1. 障害物情報と地図情報とのマップマッチングに基づいて地図上の自己位置を認識する自己位置認識方法において、
    複数の障害物センサを用いて自己の周辺に存在する障害物を検知して複数の障害物情報を取得する障害物情報取得工程と、
    地図記憶装置に記憶された地図情報と前記障害物情報取得工程によって取得された複数の障害物情報の各々とを自己の移動の自由度毎にマップマッチングさせるための移動量を地図情報に基づく位置データのヒストグラムと障害物情報に基づく位置データのヒストグラムとの相互相関関数を計算することにより相互相関関数のピーク位置から求めるマッチング演算工程と、
    前記マッチング演算工程によって求めた各移動量をマッチング度合いについて前記ピークの高さによって評価するマッチング評価工程と、
    前記マッチング評価工程による各障害物情報毎および各自由度毎の評価結果を総合的に評価すると共にその結果に基づいて前記移動の自由度毎の移動量を決定して地図上の自己位置を決定する総合評価工程と、を備えたことを特徴とする自己位置認識方法。
  2. 前記マッチング評価工程では、前記マッチング度合いの信頼性の有無を評価結果とすることを特徴とする請求項1に記載の自己位置認識方法。
  3. 前記総合評価工程では、前記マッチング評価工程によりマッチングが信頼性有りとされた移動量の各自由度毎の平均値を各自由度毎の移動量とすることを特徴とする請求項2に記載の自己位置認識方法。
  4. 前記総合評価工程では、各自由度毎に所定の順番で前記マッチング評価工程の複数の評価結果を評価し、前記順番に行う評価の際に最初に信頼性ありとされた移動量をその自由度に対する移動量とすることを特徴とする請求項2に記載の自己位置認識方法。
  5. 前記総合評価工程では、1つの障害物センサの障害物情報に基づく全自由度についての移動量が全て信頼性有りとされている場合、当該各移動量を全自由度に対する各移動量とすることを特徴とする請求項2に記載の自己位置認識方法。
  6. 前記マッチング評価工程では、前記マッチング度合いを数値化して評価結果とすることを特徴とする請求項1に記載の自己位置認識方法。
  7. 前記総合評価工程では、前記マッチング評価工程により各自由度毎に最もマッチング度合いが高いとされた移動量を各自由度に対する移動量とすることを特徴とする請求項6に記載の自己位置認識方法。
  8. 前記総合評価工程では、前記数値化されたマッチング度合いの全自由度に対する総和が最も高い障害物情報に基づいて求められた各移動量を各自由度に対する移動量とすることを特徴とする請求項6に記載の自己位置認識方法。
  9. 前記障害物情報取得工程では、較正用の障害物と前記各障害物センサとを用いて較正用の障害物情報を取得し、
    前記総合評価工程では、前記較正用の障害物情報から求められた移動量を比較して各障害物センサ間の補正値を求めることを特徴とする請求項1に記載の自己位置認識方法。
  10. 前記総合評価工程では、前記補正値が所定の値を超える障害物センサをセンサ異常とすることを特徴とする請求項9に記載の自己位置認識方法。
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