JP4695890B2 - 気腹術ニードル - Google Patents

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Description

(背景)
1.技術分野
本開示は、ニードルに関し、そしてより詳細には、腹腔鏡下手術の前に腹腔を膨張するために腹腔中にガス状流体を導入するための気腹術ニードルに関する。
2.関連技術の背景
腹腔鏡下手術および内視鏡手術は、以前は従来の外科的技法で処理されていた種々の疾患の処置のための好適な外科的手順として広く受容されている。
腹腔鏡下手順では、手術は、腹腔壁を通って延びる小切開を通じて、腹部の内側(例えば、腹腔)中で実施され;内視鏡下手順では、手術は、皮膚における小さな入口創傷を通じて挿入された細い内視鏡チューブを通じて身体の任意の中空内臓中で実施される。
腹腔鏡下手術と組み合わせ、一般に、気腹術ガスが腹腔中に導入されて腹腔を拡張し、そして腹腔壁をその中の生体器官から離して上げる。その後、トロカール(例えば、尖端器具)がカニューレアセンブリ中に挿入され、そしてこの腹腔の内側裏層を穿孔するために用いられる。次いで、トロカールは引き抜かれ、そして腹腔鏡術外科用器具がカニューレアセンブリを通じて挿入され、所望の手術を実施する。
腹腔中に気腹術ガスを導入するために用いられる従来システムは、可撓性導管を経由してガス供給源に接続される気腹術ニードルを含む。代表的に採用される気腹術ニードルは、ベレス型ニードルであって、これは、細長い中空の外側シースを含み、腹腔の内側裏層を貫通するための鋭い遠位端をもつ。スプリングを装填した平滑スタイレットは、シース内を軸方向に移動可能であり、そして、このスタイレットの平滑端部が、内側裏層をニードルが貫通するとき引っ込み、そして次に、このニードルが一旦腹腔の内側裏層を貫通するとニードルの鋭端部を越えて進行して延びるように遠位方向に付勢されている。代表的には、気腹術ガス投与システムはまた、ニードルを通るガス流れの速度を制御するための少なくとも1つの容量流れレギュレーターを含む。気腹術ガスを導入するために用いられるこのようなシステムの例は、米国特許第4,808,168号(特許文献1)および米国特許第5,104,381号(特許文献2)に開示され、その各々の全体の内容は、本明細書中に参考として援用される。
代表的には、外科医は、ガス供給源を観察し、気腹術ニードルが腹部壁を通じて腹腔中まで通過するときを決定し、そしてガスの流れを開始する。
米国特許第4,808,168号 米国特許第5,104,381号
前述を考慮して、腹腔鏡下手術の前に腹腔を膨張するために腹腔中にガス状流体を導入するための改良された気腹術ニードルに対して継続する必要性が存在している。特に、腹腔中へのガス流れおよび/または通路の表示が所望される。
(要旨)
身体腔および/または腹部腔を提供および/またはそこに注入するための気腹術ニードルが提供される。本開示の1つの局面によれば、この気腹術ニードルは、ハウジング、該ハウジングの遠位表面から延びる細長い管状本体、および該管状本体内に滑動可能に受容される細長い中空管状ロッドを含み得る。好ましくは、この管状本体は、ガス投与システムへの接続のためにそれを通って形成される半径方向に配向された通路を含む。好ましくは、この管状ロッドは、少なくとも1つの遠位開口(例えば、近位方向に配向され、半径方向に配向され、そして/または角度をもって配向される)を規定する平滑遠位端、およびそれを通って形成される少なくとも1つの近位開口(例えば、遠位方向に配向され、半径方向に配向され、そして/または角度をもって配向される)を規定する近位端部分を含む。
該管状ロッドは、その近位端に形成される開口が該管状本体中に形成される通路と位置決めされる第1の位置を含む。この管状ロッドはまた、その近位端中に形成される開口が該管状本体中に形成される通路と位置決めされない第2の位置を含む。
本発明の実施形態によるニードルは、好ましくは、上記管状本体と上記管状ロッドとの間に配置される少なくとも一対のシール部材をさらに備える。その対のシール部材の第1の部材は、上記半径方向に配向された通路の遠位方向に配置され得、そしてその対のシール部材の第2の部材は、上記半径方向に配向される通路の近位方向に配置され得る。好ましくは、各シール部材は、エラストマー材料から製作されるOリングである。好ましくは、各シール部材は、上記管状本体に対して固定して位置決めされる。
あるいは、上記管状本体は、その内側周縁の周りに延びる環状リブを含み得るか、そして/または上記管状ロッドは、その外側周縁の周りに伸びる環状リブを含み得、それによって管状ロッドおよび管状本体との間の間隙距離を減少し、それによってそれらの間の流体の通過を減少する。さらに、潤滑剤が、管状本体と管状ロッドとの間に提供され得、それによってそれらの間の流体の流れを阻害することが想定される。
あるいは、緊密な許容範囲が、、管状本体と管状ロッドとの間の流体の通過が阻害されるように、管状本体と管状ロッドとの間に提供され得ることがさらに想定される。
上記管状ロッドが上記第1の位置にあるとき、その近位端に形成される開口が第1のシール部材と第2のシール部材との間に位置決めされることが想定される。上記管状ロッドが上記第2の位置にあるとき、半径方向に配向された開口は上記第2のシール部材の近位方向に位置決めされる。
好ましくは、上記管状ロッドは前記第1の位置に付勢される。従って、上記気腹術ニードルは、上記ハウジングと上記管状ロッドとの間に配置されるスプリングをさらに含み、上記管状ロッドを上記第1の位置に付勢することが想定される。
上記管状本体は、その近位端に形成される半径方向に配向された開口と、その平滑端に形成される遠位方向に配向される開口との間の腔を規定する。上記管状本体は、のぞましくは、穿孔先端を規定する遠位端を含む。上記管状ロッドは、上記第1の位置に該管状ロッドがあるときに、該管状ロッドの遠位端が前記管状本体の穿孔先端を超えて延び、そして該管状ロッドが上記第2の位置にあるときに、該管状本体の穿孔先端が該管状ロッドの遠位端を超えて延びるような寸法である。
本発明の実施形態による気腹術ニードルは、上記管状本体中に形成される半径方向に配向された通路に作動可能に接続可能なガス投与システムをさらに含み得る。このガス投与システムは、望ましくは、腹部腔に注入ガスを送達する。このガス投与システムは、注入ガスの供給源、該注入ガスの供給源を上記管状本体中に形成される半径方向に配向される通路に流体により相互接続する導管、および該導管を通る注入ガスの流れを調節するために導管と流体連絡するバルブを含む。このガス投与システムは、腹部腔に送達される注入ガスの容積、量および圧力のうちの少なくとも1つを測定するためのゲージをさらに含み得る。
本開示の別の局面によれば、気腹術ニードルは、細長い管状本体、該管状本体内に滑動可能に配置される細長い中空の管状ロッド、該管状本体の近位端にあるバルブアセンブリであって、マニホールドを含むバルブアセンブリ、および該マニホールド内に取り付けられるステムを含み得る。該マニホールドおよび該ステムは、互いに対し、第1の位置で指示チャンバーと連絡する流体経路、および第2の位置で該管状ロッドの内部との流体経路を形成するよう移動可能である。
この気腹術ニードルは、上記マニホールドと上記ステムとの間に配置される第1のOリングを含み得、この第1のOリングは、上記指示チャンバーと連絡する通路の遠位方向に位置決めされ;および上記マニホールドと上記ステムとの間に配置される第2のOリングであって、上記通路の近位方向に位置決めされる第2のOリングを含み得る。従って、上記管状ロッドが第1の位置にあるとき、上記マニホールド中に形成される開口が前記第1のOリングの遠位方向に位置決めされ、そして該管状ロッドが第2の位置にあるとき、該マニホールド中に形成される開口は該第1のOリングと前記第2のOリングとの間に位置決めされる。上記第1のOリングおよび第2のOリングの各々は、前記管状本体に対して固定して位置決めされる。
好ましくは、上記管状ロッドは、上記第1の位置に付勢される。この気腹術ニードルは、上記管状ロッドを上記第1の位置に付勢するために作動可能に位置決めされる、スプリング部材をさらに備え得る。
上記気腹術ニードルは、上記管状本体を支持するためのハウジングをさらに備え、該管状本体はその遠位表面から延びる。望ましくは、このスプリングは、上記ステムの遠位方向に配向する表面と上記管状ロッドの近位方向に配向する表面との間に配置される。上記管状ロッドの近位部分は拡径部分を規定し、そして上記スプリングは該拡径部分内に配置される。
上記管状本体は、穿孔先端を規定する遠位端を含む。好ましくは、上記管状ロッドは、上記第1の位置に該管状ロッドがあるときに該管状ロッドの遠位端が上記管状本体の穿孔先端を超えて延び、そして上記第2の位置に該管状ロッドがあるときに該管状本体の穿孔先端が該管状ロッドの遠位端を超えて延びるような寸法である。
上記気腹術ニードルは、マニホールド中に形成される開口に作動可能に接続可能なガス投与システムを備え得る。該ガス投与システムは、腹部腔に注入ガスを送達し得る。このガス投与システムは、注入ガスの供給源、該注入ガスの供給源を、ポートに、前記マニホールド中の開口と連絡して流体により相互接続する導管;および該導管を通る注入ガスの流れを調節するために該導管と流体連絡しているバルブを含み得る。このガス投与システムは、腹部腔に送達される注入ガスの容積、量および圧力のうちの少なくとも1つを測定するためゲージをさらに含み得る。
さらなる利点は、添付の図面と組み合わせた以下の記載から明らかになる。
上記に加えて、本発明は、以下を提供する:
項目1.腹部腔に注入するための気腹術ニードルであって:
ハウジング;
該ハウジングの遠位表面から延びる細長い管状本体であって、それを通ってガス投与システムへの接続のために形成される通路を含む、管状本体;および
該管状本体内に滑動可能に受容される細長い中空の管状ロッドを備え、
該管状ロッドが:
開口を規定する平滑遠位端;および
開口を規定する近位端部分であって、該開口が該近位端を通して形成され、ここで、該管状ロッドが、該管状ロッドの近位端中に形成された開口が該管状本体中に形成される通路と位置決めされる第1の位置と、該管状ロッドの近位端中に形成される開口が該管状本体中に形成される通路と位置決めされない第2の位置とを含む、気腹術ニードル。
項目2.前記管状本体と該管状ロッドとの間に配置される少なくとも一対のシール部材をさらに備える、項目1に記載の気腹術ニードル。
項目3.該対のシール部材のうちの第1の部材が、前記管状本体中に形成される通路の遠位方向に配置され、そして該対のシール部材のうちの第2の部材が、該管状本体中に形成される通路の近位方向に配置される、項目2に記載の気腹術ニードル。
項目4.各シール部材がOリングを備える、項目3に記載の気腹術ニードル。
項目5.前記シール部材が、前記管状本体の内表面および前記管状ロッドの外表面の少なくとも1つの周縁の周りに形成される環状リブを含む、項目3に記載の気腹術ニードル。
項目6.潤滑剤が、前記管状本体と前記管状ロッドとの間に提供される、項目4に記載の気腹術ニードル。
項目7.各シール部材が、エラストマー材料から製作される、項目4に記載の気腹術ニードル。
項目8.各シール部材が、前記管状本体に対して固定して位置決めされる、項目7に記載の気腹術ニードル。
項目9.前記管状ロッドが前記第1の位置にあるとき、その中に形成される前記開口が前記第1のシール部材と第2のシール部材との間に位置決めされる、項目3に記載の気腹術ニードル。
項目10.前記管状ロッドが前記第2の位置にあるとき、その中に形成される前記開口が前記第2のシール部材の近位方向に位置決めされる、項目9に記載の気腹術ニードル。
項目11.前記管状ロッドが前記第1の位置に付勢される、項目9に記載の気腹術ニードル。
項目12.前記ハウジングと前記管状ロッドとの間に配置されるスプリングをさらに含み、該管状ロッドを前記第1の位置に付勢する、項目9に記載の気腹術ニードル。
項目13.前記管状本体が、その近位端に形成される開口と、その平滑端に形成される開口との間の腔を規定する、項目11に記載の気腹術ニードル。
項目14.前記管状本体が、穿孔先端を規定する遠位端を含む、項目9に記載の気腹術ニードル。
項目15.前記管状ロッドは、前記第1の位置に該管状ロッドがあるときに、該管状ロッドの遠位端が前記管状本体の穿孔先端を超えて延び、そして該管状ロッドが前記第2の位置にあるときに、該管状本体の穿孔先端が該管状ロッドの遠位端を超えて延びるような寸法である、項目14に記載の気腹術ニードル。
項目16.前記管状本体中に形成される通路に作動可能に接続可能なガス投与システムをさらに備え、ここで、該ガス投与システムが腹部腔に注入ガスを送達する、項目1に記載の気腹術ニードル。
項目17.前記ガス投与システムが:
注入ガスの供給源;
該注入ガスの供給源を前記管状本体中に形成される通路に流体により相互接続する導管;および
該導管を通る注入ガスの流れを調節するための導管と流体連絡するバルブを備える、項目16に記載の気腹術ニードル。
項目18.前記ガス投与システムが、前記腹部腔に送達される注入ガスの容積、量および圧力のうちの少なくとも1つを測定するためのゲージを含む、項目16に記載の気腹術ニードル。
項目19.身体腔を注入するための気腹術ニードルであって:
細長い管状本体;
該管状本体内に滑動可能に配置される細長い中空の管状ロッド;
該管状本体および該管状ロッドの近位端にあるバルブアセンブリであって、マニホールドを含むバルブアセンブリ;および
該マニホールド内に取り付けられるステムを備え、
該マニホールドおよび該ステムが、互いに対し、第1の位置で指示チャンバーと連絡する流体経路、および第2の位置で該管状ロッドの内部との流体経路を形成するよう移動可能である、気腹術ニードル。
項目20.前記マニホールドと前記ステムとの間に配置される第1のOリングであって、前記指示チャンバーと連絡する通路の遠位方向に位置決めされる、第1のOリング;および
前記マニホールドと前記ステムとの間に配置される第2のOリングであって、該通路の近位方向に位置決めされる、第2のOリングをさらに含む、項目19に記載の気腹術ニードル。
項目21.前記管状ロッドが第1の位置にあるとき、前記マニホールド中に形成される開口が前記第1のOリングの遠位方向に位置決めされ、そして該管状ロッドが第2の位置にあるとき、該マニホールド中に形成される開口が該第1のOリングと前記第2のOリングとの間に位置決めされる、項目20に記載の気腹術ニードル。
項目22.前記第1のOリングおよび第2のOリングの各々が、前記管状本体に対して固定して位置決めされる、項目19に記載の気腹術ニードル。
項目23.前記管状ロッドが前記第1の位置に付勢される、項目21に記載の気腹術ニードル。
項目24.前記管状ロッドを前記第1の位置に付勢するために作動可能に位置決めされる、スプリング部材をさらに備える、項目23に記載の気腹術ニードル。
項目25.前記管状本体を支持するためのハウジングをさらに備え、該管状本体がその遠位表面から延びる、項目23に記載の気腹術ニードル。
項目26.前記スプリングが、前記ステムの遠位方向に配向する表面と前記管状ロッドの近位方向に配向する表面との間に配置される、項目25に記載の気腹術ニードル。
項目27.前記管状ロッドの近位部分が拡径部分を規定し、そして前記スプリングが該拡径部分内に配置される、項目26に記載の気腹術ニードル。
項目28.前記管状本体が、穿孔先端を規定する遠位端を含む、項目21に記載の気腹術ニードル。
項目29.前記管状ロッドは、前記第1の位置に該管状ロッドがあるときに該管状ロッドの遠位端が前記管状本体の穿孔先端を超えて延び、そして前記第2の位置に該管状ロッドがあるときに該管状本体の穿孔先端が該管状ロッドの遠位端を超えて延びるような寸法である、項目28に記載の気腹術ニードル。
項目30.前記マニホールド中に形成される開口に作動可能に接続可能なガス投与システムをさらに備え、ここで、該ガス投与システムが腹部腔に注入ガスを送達する、項目21に記載の気腹術ニードル。
項目31.前記ガス投与システムが:
注入ガスの供給源;
該注入ガスの供給源を、ポートに、前記マニホールド中の開口と連絡して、流体により相互接続する導管;および
該導管を通る注入ガスの流れを調節するために該導管と流体連絡しているバルブを含む、項目30に記載の気腹術ニードル。
項目32.前記ガス投与システムが、腹部腔に送達される注入ガスの容積、量および圧力のうちの少なくとも1つを測定するためのゲージをさらに含む、項目31に記載の気腹術ニードル。
本発明の気腹術ニードルによって、腹腔鏡下手術の前に腹腔を膨張するための腹腔中へのガス状流体の導入が改良される。特に、腹腔中へのガス流れおよび/または通路の表示が提供されることにより、このガス状流体の注入の調節が容易になる。
本開示は、添付の図面を参照してさらに説明され、ここで、いくつかの図面における同様の参照番号は、同様の部分を言及している。
(好適な実施形態の詳細な説明)
現在開示される気腹術ニードルの好適な実施形態を、ここで、描写する図面を参照して詳細に説明し、ここで、同様の参照番号は、類似または同一の要素を識別する。図面
おいて、および以下の説明において、用語「近位(近位方向)」は、伝統的なように、オペレーターに最も近い、本開示の気腹術ニードルの端部をいい、その一方、用語「遠位(遠位方向)」は、オペレーターから最も遠い、気腹術ニードルの端部をいう。
図1および2を参照して、本開示の実施形態体による気腹術ニードルは、一般に、参照番号100として示される。ニードル100は、気腹術ガス「A」(例えば、空気、COなど)の供給源と、腹腔「C」との間の導管として供され(図5および6を参照のこと)、ここで、この気腹術ガス「A」は、腹腔「C」に侵入し得、かつ膨張し、腹腔鏡下手術の間に内部器官へのそれらとの改良されたアクセスを提供する。以下の開示の実施形態は、主に腹腔鏡下手術に関するが、本明細書に開示される原理を、制限されないで内視鏡手順、関節鏡手順などを含む、多くのその他の外科手順に適用することが想定され、そして本開示の範囲内である。
気腹術ニードル100は、ハンドル、またはその中にチャンバー103を規定するハウジング102、ハウジンング102の遠位端102aに作動可能に接続される細長い中空の管状本体104、および管状本体104内に滑動可能に受容され、管腔107を含む管状ロッド106を含み、管腔107は、管状ロッドを通って延びる。管状本体104は、気腹術腔の裏層を貫通するための形状である遠位端を有する。管状本体106の遠位先端部は、ほぼ平滑であり、そして1つ以上の開口を規定する。気腹術ニードル100は、望ましくは、気腹術ニードルガス投与システムまたは気腹術ガスの供給源(図示せず)と、好ましくは流体係合して、作動可能に接続されている。ハウジング102は、その中に形成された、このガス投与システムとの流体連絡のためのポート130をさらに含む。ポート130は長軸方向に配向されて示されるが、ポート130について、その他の配向が可能であることが想定され、そして本開示の範囲内である。
気腹術ニードル100は、ハウジング102のチャンバー103内に作動可能に配置されたバルブアセンブリ140をさらに含む。バルブアセンブリ140は、互いに作動可能に固定された遠位部分144および近位部分146を有するマニホールド142を含む。マニホールド142は、マニホールド142を通る管腔148を規定する内表面171を有する。管状ロッド106は、管状ロッド106の管腔107がマニホールド142の管腔148と流体連絡しているような様式でマニホールド142の遠位部分144に作動可能に接続され、そしてそれから遠位方向に延びている。
バルブアセンブリ140は、マニホールド142内に形成され、そして管腔148と流体連絡する第1の通路150を含む。導管152は、第1の通路150を管状本体104のポート130に相互接続する。導管152は、第1の通路150をポート130に流体により接続するために、通路、ホース、チューブなどを備え得る。好ましくは、導管152は、可撓性管材などから製作される。
バルブアセンブリ140は、ハウジング102の内表面から遠位方向に延びるステム1700さらに含む。好ましくは、ステム170は、マニホールド142の近位部分146に滑動可能に受容される。遠位シール部材172および近位シール部材174が提供され、そしてステム170を取り囲む。シール部材172、174は、ステム170の外表面と管腔148を規定するマニホールド142の内表面171との間の流体漏れしないシールを生成する。シール部材172、174は、好ましくは、シリコーンを基礎にしたO型シールである。好ましくは、シール部材172、174は、ステム170の外表面に形成される環状の溝176内に着座するか、またはそうでなければ、ステム170もしくはマニホールド170に付着される。このように、シール部材172、174は、マニホールド142が軸方向にそれに沿ってずれるとき、ステム170に対してその場に残る。
ステム170は、その外表面とマニホールド142の内表面171との間の環状チャネル180を規定するようなサイズである。シール部材172、174は、環状チャネル180の上端部および下端部に結合する。
バルブアセンブリ140は、その中に指示チャンバー160を規定し、そしてその中に作動可能に配置されたフロート162を有する指示器158を含む。好ましくは、指示器158は、フロート162がオペレーターにより見えるように、透明材料から形成される。
指示器158は、気腹術ニードル100のユーザー/オペレーターに、気腹術ガス「A」が腹腔「C」中に流れているか否かを知らせる。図1および2に示される実施形態では、ステム170は、それを通り、指示チャンバー160の近位領域159と流体連絡しているチャネル178を規定する。従って、以下により詳細に説明されるように、フロート162が、図1に示されるように、指示チャンバー160の遠位領域161中にあるとき、指示器158は、ユーザーに気腹術ガス「A」が腹腔「C」中に流れていることを忠告する。さらに、フロート162が、図2に示されるように、チャンバー160の近位領域159にあるとき、指示器158は、ユーザーに気腹術ニードルガス「A」が腹腔「C」中に流れていないことを忠告する。
バルブアセンブリ140は、マニホールド142の近位部分146を通って延び、そして環状チャネル180と連絡している第2の通路154をさらに含む。導管156は、第2の通路154をチャンバー160の遠位領域に流体によって相互接続するために提供される。導管156は、第2の通路154および指示チャンバー160を流体により接続するために通路、ホース、チューブなどを備え得る。
ハウジング、バルブアセンブリ、環状本体、環状ロッド、およびその他のパーツは、適切なポリマー材料または金属材料から形成され得る。例えば、ハウジングおよびバルブアセンブリは、ポリカーボネートから形成され得、その一方、管状本体および管状ロッドは、望ましくは、ステンレス鋼である。
バルブアセンブリ140は、ステム170とマニホールド142との間に配置される付勢部材182を含む。好ましくは、付勢部材182は、コイルスプリングの形態であるが、しかし、当業者によって企図されるその他のタイプの付勢部材が本明細書に含まれることが理解される。望ましくは、付勢部材182は、図示されるように、ステム170の遠位方向に向く表面と、マニホールド142の遠位部分144との間に取り付けられる。付勢部材182は、図1に見られるように、バルブアセンブリ140のマニホールド142を、最も遠位に、または第1の位置に維持する傾向にある。この位置では、図1に示されるように、遠位シール部材172が第1の通路150の遠位方向に位置決めされる。管状ロッド106もまた、その平滑遠位先端206aが剥き出るか、そして/またはそうでなければ管状本体104から遠位方向に延びるように最も遠位の位置にある。
気腹術ニードル100のバルブアセンブリ140は、最初は、このニードルを通る流体流れが可能である第1の位置にある。第1の通路150は、マニホールド142の管腔148およびステム170のチャネル178に接続される。管腔148は、管状ロッド106の管腔107と連絡する。チャネル178は、指示チャンバー160の領域159と連絡し、フロート162を指示チャンバー160の遠位領域に向かって押す。
バルブアセンブリ140は、第1の位置から、図2に示されるように、第1の通路150が遠位シール172の近位方向に配置される第2の位置へと押され得る。この第2の位置では、ニードルを通る流体流れはブロックされる。バルブアセンブリ140は、付勢部材182の付勢を克服すること、および管状ロッド106を管状本体104に対して近位方向にずらすことによって第2の位置に押される。バルブアセンブリ140が第2の位置にあるとき、第1の通路150は、環状チャネル180と流体連絡しており、そして、次いで、第2の通路154と流体連絡している。
気腹術ニードル100の使用の間、管状本体104の先端210(図2〜6および8を参照のこと)は、腹腔「C」に挿入されており、そしてそれ故、患者の皮膚に対して押されており、管状ロッド106の遠位先端106aは、管状本体104中に押され、そして、次いで、バルブアセンブリ140は、第1の位置から第2の位置に押される。バルブアセンブリ140が第2の位置にあるとき、ガス投与システムまたは供給源(図示せず)からのガス「A」は、ポート130を通ってハウジング102に入る。次いで、ガス「A」は、導管152を通り、第1の通路150を通り、そしてマニホールド142の環状チャネル180中に流れる。次いで、ガス「A」は、環状チャネル180を通り、そして第2の通路154を出て、導管156を通り、そして指示チャンバー160の遠位領域161中に続き、それによって、フロート162を近位方向に押すか、そして/またはずらす。フロート162の、指示チャンバー160の近位領域内の位置決めは、ユーザーに、ガス「A」が腹腔「C」中に流れていないことを示す。
一旦、管状本体104の先端210が患者の腹部壁を完全に貫通し、そして管状ロッド106の遠位先端106aがもはや実質的に妨害されないと、付勢部材182が、バルブアセンブリ140を第2の位置から第1の位置に押す。第1の位置では、ガスは、第1の通路150および管腔148を通り、管状ロッド106の管腔107まで流れ、ガスを腹腔「C」まで供給する。ガスはまた、第1の通路150からチャネル178に流れ、これは、近位領域159と連絡し、フロート162を指示チャンバー160の遠位領域161に位置決めする。この位置では、フロート162は、ユーザーに、ガス「A」が腹腔「C」中に流れていることを示す。
ここで、図3〜8、そして特に図3および4を参照して、本開示の別の実施形態に従う気腹術ニードルは、一般に、参照番号200として示される。
気腹術ニードル200は、ハンドルまたはハウジング202、ハウジング202の前方端部202aに作動可能に接続された細長い中空管状本体204、および管状本体204内に滑動可能に受容された管状ロッド206を含む。気腹術ニードル200は、気腹術ガス投与システム208またはその他のガスの供給源と、好ましくは流体係合して、望ましくは作動可能に接続される。管状本体204は、腹腔の内側裏層を貫通するためにその遠位端204aに形成された穿孔エッジまたは先端210を含む。管状本体204は、以下により詳細に説明されるように、ガス投与システム208との流体連絡のために、その中に形成された半径方向に配向される通路230をさらに含む。通路230は、半径方向に配向されて示されているが、通路230についてその他の配向が可能であることが想定され、そして本開示の範囲内にある。当業者は、通路230が長軸方向に配向され、角度をもって配向され、接線の方向に配向され得るなどであることを容易に理解する。
管状ロッド206は、平滑遠位先端206a、ハウジング202中に形成される腔202b中に受容可能な近位端部分206bを含み、そして細長い、それを通って長軸方向に延びる腔207cを規定する。管状ロッド206の遠位先端206aは、その中に形成された開口207aを規定し、これは、この実施形態では、図4〜6に見られるように、遠位方向に向く方向に形成される。しかし、半径方向に配向される方向にある開口を含む、1つ以上の開口が遠位先端206a中に提供され得る。開口207aは、軸方向に配向されて示されているが、開口207aについてその他の配向が可能であることが想定され、そして本開示の範囲内である。当業者は、開口207aが半径方向に配向され、角度をもって配向され、接線方向に配向され得るなどであることを容易に理解する。
好ましくは、図3〜5に見られるように、管状ロッド206は、管状ロッド206が第1または伸長された位置にあるとき、その遠位先端206aが管状本体204の穿孔エッジ210を超えて延びるようなサイズである。管状ロッド206は、その近位端部分206bに形成された半径方向に配向された開口207bをさらに含む。望ましくは、端部プレート220は、近位端部分206bに対して、近位端部分206bを閉鎖し、そして管状ロッド206の端部プレート220と近位端部分206bとの間のガスの通過および/または逃避を阻害するような様式で位置決めされる。あるいは、管状ロッド206は、気腹術ニードル200の長軸に対して実質的に横断方向に配向されている表面(図示せず)によって規定される閉鎖またはシールされた近位端部分206bを有して製造され得ることが想定される。
管状ロッド206は、図6に示されるような第1または伸長された位置から、図5に示されるような第2または引っ込められた位置までの往復長軸方向移動に適合され、そしてコイルスプリング222の影響下で第1または伸長された位置に付勢されている。スプリング222は、ハウジング202の腔202b内に、スプリング222の1つの端部が端部プレート220の近位表面220aと接触し、そしてスプリング222の対向する端部が、ハウジング202の腔202bの内側の遠位方向に配向する表面202cと接触するように配置されている。
好ましくは、使用において、管状ロッド206が第1の位置にあるとき、その中に形成された半径方向に配向された開口207bが管状本体204の半径方向に配向された通路230と実質的に整列され、そして/またはそれと実質的に位置決めされるようになる。従って、以下により詳細に説明されるように、管状ロッド206が第1の位置にあるとき、気腹術ガスは、腔207cに入ることが可能となる。さらに、管状ロッド206が第2の位置にあるとき、その中に形成された半径方向に配向された開口207bは、管状本体204の半径方向に配向された通路230との整列から、および/または位置決めから外れている。従って、以下により詳細に説明されるように、管状ロッド206が第2の位置にあるとき、気腹術ガスは、腔207bに入ることを妨げられる。
好ましくは、ハウジング202および/または管状ロッド206は、アクリル、ポリスチレン、ポリカーボネートおよびスチレン−アクリロニトリル(SAN)コポリマーのようなポリマー材料から製作され得る。好適な実施形態では、ハウジング202は、単一ユニットとして成型される。管状本体204は、好ましくは、ステンレス鋼またはチタンのような硬い生体適合性材料から製作される。
図6〜8に最もよく見られるように、気腹術ニードル200は、管状本体204と管状ロッド206との間に配置された、複数のシール、好ましくは、少なくとも一対のシール224、226をさらに含む。シール224、226は、好ましくはOリングタイプのシールまたはガスケットであり、そして、好ましくは、管状ロッド206の周および/または周縁を完全に取り囲む。シール224、226は、好ましくは、例えば、ゴムベースの材料、シリコーンベースの材料などのような弾力性のエラストマー材料から製作される。シール224、226は、管状本体204と管状ロッド206との間のスペースに沿って、かつそれを通るガスの通過を阻害および/またはそうでなければ防ぐタイプである。
望ましくは、シール224、226は、管状本体204の内表面に、管状ロッド206が管状本体204に対して軸方向に配置されるとき、シール224、226が管状本体204に対する位置に残り、そして管状ロッド206がそれを横切って滑動することを可能にするような様式で固定される。好ましくは、結合剤、接着剤などを用いて、シール224、226を、管状本体204の内表面に固定して取り付ける。あるいは、管状本体204の内表面には、その中に個々のシール224、226を受容するような形態、および/またはそうでなければそのような寸法の環状溝(図示せず)が提供されることが想定される。このようにして、この環状溝は、シール224、226の管状本体204に対する移動を阻害する。
好ましくは、以下により詳細に説明されるように、シール224、226の1つは、管状本体204の半径方向に配向された通路230の遠位方向に配置され、その一方、シール224、226のもう1つは、管状本体204の半径方向に配向された通路230の近位方向に配置される。さらに、シール224、226は、管状ロッド206が第1の位置にあるとき、その中に形成された半径方向に配向された開口207bがシール224、226の間に位置決めされ(図5を参照のこと)、そして上記のように、管状本体204の半径方向に配列された通路230と実質的に整列されるように位置決めされる。さらに、シール224、226は、管状本体206が第2の位置にあるとき、その中に形成された半径方向に配向された開口207bが最も近位にあるシール224、226の近位方向に位置決めされるように位置決めされる。第2の位置にある間、最も近位のシール224、226は、管状本体204の半径方向に配向された通路230から、管状ロッド206の半径方向に配向された開口207bを通り、そして管状ロッド206の腔207c中への気腹術ガスの通過を阻害および/またはそうでなければ防ぐ。
図7に見られるように、Oリングタイプのシール224、226が好ましいけれども、シール224、226は、管状本体204の内側周縁の周りに延びる環状リブ234を含み得、および/またはシール224、226は、管状ロッド206の外側周縁の周りに延びる環状リブ136を含み得、それによって、管状ロッド206と管状本体204との間の間隙距離を減少し、それによってそれらの間の流体の通過を阻害することが想定される。さらに、シリコーンベースの基質238(例えば、グリース、ゲルなど)のような潤滑剤が、管状本体204と管状ロッド206との間に提供され得、それによってそれらの間の流体の流れを阻害することが想定される。
あるいは、緊密な許容誤差が、管状本体204と管状ロッド206との間の流体の通過が阻害されるように、管状本体204と管状ロッド206との間に提供され得ることが想定される。
ガス投与システム208は、管状本体204を通り、そして腹腔中に流れる注入ガス、例えば、気腹術ガスの量を調節する。ガス投与システム208は、この目的に適する任意の従来システムであり得る。ガス投与システム208は、好ましくは、注入ガス、例えば、気腹術ガスの供給源「A」、気腹術ニードル200にガスの供給源「A」を流体により相互接続する導管212を含み、この注入ガスを、ニードルの目標、および導管212を通るガスの流れを調節するための導管212と作動可能に関連している(例えば、流体連絡する)バルブ214(例えば、ストップコックバルブなど)に運搬する。望ましくは、ガス投与システム208は、腹腔「C」に送達されるガスの容積、量および/または圧力を測定するための、導管212と作動可能に関連(すなわち、流体連絡)するゲージまたは指示器216を含む。
図5および6を特に参照して、気腹術ニードル200を用いる方法をここで説明する。使用において、図5に見られるように、気腹術ニードル200は、患者の腹部領域「T」の表面に対し、管状ロッド206の平滑遠位先端206aが腹部領域「T」の表面に接触するように配置される。遠位先端206aは、最初、腹部領域「T」の表面と係合および/または接触し、矢印「X」によって示されるような遠位方向の力が気腹術ニードル200に付与される。気腹術ニードル200を、矢印「X」の方向に腹部領域「T」の表面に向かって遠位方向に押すか、そして/または進行することは、管状ロッド206を第1の位置から第2の位置に押すことになり、それによって、スプリング222を圧縮し、そして管状本体204の穿孔エッジ210を、腹部領域「T」の表面と接触して配置する。第2の位置にあるとき、腔207cを通り、そして遠位方向に配向された開口207bからの気腹術ガスの流れは、少なくとも実質的には、好ましくは完全に停止される。
継続する遠位方向の力が気腹術ニードル200に付与され、その結果、穿孔エッジ210は、腹部領域「T」の表面を貫通し、そして腹腔「C」に入る。図6に見られるように、一旦、穿孔エッジ210が腹腔「C」に入ると、管状ロッド206は、スプリング222の影響下、その第1の位置まで遠位方向に移動する。この位置では、管状ロッド206の半径方向に配向された開口207bは、管状本体204の半径方向に配向された通路230と、実質的に整列および/または位置決めされる。
次いで、導管212は、管状本体204の通路230に接続され得、バルブ214が開放され、気腹術ガスが、ガス供給源「A」から出て、導管212を通り、通路230を通り、開口207bを通り、腔207cを通り、管状ロッド206の遠位先端106a中に形成された開口207aを通り、そして腹腔「C」中に(矢印「F」によって示されるように)流れることを可能にする。
腹腔「C」は、ゲージ216が特定の所定レベルに到達するまで気腹術ガスが注入される。好ましくは、気腹術ガスは、腹腔「C」を相当程度膨張するために十分な容積および圧力で導入される。一旦、腹腔「C」が、所望および/または十分な量によって膨張されると、バルブ214は、さらなる気腹術ガスが腹腔「C」を再膨張することが必要とされるまで閉鎖されるか、またはそれに代わり、バルブ214が閉められ、それによって気腹術ガスの腹腔「C」中への導入の速度を減少し、そしてそれによって腹腔「C」を均一な膨張条件に維持する。バルブ214は、必要に応じ、手術手順を通じて調節され得、腹腔「C」を注入および/または萎ませることは明瞭である。
気腹術ニードル200を、上記で詳細に提示される特定の実施形態に関して記載してきたが、これは、例示によるのみであり、しかも、気腹術ニードル200は、本明細書に開示の実施形態に必ずしも限定されないことが理解されるべきである。なぜなら、代替の実施形態および操作技法が、本開示を考慮すれば、当業者に明らかになるからである。
従って、改変が、説明された気腹術ニードルの思想から逸脱することなくなされ得ることが予測される。例えば、図4〜6に見られるように、管状ロッド206の近位端部分206bは、遠位先端206aと比較してすそ広がりであることが想定される(すなわち、その遠位部分の直径と比較してより大きな直径を有している)。さらに、管状本体204は、すそ広がりの近位端部分204bを含み得、管状ロッド206のすそ広がりの近位端部分206bを収容する。従って、使用において、管状ロッド206のすそ広がりの近位端部分206bは、管状ロッド206が第1の位置にあるとき、管状本体204のすそ広がりでない遠位端部分204aに対して接し、それによって、管状ロッド206の管状本体204に対する遠位方向の進行を効率的に制限する。その他の実施形態では、管状ロッドおよび/または管状本体は、一定の直径、またはその他の形状を有する。
管状ロッド206の外表面が、管状本体204の内表面上に提供される相補的部材と係合および/または接合するよう構成および適合された要素または部材を含み得ることがさらに想定され、その結果、管状ロッド206は、長軸の周りに回転すること、それによって、管状ロッド206の開口207bが、管状本体204の通路230との半径方向位置決めから外れて配置されることを阻害および/またはそうでなければ防ぐ。
遠位先端206a中に形成される開口207aは、図4に見られるように、望ましくは、遠位方向に配向されるけれども、図8に示されるように、開口207aが、管状ロッド206の遠位先端206a中に形成される少なくとも1つの半径方向に配向された開口240にとって代わり配置され得ることが想定され、そして本開示の範囲内である。管状ロッド206が遠位方向に配向された開口207aおよび少なくとも1つの半径方向に配向された開口240(図示せず)の両方を含み得ることがさらに想定される。開口240が管状ロッド206の長軸に対して所定の角度で配向され得る(図示せず)こともまた想定される。
上記の開示は、主に、注入ガス(例えば、気腹術ガス、COなど)を腹腔に送達するように構成された気腹術ニードルに関するけれども、気腹術ニードルが、制限されずに、生理食塩水、水、水溶液などを含む任意の注入タイプの流体を腹腔に送達し得ることが想定され、そして本開示の範囲内である。
種々のその他の改変が、本開示の思想から逸脱することなくその範囲内に入ることが想定される。
(摘要)
身体および/または腹部腔を提供および/または注入するための気腹術ニードルが提供される。この気腹術ニードルは、ハウジング、該ハウジングの遠位表面から延びる細長い管状本体、および該管状本体内に滑動可能に受容される細長い中空管状ロッドを含み得る。好ましくは、この管状本体は、ガス投与システムへの接続のためにそれを通って形成される通路を含む。好ましくは、この管状ロッドは、開口を規定する平滑遠位端、およびそれを通って形成される開口を規定する近位端部分を含む。
腹腔鏡下手術の前に腹腔を膨張するための腹腔中へのガス状流体の導入が改良された本発明の気腹術ニードルを提供することにより、腹腔中へのガス流れおよび/または通路の表示が提供され、このガス状流体の注入の調節が容易になり、オペレーターが腹腔鏡を操作しやすくなる。
図1は、本開示の実施形態に従って構築された気腹術ニードルの第1の位置にある間の長軸方向の断面図である。 図2は、図1の実施形態に従う気腹術ニードルの第2の位置にある間の長軸方向の断面図である。 図3は、本開示の別の実施形態に従って構築された気腹術ニードルの側立面図である。 図4は、図2の実施形態に従う気腹術ニードルの拡大長軸方向断面図である。 図5は、図3および図4の実施形態による気腹術ニードルの拡大長軸方向断面図であり、腹部壁を通る気腹術ニードルの遠位端の貫通における1つの段階を示す。 図6は、図3〜5の実施形態による気腹術ニードルの拡大長軸方向断面図であり、腹部壁を通る気腹術ニードルの遠位端の貫通におけるより後期の段階を示す。 図7は、図6の7として示される領域の拡大図である。 図8は、図6の8として示される領域の拡大図である。

Claims (15)

  1. 身体腔注入するための気腹術ニードル(100)であって:
    細長い管状本体(104)
    該管状本体(104)内に滑動可能に配置される細長い中空の管状ロッド(106)であって、該細長い中空の管状ロッド(106)がガス投与のための遠位開口を備える、細長い中空の管状ロッド(106)
    該管状本体(104)および該管状ロッド(106)の近位端にあるバルブアセンブリ(140)であって、マニホールド(142)を含むバルブアセンブリ(140);および
    該マニホールド(142)内に取り付けられるステム(170)
    を備え、
    該マニホールド(142)が、該細長い中空の管状ロッド(106)に作動可能に接続され、該細長い中空の管状ロッド(106)の位置が、該ステム(170)に対する該マニホールド(142)の位置を決定し、該マニホールド(142)および該ステム(170)が、互いに対し、第1の位置で指示チャンバー(160)と連絡する流体経路、および第2の位置で該管状ロッド(106)の内部との流体経路を形成するよう移動可能であり、ガスが該細長い管状本体(104)内に流れていることを示すように該指示チャンバー(160)が適合されている、気腹術ニードル(100)
  2. 前記マニホールド(142)と前記ステム(170)との間に配置される第1のOリング(172)であって、前記指示チャンバー(160)と連絡する通路(154)の遠位方向に位置決めされる、第1のOリング(172);および
    前記マニホールド(142)と前記ステム(170)との間に配置される第2のOリング(174)であって、該通路(154)の近位方向に位置決めされる、第2のOリング(174)をさらに含む、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  3. 前記管状ロッド(106)が第1の位置にあるとき、前記マニホールド(142)中に形成される開口(150)が前記第1のOリング(172)の遠位方向に位置決めされ、そして該管状ロッド(106)が第2の位置にあるとき、該マニホールド(142)中に形成される開口(150)が該第1のOリング(172)と前記第2のOリング(174)との間に位置決めされる、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  4. 前記第1のOリング(172)および第2のOリング(174)の各々が、前記管状本体(104)に対して固定して位置決めされる、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  5. 前記管状ロッド(106)が前記第1の位置に付勢される、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  6. 前記管状ロッド(106)を前記第1の位置に付勢するために作動可能に位置決めされる、スプリング部材(182)をさらに備える、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  7. 前記管状本体(104)を支持するためのハウジング(102)をさらに備え、該管状本体(104)がその遠位表面から延びる、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  8. 前記スプリング部材(182)が、前記ステム(170)の遠位方向に配向する表面と前記管状ロッド(106)の近位方向に配向する表面との間に配置される、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  9. 前記管状ロッド(106)の近位部分が拡径部分を規定し、そして前記スプリング部材(182)が該拡径部分内に配置される、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  10. 前記管状本体(104)が、穿孔先端を規定する遠位端を含む、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  11. 前記管状ロッド(106)は、前記第1の位置に該管状ロッド(106)があるときに該管状ロッド(106)の遠位端が前記管状本体(104)の穿孔先端を超えて延び、そして前記第2の位置に該管状ロッド(106)があるときに該管状本体(104)の穿孔先端が該管状ロッド(106)の遠位端を超えて延びるような寸法である、請求項10に記載の気腹術ニードル(100)
  12. 前記マニホールド(142)中に形成される開口(150)に作動可能に接続可能なガス投与システムをさらに備え、ここで、該ガス投与システムが腹部腔に注入ガスを送達する、請求項に記載の気腹術ニードル(100)
  13. 前記ガス投与システムが:
    注入ガスの供給源;
    該注入ガスの供給源を、ポート(130)に、前記マニホールド(142)中の開口(150)と連絡して、流体により相互接続する導管(152);および
    該導管(152)を通る注入ガスの流れを調節するために該導管(152)と流体連絡しているバルブを含む、請求項12に記載の気腹術ニードル(100)
  14. 前記ガス投与システムが、腹部腔に送達される注入ガスの容積、量および圧力のうちの少なくとも1つを測定するためのゲージをさらに含む、請求項13に記載の気腹術ニードル(100)
  15. 身体腔に注入するための気腹術ニードル(100)であって:
    細長い管状本体(104);
    該管状本体(104)内に滑動可能に配置される細長い中空の管状ロッド(106);
    該管状ロッド(106)の近位端に接続された、マニホールド(142)を含むバルブアセンブリ(140);および
    該マニホールド(142)内に少なくとも部分的に配置されるステム(170)であって、該マニホールド(142)が、第1の位置と第2の位置との間で、該ステム(170)に対して移動可能である、ステム(170)
    を備え、
    該マニホールド(142)が第1の位置にあるときに、流体が該管状ロッド(106)と連絡しており、該マニホールド(142)が第2の位置にあるときに、該流体が指示チャンバー(160)と連絡している、
    気腹術ニードル(100)。
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