JP4694511B2 - 符号装置、復号装置、符号化復号化システム、符号化復号化方法、符号化プログラム、復号化プログラム、符号化復号化プログラム及び記録媒体 - Google Patents

符号装置、復号装置、符号化復号化システム、符号化復号化方法、符号化プログラム、復号化プログラム、符号化復号化プログラム及び記録媒体 Download PDF

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本発明は、与えられた品質基準を保証し、可能な限り少ない代表点数もしくは可能な限り短い符号長を達成する符号装置、復号装置、符号化復号化システム、符号化復号化方法、符号化プログラム、復号化プログラム、符号化復号化プログラム及び記録媒体に関する。
従来、「有歪み符号化」もしくは「ベクトル量子化」と呼ばれる符号化システムがある。なお、2つのベクトル間の歪みを測る尺度は、予め定められているものとする。
図5は、従来技術のベクトル量子化による符号器の構成を示すブロック図である。図において、符号器1は、再生ベクトル選択装置1−1と再生ベクトルデータベース1−2とからなる。ここで、再生ベクトルデータベース1−2には、予め、複数の入力データと同じ次元のベクトルが初期値として格納されている。また、再生ベクトルデータベース1−2内の各ベクトルには、それぞれ異なるインデックスが割り当てられている。
符号化において、再生ベクトル選択装置1−1は、入力ベクトルvである入力データ1−3に対して、再生ベクトルデータベース1−2内にあるベクトルとの歪みを測り、最も歪みの小さいベクトルのインデックスcを符号語1−4として出力する。
図6は、従来技術のベクトル量子化による復号器の構成を示すブロック図である。図において、復号器2は、データベース参照装置2−1と再生ベクトルデータベース2−2とからなる。ここで、再生ベクトルデータベース2−2は、図5に示す再生ベクトルデータベース1−2と同一のものである。
復号化において、デーベース参照装置2−1は、符号器1が出力した符号語2−3(インデックスc)をインデックスとして解釈し、再生ベクトルデータベース2−2からインデックスcに対応するベクトルvを参照して再生ベクトル2−4として出力する。
図7は、従来技術による、符号器1と復号器2とを含む全体の構成を示すブロック図である。fは符号器、gは復号器である。Xは入力データを表す確率変数、Yは再生データを表す確率変数、I(X;Y)は相互情報量、すなわち、アルゴリズムが達成する符号化レート、dは歪み尺度、EXYd(X,Y)はアルゴリズムが達成する平均歪みである。
なお、上述した説明では、再生ベクトルデータベース1−2、2−2の構築を、符号化・復号化前に済ませているものとしたが、複数の入力データを一括して与えた後で、データベースを構築、もしくは、入力データを与えるたびにデータベースを更新するようなアルゴリズムもある。
また、図5、図6に示すような従来の符号器及び復号器については、非特許文献1に記されている。理論的には、n次元のベクトルに対して、再生ベクトルデータベース1−2、2−2に、2nI(X;Y)個の異なるベクトルを適切に選択すれば、アルゴリズムは、平均歪みEXYd(X;Y)を達成することが知られている。有歪み符号化もしくはベクトル量子化と呼ばれる装置は、音声・画像などのデータ圧縮にとどまらず、データベースの構築や、情報の要約などにも応用できる汎用性の高い装置である。
T. M. Cover and J. A. Thomas, "Elements of Information Theory 2nd Ed.", John Wiley & Sons. Inc., 2006, Chapter10, p301-325.
しかしながら、従来技術による符号化復号化システムでは、一般に再生ベクトルデータベース1−2、2−2の大きさがベクトルの次元に対して指数的に大きくなるため、再生ベクトル選択装置1−1による最も近いベクトルの探索が困難であった。また、再生ベクトルデータベース1−2、2−2の構成を改良することで、再生ベクトル選択装置1−1による最も近いベクトルの探索を容易にしようとしたとしても、そのような最適な再生ベクトルデータベース1−2、2−2の構築を行うことは困難であった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、データベースのサイズを極めて小さくすることができ、最も近いベクトルの探索時間を極めて短くすることができる符号装置、復号装置、符号化復号化システム、符号化復号化方法、符号化プログラム、復号化プログラム、符号化復号化プログラム及び記録媒体を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段と、入力される入力ベクトルに基づいて前記系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得し、該第1のベクトルと前記第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとする典型ベクトル探索手段と、前記典型ベクトルに対して前記第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力する関数作用手段とを具備し、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力することを特徴とする符号装置である。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルを記憶するシンドロームデータベースであることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルをランダムに生成する擬似乱数生成器であることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記第1の関数は、k<nの関係を有する(k,n)型の線形行列であり、前記第2の関数は、l<nの関係を有する(l,n)型の線形行列であり、前記関数作用手段は、前記(l,n)型の線形行列に対して前記典型ベクトルを乗ずる乗算器であることを特徴とする。
また、本発明は、インデックスが付与され、入力される符号語が生成される際に用いられた第1のベクトルを発生する系列発生手段と、前記符号語が生成される際に用いられた第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段と、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを前記系列発生手段から取得し、取得した第1のベクトルと前記第1の関数と、前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする典型ベクトル探索手段とを具備することを特徴とする復号装置である。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルを記憶するシンドロームデータベースであることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルをランダムに生成する擬似乱数生成器であることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記第1の関数は、k<nの関係を有する(k,n)型の線形行列であり、前記第2の関数は、l<nの関係を有する(l,n)型の線形行列であることを特徴とする。
また、本発明は、符号装置と復号装置とからなる符号化復号化システムであって、前記符号装置は、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数を記憶する第1の記憶手段と、入力される入力ベクトルに基づいて前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得し、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される前記第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとする第1の典型ベクトル探索手段と、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される前記第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力する関数作用手段とを具備し、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力し、前記復号装置は、前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数を記憶する第2の記憶手段と、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを前記第2の系列発生手段から取得し、取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする第2の典型ベクトル探索手段とを具備することを特徴とする符号化復号化システムである。
また、本発明は、符号装置と復号装置とからなる符号化復号化システムであって、前記符号装置は、1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数を記憶する第1の記憶手段と、入力される入力ベクトルに基づいて前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得し、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとする第1の典型ベクトル探索手段と、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される前記第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力する関数作用手段とを具備し、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力し、前記復号装置は、前記第1のベクトルを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数を記憶する第2の記憶手段と、前記第1のベクトルを前記第2の系列発生手段から取得し、取得した第1のベクトルと前記第2の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする第2の典型ベクトル探索手段とを具備することを特徴とする符号化復号化システムである。
また、本発明は、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムにおける符号化復号化方法であって、前記符号装置が、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、前記符号装置が、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記符号装置が、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、前記復号装置が、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、前記復号装置が、前記取得した第1のベクトルと、前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを含むことを特徴とする符号化復号化方法である。
また、本発明は、1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムにおける符号化復号化方法であって、前記符号装置が、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得するステップと、前記符号装置が、前記取得した第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記符号装置が、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、前記復号装置が、前記第2の系列発生手段から前記第1のベクトルを取得するステップと、前記復号装置が、該取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを含むことを特徴とする符号化復号化方法である。
また、本発明は、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた符号装置のコンピュータに、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、該第1のベクトルと第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記典型ベクトルに対して第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップとを実行させるための符号化プログラムである。
また、本発明は、インデックスが付与され、入力される符号語が生成される際に用いられた第1のベクトルを発生する系列発生手段と、前記符号語が生成される際に用いられた第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた復号装置のコンピュータに、入力される符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、前記取得した第1のベクトルと、第1の関数と、第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを実行させるための復号化プログラムである。
また、本発明は、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、前記符号装置として、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記符号装置として、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、前記復号装置として、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、前記復号装置として、前記取得した第1のベクトルと、前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを実行させるための符号化復号化プログラムである。
また、本発明は、1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得するステップと、前記符号装置として、前記取得した第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、前記復号装置として、前記第2の系列発生手段から前記第1のベクトルを取得するステップと、前記復号装置として、該取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを実行させるための符号化復号化プログラムである。
また、本発明は、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた符号装置のコンピュータに、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、該第1のベクトルと第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記典型ベクトルに対して第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップとを実行させるための符号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明は、インデックスが付与され、入力される符号語が生成される際に用いられた第1のベクトルを発生する系列発生手段と、前記符号語が生成される際に用いられた第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた復号装置のコンピュータに、入力される符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、前記取得した第1のベクトルと、第1の関数と、第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを実行させるための復号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明は、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、前記符号装置として、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記符号装置として、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、前記復号装置として、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、前記復号装置として、前記取得した第1のベクトルと、前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを実行させるための符号化復号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明は、1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得するステップと、前記符号装置として、前記取得した第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、前記復号装置として、前記第2の系列発生手段から前記第1のベクトルを取得するステップと、前記復号装置として、該取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップとを実行させるための符号化復号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、符号装置は、入力される入力ベクトルに基づいて、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する系列発生手段からインデックスと第1のベクトルとを少なくとも1回取得し、該第1のベクトルと第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとし、該典型ベクトルに対して第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力し、典型ベクトルに対応するインデックスと第2のベクトルとを符号語として出力する。したがって、第1の系列発生手段から発生させる第1のベクトルの数を極めて小さくすることができ、最も近いベクトルの探索時間を極めて短くすることができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、復号装置は、入力される符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、入力される符号語が生成される際に用いられた第1のベクトルを発生する系列発生手段から取得し、該取得した第1のベクトルと、第1の関数と、第2の関数と、符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、該選択した解ベクトルを再生ベクトルとする。したがって、第2の系列発生手段から発生させる第1のベクトルの数を極めて小さくすることができ、最も近いベクトルの探索時間を極めて短くすることができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、入力される入力ベクトルに基づいて、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段からインデックスと第1のベクトルとを少なくとも1回取得し、該第1のベクトルと第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとし、典型ベクトルに対して第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力し、典型ベクトルに対応するインデックスと第2のベクトルとを符号語として出力する一方、符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第2の系列発生手段から取得し、該取得した第1のベクトルと、第1の関数と、第2の関数と、符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする。したがって、第1の系列発生手段及び第2の系列発生手段から発生させる第1のベクトルの数を極めて小さくすることができ、最も近いベクトルの探索時間を極めて短くすることができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、入力される入力ベクトルに基づいて、1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得し、該取得した第1のベクトルと第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとし、典型ベクトルに対して第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力し、典型ベクトルに対応するインデックスと第2のベクトルとを符号語として出力する一方、第1のベクトルを発生する第2の系列発生手段から第1のベクトルを取得し、該取得した第1のベクトルと、第1の関数と、第2の関数と、符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする。したがって、最も近いベクトルの探索時間を極めて短くすることができるという利点が得られる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
A.原理
まず、本発明の原理について説明する。なお、以下のアルゴリズムにおいて、入力ベクトルxのスカラー空間Vは、有限である必要はなく、有限体の構造も必要としないが、出力ベクトルy及び非線形行列のスカラー空間については有限体とし、Wと記す。入力ベクトルの次元をnとし、確率変数X,Yの同時分布をμXYとして、Yの周辺分布を次式(1)とする。
Figure 0004694511
また、以下の説明において、確率変数X,Yの同時エントロピーをH(X,Y)とし、n次元のベクトルの歪みを測る尺度をdとする。ここで、同時エントロピーは、上記した同時分布μXYを用いて、次式(2)のように定義される。
Figure 0004694511
図1は、本発明の実施形態による符号器の構成を示すブロック図である。符号器4は、典型ベクトル探索装置4−1、シンドロームデータベース4−2、内部のメモリ等の記憶手段に記憶される線形行列4−3(A)、線形行列4−4(B)及び乗算器4−5からなる。シンドロームデータベース4−2には、k(k<n)次元のベクトルがm個(m≧1)、格納されている。これは、m個のk次元ベクトルをランダムに生成する乱数生成器と置き換えることができる。ベクトルには、異なるインデックスが割り当てられている。
線形行列4−3(A)は、サイズが(k,n)型の行列であり、線形行列4−3(A)にn次元の縦ベクトルを右から乗ずることによってk次元の縦ベクトルが出力される。線形行列4−4(B)は、(l,n)型の行列であり、線形行列4−4(B)にn次元のベクトルを乗算器4−5を用いて右から乗ずることによって、l(l<n)次元の縦ベクトルが出力される。
最初に典型ベクトル探索装置4−1は、シンドロームデータベース4−2にあるインデックスiを持つk次元のベクトルs(i)を1つとり、与えられた線形行列4−3(A)に対して、次式(3)を満たすn次元の典型ベクトル4−7(y)とインデックス4−8(i)とを出力する。
Figure 0004694511
典型ベクトル探索装置4−1が求める典型ベクトル4−7(y)とインデックス4−8(i)との組は次式(4)で表される。
Figure 0004694511
上記数式(4)で示される典型ベクトル4−7(y)とインデックス4−8(i)との組については次式(5)で表される性質のいずれかを持つものが望ましい。
Figure 0004694511
続いて、乗算器4−5は、線形行列4−4(B)に対して、典型ベクトル4−7(y)を乗じてベクトルByを求める。そして、符号器4は、典型ベクトル探索装置4−1が求めたインデックス4−8(i)を[logm]ビットで符号化したものと、[l・log|W|]ビットで符号化したベクトルByとの組を、符号語4−9として出力する。該インデックス4−8(i)とベクトルByとの組は、次式(6)で表される。
Figure 0004694511
但し、シンドロームデータベース4−2の大きさが1(すなわち、m=1)である場合には、符号語4−9は、インデックス4−8(i)を含まないものとする。
図2は、本発明の実施形態による復号器の構成を示すブロック図である。復号器5は、典型ベクトル探索装置5−1、シンドロームデータベース5−2、内部のメモリ等の記憶手段に記憶される線形行列5−3(A)及び線形行列5−4(B)からなる。シンドロームデータベース5−2と、前述した符号化の際に用いたシンドロームデータベース4−2とは同一のものとする。また、上述したように、シンドロームデータベース4−2を乱数発生器とした場合には、シンドロームデータベース5−2は、シンドロームデータベース4−2と同期したk次元のベクトルを出力するものとする。
線形行列5−3(A)、線形行列5−4(B)は、線形行列4−3(A)、線形行列4−4(B)とそれぞれ同一のものとする。但し、後述の典型ベクトル探索装置5−1は、典型ベクトル探索装置4−1とは異なるものである。
典型ベクトル探索装置5−1は、符号語5−6からベクトルcについての(c,i)を求める。ここで、ベクトルcは、符号器4が求めた典型ベクトル4−7(y)に対して、次式(7)を満たすものであるが、復号器5は、ベクトルyを知ることができないので、符号語5−6をベクトルcについての(c,i)と示すこととする。
Figure 0004694511
続いて、シンドロームデータベース5−2からインデックスiを持つk次元のシンドロームs(i)を参照する。但し、シンドロームデータベース5−2の大きさが1(すなわち、m=1)である場合には、符号語5−6は、インデックスiを含ませなくともよく、シンドロームデータベース5−2にある唯一のシンドロームs(i)を参照するようにしてもよい。そして、線形行列5−3(A)、線形行列5−4(B)を用いて、次式(8)を満たすn次元の再生ベクトル5−5(z)を求める。
Figure 0004694511
典型ベクトル探索装置5−1が求める再生ベクトル5−5(z)は、次式(9)で表される性質を持つことが望ましい。
Figure 0004694511
B.実施形態の記号
ここで、実施形態の説明中に現れる記号について説明する。
入力ベクトルのスカラー空間をV、出力ベクトルのスカラー空間をWとする。また、ベクトルy∈W、Y∈Wを列ベクトルとする。このとき、一般のスカラーの歪み尺度をdとして、次式(10)が得られる。
Figure 0004694511
そして、y、y’∈WのHamming(ハミング)歪みハットdを、次式(11)で表されるように定義する。
Figure 0004694511
また、n次元ベクトルx=(x,…,x)、y=(y,…,y)間の歪みを、次式(12)とする。また、n次元ベクトルy=(y,…,y)、y’=(y’,…,y’)間の歪みを、次式(13)とする。
Figure 0004694511
Figure 0004694511
集合の大きさを|・|で表し、対数の底を|W|とする。入力の確率変数をX、分布μを与える。そして、Xを与えたときの出力Yの条件付き確率分布をμY|Xとする。これによって、X、Yの同時分布μXYは、次式(14)で与えられる。
Figure 0004694511
また、Yの周辺分布μを次式(15)とする。
Figure 0004694511
条件付きエントロピーH(Y|X)、及び相互情報量I(X;Y)を次式(16)、(17)で定義される。なお、入力ベクトルのスカラー空間Vが無限集合の場合には、Σx∈Vは、積分で表される。
Figure 0004694511
Figure 0004694511
次に、任意のε>0と分布μを持つ情報源Xに対して、次式(18)を満たす同時分布μXYを計算する。
Figure 0004694511
ここで、Rx(D)は、レート歪み関数と呼ばれ、次式(19)で定義される。
Figure 0004694511
ここで、EXYは、確率変数(X,Y)に関する平均を表す。最小値を達成する条件付き確率μY|Xは、Blahut−Arimotoのアルゴリズム(文献1:R. E. Blahut, “Computation of Channel Capacity and Rate-Distortion Function”, IEEE Trans, Inform. Theory, Vol.IT-18, No.4, p460-p473, July 1972.)を用いて計算することができる。
次に、典型系列集合TXYを、次式(20)と定義する。
Figure 0004694511
ここで、ベクトルx∈V、ベクトルy∈Wに対して、経験分布pxyは、次式(21)で定義される確率分布である。
Figure 0004694511
また、探索空間の大きさと性能に影響するパラメータγ>0は小さい値とする。
以下では、A,B,ψ,ψABを、次式(22)で表されるような写像とする。
Figure 0004694511
B−1.第1動作例
線形行列4−3、5−3(A)を(k,n)疎行列として、ψに次式(23)で表す性質を仮定する。ここで、Prob(Probability)は、確率変数XとYに対してランダムな値が与えられた場合に、括弧内の条件を満たす確率を算出する演算を行うことを意味する。
Figure 0004694511
Ayで情報源Yを符号化し、ψをXを補助情報としたときの符号語Ay(なお、yは、ベクトルである)に対するYの復号器とすると、十分大きなnを取れば任意のε,δに対して、上記式(23)を満たす。
Bを(l,n)疎行列として、Byで情報源Yを符号化する。ψABを符号語(Ay,By)(なお、xとyは、ベクトルである)に対するYの符号器とする。そして、次式(24)で示す性質を仮定する。
Figure 0004694511
なお、数式(24)における二番目の式は、次式(25)としてもよい。
Figure 0004694511
このときは、次式(26)を満たすことになる。
Figure 0004694511
なお、A,Bは、疎行列であると仮定したが、上記の仮定を満たす関数A:W→W,B:W→Wならば、どのようなものでもよい。例えば、文献5(A. Aaron and B. Girod, “Compression with Side Information Using Turbo Codes”, Proc. of the IEEE DATA COMPRESSION CONFERENCE, Snowbird, UT, p252-p261, Apr. 2002.)で示されるTurbo符号がその例である。
ここで、例えば、ψ、ψABは、次式(27)のように定義する。
Figure 0004694511
このψ、ψABを近似的に実現する方法としては、文献2、3、4(文献2:F. R. Kschischang, B. J. Frey and H. A. Loeliger, “Factor Graphs and the Sum-Product Algorithm”, IEEE Transaction on Information Theory, Vol.47, No.2, p498-p519, February 2001.、文献3:S. M. Aji and R. J. McEliece, “The Generalized Distributive Law”, IEEE Trans. Inform. Theory, Vol.46, No.2, p325-p343, Mar. 2000、文献4:J. Feldman, M. J. Wainwright and D. R. Karger, “Using Linear Programming to Decode Binary Linear Codes”, IEEE Trans. Inform. Theory, Vol.IT-51, No.3, p954-p972, March 2005.)のアルゴリズムがあり、これらは、ベクトルの次元nに比例する時間で実行できる。そして、十分大きなnに対して、上記仮定を満たすA、Bの存在が知られている。
SをW上の一様分布を持つ確率変数とする。符号器4と復号器5とは、長さmの定常無記憶情報源Sから発生させた、次式(28)で表される乱数系列を共有していると仮定する。シンドロームデータベース4−2、5−2は、該乱数系列を格納している。
Figure 0004694511
符号器4は、以下のφ、φ’、φ’’のいずれかを適用することができる。
(A)φを適用する場合
Step1)符号器4において、典型ベクトル探索装置4−1は、後述のφ−1を用いて、例えば、インデックスiを更新しながら、次式(29)で示す値を最小にするi∈{1,…,m}を求め、これをi(x)(なお、xはベクトルである)とする。
Figure 0004694511
Step2)符号器4は、次式(30)で示す値を符号語4−9とする。ここで、i(x)は、符号化されているものとする。
Figure 0004694511
(B)φ’を適用する場合
Step1)符号器4において、典型ベクトル探索装置4−1は、入力ベクトルx∈Vに対して、例えば、インデックスiを更新しながら、次式(31)、(32)を同時に満たすi∈{1,…,m}を求め、これをi(x)(なお、xはベクトルである)とする。存在しない場合には、i(x)=1とするか、次式(33)の値を最小にするiをi(x)とする。
Figure 0004694511
Figure 0004694511
Figure 0004694511
Step2)符号器4は、前述したφと同様に、数式(30)で示す値を符号語4−9とする。ここで、i(x)(なお、xはベクトルである)は、符号化されているものとする。
(C)φ’’を適用する場合
Step1)符号器4において、典型ベクトル探索装置4−1は、入力ベクトルx∈Vに対して、例えば、インデックスiを更新しながら、上述した数式(31)を満たし、上述した数式(33)を最小にするi∈{1,…,m}を求め、これをi(x)(なお、xはベクトルである)とする。
Step2)前述したφで説明した数式(30)で求めた値を符号語4−9とする。ここで、i(x)は、符号化されているものとする。
次に、復号器5に、以下のφ−1を適用する場合について説明する。
Step1)復号器5において、典型ベクトル探索装置5−1は、符号語5−6(c,i)に対して、ψ(s(i),c)∈Wを再生ベクトル5−5(z)とする。すなわち、再生ベクトル5−5(z)は、次式(34)で示される。ここで、左辺のiは、符号化されたもので、右辺のiは、それを復号したものである。
Figure 0004694511
符号器4・復号器5対(φ,φ−1)は、以下の効果を有する。なお、φは、φ’もしくはφ’’と置き換えることが可能である。
(効果)
A,B,ψ,ψABは、上記数式(23)、(24)で示した仮定を満たしているとする。そして、次式(35)を満たすデータベースの大きさmに関して次式(36)が成立するものとする。
Figure 0004694511
Figure 0004694511
このとき、符号器4・復号器5対(φ,φ−1)の符号化レートは、次式(37)を満たし、平均歪みは、次式(38)を満たす。ここで、EXVは、Xと、Xと独立に発生させたSとに関する平均を表す。
Figure 0004694511
Figure 0004694511
したがって、γが小さくなるように、mを取り、ε,εAB,δ,δAB,ρを小さく取ることにより、アルゴリズムの性能を、そのレート歪み限界までいくらでも近づけることができる。
続いて、符合器4・復号器5対(φ’,φ−1)は、以下の効果を有する。
A,B,ψ,ψABは、上記数式(23)、(24)で示した仮定を満たしているとする。そして、TXYを定めるパラメータγ>0に対して、データベースの大きさ及び探索時間mを、次式(39)とする。
Figure 0004694511
さらに、次式(40)とする。
Figure 0004694511
このとき、符号器4・復号器5対(φ’,φ−1)の符号化レートは、次式(41)であり、上述した数式(38)を満たす。ここで、EXVは、Xと、Xと独立に発生させたSとに関する平均を表す。
Figure 0004694511
したがって、γ,ε,εAB,δ,δAB,ρを小さく取ることにより、アルゴリズムの性能を、そのレート歪み限界までいくらでも近づけることができる。
従来技術による、ベクトル量子化による符号化法で最適な品質と符号化レートを達成させるには、データベースの大きさ・探索時間は、簡易な方法で、|W|nRX(D)が必要である。一方、本第1動作例による、符号器4・復号器5対(φ,φ−1)の組み合わせでは、mは、上述した数式(35)を満たせば十分であり、εは、理論的にはいくらでも小さく取ることができるため、データベースの大きさ・探索時間mは、従来技術に比べて非常に小さい値にできる。また、本第1動作例では、符号器4・復号器5対(φ’,φ−1)の組み合わせでは、γ,εは、理論的にはいくらでも小さく取ることができるため、データベースの大きさ・探索時間mは、従来技術に比べて非常に小さな値にできる。
B−2.第2動作例
線形行列4−3、5−3(A)を(k,n)疎行列(成分のほとんどが0の行列)、線形行列4−4、5−4(B)を(l,n)疎行列とする。以下、シンドロームデータベース4−2、5−2の大きさmについてm=1とし、1つのシンドロームs∈Wを共有していると仮定する。すなわち、シンドロームデータベース4−2、5−2に記憶されるデータの数は「1」である。なお、符号器4、復号器5の構成は、上述した実施形態(図1、図2)と同様である。また、εAB>ε>0、δ,δAB>0として、k,lを次式(42)に示すように定める。
Figure 0004694511
そして、ψ,ψABに次式(43)で表される性質を仮定する。
Figure 0004694511
疎行列をランダムに生成することにより、十分大きなnに対して、上記数式(43)で表される性質を有する。例えば、ψ,ψABを、上述した数式(27)のように定義する。このψ,ψABを近似的に実現する方法としては、前述した文献2、3、4のアルゴリズムがあり、これらは、ベクトルの次元nに比例する時間で実行することができる。
なお、A,Bは、疎行列であると仮定したが、上記仮定を満たす関数A:W→W,B:W→Wならば、どのようなものでもよい。
符号器4は、φを用いる。
Step1)符号器4において、典型ベクトル探索装置4−1は、次式(44)で定めたφ(x|s)を復号語とする。
Figure 0004694511
また、復号器5は、φ−1を用いる。
Step1)復号器5において、典型ベクトル探索装置5−1は、符号語5−6(c)に対して、ψ(s,c)∈Wを再生ベクトルとする。すなわち、次式(45)で表される値を再生ベクトルとする。
Figure 0004694511
第2動作例によるアルゴリズムの符号化レートは、次式(46)に示すようになる。
Figure 0004694511
そして、データベースの大きさ及び探索時間は、m=1であり、アルゴリズム全体の計算量は、ψ及びψABの計算量のみに依存する。つまり、次式(47)に示すようになる。ここで、Eは、Xに関する平均を表す。
Figure 0004694511
したがって、γ,ε,εAB,δ,δAB,ρを小さく取ることにより、アルゴリズムの性能を、そのレート歪み限界までいくらでも近づけることができる。
C.変形例
図3及び図4は、それぞれ本発明の変形例による符号器と復号器との構成を示すブロック図である。本変形例による符号器6は、図3に示すように、典型ベクトル探索装置6−1、系列発生装置6−2、関数6−3(A)、関数6−4(B)及び関数作用器6−5からなる。典型ベクトル探索装置6−1は、図1の典型ベクトル探索装置4−1に対応し、系列発生装置6−2はシンドロームデータベース4−2、関数6−3(A)は線形行列4−3(A)、関数6−4(B)は線形行列4−4(B)、関数作用器6−5は乗算器4−5にそれぞれ対応する。なお、関数6−3(A)及び関数6−4(B)は、線形行列4−3(A)及び線形行列4−4(B)と同様に、内部のメモリ等の記憶手段に記憶される。特に、系列発生装置6−2は、シンドロームデータベース4−2に対応するとともに、乱数生成器に対応している。
また、本変形例による復号器7は、図4に示すように、典型ベクトル探索装置7−1、系列発生装置7−2、関数7−3(A)及び関数7−4(B)からなる。典型ベクトル探索装置7−1は、図2の典型ベクトル探索装置5−1に対応し、系列発生装置7−2はシンドロームデータベース5−2、関数7−3(A)は線形行列5−3(A)、関数7−4(B)は線形行列4−4(B)にそれぞれ対応する。特に、系列発生装置7−2は、シンドロームデータベース7−2に対応するとともに、乱数生成器に対応している。
上述した実施形態及び変形例によれば、最適な符号化レートを与えたとき、従来技術との違いは以下の通りである。
(1)従来技術における再生ベクトルデータベース1−2、2−2に比べ、本実施形態によるシンドロームデータベース4−2、5−2の大きさを格段に小さくすることができる。これによって、探索時間を大幅に削減することができる。
(2)探索時間を大幅に削減できる再生ベクトルデータベース1−2、2−2を用意する場合、再生ベクトルデータベース1−2、2−2は、最適な符号化レートを出力ために最適化する必要があったが、本実施形態によるシンドロームデータベース4−2、5−2内のシンドロームは、前述したように、等確率でランダムに出力すればよく、符号器と復号器とで同期した乱数生成器に置き換えることも可能である。すなわち、データベースの構築のコストを大幅に削減することができる。
なお、本発明に記載の符号装置における方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択する構成について、第1の確率分布とは、例えば、式(14)で示される同時確率分布から導出されるn次元ベクトルの同時確率分布であり、解ベクトルは上記の式(5)で示される条件を満たすように選択され、また、当該構成については文献2、3、4で与えられている近似アルゴリズムによって実現することも可能であります。
また、本発明に記載の復号装置における方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択する構成において、第2の確率分布とは、例えば、式(15)で示される同時確率分布から導出されるn次元ベクトルの同時確率分布であり、解ベクトルは上記の式(9)で示される条件を満たすように選択され、また、当該構成はあるいは文献2、3、4で与えられている近似アルゴリズムによって実現することも可能であります。
また、上述した符号器4、6、復号器5、7などによる各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、符号器4、6、復号器5、7などにおける処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、符号化処理、及び復号化処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の実施形態による符号器の構成を示すブロック図である。 本実施形態による復号器の構成を示すブロック図である。 本発明の変形例による符号器の構成を示すブロック図である。 本変形例による復号器の構成を示すブロック図である。 従来技術のベクトル量子化による符号器の構成を示すブロック図である。 従来技術のベクトル量子化による復号器の構成を示すブロック図である。 従来技術による、符号器1と復号器2とを含む全体の構成を示すブロック図である。
符号の説明
4 符号器(符号装置)
4−1 典型ベクトル探索装置(典型ベクトル探索手段、第1の典型ベクトル探索手段)
4−2 シンドロームデータベース(系列発生手段、擬似乱数生成器、第1の系列発生手段)
4−3 線形行列(A)
4−4 線形行列(B)
4−5 乗算器(関数作用手段)
4−6 入力ベクトル
4−7 典型ベクトル
4−8 インデックス
4−9 符号語
5 復号器(復号装置)
5−1 典型ベクトル探索装置(典型ベクトル探索手段、第2の典型ベクトル探索手段)
5−2 シンドロームデータベース(系列発生手段、擬似乱数生成器、第2の系列発生手段)
5−3 線形行列(A)
5−4 線形行列(B)
6−6 入力ベクトル
6−7 典型ベクトル
6−8 インデックス
5−6 符号語
5−5 再生ベクトル
6 符号器(符号装置)
6−1 典型ベクトル探索装置(典型ベクトル探索手段、第1の典型ベクトル探索手段)
6−2 系列発生装置(系列発生手段、擬似乱数生成器、第1の系列発生手段)
6−3 関数(A)
6−4 関数(B)
6−5 関数作用器(関数作用手段)
6−9 符号語
7−1 典型ベクトル探索装置(典型ベクトル探索手段、第2の典型ベクトル探索手段)
7−2 系列発生装置(系列発生手段、擬似乱数生成器、第2の系列発生手段)
7−3 関数(A)
7−4 関数(B)
7−5 再生ベクトル
7−6 符号語

Claims (20)

  1. インデックスが付与された第1のベクトルを発生する系列発生手段と、
    第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段と、
    入力される入力ベクトルに基づいて前記系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得し、該第1のベクトルと前記第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとする典型ベクトル探索手段と、
    前記典型ベクトルに対して前記第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力する関数作用手段とを具備し、
    前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力することを特徴とする符号装置。
  2. 前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルを記憶するシンドロームデータベースであることを特徴とする請求項1記載の符号装置。
  3. 前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルをランダムに生成する擬似乱数生成器であることを特徴とする請求項1記載の符号装置。
  4. 前記第1の関数は、k<nの関係を有する(k,n)型の線形行列であり、前記第2の関数は、l<nの関係を有する(l,n)型の線形行列であり、前記関数作用手段は、前記(l,n)型の線形行列に対して前記典型ベクトルを乗ずる乗算器であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の符号装置。
  5. インデックスが付与され、入力される符号語が生成される際に用いられた第1のベクトルを発生する系列発生手段と、
    前記符号語が生成される際に用いられた第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段と、
    前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを前記系列発生手段から取得し、取得した第1のベクトルと前記第1の関数と、前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする典型ベクトル探索手段と
    を具備することを特徴とする復号装置。
  6. 前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルを記憶するシンドロームデータベースであることを特徴とする請求項5記載の復号装置。
  7. 前記系列発生手段は、m(m≧1)個のk(k<n)次元のベクトルをランダムに生成する擬似乱数生成器であることを特徴とする請求項5記載の復号装置。
  8. 前記第1の関数は、k<nの関係を有する(k,n)型の線形行列であり、前記第2の関数は、l<nの関係を有する(l,n)型の線形行列であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の復号装置。
  9. 符号装置と復号装置とからなる符号化復号化システムであって、
    前記符号装置は、
    インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、
    第1の関数と第2の関数を記憶する第1の記憶手段と、
    入力される入力ベクトルに基づいて前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得し、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される前記第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとする第1の典型ベクトル探索手段と、
    前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される前記第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力する関数作用手段とを具備し、
    前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力し、
    前記復号装置は、
    前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、
    前記第1の関数と前記第2の関数を記憶する第2の記憶手段と、
    前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを前記第2の系列発生手段から取得し、取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする第2の典型ベクトル探索手段と
    を具備することを特徴とする符号化復号化システム。
  10. 符号装置と復号装置とからなる符号化復号化システムであって、
    前記符号装置は、
    1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、
    第1の関数と第2の関数を記憶する第1の記憶手段と、
    入力される入力ベクトルに基づいて前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得し、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとする第1の典型ベクトル探索手段と、
    前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される前記第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力する関数作用手段とを具備し、
    前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力し、
    前記復号装置は、
    前記第1のベクトルを発生する第2の系列発生手段と、
    前記第1の関数と前記第2の関数を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1のベクトルを前記第2の系列発生手段から取得し、取得した第1のベクトルと前記第2の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとする第2の典型ベクトル探索手段と
    を具備することを特徴とする符号化復号化システム。
  11. インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムにおける符号化復号化方法であって、
    前記符号装置が、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、
    前記符号装置が、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記符号装置が、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、
    前記復号装置が、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、
    前記復号装置が、前記取得した第1のベクトルと、前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
    を含むことを特徴とする符号化復号化方法。
  12. 1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムにおける符号化復号化方法であって、
    前記符号装置が、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得するステップと、
    前記符号装置が、前記取得した第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記符号装置が、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、
    前記復号装置が、前記第2の系列発生手段から前記第1のベクトルを取得するステップと、
    前記復号装置が、該取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
    を含むことを特徴とする符号化復号化方法。
  13. インデックスが付与された第1のベクトルを発生する系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた符号装置のコンピュータに、
    入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、
    該第1のベクトルと第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記典型ベクトルに対して第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと
    を実行させるための符号化プログラム。
  14. インデックスが付与され、入力される符号語が生成される際に用いられた第1のベクトルを発生する系列発生手段と、前記符号語が生成される際に用いられた第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた復号装置のコンピュータに、
    入力される符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、
    前記取得した第1のベクトルと、第1の関数と、第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
    を実行させるための復号化プログラム。
  15. インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、
    前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、
    前記符号装置として、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記符号装置として、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、
    前記復号装置として、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、
    前記復号装置として、前記取得した第1のベクトルと、前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
    を実行させるための符号化復号化プログラム。
  16. 1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、
    前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得するステップと、
    前記符号装置として、前記取得した第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、
    前記復号装置として、前記第2の系列発生手段から前記第1のベクトルを取得するステップと、
    前記復号装置として、該取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
    を実行させるための符号化復号化プログラム。
  17. インデックスが付与された第1のベクトルを発生する系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた符号装置のコンピュータに、
    入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、
    該第1のベクトルと第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記典型ベクトルに対して第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと
    を実行させるための符号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. インデックスが付与され、入力される符号語が生成される際に用いられた第1のベクトルを発生する系列発生手段と、前記符号語が生成される際に用いられた第1の関数と第2の関数とを記憶する記憶手段とを備えた復号装置のコンピュータに、
    入力される符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、
    前記取得した第1のベクトルと、第1の関数と、第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
    を実行させるための復号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. インデックスが付与された第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1の系列発生手段と同一の対応付けを有する前記インデックスと前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、
    前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から前記インデックスと前記第1のベクトルとを少なくとも1回取得するステップと、
    前記符号装置として、該第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記符号装置として、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記関数作用手段から出力される第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、
    前記復号装置として、前記符号語に含まれるインデックスに基づいて、当該インデックスに対応する第1のベクトルを、前記第2の系列発生手段から取得するステップと、
    前記復号装置として、前記取得した第1のベクトルと、前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
    を実行させるための符号化復号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 1つの第1のベクトルを発生する第1の系列発生手段と、第1の関数と第2の関数とを記憶する第1の記憶手段を有する符号装置と、前記第1のベクトルとを発生する第2の系列発生手段と、前記第1の関数と前記第2の関数とを記憶する第2の記憶手段を有する復号装置とを備えた符号化復号化システムに具備されるコンピュータに、
    前記符号装置として、入力される入力ベクトルに基づいて、前記第1の系列発生手段から第1のベクトルを取得するステップと、
    前記符号装置として、前記取得した第1のベクトルと前記第1の記憶手段に記憶される第1の関数とにより定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第1の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルに対応する第1のベクトルを典型ベクトルとするステップと、
    前記符号装置として、前記典型ベクトルに対して前記第1の記憶手段に記憶される第2の関数を作用させて第2のベクトルを出力するステップと、
    前記符号装置が、前記典型ベクトルに対応するインデックスと前記第2のベクトルとを符号語として出力するステップと、
    前記復号装置として、前記第2の系列発生手段から前記第1のベクトルを取得するステップと、
    前記復号装置として、該取得した第1のベクトルと、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1の関数及び前記第2の関数と、前記符号語に含まれる第2のベクトルとに基づいて定められる方程式の解ベクトルの中から予め定められる第2の確率分布に基づいて解ベクトルを選択し、選択した解ベクトルを再生ベクトルとするステップと
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