JP4692032B2 - 無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板およびその製造方法 - Google Patents
無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4692032B2 JP4692032B2 JP2005075158A JP2005075158A JP4692032B2 JP 4692032 B2 JP4692032 B2 JP 4692032B2 JP 2005075158 A JP2005075158 A JP 2005075158A JP 2005075158 A JP2005075158 A JP 2005075158A JP 4692032 B2 JP4692032 B2 JP 4692032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- same
- different
- substrate
- hydrogen atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 0 C*1C2C3C1CC2C3 Chemical compound C*1C2C3C1CC2C3 0.000 description 3
- WPHGSKGZRAQSGP-UHFFFAOYSA-N C1C2C1CCCC2 Chemical compound C1C2C1CCCC2 WPHGSKGZRAQSGP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Chemically Coating (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
しかしながら、従来の方法では、ナノレベルでの高平坦化処理に対する適当な方法が無いので、ナノレベルで均質な金属皮膜を得ることは困難であった。
また、本発明は、例えば、各種基板上にナノオーダーの金属薄膜を形成させること、さらに当該薄膜の膜厚を任意に制御することを目的とする。
さらに、本発明は、例えば、メッキ核の吸着サイトを有機薄膜上に均一に分散させることによって、ナノレベルで均一な金属皮膜を有する無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板などを提供することを目的とする。
(式中、R1は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z1は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、nは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位1と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(2)
(式中、Wは活性水素を有する基であり、R2は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z2は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、mは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位2を含有するランダム共重合体Aの単分子膜、および、
下記一般式(3)
(式中、R3は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z3は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、rは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位3と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(4)
(式中、Vは活性水素を有する基であり、R4は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z4は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、pは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位4と、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含む下記一般式(5)
上記一般式、(1)〜(5)において、R1、R2、R3、R4およびR5は、水素原子を表し、R6は互いに同一または異なってもよくメチル基または水素原子であり、Z1、Z2、Z3、Z4およびZ5が共に−NH−であり、Wがアミノ基であり、mおよびqが2であり、nおよびrが8〜14であることが好ましい。
このメッキ基板において、メッキ核が金ナノ粒子であり、銅がメッキされたことが好ましい。
(式中、R1は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z1は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、nは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位1と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(2)
(式中、Wは活性水素を有する基であり、R2は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z2は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、mは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位2を含有するランダム共重合体Aの単分子膜、および、
下記一般式(3)
(式中、R3は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z3は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、rは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位3と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(4)
(式中、Vは活性水素を有する基であり、R4は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z4は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、pは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位4と、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含む下記一般式(5)
上記一般式、(1)〜(5)において、R1、R2、R3、R4およびR5は、水素原子を表し、R6は互いに同一または異なってもよくメチル基または水素原子であり、Z1、Z2、Z3、Z4およびZ5が共に−NH−であり、Wがアミノ基であり、mおよびqが2であり、nおよびrが8〜14であることが好ましい。
また、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含むランダム共重合体Bの単分子膜に紫外線を照射する工程を含むことが好ましい。単分子膜を2層以上被覆することが好ましい。単分子膜がラングミュア・ブロジェット法によって作成されることが好ましい。単分子膜が被覆される基板の表面がガラス、シリコンウェーハまたはプラスチックであることが好ましい。
また、金属を無電解メッキする工程が、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団に吸着した金ナノ粒子をメッキ核として無電解銅メッキによって行われることが好ましい。
また、本発明の第4の態様は、ランダム共重合体Bの単分子膜を複数被覆し、当該単分子膜に紫外線を照射した後に、ランダム共重合体Aの単分子膜を被覆する工程、金ナノ粒子を機能団に吸着させる工程、および金ナノ粒子をメッキ核として無電解銅メッキによって銅をメッキする工程を含むメッキ基板の製造方法である。
本明細書において、「C2〜C20アルケニル基」は、直鎖または分岐鎖のアルケニル基である。「C2〜C20アルケニル基」は、C2〜C10アルケニル基であることが好ましく、C2〜C6アルケニル基であることが更に好ましい。アルケニル基の例としては、制限するわけではないが、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、2−メチル−1−プロペニル、2−メチルアリル、2−ブテニル等を挙げることができる。
本明細書において、「C2〜C20アルキニル基」は直鎖または分岐鎖のアルケニル基である。「C2〜C20アルキニル基」は、C2〜C10アルキニル基であることが好ましく、C2〜C6アルキニル基であることが更に好ましい。アルキニル基の例としては、制限するわけではないが、エチニル、プロピニル、ブチニル等を挙げることができる。
本発明の好ましい態様のメッキ用の基板とメッキ基板、およびそれらの製造方法によって、例えば、各種基板上にナノオーダーの金属薄膜を形成させること、さらに当該薄膜の膜厚を任意に制御することができる。
本発明の好ましい態様のメッキ用の基板とメッキ基板、およびそれらの製造方法によって、例えば、メッキ核の吸着サイトを有機薄膜上に均一に分散させることによって、ナノレベルで均一な金属皮膜を有する無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板などを得ることができる。
本発明の金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含むランダム共重合体は、上記一般式(1)と上記一般式(2)で表される繰り返し単位のランダム共重合体である(以下、「ランダム共重合体A」ともいう)。
また、ランダム共重合体Aの繰り返し単位2は金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を有する。たとえば、繰り返し単位2の末端にアミノ基が設けられている場合に、当該アミノ基は金属ナノ粒子を強固に吸着する。
ランダム共重合体Aにおいて、好ましい両構成単位の割合は、繰り返し単位1のモル数aと繰り返し単位2のモル数bは共に、100b/(a+b)が0.01〜99.99の範囲であり、より好ましくは0.03〜50であり、さらに好ましくは、1〜25である。
具体的には、「K. Arisumi, F. Feng, T. Miyashita, and H. Ninomiya, Langmuir, 14, 5555(1998)」(非特許文献1)等に記載されている公知の方法を用いて、N―ドデシルアクリルアミド(DDA)とN−アクリロキシスクシンイミド(SuOA)を合成し、このように合成されたDDAとSuOAを精製トルエンに溶解し、その溶液中に所定量の重合開始剤を加える。その後、反応系の酸素を除去して重合を行い、共重合体pDDA−SuOAを得る。得られたpDDA−SuOAをクロロホルムに溶解し、所定の濃度の(エチレンジオキシ)ビス(エチルアミン)DADOO/クロロホルム溶液中に滴下してランダム共重合体Aを得ることができる。
本発明の光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含むランダム共重合体は、上記一般式(3)と上記一般式(4)と上記一般式(5)で表される繰り返し単位のランダム共重合体である(以下、「ランダム共重合体B」ともいう)。
3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団の例として、(メタ)アクリル基、グリシジル基、オキセタニル基、アミノ基、水酸基、カルボキシル基などが挙げられる。
なお、本明細書において、「(メタ)アクリル基」はメタクリル基およびアクリル基の総称として用いる。
したがって、ランダム共重合体Bの繰り返し単位3の割合が多くなると共重合体は疎水性の性質が強くなり、繰り返し単位4の割合が多くなると親水性の性質が強く現れる。
ランダム共重合体Bの繰り返し単位4は金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を有する。たとえば、繰り返し単位4の末端にアミノ基が設けられている場合に、当該アミノ基は金属ナノ粒子を高度に吸着する。
ランダム共重合体Bの繰り返し単位5は、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を有し、具体的には、繰り返し単位5の末端の(メタ)アクリル基は、光もしくは熱によって、ラジカルカップリング反応が生じ、3次元架橋構造体を形成する。
ランダム共重合体Aの繰り返し単位2に比べて、ランダム共重合体Aと反応する(メタ)アクリル基を有する化合物が多ければ、ランダム共重合体Aの繰り返し単位2に高い割合で(メタ)アクリル基が導入される。ランダム共重合体Aと反応する(メタ)アクリル基を有する化合物をランダム共重合体Aの繰り返し単位2に比べて過剰な状態にすれば、ランダム共重合体Aの全ての繰り返し単位2に(メタ)アクリル基が導入される。
他方、前記(メタ)アクリル基を有する化合物が、ランダム共重合体Aの繰り返し単位2に比べて少なければ、ランダム共重合体Aの繰り返し単位2の一部はランダム共重合体Bの繰り返し単位4として残存し、繰り返し単位3と繰り返し単位4と繰り返し単位5の3つの繰り返し単位がランダムに共重合したランダム共重合体Bが得られる。
本発明において、ランダム共重合体A、ランダム共重合体Bまたはその両者の単分子膜を累積する基板は、たとえばシリコンウェーハ、ガリウムヒ素板、石英板、ガラス板、セラミック板、フッ化カルシウム板のような無機基板、および、ポリアミド、ポリスルホン、ポリエステル、ポリカーボネート、フッ素樹脂、ポリイミド、ポリエーテルスルホン、アセタール樹脂、ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンオキシド等の有機基板等が挙げられる。メッキ用の基板は、これらの基板に、ランダム共重合体A、ランダム共重合体Bまたは両者を1層以上被覆して作製される。
ランダム共重合体Aまたはランダム共重合体Bを溶解する有機溶媒は、該ポリマーを溶解し、かつ水面上に膜を形成した後に完全に蒸発し、膜表面に残らないものがよい。好ましい有機溶媒の例は、ハロゲン化炭化水素、芳香族化合物、脂肪族炭化水素、エステル類等である。ハロゲン化炭化水素の具体例として、クロロホルム等が挙げられる。芳香族化合物の具体例として、トルエン等が挙げられる。脂肪族炭化水素の具体例として、ヘキサン等が挙げられる。エステル類の具体例として酢酸エチル等が挙げられる。また、単分子膜作成時の溶媒蒸発速度の観点からハロゲン化炭化水素が好ましく、具体的にはクロロホルムが好適である。
基板上に、LB法を用いてLB膜を累積して被覆する際、基板に被覆されるLB膜が基板に強固に固定されることが好ましい。
LB膜が被覆された基板上に無電解金属メッキ膜を形成する無電解金属膜形成工程が行われる。無電解メッキ膜としては、無電解銅メッキ膜、無電解ニッケルメッキ膜、無電解金メッキ膜が好ましく使用され、無電解銅メッキ膜が最も好ましく使用できる。無電解金属として例えば無電解銅を用いた場合には、(1)基板の前処理、(2)触媒の担持(3)水洗、(4)還元、(5)水洗、(6)無電解銅メッキ、(7)水洗の各工程をこの順に行うことによって無電解銅メッキ膜を形成することができる。
このような構成を有する無電解メッキ用基板を金属ナノ粒子溶液に浸漬し、前記機能団に金属ナノ粒子(メッキ核)を吸着させる。金属ナノ粒子の中でも、金や銅のナノ粒子を用いることが好ましい。そして、これらのナノ粒子はクエン酸で覆われていることが好ましい。
ランダム共重合体AであるpDDA−DADOOの合成を説明する。
N−ドデシルアクリルアミド(DDA)モノマーはクロロホルムを溶媒とし、N−ドデシルアミンとアクリル酸クロリドをトリエチルアミン存在下で、室温で8時間反応させることにより合成した(スキーム1−1)。
側鎖末端にアミノ基を有する共重合体pDDA−DADOOは、共重合体pDDA−SuOAと2,2’−(エチレンジオキシ)ビス(エチルアミン)(DADOO)を、室温で48時間、高分子反応を行うことにより得た(スキーム1−4)。生成する共重合体のゲル化を防ぐため、DADOOの濃厚溶液に、共重合体pDDA−SuOAの希薄クロロホルム溶液をゆっくり滴下した。また、DADOOはスクシニル基に対して約20当量加え、室温で2日間反応させた。なお、溶媒はクロロホルムを用いた。反応後の共重合体pDDA−DADOOはアセトニトリルで数回再沈殿し、過剰のDADOOを除去した。pDDA−DADOOを構成する2つの繰り返し単位はランダムに共重合したランダム共重合体である。
ランダム共重合体BであるpDDA−DADOO−Mの合成を説明する。
トルエンに溶解したシランカップリング剤であるエポキシシラン(GTS)溶液(80℃)をガラス基板7に塗布して前処理をして、基板の表面にエポキシ基を設けた。次に、ガラス基板7に、LB法を用いて、合成例1で合成したpDDA−DADOO(疎水性の繰り返し単位のモル数と、アミノ基を有する親水性の繰り返し単位のモル数との比は、8:2)の単分子膜の多層累積5(1層)を設け、メッキ用基板を作成した。
(メッキ浴の組成)
CuSO4; 6g/L(0.038M)
(CH2O)n: 3g/L(0.10M)
KOH: 27g/L(0.48M)
EDTA: 15g/L(0.051M)
ポリイミド基板8の表面をクロロホルム中で超音波洗浄を行い、前処理をした。次に、ポリイミド基板8に、LB法を用いて、合成例2で合成したpDDA−DADOO−M(疎水性の繰り返し単位のモル数と、メタクリル基を有する繰り返し単位のモル数との比は、78:22)の単分子膜の多層累積5[24層(実施例2),50層(実施例3),74層(実施例4),100層(実施例5)]を設け、メッキ用基板を作製した。
メッキ浴への浸漬時間を10分にしたこと以外は、実施例5と同様の手順でポリイミド基板を用いた銅メッキ基板を作製した(実施例6)。この銅メッキ基板を触針段差計によってメッキ厚を測定したところ、平均メッキ厚は1.9μmであった。
2 繰り返し単位2の側鎖
3 金ナノ粒子
4 銅メッキ
5 pDDA−DADOOの単分子膜の多層累積
6 pDDA−DADOO−Mの単分子膜の多層累積
7 ガラス基板
70 ガラス基板を用いた銅メッキ基板
8 ポリイミド基板
80 ポリイミド基板を用いた銅メッキ基板
Claims (17)
- 基板に、下記一般式(1)
(式中、R1は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z1は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、nは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位1と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(2)
(式中、Wは活性水素を有する基であり、R2は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z2は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、mは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位2を含有するランダム共重合体Aの単分子膜、および、
下記一般式(3)
(式中、R3は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z3は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、rは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位3と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(4)
(式中、Vは活性水素を有する基であり、R4は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z4は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、pは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位4と、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含む下記一般式(5)
(式中、Xは−NH−、−O−もしくは−S−であり、R5は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、R6は水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜20のアルケニル基もしくは炭素数2〜20のアルキニル基であり、Z5は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、qは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位5とを含有するランダム共重合体Bの単分子膜からなる群から選択される1種以上の単分子膜が1層または2層以上被覆された無電解メッキ用の基板。 - 基板に、下記一般式(1)
(式中、R1は水素原子を表し、Z1は−NH−であり、nは8〜14の整数である。)で表される繰り返し単位1と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(2)
(式中、Wはアミノ基であり、R2は水素原子を表し、Z2は−NH−であり、mは2である。)で表される繰り返し単位2を含有するランダム共重合体Aの単分子膜、および、
下記一般式(3)
(式中、R3は水素原子を表し、Z3は−NH−であり、rは8〜14の整数である。)で表される繰り返し単位3と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(4)
(式中、Vはアミノ基であり、R4は水素原子を表し、Z4は−NH−であり、pは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位4と、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含む下記一般式(5)
(式中、Xは−NH−、−O−もしくは−S−であり、R5は水素原子を表し、R6は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z5は−NH−であり、qは2である。)で表される繰り返し単位5とを含有するランダム共重合体Bの単分子膜からなる群から選択される1種以上の単分子膜が1層または2層以上被覆された無電解メッキ用の基板。 - 光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含むランダム共重合体Bの単分子膜が紫外線照射された膜である請求項1〜3のいずれかに記載の無電解メッキ用の基板。
- 単分子膜がラングミュア・ブロジェット膜である請求項1〜4のいずれかに記載の無電解メッキ用の基板。
- 単分子膜が被覆される基板の表面がガラス、シリコンウェーハまたはプラスチックである、請求項1〜5のいずれかに記載の無電解メッキ用の基板。
- 金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団に吸着した金属ナノ粒子をメッキ核として、請求項1〜6に記載の無電解メッキ用基板を無電解メッキしたメッキ基板。
- メッキ核が金ナノ粒子であり、銅がメッキされた、請求項7に記載のメッキ基板。
- 基板に、下記一般式(1)
(式中、R1は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z1は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、nは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位1と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(2)
(式中、Wは活性水素を有する基であり、R2は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z2は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、mは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位2を含有するランダム共重合体Aの単分子膜、および、
下記一般式(3)
(式中、R3は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z3は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、rは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位3と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(4)
(式中、Vは活性水素を有する基であり、R4は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z4は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、pは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位4と、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含む下記一般式(5)
(式中、Xは−NH−、−O−もしくは−S−であり、R5は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、R6は水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜20のアルケニル基もしくは炭素数2〜20のアルキニル基であり、Z5は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、qは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位5とを含有するランダム共重合体Bの単分子膜からなる群から選択される1種以上の単分子膜を被覆する工程を含む、無電解メッキ用基板の製造方法。 - 基板に、下記一般式(1)
(式中、R1は水素原子を表し、Z1は−NH−であり、nは8〜14の整数である。)で表される繰り返し単位1と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(2)
(式中、Wはアミノ基であり、R2は水素原子を表し、Z2は−NH−であり、mは2である。)で表される繰り返し単位2を含有するランダム共重合体Aの単分子膜、および、
下記一般式(3)
(式中、R3は水素原子を表し、Z3は−NH−であり、rは8〜14の整数である。)で表される繰り返し単位3と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(4)
(式中、Vはアミノ基であり、R4は水素原子を表し、Z4は−NH−であり、pは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位4と、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含む下記一般式(5)
(式中、Xは−NH−、−O−もしくは−S−であり、R5は水素原子を表し、R6は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z5は−NH−であり、qは2である。)で表される繰り返し単位5とを含有するランダム共重合体Bの単分子膜からなる群から選択される1種以上の単分子膜を被覆する工程を含む、無電解メッキ用基板の製造方法。 - 光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含むランダム共重合体Bの単分子膜に紫外線を照射する工程を含む、請求項9または10に記載のメッキ用基板の製造方法。
- 単分子膜を2層以上被覆する、請求項9〜11のいずれかに記載の無電解メッキ用基板の製造方法。
- 単分子膜がラングミュア・ブロジェット法によって作成される、請求項9〜12のいずれかに記載の無電解メッキ用基板の製造方法。
- 単分子膜が被覆される基板の表面がガラス、シリコンウェーハまたはプラスチックである、請求項9〜13のいずれかに記載の無電解メッキ用基板の製造方法。
- 請求項9〜14の方法で製造されたメッキ用基板に、金属ナノ粒子を機能団に吸着させる工程と、金属を無電解メッキする工程を含むメッキ基板の製造方法。
- 金属を無電解メッキする工程が、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団に吸着した金ナノ粒子をメッキ核として無電解銅メッキによって行われる、請求項15に記載のメッキ基板の製造方法。
- 表面がポリイミドである基板に、
下記一般式(3)
(式中、R3は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z3は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、rは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位3と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(4)
(式中、Vは活性水素を有する基であり、R4は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z4は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、pは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位4と、光もしくは熱によって3次元架橋構造体を形成する機能を有する機能団を含む下記一般式(5)
(式中、Xは−NH−、−O−もしくは−S−であり、R5は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、R6は水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜20のアルケニル基もしくは炭素数2〜20のアルキニル基であり、Z5は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、qは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位5とを含有するランダム共重合体Bの単分子膜を複数被覆し、当該単分子膜に紫外線を照射した後に、下記一般式(1)
(式中、R1は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z1は互いに同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、nは2〜20の整数である。)で表される繰り返し単位1と、金属ナノ粒子が吸着する機能を有する機能団を含む下記一般式(2)
(式中、Wは活性水素を有する基であり、R2は互いに同一または異なってもよく水素原子もしくはメチル基を表し、Z2は同一または異なってもよく−NH−、−O−もしくは−S−であり、mは1〜5の整数である。)で表される繰り返し単位2を含有するランダム共重合体Aの単分子膜を被覆する工程、
金ナノ粒子を機能団に吸着させる工程、および
金ナノ粒子をメッキ核として無電解銅メッキによって銅をメッキする工程
を含むメッキ基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005075158A JP4692032B2 (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005075158A JP4692032B2 (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006256031A JP2006256031A (ja) | 2006-09-28 |
JP4692032B2 true JP4692032B2 (ja) | 2011-06-01 |
Family
ID=37095770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005075158A Expired - Fee Related JP4692032B2 (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4692032B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006698A (ja) * | 2007-03-30 | 2009-01-15 | Fujifilm Corp | 両面金属膜付きフィルムの製造方法、及び両面金属膜付きフィルム |
US9868710B2 (en) * | 2013-10-31 | 2018-01-16 | Zeon Corporation | Polymerizable compound, polymerizable composition, polymer, and optically anisotropic product |
CN112174543A (zh) * | 2019-07-03 | 2021-01-05 | 北京铂阳顶荣光伏科技有限公司 | 化学浴镀膜设备和化学浴镀膜系统 |
CN112687605B (zh) * | 2020-12-28 | 2022-07-29 | 华东师范大学 | 一种减少电子辐射损伤的方法和芯片 |
CN117795124A (zh) * | 2021-06-22 | 2024-03-29 | 国立大学法人岩手大学 | 被镀敷基板的制造方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60228678A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-13 | Agency Of Ind Science & Technol | 高分子材料表面に対する金属被膜形成方法 |
JPH01104782A (ja) * | 1987-07-02 | 1989-04-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 無電解メッキ用触媒材料およびそれを用いた金属化材料 |
JPH02205686A (ja) * | 1989-02-06 | 1990-08-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 金属材料パターンの形成方法 |
JPH09302041A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Chisso Corp | 架橋基を有する共重合体累積膜およびこれを利用したレジスト材料 |
JPH10139747A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-26 | Chisso Corp | N−ポリフロロアルキル置換(メタ)アクリルアミドおよびこの重合体を用いた高分子膜 |
JP2000143831A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-05-26 | Shipley Far East Ltd | 高分子ラングミュア―ブロジェット膜及びその膜よりなるレジスト |
JP2004101782A (ja) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Chisso Corp | 液晶配向膜 |
-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005075158A patent/JP4692032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60228678A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-13 | Agency Of Ind Science & Technol | 高分子材料表面に対する金属被膜形成方法 |
JPH01104782A (ja) * | 1987-07-02 | 1989-04-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 無電解メッキ用触媒材料およびそれを用いた金属化材料 |
JPH02205686A (ja) * | 1989-02-06 | 1990-08-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 金属材料パターンの形成方法 |
JPH09302041A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Chisso Corp | 架橋基を有する共重合体累積膜およびこれを利用したレジスト材料 |
JPH10139747A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-26 | Chisso Corp | N−ポリフロロアルキル置換(メタ)アクリルアミドおよびこの重合体を用いた高分子膜 |
JP2000143831A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-05-26 | Shipley Far East Ltd | 高分子ラングミュア―ブロジェット膜及びその膜よりなるレジスト |
JP2004101782A (ja) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Chisso Corp | 液晶配向膜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006256031A (ja) | 2006-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101459515B1 (ko) | 표면 금속막 재료와 그 제작방법, 금속패턴 재료와 그 제작방법, 폴리머층 형성용 조성물, 니트릴기 함유 폴리머와 그 합성방법, 니트릴기 함유 폴리머를 사용한 조성물, 및 적층체 | |
Alf et al. | Chemical vapor deposition of conformal, functional, and responsive polymer films | |
JP4544913B2 (ja) | 表面グラフト形成方法、導電性膜の形成方法、金属パターン形成方法、多層配線板の形成方法、表面グラフト材料、及び導電性材料 | |
JP4692032B2 (ja) | 無電解メッキ用基板、無電解メッキされたメッキ基板およびその製造方法 | |
US9051648B2 (en) | Substrate provided with metal nanostructure on surface thereof and method of producing the same | |
EP2236647B1 (en) | Process for adsorbing plating catalysts, process for production of substrates provided with metal layers and plating catalyst containing fluid for use in both processes | |
US20110226511A1 (en) | Inkjet ink, surface metal film material and its manufacturing method, and patterned metal material and its manufacturing method | |
US6866764B2 (en) | Processes for fabricating printed wiring boards using dendritic polymer copper nanocomposite coatings | |
Chen et al. | Surface modification with special morphology for the metallization of polyimide film | |
JP2010084196A (ja) | 金属膜形成方法 | |
WO2013018454A1 (ja) | 被めっき層形成用組成物、および金属層を有する積層体の製造方法 | |
JP2011079877A (ja) | 高分子超薄膜および高分子超薄膜パターン、並びに、パターン形成用組成物 | |
US20100151188A1 (en) | Structure having organic-inorganic composite layer and method of manufacturing the same | |
EP2247171A1 (en) | Metal-clad substrate, and method for production thereof | |
Miller et al. | Selectively metallized polymeric substrates by microcontact printing an aluminum (III) porphyrin complex | |
WO2013065628A1 (ja) | 金属層を有する積層体の製造方法 | |
JP5195372B2 (ja) | 含フッ素重合体薄膜を有する基材及びその製造方法 | |
WO2010047330A1 (ja) | 樹脂複合体、積層体 | |
WO2011118797A1 (ja) | 被めっき層形成用組成物、表面金属膜材料およびその製造方法、並びに、金属パターン材料およびその製造方法 | |
Matsui et al. | Electroless copper plating onto polyimide using polymer nanosheet as a nano-adhesive | |
JP2012116130A (ja) | 金属膜を有する積層体の製造方法 | |
JP2012031447A (ja) | 被めっき層形成用組成物、表面金属膜材料およびその製造方法、並びに、金属パターン材料およびその製造方法 | |
TW201817914A (zh) | 無電鎳鍍覆方法 | |
US20210017343A1 (en) | Method of producing purified product of resin composition for forming a phase-separated structure, purified product of resin composition for forming a phase-separated structure, and method of producing structure containing phase-separated structure | |
US20050266255A1 (en) | Conductive film forming method and conductive material |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4692032 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |