JP4690742B2 - 試料分離装置及びフローセル - Google Patents

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本発明は、試料分離装置及びこの装置に使用されるフローセルに関する。
従来から、試料溶液中の特定の物質の定量等を行う分析装置では、前記特定物質を捕捉する担体を備えたフローセルを利用して、検出対象物を分離する手法が使用されている。
この種の装置では、図4に示すように、中空円柱状の管状体2からなる流路を備えたフローセル10に、例えばチューブポンプ等の定量ポンプ(図示せず)等により搬送される試料溶液が所定量導入される。フローセル10の内部には、試料溶液中に含まれる特定の物質(以下、検出対象物という。)を捕捉可能な、例えば、顆粒状の担体3が充填されている。そして、試料溶液の通過に伴って担体3に捕捉された検出対象物について、当該検出対象物に応じた測定法により定量等の分析が行われる。
例えば、検出対象物が蛍光性を有する場合には、フローセル10に対して検出対象物の蛍光を励起する励起光を照射し、このときの蛍光量を測定する蛍光測定により検出対象物の定量を行うことができる。また、検出対象物が吸光性を有する場合には、フローセル10に対して特定波長の光が照射され、このときの吸光率を測定する吸光率測定により検出対象物の定量を行うことができる。
なお、図4の例では、担体3は、試料溶液が通過可能でかつ担体3は通過不可能な流入側フィルタ4及び流出側フィルタ5により、フローセル10内に保持されるようになっている。
また、上記分析装置は、検出対象物を捕捉する能力が劣化した場合等にフローセル10の交換が可能な構成を有している。このような交換は、フローセル10と接続部材11とを着脱することにより行われる。図4に示すように、接続部材11は、上記分析装置において、フローセル10に試料溶液を流入させるチューブ13a、及びフローセル10から試料溶液を排出させるチューブ13bの遊動端にそれぞれ設けられている。また、接続部材11の先端部12は、フローセル10の流入口10a(あるいは、流出口10b)に圧入可能な構造(図4では、略円錐台型)を有しており、当該先端部12をフローセル10と挿抜することで、フローセル10が試料溶液の流路に着脱される。
なお、上述した従来技術は、文献公知発明に係る技術ではないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上述した従来のフローセル10では、分析装置に装着する際に、フローセル10に接続部材11を装着する必要があり、作業が煩雑であった。加えて、接続部材11をフローセル10に装着する作業では、フローセル10の内部が、外気に開放されることになるため、フローセル10の内部に検出対象物の捕捉を阻害する物質等の不純物が混入する可能性もあった。
また、検出対象物によっては担体3としてゲル状の物質が採用される場合がある。このようなフローセル10では、フローセル10の内部が、担体3の乾燥を防止するための液体で満たされるとともに、流入口10aと流出口10bとに当該液体の蒸発を防止するためのキャップが設けられる。この場合、接続部材11をフローセル10に装着するとき上記キャップを外す必要があり、その際、フローセル10から液体が漏れ出してしまう恐れがあるため、取扱いに注意を要することになる。
一方、分析装置からフローセル10を離脱させる場合は、接続部材11をフローセル10から離脱するときに、フローセル10の内容物が外部に漏れる可能性がある。特に、内容物に有害物質等の人体に危険な物質が含まれる場合、このような状態は好ましくない。
本発明は、上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、フローセルの密閉性を保持した状態で容易に着脱を行うことができる試料分離装置、及び当該試料分離装置に使用されるフローセルを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち、本発明に係る試料分離装置は、フローセルが流入側開口部及び流出側開口部に備えた弾性体からなるセプタム担体を、各セプタムと離間して、フローセル内の一部を充填した状態に保持する、試料溶液が通過可能かつ担体が通過不可能なフィルタとを有する。また、セプタムをそれぞれ貫通し、セプタムとフィルタとの間の離間部に先端がそれぞれ配置されることにより、フローセルを試料溶液の流路に接続する中空ニードルを備える。ここで、試料分離装置とは、フローセルの内部に試料溶液を通過させる機構を備える装置を指すものであり、単に試料溶液から検出対象物を分離する装置だけでなく、検出対象物の分析を行う測定系を備える試料分析装置も含む。
上記構成によれば、中空ニードルをフローセルのセプタムに刺し込む、あるいは、セプタムから抜き出すという簡単な作業でフローセルの着脱を行うことができる。また、本発明の試料分離装置に使用されるフローセルは、弾性体からなるセプタムにより密閉されている構造であるため、着脱の際にフローセル内部が外気に開放されることもない。特に、フローセル中に担体とともに液体が封止されている場合、フローセル内の液体が外部に漏れること確実に防止することができる。
また、上記試料分離装置が、中空ニードルの先端を、セプタムを貫通させたフローセル内部の離間部に位置する接続位置とフローセルの外部の解放位置とにわたって移動させる移動手段と、中空ニードルの先端と上記セプタムの刺し込み位置との位置合わせを行う位置決め手段を備える構成としてもよい。これにより、上記移動手段を操作するだけで、セプタムに中空ニードルを刺し込むことができるため、極めて容易にフローセルを装着することができる。
本発明に係る試料分離装置及びフローセルによれば、セプタムに中空ニードルを刺し込む、あるいは、セプタムから中空ニードルを抜き出すことで、フローセルを試料溶液の流路に着脱することが可能であるため、フローセルの着脱作業が非常に容易である。
また、フローセルの密閉性がセプタムにより確保されているため、フローセルを交換する際にフローセル内に不純物が混入する可能性を低減することができる。さらに、試料溶液に人体に有害な物質や劇物等の危険物が含まれる場合であっても、交換時にフローセルの内容物が外部に漏れることがなく安全である。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。図1は、本発明に係るフローセルの概略構成図である。
図1(a)に示すように、本発明に係るフローセル1は、従来のフローセル10と同様、透光性材料により形成された管状体2(図1の例では、中空円柱)からなる流路を備え、当該流路に検出対象物を捕捉する顆粒状の担体3が充填される。また、試料溶液がフローセル1内を通過する際に、担体3がフローセル1外に流出することがないように、担体3は、メンブランフィルタ等からなるフィルタ4及びフィルタ5によりフローセル1内に封止されている。なお、上記担体3の形状は顆粒状に限定されるものではなく、任意の形状を採用することができる。例えば、繊維状の担体を使用してもよい。
本発明に係るフローセル1には、試料溶液をフローセル1に流入させる流入側開口部1aに弾性体からなるセプタム7が設けられており、当該開口部1aが密閉封止されている。同様に、フローセル1に導入された試料溶液をフローセル1から流出させる流出側開口部1bにも弾性体からなるセプタム8が設けられており、開口部1bが密閉封止されている。
図1(a)では、セプタム7、8が、管状体2の内部に挿入された状態で配置されているが、各セプタム7、8の形状及び配置は本構成に限定されるものではない。セプタム7、8は、流入側開口部1a、及び、流出側開口部1bのそれぞれを密閉封止できる限り、任意の形状及び配置を採用することが可能である。例えば、図1(b)に示すように、セプタム7、8が、それぞれ流入側開口部1a、及び流出側開口部1bの外周に嵌合する凹部7a、8aを有し、当該凹部7a、8aに管状体2の開口端が挿入される構成であってもよい。
また、図1の例では、フィルタ5は、管状体2の内壁にその一端から所定長に渡って形成された突部2aによって、その位置が保持されており、フィルタ4は、管状体2の開口部1aから圧入された環状部材6により、その位置が保持されている。
さらに、管状体2の外壁の一部には、管状体2の軸方向に対して直角に突出する突部9が形成されている。この突部9を利用して、後述するように、検出対象物の定量を行う測定時の位置決めが行われる。
次に、上述のフローセル1を使用する試料分離装置の構成について説明する。なお、本発明に係るフローセル1は、試料溶液の流路にフローセルを備える全ての装置において使用可能である。
本発明の試料分離装置は、フローセル1を試料溶液の流路に接続する機構に特徴がある。図2は、本発明の試料分離装置の要部を示す概略図である。なお、本装置の試料搬送系の他の部分は、公知の従来技術と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図2(a)に示すように、本発明に係る試料分離装置は、上述のフローセル1を装着する支持部材21を備える。当該支持部材21には、フローセル1の外壁の一部に形成された突部9と符合する位置決め穴22が設けられており、図2(b)に示すように、位置決め穴22にフローセル1の突部9を嵌合させることにより、支持部材21に対するフローセル1の位置が誤差なく定められる。
また、位置決め穴22により位置決めされたフローセル1において、セプタム7が封止する開口部1aの中央部に対向する位置には、流入側中空ニードル14がマウント16に支持されている。この中空ニードル14は、管状体2の軸心方向に沿って配置され、かつ、その先端が開口部1aに向けられている。同様に、位置決め穴22により位置決めされたフローセル1において、セプタム8が封止する開口部1bの中央部に対向する位置には、流出側中空ニードル15がマウント18に支持され、その先端は中空ニードル14と反対方向に向けられた構成になっている。
なお、図2の例では、中空ニードル14、15が、セプタム7、8を下記のように貫通させた際に、各中空ニードル14、15の中空部と外部とを連通する開口14a、15aに目詰まりが発生することを避けるため、各開口14a、15aをそれぞれ中空ニードル14、15の側面に設けている。
一方、マウント16は、中空ニードル14の先端部(開口14a)を、セプタム7を貫通してフローセル1の内部に位置させる接続位置と、フローセル1の外部に位置させる解放位置とにわたって移動させるアーム17に接続されている。アーム17は、例えば、図示しない操作レバーの操作に連動して接続位置と解放位置との間を移動するように構成される。
同様に、マウント18は、中空ニードル15の先端部(開口15a)を、セプタム8を貫通してフローセル1の内部に位置させる接続位置と、フローセル1の外部に位置させる解放位置とにわたって移動させるアーム19に接続されている。なお、アーム17とアーム19とは、個別に移動する構成であってもよいが、1つの操作レバーの操作に連動して、接続位置と解放位置の間を移動する構成であることが好ましい。
さらに、マウント16の内部では、流入側中空ニードル14が試料溶液をフローセル1に流入させる流入側チューブ13aと接続されるとともに、マウント18の内部において、流出側中空ニードル15がフローセル1に導入された試料溶液を排出させる流出側チューブ13bに接続されている。
上記構成によれば、フローセル1の突部9を位置決め穴22に嵌合させるだけで、セプタム7、8と、中空ニードル14、15先端との位置あわせを行うことができる。この状態で、中空ニードル14及び15を接続位置に移動させると、フローセル1は、試料分離装置の試料溶液の流路に装着される。逆に、接続位置にある中空ニードル14及び15を解放位置に移動させると、フローセル1は試料溶液の流路から離脱させることができる。このように、本構成によれば、極めて簡単な作業でフローセル1の着脱を行うことができるのである。特に、試料溶液中に含まれる微量の検出対象物の検出を可能とするために、流路径及び容積が小さいフローセル1を使用する試料分離装置に適用した場合、フローセルの交換作業に要していた手間を著しく軽減することができる。
また、セプタム7、8は弾性体により構成されているので、中空ニードル14、15の刺し込みが容易であるとともに、中空ニードル14、15の抜き穴が塞がれるためフローセル1の密閉性が保たれる。このため、フローセル1を着脱する際に、フローセル1の内容物が外部に漏れ出したり、フローセル1の内部に、検出対象物の捕捉を阻害する物質等の不純物が混入したりすることを防止することができる。特に、担体3が、液体とともに内部に封止されたフローセル1では、着脱の際のフローセル1の取扱いが、従来に比べて極めて容易になる。
以上のようにして試料溶液の流路に配置されたフローセル1に、所定量の試料溶液を通過させると、担体3に試料溶液中の検出対象物が捕捉される。本発明の試料分離装置は、以上のようにして、検出対象物を試料溶液から分離するが、当該試料分離装置は、この検出対象物の分析(例えば、定量分析)を行う測定系を備える構成であってもよい。
ここでは、検出対象物が蛍光性を有し、上述の試料分離装置が検出対象物の定量を行う蛍光測定を行う測定系を備えた事例を簡単に説明する。図3は、蛍光測定を行う光学系の概略図である。
図2(c)に示すように、試料分離装置の支持部材21には、支持部材21に装着されたフローセル1の担体3が配置された空間に対応する位置に、検出対象物の蛍光を励起する励起光が出射されるとともに、担体3に捕捉された検出対象物の蛍光が入射される入出射窓23が設けられている。
また、図3に示すように、試料分離装置において、支持部材21のフローセル1と反対側の位置には、蛍光測定を行う光学系が設けられている。この光学系では、入出射窓23に対向する位置に、検出対象物の蛍光量を計測する光電素子等からなる光検出器32が配置されている。また、フローセル1と光検出器32との間の光路と直交する方向には、励起光を出射する発光ダイオード等からなる光源31が配置されている。さらに、フローセル1と光検出器32との間の光路と光源31の光路とが交差する位置には、ハーフミラー34が配置されている。
なお、レンズ33は、光源から出射された励起光を平行光として、ハーフミラー34へ入射させるためのレンズであり、レンズ35は、ハーフミラー34で反射された平行光をフローセル1に結像するレンズである。また、レンズ35により、フローセル1の担体3に捕捉された検出対象物が発する蛍光がハーフミラー34上に平行光として投影され、レンズ36が、ハーフミラー34を透過した蛍光を光検出器32に結像させる。
図3の例では、光学系の全光路をフローセル1の流路に垂直な面内に配置した構成を示しているが、励起光がフローセル1に入射され、これにより励起された検出対象物の蛍光量を観測することが可能であれば、任意の光学配置を採用できることはいうまでもない。また、上記蛍光測定が行われる際には、励起光以外の光が入射することがないようにフローセル1は当然遮光されている。
以上の光学系により、担体3に捕捉された検出対象物に励起光を照射した際に、検出対象物が発する蛍光量を測定することが可能となる。そして、当該蛍光量に基づいて、検出対象物の定量が行われる。
なお、上記では、試料分離装置が備える測定系の一例として蛍光測定系を説明したが、本発明は、検出対象物に応じた任意の測定系を備えた装置に適用可能である。
また、上記実施の形態では、管状体2の形状を中空円柱として説明したが、フローセルの形状は、試料溶液の流入側から流出側までが分岐のない流路を有する構成であれば任意の形状を採用することができる。
本発明は、フローセルと当該フローセルを使用する装置との接続を簡単にかつ正確に行うことができ、フローセルを備える試料分離装置等に有用である。
本発明に係るフローセルの概略構成図。 本発明に係る試料分離装置の要部概略図。 蛍光測定に使用される光学系を示す図。 従来のフローセルの概略構成図。
符号の説明
1 フローセル
2 管状体
3 担体
7 流入側セプタム
8 流出側セプタム
9 位置決め用突部
14 流入側中空ニードル
15 流出側中空ニードル
16、18 マウント
17、19 アーム(移動手段)
21 支持部材
22 位置決め穴(位置決め手段)


Claims (6)

  1. 検出対象物を捕捉する担体を備えたフローセルに試料溶液を通過させ、前記試料溶液から前記検出対象物を分離する試料分離装置において、
    前記フローセルが
    流入側開口部及び流出側開口部に備えた弾性体からなるセプタム
    前記担体を、前記各セプタムと離間して、前記フローセル内の一部を充填した状態に保持する、前記試料溶液が通過可能かつ前記担体が通過不可能なフィルタと、
    を有し、
    前記セプタムをそれぞれ貫通し、前記セプタムと前記フィルタとの間の離間部に先端がそれぞれ配置されることにより、前記フローセルを前記試料溶液の流路に接続する中空ニードルを備えたことを特徴とする試料分離装置。
  2. 前記試料溶液の流路に接続された前記フローセルの、前記担体が充填された部位に、当該フローセルの外部から、前記担体に捕捉された検出対象物の蛍光を励起する励起光を入射する光源と、
    前記励起光により励起された、前記検出対象物の蛍光量を計測する光検出器と、
    をさらに備える請求項1記載の試料分離装置。
  3. 前記担体が顆粒状または繊維状である、請求項1または2記載の試料分離装置。
  4. 前記中空ニードルは、前記セプタム貫通方向の側面に前記流路に接続する開口を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の試料分離装置。
  5. 前記中空ニードルを、先端前記フローセルの内部の前記離間部に位置する接続位置、先端が前記フローセルの外部の所定位置に位置する解放位置とにわたって移動させる移動手段と、
    前記中空ニードルの先端と前記セプタムとの位置合わせを行う位置決め手段と、
    を備えた請求項1から4のいずれか1項に記載の試料分離装置。
  6. 試料溶液に含まれる検出対象物の分離に使用されるフローセルであって、
    入側開口部及び流出側開口部に設けられた弾性体からなるセプタム
    前記検出対象物を捕捉する担体を、前記各セプタムと離間して、前記フローセル内の一部を充填した状態に保持する、前記試料溶液が通過可能かつ前記担体が通過不可能なフィルタと、
    を備えるフローセル。
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