JP4690415B2 - コークスドラムの底のヘッドを取り外すシステムと方法 - Google Patents

コークスドラムの底のヘッドを取り外すシステムと方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4690415B2
JP4690415B2 JP2007534626A JP2007534626A JP4690415B2 JP 4690415 B2 JP4690415 B2 JP 4690415B2 JP 2007534626 A JP2007534626 A JP 2007534626A JP 2007534626 A JP2007534626 A JP 2007534626A JP 4690415 B2 JP4690415 B2 JP 4690415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamps
head cover
clamp
bottom flange
coke drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007534626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008514783A (ja
Inventor
ドークセン、ブライアン・ジェイ.
グリーン、バンス・シー.
ル、ジンヤン・ジェイムス
シュローダー、チャールズ
スニア、メア
アリ、モハマド・ティー.
Original Assignee
コノコフィリップス カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コノコフィリップス カンパニー filed Critical コノコフィリップス カンパニー
Priority claimed from PCT/US2005/032707 external-priority patent/WO2006039103A2/en
Publication of JP2008514783A publication Critical patent/JP2008514783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4690415B2 publication Critical patent/JP4690415B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B25/00Doors or closures for coke ovens
    • C10B25/02Doors; Door frames
    • C10B25/08Closing and opening the doors
    • C10B25/10Closing and opening the doors for ovens with vertical chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J13/00Covers or similar closure members for pressure vessels in general
    • F16J13/02Detachable closure members; Means for tightening closures
    • F16J13/06Detachable closure members; Means for tightening closures attached only by clamps along the circumference

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Description

本発明は、コークスドラムのヘッドの取り外しに使用されるための改善されたシステムと方法とに関する。
炭化水素を処理する産業において、精製作業が完了された後に残る残重油から貴重な製品を回収することは、一般的である。この回収処理は、コークスと呼ばれる副産物を生成し、かくして、コークス化と呼ばれている。このコークス化の処理は、コークスドラムと呼ばれる、上ヘッドカバーと底ヘッドカバーとを有する大きな容器内でなされる。底ヘッドカバーは、代表的に、円形のスチールプレートであり、このプレートは、たいていの場合は直径が6フィート(182.88cm)であり、コークスドラムの底でフランジにボルト留めされている。上ヘッドカバーは、底ヘッドカバーと同様であるが、たいていの場合は直径が36インチ(約91.44cm)である。2重の軟鉄ジャケットが付き、非アスベストが充填されたガスケット(double-soft jacketed non asbestos filled gasket)のようなガスケットが、コークスドラム用の蒸気に対して密なシールを与えるのを助けるように、コークスドラムの上フランジ並びに底フランジと、上ヘッドカバー並びに底ヘッドカバーとの間にそれぞれ配設されている。代表的に、これらフランジとカバーとは、American Society of Mechanical Engineers Sect. VIII Div 1、Appendix II、若しくは、他の容器のコード(vessel code)のルールにより設計されている。
コークス化の処理の間、ドラムは、高温(入口では代表的に華氏900(約482℃)ないし930度(498℃))、並びに、高圧(代表的に15ないし50ゲージpsiのオーバーヘッド圧力(overhead pressure))にさらされる。かくして、コークスドラムは、コークスの除去の前に、急冷水で蒸気の除去並びに冷却されなければならない。ドラムが周囲環境に対して換気され、急冷水が排出されたあと、上ヘッドカバーと底ヘッドカバーとは、ボルトを外されて、除去され、即ち「ヘッドが取り外される」。熱水とコークスとが漏れる危険のために、ヘッドカバーを手動で外す作業者に関わる危険がある。一部の現場において、ヘッドの取り外しは、高価で、複雑で、完全に遠隔形式で駆動される装置により自動的になされる。しかし、ほとんどのコークス炉では、底ヘッドカバーがカート若しくはトロリーにより外される、完全に手動のシステム、若しくは、ヘッドカバーを人のいないところでスイングさせる液圧駆動式のシステムが、未だに装備されている。これら一般のシステムでは、ヘッドカバーのボルトを手動で緩めて外す必要が未だにある。代表的な手順は、作業者が、エアレンチを用いて、1つのヘッドカバーに対して70個以上のボルトを緩めつつ、底ヘッドを取扱うデバイスによりコークスドラムへと底ヘッドカバーを押し上げる。
しかし、ボルトが緩められると、極度に熱い(例えば、華氏400度(約204℃)以上)熱水、蒸気、並びに、コークスが、底ヘッドカバーとコークスドラムとの間のシールが維持されていない場合に、漏れてしまう。圧力を受けて漏れる熱水と蒸気は、ボルトを緩めた作業者に対して深刻なやけどや他の怪我をもたらすかもしれない。従って、ボルトを外すときは、コークスドラムのシールが損なわれないことを確実にするように、注意しなければならない。
コークスドラムの底を外す複数のシステムが存在している。例えば、米国特許第5,876,568号並びに6,066,237号は、底ヘッドカバーをドラムのフランジに保持させる、特別に設計されたクランプを使用している。このドラムのフランジは、テーパ付けられた上部を有し、クランプは、直径に沿って2つ以上の等しいセグメントにカットされたリングの形状である。締め付け力がリング状のクランプセグメントの外面に対して正接をなすように与えられるに従って、底フランジの上部のテーパ付けられた部分への上方へのクランプの移動が、クランプを締め付け、底ヘッドをドラムに保持させるのに必要な更なる圧力を与える。
ヘッド取り外しの間に底ヘッドカバーを支持するクランプを使用する他のシステムが、米国特許出願公開公報第2002/0157936号に開示されている。このシステムは、垂直方向の支持部の周りを回転し得る、4つ以上のクランプに対する垂直方向の支持部を有するカートを使用している。これらクランプは、ヘッドカバーのボルトの半分を(1つおきに)外した後に適用され、液圧が、残りのボルトが外された状態で、底ヘッドカバーを所定の位置に保持するのに使用される。
しかし、これら並びに他の既存のヘッド取り外しのシステムは、機械的に複雑、並びに/若しくは、非常に高価(例えば、1つのコークス当り100万ドル)である傾向がある。さらに、今日商業的に利用可能として知られる半手動のシステムは、ヘッドカバーとコークスドラムとの間のガスケット荷重を外周全体に渡って確実に維持する十分な締め付け力を与えていない。従って、機械的に簡単で、信頼性があり、比較的安価な、コークスドラムのクランプ留めシステムと方法とが必要とされている。このシステムと方法とは、ボルトを外す作業者に、この作業に関連した熱蒸気並びに/若しくは熱水の危険のリスクに対する保護を与える。
本発明は、ボルトを外す作業者に更なる安全性を与えるように、ヘッド取り外しの動作での使用において、コークスドラムの底ヘッドカバーをクランプ留めする方法とシステムとに向けられている。本発明は、圧縮されたガスケットにより底ヘッドカバーと底フランジとのガスケット座面に与えられるばねのような力によってもたらされる撓みに対するフランジのスチフネス若しくは抵抗力を決定することを含むことが好ましい。この撓みの情報は、十分な荷重をクランプ間の中間点でガスケットに残すことを確実にして、ガスケットのシールを効果的に保つために必要とされるクランプの最小数を見積もるために使用されることができる。適切な数のクランプが、底フランジを底ヘッドカバーにクランプ留めするように、底フランジの外周に沿って配設されることができる。
クランプの実用的な1つのデザインは、底フランジの外周に装着され得る第1のアームと、この第1のアームを中心として回動され得る第2のアームとを与えている。この第2のアームは、クランプが、クランプ留めされたときに底ヘッドカバーの下方に延びないように、底ヘッドカバーの外周に取着されたラグに係合する。このデザインの利点は、底ヘッドカバーのボルトを外すような動作において、コークスドラムの下方での作業エリアへのアクセスを邪魔しないことである。調節可能なクランプ留めメカニズムは、クランプが、所望の大きさの締め付け力で選択的に開成されて閉成されることを可能にしている。
一態様において、本発明は、コークスドラムの底ヘッドカバーをコークスドラムの底フランジにクランプ留めする方法に向けられている。この方法は、コークスドラムの底ヘッドカバーと底フランジとの間の効果的なシールを維持するのに必要とされるクランプの最小数を決定する工程を有している。この方法は、クランプをコークスドラムに装着するように、底フランジの外周に沿って少なくとも最小数のクランプを装着させる工程をさらに有している。装着されたクランプは、底ヘッドカバーを底フランジにクランプ留めするように、遠隔の位置から駆動される。
他の態様において、本発明は、コークスドラムの底ヘッドカバーをコークスドラムの底フランジにクランプ留めするためのクランプ留めシステムに向けられている。このシステムは、底フランジに取着された予め決定された数のクランプと、これらクランプを遠隔の位置からほぼ同時に駆動させて、ほぼ同じ大きさの締め付け力をほぼ同時に与えるための制御ユニットとを有している。これらクランプは、底フランジの直径並びに形状と、底フランジのスチフネスと、底フランジと底ヘッドカバーとの間に形成されるガスケットの荷重の変化に対する弾性、応答性と、コークスドラム内の液体により底ヘッドカバーに与えられる圧力とのうちの1つ以上を基にして決定される最長距離以下で、互いに離間されている。
更なる他の態様において、本発明は、コークスドラムの底ヘッドカバーをコークスドラムの底フランジにクランプ留めするための装置に向けられている。この装置は、先端部と基端部とを有する第1のクランプ部材を有し、この第1のクランプ部材の基端部は、底フランジに留められるように構成されている。この装置は、先端部と基端部とを有する第2のクランプ部材をさらに有し、この第2のクランプ部材の基端部は、底ヘッドカバーの外周から延びているラグに係合することができる。第1のクランプ部材と第2のクランプ部材とは、それぞれの先端部と基端部との間の点で回動可能に接続されている。クランプ留めメカニズムが、第2のクランプ部材の基端部をラグに係合させるように、第1並びに第2のクランプ部材の先端部に所定の力を与えるように構成されている。
本発明の以上並びに他の態様は、図面を参照した以下の詳細な説明から明らかになるだろう。
本発明の例示的な実施形態の詳細な説明は、同じ参照符号が同じ若しくは類似した部材に使用されている図面を参照して、以下に述べられる。図面は、図示のために与えられているのであって、青写真であるように意図されても特定の縮尺で描かれてもいないことに注意すべきである。
上述したように、本発明の実施形態は、ヘッドの取り外し(unheading)の動作に使用されるように、底ヘッドカバーをコークスドラムにクランプ留めするための方法とシステムとを与えている。この方法とシステムとは、2つの主要な要素、即ち、1)コークスドラムの底フランジの外周に沿って装着される複数の個々のクランプの使用と、2)所望の大きさのガスケット荷重(gasket load)を与えるクランプの最小数並びに/若しくはクランプ間の最大スペースを決定することができる設計方法とを有している。ここで使用されるような所望の大きさのガスケット荷重は、固体、気体、並びに液体に対して密なシールを形成するように、即ち、コークス、気体、若しくは、液体が、コークスドラムから漏れることがほとんどない若しくは全くないように、所定のコークスドラム用のクランプ間のエリアでガスケットの効果的なシールを維持する程度の大きさのガスケット荷重である。
図1は、本発明の実施形態に従って実現されたコークスドラム10と例示的なクランプ12とを示している。図面の無駄を省くために、コークスドラム10の一部のみが、示されている。このコークスドラム10は、底フランジ14と、この底フランジ14に取着されたドラム壁部16と、底フランジ14にボルト留めされた底ヘッドカバー18とを有している。予め決定された数のクランプ12が、底ヘッドカバー18をコークスドラム10にクランプ留めするように(図5並びに6を見よ)、底フランジ14の外周に沿って配設されることができる。このようにして、底フランジ14と底ヘッドカバー18との間のシールは、維持され得るが、作業者は、底ヘッドカバー18のボルトを手動で緩めることができる。
一実施形態において、前記底ヘッドカバー18と底フランジ14との間のシールを、外周に沿った全ての点で維持するように十分なガスケット荷重を与えるクランプ12の数、並びに/若しくは、個々のクランプ12間の距離は、以下のファクター、即ち、1)フランジの直径、2)フランジのスチフネス、3)ボルトが除去されるときの荷重の変化に対するガスケットの弾性、即ち応答性、4)コークスドラム10内の液体により底ヘッドカバー18に与えられる圧力のうちの1つ以上を基礎にして決定されることができる。好ましくは、これら4つの全てのファクターが、必要とされるクランプ12の最小数、並びに/若しくは、個々のクランプ12間の最大距離を決定するために使用されるが、4つのファクターのいずれか1つが、決定のために別々に使用されることができる。例えば、第1のファクター、即ちフランジの直径のみが、クランプ12の最小数、並びに/若しくは、クランプ12間の最大距離を決定するために、試行錯誤に基づいて使用されることができる。当業者は、また、4つのファクターのいずれか1つが、クランプ12の最小数、並びに/若しくは、クランプ12間の最大距離を決定するように、4つのファクターの他の1つ以上と組み合わせて使用され得ることを認識するだろう。
例えば、前記底フランジ14と底ヘッドカバー18との撓みは、クランプ12間のエリアに生じる。この撓みは、圧縮状態である結果として、ガスケットにより与えられるばねのような力によってもたらされる。このばねのような力は、クランプからクランプ間の中間点までで変化し、ガスケット荷重が、締付け力が与えられるところよりも、クランプ間の中間点で小さいことを意味している。ガスケット荷重が小さくなりすぎた場合、底ヘッドカバー18と底フランジ14との間のシールは、不十分となる。底フランジ14の円周全体に渡って効果的な締付け力を与えるために十分な数のクランプを使用することにより、適切なガスケット荷重が、底フランジ14の外周全体に渡って維持されることができる。
好ましい設計の方法は、前記底ヘッドカバー18と底フランジとのガスケット座面に与えられるばねのような力と、クランプ12間の点でガスケットを部分的に非荷重並びに緩ませてしまう底フランジ14と底ヘッドカバー18との最終の撓みとを決定することである。この方法は、撓みに対するフランジのスチフネス若しくは抵抗力を決定することと、十分な荷重が、ガスケットの効果的なシールを維持するように、クランプ12間の中間点でガスケットに残されることを確実にするために必要なクランプ12の最小数を見積もるための情報を使用することとを含んでいる。
前記ばねのような力を決定する1つの方法は、有限要素解析を用いて、このばねのような力を繰り返し計算することである。十分なガスケットのシールを与えるように、適切なガスケット「ばね要素」の決定、並びに、クランプ12間の必要な荷重の中間点を決定することを可能にする公知の情報が、存在している。この情報源の1つは、Pressure Vessel Research Councilによって出版された“Tightness Parameter Method”のデータである。この情報は、底フランジ14全体に渡って十分なガスケット荷重を維持するのに必要なクランプ12の最小数を決定するのに使用されることができる。
他の技術が、本発明の範囲から逸脱することなく、クランプ12の最小数を決定するために使用されることもできる。例えば、試行錯誤により、クランプ12の最小数を決定することが可能である。このような技術が使用されるのに関わらず、クランプ12の数が決定されると、少なくともこの数が、同様のサイズ並びに形状を有する他のコークスドラム10に適用されることができる。
以下の説明は、前記クランプ12の最小数がすでに決定されたものと仮定されている。例示的な一手順において、複数のクランプ12が、底フランジ14の外周に沿って装着される。ヘッドを取扱う(head handling)カート若しくはトロリーが、前記底ヘッドカバーの下方に配設され、液圧シリンダー若しくは他のリフティングデバイスが、カート若しくはトロリーからヘッドカバーに延出される。そして、クランプ12が、所定のコークスドラムに基づいた所望の締付け力を与えるために、通常は遠隔の位置から閉成される。作業者は、底ヘッドカバーのボルトを外して安全な位置に後退し、かくして、クランプ12を遠隔位置から開成して、底ヘッドカバーをカート若しくはトロリーに下げる。そして、このカート若しくはトロリーは、ドラムの下から撤去される。このような手順は、入口ラインの第1の破断部用に使用されるデバイス(例えば、テキサス州ヒューストンのGrayloc Products Engineeringから利用可能なフランジ、このフランジは、入口ラインに配設され、コークスドラムが急冷並びに空にされて、コークスドラムの底ヘッドを入口ラインから非接続させた後、遠隔で開成されることができる)、並びに、固定のシュートを結合するのに使用される、遠隔駆動される液圧並びに入れ子式のデバイス(コークスをドラムから掘削する処理が始まったときに、コークスを収容する目的のために、スイッチデッキの対応したホールに延びるコークスドラムの底フランジに取着された円形の壁、即ち、コークスドラムの下の床を与えるデバイス)のような現在利用可能なデバイスと組み合わせて使用されることができる。
一般に、前記クランプ12は、適切に遠隔駆動されるクランプであり得る。例示的な一実施形態において、クランプ12は、十分に係合されたとき、底ヘッドカバー18の下、若しくは、下方にさえ延出しないように設計されている。これは、ボルトを外すためにアクセスするヘッド処理デバイス並びに他の装置を動作させるように、コークスドラムの下面の真下のエリアへのスムーズなアクセスを可能にしている。
図2は、半開きの状態である図1の例示的なクランプ12を示しており、このクランプは、コークスドラム10の底フランジ14に取着されている。このような取着(矢印に示されている)は、クランプ12を底フランジ14の外周に溶接することにより達成されることができる。このクランプ12は、また、底フランジ14の露出された上面により形成された環状の座部(矢印の左)に取着されることもできる。どちらの場合も、クランプ12は、これら実施形態において、コークスドラム10に永久的に取着されたままであることが期待されている。しかし、他の実施形態において、クランプ12は、代わって、例えば、ボルト、リベット、様々なタイプの接合体、並びに、取り外し可能な他の接続体を用いて、コークスドラム10に取り外し可能に装着されることができる(図7を見よ)。このような取り外し可能な装着により、クランプ12は、クランプ12のメンテナンス並びに修理のために、必要に応じて、コークスドラム10から外されることができる。
ラグ20が、クランプ12が底フランジ14に取着された場所の真下で、底ヘッドの外周に取着(例えば、溶接)されている。ラグ20は、底ヘッドカバー18に取着される代わりに、この底ヘッドカバーの一部分として形成されることも可能である。このラグ20は、鋼若しくは他の適切な材料で形成されることができ、底ヘッドカバー18の厚さより薄いことが好ましいが、これと等しくても良い。このようなラグ20は、クランプ12が、ラグ20に対して閉成されたときに、底ヘッドカバー18の下に延びないように、クランプ12のための係合点を与えている。幾つかの実施形態において、ラグ20は、クランプ12が閉成されたときに、このクランプが底ヘッドカバー18の下に延びないように、所定の厚さを有することができるが、これは、本発明の実施に必ずしも必要なわけではない。どちらの場合においても、クランプ12は、ボルトの除去のような、コークスドラム10の真下で起こる動作に非常にわずか干渉するか、まったく干渉しないように設計されている。
スムーズなアクセスは、エアレンチ(air wrench)22が、底ヘッドカバー18からボルトを外すために使用される場合、このエアレンチ22は、作業者によってドラム10の下で転がされるトロリーに通常装着されているため、動作において特に重要である。これは、クランプ12が完全な閉成状態で示され、かつ、エアレンチ22が底ヘッドカバー18のボルトを緩めるために使用されている、図3に示されている。
図4は、クランプ12の様々な部品を示しており、このクランプは、固定のクランプ部材23と、可動のクランプ部材25と、これら固定のクランプ部材23並びに可動のクランプ部材25の両方に接続された調節可能なクランプ留めメカニズム28とを有している。これら部品の全ては、鋼のような適切な材料で形成されることが好ましい。
一実施形態において、前記固定のクランプ部材23は、互いに平行な2つの固定のアーム24a,24b(一方のみが図示されている)を有し、前記可動のクランプ部材25は、固定のアーム24a,24b間に装着された単一の可動のアーム26を有している。この実施形態は、図1ないし4にこれまで示されているものである。しかし、他の実施形態において、アームの構造は、固定のクランプ部材23が、単一の固定のアームを有し、また、可動のクランプ部材25が、近接する2つの可動のアームを有し得るように、逆にされることができる。固定のクランプ部材23と可動のクランプ部材25との各々は、1つのアームを用いることも可能であるが、クランプ12の安定性は、このような一実施形態では低下され得る。さらに、特定の形状並びに構図が、各部品用に示されているが、他の形状並びに構造がもちろん使用され得ることは、当業者にとって明らかである。説明の無駄を省くために、図1ないし4に示されている構造のみが、以下に説明される。
各固定のアーム24a,24bは、前記コークスドラム10の底フランジ14に装着されるための基端部30と、前記調節可能なクランプ留めメカニズム28に接続されるための先端部32とを有している。同様に、前記可動のアーム26は、(即ち、底ヘッドカバーに取着されたラグ20を介して)底ヘッドカバー18に係合されるための基端部34と、調節可能なクランプ留めメカニズム28に接続されるための先端部36とを有している。可動のアーム26は、固定のアーム24a,24bに接続されるように、基端部34と先端部36との間の、可動のアーム26の所定の点からほぼ垂直方向に延びている回動軸部分38をさらに有している。両固定のアーム24a,24bの基端部30近くのそれぞれの開口部40と、可動のアーム26の回動軸部分38の対応した1つの開口部42とは、アーム24a、24b、並びに26が、例えば、開口部40,42を通って挿入されたピン(図示されず)を介して、回動可能に接続されることを可能にしている。同様に、両固定のアーム24a,24bの先端部近くのそれぞれの開口部44と、調節可能なクランプ留めメカニズム28の対応した1つの開口部46とは、これら2つの部品が、他のピン(図示されず)を介して回動可能に接続されることを可能にしている。
この実施形態の調節可能なクランプ留めメカニズム28は、これに配設されたロッド50と、このロッド50の一端部に接続されたヒンジ部材52とを有するボア形式のシリンダー48(bore cylinder)を備えている。ヒンジ部材52の開口部56と、前記可動のアーム26の先端部の対応した開口部54とは、ヒンジ部材52と可動のアーム26とが、例えば、開口部54,56を通って挿入された更なる他のピン(図示されず)を介して、枢支されることを可能にしている。前記ボア形式のシリンダー48は、十分なストローク(破線)を与えることが好ましく、また、ロッド50は、クランプ12が、所定のサイズのラグ20に対して十分に閉成された位置と十分に開成された位置との間で往復し得るように、可動のアーム26を駆動させるのに十分な長さを有することが好ましい。
一実施形態において、前記ボア形式のシリンダー48は、液圧形式のパワーパック(図示されず)からの流体が、適切な制御ユニット(また図示されず)により遠隔で駆動されて、ロッド50を、ボア形式のシリンダー48内並びに外に駆動させ得る場合、液圧形式のシリンダーである。従って、このような液圧形式のパワーパックと遠隔制御ユニットとは、当業者に知られ、従ってここでは説明されない。好ましくは、全てのクランプ12は、ほぼ同時にほぼ同じ程度の力で係合され得るように、遠隔駆動される液圧形式の同じパワーパックに接続されている。
前記調節可能なクランプ留めメカニズム28の効果は、この調節可能なクランプ留めメカニズムによって、底フランジ14に与えられ締付け力が、特定の適用例の必要性を満たすように変更され得ることである。他のタイプのクランプ留めメカニズムが、本発明の範囲から逸脱することなく使用されることができ、いつでもほぼ同じ程度の締付け力を与える調節不能のクランプ留めメカニズム、若しくは、ねじ留めアクチュエーターを含んでいる。
図5並びに6は、本発明の実施形態に係るコークスドラムのクランプ留めシステムの底面図並びに平面図をそれぞれ示している。図5に見られ得るように、7つのクランプ12が、この特定のコークスドラムのセットアップに必要とされ、好ましくは互いに均一に離間していることが、明らかとなった。従って、7つのラグ20が、対応した数のクランプ12を受けるように、底ヘッドカバー18に取着(例えば、溶接)されている。もちろん、一方若しくは他方が未使用のままであるように、クランプ12よりも多くのラグ20を有することが、若しくは、この逆が可能である。これらクランプ12は、図6に示されているように、ラグ20全体に渡って直接コークスドラム10の底フランジ14に取着(例えば、溶接)されている。
図7は、複数のクランプ12が、底フランジ14に溶接される代わりに、底フランジ14に取り外し可能に装着されている、本発明の一実施形態を示している。これらクランプ12は、スプリットリング58を介して、底フランジ14に簡単に保持若しくはプレスされている。このスプリットリング58は、固定のアーム24a,24bの基端部の透孔(図示されず)にくくられて、底フランジ14の露出された上面のドラム壁部16の周りに組み合わされている。かくして、この実施形態の固定のアーム24a,24bは、これらアームの基端部が、底フランジ14の露出された上面全体に渡って延びて、好ましくはドラム壁部16に当接するのに十分な長さである必要がある。これらクランプ12は、底フランジ14の上面とラグ20とに係合して、底ヘッドカバー18を底フランジ14にクランプ留めさせるように、駆動されることができる。これらクランプ12を外すために、スプリットリング58は簡単に分解され、ピースは、固定のアーム24a,24bの基端部のホールから引っ張り出される。
上記の説明に加え、幾つかの実施形態において、スカートが、コークスドラム10の底フランジ14の外周に沿って装着されることができる。これは、スカート60が、底フランジ14の周りに装着されている、図8並びに9に見られることができる。見られ得るように、このスカート60は、クランプ12間で底フランジ14に装着された複数のスカートセグメント62で形成されている。各スカートセグメント62は、逆L字形状を形成するように、底フランジ14から径方向外方に延びて、底ヘッドカバー18の上部より下方に延びている。他の形状が、確かに、本発明の範囲から逸脱することなく、スカートセグメント62用に使用されることができる。これらスカートセグメント62は、局部的なガスケットの漏れの場合に、コークス、気体、若しくは、液体を、下方に逃がしたり作業者から離したりするのを助ける。この結果、作業者が、底ヘッドカバー18のボルトを緩めたとき、作業者に対するリスクがかなり低減される。
本発明は、1つ以上の特定の実施形態を参照して説明されているが、当業者は、多くの変更が、本発明の精神並びに範囲から逸脱することなくなされ得ることに気付くだろう。これら実施形態の各々並びにこれの様々な変形が、請求項に説明されている、請求の範囲に記載の発明の精神並びに範囲内にあるように意図されている。
本発明の実施形態に係るクランプを示している。 コークスドラムに装着された図1のクランプを示している。 図1のクランプに連結されたエアレンチの使用を示している。 図1のクランプの部品を示している。 複数のクランプが底フランジに永久的に取着される、本発明の実施形態に係るクランプ留めシステムを示している。 複数のクランプが底フランジに永久的に取着された、本発明の実施形態に係るクランプ留めシステムを示している。 複数のクランプが底フランジに取り外し可能に装着された、本発明の実施形態に関わる他のクランプ留めシステムを示している。 スカートが底フランジに沿って設けられた、本発明の実施形態に関わる更なる他のクランプ留めシステムを示している。 スカートが底フランジに沿って設けられた、本発明の実施形態に関わる更なる他のクランプ留めシステムを示している。

Claims (21)

  1. コークスドラムの底ヘッドカバーをコークスドラムの底フランジにクランプ留めする方法であって、
    複数のボルトにより前記コークスドラムに前記底ヘッドカバーを留める工程と、
    前記コークスドラムから前記底ヘッドカバーを外すために前記ボルトを緩めている間に、前記コークスドラムの底ヘッドカバーと底フランジとの間の有効なシールを維持するのに必要とされるクランプの最小数を決定する工程と、
    前記最小数のクランプを前記コークスドラムに取り付けるように、前記底フランジの外周に沿って少なくとも最小数のクランプを装着する工程と、
    前記底ヘッドカバーを前記底フランジにクランプ留めするように、前記装着されたクランプを遠隔の位置から制御ユニットによって駆動させる工程とを具備し、
    前記クランプは、前記底フランジの直径並びに形状と、前記底フランジのスチフネスと、前記底フランジと前記底ヘッドカバーとの間に配置されるガスケットの荷重の変化に対する弾性、応答性と、前記コークスドラム内の液体により前記底ヘッドカバーに与えられる圧力とのうちの1つ以上を基にして決定された最長距離以下で、互いに離間され、
    更に前記クランプの各々は、前記底ヘッドカバーを前記底フランジにクランプ留めするように構成され、これらクランプが前記底ヘッドカバーの下方に延びないように配設可能であり、
    前記底フランジの外周に沿って保護用のスカートを装着することにより、漏れる液体若しくは蒸気を下方に向けさせ、
    前記クランプが装着されている間に、前記コークスドラムから前記底ヘッドカバーを外すために前記ボルトを手動で緩める工程をさらに具備する、方法。
  2. 前記クランプの最小数を決定する工程は、前記底フランジの直径並びに形状と、前記底フランジのスチフネスと、前記底フランジと前記底ヘッドカバーとの間に形成されるガスケットの荷重の変化に対する弾性、応答性と、前記コークスドラム内の内容物により前記底ヘッドカバーに与えられる圧力とを含む複数の基準を基にする請求項1の方法。
  3. 前記クランプの最小数を決定する工程は、有限要素解析を繰り返し用いて果たされる請求項2の方法。
  4. 前記クランプの最小数を決定する工程は、試行錯誤により果たされる請求項1の方法。
  5. 前記少なくとも最小数のクランプを装着する工程は、前記クランプを前記底フランジに永久的に取着することにより果たされる請求項1ないし4のいずれか1の方法。
  6. 前記クランプは、調節可能な締め付け力を与えるように構成されている請求項1ないし5のいずれか1の方法。
  7. 前記少なくとも最小数のクランプを装着する工程は、前記底フランジに前記少なくとも最小数のクランプを取り外し可能に装着することにより果たされる請求項1ないし4のいずれか1の方法。
  8. 前記少なくとも最小数のクランプを取り外し可能に装着する工程は、スプリットリングを用いて果たされる請求項の方法。
  9. コークスドラムの底ヘッドカバーをコークスドラムの底フランジにクランプ留めするためのクランプ留めシステムであって、
    前記コークスドラムの底ヘッドカバーと底フランジとの間の有効なシールを維持するのに必要な、前記底フランジに装着される少なくとも最小数のクランプと、
    前記装着された最小数のクランプを遠隔形式でほぼ同時に駆動させて、ほぼ同じ大きさの締め付け力をほぼ同時に与えるための制御ユニットと、
    漏れる気体、若しくは、液体を下方に向けさせるように、前記底フランジの外周に沿って装着されたスカートとを具備し、
    前記クランプの各々は、前記底ヘッドカバーを前記底フランジにクランプ留めするように構成され、これらクランプが前記底ヘッドカバーの下方に延びないように配設可能であり、
    前記複数の個々のクランプは、前記底フランジの直径並びに形状と、前記底フランジのスチフネスと、前記底フランジと前記底ヘッドカバーとの間に配置されるガスケットの荷重の変化に対する弾性、応答性と、前記コークスドラム内の液体により前記底ヘッドカバーに与えられる圧力とのうちの1つ以上を基にして決定された長距離以下で、互いに離間されている、システム。
  10. 前記底ヘッドカバーの外周面から延びている複数のラグをさらに具備し、複数のクランプは、各々が、前記底ヘッドカバーを前記底フランジにクランプ留めするように、各ラグに係合するように構成並びに配設されている複数の第1のクランプを含む請求項9のシステム。
  11. 前記複数のラグは、前記底ヘッドカバーに永久的に取着されている請求項10のシステム。
  12. 前記複数のラグは、前記底ヘッドカバーの一体部分として形成されている請求項10のシステム。
  13. 前記最小数のクランプは、前記底フランジの外周に沿ってほぼ均一に互いに離間されている請求項9ないし12のいずれか1のシステム。
  14. 前記最小数のクランプは、前記底フランジの外周に沿って不均一に互いに離間されている請求項9ないし12のいずれか1のシステム。
  15. 前記スカートは、複数のスカートセグメントを有し、各スカートセグメントは、隣り合う2つのクランプ間で前記底フランジに装着されている請求項9ないし14のいずれか1のシステム。
  16. 前記複数のクランプは、 先端部と、前記底フランジに取り付けられるように構成された基端部とを有する第2のクランプを含み、
    前記第1のクランプの各々は、先端部と、前記ラグに係合可能である基端部とを有しており、
    前記第1のクランプと第2のクランプとは、前記それぞれの先端部と基端部との間の点で回動可能に接続され、
    前記第1並びに第2のクランプの先端部に所定の力を与えて、前記第2のクランプの基端部を前記ラグに係合させるように構成されているクランプ留めメカニズムとをさらに具備している請求項10のシステム。
  17. 前記クランプ留めメカニズムは、前記第1並びに第2のクランプの先端部に調節可能な大きさの力を与えるようにさらに構成されている請求項16のシステム
  18. 前記クランプ留めメカニズムは、ボア形式のシリンダーと、このボア形式のシリンダー内に配設されたロッドと、このロッドの一端部に接続されたヒンジとを有し、このヒンジは、前記第2のクランプの先端部に枢支されている請求項17のシステム
  19. 前記第のクランプ部材の基端部は、第2のクランプ部材が、前記底ヘッドカバーの下に延びないように、前記ラグに係合されるように構成されている請求項16ないし18のいずれか1のシステム
  20. 前記第2のクランプの基端部は、前記底フランジの外周面で前記底フランジに留められている請求項16ないし19のいずれか1のシステム
  21. 前記第2のクランプは、互いに隣接した2つのアームを有し、各アームは、先端部と基端部とを有し、前記第2のクランプの互いに隣接した2つのアームは、それぞれの先端部と基端部との間の点で、前記第1のクランプに回動可能に接続されている請求項16ないし20のいずれか1のシステム
JP2007534626A 2004-09-29 2005-09-14 コークスドラムの底のヘッドを取り外すシステムと方法 Expired - Fee Related JP4690415B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US61431304P 2004-09-29 2004-09-29
US60/614,313 2004-09-29
US11/215,006 US7534326B1 (en) 2004-09-29 2005-08-29 Coke drum bottom unheading system
US11/215,006 2005-08-29
PCT/US2005/032707 WO2006039103A2 (en) 2004-09-29 2005-09-14 Coke drum bottom unheading system and method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008514783A JP2008514783A (ja) 2008-05-08
JP4690415B2 true JP4690415B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=38323784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007534626A Expired - Fee Related JP4690415B2 (ja) 2004-09-29 2005-09-14 コークスドラムの底のヘッドを取り外すシステムと方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7534326B1 (ja)
JP (1) JP4690415B2 (ja)
CN (1) CN101031476B (ja)
AR (1) AR054685A1 (ja)
EA (1) EA010340B1 (ja)
ES (1) ES2552769T3 (ja)
MY (1) MY144638A (ja)
TW (1) TWI373517B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7316762B2 (en) * 2003-04-11 2008-01-08 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Dynamic flange seal and sealing system
US8221591B2 (en) * 2008-09-05 2012-07-17 Exxonmobil Research & Engineering Company Coking drum support system
CN109348354B (zh) * 2018-09-14 2024-04-02 深圳市奋达科技股份有限公司 一种音箱的升降装置和音箱

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63101485A (ja) * 1986-10-09 1988-05-06 フォスター・ホイーラー・ユー・エス・エー・コーポレイション コーキングドラムのヘッドユニットを取外し、再び取付けるためのヘッド着脱装置
JPH01190787A (ja) * 1988-01-26 1989-07-31 Foster Wheeler Energy Corp 直立容器の底部カバーユニットを取外し再び元へ戻すためのカバー開閉装置
JPH02189387A (ja) * 1989-01-18 1990-07-25 Mitsubishi Kasei Corp コークドラムにおける下部蓋の取付けボルト緩締装置
JPH06510357A (ja) * 1992-03-23 1994-11-17 エイビービー ヴェトコ グレイ インコーポレイテッド 圧力容器のための調節可能なばね
JPH1192768A (ja) * 1997-09-22 1999-04-06 Nikko Consulting & Eng Co Ltd ドラム用ライン導管着脱装置
JP2001503448A (ja) * 1996-07-19 2001-03-13 フォスター ホイーラー ユーエスエー コーポレーション コーキング容器のヘッドを外す装置および支持構造

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1021555C (zh) * 1988-01-11 1993-07-14 福斯特惠勒(美国)公司 拆卸焦化塔接头的装置及其方法
US4960358A (en) * 1988-01-26 1990-10-02 Foster Wheeler U.S.A. Bottom-unheading device and method for vertical vessels
US5876568A (en) 1996-07-25 1999-03-02 Kindersley; Peter Safe and semi-automatic removal of heavy drum closures
US6022454A (en) * 1997-09-17 2000-02-08 Fetzer; Kelly Remotely operable pressure vessel system
US6039844A (en) 1998-10-09 2000-03-21 Citgo Petroleum Corporation Containment system for coke drums
US6565714B2 (en) 2001-03-12 2003-05-20 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Coke drum bottom de-heading system
US6964727B2 (en) 2001-03-12 2005-11-15 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Coke drum bottom de-heading system
ATE458798T1 (de) 2001-03-12 2010-03-15 Curtiss Wright Flow Control Verbessertes system zum abnehmen des bodens einer verkokungskammer
US6808602B2 (en) 2001-04-25 2004-10-26 Conocophillips Company Coke drum bottom head removal system
US6751852B2 (en) 2001-05-11 2004-06-22 Foster Wheeler Usa Corporation Modular pressure vessel unheading and containment system
CA2348819C (en) 2001-05-25 2012-01-03 Allen S. Malsbury Hinged bottom cover for unheading a coke drum
US7247220B2 (en) 2001-11-09 2007-07-24 Foster Wheeler Usa Corporation Coke drum discharge system
US20030127314A1 (en) * 2002-01-10 2003-07-10 Bell Robert V. Safe and automatic method for removal of coke from a coke vessel
US6843889B2 (en) 2002-09-05 2005-01-18 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Coke drum bottom throttling valve and system
US7037408B2 (en) * 2002-12-18 2006-05-02 Chevron U.S.A. Inc. Safe and automatic method for preparation of coke for removal from a coke vessel

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63101485A (ja) * 1986-10-09 1988-05-06 フォスター・ホイーラー・ユー・エス・エー・コーポレイション コーキングドラムのヘッドユニットを取外し、再び取付けるためのヘッド着脱装置
JPH01190787A (ja) * 1988-01-26 1989-07-31 Foster Wheeler Energy Corp 直立容器の底部カバーユニットを取外し再び元へ戻すためのカバー開閉装置
JPH02189387A (ja) * 1989-01-18 1990-07-25 Mitsubishi Kasei Corp コークドラムにおける下部蓋の取付けボルト緩締装置
JPH06510357A (ja) * 1992-03-23 1994-11-17 エイビービー ヴェトコ グレイ インコーポレイテッド 圧力容器のための調節可能なばね
JP2001503448A (ja) * 1996-07-19 2001-03-13 フォスター ホイーラー ユーエスエー コーポレーション コーキング容器のヘッドを外す装置および支持構造
JPH1192768A (ja) * 1997-09-22 1999-04-06 Nikko Consulting & Eng Co Ltd ドラム用ライン導管着脱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008514783A (ja) 2008-05-08
ES2552769T3 (es) 2015-12-02
EA200700764A1 (ru) 2007-08-31
AR054685A1 (es) 2007-07-11
CN101031476A (zh) 2007-09-05
EA010340B1 (ru) 2008-08-29
MY144638A (en) 2011-10-31
TW200626707A (en) 2006-08-01
CN101031476B (zh) 2010-10-27
US7534326B1 (en) 2009-05-19
TWI373517B (en) 2012-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7037408B2 (en) Safe and automatic method for preparation of coke for removal from a coke vessel
US20030127314A1 (en) Safe and automatic method for removal of coke from a coke vessel
US5947674A (en) Coking vessel unheading device and support structure
US6926807B2 (en) Insulated transition spool apparatus
US5876568A (en) Safe and semi-automatic removal of heavy drum closures
US5048876A (en) Closure apparatus for pipes and vessels
JP4418111B2 (ja) コークスドラムのための閉じ込め装置
CA2150193C (en) Closure device for upper head of coking drums
JP4690415B2 (ja) コークスドラムの底のヘッドを取り外すシステムと方法
US5628603A (en) Automated chute system
JP4756883B2 (ja) ディレード・コーキング・ドラムにおける噴射供給システム
CA2580354C (en) Coke drum bottom unheading system and method
US6808602B2 (en) Coke drum bottom head removal system
CA2755937C (en) Linked coke drum support
CA2279386A1 (en) Remotely operable pressure vessel system
US20040238342A1 (en) Safety lock for boltless closures
US20210061552A1 (en) Storage Tank Isolation System
Pereira Liquefied natural gas plant orbit valve risk-based failure analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4690415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees