JP4689947B2 - 垂直ライタおよび垂直書込みヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
関連出願との相互参照
本出願は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれるPeter Kevin Mark McGeehin、Alison Mary BellおよびAlan Biggar Johnstonの2002年4月3日出願の「Ruthenium As Non−Magnetic Seedlayer for Electrodeposition」という名称の英国仮特許出願第0207724.6号の優先権を主張するものである。
【0002】
本発明は一般に電子データ記憶/検索システムの分野に関する。詳細には本発明は、非磁性シード層を有する変換ヘッドの垂直書込み磁極に関する。
【0003】
【従来の技術】
電子データ記憶/検索システムの変換ヘッドは一般に、磁気的にコード化された情報を磁気ディスク上に格納するためのライタ(writer)、および磁気的にコード化された情報を磁気ディスクから取り出すためのリーダ(reader)を含む。リーダは一般に、2つのシールドおよびこれらのシールドの間に配置されたMR(magnetoresistive:磁気抵抗)センサから成る。ディスクの表面からの磁束によってMRセンサのセンシング層の磁化ベクトルが回転し、それによってMRセンサの電気抵抗率が変化する。MRセンサの抵抗率の変化は、MRセンサに電流を流しMRセンサの両端間の電圧を測定することによって検出することができる。次いで外部回路がこの電圧情報を適当な形式に変換し、必要に応じてこの情報を加工する。
【0004】
ライタは一般に2つの磁極ないし磁心から成り、これらの磁極は、書込みヘッドのエア・ベアリング面(air bearing surface:ABS)のところでは書込みギャップによって互いに分離されており、ABSから離れた領域では互いに接続されている。2磁極間には、絶縁層によって封入された1つまたは複数の導電コイル層が配置されている。ライタとリーダはしばしば、1つの共用磁極がリーダのシールドとライタの磁極の両方の働きをする複合構成をとる。
【0005】
磁極は、スパッタリング型のプロセスまたは電着によって付着させることができる。後者の場合には、金属イオンの還元、したがって磁極の形成を可能にするために、フォトレジスト・マスクを通して磁極をめっきすることができる導電性シード層が必要である。シード層は従来、シード層自体が磁気的に活性な磁極の一部となるよう、やはり磁気伝導性(magnetically−conductive)の材料から形成される。
【0006】
ライタは、長手ライタ(longitudinal writer)または垂直ライタ(perpendicular writer)として配置することができる。どちらの場合も全体的な構造は同様だが、その諸要素の実際の動作および寸法は大幅に異なる。長手ライタでは一般にこれらの磁極を下部磁極(bottom pole)および上部磁極(top pole)と呼び、垂直ライタでは一般にリターン磁極(return pole)および主磁極(main pole)と呼ぶ。
【0007】
水平磁気媒体にデータを書き込むためには、時間変化する電流すなわち書込み電流を導電コイルに流す。この書込み電流によって、上部および下部磁極を通り、変換ヘッドのABSのところで2磁極間の書込みギャップを橋絡する時間変化する磁界が生じる。変換ヘッドのABSの近くで変換ヘッドのABSから所定の距離のところに水平磁気媒体を通し、媒体の磁性面が磁界の中を通過するようにする。書込み電流の向きを変化させると磁界の強さおよび向きが変化する。この生じた磁界が磁気媒体の水平面内にビットを書き込むので、このタイプのライタは長手ライタと呼ばれる。
【0008】
垂直磁気媒体は、記録面の磁化が保持される方向が水平磁気媒体とは異なる。水平媒体では、媒体の表面に実質的に平行な方向に磁化が保持され、垂直媒体では、媒体の表面に実質的に垂直な方向に磁化が保持される。データを垂直に記録するため垂直媒体は一般に2つの層、すなわち高い透磁率を有する軟磁性の下層と高い垂直異方性を有する媒体層とから形成される。
【0009】
垂直磁気媒体にデータを書き込むためには、時間変化する書込み電流を導電コイルに流し、これによって主磁極およびリターン磁極を通る時間変化する磁界を生み出す。次いで、ライタのABSの近くでライタのABSから所定の距離のところに磁気媒体を通し、媒体が磁界の中を通過するようにする。垂直ライタでは、主磁極とリターン磁極が長手ライタの上部磁極と下部磁極よりも離れており、そのため磁気媒体の下層が本質的にライタの第3の磁極の働きをする。すなわち、磁界は主磁極から下層に至るギャップを橋絡して媒体層を通過し、続いて下層とリターン磁極の間のギャップを橋絡して再び媒体層を通過する。この戻りの経路上で磁界がデータを書き込まないように、ABSのところのリターン磁極は主磁極よりも大幅に大きく、そのため媒体層を通る磁界は、媒体の固有磁化をうち負かすほどには集中しない。
【0010】
垂直ライタは現在、磁気媒体の面積ビット密度を増大させる目的において長手ライタに優るオプションとして追求されている。先に述べたとおり、垂直ライタの主磁極は一般に、フォトレジスト・マスクを通して磁性材料をめっきすることによって形成され、そのため導電性シード層の付着が必要となる。シード層は従来、シード層自体が磁気的に活性な磁極の一部分となるよう、やはり磁気伝導性の材料から形成される。
【0011】
重要なことには、垂直ライタを設計するときには、スキュー時のオフトラック書込みを減らすために、ABSのところの主磁極の厚さをできる限り薄くすることが好ましい。さらに、書込みプロセスに寄与するのは垂直ライタの主磁極の後縁だけである。したがって主磁極を厚くしても書き込まれるデータの品質は向上しない。長手ライタの厚さは従来、約1マイクロメートルから2マイクロメートルであり、垂直ライタの厚さは約1マイクロメートル未満である。しかし、その上に主磁極をめっきする従来の磁気シード層は主磁極の厚さを薄くすることを困難にしている。さらに、このライタは媒体の表面に、ABSのところの主磁極の形状の跡を残すので、主磁極の形状は正方形であることが好ましい。この場合もやはり従来の磁気シード層は主磁極のアスペクト比に寄与し、主磁極の形状を正方形から遠ざける。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点を解消するもので、垂直書込みヘッドは、主磁極、リターン磁極および導電コイルを含む。主磁極は、シード層およびシード層上にめっきされた磁性層を含む。シード層は、非磁性、導電性かつ耐腐食性である。リターン磁極は、書込みヘッドのエア・ベアリング面のところではギャップによって主磁極から分離されており、エア・ベアリング面の反対側では主磁極に結合されている。導電コイルは少なくとも部分的に、主磁極とリターン磁極の間に位置する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係る垂直ライタは、非磁性、導電性かつ耐腐食性のシード層とシード層上にめっきされた磁性層とを備えた垂直ライタ磁極を含む。
また本発明に係る垂直書込みヘッドは、非磁性、導電性かつ耐腐食性のシード層とシード層上にめっきされた磁性層とを有する主磁極と、
書込みヘッドのエア・ベアリング面のところでギャップによって主磁極から分離され、エア・ベアリング面の反対側で主磁極に結合されたリターン磁極と、
少なくとも部分的に主磁極とリターン磁極の間に位置する導電コイルと
を備える。
さらにまた本発明に係る垂直書込みヘッドは、主磁極およびリターン磁極を有し、主磁極が、シード層とシード層上にめっきされた磁性層から形成され、主磁極が、書込みヘッドのエア・ベアリング面のところでギャップによってリターン磁極から分離され、エア・ベアリング面の反対側でリターン磁極と接触し、磁性層の容易軸飽和保磁力と困難軸飽和保磁力がともに約3エルステッド未満になるように選択された非磁性、導電性、かつ耐腐食性の材料から成るシード層を形成することを含む改良である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に基づく変換ヘッド10および磁気ディスク12の断面図である。図1の断面は、変換ヘッド10のエア・ベアリング面(ABS)に対して実質的に垂直にとったものである。図1は、変換ヘッド10および磁気ディスク12に対する変換ヘッド10の配置を示している。変換ヘッド10のABSは磁気ディスク12のディスク面14と向かい合っている。磁気ディスク12は、矢印Aが指示する方向へ、変換ヘッド10に関して相対的に移動または回転する。変換ヘッド10のABSとディスク面14との間隔は、変換ヘッド10と磁気ディスク12の接触を回避しつつできる限り小さくすることが好ましい。変換ヘッド10と磁気ディスク12が接触すればほとんどの場合に、磁気変換ヘッド10と磁気ディスク12の両方が破壊されるであろう。
【0015】
変換ヘッド10はMR(磁気抵抗)リーダ16および垂直ライタ18を含む。MRリーダ16は、下部シールド20、MR読取り要素22、絶縁層24および上部シールド/リターン磁極26を含む。MR読取り要素22は、下部シールド20の終端と上部シールド/リターン磁極26の終端の間の絶縁層24の内部にABSに隣接して位置する。下部シールド20および上部シールド/リターン磁極26は、隣接するトラックおよび移行帯から発せられた漂遊磁界を吸収することによって、MR読取り要素22が、MR読取り要素の直下に記憶されている磁気ディスク12の特定のトラックの情報だけを読み取ることを保証する働きをする。MR読取り要素22は、異方性MR読取り要素、GMR(giant magnetoresistive)読取り要素など、さまざまな異なるタイプの読取り要素のうちの任意の要素とすることができる。動作時には、磁気ディスク12の表面からの磁束によってMR読取り要素22のセンシング層の磁化ベクトルが回転し、それによってMR読取り要素22の電気抵抗率が変化する。MR読取り要素22の抵抗率の変化は、MR読取り要素22に電流を流しMR読取り要素22の両端間の電圧を測定することによって検出することができる。絶縁層24は、下部シールド20および上部シールド/リターン磁極26からMR読取り要素22を絶縁する。
【0016】
垂直ライタ18は、上部シールド/リターン磁極26、絶縁層28、主磁極シード層30、主磁極32および導電コイル34を含む。上部シールド/リターン磁極26と主磁極シード層30は、ABSのところでは絶縁層28によって互いに分離されており、ABSの反対側では互いに磁気的に接続されている。主磁極32は、絶縁層28とは反対側の主磁極シード層30の表面に形成されている。導電コイル34は少なくとも部分的に、上部シールド/リターン磁極26と主磁極シード層30の間の絶縁層28の中に位置する。導電コイル34は、上部シールド/リターン磁極26と主磁極32のうちの少なくとも一方に巻き付き、そのため、導電コイル34に電流が流れると上部シールド/リターン磁極26および主磁極32の中に磁界が生じる。図1には単一の導電コイル層34を示したが、いくつかの絶縁層によって分離されたいくつかの導電コイル層を使用することができることを当業者は理解されたい。変換ヘッド10は、上部シールド/リターン磁極26が、MRリーダ16の上部シールドおよび垂直ライタ18のリターン磁極として使用される複合MRヘッドである。変換ヘッド10がピギーバック(piggyback)式のMRヘッドである場合には、上部シールド/リターン磁極26が別々の層から形成されるであろう。
【0017】
変換ヘッド10の製造中に主磁極32を電着によって付着させる。この電着では、その上にフォトレジスト・マスクを通して主磁極32をめっきすることができる導電性材料から主磁極シード層30を形成する。主磁極シード層30は従来、主磁極シード層30自体が磁気的に活性な主磁極32の一部分となるよう、ニッケル−鉄などのやはり磁気伝導性の材料から形成され、その結果、主磁極32の有効厚さはその実際の厚さよりも厚くなる。しかし、従来の技術の項で説明したように、スキュー時のオフトラック書込みを減らすために、主磁極32の有効厚さはできる限り薄いことが好ましい。
【0018】
本発明は、主磁極32の磁性部分とはならない材料、すなわち非磁性材料を主磁極シード層30に対して選択することによって主磁極32の有効厚さを最小化することができることを認知している。さらに、主磁極シード層30に対して選択される材料が主磁極32の飽和保磁力を低くすることに寄与し、具体的には飽和保磁力を好ましくは約3エルステッド以上、最も好ましくは約1エルステッド以上とすることに寄与することが好ましい。飽和保磁力が低いほど書込みを迅速に実施することができる。すなわちライタが生み出す磁界の方向をより短時間で逆転させることができる。さらに、主磁極シード層30に対して選択される材料は耐腐食性であることが好ましい。さらに、主磁極シード層30に対して選択される材料が、主磁極32を形成する材料の異種金属接触腐食を引き起こさず、したがって、金、銀、白金などの貴金属を主磁極シード層30として使用しなくても済むことが好ましい。さらに、主磁極シード層30に対して選択される材料は、主磁極32の所望の粗さおよび抵抗率の達成に寄与することが好ましい。主磁極シード層30を、ルテニウム、ニッケル−バナジウムまたはチタン−タングステンから形成することが最も好ましい。
【0019】
データを垂直に記録するためには一般に、垂直磁気ディスク12を2つの層、すなわち高い透磁率を有する軟磁性の下層38および高い垂直異方性を有する媒体層36から形成する。
【0020】
垂直磁気ディスク12にデータを書き込むためには、時間変化する書込み電流を導電コイル34に流し、これによって上部シールド/リターン磁極26および主磁極32を通る時間変化する磁界を生み出す。次いで、ライタ18のABSの上方のライタ18のABSから所定の距離のところに磁気ディスク12を通し、ディスク12が磁界の中を通過するようにする。磁気ディスク12の下層38は本質的にライタ18の第3の磁極の働きをする。すなわち、磁界が主磁極32から下層38に至るギャップを橋絡して磁気ディスク12の媒体層36を通過し、続いて下層38と上部シールド/リターン磁極26の間のギャップを橋絡して再び媒体層36を通過する。この戻りの経路上で磁界がデータを書き込まないように、ABSのところの上部シールド/リターン磁極26は主磁極32よりも大幅に大きく、そのため媒体層36を通る磁界は、媒体層36の固有磁化をうち負かすほどには集中しない。
【0021】
図2は、図1の変換ヘッド10の主磁極シード層30および主磁極32をエア・ベアリング面方向から見た図である。主磁極シード層30および主磁極32がそれぞれ約0.05マイクロメートルから約1マイクロメートル、最も好ましくは約0.1マイクロメートルから約0.3マイクロメートルの幅WMPを有し、主磁極シード層30が約0.025マイクロメートルから約0.1マイクロメートルの厚さTSを有し、主磁極32が、主磁極シード層30と主磁極32を合わせた全厚が約0.1マイクロメートルから約1マイクロメートルになるような厚さTMPを有することが好ましい。さらに、主磁極32がABSに沿って実質的に正方形の形状を有することが好ましい。すなわち、主磁極32の幅WMPが主磁極32の厚さTMPに実質的に等しいことが好ましい。したがって、主磁極32の幅−厚さアスペクト比は約0.95から約1.05であることが好ましく、約1であることが最も好ましい。
【0022】
図3〜6は、図1の変換ヘッド10の主磁極32を形成する方法を示す断面図である。図3では、絶縁材料28の上に主磁極シード層30を付着させ、主磁極シード層30の上にマスク40を付着させる。これらはともに従来の手段によって付着させる。マスク40は主磁極32の形状を画定する働きをする。図4では、主磁極シード層30のうちマスク40によって覆われていない部分に主磁極32をめっきする。図5ではマスク40を除去する。図6では、主磁極シード層30のうち以前にマスクのあった部分をミリング・プロセスによって除去する。このミリング・プロセスによって主磁極32も薄くなる。
【0023】
本発明の発明者は、その上にめっきされた主磁極の特性に対する非磁性主磁極シード層の効果を調べる実験を実施した。図7〜9にこの実験の結果を示す。実験では、約1.8テスラの磁気モーメントを有するコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムを4つの異なるシード層材料、すなわち(a)ルテニウム、(b)ニッケル−バナジウム、(c)チタン−タングステンおよび(d)従来技術のコバルト−鉄の上にめっきした。シード層はそれぞれ、AlTiCウェーハ上に1000オングストロームの厚さで付着させた。次いで、4つのコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムの磁気特性を測定し、B−Hルーパを使用してプロットした。次に、これらの4つのコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムの抵抗率および粗さを測定した。最後に、それぞれのシード層/コバルト−ニッケル−鉄シート・フィルム・サンプルをパターニングして大きなフィーチャを形成し、これをカースコープ(Kerrscope)を用いて分析して容易軸(easy axis)および困難軸(hard axis)に沿ったサンプルの磁壁形成を調べた。
【0024】
図7A〜7Dはそれぞれ、ルテニウム・シード層(図7A)、ニッケル−バナジウム・シード層(図7B)、チタン−タングステン・シード層(図7C)および従来技術のコバルト−鉄シード層(図7D)の上にめっきしたコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムの飽和保磁力を示すB−Hグラフである。これらの図に示すように、従来技術の磁性コバルト−鉄シード層は、容易軸飽和保磁力4.20エルステッド、困難軸飽和保磁力1.30エルステッドのシート・フィルムを与え、一方、非磁性シード層はいずれもそれよりも低い飽和保磁力を与えた。具体的には、ルテニウム・シード層は、容易軸飽和保磁力0.80エルステッド、困難軸飽和保磁力0.24エルステッドのシート・フィルムを与え、ニッケル−バナジウム・シード層は、容易軸飽和保磁力1.20エルステッド、困難軸飽和保磁力0.38エルステッドのシート・フィルムを与え、チタン−タングステン・シード層は、容易軸飽和保磁力2.60エルステッド、困難軸飽和保磁力1.50エルステッドのシート・フィルムを与えた。
【0025】
図8A〜8Dはそれぞれ、ルテニウム・シード層(図8A)、ニッケル−バナジウム・シード層(図8B)、チタン−タングステン・シード層(図8C)および従来技術のコバルト−鉄シード層(図8D)の上にめっきしパターニングした大きな1.8テスラCoNiFeフィーチャの容易軸カースコープ像である。同様に、図9A〜9Dはそれぞれ、ルテニウム・シード層(図9A)、ニッケル−バナジウム・シード層(図9B)、チタン−タングステン・シード層(図9C)および従来技術のコバルト−鉄シード層(図9D)の上にめっきしパターニングした大きな1.8テスラCoNiFeフィーチャの困難軸カースコープ像である。どちらの場合も、非磁性シード層上に形成されたフィーチャは、磁性コバルト−鉄シード層上に形成されたフィーチャよりも数が少なくより安定な磁区を有していた。最も少なく最も安定なフィーチャはルテニウム・サンプルから得られた。
【0026】
図10は、本発明の代替実施形態に基づく変換ヘッド50および磁気ディスク52の断面図である。図10の断面は、変換ヘッド50のABSに対して実質的に垂直にとったものである。図10は、変換ヘッド50および磁気ディスク52に対する変換ヘッド50の配置を示している。変換ヘッド50のABSは磁気ディス52のディスク面54と向かい合っている。磁気ディスク52は、矢印Aが指示する方向へ、変換ヘッド50に関して相対的に移動または回転する。変換ヘッド50のABSとディスク面54との間隔は、変換ヘッド50と磁気ディスク52の接触を回避しつつできる限り小さくすることが好ましい。変換ヘッド50と磁気ディスク52が接触すればほとんどの場合に、磁気変換ヘッド50と磁気ディスク52の両方が破壊されるであろう。
【0027】
変換ヘッド50は、絶縁層59によって互いに分離されたMRリーダ56および垂直ライタ58を含む。MRリーダ56は、下部シールド60、MR読取り要素62、絶縁層64および上部シールド66を含む。MR読取り要素62は、下部シールド60の終端と上部シールド66の終端の間の絶縁層64の内部にABSに隣接して位置する。下部シールド60および上部シールド66は、隣接するトラックおよび移行帯から発せられた漂遊磁界を吸収することによって、MR読取り要素62が、MR読取り要素の直下に記憶されている磁気ディスク52の特定のトラックの情報だけを読み取ることを保証する働きをする。MR読取り要素62は、異方性MR読取り要素、GMR読取り要素など、さまざまな異なるタイプの読取り要素のうちの任意の要素とすることができる。動作時には、磁気ディスク52の表面からの磁束によってMR読取り要素62のセンシング層の磁化ベクトルが回転し、それによってMR読取り要素62の電気抵抗率が変化する。MR読取り要素62の抵抗率の変化は、MR読取り要素62に電流を流しMR読取り要素62の両端間の電圧を測定することによって検出することができる。絶縁層64は、下部シールド60および上部シールド66からMR読取り要素62を絶縁する。
【0028】
垂直ライタ58は、主磁極シード層68、主磁極70、絶縁層72、リターン磁極74および導電コイル76を含む。リターン磁極74と主磁極70は、ABSのところでは絶縁層72によって互いに分離されており、ABSの反対側では互いに磁気的に接続されている。主磁極70は、絶縁層59とは反対側の主磁極シード層68の表面に形成されている。導電コイル76は少なくとも部分的に、リターン磁極74と主磁極70の間の絶縁層72の中に位置する。導電コイル76は、リターン磁極74と主磁極70のうちの少なくとも一方に巻き付き、そのため、導電コイル76に電流が流れるとリターン磁極74および主磁極70の中に磁界が生じる。図10には単一の導電コイル層76を示したが、いくつかの絶縁層によって分離されたいくつかの導電コイル層を使用することができることを当業者は理解されたい。変換ヘッド50は、主磁極70および上部シールド66として別々の層が使用されるピギーバック式のMRヘッドである。
【0029】
データを垂直に記録するためには一般に、垂直磁気ディスク52を2つの層、すなわち高い透磁率を有する軟磁性の下層80および高い垂直異方性を有する媒体層78から形成する。
【0030】
図10の垂直ライタ58が図1の垂直ライタ18と異なる点は、ライタ58の主磁極70とリターン磁極74では主磁極70が先行する磁極であるのに対して、ライタ18の主磁極30とリターン磁極26ではリターン磁極26が先行する磁極であるという点である。他の点では、変換ヘッド50のそれぞれの要素の特性は変換ヘッド10の対応する要素の特性と同様である。
【0031】
好ましい実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく形態および詳細を変更できることを当業者は理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく変換ヘッドの断面図である。
【図2】図1の変換ヘッドの主磁極および主磁極シード層をエア・ベアリング面方向から見た図である。
【図3】絶縁材料の上に主磁極シード層を付着させ、主磁極シード層の上にマスクを付着させるもので、図1の変換ヘッドの主磁極を形成する方法を示す断面図である。
【図4】主磁極シード層のうちマスクによって覆われていない部分に主磁極をめっきするもので、図1の変換ヘッドの主磁極を形成する方法を示す断面図である。
【図5】マスクを除去するもので、図1の変換ヘッドの主磁極を形成する方法を示す断面図である。
【図6】主磁極シード層のうち以前にマスクのあった部分をミリング・プロセスによって除去するもので、図1の変換ヘッドの主磁極を形成する方法を示す断面図である。
【図7A】ルテニウム・シード層の上にめっきしたコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムの飽和保磁力を示すB−Hグラフである。
【図7B】ニッケル−バナジウム・シード層の上にめっきしたコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムの飽和保磁力を示すB−Hグラフである。
【図7C】チタン−タングステン・シード層の上にめっきしたコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムの飽和保磁力を示すB−Hグラフである。
【図7D】従来技術のコバルト−鉄シード層の上にめっきしたコバルト−ニッケル−鉄シート・フィルムの飽和保磁力を示すB−Hグラフである。
【図8A】ルテニウム・シード層の上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの容易軸カースコープ像である。
【図8B】ニッケル−バナジウム・シード層の上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの容易軸カースコープ像である。
【図8C】チタン−タングステン・シード層の上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの容易軸カースコープ像である。
【図8D】従来技術のコバルト−鉄シード層の上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの容易軸カースコープ像である。
【図9A】ルテニウム・シード層上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの困難軸カースコープ像である。
【図9B】ニッケル−バナジウム・シード層上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの困難軸カースコープ像である。
【図9C】チタン−タングステン・シード層上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの困難軸カースコープ像である。
【図9D】従来技術のコバルト−鉄シード層上にめっきされ、パターニングされたコバルト−ニッケル−鉄フィーチャの困難軸カースコープ像である。
【図10】本発明に基づく変換ヘッドの代替実施形態の断面図である。
【符号の説明】
10 変換ヘッド
12 磁気ディスク
14 ディスク面
16 MRリーダ
18 垂直ライタ
20 下部シールド
22 MR読取り要素
24 絶縁層
26 上部シールド/リターン磁極
28 絶縁層
30 主磁極シード層
32 主磁極
34 導電コイル
36 媒体層
38 下層
40 マスク
50 変換ヘッド
52 磁気ディスク
54 ディスク面
56 MRリーダ
58 垂直ライタ
59 絶縁層
60 下部シールド
62 MR読取り要素
64 絶縁層
66 上部シールド
68 主磁極シード層
70 主磁極
72 絶縁層
74 リターン磁極
76 導電コイル
78 媒体層
80 下層

Claims (13)

  1. 非磁性かつ導電性のシード層とシード層上に直接にめっきされた磁性層とを備えた垂直ライタ磁極を含み、前記シード層がニッケル−バナジウムおよびチタン−タングステンのいずれかを有し、前記シード層が前記磁性層の底面に配置されておりかつ前記磁性層の側面に配置されておらず、前記磁性層の容易軸飽和保磁力が3エルステッド未満である、垂直ライタ。
  2. シード層の厚さが0.1マイクロメートル未満である、請求項1に記載の垂直ライタ。
  3. シード層の厚さが0.025マイクロメートル超である、請求項2に記載の垂直ライタ。
  4. 垂直ライタ磁極の厚さが0.1マイクロメートルから1マイクロメートルである、請求項1に記載の垂直ライタ。
  5. 垂直ライタ磁極の厚さが0.1マイクロメートルから0.5マイクロメートルである、請求項1に記載の垂直ライタ。
  6. 磁性層の幅−厚さアスペクト比が0.95から1.05である、請求項1に記載の垂直ライタ。
  7. 非磁性かつ導電性のシード層とシード層上に直接にめっきされた磁性層とを有する主磁極と、
    書込みヘッドのエア・ベアリング面のところでギャップによって主磁極から分離され、エア・ベアリング面の反対側で主磁極に結合されたリターン磁極と、
    少なくとも部分的に主磁極とリターン磁極の間に位置する導電コイルと
    を備え、前記シード層がニッケル−バナジウムおよびチタン−タングステンのいずれかを有し、前記シード層が前記磁性層の底面に配置されておりかつ前記磁性層の側面に配置されておらず、前記磁性層の容易軸飽和保磁力が3エルステッド未満である、垂直書込みヘッド。
  8. シード層の厚さが0.1マイクロメートル未満である、請求項に記載の垂直書込みヘッド。
  9. シード層の厚さが0.025マイクロメートル超である、請求項に記載の垂直書込みヘッド。
  10. 主磁極の厚さが0.1マイクロメートルから約1マイクロメートルである、請求項に記載の垂直書込みヘッド。
  11. 主磁極の厚さが0.1マイクロメートルから0.5マイクロメートルである、請求項に記載の垂直書込みヘッド。
  12. 磁性層の幅−厚さアスペクト比が0.95から1.05である、請求項に記載の垂直書込みヘッド。
  13. 主磁極およびリターン磁極を有し、主磁極が、シード層とシード層上に直接にめっきされた磁性層から形成され、主磁極が、書込みヘッドのエア・ベアリング面のところでギャップによってリターン磁極から分離され、エア・ベアリング面の反対側でリターン磁極と接触した垂直書込みヘッドにおいて、磁性層の容易軸飽和保磁力と困難軸飽和保磁力がともに3エルステッド未満になるように選択された非磁性かつ導電性の材料から成るシード層を形成することを含み、前記シード層がニッケル−バナジウムおよびチタン−タングステンのいずれかを有し、前記シード層が前記磁性層の底面に配置されておりかつ前記磁性層の側面に配置されていない、垂直書込みヘッド。
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