JP4689828B2 - ブート可能記憶媒体を作成する方法、複数のエミュレーションを有するブート可能記憶媒体を含むコンピュータ・システム、およびコンピュータ使用可能媒体 - Google Patents
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Description
(発明の分野)
本発明は一般にコンピュータ記憶装置の分野に関し、より詳細には、ハード・ディスクとフロッピー・ディスクのいずれでもエミュレートできるブート可能記憶媒体に関する。
【0002】
(関連技術の背景)
コンピュータは、オペレーティング・システムをコンピュータのワーキング・メモリにロードした後でなければオペレーティング・システムを実行できるようにならない。このプロセスは通常、「ブートストラップ」または「ブーティング」と呼ばれるプロセスによって実施される。ブーティングは、コンピュータに電源が投入されたときに自動的に行われるか、あるいは稼動中のコンピュータでユーザが特に呼び出すことができる。
【0003】
通常、コンピュータのブーティング・プロセスは、ロードすべきオペレーティング・システムを求めて記憶媒体(フロッピー・ディスク、ハード・ドライブ、またはCD−ROM)を探索するが、この機能は普通、コンピュータ中の1つまたは複数のBIOS(Basic Input−Output system)チップに記憶されたファームウェアによって制御される。有効なブート・レコードを有するディスクを突き止めた後、BIOSプログラムは、ディスクの第1セクタに記憶されたデータを読み込み、コンピュータのランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)中の特定位置にデータをコピーする。通常のパーソナル・コンピュータ(「PC」)では、このデータはDOSブート・レコードを構成する。DOSブート・レコードに含まれるコードが実行されると、コンピュータは、オペレーティング・システムを含む残りのファイルおよびコードをロードする。
【0004】
従来、通常の種類の記憶媒体は、磁気媒体であるハード・ドライブおよびフロッピー・ディスクであった。より最近になり、光学媒体であるCD−ROMが、多量のデータを記憶するので非常に一般的になった。CD−ROMは、ハード・ドライブの大きな記憶容量とフロッピー・ディスクの取外しの容易さとを備えている点で、ハード・ドライブとフロッピー・ディスクの両方の属性を有する。CD−ROMは、CD−ROM上の規定されたセクタにあるブート・レコードとともにフォーマットされる。ブート・レコードは、CD−ROMに記録されたハード・ドライブおよびフロッピー・ディスクのイメージ・エミュレーションの記述および位置を与えるブート・カタログを指示する。エミュレーションのうちの1つまたは複数は、ブート可能でありオペレーティング・システムを持つことができる。
【0005】
これら3つのタイプの媒体のイメージ・フォーマットは階層構造をなし、フロッピー・ディスクが最下層で、CD−ROMが最上層である。すなわち、各媒体は、それより下の媒体に記憶情報のレイヤまたは領域を加えたものである。したがって、フロッピー・ディスク・イメージは情報レイヤが最も少なく、ハード・ディスクは追加の情報レイヤをわずかに加えており、CD−ROMはさらに情報レイヤを加えている。
【0006】
図1に、この3つの媒体のイメージ・フォーマットを示す。フロッピー・ディスク10はブート・レコード11で始まるが、これはオペレーティング・システムをメイン・メモリにロードする短いプログラムであり、その後には一対のファイル・アロケーション・テーブル12(すなわち「FAT」)が続く。その後にルート・ディレクトリ13があり、これは、データ記憶域14に記憶されたファイルをマッピングする。
【0007】
固定ディスク15の構造は、フロッピー・ディスク中にみられるものと同じ領域をすべて含むが、パーティション・テーブル17を含むマスタ・ブート・レコード16を追加で含む。パーティション・テーブル17は、それぞれが別々のオペレーティング・システムを含むことができるディスク上の論理パーティションを規定する。マスタ・ブート・レコードは、ロードすべき適切なオペレーティング・システムを決定するためにアクティブなパーティションをブート時に決定するコードを含む。
【0008】
CD−ROM20は、CD−ROMの未予約の第1レコードとして、ISO9660によって規定されたものなどの記述子のテーブル21をさらに追加している。記述子のテーブル21にはブート・カタログ・ディレクトリ22が続く。これは、記憶されているイメージ・ファイルを指示し、イメージ特性を識別する。ISO9660仕様は、パーソナル・コンピュータ向けの新しいブート能力もオプションで備える。ハード・ディスクまたはフロッピー・ディスケットとしてエミュレートされるCD−ROMのその他の詳細は、1997年11月25日にWilliamsに譲渡された米国特許第5692190号(「’190特許」)の背景セクションに記載されている。この’190特許の背景セクションの開示全文を本明細書に組み込む。
【0009】
PC向けのこれらのブート能力は、Phoenix TechnologiesとIBM Corporationにより共同開発されたEl Toritoブート可能CD−ROM仕様バージョン1.0によってさらに拡張されている。この仕様は、ブート可能CD−ROMの4つのフォーマットを規定している。それらのフォーマットとは、フロッピー・ドライブ・エミュレーション、ハード・ドライブ・エミュレーション、エミュレーションなし、および複数ブート・イメージである。2つのドライブ・エミュレーション・イメージを有する目的は、BIOS(Basic Input−Output System)がこれらのイメージを仮想ディスク・ドライブとして使用できるようにすることである。次いでBIOSは、イメージにドライブ番号を割り当て、それを読取り専用ハード・ドライブまたはフロッピー・ドライブとして使用できるようにする。1995年1月25日にPhoenix TechnologiesおよびIBMから発行されたEl Toritoブート可能CD−ROM仕様バージョン1.0の開示全文を本明細書に組み込む。
【0010】
各タイプのドライブ・エミュレーションは、それ自体の利点と欠点を有する。フロッピー・エミュレーションでは、CD−ROMドライブは、通常受け取ることになる文字と同じ文字(D:)を受け取ることができる。これは、通常ならA:ドライブに割り当てられるフロッピー・ドライブがB:ドライブに再割当てされ、C:以降のすべてのドライブはそれらの通常通りの割当てを受けるからである。したがって、CD−ROMには依然としてD:ドライブが割り当てられる。
【0011】
一方、ハード・ドライブ・エミュレーションは、ドライブC:としてハード・ドライブ・イメージをインストールし、それにより、C:以降のドライブ文字の割当てはそれらの通常の割当てからずれる。したがって、CD−ROMイメージに割り当てられるドライブ文字は1文字分ずれる。しかし、ハード・ドライブ・エミュレーションでは、エミュレートされるドライブをどんなサイズとすることもできる。
【0012】
したがって、複数ブートCD−ROMでは、ユーザは2つのエミュレーションの利点と欠点を考慮してから、どちらのエミュレーションが好ましいかを選択することができる。しかし、複数ブート・イメージは、非常に似通った2つのブート・イメージを記憶することで貴重な記憶空間を使用するという欠点を被る。したがって、例えばかなり大きなブート・イメージが必要とされる場合、これは通常の600メガバイト(「Mb」)のCD−ROM記憶域を著しく減少させる可能性があり、それにより、ほとんど同一である2つのブート・イメージを記憶することが望ましくなくなる可能性がある。
【0013】
図2aに、通常のCD−ROM構成を示す。これはブート不可能であり、オペレーティング・システム中のルート・ディレクトリ構造およびCD−ROMドライバを使用してCD−ROMイメージにアクセスする。
【0014】
図2bに、単一ブート構成のCD−ROMを示す。この場合、単一ブート・イメージ能力を有するBIOSが、初期/デフォルトのエントリ25にアクセスして、単一のブート可能ディスク・イメージ26にアクセスする。オペレーティング・システムをロードした後は、システムは標準的なルート・ディレクトリおよびCD−ROMドライバに戻ってCD−ROMイメージにアクセスすることができる。
【0015】
図3は、ISO9660動作環境のマップであり、1Mbのメイン・メモリのマップ30を示している。最低域はBIOSデータ域31で占められ、これは、INT13h機能などのBIOS機能によってドライブへの識別およびアクセスを提供する。ただし、通常のBIOS機能はCD−ROMへのアクセスを提供せず、このアクセスはその代わりに、オペレーティング・システム、例えばDOS32中にある、ISO9660デバイス・ドライバ・ソフトウェアによって規定される。
【0016】
図4に、El Torito仕様に記載の、BIOS30aに対する改良を示す。これらの改良により、INT13呼出しがCD−ROMを認識して、CD−ROMに記憶されたファイルに基づいてハード・ドライブおよびフロッピー・ディスクのイメージ・エミュレーションを実現することができる。すなわちこれらは、それぞれのエミュレーション・イメージをハード・ドライブまたはフロッピー・ディスク・ドライブであるかのように扱い、他のドライブは、このエミュレーションに適応するように符号が付け直される。例えば、フロッピー・ディスク・イメージへのA:ドライブの割振り、またはハード・ドライブ・イメージへのC:ドライブの割振りのそれぞれにより、実際のフロッピー・ドライブまたは実際のハード・ドライブは、それらの通常の割当てから符号を付け直される。
【0017】
複数ブート・イメージ能力を有するCD−ROM BIOSを図2cに示す。この場合、BIOSは、ブーティング・カタログ25にリストされたいくつかのブート・ディスク・イメージ26のいずれか1つにアクセスすることができる。オペレーティング・システムをロードした後は、システムは、標準的なBIOS割込み(INT)13呼出しでそのディスク・イメージ中の他の項目にアクセスするか、あるいは、CD−ROMドライバおよびルート・ディレクトリを使用して通常のCD−ROMイメージ・アクセスに戻ることができる。しかし、この複数ブートすなわち複数ディスク・イメージ構成は、CD−ROMの複数のブート・イメージのそれぞれに対応する別々のブート可能ディスク・イメージを記憶するという、先に述べた欠点を被る。したがってこの構成は、CD−ROM上の空間をより多く使用し、CD−ROM上で利用可能な空間を減少させる。
【0018】
したがって、CD−ROMイメージを記憶するのに利用可能な空間を最大限にしながらもCD−ROMから複数のブート・イメージのエミュレーションを可能にするCD−ROM構成が必要とされている。
【0019】
(発明の概要)
したがって、本発明の一般的な目的は、上に識別した問題および欠点を軽減することである。
【0020】
本発明の目的の1つは、ただ1つのブート可能ディスク・イメージを使用してブート可能記憶媒体による複数エミュレーションを行う方法を提供することである。
【0021】
本発明の別の目的は、ブート可能記憶媒体を含むコンピュータ・システムであって、ただ1つのブート可能ディスク・イメージを使用しながらもブート可能記憶媒体による複数エミュレーションを実現できるコンピュータ・システムを提供することである。
【0022】
本発明の別の目的は、ブート可能であり単一のブート可能ディスク・イメージからハード・ディスク・エミュレーションとフロッピー・ディスク・エミュレーションの両方を実現できるコンピュータ使用可能媒体を含むコンピュータ製品を提供することである。
【0023】
本発明の別の目的は、BIOSコードにはどんな変更も加えずに、単一のブート可能ディスク・イメージを含むブート可能CD−ROMによって複数エミュレーションを行う方法を提供することである。
【0024】
本発明の別の目的は、BIOSコードにはどんな変更も加えずに複数エミュレーションが単一のブート可能ディスク・イメージ上で実現されるCD−ROMを含むコンピュータ・システムを提供することである。
【0025】
本発明の別の目的は、ブート可能ディスク・イメージの最初に1つのブート・レコードを有し、ブート可能ディスク・イメージ中の所定の境界に第2のブート・レコードを有する単一のブート可能ディスク・イメージを含むブート可能CD−ROMによって複数エミュレーションを行う方法を提供することである。
【0026】
本発明の別の目的は、単一のブート可能ディスク・イメージ中に複数エミュレーションを有するブート可能CD−ROMを備えたコンピュータ・システムであって、単一のブート可能ディスク・イメージの最初に1つのブート・レコードがあり、ブート可能ディスク・イメージ中の所定のセクタ境界に第2のブート・レコードがあるコンピュータ・システムを提供することである。
【0027】
本発明の別の目的は、第2のブート・レコードが単一のブート可能ディスク・イメージ中の所定のキロバイト(「K」)セクタ境界にある方法およびコンピュータ・システムを提供することである。
【0028】
これらおよび他の目的は、単一のブート可能ディスク・イメージ中に複数のエミュレーションを有する、ブート可能CD−ROMなどのブート可能記憶媒体から、コンピュータ・システムをブートする方法を提供することによって達成される。この方法は、マスタ・ブート・レコード(「MBR」)、ハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)、およびファイル・アロケーション・テーブル(「FAT」)の第1コピーを含むハード・ディスク・イメージをCD−ROMのブート可能ディスク・イメージに記憶するステップと、ハード・ディスクDBRとFATの間に少なくとも1セクタの予約域を加えるステップと、ハード・ディスクDBRとFATの間に0または1つ以上の予約セクタを加えることによりブート可能ディスク・イメージ中の所定のセクタ境界で予約域中の境界を整合させるステップと、ブート可能ディスク・イメージ中の所定の2Kセクタ境界にある整合済み境界にフロッピーDBRを加えるステップと、少なくとも第1および第2のエントリを含む、CD−ROMのブート・カタログ・エントリを構築するステップとを含み、第1のエントリはブート可能ディスク・イメージにあるMBRを指し、第2のエントリはブート可能ディスク・イメージ中の所定の2Kセクタ境界にあるフロッピーDBRを指す。
【0029】
本発明はさらに、単一のブート可能ディスク・イメージ中に複数のエミュレーションを有する、ブート可能CD−ROMなどのブート可能記憶媒体を含むコンピュータ・システムを提供する。このCD−ROMは、マスタ・ブート・レコード(「MBR」)、ハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)、およびファイル・アロケーション・テーブル(「FAT」)の第1コピーを含むハード・ディスク・イメージをCD−ROMのブート可能ディスク・イメージに備える。CD−ROMはさらに、ハード・ディスクDBRとFATの間の少なくとも1セクタの予約域と、ハード・ディスクDBRとFATの間に0または1つ以上の予約セクタを加えることにより予約域中の所定のセクタ境界に配置されるフロッピーDBRと、少なくとも第1および第2のエントリを含むCD−ROMのブート・カタログとを備え、第1のエントリはブート可能ディスク・イメージにあるMBRを指し、第2のエントリはブート可能ディスク・イメージ中の所定の2Kセクタ境界にあるフロッピーDBRを指す。
【0030】
本発明はまた、メモリを有し、CD−ROMドライブなどコンピュータのドライブにロードされるコンピュータ製品を提供する。この製品は、コンピュータ可読プログラム・コードとそれに記録されたコンピュータ可読データ構造とを含むコンピュータ使用可能媒体を備える。このコンピュータ使用可能媒体は、少なくとも1つの予約セクタを含むハード・ディスク・イメージ・データ構造を組み込んだブート可能ディスク・イメージ・データ構造を含む。ハード・ディスク・イメージの予約セクタ中にはフロッピーDOSブート・レコードが位置し、コンピュータは、ハード・ディスクとフロッピー・ディスクのいずれかをエミュレートすることによりコンピュータ使用可能媒体からブートすることができる。このコンピュータ製品はさらに、第1のエントリおよび第2のエントリを有するブート・カタログ・データ構造も含み、第1のエントリはハード・ディスク・イメージの最初を指し、第2のエントリはフロッピーDBRを指す。フロッピーDBRは、ハード・ディスク・イメージ中の所定のセクタ境界に位置する。ハード・ディスク中の所定の2K境界セクタでフロッピーDBRを整合させるために、0または1つ以上の予約セクタを設けることが好ましい。
【0031】
本明細書に組み込んでその一部とする添付の図面は、現時点で好ましい本発明の一実施形態を示すものであり、前述の一般的な記述および以下の好ましい実施形態の詳細な記述と共に本発明の原理を説明するのに役立つ。
【0032】
(好ましい実施形態の説明)
本発明は、一般的な態様で、単一のブート可能ディスク・イメージ中に複数のエミュレーションを有する、ブート可能CD−ROMなどのブート可能記憶媒体から、コンピュータ・システムをブートする方法を提供する。この方法は、修正されたハード・ディスク・イメージをCD−ROMのブート可能ディスク・イメージに記憶することを含む。ブート可能ディスク・イメージは、ハード・ディスク・エミュレーションに対応するマスタ・ブート・レコードを有し、ルート・ディレクトリおよびデータ域と共にハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)および2つのファイル・アロケーション・テーブル(「FAT」)を含む。少なくとも1セクタの予約域が、ハード・ディスクDBRとFATの間に加えられる。予約域中の0または1つ以上の整合セクタを使用して境界が規定され、これがブート可能ディスク・イメージ中の所定のセクタ境界となる。次いで、このブート可能ディスク・イメージ中の所定のセクタ境界にフロッピーDBRが加えられる。CD−ROMのブート・カタログ・エントリは少なくとも2つのエントリを有し、第1のエントリはブート可能ディスク・イメージにあるMBRを指し、これはハード・ディスク・エミュレーションを可能にする。第2のエントリは、ブート可能ディスク・イメージ中の所定のセクタ境界にあるフロッピーDBRを指し、したがってフロッピー・ディスク・エミュレーションを可能にする。
【0033】
別の一般的な態様では、本発明は、ブート可能なCD−ROMなどのブート可能記憶媒体を備えたコンピュータ・システムであって、CD−ROMに記憶された単一のブート可能ディスク・イメージから複数のエミュレーションができるようにするコンピュータ・システムを提供する。この態様では、マスタ・ブート・レコード、ハード・ディスクDOSブート・レコード、およびファイル・アロケーション・テーブルのコピー2つを含む、修正されたハード・ディスク・イメージがブート可能ディスク・イメージに形成される。ハード・ディスク・イメージは、少なくとも1セクタの予約域をハード・ディスクDBRとFATの第1のコピー間に加えることによって修正される。ブート可能ディスク・イメージの最初から所定の距離にあるこの予約域中にフロッピーDBRが位置するが、ブート可能ディスク・イメージの最初から所定の距離にある境界にフロッピーDBRを整合させるために、0または1つ以上の整合セクタが加えられる。CD−ROMのブート・カタログは、MBRを指しハード・ディスク・エミュレーションを可能にする第1のエントリと、フロッピーDBRを指しフロッピー・ドライブ・エミュレーションを可能にする第2のエントリの、少なくとも2つのエントリを含む。
【0034】
別の一般的な態様では、本発明は、メモリを有するコンピュータのCD−ROMドライブにロードするのに適したコンピュータ製品を提供する。このコンピュータ製品は、コンピュータ可読プログラム・コードと記録されたコンピュータ可読データ構造とを有するコンピュータ使用可能媒体を含む。このコンピュータ使用可能媒体は、ハード・ディスク・イメージ・データ構造を含むブート可能ディスク・イメージ・データ構造を含む。ハード・ディスク・イメージは、少なくとも1つの予約セクタを含み、このハード・ディスク・イメージの予約セクタ中にはフロッピーDOSブート・レコードが位置する。コンピュータは、ハード・ディスクとフロッピー・ディスクのいずれかをエミュレートすることにより、コンピュータ使用可能媒体からブートすることができる。このコンピュータ製品はさらに、第1のエントリおよび第2のエントリを有するブート・カタログ・データ構造も含み、第1のエントリはハード・ディスク・イメージの最初を指し、第2のエントリはフロッピーDBRを指す。フロッピーDBRは、ハード・ディスク・イメージ中の所定の2Kセクタ境界に位置する。ハード・ディスク・イメージ中の所定の2Kセクタ境界でフロッピーDBRを整合するために、0または1つ以上の整合セクタを設けることが好ましい。
【0035】
各図を参照すると、図5は、典型的なコンピュータ・システム100のコンポーネントを示すブロック図である。コンピュータ・システム100はシステム・バス122を含み、このシステム・バスは、中央演算処理装置(CPU)124およびメイン・メモリまたはシステム・メモリ126を含めてコンピュータ・システム100の異なるコンポーネントを接続する。マルチメディア・データを含めたデータをCD−ROM128に記憶することができ、このCD−ROMは、デバイス・コントローラ130を介してCPUからアクセスすることができる。フロッピー・ディスク・ドライブ132またはハード・ディスク・ドライブ134に記憶された他のデータもまた、対応するコントローラ130bおよび130cを介してCPU124からアクセスすることができる。コンピュータ・システム100の他の標準的なコンポーネントには、キーボード116などのデータ入力装置と、ビデオ・コントローラ136を介してシステム・バス122に接続されるデータ表示装置114が含まれる。
【0036】
以下、ブート可能CD−ROMを用いて本発明の好ましい実施形態を考察することを理解されたい。しかし、本発明の原理は、ディスク・イメージの概念を用いてフロッピー・ディスク・ドライブとハード・ディスク・ドライブのいずれかをエミュレートするものなら、現在使用されているかまたは将来開発される他のどんなブート可能記憶媒体で使用してもよい。例えば、本明細書ではCD−ROM記憶装置を好ましい実施形態で使用して本発明を述べるが、ディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)などの現在使用されている記憶媒体を、本発明を使用するように適合させることも可能である。
【0037】
好ましくは、CD−ROM128はブート可能であり、本明細書にさらに述べる本発明の仕様に従ってフォーマットされる。
【0038】
DOSフォーマットされた論理ドライブのフォーマットをよりよく理解できるように、表1にBIOSパラメータ・ブロックの構造を示す。BIOSパラメータ・ブロックのフィールドに記憶されたこれらの値は、DOSフォーマットされた論理ドライブのフォーマットを規定する。例えば、フィールド参照番号2は予約セクタの数を規定し、フィールド参照番号10は隠しセクタの数を規定し、フィールド参照番号12は物理ドライブ番号を規定する。すべての表におけるサンプル値は、例として提供するだけであり、本発明をどんな形でも限定するものではないことに留意されたい。
【0039】
【表1】
【0040】
表2に、DOSブート・レコードの構造を示す。DOSブート・レコードは、ハード・ディスク中のDOSパーティションの最初と、DOSフォーマットされたフロッピー・ディスクのブート・セクタに見られる。DOSブート・レコードは、ブート用のコードおよび上に規定したタイプのBIOSパラメータ・ブロックを含む。このコードの目的は、コンピュータのブーティング・プロセス中にオペレーティング・システム・ファイルを突き止めて実行することである。
【0041】
【表2】
【0042】
表3に、マスタ・ブート・レコードの構造を示す。マスタ・ブート・レコードは、固定(すなわち「ハード」)ディスクのブート・セクタ中にみられる。これは、ブート・コードおよびパーティション・テーブルを含む。ブート・コードの目的は、アクティブなパーティションを突き止め、次いでアクティブなパーティションに対応するオペレーティング・システムをロードすることである。
【0043】
【表3】
【0044】
表4に、マスタ・ブート・レコードに含まれるパーティション・テーブル・エントリの構造を示す。パーティション・テーブルは、ハード・ディスク中の記憶空間の割振りを示すものである。パーティション・テーブル中の各エントリは、それ自体のオペレーティング・システム・ファイルのセットを含むことのできる単一のパーティションに関係する。パーティション・テーブル・エントリは、パーティションに対する開始アドレスおよび終了アドレスを指定することによってパーティションを規定する。パーティション・テーブル中の他のフィールドは、例えば、そのパーティションがブート可能かどうかを規定する、あるいはそのパーティション中のセクタ総数を規定する。
【0045】
【表4】
【0046】
図6aは、一般的なDOSフォーマット済みディスクの構造150を示す概略図である。BIOSパラメータ・ブロックによって記述されたすべてのDOSフォーマット済みディスクは、0〜63セクタからなる隠しセクタ域151を有する。隠しセクタ域151中の隠しセクタの数(もしあれば)は、BIOSパラメータ・ブロック中のパラメータによって指定される。隠しセクタの後には、少なくとも1セクタの予約セクタ域152が続き、これはBIOSパラメータ・ブロックを含まなければならない。また、オペレーティング・システムにその内容が無視される追加の予約セクタを割り振ることもできる。したがって、それらの追加の予約セクタを使用して代替DOSブート・レコードを記憶し、それにより、適切なブート・レコードからブートすることで複数のブート能力を備えることができる。予約セクタの数もまた、BIOSパラメータ・ブロックのパラメータ中で指定される。
【0047】
図6bは、DOSハード・ディスク160の構造を示す概略図である。DOSフォーマットされたハード・ディスク160は、パーティション・テーブル(図示せず)を含むマスタ・ブート・レコード(「MBR」)16で始まる。その後にいくつかの未使用セクタ162が続くが、これらは通常、第1トラック中の残りのセクタである。パーティション・テーブルは、アクティブなパーティションがもしあればどれであるかを示す。また、各パーティションの開始アドレスも提供する。開始アドレスは通常、開始シリンダ、ヘッド、およびセクタの情報を含む。第1の予約セクタは、パーティションの第1セクタであり、BIOSパラメータ・ブロックを含まなければならない。したがって固定ディスク160は、第1セクタ中にMBR16を含むブート・トラックで始まる。ブート・トラック全体は、BIOSパラメータ・ブロックの隠しセクタ・フィールド中で調節される。固定ディスク160はまた、DBR11用に使用される少なくとも1セクタの予約域163も含むことができるが、DBRを含むセクタ以外に追加の予約セクタ164を設けてフォーマットすることもできる。この予約セクタ域163もまた、BIOSパラメータ・ブロック中のパラメータによって調節される。
【0048】
図6cは、DOSフロッピー・ディスクの構造165を示す概略図である。DOSに従ってフォーマットされたフロッピー・ディスク165は、0セクタの隠しセクタ域を有しなければならない。したがって、DOSフロッピー・ディスク・イメージはパーティション・テーブルを有することができない。したがって、BIOSパラメータ・ブロック中の隠しセクタ・パラメータは、フロッピー・ディスク165では0の値をとらなければならない。この媒体の第1セクタは、BIOSパラメータ・ブロックを含むDOSブート・レコード11である第1の予約セクタを含まなければならない。また、追加の予約セクタ152があってもよく、これらはフロッピー・ディスクをフォーマットするときに割り振ることができる。予約セクタ153の総数は、BIOSパラメータ・ブロックの予約セクタ・フィールド中で調節される。
【0049】
図7は、本発明による複数エミュレーション単一ブート可能ディスク・イメージ170の構造を示す概略図である。複数エミュレーション単一ブート可能イメージ170に使用するディスク・イメージは、図6bに示したハード・ディスク・イメージ160を修正したものである。ハード・ディスク・イメージ160に、第2のDOSブート・レコード11a用に予約されたセクタおよびハード・ディスク・パーティション用のDOSブート・レコード11を含むセクタに加え、0または1つ以上の追加の予約「整合」セクタが割り振られている。これらの追加セクタは、フロッピーBIOSパラメータ・ブロックを含む第2のDOSブート・レコード11aを整合させ記憶するのに使用される。
【0050】
第2のDOSブート・レコード11aは、ディスク・イメージ170a中の所定のセクタ境界172にあるべきである。所定の境界172は、2Kセクタ境界にあるべきであることが好ましい。第2のDOSブート・レコード11aを所定の境界172に配置するのを容易にするために、少数の整合セクタ171が設けられる。整合セクタ171は、第2のDOSブート・レコード11aが確実にディスク・イメージ170a中の所定の境界172にくるようにする。整合セクタ171は、0または1つ以上設けることが好ましい。したがって、少なくとも1つの追加の予約セクタがブート可能ハード・ディスク・イメージ構成に加えられ、これらの追加の予約セクタは、第2のフロッピーDBR11aおよび0または1つ以上の整合セクタ171を含む。
【0051】
好ましい一実施形態では記憶媒体すなわちCD−ROMのセクタ境界が2K境界にあるのに対し、DOSフロッピーまたはハード・ディスクのセクタは512バイトである。したがって、0個から3個の間のDOS整合セクタを設けて、その次の2Kセクタ境界で所定のセクタ境界を規定する。しかし、所定の2Kセクタ境界172は、予約域中のどんな2Kセクタ境界でもよく、適切な数の整合セクタ171を設けることができる。
【0052】
したがって、このディスク・イメージ170の構成では、CD−ROMのブート・カタログが指すことのできる2つの所定位置170aおよび172がディスク・イメージ170中に作成される。単一ブート・イメージ170中の2つの位置の一方である170aにマスタ・ブート・レコード16を設け、単一ブート可能ディスク・イメージ170中の他方の位置172にフロッピーDOSブート・レコード11aを設けることにより、CD−ROMブート・カタログ22を使用してCD−ROMからブートすることができ、CD−ROMは、ハード・ディスクとフロッピー・ディスクのいずれかを単一のブート・イメージからエミュレートする。
【0053】
図8は、複数ディスク・エミュレーションを有する従来のブート可能CD−ROM180の構造を示す概略図である。この従来構成では、ブート・カタログ22は、別々の2つのブート可能ディスク・イメージ181および182を指す。したがって、この2つのブート可能ディスク・イメージ181および182はいずれもブート可能ハード・ディスク・イメージまたはブート可能フロッピー・ディスク・イメージとしてフォーマットできるので、このCD−ROMは、ハード・ディスクとフロッピー・ディスクのいずれかをエミュレートしてブートするようにフォーマットされる。しかしこの構成は、2つのブート可能ディスク・イメージがCD−ROM上の貴重な記憶空間を使用し、したがってCD−ROMイメージを記憶するのに利用可能な自由空間を減少させるという、先に考察した欠点を被る。
【0054】
図9aおよび9bは、本発明により単一のディスク・イメージ170から複数エミュレーションを実現するブート可能CD−ROM190の構造を示す概略図である。CD−ROMは、第1のエントリ22aおよび第2のエントリ22bを有するブート・カタログ22を有するようにフォーマットされ、各エントリは、単一のディスク・イメージ170中の既知のまたは所定の位置を指す。したがって、第1のエントリ22aは、複数エミュレーション単一ディスク・イメージ170の開始ポイント170aを指し、一方で第2のエントリ22bは、単一ディスク・イメージ170の所定のセクタ境界172を指す。ハード・ディスクのマスタ・ブート・レコード16が単一ディスク・イメージ170の最初に記憶され、フロッピー・ディスク用に構成された第2のDOSブート・レコード11aが所定のセクタ境界172に記憶されるので、CD−ROM190は、単一のブート可能ディスク・イメージ170しか記憶しないのにフロッピー・ディスクとハード・ディスクのいずれでもブートするようにフォーマットされる。
【0055】
さらに、ハード・ディスクをそのデフォルト・エミュレーション・モードとしてエミュレートするCD−ROMからシステムがブートするように、第1のエントリ22aを初期デフォルト・エントリとすることもできる。しかし本発明は、単一ブート可能ディスク170からのフロッピー・ディスク・エミュレーションを使用してCD−ROMからシステムをブートできるようにするブーティング・オプションを提供するのを容易にする。したがって本発明は、単一のブート可能ディスク・イメージから複数エミュレーションを行うようにフォーマットされたブート可能CD−ROMを提供する。これは少なくとも、第2のブート可能ディスク・イメージを記憶するのに必要なCD−ROM上の空間、例えばハード・ディスク・イメージに加えてフロッピー・ディスク・イメージを記憶するのに必要な空間を節約する。
【0056】
本発明の他の実施形態は、本明細書の考察および本明細書に開示した本発明の実施から当業者には明らかとなるであろう。本明細書は例示的なものでしかなく、本発明の真の範囲および趣旨は、頭記の特許請求の範囲によって示すものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フロッピー・ディスケット、ハード・ディスク、およびCD−ROMの記憶媒体のイメージ・フォーマットの構成を示す図である。
【図2】 ブートなしの通常のCD−ROM構成を示す図(A)、単一ブート構成のCD−ROMを示す図(B)、 複数ブート・イメージ能力を提供する別々のブート・ディスク・イメージが備わった、複数ブート・イメージ能力を有するCD−ROMを示す図(C)である。
【図3】 従来のISO9660CD−ROMの動作環境を示す図である。
【図4】 BIOS機能がCD−ROMへのアクセスを提供する代替CD−ROMの動作環境を示す図である。
【図5】 典型的なコンピュータ・システムのコンポーネントを示すブロック図である。
【図6a】 DOSフォーマットされたディスクの構造を示す概略図である。
【図6b】 DOSハード・ディスクの構造を示す概略図である。
【図6c】 DOSフロッピー・ディスクの構造を示す概略図である。
【図7】 本発明による複数エミュレーション単一ブート可能イメージの構造を示す概略図である。
【図8】 複数ディスク・エミュレーションを有する従来のブート可能CD−ROMの構造を示す概略図である。
【図9】 本発明による単一ディスク・イメージからの複数エミュレーションを有するブート可能CD−ROMの構造を示す概略図である。
Claims (24)
- コンピュータ・システムをブートするためのブート可能光記憶媒体を作成する方法であって、
光記憶媒体上に単一のブート可能ディスク・イメージとして、ハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)の後に1つのフロッピー・ディスクDBRを含むハード・ディスク・イメージ、および、1つのオペレーティングシステムを、当該順序で記憶すること、ならびに
前記ハード・ディスク・イメージを指す第1のエントリおよび前記フロッピー・ディスクDBRを指す第2のエントリを有するブート・カタログを前記光記憶媒体上に構築することを含む方法。 - 前記ハード・ディスク・イメージを記憶するステップが、
前記ハード・ディスク・イメージを前記ブート可能ディスク・イメージの最初に記憶すること、および
前記フロッピー・ディスクDBRを前記ブート可能ディスク・イメージ中の所定の記憶媒体セクタ境界に記憶することを含む、請求項1に記載の方法。 - 前記フロッピー・ディスクDBRを記憶するステップが、前記ハード・ディスク・イメージ中の予約域中に所定のセクタ境界を規定すること、および
前記所定のセクタ境界に前記フロッピー・ディスクDBRを記憶することを含む、請求項2に記載の方法。 - 所定のセクタ境界を規定するステップが、ハード・ディスク・イメージの予約域中に0または1つ以上の整合セクタを設けることを含む、請求項3に記載の方法。
- コンピュータ・システムをブートするためのCD−ROMを作成する方法において、
CD−ROM上にブート可能ディスク・イメージとして、マスタ・ブート・レコード(「MBR」)、ハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)、およびファイル・アロケーション・テーブル(「FAT」)の第1コピーを含むハード・ディスク・イメージ、ならびに、1つのオペレーティングシステムを、当該順序でを記憶するステップと、
前記ハード・ディスクDBRと前記FATとの間に少なくとも1セクタの予約域を加えるステップと、
前記ハード・ディスクDBRと前記FATとの間に0または1つ以上の予約セクタを加えることにより、前記ブート可能ディスク・イメージ中の所定のCD−ROMセクタ境界において、予約域中の境界を整合するステップと、
前記ブート可能ディスク・イメージ中の前記所定のCD−ROMセクタ境界において整合された前記境界に1つのフロッピー・ディスクDBRを加えるステップと、
前記ブート可能ディスク・イメージにあるMBRを指す第1のエントリおよびブート可能ディスク・イメージ中の前記所定のCD−ROMセクタ境界にある前記フロッピー・ディスクDBRを指す第2のエントリを少なくとも含むブート・カタログを前記CD−ROM上に構築するステップとを含む方法。 - 前記所定のCD−ROMセクタ境界において境界を整合するステップが、前記ハード・ディスクDBRと前記FATとの間に0または1つ以上の予約セクタを加えることを含む、請求項5に記載の方法。
- 前記所定のCD−ROMセクタ境界が2K境界である、請求項5に記載の方法。
- 前記ハード・ディスクDBRが、1よりも大きい物理ドライブ番号の値を有するハード・ディスクBIOSパラメータ・ブロック(「BPB」)を含む、請求項5に記載の方法。
- 前記フロッピー・ディスクDBRが、0の隠しセクタ・カウントおよび2未満の物理ドライブ番号の値を有するフロッピーBPBを含む、請求項5に記載の方法。
- 単一のブート可能ディスク・イメージ中に複数のエミュレーションを有するブート可能光記憶媒体を含むコンピュータ・システムであって、
前記光記憶媒体が、
その光記憶媒体上にブート可能ディスク・イメージとなる、ハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)の後に1つのフロッピー・ディスクDBRを含むハード・ディスク・イメージと、
前記ハード・ディスク・イメージを指す第1のエントリおよび前記フロッピーDBRを指す第2のエントリを含むブート・カタログと、
前記ハード・ディスク・イメージの後に記憶された1つのオペレーティングシステムとを備える
コンピュータ・システム。 - 前記ハード・ディスク・イメージが前記ブート可能ディスク・イメージの最初に記憶され、前記フロッピーDBRが前記ブート可能ディスク・イメージ中の所定の記憶媒体セクタ境界に記憶される、請求項10に記載のコンピュータ・システム。
- 前記所定のセクタ境界が前記ハード・ディスク・イメージの予約域中に位置する、請求項11に記載のコンピュータ・システム。
- 前記所定のセクタ境界が、前記ハード・ディスク・イメージの予約域中に少なくとも1つの整合セクタを加えることによって整合される、請求項11に記載のコンピュータ・システム。
- 前記所定のセクタ境界が、前記ハード・ディスク・イメージの予約セクタ域中に3つ以下の整合セクタを加えることによって整合される、請求項11に記載のコンピュータ・システム。
- 単一のブート可能ディスク・イメージ中に複数のエミュレーションを有するCD−ROMを含むコンピュータ・システムであって、
前記CD−ROMが、
そのCD−ROM上にブート可能ディスク・イメージとなる、マスタ・ブート・レコード(「MBR」)、ハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)、およびファイル・アロケーション・テーブル(「FAT」)の第1コピーを含むハード・ディスク・イメージと、
前記ハード・ディスクDBRと前記FATとの間の少なくとも1つの予約セクタの予約域と、
前記ハード・ディスクDBRと前記FATとの間に0または1つ以上の予約セクタを加えることにより、前記ハード・ディスクDBRの後の前記ブート可能ディスク・イメージ中の所定のCD−ROMセクタ境界において、前記予約域中に配置される1つのフロッピーDBRと、
前記ブート可能ディスク・イメージにあるMBRを指す第1のエントリおよび前記ブート可能ディスク・イメージ中の所定のCD−ROMセクタ境界にあるフロッピーDBRを指す第2のエントリを少なくとも含むCD−ROMのブート・カタログと、
前記ハード・ディスク・イメージの後に記憶された1つのオペレーティングシステムと
を備えたコンピュータ・システム。 - 前記少なくとも1つの予約セクタが、前記フロッピーDBRを2K CD−ROMセクタ境界に配置できるようにするいくつかのセクタを備える、請求項15に記載のコンピュータ・システム。
- 前記所定のCD−ROMセクタ境界が2K境界である、請求項15に記載のコンピュータ・システム。
- 前記ハード・ディスクDBRが、1よりも大きい物理ドライブ番号の値を有するハード・ディスクBIOSパラメータ・ブロック(「BPB」)を含む、請求項15に記載のコンピュータ・システム。
- 前記フロッピー・ディスクDBRが、0の隠しセクタ・カウントおよび2未満の物理ドライブ番号の値を有するBIOSパラメータ・ブロックを含む、請求項15に記載のコンピュータ・システム。
- メモリを有するコンピュータのドライブにロードされる、コンピュータ可読プログラム・コードおよびコンピュータ可読データ構造を含むコンピュータ使用可能光記憶媒体であって、
少なくとも1つの予約セクタを含み、ブート可能ディスク・イメージとなる、ハード・ディスクDOSブート・レコード(「DBR」)の後に1つのフロッピー・ディスクDBRを含むハード・ディスク・イメージ、および、1つのオペレーティングシステムを当該順序で組み込んだ、ブート可能ディスク・イメージ・データ構造と、
前記ハード・ディスク・イメージの最初を指す第1のエントリおよび前記フロッピーDBRを指す第2のエントリを有するブート・カタログ・データ構造とを含み、
前記フロッピーDBRは、前記ハード・ディスク・イメージの前記予約セクタ中に位置し、
前記コンピュータが、ハード・ディスクとフロッピー・ディスクのいずれかをエミュレートすることによりブートできるコンピュータ使用可能光記憶媒体。 - 前記コンピュータ可読プログラム・コードおよび前記コンピュータ可読データ構造は、コンピュータのCD−ROMドライブにロードすることができる、請求項20に記載のコンピュータ使用可能光記憶媒体。
- 前記フロッピーDBRが、前記ハード・ディスク・イメージ中の所定のセクタ境界における前記予約セクタ中に配置される、請求項20に記載のコンピュータ使用可能光記憶媒体。
- 前記所定のセクタ境界が2K境界である、請求項22に記載のコンピュータ使用可能光記憶媒体。
- 前記ハード・ディスク・イメージが0または1つ以上の整合セクタを含み、前記フロッピーDBRが前記ハード・ディスク・イメージ中の前記所定のセクタ境界に配置される、請求項22に記載のコンピュータ使用可能光記憶媒体。
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