JP4687947B2 - 貨幣分別洗浄ケース及び貨幣分別ケース - Google Patents
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Description
コインをその外径別に分別孔により分別することは知られている。
実公昭62−13170号公報には、コインをスロープに沿って降下させ、コイン外径よりも高さ寸法、幅寸法が僅かに大きい分別孔を小さい順にスロープに沿って設けてコインを分別する分別機が記載されている。
また、登録実用新案3001110号公報には、コインをスロープに沿って降下させ、コイン分別孔の少なくとも一つの横寸法を、対応するコインの外径より小さくした分別孔を小さい順にスロープに沿って設けてコインを分別する分別機が記載されている。
また、実開平02-105725号公報には消毒気体を財布内部に充満させることで貨幣即ち紙幣及びコインを消毒することが記載されている。
また、コインをスロープで移動降下させ、該スロープに沿って設置された分別孔により外径別に分別するコイン分別機の機作では、コイン分別収納の領域が生ぜず、更にスロープに沿って並ぶ分別孔の配置と分別孔の形状条件では一般のコインケースの空間領域より大きくなることからコインケースに用いることが出来ない。
また、消毒気体を財布内に充満させるのみの貨幣処理法は、消毒気体が財布外に常に流出し、消毒剤臭気及び消毒影響が財布外雰囲気に意図せず影響を及ぼす弊害が発生し得、且つ貨幣の計数採取を利する貨幣の分別配列機能が皆無である。
そこで、この発明は、貨幣の洗剤を外部に漏洩させることなく、貨幣の洗浄と分別収納を同時に達成させ、洗浄済み貨幣の計数採取を容易にする貨幣分別洗浄ケースと、貨幣が既に清潔な状況に在る場合、例えば、前記貨幣分別洗浄ケースが貨幣の清潔を保持するに十分な程度に普及使用されている場合などに、貨幣の迅速簡便な分別収納計数採取機能のみを与える貨幣分別ケースを提供することを課題とする。
本発明の各装備においては、
1,前記コイン移動フロアは、該ケーシングA内の底面に平行して配置され、底面を覆う平滑な板であることを特徴とするコイン分別洗浄ケースである。
2,前記洗剤溜めAは、該ケーシングAの底面に配置され、該コイン移動フロアに開けられた洗剤孔Aを通じて該ケーシング内に洗剤Aを流入させ、或は該洗剤孔Aを通じて該ケーシングから洗剤Aを回収収納することを特徴とする貨幣分別洗浄ケースである。
3,前記コイン分別孔は、コインをコインの外径別に分別するコイン分別孔において、孔の形状が、矩形もしくは該矩形を含有する形状及び又は楕円もしくは該楕円を含有する形状であることを特徴とする貨幣分別洗浄ケース。
4,前記コイン分別孔の形状である矩形及び又は楕円が、一経済圏に於て流通しうるn種の直径A1,A2,A3,...Ai,Ai+1...An[mm]を有するコイン群の直径を実長外径といい、該実長外径の大きさの序列が
A1<A2<A3<...<Ai<Ai+1...<Anであり、
各外径の両端から外径の直線方向にαmmずつあそび長さを付与した外径を実用外径a1,a2,a3,...ai,ai+1...an[mm]といい、
即ち、
a1=A1+2α
a2=A2+2α
.
.
ai=Ai+2α
ai+1=Ai+1+2α
.
.
an=An+2α
であり、
nは自然数であり、
iは1からnまでの整数
であるとき、
あそび長さαが
0<α<0.45(Ai+1-Ai)
であり、
長辺Xとその対角線Yが
X=aiであり、 ai<Y<Ai+1
である矩形であること
及び又は長軸Xが
X=ai
である楕円であることを特徴とする貨幣分別洗浄ケースである。
5,前記コイン分別孔は、該分別孔の矩形及び又は楕円の周辺枠の一部が該コイン移動フロアに接しており、該コイン移動フロア上に該分別孔の大きい順に少なくとも一個以上設置されていて、該フロアと該分別孔の枠が分別済みコインを収納する分別収納領域を形成することを特徴とする貨幣分別洗浄ケースである。
6,前記紙幣配列フロアは、該ケーシングBの互いに平行な底面及び上面に傾斜角度を有して配置され、該底面に該紙幣配列フロアの上辺のみが接し、且つ該底面及び該上面に直角な該ケーシングBの側壁とは直角を有して配置されることを特徴とする貨幣分別洗浄ケースである。
7,前記洗剤溜めBは、ケーシングB内の壁面及び又は該紙幣配列フロアに接して配置され、該ケーシングBの壁面及び又は該紙幣配列フロアに開けられた洗剤孔Bを通じて該ケーシングB内に洗剤Bを流入させることを特徴とする貨幣分別洗浄ケースである。
8,前記洗剤A及びBは、貨幣洗浄作用を有する液体、固体、及び又は気体であることを特徴とする貨幣分別洗浄ケースである。
9,前記留め金A及びBは、該開閉蓋閉時に該ケーシング側壁に開けられたテーパー型雌孔脱気孔を塞ぎ、該開閉蓋開時に該脱気孔を開放する該テーパー型雌孔と密着する雄型先端を有するピンよりなり、一ケーシングに該留め金が一個以上設置されることを特徴とする貨幣分別洗浄ケースである。
「人から人にきれいを伝えるのは、あなたの指先、あなたの貨幣」などの新たな環境衛生マナーの発生を促す。
本発明ケースにより、汚染媒体であったコインは、洗浄、分別、計数採取され、抗菌コートされて該ケースより出て、指から指、人から人へ抗菌能を伝搬する衛生媒体のコインに変容する。その結果、指−貨幣−指−口の汚染伝染経路が、集中的持続的に殺菌され、広範囲で緻密な清潔ネットが私たち直近の生活環境に、新たに形成され、新たな細菌、ウイルスの発生、猛威に実質的、効率的に対抗することに寄与することが出来る。
ケーシングの本体は手のひらに収まる直方体であり、ケーシングA内に上部と下部の2段のコイン分別孔4,3が該ケーシングの長軸方向に直角に設置されており、開閉式コイン投入口9から投入された大、中、小のコイン群は、重力と水平方向の手による振動によりコイン移動フロア10上を該フロアに平行に移動し、上部分別孔4にコインエッジが接触すると、大コインの閉塞滞留と、中、小コインの挿入通過がなされ分別が生じる。更に通過コインは下部分別孔3に到り、中コインが留まり、小コインが通過して、大、中、小のコインが分別される。同時にケーシングA底面に設置された洗剤溜めA7から洗剤Aがコイン移動フロア10に開けられた洗剤孔A8を通りケーシング内に流入し、移動中のコインに触れてコインを洗浄する。該洗剤Aは開閉蓋A2と該ケーシングの間隙に位置するシール部A5および留め金A1のシール機能によりシールされ、外部に漏洩せず、ケーシング本体を水平にすることにより、洗剤孔A8を通り洗剤溜めA7に回収される。ケーシング内のコインの分別洗浄状態は透明な開閉蓋A2を通して観察され、洗剤Aが回収された水平状態で該留め金A1が解除され、該透明開閉蓋2が開けられ、分別洗浄されたコインが計数採取される。
該洗剤Aには30%エタノール水溶液を洗剤溜めA容量の約90%程度の容量で用いる。
一方、洗剤だめA7に接している紙幣収納ケーシングB11内に紙幣配列フロア12が設置されており、該フロアの傾斜により、二つ折りの紙幣13が階段状に段差配列されるので紙幣の分別収納及び迅速計数採取が可能になる。
更に、紙幣配列フロア12に設置された洗剤溜めB14から洗剤Bが昇華気体として洗剤孔B15から紙幣収納ケーシングB11内に入りシール部B16と留め金B17のシール機能により外部漏洩することなくケーシングB11内に充満し紙幣13を殺菌する。
分別殺菌状態の紙幣は、留め金B17を解除し、透明開閉蓋B18を開けて、計数採取される。
該洗剤Bにはパラクロールメタキシレノールの10分の一希釈物を用いた。
この実施形態によれば、コイン分別孔の断面は矩形であり、その長辺Xがiコインの実用外径aiであり、その対角線Yが、iコインの実用外径aiより大きく、iコインの次に大きいi+1コインの実長外径Ai+1より小さいことにより、該分別孔はi以下のコインとi+1以上のコインを分別する。即ちi以下のコインを通過させ、i+1以上のコインを留める。
iコインの実用外径aiはiコインの実長外径Aiに、同コイン直径上の両端に設けた、コインの分別孔通過を容易迅速ならしめる、あそび長さ2αを加えた長さである。
即ち ai = Ai + 2α であり、
本発明によると、分別矩形孔の長軸Xはコイン実用外径aiに等しくとり、
即ち X = ai であり、
該矩形の対角線Yは、iコインとi+1コインを分別するために実長外径Ai+1より常に小さくとらねばならない。
即ち ai < Y < Ai+1 である。
あそび長さαの値が大きいほど、つまり、矩形のX及びY値がAi+1に近ずくほどコインiは分別孔iを迅速容易に通過するが 、
αを増大させてゆき、長軸X及び対角線Yがコインi+1の実長外径Ai+1と等しく成ったとき、コインi+1は分別孔iを通過し両コインは分別不能になる。
両コインの分別が最も迅速且つ正確に達成されるには、
i矩形の長軸Xiとi+1コインの実長外径Ai+1 の差より小さい値Dが有限可及的に最小値で存在することである。
同様に、i矩形の対角線Yiとi+1コインの実長外径Ai+1 の差より小さい値Eが有限可及的に最小値で存在することである。
即ち 0<D<{[Ai+1]-Xi}={[Ai+1]-[Ai+2α]} (1)
0<E<{[Ai+1]-Yi}={[Ai+1]-[Ai+2α]/cosδi} (2)
但し δi はXiとYiのなす角である。
今、工作可能な有限可及的最小値Eを0.1mmに固定する。
つまりY=[Ai+1]-0.1mm に固定する。角δは可動である。
0<r<1 としてもう一方の有限可及的最小値Dを D=r{[Ai+1]-[Ai]} で表し、
rをあそび係数と定義し、rが小さいほど矩形の加工精度が上昇する。
式(1)より
r{[Ai+1]-[Ai]}<{[Ai+1]-Ai-2α}であり、
あそび長さαの許容範囲をあそび係数rで表すと
0<α<0.5(1-r){[Ai+1]-[Ai]} になる。
コイン分別孔の加工精度及び材質が精密超硬材料(WC-Ti-Cr系等)である場合、
あそび係数r≧0.10の加工精度が可能で、
あそび長さは α≦0.45{[Ai+1]-[Ai]} 、
(例えば、50円Ai=21mm、5円Ai+1 =22mm、[Ai+1]-[Ai]=1mm、の分別では、矩形長軸XのD値は0.10mmで、X= 21.9mmとなりこの場合矩形を形成するには、Y値が21.9mm<Y<22.0mmでなければならない。)
コイン分別孔の加工精度及び材質が切削加工で特殊合金(Al-Zn-Mg系合金等)である場合、或は粉末冶金法の精密超硬材料(WC-Co系合金等)の場合、
r≧0.2の加工精度が可能で
α≦0.40{[Ai+1]-[Ai]} 、 (50円、5円の分別でD値が0.2mmの時
X=21.8mm,Y=21.9mmの矩形が形成される。)
コイン分別孔の加工精度及び材質が通常押出加工で汎用合金(Al合金等)や
特殊樹脂(PC等エンジニアリング樹脂)である場合、
r≧0.4の加工精度が可能で
α≦0.30{[Ai+1]-[Ai]} 、(50円、5円分別のD値が0.4mmの時、X=21.6mm、Y=21.9mmの矩形が形成される。)
コイン分別孔の加工精度及び材質が通常の押出加工で汎用硬質樹脂(ABS等)である場合、
r≧0.60の加工精度が可能で
α≦0.20{[Ai+1]-[Ai]} 、(50円、5円分別のD値が0.60mmの時、X=21.40mm、
Y=21.9mmの矩形が形成される。)
コイン分別孔の加工精度及び材質が通常押出加工で汎用樹脂(PEやPP等)である
である場合、
r≧0.80の加工精度が可能で
α≦0.10{[Ai+1]-[Ai]} 、(50円、5円分別のD値が0.80mmの時、X=21.20mm、
Y=21.9mmの矩形が形成される。)
本発明の実施形態における分別孔の加工精度及び材質は、分別性能(速度及び正確さ)を阻害しない経済性の追究で決定され、あそび係数rが0.20より小さくなると、50円、5円の分別例では、あそび長さαが0.4mmより大きくなり、50円の分別孔通過が極めて迅速容易になり分別性能が向上するが、0.20mmより小さい加工精度と形状維持が要求され、精密加工、高価格超硬材料が必要になり製造コストが高騰し経済性が低下する。あそび係数rが0.95より大きくなると、50円と5円の分別例では加工精度が0.95mm程度の精度でも良く、汎用的な加工工程及び材料が使用され、製造コストを低減できるが、あそび長さαが0.05mmより小さく、コインの分別孔通過速度が遅くなり分別性能が低下する。更に分別孔の通過抵抗が増大して、分別孔の材質が安価で柔らかな場合、形状が損傷し、分別性能低下に繋がる。
従って、好ましい実施形態はあそび係数値rの表示では、0.1<r<1.0
より好ましくは、0.1<r<0.80であり、
あそび長さαによる表示では0<α<0.45{[Ai+1]-[Ai]} 、
より好ましくは、0.1{[Ai+1]-[Ai]}<α<0.45{[Ai+1]-[Ai]}
である。
但し、矩形孔の長軸Xは X=ai=[Ai]+2α、
対角線Yは ai<Y<[A i+1] であり、
Y値はこの間で固定値であっても変動値であってもかまわない。
日本国内で流通する各種コインの実長外径と実用外径の実施範囲と実施例と、コイン分別孔の諸寸法(X,Y,及びα)の実施範囲と実施例を図2の表1に示す。
但し、コインが分別孔を通過しやすくするあそび長さαをα=0.2(Ai+1-Ai)とした。
日本でのコイン実長外径の序列は1円<50円<5円<100円<10円<500円である。
図1の上部分別孔4は図2の表1の分別孔No.4の矩形分別孔で500円と10円のコインを留め、100円,5円,50円,及び1円のコインを通過させることができる。
更に、下部分別孔3は、図2の表1の分別孔No.2の矩形分別孔で100円及び5円のコインを留め、50円及び1円のコインを通過させることができる。
この結果、該六種のコイン群を三区分に分別収納することができる。
図1のごとく、該ケーシングを縦に操作するコイン分別操作が同時に、コイン洗液とコインの接触及び移動を促進させ、叉、該ケーシングを水平にし、該開閉蓋2を開けコインを計数採取する操作が同時に、洗液の洗剤溜め7への回収収納の操作になることにより、
殺菌洗浄されたコインの計数採取が実質的に簡便に達成され繰り返される。
図1の実施形態では、図2.表1のNo.2及びNo.4の矩形分別孔を六個ずつ2段にしてコインを分別したが、他の実施形態では、特にコインを多量に分別処理する場合には、図3に示すように、一種類の矩形分別孔を更に多数個連結して分別孔面積を広げ、該分別孔とコインの接触機会を高めるようにケーシング内へ分別孔を設置したもの、或は楕円分別孔を単独乃至数個連結したもの、或は矩形分別孔の該矩形を含む形状、例えば該矩形を内接する円形孔(図6)、該矩形の4頂点を共有する円弧面(図7)を分別孔とするものなど該矩形を含み該矩形と同様のコイン分別機能を発揮するすべての形状のもの、或は矩形分別孔の矩形の長辺及び短辺につき両者の長さが図8、図9及び図10に示すごとく自在にその長短の調節が可能になる板により該分別孔の矩形が形成される(以後この矩形孔を自在矩形孔と呼ぶ)ものでも良い。
更に、図1の実施形態では、ケーシングについて、その形状が直方体であるが、他の実施形態では、例えば図3に示すごとく、図2、表1のNo.2矩形分別孔を連結配置した様に、分別孔の配置の仕方に応じたケーシングの形態を取りうる。本発明のコインの分別収納機能或は洗浄機能を損なわない範囲に於て、意匠デザイン、ハンドリング、携帯性、及び堅牢性を配慮したどのような形態及び材質のものでも良い。例えば、ケーシング及びコイン分別孔の材質は、PE、PP、PVC、ABS、PA、P0M、PC、PBT、PET、PS、PPS、及びPMMAの様な硬質樹脂や、アルミニウム、アルミニウム合金及びマグネシウム合金の様な金属が用いられる。特に分別孔の材質はその矩形孔或は楕円孔へのコインの機械的打撃に耐久性である必要があるので、粉末冶金法によるWC-Co系やWC-TiC-Cr系の超硬合金や、Al-Zn-Mg系アルミニウム合金の硬さや強度レベルの高い材質が有効である。シール材の材質は劣化硬化を避け弾性を恒久維持する材質として各種ゴム類特にシリコーンゴムやオレフィン系やナイロン系など各種TPE(熱可塑性エラストマー)が有効に使用される。
図1の実施形態では、洗液について、該洗液には30容量%エタノール水溶液が洗液溜めの容量の約90%の容量で用いられたが、他の実施形態では、75から82容量%のエタノール水溶液、エタノール原液、エタノール100ml中に塩化ベンザルコニウムを含有する塩化ベンザルコニウムエタノール溶液、イソプロパノール、グリセリン、グリセリン−エタノール−水混液、カチオン系あるいは両性界面活性剤の0.02%〜0.5%液、ヨウ素を25〜100ppm含有するポピドンヨードなどヨウ素系液体、あるいはカテキン水溶液などコイン及び人間の指先に対し殺菌洗浄作用があり、洗液溜めに収納して流動性を発揮する物質であればどのようなものでも良い。
更に、ヒノキチオール、パラクロールメタキシレノール、樟脳等のように昇華性の抗菌剤をそのままか、セルロースや無機粉体に担持させ、固体化希釈したものを本器ケーシング底部や蓋部に固定設置し、本ケース内で昇華気化させ、その抗菌性ガスのコイン及び又は紙幣の表面吸着あるいは付着により、コイン及び又は紙幣を殺菌するものでもよい。
このような昇華性抗菌剤を本器の洗剤A及び洗剤Bとして共通に用いる、即ち本器のケースA及びケースBの境界部位に一種類の昇華性抗菌剤を固定設置し両ケース内に同時に同一昇華性抗菌ガスをケース外に漏洩することなく導入するものでもよい。
コイン及び指先の殺菌及び洗浄を人体に副作用なく本発明器材に弊害なく同時に実施し、更に衛生媒体としてのコイン及び指先の抗菌性の持続を重視するために、以下のような種々機能剤の複合の組成物質を水に溶解させた水溶液であってもよい。
即ち、機能材としては、殺菌剤として酢酸トコフェロール、塩化セチルピリジニウム、トリクロサン、1,8−シネオール、サリチル酸メチル、及びL−メントール等、洗浄剤として酵素、ヤシ油脂脂肪酸アミドプロピルベタイン液、三リン酸5ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等、抱接徐放剤としてシクロデキストリン等、湿潤剤としてグリセリン或いはソルビット類、保存剤としてメチルパラベン、ブチルパラベン、安息香酸、ココイルアルギニンエチル等、香味剤として香料、サッカリンナトリウム等、PH調整剤としてクエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、漂白剤として過硫酸塩、過ホウ酸塩等の機能材を溶剤としてのエタノール類や可溶化剤としてのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等に適宜の組成比で溶解した組成物を水で適宜に希釈した水溶液であってもよい。
更に、コインが以上の様な洗浄殺菌剤で既に洗浄されているような、清潔な状況に在る場合、又は昇華性の固形抗菌剤を本器内に設置して用いる場合、該コイン分別洗浄ケースから該洗浄装備を除いた、図11に示すような本発明のコインの分別収納機能のみを有するコイン分別ケースであってもよい。
図2.表1に示すごとく、No.2矩形孔の長軸Xを21.4mm、対角線Yを21.9mm、No.4矩形孔の長軸Xを22.9mm対角線Yを23.4mmとし、30%エタノール水溶液を液溜め容量の90%容量用い、標準コイン群を[500円2枚、10円4枚、100円3枚、5円4枚、50円3枚、1円6枚]と設定し、図1のコイン洗浄分別ケースに投入後、ユニバーサル(株)製振盪機SHK-300Nに縦に装着し、60サイクル/分で上下に振盪した。
10秒おきにコイン分別状態を観察し、分別完了時間を測定したところ、20秒で図1の様な分別が完了した。
あそび長さα=0とし、No.2矩形孔の長軸Xを21.0mm(50円の実長外径)、No.4矩形孔の長軸Xを22.5mm(100円の実長外径)とした以外は全て実施例1と同様に行い、標準コイン群の分別完了時間を測定したところ、図1の様な分別が完了するのに40分を要した。
分別孔によるコインの反発機会が実施例1より多く観察された。
同様の標準コイン群を、洗浄殺菌液を使用しない以外は実施例2と全く同様にして、図1のコイン分別洗浄ケースに入れ、60サイクル/分の速度で0.5hr振動させ、1円硬貨4枚を抗菌試験方法JISZ2801 5.2項を参照して測定したところ生菌の発生が見られた。
実施例2及び比較例2に於けるJISZ2801 5.2項を参照した抗菌試験法
試験片として一円アルミ硬貨4枚をシャーレに入れ、
抗菌効果を示さないフィルムで各試験片の上面を覆う。
これを35℃、90%RH以上24時間保存後、各試験片表面を洗い出し、
洗液を寒天培地にて培養し生菌数を計数した。
実施例2の4枚のアルミ硬貨の生菌計数値 0個
比較例2の4枚のアルミ硬貨の生菌計数値 270個
比較対照フィルムの生菌計数値 0個
3 下部コイン分別孔(図2表1N0.2矩形分別孔) 4 上部コイン分別孔(図2表1N0.4矩形分別孔) 5 洗剤漏洩防止シールA 6 ケーシング上部 7 洗液溜めA 8 洗液孔A 9 開閉式コイン投入口 10 コイン移動フロア 11 紙幣収納ケ?スB 12 紙幣配列フロア 13 二つ折り紙幣
14 洗剤だめB 15 洗液孔B 16 洗剤漏洩防止シールB 17 留め金B 18 紙幣収納取出透明開閉蓋B 19 開閉蓋B回転軸 20 開閉蓋A回転軸 21 分別状態コイン 22 コイン収納ケ?スA
(図3)1 洗液溜め 2 外部ケーシング円周部
3 洗液孔 4 コイン分別孔(図2表1N0.2矩形分別孔) 5 開閉蓋の回転固定軸 6 洗液漏洩防止シール 7 コイン取出透明開閉蓋 8 内部ケーシング
9 50円硬貨 10 1円硬貨 11 500円硬貨 12 100円硬貨
13 5円硬貨 14 10円硬貨 15 開閉式コイン投入口 16 コイン移動フロア
(図6)1 本発明の矩形分別孔の矩形を含有する円形分別孔 2 本発明の矩形分別孔の矩形
(図7)1 本発明の矩形分別孔の矩形を含有する円弧形分別孔 2 本発明の矩形分別孔の矩形
(図8)1 本発明の自在矩形分別孔の矩形の長辺を形成する固定板 2 本発明の自在矩形分別孔の矩形の短辺を形成する移動板 3 自在矩形孔の短辺の移動板2を左右させて長辺の長さを調節するビス 4 自在矩形孔の長辺を形成する板のガイド(右) 5 自在矩形孔の長辺の移動板を上下させて短辺の長さを調節するビス 6 自在矩形孔の長辺の板を上下させるビスのガイド 7 自在矩形孔の長辺を形成する板のガイド(左) 8 自在矩形孔の長辺の固定板を固定する枠 9 本発明の自在矩形分別孔の矩形の短辺を形成する固定板 10 本発明の自在矩形分別孔の矩形の長辺を形成する移動板 100 本発明の自在矩形孔
(図9) 11 自在矩形の短辺を形成する板のガイドの、長辺の長さを計測するための透明部分
(図10) 12 自在矩形孔の短辺の板を左右させるビスのガイド
13 自在矩形の長辺を形成する板の、短辺の長さを計測するためのガイドの透明部分
(図11)1 ケーシング底部 2 コイン取出透明開閉蓋
3 下部コイン分別孔(図2表1N0.2矩形分別孔) 4 上部コイン分別孔(図2表1N0.4矩形分別孔) 5 開閉式コイン投入口 6 ケーシング上部 7 コイン移動フロア
(図17)1 留め金ピン回転取っ手 2 留め金ピン 3 留め金ピン固定金具 4 留め金ピンの先端を受けたケーシング側壁のテーパー付き脱気孔(蓋閉塞時)
5 留め金ピンの先端を外したケーシング側壁のテーパー付き脱気孔(蓋開放時)
Claims (10)
- コインを収容するケーシングAと、該ケーシング内に設けられたコインを水平に移動させるコイン移動フロアとコインを分別するコイン分別孔と、コインを洗浄する洗剤Aを溜める洗剤溜めAと、洗剤Aが出入りする洗剤孔Aと、コインを投入するための開閉式投入口と、コインを取り出すための透明或いは半透明の開閉蓋Aと、該開閉蓋Aと該ケーシングAの間隙より洗剤Aの漏洩を防止するシール部Aと、該開閉蓋Aとシール部Aを密着固定させる留め金Aと、コイン用ケーシングAに連結し、紙幣を収納するケーシングBと、該ケーシングB内に設けられた紙幣を階段状に段差配列させる紙幣配列フロアと、紙幣を洗浄する洗剤Bを溜める洗剤溜めBと、紙幣を出し入れする透明或いは半透明の開閉蓋Bと、該開閉蓋Bと該ケーシングBの間隙より洗剤Bの漏洩を防止するシール部Bと、該開閉蓋Bとシール部Bを密着固定させる留め金Bとからなることを特徴とする貨幣分別洗浄ケース。
- 前記コイン移動フロアは、ケーシングA内の底面に平行に配置され、平滑な板であることを特徴とする請求項1記載の貨幣分別洗浄ケース。
- 前記洗剤溜めAは、ケーシングAの底面に平行に配置され、コイン移動フロアに開けられた洗剤孔Aを通じて該ケーシングA内に洗剤Aを流入させ、叉は該洗剤孔Aを通じて該ケーシングAから洗剤Aを回収収納することを特徴とする請求項1記載の貨幣分別洗浄ケース。
- 前記コイン分別孔は、コインをコインの外径別に分別するコイン分別孔において、孔の形状が、矩形もしくは該矩形を含有する形状及び又は楕円もしくは該楕円を含有する形状であることを特徴とする請求項1記載の貨幣分別洗浄ケース。
- 前記コイン分別孔の形状である矩形及び又は楕円が、一経済圏に於て流通しうるn種の直径A1,A2,A3,...Ai,Ai+1...An[mm]を有するコイン群の直径を実長外径といい、該実長外径の大きさの序列が
A1<A2<A3<...<Ai<Ai+1...<Anであり、
各外径の両端から外径の直線方向にαmmずつあそび長さを付与した外径を実用外径a1,a2,a3,...ai,ai+1...an[mm]といい、
即ち、
a1=A1+2α
a2=A2+2α
.
.
ai=Ai+2α
ai+1=Ai+1+2α
.
.
an=An+2α
であり、
nは自然数であり、
iは1からnまでの整数
であるとき、
あそび長さαが
0<α<0.45(Ai+1-Ai)
であり、
長辺Xとその対角線Yが
X=aiであり、 ai<Y<Ai+1
である矩形であること
及び又は長軸Xが
X=ai
である楕円であることを特徴とする請求項4に記載の貨幣分別洗浄ケース。 - 前記コイン分別孔は、該分別孔の矩形及び又は楕円の周辺枠の一部が該コイン移動フロアに接しており、該コイン移動フロア上に該分別孔の大きい順に少なくとも一個以上設置されていて、該フロアと該分別孔の枠が分別済みコインを収納する分別収納領域を形成することを特徴とする
請求項1乃至請求項5の何れかに記載の貨幣分別洗浄ケース。 - 前記紙幣配列フロアは、該ケーシングBの互いに平行な底面及び上面に傾斜角度を有して配置され、該底面に該紙幣配列フロアの上辺のみが接し、且つ該底面及び該上面に直角な該ケーシングBの側壁とは直角を有して配置されることを特徴とする請求項1記載の貨幣分別洗浄ケース。
- 前記洗剤溜めBは、ケーシングB内の壁面及び又は該紙幣配列フロアに配置され、該ケーシングBの壁面及び又は該紙幣配列フロアに開けられた洗剤孔Bを通じて該ケーシングB内に洗剤Bを流入させることを特徴とする請求項1記載の貨幣分別洗浄ケース。
- 前記洗剤A及びBは、貨幣洗浄作用を有する液体、固体、及び又は気体であることを特徴とする請求項1記載の貨幣分別洗浄ケース。
- 前記留め金A及びBは、該開閉蓋閉時に該ケーシング側壁に開けられたテーパー型雌孔脱気孔を塞ぎ、該開閉蓋開時に該脱気孔を開放する該テーパー型雌孔との密着先端を有するピンよりなり、一ケーシングに該留め金が一個以上設置されることを特徴とする請求項1記載の貨幣分別洗浄ケース。
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