JP4685692B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、ディスクドライブ装置の騒音と温度上昇の抑制を図る冷却装置に係わり、大容量で高転送速度のディスクドライブ装置を搭載可能にした電子機器に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータや、DVDレコーダなどにおいては、処理する情報の多様化,高画質化にあり、この情報を記録するハードディスクドライブ装置(以下HDDと記す)は、大容量で高転送速度を要求されている。さらには、電子機器の小型化要求に対応して、HDDの磁気ディスク径は、より小型化のものが期待されている。
よって、HDDのデータ転送速度を高めるためには、記録媒体の磁気ディスクを高速回転させることになり、磁気ディスクを回転するモータの回転速度が大きくなる。このモータの回転速度を大きくすることは、モータのステータコイルから発生する熱を増加させるとともに、回転軸と軸受けにおける摩擦熱を増加させる。
この磁気ディスクの高速回転によって発生した熱は、筐体と蓋体で磁気ディスクを密閉したHDDの内部空間において滞留してしまう。この滞留する熱をHDDから放出するために、HDDの筐体や蓋体は、放熱性の良い材質の使用や、熱伝達を高める放熱用のフィン等の構造的な工夫が図られている。さらには、ファン等による強制風流をHDDに通風する等の方法によって電子機器の本体ケース外に排出する等の対応がなされている。
このHDDの冷却に関して、HDD自体の筐体構造によって放熱効果を高める工夫をした例として、例えば特開2004−79048号公報(特許文献1)がある。また、HDDから発生した熱を電子機器の本体ケースに熱伝導して放熱する工夫をした例として、例えば、特開平9−115279号公報(特許文献2)がある。
一方、HDDの大容量化は、磁気記録密度の向上によるところが大きいが、磁気記録密度を向上する技術開発のスピードよりも市場での大容量化への要望のスピードが速いために、現実の電子機器では複数個のHDDを搭載して対応されている。これら複数のHDDを収納する電子機器においては、電子機器の小型化の阻害要因であるためHDDの搭載スペースの最小化とともに、HDDの冷却方法も小型化の観点で大きな要因となるため、高転送速度のディスクドライブ装置に対応するため冷却装置の冷却効率を上げながら省スペース化を図る必要がある。例えば、特開2005−18926号公報(特許文献3)には、ディスクドライブ装置だけを多数個収納するディスクアレイ装置であるが、HDDの冷却をヒートパイプによる熱伝導によって行うことで、HDDの載置された間に設ける冷却風の通風路を割愛した例が開示されている。
さらには、電子機器の発熱体の冷却方法において、ファンによる風きり音や、HDDの動作音の騒音を抑制する観点から冷却装置の配置を工夫した例として、例えば、特開2005−321999号公報(特許文献4)が開示されている。
特開2004−79048号公報 特開平9−115279号公報 特開2005−18926号公報 特開2005−321999号公報
本発明の目的は、冷却性能を向上させた光ピックアップを提供することにある
特許文献1に記載の内容は、HDDの冷却をHDDの筐体自体の形状を工夫して一般的な任意の冷却装置によって容易に行えるようにしとたものであり、HDDの筐体の内側部に熱伝達用のフィンを設けてHDD内部で発生した熱をこのフィンによりHDDの筐体に熱伝達し、HDDの筐体のフィンと対向した筐体の外面に任意の冷却装置の受熱部材を取り付ける構造を設け、筐体に熱伝達された熱を冷却装置の受熱部に熱伝達し冷却するものである。このHDDの冷却は、HDD側において冷却への対応を考慮しているが、具体的な冷却方法や、冷却装置に伴う課題や対策は検討されていない。すなわち、HDDの冷却装置は一実施例としてヒートパイプとして開示されているが、一般的な液冷方式の冷却装置により対応することも想定される。しかし、電子機器に複数個のHDDを搭載する場合の配置スペースや、HDDの動作音についての課題は対応されていない。
特許文献2に記載のHDDの冷却は、HDDで発生する熱を熱伝達部材を介して電子機器の本体ケース壁に熱伝達して筐体放熱する構造として記載されている。ここで、熱伝達部材によって、HDDと放熱部材との熱接続を確実にする方法として押圧力を与えることや、熱伝達部材に液体冷媒を封入したものを使用することにも記載されている。しかし、このHDDの冷却方法については、単体のHDDの筐体放熱による冷却における熱伝導の向上について記載されたのものであり、HDDを複数個搭載する場合のスペースについての課題や、HDDの動作音についての問題には何ら対応されていない。
特許文献3に記載のHDDの冷却は、複数個のHDDを収納するディスクアレイ装置における複数個のHDDを冷却するものであり、複数個のHDDに対応した冷却方法について記載されている。各HDDの発熱部にヒートパイプを熱接続させて、熱コネクタまで熱移送し、放熱部で空冷により冷却する方法としている。発熱部にヒートパイプを接続することにより複数個載置されたHDD間に設ける冷却風の通風路を割愛し、電子機器の積載方向の小型化に対応している。また、熱コネクタを介して移送された熱はHDDを載置している後方部に設けた放熱部により一括して冷却させる構造によってHDDの電子機器への着脱やHDDへの配線パターンの形成に関する容易性をもたらすメリットを有するが、各HDD毎にヒートパイプを設ける必要性があり、冷却装置の簡素化や、HDDの動作音等への対応については考慮されていない。
特許文献4は、HDDの動作音やファンの騒音について考慮したものであり、電子機器を2つの空間に分割し、発熱体のCPUとヒートシンクを離して配置する構造としている。しかし、HDDを搭載した側の空間にも、ヒートシンク側の空間においてもファンを備えて、筐体に空気の通風孔を設けているため、完全な遮音は考慮されていないし、複数のHDDを冷却する方法も従来のファンによる通風によって冷却する内容に留まっている。
本発明の目的は、電子機器に搭載されるHDDを大容量で高速転送としながら、それにより増加する熱を冷却するためのスペースを増大させることなく効率良く冷却し、動作音の外部への漏洩を遮断し清音化を図った電子機器を提供することにある。
上記目的は、本体ケースの内部にハードディスクドライブ装置を備え、このハードディスクドライブ装置の発熱部と熱接続して内部を通流する冷媒によって受熱する受熱部と、前記冷媒で受熱した熱を放熱する放熱部材と、ポンプによって前記冷媒が循環する配管によって前記受熱部と前記放熱部とが接続された冷却装置を備えた電子機器において、2つ備えられた前記ハードディスクドライブ装置であり、前記ハードディスクドライブ装置がそれぞれを挿入される保持枠体と、前記ハードディスクドライブ装置を前記保持枠体の内部で一方向に押圧する押圧部材と、前記ハードディスクドライブ装置と前記受熱部材とを熱接続するための熱伝導部材を設置可能にするために前記保持枠体のそれぞれに設けられた開口部とを備え、前記ハードディスクドライブ装置が前記保持枠体に挿入された状態では、前記押圧部材の弾性変形力によって前記ハードディスクドライブ装置が前記受熱部材に押圧されて前記熱伝導部材が弾性圧縮されて前記受熱部材と前記ハードディスクドライブ装置とが熱接続されることにより達成される。
また上記目的は、前記保持枠体を防音材で囲んで密閉室としたことにより達成される。
本発明によれば、電子機器に搭載されるHDDを大容量で高速転送としながら、それにより増加する熱を冷却するためのスペースを増大させることなく効率良く冷却し、動作音の外部への漏洩を遮断し清音化を図った電子機器を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるHDDとその冷却装置を搭載した電子機器の概略構成を模式的に示した正面図である。
図2は、本発明に搭載されるHDDの構成概略図である。
図3は、本発明のHDDを装着する装着枠体と、装着枠体に装着されるHDDの関係を示した正面図である。
図4は、本発明の冷却装置の受熱部材の実施例における断面図である。
図5は、従来の冷却装置と本発明の冷却装置におけるHDDの装着状態比較図である。
図1において、電子機器1の構成を詳細に説明する。電子機器1の本体ケース2の内部には、回路基板3,HDD4,光ディスク装置5,電源6等を搭載している。回路基板3にはCPU7が載置されている。さらに、電子機器1に搭載された発熱体を冷却するための冷却装置8を有している。
ここで、本発明の問題解決の対象とした被冷却体は、電子機器1に搭載された発熱体のうちでHDD4としている。勿論、CPU7も発熱体であり、CPU7をあわせて冷却対象とする場合には、冷却装置8の循環流路内にCPU7と熱接続する受熱部材を接続して、冷媒の循環を制御してHDD4とともに冷却することが可能であるが、本発明では、
HDD4の高転送速度化に伴うモータの高速回転による騒音と発熱を抑制することを主目的として説明し、冷却装置8によりCPU7を冷却しているか否かは、HDD4の冷却に関して相違する部分を有しないので説明を割愛する。
次に電子機器1に搭載された冷却装置8について説明する。冷却装置8は、被冷却体であるHDD4と熱接続して内部を通流する冷媒によって受熱する受熱部材81と、冷媒で受熱した熱を放熱する放熱部材82とを有し、ポンプ83によって駆動される冷媒が循環するように配管84によって接続されている。さらには、循環流路の途中には冷媒を貯留するタンク85を有している。ここで、放熱部材82は、受熱部材81で受熱した熱を本体ケース2の外に排出するために本体ケース2の外壁部に放熱部材82の一部あるいは全部を突出させて設置している。ここで、受熱部材81は、複数個のHDD4を搭載するように構成された電子機器1に対応して、2つのHDD4を1つの受熱部材81で冷却するように表裏平面を受熱面811として構成されている。
ここで、HDD4と受熱部材81は、熱伝導部材13を介して熱接続した状態で、HDD4の保持枠体9によって保持されている。さらには、このHDD4と受熱部材81は保持枠体9に保持された状態で、密閉室10の内部に包含して載置されて、電子機器1に搭載されている。密閉室10の内側には、防音材11を設けることにより防音効果をより高めることが可能であり、防音材11を設置することが好ましい。
この冷却装置8の循環流路において、電子機器1内のHDD4以外のCPU7を含む他の発熱体の冷却の対応した受熱部材81を保有して発熱体の熱を受熱し、放熱する構成とした場合には、電子機器1内部の発熱体の熱も冷却装置8により本体ケース2の外部に放出することができるので、本体ケース2で電子機器1を密閉状態とすることが可能となる。電子機器1自体も密閉構造とすることは、HDD4の騒音に対する外部への防音効果はさらに高めることが可能となるとともに、電子機器1への外部からのごみや塵埃の混入を防止できるため、塵埃等を嫌う電子機器1においてはより好ましいものとなる。
また、HDD4をさらに増設するように構成されている電子機器1の場合には、同様な受熱部材81を循環流路に接続されて設置しておくことになる。この場合、密閉室等の関係も同様である。
図2において、本発明の被冷却体であるHDD4の構造を説明する。
一般的にHDD4は、積層配置した複数枚の磁気ディスク41をモータ42の回転体に固定して、モータ42を所定の回転数で回転させ、磁気ディスク41上に記録された情報を磁気ヘッド43によって読み出すようにしたものである。このHDD4は、電子機器1への装着を容易にするために側体44,蓋体45と底体46(側体44と蓋体45、あるいは底体46が一体であってもよく、以下、全体で筐体と称す)で略直方体形状に密閉構造として形成されている。筐体の下部には、モータ42及び磁気ヘッド43の駆動制御回路等を含む回路基板46を搭載している。
HDD4の高転送速度化は磁気ディスク41の回転速度を高めて駆動して対応される。このためモータ42の高速回転によりステータコイルや軸受けからの熱の発生も増加するが、発生した熱は、まずモータ42の上部における蓋体45のモータ保持部領域451に熱伝達され、蓋体45全体に熱拡散されることになる。
よって、HDD4の冷却は、このHDD4の蓋体45のモータ保持部領域451に冷却装置8の受熱部材81を熱接続して受熱させて行う。
図3によって、HDD4と受熱部材81とを熱接続させる構成について説明する。図3の(a)は、HDD4が保持枠体9に装着されていない状態を示したものであり、図3の(b)は、HDD4が上下2段の保持枠体9の枠内に装着されている状態を示したものである。
保持枠体9は、HDD4の2側面と2水平面を囲んで保持し、前面に挿入開口部91を有するように構成された略直方体外形を形成する枠体であり、保持枠体9の一方の水平壁面92には、保持枠体9に挿入されたHDD4の下面部に当接して一方向に押圧する押圧部材12を設けてあり、対向する他方の水平壁面93には、HDD4と受熱部材81とを熱接続するための熱伝導部材13を設置可能にする開口部94を設けてある。
ここで、図3の(a)にみるように、HDD4の保持枠体9は、2つの各々のHDD4を発熱部が対面して装着可能なように互いの保持枠体9の上下関係を逆さにして組み合された構造としてあり、互いの開口部94は対面している。2つの保持枠体9の間には受熱部材81が挟持されており、2つの保持枠体9と受熱部材81とは図示されない固定部材によって位置決めして保持されている。
受熱部材81の両受熱面811には、熱伝導部材13が接着等により取り付けられている。熱伝導部材13の厚さは保持枠体9の他方の水平壁面93の板厚さよりも厚い構造として、保持枠体9の開口部92よりHDD4の挿入空間にわずかhだけ突出する構成としている。
図3の(b)にみるように、HDD4が保持枠体9に挿入された状態においては、押圧部材12の弾性変形力によって、HDD4が受熱部材81に押圧されて、熱伝導部材13が弾性圧縮されて受熱部材81とHDD4の熱接続を安定かつ確実に行っている。図3の(b)では、2つの保持枠体9のそれぞれにHDD4が装着されて、2つのHDD4からの発熱を受熱部材81の両受熱面811によって熱伝導され、受熱部材81の内部を通流する冷媒によって受熱して、放熱部材82まで熱移送し、放熱し、冷媒の循環による熱移送によって被冷却体を冷却しているが、どちらか一方の保持枠体9だけにHDD4を挿入した状態において使用されても良い。この場合、発熱量が半減するために、受熱する冷媒の循環量を減じる制御を行ってもよい。
保持枠体9がさらに多く設置され、HDD4の増設を考慮してHDD4の保持枠体9を予め設けている電子機器1の場合には、HDD4の増設される保持枠体9の位置で前記冷却装置8の循環流路に受熱部材81を追加して設けておけばよい。この場合にも、冷却すべきHDD4の個数によって冷媒の循環流量を制御することが好ましい。また、この冷却対象のHDD4の搭載数を検知する検知手段を保持枠体9等に設けることによって、自動的に冷媒の循環流量を制御されることがより好ましい。
図4によって、両平面を受熱面とした受熱部材81の構造を説明する。受熱部材81は、熱伝導性のよい金属材料で構成され発熱体に熱接続する受熱板811と受熱ケース812とで内部に密閉空間を形成した箱体である(受熱板811の一方を受熱ケースと一体に構成しても良い)。この受熱部材81のケース912の1組の対向側面には、冷媒を流入する流入路口813と、流出する流出路口814を設けてあり、冷媒を受熱部材8内を循環通流させる構造である。
また、密閉空間内には、内部を通流する冷媒に熱伝達するために熱伝導性の良い材質で構成した流通壁815が設けられている。この流通壁815は、上下の受熱板811のどちらか一方において形成されていてもよく、図4の(a)に示されるように2つの受熱板811の双方に同様に形成されて組み合わされてもよい。また図4の(c)に示されるように通流壁を一枚の板状部材で、折りたたみ状に独立して形成し、受熱部材81の密閉空間内に設置する構成でも良い。
受熱部材81の2つの受熱面を定常的に2つの発熱体に熱接続して使用される場合には、図4の(b)に示されるように2つの受熱面から受熱する冷媒の流路をそれぞれ分離して設けることも可能である。この場合には、2つの各々の発熱体の発熱量にあわせて、冷媒流量や、通流壁の形状を異ならせた構造としても良いが、発熱体が1つとしたり、2つとしたり変動して使う場合には、冷媒流路を有効に使うために流路は、図4の(a),
(c)に示すように分離することなく1つの流路を2つの受熱面で共有することが好ましい。
ここで、図5の(a)は、本発明の保持枠体を防音材11で囲み密閉室10に載置したHDD4の電子機器1への搭載時の状態を示し、図5の(b)は、従来の空冷装置によって冷却風を通風しHDD4を冷却する状態を示している。
図5の(b)にみるように従来の通風による冷却では、HDD4の積層配置において、空気層の熱伝達特性によってHDD4の片側だけでは十分な冷却性能を得ることが出来ず、HDD4の上,下方に通風空間d1,d2を構成するようにHDD4を保持枠体9に図示しないネジ等によって保持されている。このため、HDD4を冷却する際にこの空間がHDD4の冷却性能を左右する要因と成っている。
本発明においては、図5の(a)にみるように高速回転を行うモータ42を有するHDD4を2個装着し、受熱効率の良い液冷方式とすることにより各HDD4と受熱部材81の両受熱板811とを熱接続して保持している。さらには、保持枠体9の全体を防音材11を内部に包囲して設けた密閉室10の内部に載置した構成としている。
ここで、防音材11及び密閉室10でHDDを包囲ながら、HDD4の載置状態で被冷却部を対面配置させ受熱部材を1つで受熱させる構造にしたことで、HDD4の電子機器に搭載する際の占有スペースを同等寸法以下の高さとすることができ、従来の空冷方式により冷却されているHDDに替えて、高転送速度の発熱量が増加したHDDを搭載する電子機器に対しても空冷方式の冷却装置に換えて、容易に乗せ変え対応できる。
密閉室10からは冷媒を循環する配管が引き出され、密閉室10の外に取り付けられる冷却装置の他の部材との間で冷媒を循環駆動される。この構成によって、被冷却体を小型の冷却装置で効率良く冷却するとともに、被冷却体からの騒音を抑制している。
なお、本発明の被冷却体はHDD4とした場合を示したが、HDD4以外の光ディスク駆動装置やフレキシブルディスク駆動装置、あるいはそれを搭載する電子機器において、光ディスク駆動装置やフレキシブルディスク駆動装置を被冷却体としても良い。
本発明の被冷却体と冷却装置を搭載した電子機器の概略構成正面図である。 本発明に搭載のHDDの構成概略平面図である。 本発明におけるHDDと受熱部材の熱接続を示す正面図である。 本発明に受熱部断面図である。 従来冷却装置と本発明の冷却装置のHDDの装着状態を示す正面図である。
符号の説明
1…電子機器、2…本体ケース、4…HDD、8…冷却装置、9…保持枠体、10…密閉室、11…防音材、12…押圧部材、13…熱伝導部材、41…磁気ディスク、42…モータ、81…受熱部材、82…放熱部材。

Claims (2)

  1. 本体ケースの内部にハードディスクドライブ装置を備え、このハードディスクドライブ装置の発熱部と熱接続して内部を通流する冷媒によって受熱する受熱部と、前記冷媒で受熱した熱を放熱する放熱部材と、ポンプによって前記冷媒が循環する配管によって前記受熱部と前記放熱部とが接続された冷却装置を備えた電子機器において、
    2つ備えられた前記ハードディスクドライブ装置であり
    前記ハードディスクドライブ装置がそれぞれを挿入される保持枠体と、前記ハードディスクドライブ装置を前記保持枠体の内部で一方向に押圧する押圧部材と、前記ハードディスクドライブ装置と前記受熱部材とを熱接続するための熱伝導部材を設置可能にするために前記保持枠体のそれぞれに設けられた開口部とを備え
    前記ハードディスクドライブ装置が前記保持枠体に挿入された状態では、前記押圧部材の弾性変形力によって前記ハードディスクドライブ装置が前記受熱部材に押圧されて前記熱伝導部材が弾性圧縮されて前記受熱部材と前記ハードディスクドライブ装置とが熱接続されることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    前記保持枠体を防音材で囲んで密閉室としたことを特徴とする電子機器。
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