JP4684987B2 - コンデンサー収容箱 - Google Patents

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Description

本発明は、コンデンサー、ヒューズ用ソケットおよび抵抗を備えるコンデンサー収容箱に関する。
従来、複数の負荷装置へ電力を分配する電流分配装置において、負荷装置へ出力する電圧を安定させるために電流分配装置の近傍に並列に接続するコンデンサー収容箱がある(特許文献1参照)。特許文献1に示す従来のコンデンサー収容箱は、電流分配装置および負荷装置と共に、電源装置の出力電圧が印加される系統である給電系統を構成している。電流分配装置は、複数の分岐部と当該分岐部に接続された負荷装置保護ヒューズを備え、当該負荷装置保護ヒューズを介して電源装置の電力を複数の負荷装置に分配する。一方、コンデンサー収容箱は、電流分配装置に接続される負荷装置に出力する電圧を安定させるために電流分配装置の近傍に設置される。
図3は、従来のコンデンサー収容箱の操作パネルと回路構成を示す図である。図3に示すように、従来のコンデンサー収容箱は、コンデンサーブロック(18)、突入電流防止ブロック(16)およびショートブロック(17)で構成されている。コンデンサーブロック(18)は、コンデンサー(13)とコンデンサー保護用ヒューズであるヒューズプラグ(8)を挿入するヒューズソケット(7)が直列に接続された構成を有する。また、突入電流防止ブロック(16)は、充電ランプ回路(14)と突入電流防止抵抗(15)との並列回路が充電スイッチ(11)と直列接続された構成を有する。一方、ショートブロック(17)は電気抵抗の少ないショートプラグ(10)を挿入できるショートソケット(9)から構成されている。給電系統(5)に対し突入電流防止ブロック(16)とコンデンサーブロック(18)が直列に接続され、ショートブロック(17)は突入電流防止ブロック(16)と並列に接続されている。
図4は、図3に示す従来のコンデンサー収容箱の操作方法を示す図である。図4(A)は、従来のコンデンサー収容箱のコンデンサー(13)が未充電の状態であり、従来のコンデンサー収容箱が給電系統(5)へ接続される前の操作パネルの状態を示している。図4(B)はコンデンサー(13)を充電している間の操作パネルの状態を、図4(C)はコンデンサー(13)が満充電となったときの操作パネルの状態を、図4(D)は従来のコンデンサー収容箱を給電系統(5)に接続したときの操作パネルの状態を示している。図4(A)に示ように、従来のコンデンサー収容箱からショートプラグ(10)を取外した後、ヒューズプラグ(8)を取外した状態において、コンデンサー(13)を充電するには、コンデンサーブロック(18)と突入電流防止ブロック(16)が直列に給電系統(5)へ接続されるようヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(8)を挿入し、充電スイッチ(11)をONにする。充電スイッチ(11)をONにすると、突入電流防止ブロック(16)に電流が流れ、充電ランプ回路(14)の発光ダイオードの両端に電位差が生じ、図4(B)に示すように、充電中ランプ(12)が点灯する。
その後、コンデンサー(13)が満充電になると突入電流防止ブロック(16)に電流が流れなくなり、充電ランプ回路(14)の発光ダイオードの両端に電位差が生じなくなるので、図4(C)に示すように充電中ランプ(12)が消灯する。次に、ショートソケット(9)にショートプラグ(10)を挿入した後、図4(D)に示すように突入電流防止ブロック(16)の充電スイッチ(11)をOFFにする。上記一連の操作により、従来のコンデンサー収容箱を正常に給電系統(5)へ接続している。
特開2006−196406号公報
しかしながら、上述した従来のコンデンサー収容箱と給電系統(5)とを接続する方法では、操作手順を間違える虞を否定できないといった問題があった。例えば、誤操作により、ショートソケット(9)にショートプラグ(10)を挿入した後、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(8)を挿入した場合、給電系統(5)とコンデンサー(13)との電位差に起因する瞬間的に過大な突入電流がコンデンサー(13)に流れる虞があった。また、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(8)を挿入して、コンデンサー(13)を充電している状態、すなわち、コンデンサーが満充電でない状態で、ショートソケット(9)にショートプラグ(10)を挿入した場合、コンデンサー(13)に突入電流が流れる虞があった。また、誤操作により、両方ともショートプラグ(10)を挿入した場合、コンデンサー(13)を保護できなかった。
上記の場合、給電系統に過渡電圧変動が起こるため、電流分配装置から供給されている他の負荷装置に動作障害を引き起こす虞を否定できないといった問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、誤操作の発生を防止し、他の装置への動作障害を防止できるコンデンサー収容箱を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係るコンデンサー収容箱は、第1の抵抗とショート用ソケットとからなる並列回路、ヒューズ用ソケットおよびコンデンサーを含む直列回路と、前記ヒューズ用ソケットを覆う位置と前記ショート用ソケットを覆う位置にスライドできるスライドカバーと、前記ヒューズ用ソケットと、前記ショート用ソケットとが少なくとも取り付けられたパネル本体とを備え、前記スライドカバーは、前記ヒューズ用ソケットにヒューズ用プラグが挿入された状態で前記ヒューズ用ソケットを覆う前記位置にスライドでき、かつ、前記ショート用ソケットにショート用プラグが挿入された状態で前記ショート用ソケットを覆う前記位置にスライドできない機構を有することを特徴としている。
また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の本発明に係るコンデンサー収容箱では、前記コンデンサーは、直列接続された第2の抵抗およびテストピン接続用端子と並列接続され、前記スライドカバーは、前記テストピン接続用端子にテストピンを接続した状態で前記ヒューズ用ソケットを覆う前記位置にスライドできない機構を有することを特徴としている。
また、請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の本発明に係るコンデンサー収容箱では、前記スライドカバーは、奥行きWcを持ち、ヒューズ用ソケットとショート用ソケットのいずれか片方のみを覆い隠す大きさのコの字型のスライドカバー本体を備え、前記ヒューズ用プラグは、前記ヒューズ用ソケットに挿入される差込み部分と、前記奥行きWcより小さい高さWHを持つ差込み金具とを備え、前記ショート用プラグは、前記ショート用ソケットに挿入される差込み部分と、前記奥行きWcより大きい高さWsを持つ差込み金具とを備えることを特徴としている。
また、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載の本発明に係るコンデンサー収容箱では、前記ヒューズ用ソケットの形状と前記ショート用ソケットの形状を互いに異なるものとすることを特徴としている。
また、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の本発明に係るコンデンサー収容箱では、前記パネル本体は、前記並列回路と並列に接続されたコンデンサー満充電判別用ソケットを備え、前記スライドカバーは、前記コンデンサー満充電判別用ソケットにコンデンサー満充電判別用プラグが挿入された状態で前記ヒューズ用ソケットを覆う前記位置にスライドできない機構を有することを特徴としている。
また、請求項6に記載のように、請求項5に記載の本発明に係るコンデンサー収容箱では、前記コンデンサー満充電判別用ソケットは、前記ヒューズ用ソケットおよび前記ショート用ソケットと異なる形状を有することを特徴としている。
また、請求項7に記載のように、請求項5または6に記載の本発明に係るコンデンサー収容箱では、前記コンデンサー満充電判別用プラグは、前記コンデンサーの満充電状態を報知するランプと、前記コンデンサー満充電判別用プラグの端子間に電位差がある場合に前記ランプを点灯させる回路とを備えることを特徴としている。
本発明により、ヒューズ用ソケットを覆う位置とショート用ソケットを覆う位置にスライドできるスライドカバーは、上記ヒューズ用ソケットにヒューズ用プラグが挿入された状態で上記ヒューズ用ソケットを覆う上記位置にスライドでき、かつ、上記ショート用ソケットにショート用プラグが挿入された状態で上記ショート用ソケットを覆う上記位置にスライドできない機構を備えているので、誤操作の発生を防止できる。すなわち、ショート用ソケットにショート用プラグを挿入した状態で、ヒューズ用ソケットにヒューズ用プラグを挿入しようとしても、上記スライドカバーをスライドできないことから、ヒューズ用ソケットにヒューズ用プラグを挿入できず、コンデンサーに突入電流が流れることを防止できる。これから、給電系統に過渡電圧変動が起きるのを防止でき、他の装置に発生する動作障害を防止することも可能となる。
また、本発明に係るコンデンサー収容箱のスライドカバーは、上記テストピン接続用ソケットにテストピンを挿入した状態でヒューズ用ソケットを覆う位置にスライドできない機構を備えているので、ヒューズ用ソケットにヒューズ用プラグを挿入してコンデンサーを充電している状態で、ショート用ソケットにショート用プラグを挿入しようとしても、上記スライドカバーをスライドできないことから、ショート用ソケットへショート用プラグを挿入できず、コンデンサーに突入電流が流れることを防止できる。また、上記テストピン接続用ソケットをコンデンサーと並列に接続しているので、コンデンサーが満充電になったか否かを安全に判別することができる。更に、コンデンサーの交換時、全プラグを取外した後、上記テストピン接続用ソケット間を短絡させることで、コンデンサーを容易に放電させることができる。
また、本発明に係るコンデンサー収容箱では、ヒューズ用プラグは、ヒューズ用ソケットに挿入される差込み部分と、スライドカバーの奥行きWcより小さい高さWHを持つ差込み金具とを備え、ショート用プラグは、ショート用ソケットに挿入される差込み部分と、スライドカバーの奥行きWcより大きい高さWsを持つ差込み金具とを備えているので、ヒューズ用ソケットにショート用プラグを挿入した後、ショート用ソケットにショート用プラグを挿入できず、コンデンサーを確実に保護できる。
また、本発明に係るコンデンサー収容箱のスライドカバーは、上記コンデンサーの満充電状態を報知するランプと、上記プラグの端子間に電位差がある場合に上記ランプを点灯させる回路とを備えるコンデンサー満充電判別用プラグを、上記並列回路と並列に接続されたコンデンサー満充電判別用ソケットに挿入した状態では、上記ヒューズ用ソケットを覆う位置にスライドできない機構を有するので、コンデンサーの充電中にショート用ソケットへショート用プラグを挿入できず、コンデンサーに突入電流が流れることを防止できる。更に、上記コンデンサー満充電判別用ランプにより、上記コンデンサーが満充電になったか否か容易に判別可能となる。
以下に、本発明の第1および第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱について、図1、図2および図5乃至図8を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱について図1、図2および図5乃至図6を参照して説明する。図1は、コンデンサー収容箱(1)の使用形態を示す構成図である。図1に示すように、コンデンサー収容箱(1)は、電流分配装置(2)および複数の負荷装置(3)とともに、電源装置(4)の出力電圧が印加される給電系統(5)を構成している。図2は、電流分配装置(2)の内部構成を示す図である。図2に示すように電流分配装置(2)は、電源装置(4)の電力を、負荷装置保護ヒューズ(6)を介して複数の負荷装置(3)に分配する分岐部を備えている。コンデンサー収容箱(1)は、電流分配装置(2)に接続される負荷装置(3)の電圧を安定させるため、電流分配装置(2)の近傍に並列に接続されている。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱(1)の操作パネルと回路構成を示す図である。まず、コンデンサー収容箱(1)の操作パネルの構成について説明する。図5に示すように、パネル本体である操作パネルには、ヒューズ用ソケットであるヒューズソケット(7)とショート用ソケットであるショートソケット(9)が一列に配置されている。また、操作パネルのヒューズソケット(7)の下方に、テストピン接続用端子である2個のコンデンサー電圧測定用のテスター接続端子(19)が形成されている。更に、操作パネルには、第1の実施形態のスライドカバー(20)が、2個の固定ピン(27)で取り付けられている。ここで、スライドカバー(20)は、奥行きWcを持ち、ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)のいずれか片方のみを覆い隠す大きさのコの字型のスライドカバー本体(20a)と、固定ピン(27)によって支持されるとともに、ヒューズソケット(7)を覆う位置とショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)を平行にスライド可能な状態にする溝が形成されたスライド部(20b)、(20c)とから構成されている。スライドカバー本体(20a)の開口側端部にスライド部(20b)、(20c)が溶接されている。
上述した形状を持つスライドカバー(20)のスライド部(20b)、(20c)が操作パネルに接するように、スライドカバー(20)を固定ピン(27)で操作パネルに取り付ける。これにより、スライドカバー(20)は、ヒューズソケット(7)を覆う位置とショートソケット(9)を覆う位置にスライド可能となり、スライドカバー本体(20a)は常にヒューズソケット(7)とショートソケット(9)のうち片方のソケットを覆い隠している。また、スライド部(20c)は、スライド部(20b)より広く形成されている。これにより、スライドカバー(20)がヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドした場合、スライド部(20c)はテスター接続端子(19)を覆い隠している。これから、後述するが、テスター接続端子(19)に電圧テスター(22)(図6参照)のテストピンを挿入した状態で、ショートソケット(9)を覆う位置からヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドできない構成としている。なお、ヒューズソケット(7)を覆う位置に、スライドカバー(20)をスライドした場合、ヒューズ用プラグであるヒューズプラグ(25)をヒューズソケット(7)に挿入できなくなる。同様に、ショートソケット(9)を覆う位置に、スライドカバー(20)をスライドした場合、ショート用プラグであるショートプラグ(26)をショートソケット(9)に挿入できなくなる。
また、スライドカバーは、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)が挿入された状態でヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドでき、かつ、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)が挿入された状態でショートソケット(9)を覆う位置にスライドできない機構を有する。具体的には、ヒューズプラグ(25)の差込み金具の高さWHを、スライドカバー本体(20a)の奥行きWcより小さくしている。これにより、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入した状態で、ショートソケット(9)を覆う位置からヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドできる構成としている。一方、ショートプラグ(26)の差込み金具の高さWsを、スライドカバー本体(20a)の奥行きWcより大きくしている。これにより、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入した状態では、ヒューズソケット(7)を覆う位置からショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドできない構成としている。
次に、コンデンサー収容箱(1)の回路構成について説明する。コンデンサー収容箱(1)は、コンデンサー(13)の充電開始時に発生する突入電流を防止する第1の抵抗である突入電流防止抵抗(15)と、電気抵抗の極めて小さなショートプラグ(26)を挿入するショートソケット(9)とからなる並列回路、コンデンサー保護用のヒューズを備えたヒューズプラグ(25)を挿入するヒューズソケット(7)およびコンデンサー(13)を含む直列回路により、給電系統(5)と接続される。更に、コンデンサー(13)には、コンデンサー電圧測定ならびに放電のために、第2の抵抗である短絡防止兼放電抵抗(21)およびテスター接続端子(19)からなる回路が並列に接続されている。短絡防止兼放電抵抗(21)は、コンデンサー(13)の充電中にテスター接続端子(19)間を誤って短絡した場合に発生する短絡電流を抑制するとともに、ヒューズプラグ(25)とショートプラグ(26)を取外した後、テスター接続端子(19)間を短絡することでコンデンサー(13)の放電を行う機能を持つ。
図6は、図5に示すコンデンサー収容箱(1)の操作方法を示す図である。ここで、図6(A)はコンデンサー収容箱(1)のコンデンサー(13)が未充電の状態であり、コンデンサー収容箱(1)が給電系統(5)へ接続される前の操作パネルの状態を示している。図6(B)はコンデンサー(13)を充電している間の操作パネルの状態を、図6(C)はコンデンサー(13)が満充電となった後、スライドカバー(20)をスライドさせた状態を、図6(D)はコンデンサー収容箱(1)を給電系統(5)に接続したときの操作パネルの状態を示している。図6(A)に示すように、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせた状態でショートソケット(9)からショートプラグ(26)を取外した後、ショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせた状態でヒューズソケット(7)からヒューズプラグ(25)を取外した状態において、コンデンサー(13)を充電するには、コンデンサー(13)と突入電流防止抵抗(15)を給電系統(5)へ接続するため、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入する。これにより、コンデンサー(13)の充電が自動的に開始される。なお、図6(A)では、ショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせているので、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入することができる。
更に、図6(B)に示すように、テスター接続端子(19)に電圧テスター(22)のテストピン(テスターの接点)を接続する。電圧テスター(22)により、コンデンサー(13)の電圧を測定し、コンデンサー(13)が満充電になったか否か判別する。上述のように、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせた場合、スライド部(20c)がテスター接続端子(19)を覆い隠す構成としているので、電圧テスター(22)のテストピンをテスター接続端子(19)に接続した状態では、電圧テスター(22)のテストピンとスライド部(20c)が接触し、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせることはできない。上述のように、電圧テスター(22)のテストピンをテスター接続端子(19)に接続した状態では、スライドカバー(20)がショートソケット(9)を覆い隠しているので、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入することができない。すなわち、コンデンサー(13)が満充電になって、電圧テスター(22)のテストピンをテスター接続端子(19)から取外さない限り、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入できない。これから、コンデンサー(13)の充電中に、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入した場合、コンデンサー(13)に突入電流が流れる虞があったが、上記のように、コンデンサー(13)の充電中に、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入できないので、コンデンサー(13)に突入電流が流れることを防止できる。
次に、図6(C)に示すように、コンデンサー(13)が満充電になったと判別した後、テスター接続端子(19)から電圧テスター(22)のテストピンを取外し、ショートソケット(9)を覆う位置からヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせる。上記のように、ヒューズプラグ(25)の差込み金具の高さWHは、スライドカバー本体(20a)の奥行きWcより小さいので、ヒューズプラグ(25)とスライドカバー本体(20a)は接触しない。これから、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入した状態で、ショートソケット(9)を覆う位置からヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドすることができる。また、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入した状態で、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせた場合、スライドカバー本体(20a)がヒューズプラグ(25)を覆い隠すので、ヒューズソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせない限り、ヒューズソケット(7)からヒューズプラグ(25)を取外せない。
最後に、図6(D)に示すように、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入することで、コンデンサー収容箱(1)が給電系統(5)へ接続される。上記のように、ショートプラグ(26)の差込み金具の高さWsは、スライドカバー本体(20a)の奥行きWcより大きいので、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入した状態で、ヒューズソケット(7)を覆う位置からショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせようとすると、ショートプラグ(26)の差込み金具とスライドカバー本体(20a)が接触する。すなわち、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入した状態では、ショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせることができない。これから、ショートソケット(9)からショートプラグ(26)を取外し、ヒューズソケット(7)からヒューズプラグ(25)を取外した状態において、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入した後、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入した場合、給電系統(5)とコンデンサー(13)との電位差に起因する瞬間的に過大な突入電流がコンデンサー(13)に流れる虞があったが、上記のように、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入した後、ショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせることができないので、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入できず、コンデンサー(13)に上記突入電流が流れることを確実に防止できる。
また、第1の実施形態では、ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)の形状を同じとしていることから、ヒューズソケット(7)にショートプラグ(26)を挿入できてしまう。ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)の両方にショートプラグ(26)を挿入した場合、コンデンサー(13)を保護できないが、誤操作により、図6(A)に示した状態でヒューズソケット(7)にショートプラグ(26)を挿入したとしても、挿入後、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせることができないことから、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入することができず、コンデンサー(13)を確実に保護できる。
以上のように、第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱(1)では、スライドカバー(20)により、ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)のいずれか片方を常に覆い隠し、覆い隠したソケットにヒューズプラグ(25)およびショートプラグ(26)の両方を挿入できない構成としている。これにより、上述したように、誤操作の発生を防止でき、コンデンサー(13)に突入電流が流れることを防止でき、コンデンサー(13)に流れる突入電流に起因する過渡電圧変動が給電系統(5)に起きるのを防止できる。また、コンデンサー(13)をヒューズプラグ(25)で確実に保護できるので、過渡電圧変動が給電系統(5)に起きるのを防止できる。よって、他の装置に発生する動作障害を防止することも可能となる。また、テスター接続端子(19)をコンデンサー(13)と並列に接続しているので、電圧テスター(22)のテストピンをテスター接続端子(19)に接続し、コンデンサー電圧を測定することで、コンデンサー(13)が満充電になったか否かを安全に判別することができる。更に、短絡防止兼放電抵抗(21)とテスター接続端子(19)をコンデンサー(13)と並列に接続しているので、コンデンサー(13)の充電中にテスター接続端子(19)間を誤って短絡した場合に発生する短絡電流を抑制することができる。また、コンデンサー(13)の交換時、ヒューズプラグ(25)とショートプラグ(26)の両方を取外した後、テスター接続端子(19)間を短絡することで、コンデンサー(13)を容易に放電させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱について、第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱(1)と異なる点を中心に図7および図8を参照して説明する。また、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱について、第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱(1)と同様の構造には同じ番号を付し、説明を省略する。なお、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱は、第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱(1)と基本的には同じ構造を有している。第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱が第1の実施形態と異なる点は、コンデンサー(13)が満充電になったか否か判別するランププラグ(24)を挿入するランプソケット(23)を備えていることだけである。よって、第1の実施形態と同様の効果を取得できる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱の操作パネルと回路構成を示す図である。まず、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱の操作パネルの構成について説明する。図7に示すように、操作パネルには、ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)が一列に配置されている。また、操作パネルのヒューズソケット(7)の下方に、コンデンサー満充電判別用ソケットであるランプソケット(23)が形成され、更に下方に、2個のコンデンサー電圧測定用のテスター接続端子(19)が形成されている。更に、操作パネルには、スライドカバー(20)が、2個の固定ピン(27)で取り付けられている。ここで、ランプソケット(23)は、ヒューズソケット(7)およびショートソケット(9)と異なる形状を有している。これにより、ヒューズプラグ(25)またはショートプラグ(26)をランプソケット(23)に誤って挿入することを防止できる。また、第1の実施形態と同様に、スライドカバー(20)がヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドした場合、スライド部(20c)はテスター接続端子(19)を覆い隠している。更に、第2の実施形態では、スライド部(20c)は、同時にランプソケット(23)も覆い隠している。これから、後述するが、ランプソケット(23)にコンデンサー満充電判別用プラグであるランププラグ(24)を挿入した状態で、ショートソケット(9)を覆う位置からヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドできない構成としている。
次に、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱の回路構成について説明する。第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱の回路構成は、第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱(1)の回路構成にランプソケット(23)を追加した構成となっている。具体的には、突入電流防止抵抗(15)とショートソケット(9)とからなる並列回路とランプソケット(23)が並列に接続されている。上記のランプソケット(23)にランププラグ(24)を挿入することで、コンデンサー(13)が満充電になったか否か判別している。ランププラグ(24)は、図7の点線枠内に示したように、コンデンサー(13)の満充電状態を報知するランプである充電中ランプ(12)と、ランププラグ(24)の端子間に電位差がある場合に充電中ランプ(12)を点灯させる回路を備えている。なお、充電中ランプ(12)は発光ダイオードLEDであり、上記の点灯させる回路はブリッジ回路と抵抗から構成されている。
図8は、図7に示すコンデンサー収容箱の操作方法を示す図である。ここで、図8(A)はコンデンサー収容箱のコンデンサー(13)が未充電の状態であり、コンデンサー収容箱が給電系統(5)へ接続される前の操作パネルの状態を示している。図8(B)はコンデンサー(13)を充電している間の操作パネルの状態を、図8(C)はコンデンサー(13)が満充電となった後、スライドカバー(20)をスライドさせた状態を、図8(D)はコンデンサー収容箱を給電系統(5)に接続したときの操作パネルの状態を示している。図8(A)に示すように、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせた状態でショートソケット(9)からショートプラグ(26)を取外した後、ショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせた状態でヒューズソケット(7)からヒューズプラグ(25)を取外した状態において、コンデンサー(13)を充電するには、コンデンサー(13)と突入電流防止抵抗(15)を給電系統(5)へ接続するため、ヒューズソケット(7)にヒューズプラグ(25)を挿入する。これにより、コンデンサー(13)の充電が自動的に開始される。
更に、図8(B)に示すように、ランプソケット(23)にランププラグ(24)を挿入する。ここで、ランププラグ(24)の端子間に電位差がある間、すなわち、コンデンサー(13)が満充電になっていない間、充電中ランプ(12)が点灯するので、充電中ランプ(12)により、コンデンサー(13)が満充電になったか容易に判別できる。上述のように、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせた場合、スライド部(20c)がランプソケット(23)を覆い隠す構成としているので、ランプソケット(23)にランププラグ(24)を挿入した状態では、ランププラグ(24)とスライド部(20c)が接触し、ヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせることはできない。すなわち、ランプソケット(23)からランププラグ(24)を取外さない限り、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入することができない。これから、第1の実施形態と同様に、コンデンサー(13)の充電中に、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入することができず、コンデンサー(13)に突入電流が流れることを防止できる。
次に、図8(C)に示すように、コンデンサー(13)が満充電になったと判別した後、ランプソケット(23)からランププラグ(24)を取外し、第1の実施形態と同様に、ショートソケット(9)を覆う位置からヒューズソケット(7)を覆う位置にスライドカバー(20)をスライドさせている。最後に、図8(D)に示すように、第1の実施形態と同様に、ショートソケット(9)にショートプラグ(26)を挿入することで、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱が給電系統(5)へ接続される。
以上のように、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱においても、第1の実施形態と同様に、誤操作の発生を防止でき、コンデンサー(13)に突入電流が流れることを防止できる。また、コンデンサー(13)を確実に保護できる。よって、給電系統(5)に過渡電圧変動が起きるのを防止でき、他の装置に発生する動作障害を防止することも可能となる。また、テスター接続端子(19)をコンデンサー(13)と並列に接続しているので、第1の実施形態と同様に、電圧テスター(22)のテストピンをテスター接続端子(19)に挿入した場合には、コンデンサー(13)が満充電になったか否かを安全に判別することができる。更に、短絡防止兼放電抵抗(21)とテスター接続端子(19)をコンデンサー(13)と並列に接続しているので、コンデンサー(13)の充電中にテスター接続端子(19)間を誤って短絡した場合に発生する短絡電流を抑制することができる。また、コンデンサー(13)の交換時、ヒューズプラグ(25)とショートプラグ(26)の両方を取外した後、テスター接続端子(19)間を短絡することで、コンデンサー(13)を容易に放電させることができる。また、第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱では、ランププラグ(24)の端子間に電位差がある間、すなわち、コンデンサー(13)が満充電になっていない間、充電中ランプ(12)が点灯するランププラグ(24)を使用しているので、コンデンサー(13)が満充電になった場合、充電中ランプ(12)が消灯することから、コンデンサー(13)の満充電状態を容易に判別できる。
なお、以上に述べた実施形態は、本発明の実施の一例であり、本発明の範囲はこれらに限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で、他の様々な実施形態に適用可能である。例えば、第1乃至第2の実施形態では、コンデンサー収容箱を電流分配装置(2)の近傍に並列に接続しているが、特にこれに限定されるものでなく、電流分配装置(2)に内蔵されていても良い。
また、第1乃至第2の実施形態のスライドカバー(20)は、ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)のいずれか片方のみを覆い隠す大きさのコの字型のスライドカバー本体(20a)と、ヒューズソケット(7)を覆う位置とショートソケット(9)を覆う位置にスライドカバー(20)を平行にスライド可能な状態にする溝が形成されたスライド部(20b)、(20c)とから構成されているが、特にこれに限定されるものでなく、ヒューズソケットを覆う位置とショートソケットを覆う位置にスライドでき、常に片方のソケットのみを覆う機能と、ヒューズソケットにヒューズプラグが挿入された状態でヒューズソケットを覆う位置にスライドできる機構と、ショートソケットにショートプラグが挿入された状態でショートソケットを覆う位置にスライドできない機構とを備えていれば、如何なる形状・材質・大きさでも適用可能である。
また、第1乃至第2の実施形態では、ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)を同じ形状としているが、特にこれに限定されるものでなく、異なっていても良い。ヒューズソケット(7)とショートソケット(9)を異なった形状にした場合には、ショートプラグ(26)をヒューズソケット(7)に挿入できなくなる。誤操作により、ショートプラグ(26)をヒューズソケット(7)に挿入した場合、コンデンサー(13)を充電している間、コンデンサー(13)を保護できないが、上記により、ショートプラグ(26)をヒューズソケット(7)に挿入できないので、充電中もコンデンサー(13)を確実に保護できる。
また、第2の実施形態では、ランプソケット(23)とテスター接続端子(19)の両方を操作パネルに設けているが、特にこれに限定されるものでなく、ランプソケット(23)だけでも良い。
コンデンサー収容箱の使用形態を示す構成図である。 電流分配装置の内部構成を示す図である。 従来のコンデンサー収容箱の操作パネルと回路構成を示す図である。 図3に示す従来のコンデンサー収容箱の操作方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンデンサー収容箱の操作パネルと回路構成を示す図である。 図5に示すコンデンサー収容箱の操作方法を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るコンデンサー収容箱の操作パネルと回路構成を示す図である。 図7に示すコンデンサー収容箱の操作方法を示す図である。
符号の説明
(1) コンデンサー収容箱、(2) 電流分配装置、(3) 負荷装置、
(4) 電源装置、(5) 給電系統、(6) 負荷装置保護ヒューズ、
(7) ヒューズソケット、(8) ヒューズプラグ、
(9) ショートソケット、(10) ショートプラグ、
(11) 充電スイッチ、(12) 充電中ランプ、(13) コンデンサー、
(14) 充電ランプ回路、(15) 突入電流防止抵抗、
(16) 突入電流防止ブロック、(17) ショートブロック、
(18) コンデンサーブロック、(19) テスター接続端子、
(20) スライドカバー、(20a) スライドカバー本体、
(20b)、(20c) スライド部、
(21) 短絡防止兼放電抵抗、(22) 電圧テスター
(23) ランプソケット、(24) ランププラグ
(25) ヒューズプラグ、(26) ショートプラグ、
(27) 固定ピン

Claims (7)

  1. 第1の抵抗とショート用ソケットとからなる並列回路、ヒューズ用ソケットおよびコンデンサーを含む直列回路と、
    前記ヒューズ用ソケットを覆う位置と前記ショート用ソケットを覆う位置にスライドできるスライドカバーと、前記ヒューズ用ソケットと、前記ショート用ソケットとが少なくとも取り付けられたパネル本体とを備え、
    前記スライドカバーは、前記ヒューズ用ソケットにヒューズ用プラグが挿入された状態で前記ヒューズ用ソケットを覆う前記位置にスライドでき、かつ、前記ショート用ソケットにショート用プラグが挿入された状態で前記ショート用ソケットを覆う前記位置にスライドできない機構を有することを特徴とするコンデンサー収容箱。
  2. 前記コンデンサーは、直列接続された第2の抵抗およびテストピン接続用端子と並列接続され、
    前記スライドカバーは、前記テストピン接続用端子にテストピンを接続した状態で前記ヒューズ用ソケットを覆う前記位置にスライドできない機構を有することを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー収容箱。
  3. 前記スライドカバーは、奥行きWcを持ち、ヒューズ用ソケットとショート用ソケットのいずれか片方のみを覆い隠す大きさのコの字型のスライドカバー本体を備え、
    前記ヒューズ用プラグは、前記ヒューズ用ソケットに挿入される差込み部分と、前記奥行きWcより小さい高さWHを持つ差込み金具とを備え、
    前記ショート用プラグは、前記ショート用ソケットに挿入される差込み部分と、前記奥行きWcより大きい高さWsを持つ差込み金具とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサー収容箱。
  4. 前記ヒューズ用ソケットの形状と前記ショート用ソケットの形状を互いに異なるものとすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンデンサー収容箱。
  5. 前記パネル本体は、前記並列回路と並列に接続されたコンデンサー満充電判別用ソケットを備え、
    前記スライドカバーは、前記コンデンサー満充電判別用ソケットにコンデンサー満充電判別用プラグが挿入された状態で前記ヒューズ用ソケットを覆う前記位置にスライドできない機構を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコンデンサー収容箱。
  6. 前記コンデンサー満充電判別用ソケットは、前記ヒューズ用ソケットおよび前記ショート用ソケットと異なる形状を有することを特徴とする請求項5に記載のコンデンサー収容箱。
  7. 前記コンデンサー満充電判別用プラグは、前記コンデンサーの満充電状態を報知するランプと、前記コンデンサー満充電判別用プラグの端子間に電位差がある場合に前記ランプを点灯させる回路とを備えることを特徴とする請求項5または6に記載のコンデンサー収容箱。
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