JP4684324B2 - 自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法 - Google Patents

自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法に係り、特に、原子力発電プラント建設時において、原子炉圧力容器内に設置される、長尺の炉内機器である制御棒駆動機構ハウジング(以下、CRDハウジングという)及び中性子計装管ハウジング(以下、ICMハウジングという)を原子炉圧力容器内に据付けるのに好適な自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法に関する。
原子炉圧力容器の底部にCRDハウジングを溶接で設置する構造を採用する改良沸騰水型原子炉(ABWR)では、原子炉出力を制御する制御棒の挿入及び制御棒の引き抜きを円滑に行えるようにすると共に、原子炉緊急停止時に制御棒を高速で挿入するため、CRDハウジングの原子炉圧力容器の底部への溶接による取り付けは、高い据付精度が要求されている。このため、燃料集合体を保持する炉心支持板に多数開けられた穴(燃料支持金具が挿入される穴)の中心とCRDハウジングの中心軸を合わせながら据付する方法が採用されている。
CRDハウジング及びICMハウジングの据え付けの一例が、特開平9−113666号公報に説明されている。シュラウドサポートを原子炉圧力容器内でその底部に溶接した後、炉心シュラウドを原子炉圧力容器内に搬入する。原子炉圧力容器内に入っている作業員が炉心シュラウドをシュラウドサポートに溶接する。その後、炉心シュラウド内に搬入した炉心支持板の芯出しを行い、炉心支持板を炉心シュラウドに据付ける。続いて、CRDハウジング及びICMハウジングを原子炉圧力容器の下鏡に溶接されたスタブチューブにそれぞれ溶接する。ICM案内管を原子炉圧力容器の炉底部に搬入し、ICM案内管の下端を原子炉圧力容器に取り付けられているICMハウジングの上端部に溶接により固定する。それぞれのICM案内管はICM案内管スタビライザにより相互に固定される。上部格子板が炉心シュラウドに据付けられる。
この一連の作業において、作業員はダウンカマー(原子炉圧力容器と炉心シュラウドの間に形成された環状空間)並びに再循環ポンプのポンプデッキ穴から炉底部にアクセスすることになる。特開平9−113666号公報は、炉心シュラウドの据付け時に炉心シュラウドの芯出しを行う目的で、模擬炉心支持板を炉心シュラウドに取り付けている。この模擬炉心支持板は炉心シュラウドの据付け後に取り外される。
特開平2-228593号公報は、ABWRにおいてCRDハウジングの据付けを行う際に、インターナルポンプを取り付けるために原子炉圧力容器の底部に形成したポンプ開口部を、工事用のケーブルの引き回し及び作業員のアクセス通路に使用している。
特開昭62−112095号公報は加圧水型原子炉を記載している。この加圧水型原子炉は、原子炉圧力容器内に設けられた炉心槽に設置された炉心支持板に、炉心支持板よりも下方の炉底部に作業員がアクセスできるように、アクセス開口部を形成している。栓部材がアクセス開口部内に挿入されて炉心支持板に着脱自在に取り付けられている。
特開平9−113666号公報 特開平2−228593号公報 特開昭62−112095号公報
従来の沸騰水型原子炉におけるCRDハウジング及びICMハウジングの据付け作業時の炉底部への出入りは、ABWRであればダウンカマー及びインターナルポンプのポンプデッキ穴を、BWRであれば再循環ポンプノズルを利用することで可能であった。このため、これらの原子炉では、炉心支持板を炉心シュラウドに据付けた後でも作業員が炉底部に入り、CRDハウジング及びICMハウジングを原子炉圧力容器に据付けることは可能であった。
再循環ポンプ及びインターナルポンプを備えていない自然循環型沸騰水型原子炉においては、ポンプスペースが不要なため、原子炉圧力容器の内径を大きくすることなく、炉心シュラウドの外径を大きくすることができる。これによって、炉心シュラウドの内側に位置する炉心内に装荷される燃料集合体の体数を増やすことができ、より大きな原子炉出力が得られる。しかしながら、原子炉圧力容器の半径方向におけるダウンカマーの幅が狭くなるため、ダウンカマーから炉底部への作業員の接近が不可能となる。この場合、自然循環型沸騰水型原子炉におけるCRDハウジング及びICMハウジングの据付けは、以下に述べる手順によって可能となる。
シュラウドサポートを原子炉圧力容器の底部に溶接した後、炉心シュラウドを原子炉圧力容器内に搬入し、炉心シュラウドの芯出しを行う。作業員が接近して炉心シュラウドをシュラウドサポートに溶接する。その後、炉心支持板を炉心シュラウド内に搬入し、炉心支持板の芯出しを行う。続いて、CRDハウジングを、原子炉圧力容器の下鏡の下方より、原子炉圧力容器に設けられたスタブチューブ内に挿入する。炉心支持板上に設置したアライメントスコープを用いてCRDハウジングの芯出しを行い、CRDハウジングを原子炉圧力容器に溶接する。CRDハウジングの溶接に際しては、溶接作業を行う作業員が原子炉圧力容器内において炉心支持板よりも下方の領域に入る必要がある。しかしながら、自然循環型沸騰水型原子炉では、作業員が炉心支持板よりも下方の領域に入るアクセス通路がないため、CRDハウジングの芯出し後に、炉心支持板を取り外して原子炉圧力容器外に搬出しなければならない。炉心支持板を取り外した後、作業員が炉底部に入ってCRDハウジングをスタブチューブに溶接する。このCRDハウジングの据付けが終了した後、作業員が原子炉圧力容器外に退出し、次のCRDハウジングの据付けのために、炉心支持板が、炉心シュラウド内に搬入され、所定位置に設置される。CRDハウジングの据付けは原子炉圧力容器の軸心から外側に向って順次行われる。このような各CRDハウジングの据付けにおいて、炉心支持板及びアライメントスコープを用いたCRDハウジングの芯出し、炉心支持板の取り外し、作業員の炉底部へのアクセス、CRDハウジングの溶接、作業員の退出及び炉心支持板の搬入の各作業が繰り返される。CRDハウジングと同様にして、各ICMハウジングが、原子炉圧力容器の下鏡に溶接されたスタブチューブに溶接される。原子炉圧力容器の下鏡に設けられたスタブチューブから挿入されたICMハウジングが炉心支持板より下方で位置決めされた後、炉心支持板が取り外されて炉底部に入り込んだ作業員によってICMハウジングがスタブチューブに溶接される。各ICMハウジングの据付けにおいても、炉心支持板及びアライメントスコープを用いたICMハウジングの芯出し、炉心支持板の取り外し、作業員の炉底部へのアクセス、ICMハウジングの溶接、作業員の退出及び炉心支持板の搬入の各作業が繰り返される。次に、ICM案内管が、炉心支持板の穴に挿入された後、ICMハウジングに溶接される。ICM案内管同士をICM案内管スタビライザにより溶接して固定する。上部格子板が、原子炉圧力容器内に搬入され、芯出し後に炉心シュラウドに据付けられる。
この一連の手順において、炉内機器であるCRDハウジング、ICMハウジング、ICM案内管、及びICM案内管スタビライザの据付け作業は、作業員の炉底部へのアクセスが必須となる溶接を含んでいる。このため、ダウンカマーの幅が狭い自然循環型沸騰水型原子炉においては、作業員が炉底部に接近する度に炉心シュラウドに組み込まれる炉心支持板の搬出及び搬入を繰り返すことになる。これでは、炉内機器の据付け完了までに長時間を要することになる。
本発明の目的は、長尺の炉内機器である制御棒駆動機構ハウジング及び中性子計装管ハウジングの据付けに要する時間を短縮できる自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法を提供することにある。
自然循環型沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設置されて炉心を取り囲む円筒部材内に、作業員用のアクセス通路を形成した炉心支持板テンプレートを設置し、この炉心支持板テンプレートの設置後に原子炉圧力容器内に挿入された、制御棒駆動機構ハウジング及び中性子計装管ハウジングである長尺の炉内機器の位置決めを行い、位置決めを行った前記炉内機器を前記原子炉圧力容器の底部に据付け、前記炉心支持板テンプレートを前記円筒部材から取り外すことにある。
炉心支持板テンプレートに作業員用のアクセス通路を形成しているので、このアクセス通路を通して作業員が炉心支持板テンプレートより下方の、自然循環型沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内の領域に入ることがで炉心支持板テンプレートの設置後に原子炉圧力容器内に挿入して位置決めを行った制御棒駆動機構ハウジング及び中性子計装管ハウジングである長尺の炉内機器を原子炉圧力容器の底部に容易に据付けることができる。このため、自然循環型沸騰水型原子炉において、長尺の炉内機器の据付けに要する時間を短縮することができる。
本発明によれば、自然循環型沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内での、長尺の炉内機器である制御棒駆動機構ハウジング及び中性子計装管ハウジングの据付けに要する時間を短縮することができる。
本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明の好適な一実施例である実施例1の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法を、図1から図4を用いて説明する。
まず、本実施例が適用される自然循環型沸騰水型原子炉を、図2を用いて説明する。自然循環型沸騰水型原子炉1は、内部に炉心16を配置した原子炉圧力容器2を有し、原子炉圧力容器2内に、炉心シュラウド(円筒部材)4、上部格子板7及び炉心支持板8を配置している。CRDハウジング9及びICMハウジング11は、原子炉圧力容器2の下鏡3を貫通して原子炉圧力容器2に取り付けられている。CRDハウジング9及びICMハウジング11の上端部は、原子炉圧力容器2内に達している。
炉心シュラウド4は、複数の燃料集合体(図示せず)が装荷される炉心16を取り囲んでいる。環状のシュラウドサポート5が下鏡3の内面に取り付けられる。炉心シュラウド4は、シュラウドサポート5の上端に溶接にて接合されている。原子炉圧力容器2と炉心シュラウド4の間に、環状のダウンカマー17が形成される。シュラウドサポート5に形成された複数の開口部(図示せず)が、ダウンカマー17と原子炉圧力容器2内で炉心支持板8の下方に形成される下部プレナム6を連絡している。上部格子板7及び炉心支持板8は炉心シュラウド4内に配置される。炉心支持板8が炉心16の下端の位置で炉心シュラウド4に設置される。上部格子板7は炉心16の上端の位置で炉心シュラウド4に設置される。炉心16に装荷された燃料集合体の下端部が炉心支持板8に保持され、その燃料集合体の上端部が上部格子板8に保持される。
制御棒案内管14が、CRDハウジング9の上端(原子炉圧力容器2内に位置する)に取り付けられ、炉心支持板8の位置まで達している。各制御棒案内管14内には、それぞれ、制御棒15が配置されている。複数の中性子計装案内管(ICM案内管)12が、それぞれのICMハウジング11の上端に取り付けられて炉心支持板8の位置まで達している。各ICM案内管は、ICM案内管スタビライザ13によって連結される。
チムニー(図示せず)、気水分離器(図示せず)及び蒸気乾燥器(図示せず)が原子炉圧力容器2内に配置される。チムニーが上部格子板7の上方に配置され、気水分離器がチムニーの上方に配置される。蒸気乾燥器が気水分離器の上方に配置される。
自然循環型沸騰水型原子炉1の運転時において、ダウンカマー17内を下降する冷却水は、シュラウドサポート5に形成された複数の開口部を通って下部プレナム6に流入し、炉心16内に装荷された各燃料集合体内に供給される。この冷却水は燃料集合体内を上昇する間において、燃料集合体に含まれた核燃料物質の核分裂で発生する熱によって加熱され、一部が蒸気になる。各燃料集合体から排出された、蒸気を含む冷却水の流れ(気液二相流)は、チムニー内を上昇して気水分離器に達する。気水分離器は、気液二相流に含まれる冷却水を分離して蒸気を蒸気乾燥器に向って排出する。蒸気乾燥器で水分をさらに除去された蒸気は、主蒸気配管(図示せず)に排出されてタービン(図示せず)に導かれ、タービンを回転させる。タービンに連結された発電機が、回転して電力を発生する。タービンから排出された蒸気は、復水器(図示せず)で凝縮され、水になる。蒸気の凝縮によって生成された水は、給水として、給水配管(図示せず)を通って原子炉圧力容器内に導かれる。気水分離器で分離された冷却水は、給水と共にダウンカマー17内を下降する。この給水は、給水ポンプを通過する際に、給水ポンプで昇圧され、給水加熱器で加熱される。
自然循環型沸騰水型原子炉1の炉内機器の据付け方法を、図1を用いて説明する。図1に示されたステップS1〜S19の作業が順番に実行される。炉心シュラウドを原子炉圧力容器内に搬入する(ステップS1)。シュラウドサポート5は、原子炉圧力容器2内で上記したように予め設置されている。原子炉圧力容器2内に搬入された炉心シュラウド4が、設置されているシュラウドサポート5の上に置かれる。炉心シュラウドの芯出しを行う(ステップS2)。炉心シュラウド4の軸心を原子炉圧力容器2の軸心に一致させる。芯出しとは位置決めである。炉心シュラウドを接合する(ステップS3)。炉心シュラウド4の下端をシュラウドサポート5の上端に溶接によって取り付ける。
炉心支持板テンプレートを搬入する(ステップS4)。軽量の材料で製造された炉心支持板テンプレート17が炉心シュラウド4内に搬入される(図3及び図4参照)。炉心支持板テンプレート17は、炉心支持板8と同じ大きさを有し、炉心支持板8に形成されている複数の開口部(燃料支持金具が挿入される開口部)と同じ位置に同じ数だけの開口部18を形成している。燃料支持金具(図示せず)は燃料集合体の下端部を保持する。さらに、炉心支持板テンプレート17には、炉心支持板8に形成された、複数のICM案内管12の上端部が挿入される複数の孔部に対応する位置に、複数の孔部(開口部)が形成されている。炉心支持板テンプレート17には、作業員が出入りできる大きさのアクセスホール(アクセス通路)19が形成される。アクセスホール20を被う蓋20が、炉心支持板テンプレート17に着脱可能に取り付けられている。蓋20にも、複数の開口部18が形成されている。炉心支持板テンプレートを炉心シュラウドに設置する(ステップS4)。搬入した炉心支持板テンプレート17は、芯出しを行った後、炉心支持板8を設置する位置で、炉心シュラウド4に取り付けられる。
原子炉圧力容器2の下鏡3には、CRDハウジング9を設置する位置にスタブチューブ10が設置されている。CRDハウジングの搬入及び芯出しを実施する(ステップS6)。CRDハウジング9が原子炉圧力容器2の下鏡3の下方からスタブチューブ10内に挿入され、CRDハウジング9の上端が原子炉圧力容器2内で所定の高さに位置決めされる。CRDハウジング9の芯出しを行うために、アライメントスコープ21が、炉心支持板テンプレート17の上面で該当するCRDハウジング9の上端が向き合うべき開口部18の位置に設置される。CRDハウジング9の軸心の位置を設定するためのターゲット22が、挿入されたCRDハウジング9の上端に置かれる。作業員がアライメントスコープ21を用いてCRDハウジング9の上端に置かれたターゲット22の軸心位置を見ながらCRDハウジング9の芯出しを行う。CRDハウジング9の軸心が該当する開口部18の中心とずれている場合には、原子炉圧力容器2の下方に設置されてCRDハウジング9の下端部を保持しているハウジング微調整装置(炉内機器位置調整装置)23を水平方向に動かしてCRDハウジング9の軸心の位置ずれを補正する。CRDハウジングを据付ける(ステップS7)。CRDハウジング9の軸心の位置決め(芯出し)が終了した後、CRDハウジング9が、スタブチューブ10に溶接されて原子炉圧力容器2に据付けられる。この溶接を行う作業員は、蓋20を取り外してアクセスホール19を通って炉心支持板テンプレート17より下方の炉底部内に入る。溶接機もアクセスホール19を通して炉底部に持ち込まれる。作業員はこの溶接機を用いてCRDハウジング9とスタブチューブ10の溶接を行う。
ステップS6及びS7の作業を繰り返して、全CRDハウジング9を原子炉圧力容器2に据付ける。アクセスホール19に位置するCRDハウジング9の芯出しを行うときには、アライメントスコープ21は、アクセスホール19を被って炉心支持板テンプレート17に取り付けられた蓋20に形成された、該当するCRDハウジング9の上端が向き合う開口部18の位置に設置される。
ICMハウジングの搬入及び芯出しを実施する(ステップS8)。ICMハウジング11が原子炉圧力容器2の下鏡3の下方から原子力圧力容器2内に挿入され、ICMハウジング11の上端が原子炉圧力容器2内で所定の高さに位置決めされる。炉心支持板テンプレート17上のアライメントスコープ21、ICMハウジング11の上端に置かれたターゲット22、及びICMハウジング11の下端部を保持するハウジング微調整装置23を用いて、CRDハウジング9と同様に、ICMハウジング11の軸心の位置合せを行う。複数のICMハウジングを据付ける(ステップS9)。軸心の位置合せが終了したICMハウジング11を、溶接にて原子炉圧力容器2に据付ける。ICMハウジング11の据付け時にも、作業員は炉心支持板テンプレート17より下方の炉底部内に入っている。ステップS8及びS9の作業を繰り返して、全ICMハウジング11を原子炉圧力容器2に据付ける。
ICMハウジング11の軸心の位置合せを行うとき、アライメントスコープ21は、炉心支持板テンプレート17に形成された、開口部18とは異なる前述の孔部で該当するICMハウジング11の真上に位置する孔部に設置される。前述したように、この孔部は、炉心支持板17に形成された、ICM案内管12の上端部が挿入される孔部に対応して形成されている。ICMハウジング11に取り付けられるICM案内管12の軸心がICMハウジング11の軸心と一致しているので、炉心支持板17に形成された、ICM案内管12の上端部が挿入される孔部は、ICMハウジング11の真上に位置している。したがって、炉心支持板テンプレート17に形成された、開口部18とは異なる孔部の中心は、据付けられたICMハウジング11の軸心と一致する。アライメントスコープ21を炉心支持板テンプレート17に形成されたその孔部に位置させることによって、ICMハウジング11の軸心の位置合せを精度良く行うことができる。
ICM案内管を搬入する(ステップS10)。ICM案内管12が炉心支持板テンプレート17の開口部18を通して炉底部に搬入される。炉底部にいる作業員は、このICM案内管12を、設置すべきICMハウジング11の上端の上に置く。ICM案内管を据付ける(ステップS11)。作業員は、ICM案内管12の芯出しを行った後、ICM案内管12の下端をICMハウジング11の上端に溶接し、ICM案内管12を据え付ける。全てのICM案内管12が該当するICMハウジング11に据え付けられる。ICM案内管12の据付けは、原子炉圧力容器2の軸心の位置(中央)から原子炉圧力容器2の内面に向かって順次行われる。ICM案内管スタビライザの搬入及び設定を行う(ステップS12)。全てのICM案内管12の据付が完了した後、ICM案内管スタビライザ13が、炉心支持板テンプレート17の開口部18を通して炉底部に搬入される。炉底部にいる作業員は、このICM案内管スタビライザ13を設置する位置に配置する。ICM案内管スタビライザを取り付ける(ステップS13)。炉底部にいる作業員は、ICM案内管スタビライザ13を溶接にて該当するICM案内管12に固定する。ICM案内管12は、ICM案内管スタビライザ13によって互いに連結される。
炉心支持板テンプレートを搬出する(ステップS14)。全てのICM案内管12がICM案内管スタビライザ13によって固定された後、炉底部にいる作業員は、アクセスホール20を通って炉心支持板テンプレート17の上に戻り、原子炉圧力容器2の外に出る。その後、炉心支持板テンプレート17が、炉心シュラウド4から取り外されて原子炉圧力容器2外に搬出される。制御棒案内管14がCRDハウジング9上に設置される。
炉心支持板を搬入する(ステップS15)。炉心支持板8が、原子炉圧力容器2内に搬入されて炉心シュラウド4内の所定の位置に置かれる。炉心支持板8の搬入にあたっては、ICM案内管12の上端部が炉心支持板8に挿入されやすいように、炉心支持板8のICM案内管12を挿入する孔部の下部にテーパーを形成しており、さらに、ICM案内管12の上端部にガイド用の治具を取り付ける。炉心支持板を据付ける(ステップS16)。炉心支持板8を炉心シュラウド4に取り付ける。炉心支持板8を据え付けた後、制御棒案内管14を炉心支持板8に形成された開口部を通して、炉心支持板8の下方に移送する。この制御棒案内管14は、該当するCRDハウジング9の上端に設置される。上部格子板を搬入する(ステップS17)。上部格子板7が、原子炉圧力容器2内に搬入され、炉心シュラウド4内の所定の位置に置かれる。上部格子板7の芯出しを行い(ステップS18)、上部格子板を据付ける(ステップS19)。芯出しを行った後、上部格子板7を炉心シュラウド4に取り付ける。自然循環型沸騰水型原子炉1は、上部格子板7の設置によって、図2の状態となる。
本実施例は、炉心支持板テンプレート17を炉心シュラウド4に設置し、炉心支持板テンプレート17に形成された開口部18及び上記の孔部のそれぞれの位置にアライメントスコープ21を配置するので、CRDハウジング9及びICMハウジング11の各軸心の位置合せを精度良く行うことができる。したがって、CRDハウジング9及びICMハウジング11の据付け精度が向上する。
炉心支持板テンプレート17にアクセスホール19が形成されているので、作業員がアクセスホール19を通して炉底部に入ることができ、CRDハウジング9及びICMハウジング11の原子炉圧力容器2への据付けを容易に行うことができる。
炉心支持板テンプレート17は、ステップS6からステップS13の各作業の実施する間中、炉心シュラウド4に設置されている。本実施例での炉心支持板8の搬出及び搬入は、炉心支持板テンプレート17を設置する際における炉心支持板8の搬出、及び炉心支持板テンプレート17を取り外して搬出した後における炉心支持板8の搬出のそれぞれ1回だけである。
本実施例では作業員がアクセスホール19を通して炉底部に入ることができるので、作業員が1本のCRDハウジング9をスタブチューブ10に溶接している間に、他のCRDハウジング9(例えば、180°反対方向に配置するCRDハウジング9)を粗い面とスコープ21等を用いて位置決めすることができる。その後、作業員が、位置決めが完了した他のCRDハウジング9の溶接を行うことができる。したがって、作業員が炉心支持板テンプレート17のアクセスホール19を出入りする回数も少なくなる。
したがって、アクセスホール19を形成した炉心支持板テンプレート17を自然循環型沸騰水型原子炉1の炉心シュラウド4内に設置することによって、炉心支持板8の搬出及び搬入の頻度、炉心支持板8の芯出しの頻度、及び作業員の炉底部へのアクセス回数を著しく低減することができる。自然循環型沸騰水型原子炉1において、炉内機器(CRDハウジング9及びICMハウジング11)の据付けに要する時間を短縮できる。
本実施例は、開口部18を形成した蓋20でアクセスホール19を覆うことができるので、アクセスホール19内に軸心が位置するCRDハウジング9及びICMハウジング11もそれぞれの軸心を精度良く位置合わせすることができる。
本発明の他の実施例である実施例2の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法を、図5及び図6を用いて説明する。
本実施例は、炉心支持板テンプレート17の替りに図5に示された炉心支持板テンプレート17Aを用いる以外は、実施例1と同じである。炉心支持板テンプレート17Aは、最外周に形成された開口部18よりも外側に複数の切欠き部24を形成している。この炉心支持板テンプレート17Aを用いた本実施例においても、図1に示すステップS1〜S19の各作業が実行されて、CRDハウジング9及びICMハウジング11の据付けが行われる。炉心支持板テンプレート17AはステップS5で炉心シュラウド4に取り付けられる(図6参照)。アクセスホール19Aは、炉心支持板テンプレート17Aの各切欠き部24と炉心シュラウド4の内面の間にそれぞれ形成される(図5及び図6参照)。作業員はアクセスホール19Aを通して炉心支持板テンプレート17Aの下方の炉底部に入る。そして、実施例1と同様に、CRDハウジング9及びICMハウジング11等の据付け作業が実施される(ステップS6〜S13)。ステップS13の作業が終了した後、炉心支持板テンプレート17Aが炉心シュラウド4から取り外されて搬出される(ステップS14)。本実施例では、アクセスホール19Aが、制御棒12が設置されない炉心周辺部に形成される。
実施例2も、蓋20の設置によって得られる効果を除いて実施例1で生じる各効果を得ることができる。本実施例は、アクセスホール19Aが開口部18を形成しない領域に形成されるので、実施例1で必要な蓋20の設置が不要になる。
本発明の他の実施例である実施例3の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法を、図7を用いて説明する。
本実施例は、炉心支持板テンプレート17Aの替りに図7に示された炉心支持板テンプレート17Bを用いる以外は、実施例2と同じである。炉心支持板テンプレート17Bは、炉心支持板テンプレート17Aの下面に格子状の補強ビーム25を取り付けている。補強ビーム25を設けることによって、炉心支持板テンプレート17Bのたわみが防止される。
本実施例においても、図1に示すステップS1〜S19の各作業が実行されて、CRDハウジング9及びICMハウジング11の据付けが行われる。炉心支持板テンプレート17Bは、ステップS5で炉心シュラウド4に取り付けられ、ステップS14で炉心シュラウド4から取り外される。本実施例も、実施例2で生じる各効果を得ることができる。さらに、本実施例は、補強ビーム25を設けた炉心支持板テンプレート17Bを用いているので、炉心支持板テンプレート17Bのたわみを確実に防止できる。このため、本実施例は、CRDハウジング9及びICMハウジング11の据付け精度を、さらに、向上させることができる。補強ビーム25は実施例1で用いる炉心支持板テンプレート17に設置してもよい。
本発明の他の実施例である実施例4の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法を、図8〜図11を用いて説明する。
本実施例は、炉心支持板テンプレート17Aの替りに図8及び図9に示された炉心支持板テンプレート17Cを用いる以外は、実施例2と同じである。炉心支持板テンプレート17Cは、二段構造になっており、一段目のテンプレート26及び二段目のテンプレート27を有する。テンプレート27は、テンプレート26よりも上方に位置しており、4本の支持部材28によってテンプレート26に取り付けられている(図9及び図10参照)。テンプレート27の真下でテンプレート26にアクセスホール19Bが形成されている。このアクセスホール19Bは、テンプレート26とテンプレート27の間に形成される間隙29に連通している。テンプレート26の下面に格子状の補強ビーム25を取り付けている。テンプレート26及び27には、正方格子状に配置された複数の開口部18及びICMハウジング11の軸心の位置合せに用いられる複数の孔部が、それぞれ形成されている。
本実施例においても、図1に示すステップS1〜S19の各作業が実行されて、CRDハウジング9及びICMハウジング11の据付けが行われる。炉心支持板テンプレート17Cは、ステップS5で炉心シュラウド4に取り付けられ(図11参照)、ステップS14で炉心シュラウド4から取り外される。本実施例では、アライメントスコープ21がテンプレート26及び27に設置される。作業員は、間隙29及びアクセスホール19Bを通ってテンプレート26よりも下方の炉底部に入る。
本実施例も、実施例3で生じる各効果を得ることができる。さらに、本実施例は、テンプレート26の中央部にアクセスホール19Bを形成しているので、補強ビーム25を設けた炉心支持板テンプレート17Bを用いているので、アクセスホール19Bの開口面積を大きくすることができる。このため、作業員のアクセスホール19Bの通過が容易になる。また、アクセスホール19Bを被ってテンプレート27が設置されているので、実施例1のように蓋20の取り付け取り外しが不要になる。テンプレート27にも開口部18及びICMハウジング11の軸心の位置合せに用いられる複数の孔部が形成されているので、アクセスホール19B内の位置に位置するCRDハウジング9及びICMハウジング11の据付を精度良く行うことができる。
本発明の好適な一実施例である実施例1の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法の作業工程を示すフローチャートである。 実施例1の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法が適用されるABWRの上部格子板よりも下方の構造を示す局部縦断面図である。 図1のステップS5で炉心支持板テンプレートを炉心シュラウドに設置した状態を示す説明図である。 図3に示す炉心支持板テンプレートを炉心シュラウドに設置した状態の斜視図である。 本発明の他の実施例である実施例2の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法に用いる炉心支持板テンプレートの平面図である。 図5に示す炉心支持板テンプレートを炉心シュラウドに設置した状態の斜視図である。 本発明の他の実施例である実施例3の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法に用いる炉心支持板テンプレートの縦断面図である。 本発明の他の実施例である実施例4の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法に用いる炉心支持板テンプレートの平面図である。 図8に示す炉心支持板テンプレートの縦断面図である。 図8に示す炉心支持板テンプレートの斜視図である。 図8に示す炉心支持板テンプレートを炉心シュラウドに設置した状態の斜視図である。
符号の説明
1…自然循環型沸騰水型原子、2…原子炉圧力容器、4…炉心シュラウド、7…上部格子板、8…炉心支持板、9…CRDハウジング、10…スタブチューブ、11…中性子計装管ハウジング、16…炉心、17,17A,17B,17C…炉心支持板テンプレート、18…開口部、19,19A,19B…アクセスホール、20…蓋、21…アライメントスコープ、22…ターゲット、23…ハウジング微調整装置、24…切欠き部、25…補強部材、26,27…テンプレート。

Claims (9)

  1. 自然循環型沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設置されて炉心を取り囲む円筒部材内に、作業員用のアクセス通路を形成した炉心支持板テンプレートを設置し、前記炉心支持板テンプレートの設置後に前記原子炉圧力容器内に挿入された、制御棒駆動機構ハウジング及び中性子計装管ハウジングである長尺の炉内機器の位置決めを行い、位置決めを行った前記炉内機器を前記原子炉圧力容器の底部に据付け、前記炉心支持板テンプレートを前記円筒部材から取り外すことを特徴とする自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  2. 前記炉内機器の前記原子炉圧力容器の底部への据付けは、前記アクセス通路を通して前記炉心支持板テンプレートより下方の、前記原子炉圧力容器内の領域に搬入した溶接機を用いて行われる請求項1に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  3. 前記炉内機器の位置決めは、前記炉心支持板テンプレート上に置かれたアライメントスコープ、及び前記原子炉圧力容器の下方に配置されて前記炉内機器の下端部を把持している炉内機器位置調整装置を用いて行われる請求項1または2に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  4. 前記炉心支持板テンプレートとして、この炉心支持板テンプレートが取り外された後に前記円筒部材に取り付けられる炉心支持板に形成されている複数の開口部と同じ位置に、複数の開口部を形成している炉心支持板テンプレートが用いられる請求項1に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  5. 前記炉心支持板テンプレートとして、前記アクセス通路を被う蓋部材が着脱可能に取り付けられた炉心支持板テンプレートが用いられる請求項1または4に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  6. 前記炉心支持板テンプレートとして、前記蓋にも複数の開口部が形成されている炉心支持板テンプレートが用いられる請求項に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  7. 前記炉心支持板テンプレートとして、周辺部に切欠き部を形成しており、この切欠き部と前記円筒部材の内面の間に前記アクセス通路を形成された炉心支持板テンプレートが用いられる請求項1に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  8. 前記炉心支持板テンプレートとして、アクセス通路を形成した第1テンプレート、及び前記第1テンプレートとの間に間隙を形成するように前記アクセス通路を被って配置され、前記第1テンプレートに取り付けられた支持部材で保持されている第2テンプレートを有する炉心支持板テンプレートが用いられる請求項1に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
  9. 前記炉心支持板テンプレートとして、補強部材を備えている炉心支持板テンプレートを用いる請求項1ないし8のいずれか1項に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の炉内機器の据付け方法。
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