JP4682960B2 - 燃料ポンプモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、燃料ポンプおよびその他の部材を組み付けて構成された、燃料ポンプモジュールに関する。
従来より、燃料ポンプと、燃料ポンプを保持するポンプ保持部材と、燃料ポンプおよびポンプ保持部材を内部に収容するサブタンクとから構成された燃料ポンプモジュールが知られている(特許文献1)。そして、特許文献1には、この種の燃料ポンプモジュールを、燃料タンク内に複数収容した構造が記載されている。
特開2001−254654号公報
そして、特許文献1記載の構造とは別に、このような2つの燃料ポンプモジュールを1つのモジュールにまとめて、複数の燃料ポンプを備えた燃料ポンプモジュールを構成することを、本願の発明者は検討した。
具体的には、複数の燃料ポンプ、複数のポンプ保持部材、サブタンクおよびサブタンクの開口部を覆う蓋部材とから燃料ポンプモジュールを構成している。この燃料ポンプモジュールは、燃料ポンプをポンプ保持部材に組み付けてなる複数の組付体を備え、これらの組付体と蓋部材とをサブタンクに組み付けて構成されている。
しかしながら、複数の燃料ポンプ毎に別々のポンプ保持部材を設ける上記構造では、燃料ポンプモジュールが大型化してしまう。
また、サブタンクに組み付ける部材の点数は少ないほどその組付作業性は向上するが、上記構造では、複数のポンプ保持部材と蓋部材とをサブタンクに組み付けるため、サブタンクに組み付ける部材の点数が多く、その組付作業性が悪い。
なお、上記燃料ポンプモジュールはサブタンクを備えているが、サブタンクを廃止して、複数のポンプ保持部材と蓋部材とを燃料タンクに組み付ける構造の場合であっても、上述した大型化の課題と組付作業性悪化の問題は同様に生じる。
そこで、本発明の目的は、組付作業性の向上と小型化とを図る燃料ポンプモジュールを提供することにある。
請求項1記載の発明では、複数の燃料ポンプと、複数の燃料ポンプを保持するポンプ保持部材と、燃料貯留槽の開口部を覆う蓋部材と、ポンプ保持部材および蓋部材を支持する支持部材とを備える。
これによれば、1つのポンプ保持部材により複数の燃料ポンプが保持されるので、複数の燃料ポンプ毎に別々のポンプ保持部材を設ける場合に比べて燃料ポンプモジュールを小型化できる。
また、ポンプ保持部材および蓋部材は支持部材により支持されるので、ポンプ保持部材、蓋部材および支持部材から構成される1つの部材を燃料貯留槽に組み付けるようにできる。よって、複数のポンプ保持部材と蓋部材とを燃料貯留槽に組み付ける場合に比べて燃料貯留槽に組み付ける部材の点数を少なくできるので、燃料貯留槽への部材の組付作業性を向上できる。
また、燃料ポンプに設けられた吐出口は、燃料ポンプの軸線から偏心した位置に設けられており、複数の燃料ポンプは、軸線が同じ向きとなるように並べて配置され、かつ、軸線を中心とした回転位置が各々の吐出口が近づく位置となるように配置されている。
これによれば、複数の吐出口が近づく位置となるため、複数の吐出口が遠ざかる位置となるように配置した場合に比べて燃料ポンプモジュールのより一層の小型化を図ることができる。
さらにまた、複数の燃料ポンプの端部に設けられた各電気コネクタは、吐出口の外側に位置する。
さらにまた、燃料ポンプの吐出側に配置されたフィルタエレメントを支持するフィルタケースを備え、支持部材は、フィルタケースに接合し、フィルタケースとともにフィルタエレメントを収容する内部空間を形成する。
これによれば、支持部材は、フィルタエレメントを収容する内部空間を形成する部材としても機能するため、前記内部空間を形成する専用の部材を支持部材とは別に備える場合に比べて、燃料ポンプモジュールのより一層の小型化を図ることができる。
請求項2記載の発明では、支持部材には、燃料貯留槽の外部に燃料を流出する流出口が形成されるとともに、燃料ポンプに設けられた吐出口と流出口とを連通する燃料通路が形成されている。
これによれば、吐出口と流出口とが支持部材により連通するので、吐出口と流出口とを接続するフレキシブルチューブを不要にでき、燃料ポンプモジュールのより一層の小型化を図ることができる。また、前記フレキシブルチューブを備える場合に比べて燃料の流通経路を短くできるので、燃料の圧力損失を低減できる。また、フレキシブルチューブを備える場合に生じるチューブと吐出口との接続部分からの燃料漏れがなくなるので、燃料の吐出性能を向上できる。
請求項3記載の発明では、ポンプ保持部材、蓋部材および支持部材は樹脂により一体に成形されている。樹脂により一体に成形する具体例としては、射出成型により一体に成形したり、別々に射出成型されたポンプ保持部材、蓋部材および支持部材を溶着や接着剤で結合することが挙げられる。
請求項4記載の発明では、ポンプ保持部材は燃料貯留槽に係合するので、ポンプ保持部材を燃料貯留槽に結合するための部材をポンプ保持部材とは別に設けることを不要にできる。
請求項5記載の発明では、燃料ポンプの軸線が燃料貯留槽の底部と略水平となるように、燃料ポンプは横置きに収容されている。
請求項記載の発明では、燃料ポンプに設けられた吸入口は、燃料ポンプの軸線から偏心した位置に設けられており、複数の燃料ポンプは、軸線が同じ向きとなるように並べて配置され、かつ、軸線を中心とした回転位置が各々の吸入口が近づく位置となるように配置されている。
これによれば、複数の吸入口が近づく位置となるため、複数の吸入口が遠ざかる位置となるように配置した場合に比べて燃料ポンプモジュールのより一層の小型化を図ることができる。
請求項記載の発明では、燃料ポンプ端部のうち軸線から偏心した位置に、燃料ポンプ内の空気を排出するベーパ穴が形成され、複数の燃料ポンプのうち最優先して駆動させる燃料ポンプをメインポンプとし、複数の燃料ポンプのうち、メインポンプの駆動のみでは吐出量不足となる場合に駆動させる燃料ポンプをサブポンプとし、メインポンプのベーパ穴がサブポンプのベーパ穴よりも上方に位置する。
ここで、燃料ポンプの駆動開始時に燃料ポンプ内に燃料が充満していない場合には、駆動開始から燃料が充満するまでの期間、燃料の吐出流量が著しく少なくなる。そして、燃料ポンプを停止させた場合には、燃料ポンプ内に燃料はベーパ穴から流出し得る。従って、ベーパ穴は上方に位置するように燃料ポンプを配置することが望ましい。しかしながら、メインポンプとサブポンプとは同じ形状のポンプであることが生産コストの点から望ましいが、メインポンプとサブポンプとで同じ形状のポンプを採用した場合において、請求項またはに記載の如く複数の燃料ポンプの回転位置を設定すると、メインポンプのベーパ穴およびサブポンプのベーパ穴のうち、一方のベーパ穴を上方に位置させると、図8に例示するように必然的に他方のベーパ穴は下方に位置することとなる。
この点に鑑み、請求項記載の発明では、最優先して駆動させるメインポンプのベーパ穴を、サブポンプのベーパ穴よりも上方に位置させるので、駆動開始から燃料が充満するまでの期間に吐出流量が少なくなることは、メインポンプについては最小限に抑えることができ、好適である。
特に、請求項記載の如く燃料貯留槽がサブタンクである場合には、メインポンプの駆動により作動する汲み上げ用のジェットポンプを備えるようにすれば、メインポンプを駆動させることによりサブタンク内には燃料が充満されるので、サブポンプを駆動させる際には、駆動開始から燃料が充満するまでの期間に吐出流量が少なくなるといった上記問題は抑制される。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。なお、各図面の相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
図1は、車両に搭載された燃料タンク1と、燃料タンク1の開口部1aに取り付けられたフランジモジュール2と、燃料タンク1の底部1bに取り付けられた燃料ポンプモジュール3とを示す2面図であり、図1(a)は上面図、図1(b)は正面図である。なお、図1中の矢印に示される上下方向は、車両に搭載された状態の燃料タンク1の重力方向を示す。また、図2は、燃料タンク1から取り外された状態のフランジモジュール2および燃料ポンプモジュール3を示した模式図である。
(1)燃料タンク1の構造
燃料タンク1は、燃料ポンプモジュール3を収容している第1タンク室1cと、第2タンク室(図示せず)とからなる鞍型の燃料タンクである。また、フランジモジュール2が取り付けられる開口部1aは第1タンク室1cの上方に位置している。第1タンク室1cおよび第2タンク室の各々には移送用ジェットポンプ(図示せず)が設置されており、これらの移送用ジェットポンプにより、第1タンク室1cおよび第2タンク室内の燃料は、燃料ポンプモジュール3が有するサブタンク10に移送される。
なお、サブタンク10は、特許請求の範囲に記載の「燃料貯留槽」に相当する。
(2)フランジモジュール2の構造
フランジモジュール2は、燃料タンク1の開口部1aを閉塞する蓋として機能するフランジ2aを有している。フランジ2aの上面側には、車両に搭載された内燃機関へ燃料を吐出する吐出管2bと、吐出管2bから吐出した燃料の余剰分が流入するリターン管2cとが備えられている。また、フランジ2aの両面に跨って電気コネクタ2d、2eが備えられている。
また、フランジ2aの下面側には、燃料タンク1内の燃料の液面高さを検出する液面検出装置が備えられている。そして、図2に示す如く液面検出装置は、センダゲージ2f、アーム2gおよびフロート2hを備えて構成されており、液面高さの変化に応じてフロート2hが動くとアーム2gが回動し、センダゲージ2fによりアーム2gの回動量を検出することで液面高さが検出される。なお、図1では、アーム2gおよびフロート2hの図視を省略している。
また、センダゲージ2fは、フランジ2aに設けられた電気コネクタ2dに図示しないハーネスにより接続されており、外部に設置された図示しない電子制御装置(ECU)に液面検出信号を出力する。
(3)燃料ポンプモジュール3の構造
燃料ポンプモジュール3は、燃料タンク1の開口部1aから燃料タンク1内に挿入して配置されており、燃料タンク1の底部1bに固定されている。そして、燃料ポンプモジュール3は、樹脂製のサブタンク10(図3参照)と、サブタンク10の開口部11の一部を覆う樹脂製の蓋部材20(図4参照)と、サブタンク10内に収容されるモジュール本体30(図6参照)とを備えて構成されている。
なお、図3はサブタンク10に後述するサクションフィルタ組付体40が収容された状態を模式的に示す斜視図、図4は蓋部材20単体を模式的に示す上面図、図6はモジュール本体30からフィルタケース34を取り除いた状態を示す2面図である。
(3−1)サブタンク10の構造
図3に示すように、サブタンク10の側面のうち最下方部分には、汲み上げ用ジェットポンプ12が備えられている。そして、この汲み上げ用ジェットポンプ12の作動により、第1タンク室1c内の燃料はサブタンク10内に汲み上げられる。
図1に示すように、リターン管2cと燃料ポンプモジュール3とは蛇腹状のホース4により接続されており、リターン管2cからホース4を経由して流入した余剰燃料は、蓋部材20の上面に沿って配置されたチューブ5を流通し、その後、分岐管6により汲み上げ用ジェットポンプ12と上述した各々の移送用ジェットポンプとに分岐される。従って、汲み上げ用ジェットポンプ12および移送用ジェットポンプは、リターン管2cから流入してくる余剰燃料の流速エネルギーにより作動する。
(3−2)蓋部材20の構造
蓋部材20は、サブタンク10に係合して、サブタンク10の開口部11のうち一方側(図3の右側)部分を覆う。蓋部材20とサブタンク10との係合はスナップフィット構造であり、蓋部材20に形成された係合凸部25(図4参照)をサブタンク10に形成された係合凹部(図示せず)に係合させている。
蓋部材20の上面には、第1タンク室1cに設置された移送用ジェットポンプから吐出された燃料が流入する第1パイプ21と、第2タンク室に設置された移送用ジェットポンプから吐出された燃料が流入する第2パイプ22とが備えられている。これらの第1および第2パイプ21、22と蓋部材20とは樹脂により一体に成形されている。
また、蓋部材20の上面には、上述のチューブ5が配置される溝23が形成されている。また、蓋部材20の上面には、溝23に配置されたチューブ5を係止するクランプ24が形成されている。クランプ24と蓋部材20とは樹脂により一体に成形されている。このようにチューブ5を溝23にはめ込むとともにクランプ24で係止することで、余剰燃料の圧力によりチューブ5が動いてしまうことを抑制している。
また、蓋部材20のうち第1パイプ21および第2パイプ22と対向する部分には、両パイプ21、22と蓋部材20とを射出成形により一体成型する際に要する、金型脱型用の型抜き穴26、27が形成されている。
(3−3)モジュール本体30の構造
図6に示すように、モジュール本体30は、燃料を吸入し吐出する複数の燃料ポンプ31、32と、燃料ポンプ31、32の上流側に配置された不織布によるフィルタエレメント33(図1参照)と、フィルタエレメント33を内部に収容するフィルタケース34と、燃料ポンプ31、32の上流側に配置されたサクションフィルタ組付体40と、複数の燃料ポンプ31、32を保持する樹脂製のホルダ50と、を備えて構成されている。
フィルタケース34は、燃料ポンプ31、32により昇圧された燃料を吐出する吐出パイプ341(図2参照)を有している。そして、図1に示すように、フランジモジュール2の吐出管2bと吐出パイプ341とは蛇腹状のホース7により接続されている。なお、フィルタケース34と吐出パイプ341とは樹脂により一体に形成されている。
また、フィルタケース34の下端面342には、フィルタエレメント33を内部に挿入するための開口部が形成されている。フィルタケース34の下端面342は、ホルダ50の接合面531(図6参照)とその全周に亘って溶着により結合され、これにより、前記開口部はホルダ50の支持部53により閉塞される。なお、図6では、フィルタケース34が溶着されていない状態のモジュール本体30が示されている。
図5に示すように、サクションフィルタ組付体40は、不織布により形成された袋状のフィルタ本体41、42と、フィルタ本体41、42の内部に配置されてフィルタ本体41、42の袋形状を保持する樹脂製の内部保持部材(図示せず)と、ホルダ50に係合するホルダキャップ43、44とを備えて構成されている。
これらのフィルタ本体41、42、内部保持部材およびホルダキャップ43、44は、燃料ポンプ31、32の数に対応して複数(本実施形態では2つ)設けられている。
ホルダキャップ43、44は、内部保持部材に溶着等の手段により結合されている。また、ホルダキャップ43、44は、フィルタ本体41、42の内部と連通する燃料通路を形成するエルボ431、441が形成されている。これらの燃料通路の流出口432、442は、燃料ポンプ31、32の吸入口311、321(図8参照)に接続される。
また、ホルダキャップ43、44は、蓋部材20の型抜き穴26、27を塞ぐカバー部材433、443を有している。なお、エルボ431、441およびカバー部材433、443とホルダキャップ43、44とは射出成形により一体成型されている。
また、ホルダキャップ43、44とホルダ50との係合はスナップフィット構造であり、ホルダキャップ43、44に形成された係合凸部434、444をホルダ50に形成された係合凹部511(図6参照)に係合させている。
図6は、モジュール本体30に、燃料ポンプ31、32およびサクションフィルタ組付体40を組み付けた状態を示す2面図であり、図6(a)は上面図、図6(b)は正面図である。また、図6に示すモジュール本体30は、フィルタケース34が溶着されていない状態のものである。なお、図6(a)では、カバー部材433、443の図示を省略している。
図6に示すように、ホルダ50は、燃料ポンプを保持するポンプ保持部51と、サブタンク10の開口部11の一部を覆う蓋部52と、ポンプ保持部51および蓋部52を支持する支持部53とを備えて構成されている。
なお、ポンプ保持部51、蓋部52および支持部53の各々は、特許請求の範囲に記載の「ポンプ保持部材」、「蓋部材」、「支持部材」に相当する。そして、保持部51、蓋部52および支持部53を樹脂により一体に形成して、1部品としてのホルダ50を構成している。
そして、支持部53は前述の接合面531を有しており、接合面531にフィルタケース34が溶着されることにより、支持部53は、フィルタケース34の下端面342における開口部を閉塞するフィルタキャップとして機能して、フィルタエレメント33を内部に収容する内部空間343(図1、図6、図7参照)の底壁として構成されている。
なお、これらのポンプ保持部51、蓋部52および支持部53は射出成形により一体成型されている。
ポンプ保持部51は、格子状の円筒部材を2つの並べて配置した形状であり、燃料ポンプ31、32が内部に挿入される挿入口512を有している。そして、挿入口512にはホルダキャップ43、44が前述のスナップフィット構造により組み付けられる。これにより、ホルダキャップ43、44は燃料ポンプ31、32の抜け止めとして機能する。
なお、燃料ポンプ31、32は、回転中心となる軸線L1が同じ向きとなるように並べて配置されている。また、燃料ポンプ31、32は、軸線L1がサブタンク10の底部と略水平となるように横置きに配置されている。
蓋部52は、支持部53の外周部分に形成されており、蓋部材20と突き合わせて配置される(図4中の一点鎖線参照)。そして、サブタンク10の開口部11のうち蓋部材20で覆われていない領域は、蓋部52および支持部53により覆われる。すなわち、蓋部材20、蓋部52および支持部53により開口部11の全領域が覆われる。
また、蓋部52およびポンプ保持部51はスナップフィット構造によりサブタンク10と係合する。具体的には、蓋部52に形成された係合凸部521およびポンプ保持部51に形成された係合凸部513を、サブタンク10に形成された係合凹部(図示せず)に係合させている。
支持部53は、内部に燃料通路533を形成するエルボ532を有している。このエルボ532は燃料ポンプ31、32の数に対応して設けられており、図6(a)のA−A断面図である図7に示すように、エルボ532は燃料ポンプ31、32の吐出口312、322に接続されている。これにより、フィルタエレメント33を収容する内部空間343と吐出口312、322とは連通される。
燃料ポンプ31、32は横置きであるため、吐出口312、322から吐出された燃料は水平方向に流れる。エルボ532は、このように水平方向に吐出された燃料流れ方向を垂直方向へと変換する。そして、複数のエルボ532の流出口534は内部空間343に開口しているため、燃料ポンプ31から吐出された燃料と燃料ポンプ32から吐出された燃料とは、エルボ532の流出口534から流出したのち内部空間343にて合流する。
また、エルボ532の流出口534の各々には逆止弁535が取り付けられており、この逆止弁535により、内部空間343内に流出した燃料が燃料ポンプ31、32に戻ってしまうことを防止している。
次に、ポンプ保持部51に燃料ポンプ31、32を挿入して保持させるにあたり、燃料ポンプ31、32の回転位置について詳細に説明する。
燃料ポンプ31、32に設けられた吐出口312、322の軸線L2(図6参照)は、燃料ポンプ31、32の軸線L1から偏心した位置に設けられている。また、燃料ポンプ31、32に設けられた吸入口311、321の軸線L3(図6参照)は、燃料ポンプ31、32の軸線L1から偏心した位置に設けられている。
そして、2つの燃料ポンプ31、32は、軸線L1を中心とした回転位置において、互いの吐出口312、322が近づく位置となるように配置され、かつ、互いの吸入口311、321が近づく位置となるように配置されている。
ここで、2つの燃料ポンプ31、32のうち一方の燃料ポンプ31は、他方の燃料ポンプ32よりも優先して駆動させるメインポンプとして機能し、他方の燃料ポンプ32は、メインポンプ31の駆動のみでは吐出量不足となる場合に駆動させるサブポンプとして機能する。例えば、エンジン始動時等のようにエンジンにて要求される燃料が少量である場合にはメインポンプ31のみを駆動させ、エンジン高負荷時等のようにエンジンにて要求される燃料が多量である場合には、メインポンプ31とともにサブポンプ32も駆動させる。
図8は、ホルダ50に組み付けられた状態の燃料ポンプ31、32を吸入口311、321の側から見た図であり、燃料ポンプ31、32の端部のうち軸線L1から偏心した位置には、燃料ポンプ31、32内の空気を排出するベーパ穴313、323が形成されている。そして、メインポンプ31のベーパ穴313はサブポンプ32のベーパ穴323よりも上方に位置している。
次に、上記構成による燃料ポンプモジュール3の作動を説明する。
フランジ2aに設けられた電気コネクタ2d、2eは、メインポンプ31の端部に設けられた電気コネクタ314と、サブポンプ32の端部に設けられた電気コネクタ324との各々に、図示しないハーネスにより接続されている。そして、これらのハーネスを介して駆動電力が供給されて燃料ポンプ31、32が駆動すると、サブタンク10内の燃料は、サクションフィルタ組付体40のフィルタ本体41、42、エルボ431、441、流出口432、442を順に流れ、その後、燃料ポンプ31、32の吸入口311、321に吸入される。
そして、燃料ポンプ31、32に吸入された燃料は、燃料ポンプ31、32の吐出口312、322から吐出され、エルボ532内部の燃料通路533、逆止弁535、流出口534を順に流れ、その後、フィルタケース34および支持部53に囲まれた内部空間343に流出する。よって、メインポンプ31から吐出された燃料とサブポンプ32から吐出された燃料とは内部空間343にて合流する。合流した燃料は、フィルタエレメント33、フィルタケース34の吐出パイプ341、ホース7、フランジモジュール2の吐出管2bを順に流れ、内燃機関に設置された燃料噴射弁へと供給される。
燃料噴射弁へと供給した燃料の余剰分は、前述した通り、汲み上げ用のジェットポンプおよび移送用ジェットポンプに供給される。
次に、上記構成による燃料ポンプモジュール3が奏する効果を説明する。
本実施形態に係る燃料ポンプモジュール3によれば、1つのポンプ保持部51により2つの燃料ポンプ31、32がともに保持されるので、2つの燃料ポンプ31、32毎に別々のポンプ保持部を設ける場合に比べて燃料ポンプモジュール3を小型化できる。
また、ポンプ保持部51および蓋部52は支持部53により支持され、これらは樹脂にて一体に形成されて1つの部材としてのホルダ50を構成している。そのため、ホルダ50をサブタンク10に組み付けるだけで、ポンプ保持部51および蓋部52のサブタンク10への組み付けが完了する。よって、2つの燃料ポンプ31、32毎に別々のポンプ保持部を設け、かつ、複数のポンプ保持部と蓋部とをそれぞれ別体として構成し、これらを別々にサブタンク10に組み付ける場合に比べて、サブタンク10に組み付ける部材の点数を少なくできる。よって、サブタンク10への部材の組付作業性を向上できる。
また、本実施形態によれば、支持部53には、燃料ポンプ31、32の吐出口312、322とフィルタエレメント33を収容する内部空間343とを連通する燃料通路533が形成されている。よって、燃料ポンプ31、32の吐出口312、322と内部空間343とを接続するフレキシブルチューブを不要にでき、燃料ポンプモジュール3の小型化を図ることができる。また、前記フレキシブルチューブを備える場合に比べて燃料の流通経路を短くできるので、燃料の圧力損失を低減できる。また、フレキシブルチューブを備える場合に生じるチューブと吐出口との接続部分からの燃料漏れがなくなるので、燃料の吐出性能を向上できる。
また、本実施形態によれば、2つの燃料ポンプ31、32は、軸線L1を中心とした回転位置が各々の吐出口312、322が近づく位置となるように配置されている。そのため、両吐出口312、322が遠ざかる位置となるように配置した場合に比べて燃料ポンプモジュール3の小型化を図ることができ、さらに、燃料ポンプ31、32に設けられている電気コネクタ314、324が2つの吐出口312、322の外側に位置することとなるため、電気コネクタ314、324へのハーネスの接続作業の作業性を良好にできる。
さらにまた、各々の吐出口312、322が近づく位置となるため、吐出口312に連通するエルボ532の流出口534と、吐出口322に連通するエルボ532の流出口534とが互いに近づく配置にすることを容易にできる。その結果、両流出口534からの流出燃料が合流する内部空間343の流路断面積を小さくできるので、ひいてはフィルタケース34の径方向寸法を小型にできる。
また、本実施形態によれば、2つの燃料ポンプ31、32は、軸線L1を中心とした回転位置が各々の吸入口311、321が近づく位置となるように配置されている。そのため、両吸入口311、321が遠ざかる位置となるように配置した場合に比べて燃料ポンプモジュール3の小型化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、メインポンプ31のベーパ穴313はサブポンプ32のベーパ穴323よりも上方に位置している。そのため、メインポンプ31の駆動を停止させている間にメインポンプ31内部の燃料がベーパ穴313から流出する量を最小限に抑えることができる。よって、メインポンプ31の駆動を開始してからメインポンプ31内に燃料が充満するまでの期間にメインポンプ31からの吐出流量が少なくなることは、最小限に抑えられる。
なお、メインポンプ31が駆動すると、汲み上げ用のジェットポンプ12が作動してサブタンク10内に燃料が汲み上げられる。そのため、サブポンプ32を駆動させる際には、駆動開始から燃料が充満するまでの期間に吐出流量が少なくなるといった問題は生じない。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ポンプ保持部51、蓋部52および支持部53を射出成型により一体に成形しているが、別々に射出成型されたポンプ保持部51、蓋部52および支持部53を溶着や接着剤で結合してもよく、また、スナップフィット等により係合するようにしてもよい。
また、上記実施形態では燃料ポンプ31、32は横置きに配置されているが、軸線L1がサブタンク10の底部と略垂直となるように縦置きに配置してもよい。
また、上記実施形態では、燃料ポンプモジュール3にサブタンク10および蓋部材20を備えているが、これらのサブタンク10および蓋部材20廃止して、モジュール本体30を燃料タンク1に直接収容するようにしてもよい。この場合には、燃料タンク1が特許請求の範囲に記載の「燃料貯留槽」に相当することとなる。
また、上記実施形態では、フィルタケース34を支持部53に接合することで、支持部53は、フィルタエレメント33を内部に収容する内部空間343の底壁として機能しているが、このようなフィルタケース34の接合を廃止して、例えば、フィルタエレメント33をフランジモジュール2に組み付けるようにしてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態に係る燃料ポンプモジュールが、燃料タンク内に収容された状態を示す2面図であり、(a)は上面図、(b)は正面図である。 図1に示す燃料ポンプモジュールおよびフランジモジュールを模式的に示す斜視図である。 図1に示すサブタンクにサクションフィルタ組付体が収容された状態を模式的に示す斜視図である。 図2に示す蓋部材の単体を模式的に示す上面図である。 図3に示すサクションフィルタ組付体の単体を模式的に示す斜視図である。 図2に示す燃料ポンプモジュールのモジュール本体に、サクションフィルタ組付体を組み付けた状態を示す2面図であり、(a)は上面図、(b)は正面図である。 図6のA−A断面図である。 図6に示す燃料ポンプを吸入口の側から見た側面図である。
符号の説明
1:燃料タンク、3:燃料ポンプモジュール、10:サブタンク(燃料貯留槽)、11:開口部、20:蓋部材、30:モジュール本体、31:メインポンプ(燃料ポンプ)、32:サブポンプ(燃料ポンプ)、33:フィルタエレメント、34:フィルタケース、40:サクションフィルタ組付体、50:ホルダ、51:ポンプ保持部、52:蓋部(蓋部材)、53:支持部(支持部材)、311:吸入口、312:吐出口、313:ベーパ穴、322:吐出口、323:ベーパ穴、343:内部空間、532:エルボ、533:燃料通路、L1:燃料ポンプの軸線、L2:吐出口の軸線、L3:吸入口の軸線。

Claims (8)

  1. 燃料を貯留する燃料貯留槽内に収容され、燃料を吸入し吐出する複数の燃料ポンプと、
    前記複数の燃料ポンプを保持するポンプ保持部材と、
    前記燃料貯留槽の開口部を覆う蓋部材と、
    前記ポンプ保持部材および前記蓋部材を支持する支持部材と
    前記複数の燃料ポンプの吐出側に配置され、燃料中の異物を捕捉するフィルタエレメントと、
    前記フィルタエレメントを支持するフィルタケースと、
    を備え、
    前記複数の燃料ポンプに設けられた吐出口は、前記複数の燃料ポンプの軸線から偏心した位置に設けられており、
    前記複数の燃料ポンプは、前記軸線が同じ向きとなるように並べて配置され、かつ、前記軸線を中心とした回転位置が各々の前記吐出口が近づく位置となるように配置され、
    前記複数の燃料ポンプの端部に設けられた各電気コネクタは、前記吐出口の外側に位置し、
    前記支持部材は、前記フィルタケースに接合し、前記フィルタケースとともに前記フィルタエレメントを収容する内部空間を形成し、前記複数の燃料ポンプの各吐出口から吐出された燃料を前記内部空間にて合流する燃料ポンプモジュール。
  2. 前記支持部材には、前記燃料貯留槽の外部に燃料を流出する流出口が形成されるとともに、前記燃料ポンプに設けられた吐出口と前記流出口とを連通する燃料通路が形成されている請求項1記載の燃料ポンプモジュール。
  3. 前記ポンプ保持部材、前記蓋部材および前記支持部材は樹脂により一体に成形されている請求項1または2記載の燃料ポンプモジュール。
  4. 前記ポンプ保持部材は前記燃料貯留槽に係合する請求項1から3のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール。
  5. 前記燃料ポンプの軸線が前記燃料貯留槽の底部と略水平となるように、前記燃料ポンプは横置きに収容されている請求項1から4のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール。
  6. 前記燃料ポンプに設けられた吸入口は、前記燃料ポンプの軸線から偏心した位置に設けられており、
    複数の前記燃料ポンプは、前記軸線が同じ向きとなるように並べて配置され、かつ、前記軸線を中心とした回転位置が各々の前記吸入口が近づく位置となるように配置されている請求項1から5のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール。
  7. 前記燃料ポンプ端部のうち前記軸線から偏心した位置に、前記燃料ポンプ内の空気を排出するベーパ穴が形成され、
    複数の前記燃料ポンプのうち最優先して駆動させる燃料ポンプをメインポンプとし、
    複数の前記燃料ポンプのうち、前記メインポンプの駆動のみでは吐出量不足となる場合に駆動させる燃料ポンプをサブポンプとし、
    前記メインポンプの前記ベーパ穴が前記サブポンプの前記ベーパ穴よりも上方に位置する請求項1から6のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール。
  8. 前記燃料貯留槽は、燃料タンクに収容されるサブタンクである請求項1から7のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール
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