JP4676241B2 - コンピュータの周辺装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上位装置にUSB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して接続する周辺装置、特に多機能を実現するための周辺装置に関する。
USB接続機能を搭載した上位装置(以後、PCと記述する)は、当該PCが動作している状態(電源ONの状態)のままで、周辺装置との接続および非接続を行うことができ、更に、PCは複数の周辺装置と並列的に接続することがでる。従って、USB接続は、着脱が簡便で比較的自由にシステム構築できるので広く普及している。USB接続で追加される周辺装置は、物理的にPCへ接続された瞬間にPCで認識される。周辺装置を認識したPCは、予め保持しているドライバから、認識した周辺装置のドライバを検索し、検索したドライバにより周辺装置の制御を行うためにデバイス定義を行う。
ところで、前述した周辺装置の接続制御機能として、周辺機器の活線挿抜機能が「プラグ&プレイ機能」と称されて知られている。このプラグ&プレイ機能は、以下に記述するように実現される。周辺装置がPCにUSB接続された時点で、PCがUSB接続された周辺装置(デバイス)を認識し、自動的に必要なデバイスドライバを探して、対応するドライバを起動し、追加された周辺装置を使用できるようにする。具体的には、PCで周辺装置のUSB接続を検出すると、該PCと周辺装置とがUSB接続するバスにリセットが行われ、バスリセット後にPCと周辺装置とがコントロール転送と称され通信を開始する。
コントロール転送では、デバイス定義に必要なデバイスディスクリプタと称される情報が周辺装置からPCへ通知される。デバイスディスクリプタには、周辺機器の機能を示す機能情報が示されており、PCは、デバイスディスクリプタに示されている周辺装置の機能を示す機能情報に基づいて、通信相手先としての周辺装置を特定し、特定した周辺装置にエンドポイントと称されるアドレスを付与するデバイス定義を行って、該周辺装置とUSB通信を開始する。
ところで、周辺装置として、スキャナ機能、プリンタ機能およびFAX機能など複数の機能を有した多機能周辺装置(Multi−Function Peripherals 以後、MFPと記述する)が普及している。該MFPをPCにUSB接続してUSB通信する場合でも、当該MFPが有する複数の機能が示されたデバイスディスクリプタがコントロール転送でPCに通知される。
通知を受けたPCは、例えば特許文献1に示されているように、デバイスディスクリプタに示された複数の機能から、所望の機能を選択すべく、コンフィグレーションと称される接続構成の切替え命令(ベンダリクエスト)を発行し、デバイス定義を行っていた。
特開2001−222503号公報
しかしながら、従来のシステムでは、前記したように、複数の機能から所望の機能を選択し、接続構成の切替え命令を発行する専用ドライバが必要であり、該専用ドライバの開発や、該専用ドライバをPCにインストールする必要があるため、これらが問題となっていた。
従って、本発明の目的は、専用ドライバを開発し、該専用ドライバをPCにインストールしなくとも、多機能を実現可能の周辺装置を提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を上位装置に特定させる周辺装置において、当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、選択指示に基づいて周辺機能情報保持部で保持する機能情報または従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを上位装置に通知するUSB制御部とを備え、USB制御部は、選択指示に基づく処理が終了すると、該選択指示に基づいて読み出されなかった他方の機能情報を読み出すことを特徴とする。
〈構成2〉
周辺装置が画像読取装置であり、従属周辺装置が画像形成装置であるとき、周辺装置機能情報保持部は画像読取機能を示す機能情報を保持し、従属周辺装置機能情報保持部は画像形成機能を示す機能情報を保持することを特徴とする。
〈構成3〉
周辺装置が画像形成装置であり、従属周辺装置が画像読取装置であるとき、周辺装置機能情報保持部は画像形成機能を示す機能情報を保持し、従属周辺装置機能情報保持部は画像読取機能を示す機能情報を保持することを特徴とする。
〈構成4〉
選択指示をオペレータから受けるためのオペレーションパネルを備えており、USB制御部は、オペレーションパネルで選択指示を受けると、デバイスディスクリプタの通知に先立ち、上位装置とのUSB接続におけるバスリセットを行うことを特徴とする。
〈構成5〉
USB制御部は、選択指示で読出す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成するマルチデバイスディスクリプタ作成部を備えることを特徴とする。
〈構成6〉
従属周辺装置にUSB接続されている周辺装置が、上位装置にホットプラグイン接続されると、USB制御部は、従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを上位装置に通知することを特徴とする。
〈構成7〉
USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を上位装置に特定させる周辺装置において、当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、選択指示に基づいて周辺機能情報保持部で保持する機能情報または従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを上位装置に通知するUSB制御部と、原稿を読取るための原稿読取部とを備え、USB制御部は、選択指示で読出す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成するマルチデバイスディスクリプタ作成部を備え、周辺装置が画像読取装置であり、従属周辺装置が画像形成装置であるとき、周辺装置機能情報保持部は、画像読取機能を示す機能情報を保持し、従属周辺装置機能情報保持部は、画像形成機能を示す機能情報を保持し、原稿読取部は、原稿が配置されたことを検出すると、選択指示として原稿検出信号をUSB制御部に通知し、USB制御部は、原稿検出信号を受けると、周辺装置機能情報保持部から画像読取機能を示す機能情報を読み出し、マルチデバイスディスクリプタ作成部を用いて該読出した画像読取機能を示す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成することを特徴とする。
〈構成
USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を上位装置に特定させる周辺装置において、当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、選択指示に基づいて周辺機能情報保持部で保持する機能情報または従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを上位装置に通知するUSB制御部と、原稿を読取るための原稿読取部とを備え、USB制御部は、選択指示で読出す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成するマルチデバイスディスクリプタ作成部を備え、周辺装置が画像形成装置であり、従属周辺装置が画像読取装置であるとき、周辺装置機能情報保持部は、画像形成機能を示す機能情報を保持し、従属周辺装置機能情報保持部は、画像読取機能を示す機能情報を保持し、原稿読取部は、原稿が配置されたことを検出すると、選択指示として原稿検出信号をUSB制御部に通知し、USB制御部は、原稿検出信号を受けると、従属周辺装置機能情報保持部から画像読取機能を示す機能情報を読み出し、マルチデバイスディスクリプタ作成部を用いて該読出した画像読取機能を示す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成することを特徴とする。
〈構成
原稿が配置されて放置されたことを検出すると、選択指示として放置原稿検出信号をUSB制御部に通知するタイマーを備えており、USB制御部は、原稿放置検出信号を受けると、画像形成機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする。
〈構成10
原稿読取部は、配置された原稿の読取を行って、読取るべき原稿が無くなったことを検出すると、選択指示として終了検出信号をUSB制御部に通知し、USB制御部は、終了検出信号を受けると、画像形成機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする。
〈構成11
上位装置からの制御命令を解析して特定情報を抽出する特定情報抽出部を備えており、USB制御部は、抽出する特定情報に上位装置とのUSB接続におけるバスリセットを行う指示が示されているとき、該バスリセットを行うことを特徴とする。
〈構成1
上位装置からの制御命令を解析して特定情報を抽出する特定情報抽出部を備えており、特定情報抽出部は、特定情報が画像読取装置の制御言語で記述された命令であるとき、該命令を選択指示としてUSB制御部に通知し、USB制御部は、命令を受けると、画像読取機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする。
〈構成1
上位装置からの制御命令を解析して特定情報を抽出する特定情報抽出部を備えており、特定情報抽出部は、特定情報が画像形成装置の制御言語で記述された命令であるとき、該命令を選択指示としてUSB制御部に通知し、USB制御部は、命令を受けると、画像形成機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする。
構成1
上位装置とのUSB接続がホットプラグイン接続であるとき、ホットプラグイン接続により当該USB接続におけるバスリセットが行われることを特徴とする。
〈構成1
USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を上位装置に特定させる周辺装置において、当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、選択指示に基づいて周辺機能情報保持部で保持する機能情報または従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを上位装置に通知するUSB制御部とを備え、USB制御部は、上位装置で従属周辺装置が通信相手先として特定されると、上位装置および従属周辺装置との間でUSB通信するための中継を行うUSBホスト制御部を有することを特徴とする。
〈構成1
周辺装置はスキャナ装置であり、従属周辺装置はプリンタ装置であることを特徴とを特徴とする。
本発明によれば、選択指示に基づいて、周辺装置の機能を示す機能情報または周辺装置にUSB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報の何れか一方の機能情報が示されたデバイスディスクリプタを上位装置に通知することにより、上位装置は、デバイスディスクリプタに一つの機能情報しか示されていないことから、唯一の機能情報に基づいて、通信相手先を特定する。これにより、上位装置で接続構成の切替え命令を発行するための専用ドライバが不要となり、かつ該専用ドライバのPCへのインストールを行う手間も省くことができる。
本発明の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。以下の説明では、各実施の形態に用いる図面について同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
本発明の周辺装置としての画像読取装置はスキャナ装置10であり、該スキャナ装置10は、図1に示すように、USBケーブル41を介して上位装置としてのPC30と接続しており、更にUSBケーブル42を介して従属周辺装置としての画像形成装置(プリンタ装置20)に接続している。
ここで、本発明の本発明の要旨を説明する。
本発明のスキャナ装置10は、図2に示すように、当該スキャナ装置10の機能を示す機能情報と、当該スキャナ装置にUSB接続されるプリンタ装置20の機能を示す機能情報とを機能情報保持部150で予め保持しており、選択指示に基づいて機能情報保持部150で保持する機能情報を一つだけ読み出し、USB制御部113で、読み出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを生成し、該デバイスディスクリプタをPC30に通知する。これにより、PC30は、デバイスディスクリプタに示される一つの機能情報に基づいて通信相手先を特定することができ、機能を選択して接続構成の切替え命令(ベンダリクエスト)を発行するための専用ドライバが不要である。
尚、以降の実施例では、各機能情報を予め保持しておき、読み出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを生成してPC30に通知する例で説明を行うが、スキャナ装置10の機能を示すスキャナ機能情報が示されたデバイスディスクリプタおよびプリンタ装置20の機能を示すプリンタ機能情報が示されたデバイスディスクリプタを予め保持しておき、選択指示に基づいて保持するデバイスディスクリプタを選択してPC30に通知するようにしてもよい。
スキャナ装置10は、図2に示されるように、原稿を読取るための読取り部111と、読取った画像に対して画像処理を行うための画処理部112と、PC30に対してはUSBデバイスの1つとして機能し、プリンタ装置20に対してはハブ(HUB)として機能し、USBプロトコルに則ってUSB通信するためのUSB制御部113と、オペレータによるスキャナ装置10の動作設定を行うためなどの複数のキーが設けられているオペレーションパネル114と、原稿を読取って生成したデータを圧縮するための圧縮部115と、原稿読取を行って得たデータに基づいてプリンタ装置20を動作させて原稿の複写を行うコピー制御部116と、PC30からの制御命令に基づいて、スキャナとし動作制御するためのPCスキャナ制御部117と、PC30からの印刷データおよび制御命令を受信し、受信したデータおよび制御命令をプリンタ装置20へ転送して、プリンタ装置20に印刷を実行させるPCプリントとして制御を行うPCプリント制御部118と、原稿を読取って得たデータの保持、画処理および圧縮処理を行うための作業領域として用いる画メモリ119と、初期化時にスキャナ用デバイスディスクリプタあるいはプリンタ用デバイスディスクリプタのいずれか一方のデバイスディスクリプタを作成してPC30へ送信する初期化部121と、オペレーションパネル114のキーが押下されたことをUSB制御部113の後述するDevice制御部1131に通知するためのキーイベント配送部122と、後述するスキャナ機能情報およびプリンタ機能情報を保持する機能情報保持部150とを備える。
尚、前記各部は図示しないROMに保持されているプログラムに基づいてCPU120が実質的な制御を行うが、説明を簡便に行うために、前記した各機能ブロックでスキャナ装置10の説明を行う。
ところで、スキャナ装置10にUSBケーブル42で接続するプリンタ装置20は、図3に示されているように、プリンタ言語を解析するエミュレーション部201と、スキャナ装置10とプリンタ装置20との間においてUSB通信で印刷データおよび制御命令の送受信を行うUSB制御部202と、印刷データを記憶する画メモリ203と、印刷処理のため印刷エンジンを制御する印刷部204と、圧縮されて送られてくる印刷データを解凍するための解凍部205とを備える。
尚、前記各部は図示しないROMに保持されているプログラムに基づいて制御するCPU206が実質的な制を行うが、説明を簡便に行うために、前記した各機能ブロックでプリンタ装置20の説明を行う。
スキャナ装置10の機能情報保持部150は、スキャナ装置10の機能を示す機能情報を保持するスキャナ機能情報保持部151と、プリンタ装置20の機能を示す機能情報を保持するプリンタ機能情報保持部152とを備えている。スキャナ機能情報保持部151で保持する機能情報またはプリンタ機能情報保持部152で保持する機能情報の何れか一方が、後述するデバイスディスクリプタ作成時に読み出される。
スキャナ装置10のUSB制御部113は、図4に示されているように、USBデバイスの1つとして機能するためのDevice制御部1131と、ハブとして機能するためのHost制御部1132から構成されている。
Host制御部1132は、プリンタ装置20へデータを送信するためのTxBuff11321とプリンタ装置20からのデータを受信するためのRxBuff11322とを備える。
Device制御部1131は、PC30からのデータを受信するためのRxBuff11311と、PC30へデータを送信するためのTxBuff11312と、後述するデバイスディスクリプタを作成するディスクリプタ作成部(図示せず)を複数有するマルチディスクリプタ作成部11313から構成されており、PC30とプリンタ装置20とがUSB通信を行うとき、RxBuff11311で保持するデータがTxBuff11321へ転送され、またRxBuff11322で保持するデータがTxBuff11312へ転送される。
尚、オペレータがオペレーションパネル114におけるPC30とプリンタ装置20との間のUSB通信を指示するキーを押下することにより、後述するプリンタ機能情報が示されたデバイスディスクリプタが生成されて、該デバイスディスクリプタがPC10に通知された後、前記した転送制御が行われる。
ここで、マルチディスクリプタ作成部11313を説明する。マルチディスクリプタ作成部11313は、図5に示されるように、USB接続におけるバスリセットを行うリセット部11314と、スキャナ用デバイスディスクリプタを作成するスキャナ用ディスクリプタ作成部11315と、プリンタ用デバイスディスクリプタを作成するプリンタ用ディスクリプタ作成部11316とから構成されている。
スキャナ用ディスクリプタ作成部11315は、当該装置10をスキャナ機能でPC30に制御させるべく、機能情報保持部150のスキャナ機能情報保持部151からスキャナ機能情報を読出し、該スキャナ機能情報が示されたデバイスディスクリプタを生成する。
一方、プリンタ用ディスクリプタ作成部11316は、当該装置10を介してプリンタ装置20をプリンタ機能でPC30に制御させるべく、機能情報保持部150のプリンタ機能情報保持部152からプリンタ機能情報を読出し、該プリンタ機能情報が示されたデバイスディスクリプタを作成する。このように、ディバイスディスクリプタは、PC10で制御させたい機能に応じて作成される。尚、作成されたデバイスディスクリプタはUSB接続におけるバスリセット後にPCに通知される。通知を受けたPCは、デバイスディスクリプタに示されている機能情報に基づいて通信相手先を特定する(デバイス定義を行う)。
ところで、オペレーションパネル114は、オペレータからの選択指示を受けると、指示に応じた選択信号をUSB制御部113に出力する。選択信号を受けたUSB制御部113のマルチディスクリプタ作成部11313は、選択信号に基づいて、スキャナ用ディスクリプタ作成部11315又はプリンタ用ディスクリプタ作成部11316の何れか一方を起動する。換言すると、オペレータがオペレーションパネル114でスキャナ装置10の利用ボタンを押下すると、スキャナ用ディスクリプタ作成部11315が起動し、プリンタ装置20の利用ボタンを押下すると、プリンタ用ディスクリプタ作成部11316が起動する。
次に、選択信号を出力するオペレーションパネル114を説明する。
スキャナ装置10のオペレーションパネル114は、図6に示されるように、オペレータが操作設定を行うためのLCDディスプレイ141と、複数の押下キー142と、PC−Scanerキー143とを備える。
オペレーションパネル114は、複数のキー142の押下に対応して、押下されたキーによる選択信号(選択情報)をUSB制御部113へ出力する。USB制御部113のマルチディスクリプタ作成部11313は、受信した選択信号に基づいて、スキャナ用ディスクリプタ作成部11315またはプリンタ用ディスクリプタ作成部11316の何れか一方を選択して起動する。
ところで、PC−Scanerキー143が押下されると、オペレーションパネル114は、USB制御部113へPCスキャン選択を示す信号を出力する。USB制御部113はPCスキャン機能の選択信号を受けると、マルチディスクリプタ作成部11313でスキャナ用ディスクリプタ作成部11315を選択し、該スキャナ用ディスクリプタ作成部11315を起動する。
ところで、オペレーションパネル114の各種キー1142による選択指示又はPC―Scanerキー1143が押下されたときには、キー押下を示す情報(選択信号およびリセット信号)がオペレーションパネル114からキーイベント配送部122へ送信される。該情報を受信したキーイベント配送部122はUSB制御部113のDevice制御部1131へ情報を転送する。情報を受信したDevice制御部1131は、リセット部11314でUSB接続におけるバスリセットを実行すると共に、マルチディスクリプタ作成部11313でデバイスディスクリプタを作成する。バスリセットが実行されると、コントロール転送によりPC30とスキャナ装置10との通信が開始され、作成したデバイスディスクリプタがPC30へ通知される。
コントロール転送では、PC30からスキャナ装置10へデバイスディスクリプタの取得命令が行われると、スキャナ装置10で生成したデバイスディスクリプタがスキャナ装置10からPC30へ送られる。PC30は、取得するデバイスディスクリプタに基づいてスキャナ装置10にアクセスを行うためのアドレスをスキャナに付与して、デバイス定義を行う。尚、これ以降、PC30は、セットされたアドレスを用いてスキャナ装置10と通信を行う。
ところで、デバイスディスクリプタは、複数に分割されてスキャナ装置10からPC30へ送信されており、初めにデバイスディスクリプタの主要な情報をスキャナ装置10からPC30へ送信した後、PC30はデバイスディスクリプタの詳細情報の取得要求をスキャナ装置10に対し行い、要求を受けたスキャナ装置10は、必要な詳細情報をPC30へ出力する。この中には、スキャナ装置10のリソースに関する情報、例えば、パイプの使い方やID(識別)コードなどの情報が含まれている。例えば、PC30は、IDコードを参照してデバイスドライバを探し、対応するドライバを起動する。この様にして、スキャナ装置10のセットアップが完了すると、スキャナ装置10は、デバイスディスクリプタに記述された機能を提供することができる。
ところで、PC30にスキャナ装置10がホットプラグイン接続されると、PC30はスキャナ装置10の接続を検出した後、バスリセットを実行する。尚、バスリセット以降の動作は前述した内容と同様であることから、その説明を割愛する。
スキャナ装置10の初期化部121は、初期化時にPC30へ通知するデバイスディスクリプタを任意に通知するための機能であり、具体的には、図7に示すように、テーブル番号にデバイスディスクリプタの作成部(スキャナ用ディスクリプタ作成部11315又はプリンタ用ディスクリプタ作成部11316)がテーブル形式で対応付けられたデフォルトデバイスディスクリプタテーブル1211と、該テーブルを初期化時に参照するためのテーブル番号を格納するデフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア1212とを備える。
デフォルトデバイスディスクリプタテーブル1211には、テーブル番号「1」にスキャナ用ディスクリプタ作成部11315が対応付けられた対応テーブル1213と、テーブル番号「2」にプリンタ用ディスクリプタ作成部11316が対応付けられた対応テーブル1214とが示されている。
尚、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア1212には、任意のテーブル番号が設定されており、当該デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア1212に示されているテーブル番号に応じて初期化時にPC30に通知するデバイスディスクリプタの作成部が選択される。
ここで、スキャナ装置10の初期化動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、初期化部121によりスキャナ装置の初期化処理が開始されると(S0801)、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア1212の値がチェックされ(S0802)、「1」の場合、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル1211よりスキャナ用ディスクリプタ作成部11315の起動が選択される。これにより、スキャナ用ディスクリプタ作成部11315でスキャナ機能情報が示されたデバイスディスクリプタが生成される。その後、USB制御部113のDevice制御部1131によりPC30へスキャナ用ディスクリプタが送信される(S0805)。
また、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア1212の値が「2」の場合(S0803)、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル1211よりプリンタ用ディスクリプタ作成部11316の起動が選択され、プリンタ用ディスクリプタ作成部11316でプリンタ機能情報が示されたデバイスディスクリプタが生成される。その後、USB制御部113のDevice制御部1131によりPC30へプリンタ用ディスクリプタが送信される(S0804)。
尚、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア1212の値が「2」でない場合、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア1212の値を不正とみなして、メモリ格納データが壊れた旨の表示をオペレーションパネル114のLCDディスプレイに行う(S0806)。
次に、プリンタ装置20が接続しているスキャナ装置10が、PC30へホットプラグインで接続された時の動作を図9のフローチャートを用いて説明する。
PC30へホットプラグインで接続されると(S0901)、PC30は新しいデバイスが接続されたことを認識してUSBのバスリセットを行う。スキャナ装置10は、PC30からのリセットを検出すると(S0902)、プリンタ用ディスクリプタ作成部11316を起動し、該プリンタ用ディスクリプタ作成部11316でプリンタ用ディスクリプタを作成する。
作成されたプリンタ用ディスクリプタはスキャナ装置10からPC30へ送信される(S0903)。プリンタ用ディスクリプタを取得したPC30は、USBプロトコルに則って、アドレス指定やコンフィグレーションディスクリプタやインタフェースディスクリプタなどの設定を行い(S0904)、Bulk転送あるいはアイソクロナス転送用のパイプが確立されて、該パイプにより、スキャナ装置10は、スキャナデバイスとしてPC30とUSB通信を開始する(S0905)。
次に、PC30で作成したデータに基づいてプリンタ装置20で印刷する動作を図10のフローチャートを用いて説明する。尚、オペレータがPC30でプリンタ装置20を制御するための指示をオペレーションパネル114で行い、プリンタ機能情報が示されたデバイスディスクリプタが生成されて、該デバイスディスクリプタがPC10に通知され、PC10でデバイス定義が行われていることを前提に説明を行う。
PC30にインストールされているプリンタドライバにより、作成したデータに対して画処理を施して圧縮処理を行い、プリンタ言語変換を行って印刷データを生成する。該印刷データは、USBケーブル41を介してPC30からスキャナ装置10へ送信されると、スキャナ装置10のUSB制御部113は印刷データを受信すると(S1001)、該印刷データをDevice制御部1131のRxBuff11311に格納する(S1002)。
Device制御部1131のRxBuff11311に格納されたデータをHost制御部1132のTxBuff11321へCPU転送あるいはハードウエア転送する(S1003)。次に、USB制御部113のHost制御部1132のTxBuff11321に格納されている印刷データをPC30のHostコントローラの制御でプリンタ装置20へ送信する(S1004)。プリンタ装置20は受信した印刷データに基づいて印刷処理を行う(S1005)。
次に、スキャナ装置10をPCスキャナ機能で使用する動作を図11のフローチャートを用いて説明する。オペレータがオペレーションパネル114のPC−Scanerキー143を押すと(S1101)、キーイベント配送部122により、PC−Scanerキー143が押下されたことを示す情報がUSB制御部113へ配送されると、該USB制御部113でスキャナ用ディスクリプタ作成部11315が選択される。選択されたスキャナ用ディスクリプタ作成部11315はスキャナ用ディスクリプタを作成する。
その後、USB制御部113のリセット部11314でバスリセットが実行されると(S1102)、スキャナ装置10は、コントロール転送によりPC30と通信を開始する。すなわちUSB制御部113はスキャナ用ディスクリプタをPC30へ送信する(S1103)。PC30は、スキャナ用ディスクリプタに基づいて、アドレス指定やコンフィグレーションディスクリプタおよびインタフェースディスクリプタと称される情報を取得して各種設定を行い(S1104)、この設定によりBulk転送あるいはアイソクロナス転送のためのパイプと称される伝送路を定め、スキャナ装置10とUSB通信を開始する(S1105)。
実施例1のスキャナ装置10によれば、オペレーションパネル114でオペレータが選択指示した機能でUSB通信を行うべく、選択指示された機能情報を一つだけ読出し、該機能情報だけが示されたデバイスディスクリプタを作成すると、該デバイスディスクリプタをバスリセット後にPC30に通知する。これにより、PC30は、通知されたデバイスディスクリプタに唯一示された機能情報に基づいて通信相手先を特定することができ、特定した通信相手先のデバイス定義を行ってUSB通信を行うことができる。
従って、実施例1のスキャナ装置10によれば、一つの機能情報しか示されていないデバイスディスクリプタをPC30に通知することにより、デバイスディスクリプタに示される唯一の機能情報に基づいて通信相手先を特定することができ、機能を選択して接続構成の切替え命令(ベンダリクエスト)を発行するための専用ドライバを必要としない。これにより、専用ドライバの開発を行う必要が無く、当然専用ドライバをPC30にインストールする手間を省くことができる。
また、実施例1のスキャナ装置10によれば、スキャナ装置10およびプリンタ装置20のそれぞれに、エンドポイントを設定するための特別なICチップを設ける必要がなく、スキャナ装置10およびプリンタ装置20の製造コストの増大を抑制することができる。
更に、初期化時に、常にプリンタ用(あるいはスキャナ用)のデバイスディスクリプタを選択するように固定し、PC30へプリンタ用(あるいはスキャナ用)のデバイスディスクリプタを送信するように設定する初期化部121により、電源投入時にスキャナ装置10をPCプリント機能(あるいはPCスキャナ機能)に固定し使用することができ、利用者がスキャナ装置10の使用設定を意識することなく、デフォルトに設定された機能を利用することができる。
PC30へホットプラグインでスキャナ装置10を接続した時、常にプリンタ用(あるいはスキャナ用)ディスクリプタを作成するように固定し、PC30へプリンタ用(あるいはスキャナ用)のデバイスディスクリプタを送信するようにすることにより、ホットプラグイン時にスキャナ装置をPCプリント機能(あるいはPCスキャナ機能)に固定し使用することができるので、オペレータが混乱することなくスキャナ装置10を使用することができる。
初期化時、電源投入時またはホットプラグイン接続時に、スキャナ装置をPCプリント機能で動作するように設定していても、オペレーションパネル114のPC−Scanerキー1143を押下することにより、PCプリント機能からPCスキャナ機能へ切替えて使用することができ、オペレータの使い勝手を向上させることができる。
実施例2のシステム構成は、図1に示す実施例1と同様であることから、その説明を割愛する。
実施例2のスキャナ装置11は、図12に示されるように、実施例1のスキャナ装置10の構成の機能変更が行われ、新規な機能が追加されている。具体的に実施例2のスキャナ装置11は、原稿を読取るための読取り部111´と、USB制御部113Aと、原稿が読取り部に配置かれたことを検出すると、該検出を示す情報をUSB制御部113AのDevice制御部1131へ送信する原稿検出イベント配送部123と、原稿が読取り部に置かれた状態が所定時間以上継続したことを検出する放置原稿検出タイマー124と、該放置原稿検出タイマー124よりタイムアウト信号を受けると、放置原稿の検出を示す情報をUSB制御部113AのDevice制御部1131へ送信するタイムアウトイベント配送部125とが実施例1の構成と異なる。
読取り部111´は、原稿が配置されたことを検出する原稿検出部1111を備えており、該原稿検出部1111は、原稿が配置されたことを示す原稿検出信号を原稿検出イベント配送部123および放置原稿検出タイマー124へ送信する。
原稿検出信号を受けた原稿検出イベント配送部123は、原稿を検出したことを示す情報をUSB制御部113Aへ送信する。USB制御部113Aは、原稿を検出したことを示す情報を受けると、スキャナ用ディスクリプタ作成部11315を選択し、該スキャナ用ディスクリプタ作成部11315で作成されたスキャナ用ディスクリプタをPC30へ送信する。
放置原稿検出タイマーは、原稿検出信号を受けると計時を開始し、原稿が読取り部に配置された状態が所定時間以上継続したことを検出すると、タイムアウト信号をタイムアウトイベント配送部125へ送信する。タイムアウト信号を受けたタイムアウトイベント配送部125は、放置原稿の検出を示す情報をUSB制御部113AのDevice制御部1131へ送信する。USB制御部113AのDevice制御部1131は、放置原稿の検出を示す情報を受けると、プリンタ用ディスクリプタ作成部11316を選択し、該プリンタ用ディスクリプタ作成部11316で作成されたプリンタ用ディスクリプタをPC30へ送信する。
次に、実施例2のスキャナ装置11の動作を図13のフローチャートを用いて説明する。
オペレータが、スキャナ機能を使用するために、スキャナ装置11の読取り部111´に原稿が配置されると、原稿検出部1111が原稿の配置を検出し(S1302)、原稿検出信号を原稿検出イベント配送部123および放置原稿検出タイマー124へ出力する。原稿検出信号を受けた放置原稿検出タイマー124は計時を開始する(S1303)。
原稿検出信号を受けた原稿検出イベント配送部123は、原稿を検出したことを示す情報をUSB制御部113AのDevice制御部1131へ送信する(S1304)。
原稿を検出したことを示す情報を受けたDevice制御部1131は、スキャナ用ディスクリプタ作成部11315を選択し、該スキャナ用ディスクリプタ作成部11315で作成されたスキャナ用ディスクリプタをPC30へ送信すべく、バスリセットを実行する。バスリセット後のコントロール転送により、スキャナ装置11からPC30へスキャナ用ディスクリプタが送られる(ステップS1305)。
PC30は、取得するスキャナ用ディスクリプタに基づいてデバイス定義を行う。これにより、PC30はスキャナ装置11がスキャナ機能で動作することを認識することができる(S1306)。
ところで、読取り部111´に原稿が配置されたにも拘わらず、オペレータの指示でPCスキャナが行われなかったとき、原稿の放置検出時間に例えば5分が設定されている場合、放置原稿検出タイマー124は、5分経過でタイムアウトし、タイムアウト信号をタイムアウトイベント配送部125へ出力する(S1307)。
タイムアウト信号を受けたタイムアウトイベント配送部125は、放置原稿を検出したことを示す情報を、USB制御部113Aへ出力する(S1308)。放置原稿を検出したことを示す情報を受けたUSB制御部113AのDevice制御部1131は、マルチディスクリプタ作成部11313でプリンタ用ディスクリプタ作成部11316を選択し、該プリンタ用ディスクリプタ作成部11316で作成したプリンタ用ディスクリプタを、バスリセット後にコントロール転送でPC30へ送信する(S1309)。
PC30は、取得するプリンタ用ディスクリプタに基づいてデバイス定義を行う。これにより、PC30はスキャナ装置11を介してプリンタ20を動作させることができる。
実施例2のスキャナ装置11によれば、読取り部111´に原稿検出部1111を設け、原稿が放置されたことを検出すると、USB制御部113Aがスキャナ用ディスクリプタ作成部11315を選択して、該スキャナ用ディスクリプタ作成部11315で作成されるスキャナ用ディスクリプタをPC30へスキャナ用ディスクリプタを送信することにより、PC30はスキャナ用ディスクリプタに基づいてデバイス定義を行うことができる。これにより、スキャナ装置11に原稿を載せるだけでPCスキャナ機能を使うことが可能となり、オペレータの使い勝手を向上することができる。
また、放置原稿検出タイマー124で放置原稿を検出すると、スキャナ装置11の機能をPCプリント機能へ切替えることから、オペレータが読取り部111´で原稿を読取らせずに置き忘れたとき、スキャナ装置11をPCプリント機能として利用することができる。
実施例3のシステム構成は、図1に示す実施例1と同様であることから、その説明を割愛する。
実施例3のスキャナ装置12は、図14に示されるように、実施例2のスキャナ装置11の構成において、USB制御部113Aに代わるUSB制御部113Bと、PCプリントのための制御を行うPCプリント制御部118´と、デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令を検出した旨の情報をUSB制御部113Bへ送信するプリンタ簡易エミュレーションイベント配送部126とが追加されている。
PCプリント制御部118´は、PC30から送られてきたプリンタ言語を解析して「デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令」(特定情報)を検出するプリンタ簡易エミュレーション部(特定情報抽出部)1181を備えている。尚、プリンタ簡易エミュレーション部(特定情報抽出部)1181で「デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令」を検出できないとき、通常のPCプリントの機能が実行される。
プリンタ簡易エミュレーションイベント配送部126は、プリンタ簡易エミュレーション部1181から「デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令」を検出したことを示す検出信号を受けると、「デバイスディスクリプタを切替える命令」を示す情報をUSB制御部113Bへ送信する。
次に、実施例3のスキャナ装置12の動作を図15のフローチャートを用いて説明する。
PC30のオペレータが、スキャナ機能を使用すべく、PC30からPCプリント機能を停止する指示を出すと、プリンタドライバは、デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替えるための命令をスキャナ装置12へ送信する(S1501)。命令を受けたスキャナ装置は、PCプリント制御部118´のプリンタ簡易エミュレーション部1181で、「デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令」を検出すると(S1502)、該検出がプリンタ簡易エミュレーションイベント配送部126に通知される。
通知を受けたプリンタ簡易エミュレーションイベント配送部126は、「デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令」を検出したことを示す情報をUSB制御部113Bへ出力する(S1503)。情報を受けたUSB制御部113BのDevice制御部1131は、マルチディスクリプタ作成部11313でスキャナ用ディスクリプタ作成部11315を選択し、該スキャナ用ディスクリプタ作成部11315で作成したスキャナ用ディスクリプタを、バスリセット後にコントロール転送でPC30へ送信する(S1504)。PC30は、取得するスキャナ用ディスクリプタに基づいてデバイス定義を行う。これにより、PC30はスキャナ装置12をスキャナ機能として認識して、PCスキャナ機能が有効となる。
実施例3のスキャナ装置12によれば、プリンタ簡易エミュレーション部1181でプリンタ言語を解析して「デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令」を検出すると、プリンタ用ディスクリプタに切替えてスキャナ用ディスクリプタをPC30に通知することにより、PC30はスキャナ用ディスクリプタに基づいてデバイス定義を行って、接続構成切替えを行う。これにより、PC30からの操作によりPCプリンタ機能からPCスキャナ機能に切替えて使用することが可能となり、オペレータの利便性を向上することができる。
実施例4のシステム構成は、図1に示す実施例1と同様であることから、その説明を割愛する。
実施例3のスキャナ装置12では、「デバイスディスクリプタをプリンタ用からスキャナ用へ切替える命令」を検出したが、実施例4のスキャナ装置では、「デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令」を検出することが異なる。
実施例4のスキャナ装置13は、図16に示されるように、実施例3のスキャナ装置11の構成において、USB制御部113Bに代わるUSB制御部113Cと、PCプリンタのための制御を行うPCスキャナ制御部117´と、デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令を検出したことを示す情報をUSB制御部113Cへ送信するスキャナ簡易エミュレーションイベント配送部127とが追加されている。
PCスキャナ制御部117´は、PC30から送られてきたスキャナ言語を解析して「デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令」(特定情報)を検出するスキャナ簡易エミュレーション部(特定情報抽出部)1171を備えている。尚、スキャナ簡易エミュレーション部(特定情報抽出部)1171で「デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令」を検出できないとき、通常のPCスキャナの機能が実行される。
スキャナ簡易エミュレーションイベント配送部126は、プリンタ簡易エミュレーション部1181から「デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令」を検出したことを示す検出信号を受けると、「デバイスディスクリプタを切替える命令」を示す情報をUSB制御部113Cへ送信する。
次に、実施例4のスキャナ装置13の動作を図17のフローチャートを用いて説明する。
オペレータが、スキャナ機能を使用すべく、PC30からPCスキャン機能を停止する指示を出すと、スキャナドライバは、デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替えるための命令をスキャナ装置13へ送信する(S1701)。スキャナ装置13のPCプリント制御部117´のスキャナ簡易エミュレーション部1171で、「デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令」を検出すると(S1702)、該検出がスキャナ簡易エミュレーションイベント配送部127に通知される。
通知を受けたスキャナ簡易エミュレーションイベント配送部127は、「デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令」を検出したことを示す情報をUSB制御部113Cへ出力する(S1703)。情報を受けたUSB制御部113CのDevice制御部1131は、マルチディスクリプタ作成部11313でプリンタ用ディスクリプタ作成部11316を選択し、該プリンタ用ディスクリプタ作成部11316で作成したプリンタ用ディスクリプタを、バスリセット後にコントロール転送でPC30へ送信する(S1704)。PC30は、取得するプリンタ用ディスクリプタに基づいてデバイス定義を行う。これにより、PC30はスキャナ装置12を介してプリンタ装置20とUSB通信を行うことができる。
実施例4のスキャナ装置13によれば、スキャナ簡易エミュレーション部1171でスキャナ言語を解析して「デバイスディスクリプタをスキャナ用からプリンタ用へ切替える命令」を検出すると、スキャナ用ディスクリプタに切替えてプリンタ用ディスクリプタをPC30に通知することにより、PC30はプリンタ用ディスクリプタに基づいてデバイス定義を行って、接続構成切替えを行う。これにより、PC30からの操作によりPCスキャナ機能からPCプリンタ機能に切替えて使用することが可能となり、オペレータの利便性を向上することができる。
実施例5のシステム構成は、図1に示す実施例1と同様であることから、その説明を割愛する。
実施例5のスキャナ装置14は、前記した実施例4の構成において、USB制御部113Cに代わるUSB制御部113Dと、PCスキャナ機能の終了情報をUSB制御部113Dへ送信するPCスキャン動作終了イベント配送部128と、PCプリント機能の終了情報をUSB制御部113Dへ送信するPCプリント動作終了イベント配送部129とが追加されている。
PCスキャン動作終了イベント配送部128は、読取り部111´でPCスキャン動作が終了したことを検出すると、PCスキャン終了情報をUSB制御部113DのDevice制御部1131に送信する。
PCプリント動作終了イベント配送部129は、スキャナ装置14のHost制御部1132のTxBuff11321に格納されている印刷データの全てがプリンタ装置20へ送信されたことを検出すると、PCプリント終了情報をUSB制御部113DのDevice制御部1131に送信する。
USB制御部113DのDevice制御部1131は、PCスキャン終了情報を受けると、マルチディスクリプタ作成部11313でプリンタ用ディスクリプタ作成部11316を選択し、該プリンタ用ディスクリプタ作成部11316で作成されたプリンタ用ディスクリプタをPC30へ送信する。一方、PCプリント終了情報を受けたDevice制御部1131は、マルチディスクリプタ作成部11313でスキャナ用ディスクリプタ作成部11315を選択し、該スキャン用ディスクリプタ作成部11315で作成されたスキャン用ディスクリプタをPC30へ送信する。
次に、スキャナ装置14の動作を説明する。
尚、PCスキャナ機能が選択されているときの動作を、図19のフローチャートを用いて説明する。
読取り部111´でPCスキャン動作の終了監視が行われており(S1902)、読取り部111´でPCスキャナ動作の終了を検出すると、PCスキャン終了情報がPCスキャン動作終了イベント配送部128へ通知される。PCスキャン動作終了イベント配送部128は、PCスキャナ動作の終了を示す情報をUSB制御部113Dへ送信する(S1903)。
PCスキャナ動作終了情報を受けたUSB制御部113DのDevice制御部1131は、マルチディスクリプタ作成部11313で2つのディスクリプタ作成部の中からプリンタ用ディスクリプタ作成部11316を選択し、選択したプリンタ用ディスクリプタ作成部11316で生成されるプリンタ用ディスクリプタを、バスリセットを実行した後、コントロール転送でPC30へ通知する(S1904)。これ以降の動作は、前記実施例で説明した内容と同様であることから、説明を割愛するが、同様の処理過程を経た後、PCプリント機能が有効となる。
次に、PCプリンタ機能が選択されているときの動作を、図20のフローチャートを用いて説明する。
PCプリンタ動作の終了監視が行われており(S2002)、PCプリンタ動作の終了を検出したPCプリント動作終了イベント配送部129は、PCプリント動作の終了を示す情報をUSB制御部113Dへ送信する(S2003)。
PCプリント動作終了情報を受けたUSB制御部113DのDevice制御部1131は、マルチディスクリプタ作成部11313で2つのディスクリプタ作成部の中からスキャナ用ディスクリプタ作成部11315を選択し、選択したスキャナ用ディスクリプタ作成部11315で生成されるスキャナ用ディスクリプタを、バスリセットを実行した後、コントロール転送でPC30へ通知する(S2004)。これ以降の動作は、前記実施例で説明した内容と同様であることから、説明を割愛するが、同様の処理過程を経た後、PCスキャナ機能が有効となる。
実施例5のスキャナ装置14によれば、PCスキャン動作終了を検出すると、PCスキャン動作終了イベント配送部128からの情報に基づいてUSB制御部113DのDevice制御部1131がPCプリント動作として機能させるためのデバイスディスクリプタを作成してPC30に通知し、PCプリント動作終了を検出すると、PCプリント動作終了イベント配送部129からの情報に基づいてUSB制御部113DのDevice制御部1131がPCスキャナ動作として機能させるためのデバイスディスクリプタを作成してPC30に通知する。この機能を用いて、例えばオペレータが主に使用する機能を機能修了後に動作させる機能として予め設定することにより、所望の機能が終了すると、オペレータが主に使用する機能に自動的に切替えることができ、オペレータの利便性の向上を図ることができる。
前記した実施例では、周辺装置としてスキャナ装置を、従属周辺装置としてプリンタ装置がUSB接続されたシステムを例に説明したが、実施例6では、図21に示すように、PC80にUSBケーブル91を介して接続するプリンタ装置60を周辺装置として、該プリンタ60にUSBケーブル91を介して接続するスキャナ装置70を従属周辺装置として構築されたシステムを説明する。
プリンタ装置60は、図22に示されるように、用紙に印刷する印刷部601と、圧縮された印刷データを解凍する解凍部602と、PC80に対してはUSBデバイスの1つとして機能し、スキャナ装置70に対してはハブ(HUB)として機能し、USBプロトコルに則ってUSB通信するためのUSB制御部603と、オペレータによるプリンタ装置60の動作設定を行うためなどの複数のキーが設けられているオペレーションパネル604と、プリンタコントロール言語を解読するためのエミュレーション部605と、プリンタ装置60でPCスキャナ用の制御命令を一旦受信し、受信した制御命令をスキャナ装置70へ転送してPCスキャナとして機能するように制御するためのPCスキャナ制御部606と、当該装置をPCプリンタとして機能させるように制御するためのPCプリント制御部607と、印刷画データの保持、画処理および圧縮処理を行うための作業領域として用いる画メモリ609と、初期化時にスキャナ用デバイスディスクリプタあるいはプリンタ用デバイスディスクリプタのいずれか一方のデバイスディスクリプタを作成してPC80へ送信する初期化部610と、オペレーションパネル114のキーが押下されたことをUSB制御部603の後述するDevice制御部6031に通知するためのキーイベント配送部608と、プリンタ機能情報およびスキャナ機能情報を保持する機能情報保持部650とを備える。
尚、前記各部は図示しないROMに保持されているプログラムに基づいてCPU611が実質的な制御を行うが、説明を簡便に行うために、前記した各機能ブロックでプリンタ装置60の説明を行う。
ところで、プリンタ装置60の機能情報保持部650は、スキャナ装置70の機能を示す機能情報を保持するスキャナ機能情報保持部651と、当該プリンタ装置60の機能を示す機能情報を保持するプリンタ機能情報保持部652とを備えている。スキャナ機能情報保持部651で保持する機能情報またはプリンタ機能情報保持部652で保持する機能情報の何れか一方が、後述するデバイスディスクリプタ作成時に読み出される。
プリンタ装置60のUSB制御部603は、図23に示されているように、USBデバイスの1つとして機能するためのDevice制御部6031と、ハブとして機能するためのHost制御部6032から構成されている。
Host制御部6032は、スキャナ装置70へデータを送信するためのTxBuff60321と、スキャナ装置70からのデータを受信するためのRxBuff60322とを備える。
Device制御部6031は、PC80からのデータを受信するためのRxBuff60311と、PC80へデータを送信するためのTxBuff60312と、後述するデバイスディスクリプタを作成するディスクリプタ作成部(図示せず)を複数有するマルチディスクリプタ作成部60313から構成されており、PC80とスキャナ装置70とがUSB通信を行うとき、RxBuff60311で保持するデータがTxBuff60321へ転送され、またRxBuff60322で保持するデータがTxBuff60312へ転送される。
尚、オペレータがオペレーションパネル604におけるPC80とスキャナ装置70との間のUSB通信を指示するキーを押下することにより、後述するスキャナ機能情報が示されたデバイスディスクリプタが生成されて、該デバイスディスクリプタがPC10に通知された後、前記した転送制御が行われる。
ここで、マルチディスクリプタ作成部60313を説明する。マルチディスクリプタ作成部60313は、図24に示されるように、USB接続におけるバスリセットを行うリセット部60314と、スキャナ用デバイスディスクリプタを作成するスキャナ用ディスクリプタ作成部60315と、プリンタ用デバイスディスクリプタを作成するプリンタ用ディスクリプタ作成部60316とから構成されている。
当該装置60を介してスキャナ装置70をスキャナ機能でPC80に制御させるべく、スキャナ用ディスクリプタ作成部60315は、機能情報保持部650のスキャナ機能情報保持部651からスキャナ機能情報を読出し、該スキャナ機能情報が示されたデバイスディスクリプタを生成する。
一方、プリンタ用ディスクリプタ作成部60316は、当該装置60をプリンタ機能でPC80に制御させるべく、機能情報保持部650のプリンタ機能情報保持部652からプリンタ機能情報を読出し、該プリンタ機能情報が示されたデバイスディスクリプタを作成する。このように、ディバイスディスクリプタは、PC80で制御させたい機能に応じて作成される。尚、作成されたデバイスディスクリプタはUSB接続におけるバスリセット後にPCに通知される。通知を受けたPCは、デバイスディスクリプタに示されている機能情報に基づいて通信相手先を特定する(デバイス定義を行う)。
プリンタ装置60のオペレーションパネル604は、図25に示されるように、オペレータが操作設定を行うためのLCDディスプレイ6041と、複数の押下キー6042と、PC−Scanerキー6043とを備える。
オペレーションパネル604は、複数のキー6042の押下に対応して、押下されたキーによる選択信号(選択情報)をUSB制御部603へ出力する。USB制御部603のマルチディスクリプタ作成部60313は、受信した選択信号に基づいて、スキャナ用ディスクリプタ作成部60315又はプリンタ用ディスクリプタ作成部60316の何れか一方を起動する。換言すると、オペレータがオペレーションパネル604でスキャナ装置70の利用ボタンを押下すると、スキャナ用ディスクリプタ作成部60315が起動し、プリンタ装置60の利用ボタンを押下すると、プリンタ用ディスクリプタ作成部60316が起動する。
ところで、PC−Scanerキー3043が押下されると、オペレーションパネル604は、USB制御部603へPCSキャン選択を示す信号を出力する。PCスキャン機能の選択を示す選択信号を受けたUSB制御部603は、マルチディスクリプタ作成部60313でスキャナ用ディスクリプタ作成部60315を選択し、該スキャナ用ディスクリプタ作成部60315を起動してデバイスディスクリプタを生成する。生成したデバイスディスクリプタは、リセット部60314でUSB接続におけるバスリセットが実行された後、コントロール転送でPC80へ通知される。尚、バスリセット以降の動作は前述した実施例と同様であることから、その説明を割愛する。
プリンタ装置60の初期化部610は、初期化時にPC80へ通知するデバイスディスクリプタを任意に通知するための機能であり、図26に示すように、テーブル番号にデバイスディスクリプタの作成部(スキャナ用ディスクリプタ作成部60315又はプリンタ用ディスクリプタ作成部60316)がテーブル形式で対応付けられたデフォルトデバイスディスクリプタテーブル6101と、該テーブルを初期化時に参照するためのテーブル番号を格納するデフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア6102とを備える。
デフォルトデバイスディスクリプタテーブル1211には、テーブル番号「1」にスキャナ用ディスクリプタ作成部60315が対応付けられた対応テーブル6103と、テーブル番号「2」にプリンタ用ディスクリプタ作成部60316が対応付けられた対応テーブル6104とが示されている。
尚、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア6102には、任意のテーブル番号が設定されており、当該デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア6102に示されているテーブル番号に応じて初期化時にPC80に通知するデバイスディスクリプタの作成部が選択される。
ここで、実施例6のプリンタ装置60の初期化部610の初期化動作を図27のフローチャートを用いて説明する。
まず、初期化部610によりスキャナ装置の初期化処理が開始されると(S2701)、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア6102の値がチェックされ(S2702)、「1」の場合、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル6101よりスキャナ用ディスクリプタ作成部60315の起動が選択される。これにより、スキャナ用ディスクリプタ作成部60315でスキャナ機能情報が示されたデバイスディスクリプタが生成される。その後、USB制御部603のDevice制御部6031によりPC80へスキャナ用ディスクリプタが送信される(S2705)。
また、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア6102の値が「2」の場合(S2703)、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル6101よりプリンタ用ディスクリプタ作成部60316の起動が選択され、プリンタ用ディスクリプタ作成部60316でプリンタ機能情報が示されたデバイスディスクリプタが生成される。その後、USB制御部603のDevice制御部6031によりPC80へプリンタ用ディスクリプタが送信される(S2704)。
尚、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア6102の値が「2」でない場合、デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア6102の値を不正とみなして、メモリ格納データが壊れた旨の表示をオペレーションパネル604のLCDディスプレイ6041に行う(S2706)。
次に、スキャナ装置70が接続しているプリンタ装置60が、PC80へホットプラグインで接続された時の動作を図28のフローチャートを用いて説明する。
PC80へホットプラグインで接続されると(S2801)、PC80は新しいデバイスが接続されたことを認識してUSBのバスリセットをリセット部60314で行う。プリンタ装置60は、PC80からのリセットを検出すると(S2802)、プリンタ用ディスクリプタ作成部60316を起動し、該プリンタ用ディスクリプタ作成部60316でプリンタ用ディスクリプタを作成する。
作成されたプリンタ用ディスクリプタは、コントロール転送でプリンタ装置60からPC80へ送信される(S2803)。プリンタ用ディスクリプタを取得したPC80は、USBプロトコルに則って、アドレス指定やコンフィグレーションディスクリプタやインタフェースディスクリプタなどの設定を行い(S2804)、Bulk転送あるいはアイソクロナス転送用のパイプが確立されて、該パイプにより、プリンタ装置60は、プリンタデバイスとしてPC80とUSB通信を開始する(S2805)。
次に、オペレータがプリンタ装置60をスキャナ機能で使用するときの動作を図29のフローチャートを用いて説明する。
オペレータにより、オペレーションパネル604のPC−Scanerキー6043が押下されると(S2901)、キーイベント配送部608により、PC−Scanerキー6043が押下されたことを示す情報がUSB制御部603へ通知される。情報を受けたUSB制御部603は、スキャナ用ディスクリプタ作成部60315を選択する。選択されたスキャナ用ディスクリプタ作成部60315は、スキャナ用ディスクリプタを作成する。
その後、USB制御部603のリセット部60314でバスリセットが実行されると(S2902)、プリンタ装置60は、コントロール転送によりPC80と通信を開始する。すなわち、プリンタ装置60のUSB制御部603は、スキャナ用ディスクリプタをPC80へ送信する(S2903)。PC80は、スキャナ用ディスクリプタに基づいて、アドレス指定やコンフィグレーションディスクリプタおよびインタフェースディスクリプタと称される情報を取得して各種設定を行い(S2904)、この設定によりBulk転送あるいはアイソクロナス転送のためのパイプと称される伝送路を定め、該パイプにより、プリンタ60は、プリンタデバイスとしてPC80とUSB通信を開始する(S2905)。
実施例6のプリンタ装置60によれば、オペレーションパネル604でオペレータが選択指示した機能でUSB通信を行うべく、選択指示された機能情報を一つだけ読出し、該機能情報だけが示されたデバイスディスクリプタを作成すると、該デバイスディスクリプタをバスリセット後にPC80に通知する。これにより、PC80は、通知されたデバイスディスクリプタに唯一示された機能情報に基づいて通信相手先を特定することができ、特定した通信相手先のデバイス定義を行ってUSB通信を行うことができる。
従って、実施例6のプリンタ装置60によれば、一つの機能情報しか示されていないデバイスディスクリプタをPC80に通知することにより、デバイスディスクリプタに示される唯一の機能情報に基づいて通信相手先を特定することができ、機能を選択して接続構成の切替え命令(ベンダリクエスト)を発行するための専用ドライバを必要としない。これにより、専用ドライバの開発を行う必要が無く、当然専用ドライバをPC80にインストールする手間を省くことができる。
以上の実施例では、周辺装置としてプリンタ装置およびスキャナ装置に限定して説明したが、本発明はこれに限定されるものでない。
周辺装置として、例えばモニタ装置、キーボード、マウス、FAX装置、記憶装置、イメージサーバ装置などに本発明を適用することが可能である。
以上の実施例では、周辺装置の機能情報保持部150で保持する機能情報の更新について説明を行わなかったが、例えば周辺装置に従属周辺装置を接続する際、該従属周辺装置から機能情報を取得して機能情報保持部150で保持する機能情報を更新したり、上位装置との通信で機能情報を取得して機能情報保持部150で保持する機能情報を更新するようにしてもよいし、周辺装置のROM交換により、機能情報保持部150で保持する機能情報を更新するようにしてもよい。
また、前記した実施例では、周辺装置の機能情報保持部150で周辺装置の機能情報および従属周辺装置の機能情報を予め保持し、必要に応じて何れか一方の機能情報を読出してデバイスディスクリプタを生成し、該デバイスディスクリプタを上位装置に通知する例で説明したが、これに限る必要はなく、例えば予め周辺装置用のデバイスディスクリプタおよび従属周辺装置用のデバイスディスクリプタを保持しておき、選択指示に応じて保持する何れか一方のデバイスクリプタを上位装置に通知するようにしてもよい。
前記した実施例では、テーブル番号に基づいてデバイスディスクリプタの作成部を選択する例で初期化部を説明したが、これに限る必要はなく、例えばテーブル番号に予めデバイスディスクリプタを対応付けるようにしてもよい。これにより、デバイスディスクリプタを作成しなくても、テーブル番号に対応付けられたデバイスディスクリプタを直接上位装置に通知することができる。
本発明のシステム1の構成図である。 実施例1のスキャナ装置の構成図である。 システム1で使用されるプリンタ装置の構成図である。 実施例1におけるスキャナ装置のUSB制御部の構成図である。 USB制御部のマルチディスクリプタ作成部の構成図である。 オペレーションパネル表面の配置例である。 初期化部の構成図である。 実施例1における初期化動作を示すフローチャートである。 実施例1におけるホットプラグイン接続時の動作を示すフローチャートである。 実施例1におけるPCプリント時の動作を示すフローチャートである。 実施例1におけるPCスキャン時の動作を示すフローチャートである。 実施例2のスキャナ装置の構成図である。 実施例2における原稿検出時の動作を示すフローチャートである。 実施例3のスキャナ装置の構成図である。 実施例3の動作の流れを示すフローチャートである。 実施例4のスキャナ装置の構成図である。 実施例4の動作の流れを示すフローチャートである。 実施例5のスキャナ装置の構成図である。 実施例5におけるPCスキャン終了時の動作を示すフローチャートである。 実施例5におけるPCプリント終了時の動作を示すフローチャートである。 本発明のシステム2の構成図である。 実施例6で使用されるプリンタ装置の構成図である。 実施例6におけるプリンタ装置のUSB制御部の構成図である。 実施例6におけるUSB制御部のマルチディスクリプタ作成部の構成図である。 実施例6におけるプリンタ装置のオペレーションパネル表面の配置例である。 実施例6におけるプリンタ装置の初期化部の構成図である。 実施例6の初期化動作を示すフローチャートである。 実施例6のPCプリント動作を示すフローチャートである。 実施例6のPCスキャナ動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10、11、12、13、14、70 スキャナ装置
111、111´ 読取り部
1111 原稿検出器
112 画処理部
113、113A、113B USB制御部
113C、113D USB制御部
150 機能情報保持部
151 スキャン機能情報保持部
152 プリンタ機能情報保持部
1131 Device制御部
11311、11322 RxBuff
11312、11321 TxBuff
11313 マルチディスクリプタ作成部
11314 リセット部
11315 スキャナ用ディスクリプタ作成部
11316 プリンタ用ディスクリプタ作成部
1132 Host制御部
114 オペレーションパネル
1141 LCDディスプレイ
1142 各種キー
1143 PC−Scanerキー
115 圧縮部
116 コピー制御部
117、117´ PCスキャナ制御部
1171 スキャナ簡易エミュレータ部
118、118´ PCプリント制御部
1181 プリンタ簡易エミュレータ部
119 画メモリ
120 CPU
121 初期化部
1211 デフォルトデバイスディスクリプタテーブル
1212 デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値
格納エリア
1213 スキャナ用ディスクリプタ作成部
1214 プリンタ用ディスクリプタ作成部
122 キーイベント配送部
123 原稿検出イベント配送部
124 放置原稿検出タイマー
125 タイムアウトイベント配送部
126 プリンタ簡易エミュレーションイベント配送部
127 スキャナ簡易エミュレーションイベント配送部
128 PCスキャン動作終了イベント配送部
129 PCプリント動作終了イベント配送部
20、60 プリンタ装置
30、80 PC
41、42、91、92 USBケーブル
601 印刷部
602 解凍部
603 USB制御部
650 機能情報保持部
651 スキャン機能情報保持部
652 プリンタ機能情報保持部
6031 Device制御部
60311、60322 RxBuff
60312、60321 TxBuff
60313 マルチディスクリプタ作成部
60314 リセット部
60315 スキャナ用ディスクリプタ作成部
60316 プリンタ用ディスクリプタ作成部
6032 Host制御部
604 オペレーションパネル
6041 LCDディスプレイ
6042 各種キー
6043 PC−Scanerキー
605 エミュレーション部
606 PCスキャナ部
607 PCプリント部
608 キーイベント配送部
609 画メモリ
610 初期化部
6101 デフォルトデバイスディスクリプタテーブル
6102 デフォルトデバイスディスクリプタテーブル値格納エリア
6103 スキャナ用ディスクリプタ
6104 プリンタ用ディスクリプタ
611 CPU

Claims (16)

  1. USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を前記上位装置に特定させる周辺装置において、
    当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、
    USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、
    選択指示に基づいて前記周辺機能情報保持部で保持する機能情報または前記従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを前記上位装置に通知するUSB制御部とを備え
    前記USB制御部は、前記選択指示に基づく処理が終了すると、該選択指示に基づいて読み出されなかった他方の機能情報を読み出すことを特徴とする周辺装置。
  2. 前記周辺装置が画像読取装置であり、前記従属周辺装置が画像形成装置であるとき、
    前記周辺装置機能情報保持部は画像読取機能を示す機能情報を保持し、
    前記従属周辺装置機能情報保持部は画像形成機能を示す機能情報を保持することを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  3. 前記周辺装置が画像形成装置であり、前記従属周辺装置が画像読取装置であるとき、
    前記周辺装置機能情報保持部は画像形成機能を示す機能情報を保持し、
    前記従属周辺装置機能情報保持部は画像読取機能を示す機能情報を保持することを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  4. 前記選択指示をオペレータから受けるためのオペレーションパネルを備えており、
    前記USB制御部は、前記オペレーションパネルで前記選択指示を受けると、前記デバイスディスクリプタの通知に先立ち、前記上位装置とのUSB接続におけるバスリセットを行うことを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  5. 前記USB制御部は、前記選択指示で読出す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成するマルチデバイスディスクリプタ作成部を備えることを特徴とする少なくとも請求項2および請求項3の何れか1項に記載の周辺装置。
  6. 前記従属周辺装置にUSB接続されている前記周辺装置が、前記上位装置にホットプラグイン接続されると、前記USB制御部は、前記従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを前記上位装置に通知することを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
  7. USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を前記上位装置に特定させる周辺装置において、
    当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、
    USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、
    選択指示に基づいて前記周辺機能情報保持部で保持する機能情報または前記従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを前記上位装置に通知するUSB制御部と、
    原稿を読取るための原稿読取部とを備え、
    前記USB制御部は、前記選択指示で読出す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成するマルチデバイスディスクリプタ作成部を備え、
    前記周辺装置が画像読取装置であり、前記従属周辺装置が画像形成装置であるとき、
    前記周辺装置機能情報保持部は、画像読取機能を示す機能情報を保持し、
    前記従属周辺装置機能情報保持部は、画像形成機能を示す機能情報を保持し、
    前記原稿読取部は、原稿が配置されたことを検出すると、前記選択指示として原稿検出信号を前記USB制御部に通知し、
    前記USB制御部は、前記原稿検出信号を受けると、前記周辺装置機能情報保持部から画像読取機能を示す機能情報を読み出し、前記マルチデバイスディスクリプタ作成部を用いて該読出した画像読取機能を示す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成することを特徴とする周辺装置。
  8. USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を前記上位装置に特定させる周辺装置において、
    当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、
    USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、
    選択指示に基づいて前記周辺機能情報保持部で保持する機能情報または前記従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを前記上位装置に通知するUSB制御部と、
    原稿を読取るための原稿読取部とを備え、
    前記USB制御部は、前記選択指示で読出す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成するマルチデバイスディスクリプタ作成部を備え、
    前記周辺装置が画像形成装置であり、前記従属周辺装置が画像読取装置であるとき、
    前記周辺装置機能情報保持部は、画像形成機能を示す機能情報を保持し、
    前記従属周辺装置機能情報保持部は、画像読取機能を示す機能情報を保持し、
    前記原稿読取部は、原稿が配置されたことを検出すると、前記選択指示として原稿検出信号を前記USB制御部に通知し、
    前記USB制御部は、前記原稿検出信号を受けると、前記従属周辺装置機能情報保持部から画像読取機能を示す機能情報を読み出し、前記マルチデバイスディスクリプタ作成部を用いて該読出した画像読取機能を示す機能情報が示されるデバイスディスクリプタを生成することを特徴とする周辺装置。
  9. 前記原稿が配置されて放置されたことを検出すると、前記選択指示として放置原稿検出信号を前記USB制御部に通知するタイマーを備えており、
    前記USB制御部は、前記原稿放置検出信号を受けると、前記画像形成機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の周辺装置。
  10. 前記原稿読取部は、配置された原稿の読取を行って、読取るべき原稿が無くなったことを検出すると、前記選択指示として終了検出信号を前記USB制御部に通知し、
    前記USB制御部は、前記終了検出信号を受けると、前記画像形成機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の周辺装置。
  11. 前記上位装置からの制御命令を解析して特定情報を抽出する特定情報抽出部を備えており、
    前記USB制御部は、抽出する前記特定情報に前記上位装置とのUSB接続におけるバスリセットを行う指示が示されているとき、該バスリセットを行うことを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  12. 前記上位装置からの制御命令を解析して特定情報を抽出する特定情報抽出部を備えており、
    前記特定情報抽出部は、前記特定情報が画像読取装置の制御言語で記述された命令であるとき、該命令を前記選択指示として前記USB制御部に通知し、
    前記USB制御部は、前記命令を受けると、前記画像読取機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の周辺装置。
  13. 前記上位装置からの制御命令を解析して特定情報を抽出する特定情報抽出部を備えており、
    前記特定情報抽出部は、前記特定情報が画像形成装置の制御言語で記述された命令であるとき、該命令を前記選択指示として前記USB制御部に通知し、
    前記USB制御部は、前記命令を受けると、前記画像形成機能を示す機能情報を読み出すことを特徴とする請求項7又は請求8記載の周辺装置。
  14. 前記上位装置とのUSB接続がホットプラグイン接続であるとき、ホットプラグイン接続により当該USB接続におけるバスリセットが行われることを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
  15. USB接続する上位装置にデバイスディスクリプタを通知し、該デバイスディスクリプタに示された機能情報に基づいて通信相手先を前記上位装置に特定させる周辺装置において、
    当該周辺装置の機能を示す機能情報を保持する周辺装置機能情報保持部と、
    USB接続される従属周辺装置の機能を示す機能情報を保持する従属周辺装置機能情報保持部と、
    選択指示に基づいて前記周辺機能情報保持部で保持する機能情報または前記従属周辺装置機能情報保持部で保持する機能情報の何れか一方を読出し、読出した機能情報が示されたデバイスディスクリプタを前記上位装置に通知するUSB制御部とを備え、
    前記USB制御部は、前記選択指示に基づく処理が終了すると、該選択指示に基づいて読み出されなかった他方の機能情報を読み出し、
    更に、前記USB制御部は、前記上位装置で前記従属周辺装置が通信相手先として特定されると、前記上位装置および前記従属周辺装置との間でUSB通信するための中継を行うUSBホスト制御部を有することを特徴とする周辺装置。
  16. 前記周辺装置はスキャナ装置であり、前記従属周辺装置はプリンタ装置であることを特徴とする請求項15記載の周辺装置。
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