JP4675040B2 - コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法及びクライアント機器 - Google Patents
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Description
コンテンツ鍵の配信方式には次の2種類がある。コンテンツの利用を要求してきたクライアント機器にのみ一対一でコンテンツ鍵を配信するユニキャスト配信と、コンテンツの利用を要求していないクライアント機器にも一斉にコンテンツ鍵を配信するマルチキャスト配信である。従来は、1つのコンテンツ配信システムにおいては、コンテンツの種別に関わらずコンテンツ鍵は同一の配信方式にて配信されている(特許文献1参照)。
また、前記コンテンツの属性は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者であって、前記配信管理サーバは、各コンテンツのコンテンツ提供者に応じて、前記利用制御データの配信方式を決定するとしてもよい。
また、前記コンテンツの属性は、コンテンツの利用条件であって、前記配信管理サーバは、各コンテンツの利用条件に応じて、前記利用制御データの配信方式を決定するとしてもよい。
また、前記ユニキャスト配信手段を備える配信サーバは、さらに、各クライアント機器との通信により、前記クライアント機器があらかじめ登録されたクライアント機器であることを確認できた場合、前記クライアント機器を正当なユーザであると認める認証手段を備え、前記ユニキャスト配信手段は、前記認証手段により、正当なユーザであると認められたクライアント機器に対してのみ前記利用制御データを配信するとしてもよい。
さらに、本発明におけるコンテンツ利用管理方法は、クライアント機器におけるコンテンツの利用を制御するための利用制御データを、ネットワークを介して配信するサーバのためのコンテンツ利用管理方法であって、コンテンツの属性に応じて、各コンテンツの利用制御データを、いずれの配信方式で配信するかを決定する配信方式決定ステップと、複数の相異なる配信方式のうち、決定された配信方式で前記利用制御データを配信する配信ステップとを含むことを特徴とする。
さらに、本発明におけるクライアント機器は、クライアント機器におけるコンテンツの利用を制御するための利用制御データを、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するコンテンツ利用管理システムにおけるクライアント機器であって、コンテンツを配信するコンテンツサーバに対し、コンテンツの配信を要求してコンテンツを取得するコンテンツ要求手段と、前記コンテンツサーバからの前記コンテンツの取得の成否に応じて、要求した前記コンテンツに対応する利用制御データの配信方式を判定する配信方式判定手段と、判定された配信方式で前記利用制御データを配信する配信サーバから、前記利用制御データを取得する利用制御データ取得手段とを備えることを特徴とする。
図1に実施の形態に係る動画コンテンツ配信サービスシステムの概念図を示す。クライアント機器110は、インターネットなどの通信路130を通じて、コンテンツ配信管理サーバ121、マルチキャスト配信サーバ122、ユニキャスト配信サーバ123、暗号化コンテンツ配信サーバ124、ユーザ管理サーバ120に接続されている。また、コンテンツ配信管理サーバ121は、インターネットなどの通信路130を通じて、マルチキャスト配信サーバ122、ユニキャスト配信サーバ123、暗号化コンテンツ配信サーバ124、ユーザ管理サーバ120に接続されている。また、マルチキャスト配信サーバ122、ユニキャスト配信サーバ123をまとめてコンテンツ鍵配信サーバと呼ぶ。
ユーザに配信されるコンテンツは、コンテンツホルダにより暗号化され、一旦、コンテンツ配信管理サーバ121を経由して、マルチキャスト配信サーバ122又は暗号化コンテンツ配信サーバ124に登録される。
クライアント機器110は、ユーザがコンテンツを再生する機器である。また、クライアント機器110は、その機器を一意に識別するための識別子であるクライアントIDを持つ。クライアントIDは工場出荷時に設定され、出荷後はユーザによって変更されることはない。なお、クライアント機器110はユニキャスト配信及びマルチキャスト配信による本システムの配信を受けることが可能であることをクライアントIDにより確認することができる。
図2では、ユーザ名"User1"には、ユーザID"User_1111"、パスワード"aaabbbccc"が設定され、クライアントID"123_abc"のクライアント機器110を所有していることを示している。ユーザIDはユーザ登録の際、ユーザ管理サーバで割り当てられ、パスワードはユーザ自身が設定する。
コンテンツ配信方式管理DB141では、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツID、コンテンツ名、コンテンツを提供するコンテンツホルダのコンテンツホルダID、コンテンツの圧縮フォーマット、コンテンツ鍵およびコンテンツ利用条件の配信方式、コンテンツの再生時間、暗号化コンテンツのデータサイズなどを保持し管理する。図4に、コンテンツ配信方式管理DB141で保持及び管理するデータの一例を示す。
配信方式決定ルールDB142では、コンテンツに応じて配信方式を決定するためのルールを保持し管理する。配信方式決定ルールDB142で保持及び管理するデータの詳細については後述する。
以下、サービス内の各処理について、コンテンツホルダによる配信コンテンツの登録、配信方式の決定方法、ユーザによるユーザ登録、ユーザのコンテンツ利用について順に説明する。
コンテンツホルダは、コンテンツ配信管理サーバ121に対し、コンテンツ登録用端末100を用いてコンテンツ登録要求を行う。図9にコンテンツホルダによるコンテンツ登録処理のフローチャートを示す。
コンテンツ配信管理サーバ121は、コンテンツホルダからの配信コンテンツの登録要求を受ける前に、コンテンツホルダの認証を行う。本実施の形態においては、コンテンツホルダは事前にコンテンツホルダ管理DB140に登録されている必要がある。コンテンツホルダは、配信コンテンツ登録要求時にコンテンツ登録用端末100を用いて、通信路130を介しコンテンツ配信管理サーバ121へコンテンツホルダIDとパスワードを送信する。コンテンツ配信管理サーバ121は受信したコンテンツホルダIDとパスワードの組をコンテンツホルダ管理DB140に登録されているデータと照会することでログインの成否を判定する(S901)。
ユニキャスト配信と決定された場合(S905)、コンテンツ配信管理サーバ121はコンテンツ鍵、コンテンツ利用条件、メタデータ、及びコンテンツ配信条件をユニキャスト配信サーバ123へ登録する(S906)。併せて、コンテンツ配信管理サーバ121は、その暗号化コンテンツデータを暗号化コンテンツ配信サーバ124に登録する。ユニキャスト配信サーバ123が持つ配信データ管理DB160で保持及び管理するデータは図6にあるデータを用いる。
コンテンツ配信管理サーバ121はコンテンツホルダからコンテンツメタデータを受信した後、コンテンツ鍵及びコンテンツ利用条件の配信方式を決定する。具体的には、まず、コンテンツ配信管理サーバ121はコンテンツ鍵配信方式決定ルールを、配信方式決定ルールDB142より取得する(S1001)。
本実施の形態では、コンテンツの圧縮フォーマットによって、コンテンツを利用するユーザ数が変わることを想定し、コンテンツのメタデータ中に記述されるコンテンツ圧縮フォーマットを、コンテンツ鍵及びコンテンツ利用条件の配信方式決定のためのパラメータとする。
図12(b)に、コンテンツホルダに応じて配信方式を変更するような要求があることを想定し、コンテンツ配信方式を決定するパラメータをコンテンツホルダIDにした場合の配信方式決定ルールの一例を示す。コンテンツホルダID"Holder_1111"および"Holder_3333"の場合にはユニキャスト配信、コンテンツホルダID"Holder_2222"の場合にはマルチキャスト配信を選択するように設定されている。
ユーザはコンテンツを利用する際、ユーザ管理サーバ120に事前にユーザ登録しておく。より具体的には、まず、ユーザはクライアント機器110を用いて、ユーザ管理サーバ120に対し、登録要求を行う。次いで、ユーザ名、パスワード、及びユーザが利用するクライアント機器110のクライアントIDをユーザ管理サーバへ送信する(S1201)。ただし、クライアント機器110のクライアントIDは、ユーザがユーザ名およびパスワードとともに手入力してもよいが、ユーザが入力したユーザ名およびパスワードにクライアント機器110がクライアントIDを自動的に添付して送信するのが一般的である。ユーザの登録要求を受けたユーザ管理サーバ120では、ユーザIDを割り当て(S1202)、ユーザ管理DB180へのデータ追加(S1203)を行い、ユーザ登録終了をクライアント機器110へ通知して終了する。
コンテンツ利用のサービスは、ユーザ登録したユーザにのみ提供されるものであり、一旦ユーザ管理サーバ120で認証をする必要がある。そのため、認証に必要なデータの送受信がクライアント機器110とユーザ管理サーバ120との間で行われる(S1301)。クライアント機器110は認証の成否を判定し、認証が成功した場合のみ、以降の処理を行うことができる(S1302)。
コンテンツに関する情報には、図4のように、コンテンツID、コンテンツ名、コンテンツを提供するコンテンツホルダ名(又はコンテンツホルダID)、圧縮フォーマット、コンテンツ鍵の配信方式、コンテンツの再生時間、暗号化コンテンツのデータサイズなどが含まれている。クライアント機器110は、コンテンツ配信管理サーバ121から取得したコンテンツに関する情報に基づいて、コンテンツの配信を要求するためのコンテンツリストを生成し、ユーザに表示する。
選択したコンテンツのコンテンツ鍵、及びコンテンツ利用条件がユニキャスト配信の場合について説明する。選択されたコンテンツのコンテンツ鍵がユニキャスト配信で配信されていると判定した場合、クライアント機器110は、さらに、選択されたコンテンツのコンテンツ鍵をクライアント機器110の内部に保持しているか否かを調べる(S1306)。選択されたコンテンツのコンテンツ鍵をクライアント機器110がすでに保持している場合は、保持しているコンテンツ鍵を用いてクライアント機器110での再生処理を行う(S1311)。選択されたコンテンツのコンテンツ鍵をクライアント機器110が保持していない場合、ユーザのクライアント機器110とユニキャスト配信サーバ124との間で認証を行い、秘匿性・耐改竄性が保証された通信を行う(S1307)。このような通信方式について本実施の形態では特に手法を記述しないが、SSL(Secure Sockets Layer)等を用いる。SSLについては、A.Frier他、"The SSL 3.0 Protocol"、Netscape Communications Corp.Nov.18、1996に詳しい。なお、クライアント機器110とユニキャスト配信サーバ123との間で認証はPKI方式や共通鍵方式による認証でも構わない。前述の通信によって、クライアント機器110はコンテンツ鍵及びコンテンツ利用条件をユニキャスト配信サーバ123から取得する(S1308)。ステップS1307において、ユニキャスト配信サーバ123との認証に失敗した場合、クライアント機器110は処理を終了する。
次に、図14のステップS1311におけるクライアント機器110内部での再生処理の詳細について、図15、及び図16を用いて説明する。図15は、クライアント機器110の構成を示す機能ブロック図である。図16は、図14のステップS1311におけるクライアント機器110内部でのコンテンツ再生処理の動作を示すフローチャートである。
通信部1401は、各種サーバと通信するための機能処理部である。利用条件判定部1402は、コンテンツの新たな利用がコンテンツ利用条件を満たしているかを判定する機能処理部である。暗号化コンテンツ蓄積部1403は、暗号化コンテンツを蓄積する記憶部および機能処理部である。図14のステップS1305またはステップS1308で取得された暗号化コンテンツは、暗号化コンテンツ蓄積部1403に蓄積される。コンテンツ復号部1404は、コンテンツ鍵を用いて暗号化コンテンツの復号を行う機能処理部である。
なお、マルチキャストによる配信は毎日行われなくてもよい。
なお、コンテンツ鍵の配信方式を決定するパラメータは、コンテンツの圧縮フォーマット以外に、コンテンツホルダID、CBRおよびVBRの平均レート、コンテンツ利用条件などでも構わない。
なお、暗号化コンテンツの取得方法としては、メディアによる配信、放送などのブロードキャストによる配信でも構わない。
なお、暗号化コンテンツは、コンテンツ鍵の配信方式にかかわらず、すべて図8(a)に示したデータ構造とし、暗号化コンテンツ配信サーバ124が一元的に管理し配信するとしてもよい。もちろん、上記実施の形態と同様に、コンテンツ鍵がユニキャストで配信されるコンテンツのみ図8(a)に示したデータ構造で、暗号化コンテンツ配信サーバ124から配信され、コンテンツ鍵がマルチキャストで配信されるコンテンツは図8(b)に示したデータ構造で、マルチキャスト配信サーバ122から配信されるとしてもよい。また、ユニキャスト配信サーバ123の負荷が大きくなるが、暗号化コンテンツ配信サーバ124をなくして、その代わりにユニキャスト配信サーバ123もマルチキャスト配信サーバ122も、図8(b)に示したデータ構造のコンテンツを配信するとしてもよい。
110 クライアント機器
120 ユーザ管理サーバ
121 コンテンツ配信管理サーバ
122 マルチキャスト配信サーバ
123 ユニキャスト配信サーバ
124 暗号化コンテンツ配信サーバ
130 通信路
140 コンテンツホルダ管理DB
141 コンテンツ配信方式管理DB
142 配信方式決定ルールDB
150 配信スケジュールDB
151 マルチキャストコンテンツDB
160 配信データ管理DB
170 暗号化コンテンツ管理DB
171 ユニキャストコンテンツDB
180 ユーザ管理DB
200 コンテンツ配信システム
1401 通信部
1402 利用条件判定部
1403 暗号化コンテンツ蓄積部
1404 コンテンツ復号部
1405 コンテンツデコード部
1406 クライアントID蓄積部
1407 コンテンツ鍵蓄積部
1408 入力部
1409 要求処理部
1410 配信方式判定部
1411 画面出力部
Claims (35)
- サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、前記サーバがネットワークを介して前記クライアント機器に配信するコンテンツ配信システムであって、
前記復号鍵を、クライアント機器へ複数の異なる配信方式により配信する1以上の配信サーバと、
コンテンツの属性に応じて、各コンテンツの復号鍵を、いずれの配信方式で配信するかを決定する配信管理サーバとを備え、
前記配信サーバのいずれか1つは、決定された配信方式による前記復号鍵の配信を実行する
ことを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツの圧縮フォーマットであって、
前記配信管理サーバは、各コンテンツの圧縮フォーマットに応じて、前記復号鍵の配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者であって、
前記配信管理サーバは、各コンテンツのコンテンツ提供者に応じて、前記復号鍵の配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツの圧縮率であって、
前記配信管理サーバは、各コンテンツの圧縮率に応じて、前記復号鍵の配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツの利用条件であって、
前記配信管理サーバは、各コンテンツの利用条件に応じて、前記復号鍵の配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記1以上の配信サーバは、
クライアント機器からの要求に応じてデータを配信するユニキャスト配信方式により、前記復号鍵を配信するユニキャスト配信手段と、
所定の配信時刻に複数のクライアント機器に対して一斉にデータを配信するマルチキャスト配信方式により、前記利用制御データを配信するマルチキャスト配信手段と
の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記配信管理サーバは、
前記配信方式を決定するためのルールを示した配信方式決定ルールを保持する配信方式決定ルール保持手段と、
前記コンテンツの属性に対応する前記配信方式決定ルールを参照し、前記配信方式決定ルールに従って前記配信方式を決定する配信方式決定手段と
を備えることを特徴とする請求項6記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ配信システムは、さらに、
前記クライアント機器にコンテンツを配信するコンテンツサーバを備え、
前記配信管理サーバは、さらに、決定された前記復号鍵の配信方式を示す情報を生成する方式情報生成手段と、
生成された前記復号鍵の配信方式を示す情報を、コンテンツに対応付けて前記コンテンツサーバに送信する方式情報送信手段とを備え、
前記コンテンツサーバは、前記復号鍵の配信方式を示す情報を含んだコンテンツを配信することにより、コンテンツを復号鍵の配信方式にかかわらず一元的に配信する
ことを特徴とする請求項7記載のコンテンツ配信システム。 - 前記クライアント機器は、
前記コンテンツサーバからコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
取得された前記コンテンツから前記配信方式を示した情報を抽出し、抽出された前記情報に基づいて、前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を識別する配信方式識別手段と、
識別された配信方式に応じて、いずれかの前記配信サーバから前記復号鍵を取得する復号鍵取得手段と
を備えることを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配信システム。 - 前記復号鍵取得手段は、識別された配信方式がユニキャスト配信方式であるときは、前記ユニキャスト配信手段に対して、取得されたコンテンツに対応する復号鍵の配信を要求し、識別された配信方式がマルチキャスト配信方式であるときは、前記コンテンツに対応する復号鍵が配信される配信時刻まで待機する
ことを特徴とする請求項9記載のコンテンツ配信システム。 - 前記配信管理サーバは、さらに、
決定された前記復号鍵の配信方式を示す情報を生成する方式情報生成手段と、
生成された前記復号鍵の配信方式を示す情報を、前記クライアント機器へ送信する方式情報送信手段とを備え、
前記クライアント機器は、
前記配信管理サーバから前記復号鍵の配信方式を示す情報を取得する方式情報取得手段と、
前記復号鍵の配信方式を示す情報に基づいて、前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を識別する配信方式識別手段と、
識別された配信方式に応じて、いずれかの前記配信サーバから前記復号鍵を取得する復号鍵取得手段と
を備えることにより、コンテンツを復号鍵の配信方式にかかわらず一元的に配信することを特徴とする請求項7記載のコンテンツ配信システム。 - 前記復号鍵取得手段は、識別された配信方式がユニキャスト配信方式であるときは、前記ユニキャスト配信手段に対して、取得されたコンテンツに対応する復号鍵の配信を要求し、識別された配信方式がマルチキャスト配信方式であるときは、前記コンテンツに対応する復号鍵が配信される配信時刻まで待機する
ことを特徴とする請求項11記載のコンテンツ配信システム。 - 前記マルチキャスト配信手段を備える配信サーバは、
コンテンツと当該コンテンツに対応する復号鍵とを含んだマルチキャストコンテンツを蓄積するマルチキャストコンテンツ蓄積手段を備え、
前記マルチキャスト配信手段は、前記復号鍵を含んだ前記マルチキャストコンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項6記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ利用管理システムは、さらに、
前記復号鍵がユニキャスト配信方式によって配信されると決定されたコンテンツのみを前記クライアント機器に配信するコンテンツサーバを備え、
前記ユニキャスト配信手段は、前記コンテンツサーバによって配信される各コンテンツの復号鍵のみを配信する
ことを特徴とする請求項13記載のコンテンツ配信システム。 - 前記クライアント機器は、
前記コンテンツサーバに対し、コンテンツの配信を要求してコンテンツを取得するコンテンツ要求手段と、
前記コンテンツサーバからの前記コンテンツの取得の成否に応じて、要求した前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を判定する配信方式判定手段と、
前記判定の結果に応じて、いずれかの前記配信サーバから前記復号鍵を取得する利用制御データ取得手段と
を備えることを特徴とする請求項14記載のコンテンツ配信システム。 - 前記配信方式判定手段は、(1)前記取得に成功した場合、前記復号鍵がユニキャスト配信方式により配信されると判定し、(2)前記取得に失敗した場合、前記復号鍵がマルチキャスト配信方式により配信されると判定し、
前記復号鍵取得手段は、(1)前記復号鍵がユニキャスト配信方式により配信されると判定された場合、前記ユニキャスト配信方式で配信する前記配信サーバに対し、取得に成功したコンテンツに対応する復号鍵の配信を要求し、(2)前記復号鍵がマルチキャスト配信方式により配信されると判定された場合、取得に失敗したコンテンツを含む前記マルチキャストコンテンツが配信される配信時刻まで待機する
ことを特徴とする請求項15記載のコンテンツ配信システム。 - 前記マルチキャストコンテンツは、暗号化された第1の復号鍵を含み、
前記クライアント機器は、さらに、
暗号化された前記第1の復号鍵を復号するための第2の復号鍵をあらかじめ保持している復号鍵保持手段と、
前記第1の復号鍵がマルチキャスト配信方式で配信されると判定された場合、取得された前記マルチキャストコンテンツから前記第1の復号鍵を分離する制御データ分離手段と、
保持されている前記第2の復号鍵を用いて、分離された前記第1の復号鍵を復号する復号手段と
を備えることを特徴とする請求項16記載のコンテンツ配信システム。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、前記サーバがネットワークを介して前記クライアント機器に配信するコンテンツ配信方法であって、
コンテンツの属性に応じて、各コンテンツの復号鍵を、いずれの配信方式で配信するかを決定する配信方式決定ステップと、
複数の相異なる配信方式のうち、決定された配信方式で前記復号鍵を配信する配信ステップとを含む
ことを特徴とするコンテンツ配信方法。 - 前記コンテンツ配信方法では、前記配信方式を決定するためのルールを示した配信方式決定ルールをあらかじめ保持し、
前記配信方式決定ステップでは、前記コンテンツの属性に対応する前記配信方式決定ルールを参照し、前記配信方式決定ルールに従って前記配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項18記載のコンテンツ配信方法。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツの圧縮フォーマットであって、
前記配信方式決定ステップでは、各コンテンツの圧縮フォーマットに対応する前記配信方式決定ルールを参照し、前記利用制御データの配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項19記載のコンテンツ配信方法。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者であって、
前記配信方式決定ステップでは、各コンテンツのコンテンツ提供者に対応する前記配信方式決定ルールを参照し、前記利用制御データの配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項19記載のコンテンツ配信方法。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツの圧縮率であって、
前記配信方式決定ステップでは、各コンテンツの圧縮率に対応する前記配信方式決定ルールを参照し、前記利用制御データの配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項19記載のコンテンツ配信方法。 - 前記コンテンツの属性は、コンテンツの利用条件であって、
前記配信方式決定ステップでは、各コンテンツの利用条件に対応する前記配信方式決定ルールを参照し、前記利用制御データの配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項19記載のコンテンツ配信方法。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するコンテンツ配信システムにおけるクライアント機器であって、
コンテンツを配信するコンテンツサーバに対し、コンテンツの配信を要求してコンテンツを取得するコンテンツ要求手段と、
前記コンテンツサーバからの前記コンテンツの取得の成否に応じて、要求した前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を判定する配信方式判定手段と、
判定された配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバから、前記復号鍵を取得する復号鍵取得手段と
を備えることを特徴とするクライアント機器。 - 前記配信方式判定手段は、(1)前記取得に成功した場合、サーバがクライアント機器からの要求に応じてデータを配信するユニキャスト配信方式により、前記復号鍵が配信されると判定し、(2)前記取得に失敗した場合、サーバが所定の配信時刻に複数のクライアント機器に対して一斉にデータを配信するマルチキャスト配信方式により、前記復号鍵が配信されると判定し、
前記復号鍵取得手段は、(1)前記復号鍵がユニキャスト配信方式により配信されると判定された場合、前記ユニキャスト配信方式で配信する前記配信サーバに対し、取得に成功したコンテンツに対応する復号鍵の配信を要求し、(2)前記復号鍵がマルチキャスト配信方式により配信されると判定された場合、取得に失敗したコンテンツと当該コンテンツに対応する復号鍵とを含んだマルチキャストコンテンツが配信される配信時刻まで待機する
ことを特徴とする請求項24記載のクライアント機器。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するコンテンツ配信システムにおけるクライアント機器であって、
コンテンツを配信するコンテンツサーバから、各コンテンツに対応する前記復号鍵の配信方式を示す情報を含んだコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
取得された前記コンテンツから前記配信方式を示した情報を抽出し、抽出された前記情報に基づいて、前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を識別する配信方式識別手段と、
識別された配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバから、前記復号鍵を取得する復号鍵取得手段と
を備えることを特徴とするクライアント機器。 - 前記復号鍵取得手段は、識別された配信方式が、サーバがクライアント機器からの要求に応じてデータを配信するユニキャスト配信方式であるときは、ユニキャスト配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバに対して、取得されたコンテンツに対応する復号鍵の配信を要求し、識別された配信方式が、サーバが所定の配信時刻に複数のクライアント機器に対して一斉にデータを配信するマルチキャスト配信方式であるときは、前記コンテンツに対応する復号鍵が配信される配信時刻まで待機する
ことを特徴とする請求項26記載のクライアント機器。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するコンテンツ配信システムにおけるクライアント機器であって、
前記復号鍵の配信方式を決定するサーバから、各復号鍵の配信方式を示す情報を取得する方式情報取得手段と、
前記配信方式を示す情報に基づいて、前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を識別する配信方式識別手段と、
識別された配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバから、前記復号鍵を取得する復号鍵取得手段と
を備えることを特徴とするクライアント機器。 - 前記復号鍵取得手段は、識別された配信方式が、サーバがクライアント機器からの要求に応じてデータを配信するユニキャスト配信方式であるときは、ユニキャスト配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバに対して、取得されたコンテンツに対応する復号鍵の配信を要求し、識別された配信方式が、サーバが所定の配信時刻に複数のクライアント機器に対して一斉にデータを配信するマルチキャスト配信方式であるときは、前記コンテンツに対応する復号鍵が配信される配信時刻まで待機する
ことを特徴とする請求項28記載のクライアント機器。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するサーバであって、
コンテンツの属性に応じて、各コンテンツの復号鍵を、いずれの配信方式で配信するかを決定する配信方式決定手段と、
複数の相異なる配信方式のうち、決定された配信方式で前記復号鍵を配信する配信手段とを
備えることを特徴とするサーバ。 - 前記サーバは、さらに、
前記配信方式を決定するためのルールを示した配信方式決定ルールをあらかじめ保持する配信方式決定ルール保持手段を備え、
前記配信方式決定手段では、前記コンテンツの属性に対応する前記配信方式決定ルールを参照し、前記配信方式決定ルールに従って前記配信方式を決定する
ことを特徴とする請求項30記載のサーバ。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、ネットワークを介して、クライアント機器に配信するサーバのためのプログラムであって、コンピュータに
コンテンツの属性に応じて、各コンテンツの復号鍵を、いずれの配信方式で配信するかを決定する配信方式決定ステップと、
複数の相異なる配信方式のうち、決定された配信方式で前記復号鍵を配信する配信ステップとを実行させるためのプログラム。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するコンテンツ配信システムにおけるクライアント機器のためのプログラムであって、コンピュータに
コンテンツを配信するコンテンツサーバに対し、コンテンツの配信を要求してコンテンツを取得するコンテンツ要求ステップと、
前記コンテンツサーバからの前記コンテンツの取得の成否に応じて、要求した前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を判定する配信方式判定ステップと、
判定された配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバから、前記復号鍵を取得する復号鍵取得ステップとを実行させるためのプログラム。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するコンテンツ配信システムにおけるクライアント機器のためのプログラムであって、コンピュータに
コンテンツを配信するコンテンツサーバから、各コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を示す情報を含んだコンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
取得された前記コンテンツから前記配信方式を示した情報を抽出し、抽出された前記情報に基づいて、前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を識別する配信方式識別ステップと、
識別された配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバから、前記復号鍵を取得する復号鍵取得ステップとを実行させるためのプログラム。 - サーバとクライアント機器を有し、クライアント機器における暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を、複数の異なる配信方式により、ネットワークを介して配信するコンテンツ配信システムにおけるクライアント機器のためのプログラムであって、コンピュータに
前記復号鍵の配信方式を決定するサーバから、各復号鍵の配信方式を示す情報を取得する方式情報取得ステップと、
前記配信方式を示す情報に基づいて、前記コンテンツに対応する復号鍵の配信方式を識別する配信方式識別ステップと、
識別された配信方式で前記復号鍵を配信する配信サーバから、前記復号鍵を取得する復号鍵取得ステップとを実行させるためのプログラム。
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