JP4673732B2 - タービン動翼および蒸気タービン - Google Patents

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Description

本発明は、翼頂部を翼有効部から一体削り出しの製作もしくは冶金的な手法により翼有効部の先端に一体接続するスナッバーカバー(インテグラルカバー)を備えたタービン動翼および蒸気タービンに関する。
一般に、タービン動翼においては、運転中に発生する振動を抑制したり、あるいは、翼頂部から蒸気が漏出することを防止するため、翼頂部に翼綴り構造を採ることが多い。
この翼綴り構造は、翼頂部に設けたテノンにカバーを装着し、テノンをコーキングすることによって複数枚の翼を一つにまとめて群として結合させるものである。
このように、複数枚の翼を一つにまとめて群とし、幾つかの群をタービン動翼の頂部に備える翼綴り構造は、テノンのコーキング作業に多くの時間を費やして手間がかかる上、結合部分の強度が必ずしも十分でなく、別の手法を用いて全枚数の翼をカバー(インテグラルカバー)で結合させる、いわゆる全周一群翼にする翼綴り構造がある。
翼をカバーで結合させる、全周一群翼には、カバーの形状の適正化、翼とカバーとの結合度合、結合位置等を究明した技術が数多く開示されている。
このように、翼をカバーによって結合し、綴る、全周一群翼綴り構造のタービン動翼には、例えば、図15に示すように、翼30,30の頂部にカバー31,31を装着するとともに、カバー31,31の翼背側32と翼腹側33とをタービンロータ周方向37またはその反対方向に向って張出し部34,35を備え、隣接する翼30,30間で張出し部34,35同士をカバー接触面法線方向(タービンロータ軸方向)36と交差するカバー接触面38で強く接触させ、その強い接触力の下、反力を発生させ、反力を摩擦力として活用して制振を行う、いわゆるスナッバーカバー構造と称するものが、例えば特許文献1に開示されている。
このスナッバーカバー構造のものは、運転中、遠心力によるホイール(タービンロータに一体削出しで設けたディスク)の半径方向熱伸びや、ホイールとカバー31との熱膨張の差によるカバー31,31のピッチが開きがちになろうとも、隣接する翼30,30同士のカバー接触面38に摩擦力が働いてカバー31,31同士の位置関係(面間距離)に殆ど影響を受けないため、翼長に長短があろうと、使用する位置によって温度差が出ようと、また材料同士に線膨張差が出ようと、使用するタービン段落の位置に制限を受けず、任意のタービン段落を自由に選択できるようになっている。
このように、タービン段落のいずれの位置にも適用できるスナッバーカバー構造のものは、最近、より多くの蒸気タービンに実機として適用されつつある。
特開平10−103003号公報
特許文献1に開示されたスナッバーカバー構造のものは、翼長の長短、材料の熱膨張差等に何らの制約を受けることがなく制振効果を高く発揮する点で優れているものの、それでも幾つかの問題を抱えており、その一つに組立て作業がある。
すなわち、スナッバーカバー構造を備えるタービン動翼では、隣接するカバー同士を互いに接触させる際、張出し部34,35のタービンロータ周方向37と平行する辺をカバー接触面38として強く圧接させて組立てを行うため、翼背側32および翼腹側33のそれぞれの側の張出し部34,35同士が干渉を起こすように予め寸法を変更したり、あるいはコーキングを行ってカバーを変形させたりすることが実際には行われている。
このような作業を行うと、この種のタイプのタービン動翼では、張出し部34,35の肩をカバー接触面38として強く圧接するだけで、他の接触面に何らの工夫も加えていないため、肩にねじりが加わるほど強く圧接して反力を発生させていても、運転中、遠心力によってねじりが解除されて、発生していた反力が弱くなって摩擦力が利用できなくなり、制振効果を高く維持させることができなくなる等の問題があった。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、スナッバー構造のカバー接触面に安定かつ確実に接触反力が確保できるようにし、運転の際、カバーのねじり戻りを確実に防止して全周一群翼構造を実現できるタービン動翼および蒸気タービンを提供することを目的とする。
本発明に係るタービン動翼は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、翼有効部の翼頂部側にカバーを備え、その翼根元側にはソリッド部を介してタービンロータに設けたタービンホイール植込み部に植設される翼植込み部を備えるとともに、前記カバーを隣接するカバー同士接触させて翼群構造とするタービン動翼において、前記カバーは、翼腹側に位置する一辺にタービンロータ周方向に突出するカバー腹側張出し部を備える一方、翼背側に位置する一辺にはタービンロータ周方向に突出するカバー背側張出し部を備え、これらの張出し部を前記翼頂部から見たときに互いに点対称の位置とし、前記カバー腹側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅と前記カバー背側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅との和を前記カバーの幅よりも大きく形成するとともに、前記ソリッド部には前記タービンロータ軸方向に突出しタービンロータ周方向に延びるねじり止め片を設けたものである。
また、本発明に係るタービン動翼は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、前記ソリッド部に設けたねじり止め片と、前記カバー腹側張出し部と前記カバー背側張出し部とが接触するカバー接触面との平行度のずれは、角度1°以内の範囲に設定したことを特徴とするものである。
また、本発明に係るタービン動翼は、上述の目的を達成するために、請求項5に記載したように、前記翼植込み部は、T字型であることを特徴とするものである。
また、本発明に係るタービン動翼は、上述の目的を達成するために、請求項6に記載したように、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタービン動翼が植設されるタービンホイールが一体に設けられたタービンロータであって、前記タービンホイール植込み部の底部には、請求項1または2項に記載のねじり止め片に嵌装するねじり戻り拘束片、請求項3項に記載のねじり止め片に嵌装するねじり戻り拘束溝、もしくは請求項4に記載のねじり戻り拘束溝に嵌装するねじり戻り拘束片のいずれか1つを設けることを特徴とするものである。
また、本発明に係るタービン動翼は、上述の目的を達成するために、請求項7に記載したように、翼有効部の翼頂部側にカバーを備え、その翼根元側にはソリッド部を介してタービンロータに設けたタービンホイール植込み部に植設されるアウトサイドダブテール型の翼植込み部を備えるとともに、前記カバーを隣接するカバー同士接触させて翼群構造とするタービン動翼において、前記カバーは、翼腹側に位置する一辺にタービンロータ周方向に突出するカバー腹側張出し部を備える一方、翼背側に位置する一辺にはタービンロータ周方向に突出するカバー背側張出し部を備え、これらの張出し部を前記翼頂部から見たときに互いに点対称の位置とし、前記カバー腹側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅と前記カバー背側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅との和を前記カバーの幅よりも大きく形成するとともに、前記アウトサイドダブテール型の翼植込み部の脚部の端部に前記タービンロータ周方向に延びる切欠き状のねじり止め溝を設けたものである。
また、本発明に係る蒸気タービンは、上述の目的を達成するために、請求項11に記載したように、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のタービン動翼と、請求項6に記載のタービンロータとを組合わせて構成されることを特徴とするものである。
本発明に係るタービン動翼および蒸気タービンは、翼植込み部にねじり止め片を設け、このねじり止め片を嵌装させるねじり戻り拘束片をタービンホイール植込み部に設けたので、カバーと隣接するカバーとのカバー接触面にカバー接触反力を十分に確保することができ、カバー接触反力の十分な確保の下、制振効果を十分に発揮させることができる。
以下、本発明に係るタービン動翼および蒸気タービンの実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
図1は、本発明に係るタービン動翼の第1実施形態を示す斜視図である。
本実施形態に係るタービン動翼は、例えば発電所の動力機械としての蒸気タービンに適用するものであり、翼入口部としての前縁1aと翼出口部としての後縁1bを備える翼有効部1の頂部側にスナッバー構造のカバー2を設けるとともに、その底部側にT字型の翼植込み部3を設けて構成されている。
これら翼有効部1、カバー2、T字型の翼植込み部3のそれぞれの接続は、一つの素材からの削り出しか、または冶金的な接合を行っている。
T字型の翼植込み部3は、ソリッド(翼台)4を備えるとともに、このソリッド4のねじれ止め片法線方向(タービンロータ軸方向)ARに向い、前縁1a側と後縁1b側とのそれぞれに突出し状のねじれ止め片5を設けている。
突出し状のねじれ止め片5は、タービンホイールの周方向に向って延びるとともに、この先端を平坦面6に形成し、この平坦面6をタービンホイール(タービンディスク)のタービンホイール植込み部に嵌合接触させている。なお、タービンホイールは、タービンロータから削り出して形成するとともに、翼植込み部3を嵌合させて植込むタービンホイール植込み部を備えている。
翼有効部1は、前縁1aから流入した蒸気を後縁1bに向う間に転向させ、転向の際に発生する力でタービンホイールを回転させている。
一方、カバー2は、翼有効部配列方向(タービンホイールの周方向)にAR沿い、かつ翼腹側7と翼背側8とのそれぞれの位置に、タービンホイールの周方向に沿ってカバー腹側張出し部9とカバー背側張出し部10とを備える構成になっている。
また、カバー2は、カバー背側張出し部10の幅をWとし、カバー腹側張出し部9の幅をWとするときの和に対し、カバー全幅Wとの関係が、W<W+Wの関係式を満たす寸法形状になっている。
このカバー背側張出し部10の幅Wとカバー腹側張出し部9の幅をWとの和と、カバー全幅Wとの差(W+W−W)がカバー腹側張出し部接触面11およびカバー背側張出し部接触面12で隣接する相手側のカバー2に接触させる際に発生するカバー干渉量δとなり、この干渉量δによってカバー2は、強制的にねじれが加えられるように構成されている。
カバー2にねじれが加えられると、カバー腹側張出し部接触面11およびカバー背側張出し部接触面12のそれぞれには、カバー接触面法線方向ARに沿ってカバー接触反力Fcが発生する。
このカバー接触反力Fcは、運転中、タービン動翼に発生する振動を抑制する摩擦力の要素になっている。
このような構成を備えるタービン動翼において、本実施形態は、図2に示すように、翼有効部1,1を翼有効部配列方向(タービンホイールの周方向)ARに向って順に配列させると、カバー腹側張出し部9とカバー背側張出し部10とのカバー接触面13が圧接され、この圧接によってカバー2にねじれが発生する。
この場合、カバー2にねじれが発生しても、このねじれを拘束するものがないと、翼有効部1,1が剛性移動でき、回転が自由であるから、いわゆるねじれ戻りが生じ、カバー接触面13にはカバー接触反力Fcが発生しなくなるおそれがある。
しかし、カバー接触面13にねじれが発生したときに、例えば、図3に示すように、カバー2にねじれ角θcが発生するとき、翼植込み部3のソリッド(翼台)4に設けたねじり止め片5の役目を十分に機能させるねじり戻り拘束片14をタービンホイール(タービンディスク)15のタービンホイール植込み部16に設けることにより、タービンホイール植込み部16のねじり戻り拘束片14とソリッド4のねじり止め片5との間に発生するねじり戻り拘束片反力Rdが発生し、カバー接触面13に発生するカバー接触反力Fcを高く維持させる。
このようなカバー接触反力Fcが発生するメカニズムを、今少し、図4を引用して詳しく説明する。
カバー2に発生するねじれ角θcは、カバー2の局所的な弾性変形が僅かであり、翼腹側7および翼背側8における隣接する相手側のカバー2との干渉量、つまり、カバー2の寸法によって決まるので、定数として扱ってもよい。
また、ねじり止め片5のねじり角θdは、ねじり止め片5の剛体回転量によりほぼ決まる。
なお、図4中、二点鎖線で示す符号17は、翼腹側に隣接する相手側のカバーであり、符号18は、翼背側に隣接する手前相手側のカバーであり、符号19は、タービンホイール植込み部に設けたねじり戻り拘束片の境界である。
ねじり止め片5の剛体回転量は、図5に示すように、タービンホイール植込み部16に設けたねじり戻り拘束片14の幅をWとし、図6に示すように、ソリッド4に設けたねじり止め片5の幅をWとするとき、タービン動翼組立時のねじり止め片5とねじり戻り拘束片14の隙間が幅Wと幅Wとの差で表わせるので、ソリッド4のねじり止め片5の長さ(奥行寸法)Dの関数になる。
したがって、ねじり止め片5のねじれ角θdは、(W−W)と奥行寸法Dとの関数として表される。
[数1]
θd=f(W−W,D)
Figure 0004673732
Figure 0004673732
なお、ソリッド4に設けるねじり止め片5の平坦面6がタービンロータ軸方向に向って突き出ているので、幅Wおよび幅Wは、タービンホイール15およびタービンロータの膨張によって変わる。
また、タービンホイール15と翼有効部1とは、線膨張差が小さいのでカバー2に発生カバー接触反力Fcは、運転時でも、組立時でも同じ値と考えられる。
また、仮に、ソリッド4に設けたねじり止め片5の平坦面6がタービンロータの軸方向に向って突出していない場合を考えてみると、タービンホイール植込み部16に設けたねじり戻り拘束片14の幅Wは、運転時の温度に伴う線膨張に遠心力が加わるからより大きな変形を伴う。このため、タービンホイール植込み部16におけるねじり戻り拘束片14のWとソリッド4におけるねじり止め片5の幅Wとの幅差(W−W)は組立時のそれに較べて大きく増加すると考えられる。
このような場合、カバー2の隣接する相手側のカバー2とのカバー接触面13の方向と、ねじり止め片5の突出し方向とは、ともに、必ずしも完全にタービンロータ軸方向に向って平行になっている必要はなく、タービンホイール15の周方向の変化量が三角関数で表わされる僅かな値であるから、ねじり止め片5とカバー接触面13との平行度合が角度にして1度以内の範囲でずれてもカバー接触反力Fcは十分に確保できる。
なお、隣接する翼植込み部3,3同士を密着させて組み立てれば、ねじり止め片5がなくともねじり止め防止の役目を果すと考えられるが、運転中、遠心力によってタービンホイール15の径が増加し、これに伴って隣接する翼植込み部3,3の周方向距離が増加するので、組立時に較べて隙間が増加すると考えられる。
この場合、カバー接触面13に発生していたカバー接触面反力Fcは低下すると考えられるので、カバー2,2同士の接触によるタービン動翼の全周一群の効果は十分には期待できない。
これに対し、本実施形態では、ソリッド4にねじり止め片5を設け、ねじり止め片5を嵌合させるねじり戻り拘束片14をタービンホイール植込み部16に設けたから、カバー2の隣接する相手側のカバー2とのカバー接触面13とねじり止め片5との平行度合が多少ともずれがあってもカバー接触面13に発生するカバー接触反力Fcを十分に確保することができ、カバー接触反力の確保によって制振効果を十分に発揮することができ、全周一群翼綴り構造を実現することができる。
なお、本実施形態は、ソリッド4にねじり止め片5を設け、ねじり止め片5を嵌合させるねじり戻り拘束片14をタービンホイール植込み部16に設け、カバー接触面13に発生するカバー接触反力Fcを十分に確保させる構成にしたが、この例に限らず、例えば、図7に示すように、タービンロータ軸方向に沿う側のソリッド4の端面20を、図5に示すタービンホイール植込み部16のねじり戻り拘束片14に強く圧接させ、ねじり戻り拘束片反力Rdを発生させ、このねじり戻り拘束片反力Rdの十分な確保の下、カバー接触反力Fcを十分に高く維持させてもよく、また、例えば、図8に示すように、ソリッド4に設けたねじり止め片5の内側面20aにタービンホイール植込み部16を嵌合させ、ねじり戻り拘束片反力Rdを発生させてもよい。
図9は、本発明に係るタービン動翼の第4実施形態を示す斜視図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態に係るタービン動翼は、翼有効部1の頂部側にスナッバー構造のカバー2を備え、その底部側にT字型の翼植込み部3を備えるとともに、T字型の翼植込み部3の底部側にホイール周方向に向って延びるねじり止め片5を設け、このねじり止め片5を嵌合させるねじり戻り拘束溝(図示せず)をタービンホイール植込み部に設けたものである。
このように、本実施形態は、T字型の翼植込み部3に設けたねじり止め片5をタービンホイール植込み部のねじり戻り拘束溝に嵌合させ、このねじり止め片5とねじり戻り拘束溝との間に発生するねじり戻り拘束片反力Rdに基づいてカバー接触面13に発生するカバー接触反力Fcを確保させる構成にしたので、カバー接触反力Fcの確保の下、カバー2のねじり止めを防止して高い制振効果を発揮させることができる。
なお、本実施形態は、T字型の翼植込み部3の底部側にねじり止め片5を設け、このねじり止め片5を嵌合させるねじり戻り拘束溝をタービンホイール植込み部に設けたが、この例に限らず、例えば図10に示すように、T字型の翼植込み部3の底部側に凹陥状のねじり戻り拘束溝21を設け、この凹陥状のねじり戻り拘束溝21に嵌合させるねじり止め片をタービンホイール植込み部16に設け、ここでねじり戻り拘束片反力Rdを発生させ、カバー接触反力Fcを確保させてもよい。
図11は、本発明に係るタービン動翼の第6実施形態を示す斜視図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態に係るタービン動翼は、翼有効部1の頂部側にスナッバー構造のカバー2を備え、その底部側にアウトサイドタブテーブル型(鞍型)の翼植込み部22を備えるとともに、アウトサイドタブテーブル型の翼植込み部22の鞍型脚部23にホイール周方向に向って延び、段部に形成された切欠き状の溝としてのねじり止め溝24を設け、この段部に形成された切欠き状の溝としてのねじり止め溝24に嵌合されるねじり戻り拘束片(図示せず)をタービンホイール植込み部に設けたものである。
なお、カバー2は、第1実施形態と同様に、隣接する相手側のカバー2に接触させる際に発生するカバー干渉量δによってねじりが加えられるように、カバー背側張出し部10の幅とカバー腹側張出し部9の幅との和がカバー全幅よりも大きく設定されている。
このような構成を備えるタービン動翼において、図12に示すように、アウトサイドタブテーブル型の翼植込み部22を備えた翼有効部1を、タービンホイール15のタービンホイール植込み部16に植込むと、アウトサイドタブテーブル型の翼植込み部22の鞍型脚部23に設けたねじり止め溝24とタービンホイール植込み部16に設けたねじり戻り拘束片25との間でねじり戻り拘束片反力Rdを発生させることができる。
したがって、本実施形態によれば、ねじり戻り拘束片反力Rdの発生によりカバー接触面13に発生するカバー接触反力Fcを十分に確保することができ、制振効果を十分に発揮することができる。
図13は、本発明に係るタービン動翼の第7実施形態を示す斜視図である。
なお、第1実施形態の構成と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態に係るタービン動翼は、翼有効部1の頂部側にスナッバー構造のカバー2を備え、その底部側にアウトサイドタブテーブル型(鞍型)の翼植込み部22を備えるとともに、アウトサイドタブテーブル型の翼植込み部22における鞍型脚部23の根元にホイール周方向に向って延びる凹陥状のねじり止め溝24を設け、このねじり止め溝24に嵌合させるねじり戻り拘束片(図示せず)をタービンホイール翼植込み部に設けたものである。
なお、カバー2は、第1実施形態と同様に、カバー干渉量δによってねじりが加えられるように、カバー背側張出し部10の幅とカバー腹側張出し部9の幅との和がカバー全幅よりも大きく設定されている。
したがって、本実施形態によれば、第4実施形態と同様に、カバー接触面13に発生するカバー接触反力Fcを確保させる構成にしたので、カバー接触反力Fcの確保の下、カバー2のねじり戻りを防止して高い制振効果を発揮させることができる。
なお、本実施形態は、アウトサイドタブテーブル型の翼植込み部22における鞍型脚部23の根元に凹陥状のねじり止め溝24を設け、このねじり止め溝24に嵌合させるねじり戻り拘束片をタービンホイール植込み部に設けたが、この例に限らず、例えば図14に示すように、アウトサイドタブテーブル型の翼植込み部22における鞍型脚部23の根元にねじり戻り拘束片25を設け、このねじり戻り拘束片25に嵌合させる凹陥状のねじり止め溝をタービンホイール植込み部16に設けてもよい。
本発明に係るタービン動翼の第1実施形態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第1実施形態における翼綴り状態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第1実施形態における翼植込み部のタービンホイール植込み部に対する組立状態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第1実施形態におけるカバーの組立状態を示す平面図。 本発明に係るタービン動翼の第1実施形態におけるタービンホイール植込み部を示す一部切欠部分斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第1実施形態における翼植込み部を示す一部切欠部分斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第2実施形態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第3実施形態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第4実施形態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第5実施形態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第6実施形態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第6実施形態における翼植込み部のタービンホイール植込み部に対する組立状態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第7実施形態を示す斜視図。 本発明に係るタービン動翼の第8実施形態を示す斜視図。 従来のタービン動翼におけるカバー組立状態を示す平面図。
符号の説明
1 翼有効部
1a 前縁
1b 後縁
2 カバー
3 翼植込み部
4 ソリッド
5 ねじり止め片
6 平坦面
7 翼腹側
8 翼背側
9 カバー腹側張出し部
10 カバー背側張出し部
11 カバー腹側張出し部接触面
12 カバー背側張出し部接触面
13 カバー接触面
14 ねじり戻り拘束片
15 タービンホイール
16 タービンホイール植込み部
17 隣接する相手側のカバー
18 隣接する手前相手側のカバー
19 ねじり戻り拘束片の境界
20 端面
20a 内側面
21 ねじり戻り拘束溝
22 翼植込み部
23 鞍型脚部
24 ねじり止め溝
25 ねじり戻り拘束片
31 カバー
32 翼背側
33 翼腹側
34,35 張出し部
36 カバー接触面法線方向
37 タービンロータ周方向
38 カバー接触面

Claims (12)

  1. 翼有効部の翼頂部側にカバーを備え、その翼根元側にはソリッド部を介してタービンロータに設けたタービンホイール植込み部に植設される翼植込み部を備えるとともに、前記カバーを隣接するカバー同士接触させて翼群構造とするタービン動翼において、
    前記カバーは、翼腹側に位置する一辺にタービンロータ周方向に突出するカバー腹側張出し部を備える一方、翼背側に位置する一辺にはタービンロータ周方向に突出するカバー背側張出し部を備え、これらの張出し部を前記翼頂部から見たときに互いに点対称の位置とし、
    前記カバー腹側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅と前記カバー背側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅との和を前記カバーの幅よりも大きく形成するとともに、
    前記ソリッド部には前記タービンロータ軸方向に突出しタービンロータ周方向に延びるねじり止め片を設けた
    ことを特徴とするタービン動翼。
  2. 前記ソリッド部に設けたねじり止め片と、前記カバー腹側張出し部と前記カバー背側張出し部とが接触するカバー接触面との平行度のずれは、角度1°以内の範囲に設定した
    ことを特徴とする請求項1に記載のタービン動翼。
  3. 翼有効部の翼頂部側にカバーを備え、その翼根元側にはソリッド部を介してタービンロータに設けたタービンホイール植込み部に植設される翼植込み部を備えるとともに、前記カバーを隣接するカバー同士接触させて翼群構造とするタービン動翼において、
    前記カバーは、翼腹側に位置する一辺にタービンロータ周方向に突出するカバー腹側張出し部を備える一方、翼背側に位置する一辺にはタービンロータ周方向に突出するカバー背側張出し部を備え、これらの張出し部を前記翼頂部から見たときに互いに点対称の位置とし、
    前記カバー腹側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅と前記カバー背側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅との和を前記カバーの幅よりも大きく形成するとともに、
    前記植込み部の底部には翼長さ方向に突出し前記タービンロータ周方向に延びるねじり止め片を設けた
    ことを特徴とするタービン動翼。
  4. 翼有効部の翼頂部側にカバーを備え、その翼根元側にはソリッド部を介してタービンロータに設けたタービンホイール植込み部に植設される翼植込み部を備えるとともに、前記カバーを隣接するカバー同士接触させて翼群構造とするタービン動翼において、
    前記カバーは、翼腹側に位置する一辺にタービンロータ周方向に突出するカバー腹側張出し部を備える一方、翼背側に位置する一辺にはタービンロータ周方向に突出するカバー背側張出し部を備え、これらの張出し部を前記翼頂部から見たときに互いに点対称の位置とし、
    前記カバー腹側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅と前記カバー背側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅との和を前記カバーの幅よりも大きく形成するとともに、
    前記植込み部の底部に前記タービンロータ周方向に延びるねじり戻り拘束溝を設けた
    ことを特徴とするタービン動翼。
  5. 前記翼植込み部は、T字型であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタービン動翼。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタービン動翼が植設されるタービンホイールが一体に設けられたタービンロータであって、
    前記タービンホイール植込み部の底部には、請求項1または2に記載のねじり止め片に嵌装するねじり戻り拘束片、請求項3に記載のねじり止め片に嵌装するねじり戻り拘束溝、もしくは請求項4に記載のねじり戻り拘束溝に嵌装するねじり戻り拘束片のいずれか1つを設けることを特徴とするタービンロータ。
  7. 翼有効部の翼頂部側にカバーを備え、その翼根元側にはソリッド部を介してタービンロータに設けたタービンホイール植込み部に植設されるアウトサイドダブテール型の翼植込み部を備えるとともに、前記カバーを隣接するカバー同士接触させて翼群構造とするタービン動翼において、
    前記カバーは、翼腹側に位置する一辺にタービンロータ周方向に突出するカバー腹側張出し部を備える一方、翼背側に位置する一辺にはタービンロータ周方向に突出するカバー背側張出し部を備え、これらの張出し部を前記翼頂部から見たときに互いに点対称の位置とし、
    前記カバー腹側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅と前記カバー背側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅との和を前記カバーの幅よりも大きく形成するとともに、
    前記アウトサイドダブテール型の翼植込み部の脚部の端部に前記タービンロータ周方向に延びる切欠き状のねじり止め溝を設けた
    ことを特徴とするタービン動翼。
  8. 翼有効部の翼頂部側にカバーを備え、その翼根元側にはソリッド部を介してタービンロータに設けたタービンホイール植込み部に植設されるアウトサイドダブテール型の翼植込み部を備えるとともに、前記カバーを隣接するカバー同士接触させて翼群構造とするタービン動翼において、
    前記カバーは、翼腹側に位置する一辺にタービンロータ周方向に突出するカバー腹側張出し部を備える一方、翼背側に位置する一辺にはタービンロータ周方向に突出するカバー背側張出し部を備え、これらの張出し部を前記翼頂部から見たときに互いに点対称の位置とし、
    前記カバー腹側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅と前記カバー背側張出し部の前記タービンロータ軸方向の幅との和を前記カバーの幅よりも大きく形成するとともに、
    前記ソリッド部下部であって前記アウトサイドダブテール型の翼植込み部の鞍型脚部の根元部に前記タービンロータ周方向に延びるねじり戻り拘束片を設けた
    ことを特徴とするタービン動翼。
  9. 請求項7または8に記載のタービン動翼が植設されるタービンホイールが一体に設けられたタービンロータであって、
    前記タービンホイール植込み部には、請求項7に記載のねじり止め溝に嵌装するねじり戻り拘束片または請求項8に記載のねじり戻り拘束片に嵌装するねじり止め溝を設けることを特徴とするタービンロータ。
  10. ねじり止め溝は、段状に形成された切欠き状の溝であることを特徴とする請求項記載のタービンロータ
  11. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のタービン動翼と、請求項6に記載のタービンロータとを組合わせて構成されることを特徴とする蒸気タービン。
  12. 請求項7または8に記載のタービン動翼と、請求項に記載のタービンロータとを組合わせて構成されることを特徴とする蒸気タービン。
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