JP4671468B2 - ユーザの手で移動可能なコンピュータマウス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータ用のマウスに関する。詳細には、人間工学上の問題を低減するように設計された、人間工学的に改良されたマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを制御するための手で移動できるとともに手で操作するグラフィック・ユーザ・インタフェース(GUI)として“マウス”を使用することは、ほとんど世界的といえるほど普及している。(“トラックボール”、“トラックパッド”、“ジョイスティック”、“ソフトボタン”、“マウスペン”、“ライトペン”及び他のGUI位置合わせ又はポインティング・システムも、特にラップトップ型PC用のものは公知であるが、割合としてはそれほど一般的ではない。)マウスを使うには、通常、当然ながら、手、手首、及び/又は腕でマウスを二つの軸に沿って頻繁に動かし、一体型の又は関連付けられたスイッチを指で操作することが必要である。今や、何百万人もの人々が1日に何時間もコンピュータマウスを動かし操作している。従って、ユーザのストレス、疲労、及び/又は傷害、特に手根管症候群、又は他のそのような反復動作が誘発する人間工学上の問題を低減するように設計された、人間工学的に改良されたマウスを提供することが、ますます重要になっている。
【0003】
米国意匠特許第381,970号、米国特許第5,648,798号、第5,576,733号、及び第5,355,147号を含む特許文書に、この問題に関する数多くの先行する努力が記されている。また、ノルウェー国のアニマックス・インターナショナルASA(AnimaX International ASA)社による(異なる構成の)“Anir”マウスがある。
【0004】
手根管症候群を低減又は解消するように意図された、コンピュータマウスと共に用いるための手及び手首の支持装置として、特に興味深く注目されるのは、ロビンソン(Cavin H. A. Robinson)の1996年10月29日発行の米国特許第5,570,112号、マーチンら(Teresa A. Martin et al)の1994年8月23日発行の米国特許第5,340,067号、及びヘスリー(William P.Hesley)の、1999年2月9日に発行されエルゴ・デバイス・コーポレーション(Ergo Devices Corporation)に譲渡された、米国特許第5,868,365号並びに関連の米国特許第5,865,404号及び第5,865,405号がある。
【0005】
背景として、従来の回転ボール式マウス移動信号生成器を有するマウスが示されているが、本発明はそれに限定されない。パターンが描かれているマウスパッドに相対するマウスの移動(マウス位置の変化)を感知する光学センサを有するマウスのような、様々なマウス移動感知システムの選択肢が公知であり入手可能であることを、当業者は認識するであろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本明細書の実施の形態で開示するのは、いくつかの長所となる特徴を備えるとともに、上記に引用した先行特許とはいくつかの点で異なる、改良されたコンピュータマウスである。
【0007】
更なる背景として、手根管症候群の原因として報告されているのは、コンピュータマウス・ポインタの不適切な使用である。従来のそのようなマウスを用いると、ユーザに、手根管症候群が発生又は悪化する素因を与え得る悪い癖がつくことがある。この悪い癖としては、マウス・ポインタの位置を合わせるために、前腕及び指を用いる代わりに、手首を曲げ過ぎることが挙げられよう。つまり、机の面に手首を平らに置いて、手首を15度より大きい角度で反らせるとともに、手首の回内運動(内側への回転)が通常の角度を過ぎた(超えた)状態で、マウス本体の周囲に届くように指を広げ、マウスをしっかり握るというようなことである。手がこれらの位置のいずれかにあると、指の動き(クリック動作)が手根管内の組織及び神経を刺激する可能性があると信じられている。手首や腕の支持器(brace)をむやみに用いると、この影響を一層悪化させることがある。
【0008】
一方、以下の例に開示する新たなマウス設計の実施の形態は、より自然でより良好な手及び手首の位置を誘導し、容易で自然な操作を提供し、オプションで手首の支持を提供し、深刻な手首のずれを抑え、手と指の動きの良い癖を促す。或いは、この開示されるコンピュータ・マウスの実施の形態は、所望なら手の位置を変えて不快感を緩和できるように、ユーザが、1つを超える方法でマウスを持って制御できるようにする。
【0009】
これは、開示される実施の形態においては、簡単な低コストのマウスによって実現できる。このマウスは快適で直感的であり、上述したような、及び上記に引用した特許に記載の、反復性のストレスの問題を低減することができる。このマウスでは、(握り方及び操作が)直感的ではなくなるほど、通常のマウスの握り方及び操作から大きく離れる必要、及び/又は、位置制御の器用さを再び身につけるための再訓練の必要はない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本明細書に開示する詳細な実施の形態のより詳細な特徴は、マウス移動信号を供給するためのマウス移動感知システム及びグラフィックユーザインタフェース用の制御信号を供給するためのユーザの指で操作可能な少なくとも1つの制御スイッチを有するユーザの手で移動可能なコンピュータマウスであって、改良された前記コンピュータマウスは、自然な弛緩した手の位置でユーザの手にフィットして、該手を支持する人間工学的な形状のマウス本体と、前記ユーザの手でマウスを移動するための前記マウス本体と一体のマウス移動制御フィンであって、前記マウス本体の上方に延び、前記マウス本体をユーザの手に適応させるとともに、前記ユーザの手で前記マウスを移動するために、ユーザの手の隣接する指の間にフィットする薄い形状である、前記制御フィンと、を有する、ユーザの手で移動可能なコンピュータマウスの提供である。
【0011】
本明細書に開示する更なる詳細な特徴は、ユーザの手で移動可能なコンピュータマウスの本体は本体部及び延びた首部を有し、前記延びた首部は前記本体部に対してある角度で延びるもの、及び/又は、前記制御フィンは、前記マウスのペンのような動きのために、ユーザの親指と第1指との間に掴まれるように構成されるもの、及び/又は、前記制御フィンは前記本体部と一体であるとともに、前記本体部の軸に概ね平行な軸に沿って延びるもの、及び/又は、前記マウス移動感知システムは前記本体部内で前記本体部の前記延びた首部とは反対側の一端部に隣接して配置されるもの、及び/又は、前記延びた首部は前記延びた首部の相対する両側に制御スイッチを有するもの、及び/又は、前記本体部には延びた手首支持トレーラー部材が取り付けられるもの、及び/又は、前記延びた首部は前記本体部に対して約45度から90度の間の角度にあるもの、及び/又は、前記マウスは2通りの異なる人間工学的に正しい手の支持及びマウスを手で移動するための位置を提供する形状の二重使用モードマウスであって、前記制御フィンは第1の手の位置にあるユーザの手の隣接する第1指と第2指との間で緩く保持されるように構成され、同一の前記制御フィンは前記制御フィンがユーザの手の親指と第1指との間で鉛筆のような手の握り方で握られる第2の異なる手の位置で保持されるように構成されるもの、及び/又は、前記マウスは、各々のデュアル・ユーザ・モードのための異なる位置に配置された少なくとも2つの機能を有する前記ユーザフィンガー操作スイッチを有するもの、の各々又はそれらの組合せである。
本発明の第1の態様のマウスは、マウス移動信号を供給するためのマウス移動感知システム及びグラフィックユーザインタフェース用の制御信号を供給するためのユーザの指で操作可能な少なくとも1つの制御スイッチを有するユーザの手で移動可能なコンピュータマウスであって、改良された前記コンピュータマウスは、自然な弛緩した手の位置でユーザの手にフィットして、該手を支持する人間工学的な形状のマウス本体と、前記ユーザの手でマウスを移動するための前記マウス本体と一体のマウス移動制御フィンであって、前記マウス本体の上方に延び、前記マウス本体をユーザの手に適応させるとともに、前記ユーザの手で前記マウスを移動するために、ユーザの手の隣接する指の間にフィットする薄い形状である、前記制御フィンと、を有する。
本発明の第2の態様のマウスは、マウス移動信号を供給するためのマウス移動感知システム及びグラフィックユーザインタフェース用の制御信号を供給するためのユーザの指で操作可能な少なくとも1つの制御スイッチを有するユーザの手で移動可能なコンピュータマウスであって、改良された前記コンピュータマウスは、自然な弛緩した手の位置でユーザの手にフィットして、該手を支持する人間工学的な形状のマウス本体と、前記ユーザの手でマウスを移動するための前記マウス本体と一体のマウス移動制御フィンであって、前記マウス本体の上方に延び、前記マウス本体をユーザの手に適応させるとともに、前記ユーザの手で前記マウスを移動するために、ユーザの手の隣接する指の間にフィットする薄い形状である、前記制御フィンと、を有し、前記マウス本体は本体部及び延びた首部を有し、前記延びた首部は前記本体部に対してある角度で延び、前記本体部には延びた手首支持トレーラー部材が取り付けられる。
本発明の第3の態様のマウスは、マウス移動信号を供給するためのマウス移動感知システム及びグラフィックユーザインタフェース用の制御信号を供給するためのユーザの指で操作可能な少なくとも1つの制御スイッチを有するユーザの手で移動可能なコンピュータマウスであって、改良された前記コンピュータマウスは、自然な弛緩した手の位置でユーザの手にフィットして、該手を支持する人間工学的な形状のマウス本体と、前記ユーザの手でマウスを移動するための前記マウス本体と一体のマウス移動制御フィンであって、前記マウス本体の上方に延び、前記マウス本体をユーザの手に適応させるとともに、前記ユーザの手で前記マウスを移動するために、ユーザの手の隣接する指の間にフィットする薄い形状である、前記制御フィンと、を有し、前記マウス本体は本体部及び延びた首部を有し、前記延びた首部は前記本体部に対してある角度で延び、前記本体部には延びた手首支持トレーラー部材が取り付けられ、前記マウス移動感知システムは前記本体部内で前記手首支持トレーラー部材に隣接して配置される。
本発明の第4の態様のマウスは、内部及び外部の領域を有するマウス本体によりユーザに保持され、マウス支持面に対して移動させられる場合に、マウス移動信号を供給するためのマウス移動感知システム及びグラフィックユーザインタフェース用の制御信号を供給するためのユーザに操作可能な少なくとも1つの制御スイッチを有するユーザの手で移動可能なコンピュータマウスであって、改良された前記コンピュータマウスにおいて、前記マウス本体は、前記マウス支持面を触覚的に参照することができるように、複数のユーザの指先及び親指が前記外部の領域において前記マウス本体の外側に曲がり、前記マウス支持面に向かって下方に延びている、自然な弛緩した手の位置でユーザの手にフィットして、該手を支持する人間工学的な形状である、概して弧状の上面を有するマウス本体部を有し、前記マウス本体は、前記ユーザの自然に対向する親指と第1指の間に配置されるような位置に、前記マウス本体の外部の領域から外方に延びる相対的に狭い首部をさらに有し、前記マウス本体の前記外方に延びる相対的に狭い首部は、前記グラフィックユーザインタフェース用の制御信号を供給するためのユーザに操作可能な制御スイッチを有し、前記制御スイッチは、前記マウス本体の相対的に狭い首部を対向する側から前記ユーザの自然に対向する親指と第1指とでスクイーズすることにより作動され、薄いマウス移動制御フィンが前記内部の領域から外部の領域に向けて延び、前記ユーザがユーザの手で移動可能な前記マウスに対して、自然な弛緩した手の位置で前記マウス本体を保持した場合に、前記ユーザの隣接する指の側面間に配置される位置に前記マウス本体の上方に垂直に延びる。
【0012】
本発明の主題の装置の詳しい構成要素又はそれらの代替品に関しては、そのような構成要素のいくつかは、たいていは、本明細書で付加的に使用又は代用され得る、本明細書に引用する技術からのものを含む他の装置又はアプリケーションにおいて、それ自体が公知であることが認識されよう。本明細書に引用される全ての参照、及びそれらからの参照を、本明細書の、付加的又は代替の詳細、特徴、及び/又は技術的背景の適切な教示のために適した箇所において、参照として援用する。当業者に公知のものを本明細書に記載する必要はない。
【0013】
【発明の実施の形態】
様々な上記の及び更なる特徴と長所は、以下の詳細な例で説明される詳細な装置及びその作用から明らかとなる。従って、本発明は、この、(ほぼ実物大の)図面を含む、これらの詳細な例示的実施の形態の説明から、より良く理解されよう。
【0014】
本発明の主題の改良された人間工学的(エルゴノミック)コンピュータ・マウスの1つの例示的な実施の形態を、図面を参照して更に詳細に述べる。図1乃至図8、及び図10乃至図11には、いくつかの人間工学的及び他の長所と特徴とを組み込んだコンピュータマウス10の一例が示されている。この主題のマウスは、開示される特徴の複数の又は様々な組合せを有してよい。即ち、特許請求される発明にとって、これらの全てが不可欠というわけではない。また、本明細書には右利きのオペレータ又はユーザ用のマウス10が示されており、このマウスの左利きユーザ用のバージョンは、この反対又は鏡像の基本構成を有してもよいことを認識されたい。
【0015】
本明細書で更に述べる改良は、この例示的なマウス10自体に関係する。上述したように、マウスのGUI機能、電子構成要素、及び、それらの、手動で操作するコンピュータマウスと様々な接続しているPC又は他のコンピュータとの間のハードウェア及びソフトウェアインタフェース、及び/又は、そのための様々なグラフィック・ユーザ・インタフェース表示は、公知であり多様であり得るので、本明細書であらためて詳細に説明する必要はない。様々な公知の又は従来のタイプであってよいマウスの内部回路についても同様である。
【0016】
しかしながら、特に背景及び参照の目的のために、本明細書の図8は、GUIディスプレイ102及びキーボード103を有する例示的な従来のコンピュータ100に動作的に接続されたマウス10の、可能な内部電子構成要素の一例を示している。図8では、マウス10は、例えば、破線で示される従来の例示的な内部回路104を有し、出力はケーブル12によってコンピュータ100に接続し、従来のマウスボール13、移動追跡センサ105A及び106A、並びに、図示されている様々な位置の外部ボタン107、108、109及び110によって個別に作動可能なフィンガースイッチ107A、108A、109A及び110Aを含むが、これに限定されるものではない。また、図8で、ケーブル出力12用の回路104に接続されて例示的に示されているのは、親指用ホイールスクロール入力111によって操作可能なスクロール入力信号生成器111Aである。これらの又は様々な他の代替の適切なセンサ及びスイッチは、それ自体公知であり、本明細書で更に詳細に説明する必要はない。接続ケーブル12は、勿論、公知の様々なIR又は他の無線インタフェースと置き換えることができる。
【0017】
更に、背景として、本明細書の図9は、従来のコンピュータマウスの望ましくない手首の動き又は手の位置のずれの一例を示している。
【0018】
次に、本発明の主題の、マウス10の人間工学的な外部構成に移る。図1乃至8及び図10乃至11の全てに示され、更に説明されるように、マウス10は全体的に、概ね水平に延びる滑らかな一体型の外形であり、外端部即ち後端部(使用中にオペレータとは反対側を向いている端部)に、角度のついた首部14拡張部を有する、幾分“ブーメラン”のような、即ち角度のついた形状である。マウス10の中ほどから延び、角度のついた首部14に隣接しているのは、薄く、垂直に立設されたタブ又はフィン16である。図10に示されるように、このフィン16は、オペレータの弛緩した第1指18と第2指19との間に快適に延びる形状である。(又は、図11の代替の操作位置においては、代わりに、オペレータの親指20と第1指18との間に容易に掴むことができる。)図10のように、ユーザは、マウスを握ることなく、フィン16を用いて容易にマウスをガイドできる。図11のように、フィン16を鉛筆のように掴むこともできる。マウス10の前端部には、一体型の又は着脱自在な“トレーラー”手首支持部22が延びている。
【0019】
マウス10自体(着脱自在な手首支持部22は含まない)、即ち、マウスの本体の一体型ユニット及びその首部14は、人間の右手が弛緩しているときに形づくられるポケットが画定する一般的な形状である。従って、握られると、マウス10の本体はユーザの前腕の軸と揃えられ、マウスの首部14は軸から外れる、即ちマウスの首部14とマウスの本体及びユーザの前腕との間には約45度から90度の角度がつく。更に説明されるように、マウス10の新規な弧状の構成において、マウス10の他の特徴、特にフィン16がない場合には、マウス10が回転してコントロールボタンが押される傾向があるかもしれない。
【0020】
図示されているマウス10の実施の形態は、上記及び図面からわかるように、斜め方向のタッチポイント、側方ボタン操作、及び組込式の手首支持部を有する。更に説明されるように、これらの特徴は人間工学上の長所を与える。そのような長所を与えるために、ボタンの配置、固有の形状、及び解剖学的(構造的)支持を組合わせて備えている。斜め方向のタッチポイントにより、操作の衝撃が低くなる。
【0021】
図11に示されるように、このマウス10は、代替の人間工学的に正しい鉛筆のような握り方を用いて位置制御の程度を高くするために、筆記用のペンを持つような代替の方法で持つことを可能にする特徴も組み込んでいる。しかし、“マウスペン”とは異なり、マウス10は、任意の従来のマウスパッド上で、同じ、ノーマルな、安定した位置に立たせておくことができる。 多くの先行する人間工学的マウスデザインは、調整したハンドグリップ(手で握る)位置を備えることにより妨げに集中してきた。しかし、そのような先行デザインのほとんどは、ユーザがマウスを正しくない方法で用いることを適切に抑制又は防止していない。即ち、正しい又は改善された手、指及び手首の位置及び動きを適切に奨励していない。マウス10は手首支持器(brace)の利点の幾つかを提供することができるが、手及び手首の動きを不自然に抑制することはない。
【0022】
例示的なマウス10のこれらの開示される特徴に移ると、簡潔に言えば、トレーラー又は手首支持部22はマウス10と一体に動いて手首を支え、手首と手の角度の前から後(前後の動きによる手首と手の角度の変化)を小さくするとともに、手首の横から横への動きを制限する。マウス10の形状は、弛緩した自然な手の位置でユーザの指がマウス本体を包むのを可能にするとともに誘導する、改良されたグリップ形状を与える。マウスボール13又は他のマウス移動センサは、マウス10によって手掌が配置される場所の下に配置される。即ち、図7及び図8に示されるように、マウスボール13は、一般的にボールがもっと中央に配置されている従来のマウスとは異なり、マウスの本体のユーザ側端部即ち前端部に近接しており、トレーラー即ち手首支持部22に近接している。これにより、手首の動きは、ボール13を動かすのではなく、本質的にマウスをボール13の周囲でピボットさせるので、マウス10には手首をずらす影響がなくなる。つまり、図9の先行技術の例に示されている望ましくない先行技術のユーザの手首の動きは、マウス10の構成によって効果的に抑えられる。
【0023】
図示されているマウス10の操作ボタン即ちクリックボタンは、マウスの右側に近い端部及びマウスの右側から遠い端部(外側の角度のついた首部14上)に、デュアル(いずれも操作可能な)左クリックボタン109及び107を含む。ボタン109は角度のついた首部14の外側にある。ボタン107は手首支持部22の近くにある。マウス10の図10のハンドグリップ又はハンドポジションモードでは、ボタン109を第1指(人差指)18の操作、即ち、マウスに一般的に備えられ大変頻繁に用いられる公知の“左クリック”ボタン動作のために用いることができる。ユーザは、ボタン109を、人差指でクリックするか、又は親指と人差指との間でマウスを握り締めることによってクリックすることができる。或いは、特に、図11のペンシルグリップ(鉛筆握り)ハンドポジションモードでは、代わりに、小指ボタン107を左クリックボタンとして用いることができる。
【0024】
“右クリック”機能のためには、マウス10の右側から遠い部分の中央にある、ボタン109の右側に、スクイーズ(握り締め)ボタン108が設けられている。即ち、マウス、手首置き22、及びマウスボール13の中心軸とほぼ揃っているか又は沿っており、フィン16の前にある。この、親指と第2指即ち中指19及び/又は第3指即ち薬指との間の、側方に取り付けられた外端部のマウスボタン108は、一般的に“2つボタン”マウスが備えている“右クリック”ボタン動作を与える。
【0025】
繰返すと、開示した制御ボタンに関しては、この特定の例示的なマウス10は、両端部に左クリックボタンを有している。一方の左クリックマウスボタン109は、人差指の下に位置している。同じ左クリックボタン機能が、本明細書では、小指の付け根の下の、小指の近位指節骨と中手骨の遠位頭部との間の関節(指節骨−中手骨間の関節)によってできる隆起に位置するボタン107で繰返される。これらの位置にあるこれらのクリックボタンを用いると、ユーザは人差指でクリックするか、又は親指と小指との間にマウスを握り締めることによってクリックできる。握り締める動作を制御する筋肉は手根管を通っていない。この動きは単純に手を閉じる動きであり、手根骨の弧を増して、手根管を開く。フィン16により、ユーザの手は確実にこの特徴を用いるための正しい位置に置かれる。
【0026】
中指と薬指の指先の下にある側方に取り付けられたボタン108は、右クリック機能を提供する。親指とこれらの指との間でマウスを握り締めることにより、右クリック動作が与えられる。指の動きは、拳ではなく第2指の関節で生じる。この動作を制御する靭帯は手根管を通っていない。この握り締める動作も、手根骨の弧を増して、手根管を開く。
【0027】
使用中の長所を最大にするために、手掌の付け根は、望ましくは、図10に示されるように、指がマウス本体を緩く包む状態で、トレーラー手首支持部22に置かれるべきである。図10の好ましいモード又は握り方では、フィン16は、人差指即ち第1指18と中指即ち第2指19との間に位置している(間を上に延びている)。手掌がマウス10上のこの図10の位置にある状態では、ユーザの手首のある動きは可能であっても制限されており、重さは基本的に手首支持部22に支えられる。従って、ユーザは、肩及び前腕の筋肉で、大まかなX−Y座標にGUIポインタの位置を合わせるために、マウス10を動かす。次に、指先と手首の適度な動きだけで、細かい位置合わせをすることができる。
【0028】
この図示されているデザインが適正に機能するための重要な特徴は、マウス10の本体上で垂直に延びるフィン16の存在と、その中央外側寄りの位置である。マウスフィン16を用いることで、マウス10の向きがユーザの手に対して固定される。ユーザは、意識的な努力をせずに、フィン16及びユーザの係合する遠位及び中位の指関節を用いて、マウス10をガイド及び位置合わせする。マウス10の低い側面のパワーグリップ形状は、フィン16がなければ、マウスがユーザの手の中で回ることがあるので、実用性が低くなろう。フィン16は幅が比較的薄く、マウス10の本体の中心軸に概ね沿って前方向に長いことに注目されたい。フィン16は、人差指と中指との間の通常の自然な間隔に近似した幅を有し、図10のハンドグリップモードにおいて、その空間内に保持される。これにより、マウスの意図しない回転を防止する。また、フィンガーコントロールボタンはフィン16の位置に対して、フィン16の位置から通常の指の大きさに比例して所定間隔離間した固定した位置にあるので、フィン16は自動的にユーザの手(特に指)を個々のマウスフィンガーコントロールボタン108、109、110、及び/又は111に対する正しい位置及び向きに揃えて保持する。
【0029】
また、フィン16がなければ、側方から圧力を加えるとユーザの手の中でマウスが回ることがあるので、側方押圧(スクイーズ)ボタン制御の実用性も低くなろう。手首が比較的固定されている状態では、中位及び遠位関節の指の動きを用いたマウス10のフィン16ガイダンスがマウスの位置合わせに用いられるので、フィン16がなければ、手首トレーラー22の実用性も低くなろう。掌の下のボール13は、マウス10の細かい位置合わせに、手首をずらすのではなく、フィン16ハンドガイダンスを用いる。
【0030】
要約すると、フィン16は、2つの指(人差指と中指、又は中指と薬指)の間の空間にフィットする。この特徴により、マウス10の手の位置合わせを容易に反復できる。つまり、この特徴は重要性が高い。この位置で保持されると、ユーザはフィン16によってマウス10をガイドでき、マウスを指で握る必要がない。この浮動動作は、ユーザがマウスを用いる際に手を弛緩させるように促す。
【0031】
これらの特徴の全ては、活動的な操作の間に、手及び手首を選択された弛緩したニュートラルな位置で支えることにより、人間工学的な長所に寄与する。
【0032】
フィン16は、ヒンジや他の方法で折りたためるように取り付けられたり、又は着脱自在に取り付けられてもよい。それにより、所望であれば、ラップトップキャリングケースに収納し易くするために、マウスの高さを低くしたり分解したりできる。
【0033】
代替の、図11に示されているマウス10の“ペン”ハンドグリップ使用又はモードでは、フィン16を、代わりに、別の機能が強化されるとともに別の人間工学上の長所を有するペンシルグリップ制御装置として用いることができる。図示されるように、フィン16は、親指と(折り曲げた)第1指との間に握られ、それによってマウス10の位置が制御される。それによりユーザが同じマウス10で2通りの完全に異なる操作可能な手の位置及び握り方ができることで、更なる人間工学的及び他のユーザの利益を与えることができる。
【0034】
この、代替のグリップモードでは、高度なポインタ制御を必要とするタスクのために、マウス10を代わりに鉛筆のようにつかむこともできる。つまり、非常に小さなスクリーン上のオブジェクトを動かしたり、スクリーン上でアートワークを作成するような非常に細かい動きである。概して、筋肉の動きは他の筋肉による調節を必要とする。身体の1つの部分を他の部分に対する抵抗力として作用するように用いることで、位置の制御が強化される。2つの手でレバーを動かす方が、1つの手で動かすよりも、より良く制御できる。鉛筆やペンで書くときには、指どうしが互いに抵抗して、鉛筆の先端の位置を高度に制御し、迅速な方向の変更を容易にする。この強化された制御は、身体的な力と、対抗する身体部分の固有受容神経の協力効果との、組合せの結果である。それはまた、一般的に、何年もの書くという作業によってほとんどの大人が高度に発達させた運動技能でもある。従って、二重機能マウス10は、特別な条件を有するユーザ、及び大人の持つ精密な目と手の整合が未発達な子供のために、独特の長所を提供できる。
【0035】
フィン16が鉛筆のように掴まれているとき、手がその位置にある状態では、小指が下に曲がり、小指ボタン107の上に位置する。この特徴は、指の小さな筋肉を用いて高い位置制御を与える。指の靭帯は手根管を通っていない。この手の位置は人間工学的にも正しい。左クリック機能は、小指が小指ボタンを押すように手を外側に回転させる(回外させる)ことによる。これは、指先でクリックするときに頻繁に起きるようなポインタ位置の変更を生じない、滑らかで自然な動きである。右クリック機能は、指をボタン108に延ばすことで実現できる。この方法は、特に、正中神経が関わる場合に、更なる人間工学的な長所を有する。
【0036】
従来のマウスペンを超える、特にフィン16によって可能となるマウス10の別の長所は、ユーザが周辺視覚を用いてこの装置(マウス)の位置をつきとめて、マウスを素早く取得して握るための、マウスの一貫して常に“直立している”位置である。つまり、マウス10は、手に持っていない時でも、多くのマウスペンのように倒れたりはしない。
【0037】
代替の小指ボタン107も、この図11の代替の操作モードに寄与している。この握り方では、マウスペンのバレルボタン(barrel button)又は押下ボタン(down pressure button)のような他のボタン作動タイプ又は位置だと、クリックされたときに、マウスポインタ10の位置を乱す傾向がある。小指ボタン107の予想外の長所は、いずれのモード又は握り方でも、小指ボタン107の操作の下向きの圧力がポインタの位置をフリーズ(固定)させ、ポインタのずれを止め、それによりダブルクリックのエラーを低減することである。
【0038】
更なる人間工学上の長所に移ると、マウス10の形状及び大きさは、ユーザの手がマウス本体を、弛緩した“パワーグリップ”位置で包めるようにする。マウス10の頂点の形状は手を僅かにターンさせ、それにより、手が大きく回内された位置ではなくなる。拡張部14を含むマウス10の長い軸は、従来のマウスの軸から約45度から90度傾いている。これにより、ユーザの指はマウス本体を弛緩した自然な位置で包むことができる。人間工学の専門家はこの握り方を“パワーグリップ”と述べており、人間工学的に好ましい握り方である。手の弧を増すように促すためにマウスの親指側端部は狭くなっており、従って、手根骨の弧が増し、手根管を開く。マウス10本体のより幅広の基部によって手掌が支えられる。
【0039】
マウスボール13が、中央の、マウス10上の手掌位置の下方に配置されることで、手首をずらす効果がなくなる。なぜなら、その動作は、前述したように、本質的にボール13の周囲のピボット動作であろうからである。トレーラー22が存在することで、この特徴を強化できる。このマウスボールの中心軸の位置は、機能的構成要素をマウス10の本体の中心軸に沿って配置する。(作動のプレッシャーを低くするために、マウスボタンはリモートスイッチを作動するレバーの一部であってもよい。)このように、マウス10の右利き用バージョン及び左利き用バージョンは、トップカバーが違うだけで、機能的内部部品は同じであってよく、製造コストが低減される。
【0040】
また、このマウス10の大きさ及び形状は、ユーザが指先を、下にある、マウスがその上を動くマウスパッド上に、軽くのせられるようにしている。指先をマウスパッドに触れさせると、ユーザの手の位置とマウスパッドとを、指先の触覚神経の神経終末並びに筋肉及び関節内の固有受容(位置感知)神経受容器を介して接続するので、望ましい。この触覚の接続がなければ、スクリーン上のポインタ位置に相対するマウスの移動の位置、方向、及び速度は、GUI表示スクリーン102上のマウスポインタ又は他のカーソルからの連続した視覚的なフィードバックを介してのみである。この触覚とマウス移動の接続の長所はフィン16の存在によって強化される。第1指及び第2指の皮膚表面内部で隣接する神経感覚は、望ましくは、フィン16の個々の相対する端部に常に触れているので、マウス/手の接続の精神的な(ユーザの頭の中での)基準は、既知の向きを有する点となる。このマウスのフィン及びマウスパッドに対する触覚の基準、及び学習された手の動きと視覚的なポインタの動きとの間の関係は、マウスのスクリーン上のポインタの位置をスクリーン102上のターゲットに合わせるときに必要な意識的識別レベルを下げることができるとともに、長期間マウスを使用したときの疲労を低減することもできよう。
【0041】
本明細書における手首トレーラー22は、マウス10の基部に取り付けられた手首を支える簡単なパッドであってもよい。手首トレーラー22は2つの基本的機能を有する。手首トレーラー22は手首を支えて手首と手の角度(背屈)を小さくする。また、手首トレーラー22は、深刻な、角度のついた、横から横への手首のずれを防止する。手首が正しい位置にあるときは、ユーザがマウスポインタの細かい位置合わせをするために手首をずらす能力は制限される。その代わりに、ユーザは、前腕を用いてマウスの大まかな位置を合わせ、細かい動きには指先を用いる。マウス10の細い首とフィンにより、鉛筆で書くときに似た動きで指を動かすことができる。
【0042】
これらの動きを用いて既にマウスの位置を合わせたユーザは、トレーラー22がその場所にあることを望まないかもしれないので、トレーラー22は着脱式であってもよい。トレーラー22は、ユーザが高さ及び角度をカスタマイズできるように、層の構造であってもよい。これを実現するための1つの方法は、トレーラー22に、密集した複数の柔らかな“ループ”で覆われ“フック”材料で裏打ちされたフォームパッドで構成された、フック−ループ材料(Velcro)を用いることである。
【0043】
たとえフィン16がなくても、又は代わりのものがついていても、マウス10は上述の及び他の人間工学上の長所の幾つかを提供する。記されたように、マウス本体は全体的に、人間の手の自然な弛緩した位置でユーザの手にフィットして支える、人間工学的な形状である。つまり、指が自然に、マウス周囲の、親指と離間して対向する位置に曲げられ、指先がマウスの底部に近接しており、第1指の指先が親指の端部から約2cmから4cmだけ離れている。上述したように、選択された角度でマウスの本体部へと延びる首部14は、狭い対応する幅であるのが望ましい。従って、首部14は、改良された細かい動きの制御のために、及び、上述したように、第1指の端部と親指との間で首部14を握り締めることによる改良された制御スイッチ操作のために、弛緩した第1指と親指との間にフィットする。
【0044】
代替の実施の形態として、デュアル(右利き又は左利きの)ユーザのために、望ましさでは劣るものの、1つではなく2つの細く延びる首部を有するマウス、即ち、ブーメラン形マウス10ではなくY字形やT字形のマウスを提供することもできよう。
【0045】
マウスに対する手の向き又は位置を揃えるための補助として、フィン16の代わりに、又はフィン16に加えて、指用の長尺の溝又はスロットをマウス本体に設けることもできる。
【0046】
本明細書に開示した実施の形態が好ましいが、この教示から、当業者によって様々な代替、修正、変更、又は改良がなされ得るものであり、それらは添付の特許請求の範囲に包含されるよう意図されることを認識されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの1つの実施の形態の上方斜視図である。
【図2】主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの(ユーザに対する)正面図である。
【図3】主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの右側面図である。
【図4】主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの背面図である。
【図5】主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの左側面図である。
【図6】主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの上面図である。
【図7】主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの下面図である。
【図8】従来のコンピュータと動作可能に接続され、例示的な内部電子構成要素が破線で示された、主題の改良された人間工学的コンピュータマウスの上面図である。
【図9】例示的なトラックボールの位置及びトラックボールに相対する例示的なオペレータの手及び手首の動きが破線で示されている、“従来技術”と表示された、従来のマウスの操作の略上面図である。
【図10】図1乃至図8の例示的な人間工学的マウスの、オペレータの手及び手首の位置の違いを示す、図9と類似の図である。
【図11】図1乃至図8の例示的な人間工学的マウスの、図10と比較した、代替の、“ペンシルグリップ”の手又は握り方の位置を示す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータマウス
14 首部
16 フィン
22 手首支持部

Claims (5)

  1. マウス移動信号を供給するためのマウス移動感知システム及びグラフィックユーザインタフェース用の制御信号を供給するためのユーザの指で操作可能な少なくとも2つの制御スイッチを有するユーザの手で移動可能なコンピュータマウスであって、改良された前記コンピュータマウスは、
    本体部、及び該本体部に対して角度をつけて延び、かつ相対する両側に制御スイッチを有する首部で構成され、自然に弛緩したユーザの手にフィットして、該手を支持する形状のマウス本体と、
    前記ユーザの手でマウス本体を移動させるための前記マウス本体と一体のマウス移動制御フィンであって、前記マウス本体の上方に延び、前記マウス本体をユーザの手に適応させるとともに、前記ユーザの手で前記マウスを移動させるために、ユーザの手の隣接する指の間にフィットする薄い形状である、前記制御フィンと、
    を有する、ユーザの手で移動可能なコンピュータマウス。
  2. 前記マウス本体の前記首部とは反対側のユーザの手首の位置に相当する一端部に、前記マウス本体と一体に動いて前記手首を支える手首支持トレーラー部材を有する、請求項1に記載のユーザの手で移動可能なコンピュータマウス。
  3. 前記首部は、前記本体部に対して約45度から90度の間の角度にある、請求項1または請求項2に記載のユーザの手で移動可能なコンピュータマウス。
  4. 前記マウス本体は、該マウス本体がマウス支持面に対して移動させられる場合に、前記マウス支持面を触覚的に参照することができるように、ユーザの指先が前記マウス支持面に触れるような自然に弛緩したユーザの手の形状にフィットして該手を支持する形状である、概して弧状の上面を有し、
    前記首部は、前記本体部の幅より狭い幅で、前記ユーザの自然に対向する親指と第1指の間に配置されるような角度をつけて延び、
    前記首部に設けられた制御スイッチは、前記首部を対向する側から前記ユーザの自然に対向する親指と第1指とで握り締めることにより作動される、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項ユーザの手で移動可能なコンピュータマウス。
  5. 前記マウス本体は、平面視ブーメラン形である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のユーザの手で移動可能なコンピュータマウス。
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