JP4664917B2 - 自動車のオルタネータ用通気装置 - Google Patents

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    • F04D29/281Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for fans or blowers

Description

本発明は、自動車用の回転電気機器のための通気装置に関する。
このような回転電気機器は、自動車用オルタネータまたはオルタネータ兼スタータとすることができ、また他のタイプの回転電気機器ともなり得る。このような回転電気機器については、フランス国特許公開第FR-A-2602925号公報、および日本国公開特許出願第JP-A-6121497号公報に記載されている。より詳細については、これらの公報の内容を参考とすることができる。
この回転電気機器は、固定部品に回転電気機器を締結するための中空支持体と、ステータと、少なくとも1つの通気装置を備えている。
ステータは、ロータのシャフトに固定されたロータを囲んでいる。
支持体は、その外周部においてステータを支持しており、中心に配置されたベアリング、例えば支持体内にロータとステータとが取り付けられるように、ロータシャフトを共に回転するように取り付けるための、1列または2列のボールを備えたロールベアリングを有する。支持体は、前方ベアリングプレートと、後方ベアリングプレートと称される2つの部品を備えている。
このタイプの回転電気機器では、ロータまたはステータは、少なくとも1つの巻線を備えているので、回転電気機器は、作動時に加熱された状態となる。作動時には、機械的な摩擦も発生し、この摩擦も、装置を加熱するように働く。
一部の用途、特に回転電気機器が自動車用のオルタネータまたはオルタネータ兼スタータである場合には、回転電気機器は、電位部品を支持しているが、これらの部品を、過剰な加熱から保護し、破壊されないようにしなければならない。これらすべての理由から、回転電気機器を冷却する必要がある。
回転電気機器をコンパクトにし、かつ、一般に空気である冷却流体流によって回転電気機器を冷却するために、ロータの軸方向端部の少なくとも一方にファンを固定し、上記フランス国特許公開第FR-A-2602925号公報および上記日本国公開特許出願第JP-A-6121697号公報に開示されているように、空気を入出させるための開口部、すなわちポートが、支持体に形成されている。
このファンは、中心ラジアルプレート部分を有し、このプレート部分から突出する1組のファンブレードが、径方向外側かつ軸方向に延びている。
通気性能を改善し、回転電気機器からのノイズを低減するために、フランス国特許公開第FR-A-2811156号公報においては、第2の組のブレードをファンに設けることが提案されている。
このような構造により、第1の組のブレードから、冷却流体の流れが離間する恐れが低減され、冷却流体の流れはより層状となり、従って、ほとんど摩擦およびノイズがない状態で、このような層流が生じる。また流体のバックフローも防止される。
このようなタイプの通気装置は、満足できるものではあるが、ある場合には、所望の形状の多数のブレードを設けることは困難である。
従って、フランス国特許公開特許第FR-A-2741912号公報に記載されているように、ファンを重ねた解決案を採用することが提案されている。このフランス国特許公開には、
第1ブレードが径方向外側に延びている、横を向いている中心プレート部分を含む第1ファンと、
第2ブレードが径方向外側に延びている、横を向いている第2の中心プレート部分を備える少なくとも1つの第2ファンと、
2つのファンを締結するための手段とを含むタイプの回転電気機器のロータの軸方向端部の横方向端面に固定されるようになっている通気装置が提案されている。
この装置では、ファンのうちの1つの、2つの連続するブレードの間に、他方のファンの1つのブレードが挟持されており、各ブレードは、外周部に形成された各ラジアルプレート部分の周辺分岐部に接合されている。従って、ブレードは分岐部によって支持されている。
中心ラジアルプレート部品は、互いに重ね合わされており、互いに隣接している。それらの締結手段は、1つ以上の組の締結ポイントから成り、この締結ポイントは、スポット溶接ポイントであり、例えば1つのピッチ円上に配置されている。この締結ポイントは、2つの重ね合わされたラジアルプレート部分の表面に離間しており、ラジアルプレート部分の形状は、おおむね環状である。
このようにして、ロータの軸方向端面に固定できる通気装置またはファンサブアセンブリを固定できる。
ラジアルプレート部分の1つを、ロータに締結するための1組の締結ポイント、例えば溶接ポイントにより、このような締結が行われる。
2つのラジアルプレート部分の相互締結ポイントが存在することを考慮すると、ロータに締結する際に、十分な機械的強度を保証しなければならない場合、ロータに通気装置を締結する締結手段を設けるためのスペースはほとんど残っていない。
この欠点を克服するために、本発明は、各ファンは、外周から径方向外側に延びる第1分岐部および第2分岐部をそれぞれ有し、前記分岐部の少なくとも一部は、1つのブレードを支持しており、少なくとも1つの第1分岐部および少なくとも1つの第2分岐部は、オーバーラップゾーンを構成するよう、第1相互オーバーラップ部分および第2相互オーバーラップ部分を備え、前記2つのファンの締結手段は、前記オーバーラップゾーンの領域内に、少なくとも部分的に配置されている本明細書で前に説明したタイプの通気装置を提案するものである。
これらの分岐部は、オーバーラップゾーンを有するように構成され、これらオーバーラップゾーンと締結ポイントとの組み合わせにより、ロータに締結するためのラジアルプレート部分の環状中心部分の領域に、充分な空間を残し、かつ、同時に、通気装置を強化することが可能となっている。
一実施例では、前記分岐部の1つは、ブレードを支持しており、これによって、所望する数、または所望するサイズのブレードを備えることが可能となっている。
別の実施例では、各分岐部は、1つのブレードを支持している。
従って、ファンを共に固定しており、前記ラジアルプレート部分の中心環状部分の間に挟持される締結ポイントを減少したり、または解消することが可能であり、従って、ロータにサブアセンブリを締結するよう、ラジアルプレート部分の自由ゾーン内に、開口部を形成することが可能である。この締結は、溶接またはリベット締めのような公知の方法で実行される。
更に、ロータにサブアセンブリを締結するための自由なスペースを充分残し、かつ各ラジアルプレート部分の厚さを薄くするか、またはリブまたは均等な手段により、これらプレート部分を強化することができる。
更に、分岐部の締結ポイントの少なくとも1つの近く、またはブレードの領域内のファンに、材料を追加したり、これから材料を除いたりすることにより、ファンのダイナミックなバランス化、すなわち、予備バランス化を、容易に実施できる。従って、このバランス化手段は、ファンの分岐部を共に固定する手段の近くに位置する。
作動時のノイズを低減するために、クロータイプのロータの極ホイールの2つの歯の間の空間を、少なくとも部分的に塞ぐことができることも理解できると思う。
本発明によれば、ファンの一方を、複数の部品から製造し、ファンの他方を、金属インサートとオーバーラップゾーンおよび締結ポイントによって強化されたプラスチック製の分岐部を備えるブレードを備えるものとすることができる。
これら2つのファンの締結手段は、例えば2つの分岐部のオーバーラップ部分を共に締結するための少なくとも1つの締結ポイントを備えている。
前記バランス手段は、この締結ポイントの近くに位置していることが好ましい。
締結ポイントは、溶接または接着により締結を行うようになっている。
締結ポイントは、部品の数を少なくするために、リベット締め、特に押し出し成形によって締結を行うようになっている。また締結ポイントは、クリンプ加工により締結を行うようになっている。
前記締結手段は、2つの分岐部のオーバーラップ部分を共に締結するための2つの締結ポイントを備え、これら締結ポイントは、2つのオーバーラップ部分の両端の近くに位置し、通気装置の強度を可能な最大の強度にすることが好ましい。
このような構造により、締結ポイントによって、ブレード用、およびファンの一方の分岐部、または双方のファンのための強化リブがなくてもよいようになる。
これら2つの締結ポイントは、ファンの頑丈な締結を行うよう、互いに円周方向かつ径方向にずれている。分岐部の前記第1および第2相互オーバーラップ部分は、平行な横方向平面にある平らな部分である。
前記分岐部の横方向の平らな各相互オーバーラップ部分は、中心プレート部分と同じ平面にあり、この中心プレート部分から、対応するブレードが延びる。
ファンのうちの一方の少なくとも1つのブレードは、他方のファンの少なくとも2つの連続するブレードの間に、円周方向に挟持されている。
少なくともファンの一方のブレードは、他方のファンのブレードを支持する分岐部のオーバーラップ部分と、オーバーラップするためのオーバーラップ部分を有する分岐部によって支持されており、2つのファンを共に締結する前記締結手段は、分岐部の前記オーバーラップ部分のすべての領域内に少なくとも部分的に位置している。
第2ブレードに対し、第1ブレードを円周方向に位置決めするよう、第1ラジアルプレート部分と第2ラジアルプレート部分との間に、円周方向の割り出し手段が挟持されている。
各ラジアルプレート部分は、中心孔を有し、更にノッチを互いに一致させることにより、ブレードの前記相対的な回転角方向の位置決めを行うためのノッチを、その内側ラジアルエッジに備えている。
変形例では、ファンのうちの1つは、他方のファン内の相補的リセス、またはアパーチャーに進入する突出要素を有し、相補的な嵌合協動により、円周方向の割り出しをするための手段を構成している。
第1ラジアルプレート部分と第2ラジアルプレート部分とは、互いに重ねられる。
第1ラジアルプレート部分と第2ラジアルプレート部分は、挟持された断熱手段、例えば断熱被膜または層と、直接接触または間接接触している。
ノイズを小さくするという利点を得るために、ロータから最も遠いファンの1つは、プリストレスがかけられた状態で、ロータに取り付けられる。
以上のすべての組み合わせが可能である。
添付図面を参照しながら単なる例として示す次の詳細な説明を読めば、本発明について、より明確に理解でき、更に本発明の上記以外の目的、特徴、細部および利点がより明らかとなると思う。
図1の1つの目的は、本発明の好ましい用途と関連させて、自動車の熱エンジン用の、内部通気を行う多相オルタネータの一般的な構造を簡単に説明するためである。
本発明を理解するためには、ステータ12によって囲まれ、ロータシャフト14に回転自在に取り付けられたロータ10を、オルタネータが有し、ロータシャフトの前端部が共に回転できるように、駆動プーリー16を支持し、ロータシャフトの後端部が、集電器18の一部であるスリップリング(符号なし)を支持していることを示せば十分である。プーリー16は、ベルト変速機を介して自動車の熱エンジンに結合されるようになっている。
本例では、ロータ10は、クロータイプのものであり、20および21で示された2つの極ホイールを備え、これら極ホイールは、一方のホイールと他方のホイールの間において、円周方向にずれた歯を有する。22は、前方極ホイール20と後方極ホイール21の間に取り付けられたロータの励磁巻線を示す。
ステータは、本体24を備え、この本体24には、ステータの巻線26のワイヤーまたはヘアピンを収納するための内側スロットが形成されている。巻線26は、本体24を貫通しており、本体24は、軸方向に重ねられ、本体24の一方の側で軸方向に突出するスチールラミネーションのバンドルから成り、前方シニョンおよび後方シニョン(これらには符号は付けられていない)を構成している。
巻線26の数は、用途に応じて決まり、特にオルタネータの位相数によって決まる。
ロータシャフト14は、前方ボールベアリング28および後方ボールベアリング30によって支持され、これらボールベアリングは、軸方向の端部において、ベアリングプレート内、すなわち、前方ベアリングプレート32および後方ベアリングプレート34内に取り付けられ、これらベアリングプレートには、空気を流すためのポート36および38が形成されている。
ベアリングプレート32および34は、中空であり、これらプレートの外周部において、ステータ12の本体24を支持するように構成されている。上記フランス国特許公開第FR-A-2602925号公報に示されているように、ストレッチャーまたはネジがベアリングプレート32と34とを一体に接合し、自動車の固定部分に固定されるようになっている中空サポートまたはケーシングを構成している。
符号40は、回転電気機器が発生する交流を整流するためのダイオード41を備える公知の整流デバイスを示す。このデバイスは、ステータの巻線26の出力端に接続されており、本例では、後方ベアリングプレート34によって支持されている。この後方ベアリングは、電圧レギュレータ(図1には示されていない)と、ブラシキャリア(図1には一部が示されている)も支持している。
ブラシキャリア内でスライド運動できるように取り付けられたブラシ(符号なし)は、集電器18のスリップリングと協動するようになっている。このスリップリングは、接続ワイヤーを介して、励磁巻線22の端部に接続されており、一方、ブラシは、電圧レギュレータに接続されており、電圧レギュレータは、それ自身公知の態様で励磁巻線を制御するようになっている。
オルタネータは、前方および後方通気装置42を有し、これら通気装置は、共に回転できるように、前方極ホイール20の横方向正面44、および後方極ホイール21の横方向背面46にそれぞれ固定されている。これらの面44と46は、ロータ10の軸方向端部を構成している。
従って、前方ベアリングプレート32および後方ベアリングプレート34の横に位置する2つの通気装置、すなわちファン42は、オルタネータのうちで最も高温となる作動部品、例えば整流デバイス40のダイオード41、ベアリング28および30、ロータ10の巻線およびステータの巻線26を冷却するための冷却流体(この場合空気)の流れを生じさせ、矢印で示すように、空気を移動させベアリングプレート内に形成された種々の適当な開口部を空気が通過するように、空気を駆動するために設けられている。
より詳細に述べると、各ベアリングプレート32、34は、関連するロールベアリング28、30の近くで、ブレード50の一部に向いた状態の中心空気入口アパーチャーと共に、巻線26の対応するシニョンに向いた出口アパーチャーとを有する。
後方通気装置、すなわちファンが、前方通気装置、すなわちファンよりも強力となることを条件に、巻線のシニョンの下方に、通気装置すなわちファン42が取り付けられている。その理由は、整流装置40および電圧レギュレータも冷却しなければならないからである。
オルタネータの出力電力が増加すればするほど、通気装置の冷却容量を増加しなければならないことは明らかである。これによって、自動車の容積サイズを増すことなく、回転電気機器の電気出力を増加しなければならない。この目的は、ブレード50を適当な構造とすることによって達成される。
図2は、この目的のために設計された本発明に係わる後方通気装置を示す。この後方通気装置には、60が付けられており、以下説明する実施例では、図1の後方ファン42の代わりに取り付けられており、通気装置の前方は、極ホイール21の横方向背面46に直接または間接的に接触している。
本例における通気装置60は、2つの隣接するファン62a、62bから成り、これらのファンを、以下、それぞれ第1ファンおよび第2ファンと呼ぶ。第2ファン62bは、図1に示すロータの後方極ホイール21の適当な軸方向端部の正面46に、例えば公知のスポット溶接法またはリベット締め法により、固定されるようになっている。
第2ファン62bは、関連する極ホイールに接触している。この接触は、直接接触または間接接触であり、ここには、以下第3断熱手段と称す手段も設けられている。この断熱手段は、当該極ホイール21と第2ファン62bとの間に、少なくとも局部的に介在される断熱材料の被膜または層とすることができる。
ファン62aおよび62bは、金属製であり、スチールプレートから安価に製造されている。各ファン62aまたは62bは、環状プレート部分64a、64bの形態をした中心部分を有し、この中心部分は、実質的に平らで、環状であり、横方向に向いている。
この中心プレート部分には、図1に示されたロータシャフト14が貫通するための円形中心開口部66aまたは66bが形成されている。プレート部分は、プレート部分64a、64bに対して軸方向に突出する1組のファンブレード68a、68bを有する。従って、各ファンには、外側に広がる通気チャンネルが形成されている。
これらのチャンネルは、2つの連続するブレードによって境界が定められている。より詳細には、各通気装置62aまたは62bのファンブレード68aおよび68bは、円周方向に離間し、よって、ファン62aまたは62bのうちの一方の2つの連続するブレード68aまたは68bの間に、他方のファン62bまたは62aの少なくとも1つのブレード68bまたは68aが位置するようになっている。
一実施例では、ブレードは、一定の間隔で円周方向に離間している。
変形例では、図3から判るように、ノイズを小さくするために、第1ブレードと第2ブレードとは、一定の間隔で、円周方向に離間しておらず、2つの連続するブレード68a、68bの間の円周方向のギャップは、一定となっていない。
別の変形例では、ファンのうちの1つの少なくとも2つの連続するブレードは、これらの間に、他方のファンのブレードを挟持していない。従って分布は、一定でなく、ノイズが低減されるようになっている。ノイズを小さくするために、ブレード68bの一部のサイズは、他方のブレード68bと長さが異なっていることが、図3から理解できると思う。
本例におけるブレード68aおよび68bは、対応する金属プレート部分64aまたは64bをプレス加工し、曲げ加工することによって製造される。これらのブレードは、図2から判るように、カーブした形状となっており、通気装置60は、本例では遠心タイプのものである。従って、ブレード68aと68bは、同じタイプのものである。
ブレード68aと68bとは、かなりの径方向の長さを有するので、極めて良好な通気を行うことができる。本例では、ブレードの径方向の長さは、それらの軸方向高さよりも大きくなっている。
第2ブレード68bは、並列リブ68bのペアによって補強されている。これらのリブは、本発明では、後述するように、第2オーバーラップ部分を有する分岐部78bが第2ファンに形成されているということに起因し、長いリブにより、ファン62bの分岐部78bの高さで、長さを長くできるようになっている。
本発明の範囲内において、変形例(図示せず)では、ブレードは平らであり、径方向を向いており、ファンは遠心ファンとなっている。
変形例では、ブレードは軸方向または径方向に対して傾斜している。更に別の変形例では、ブレードの軸方向高さは、径方向の長さよりも大きくなっている。
更に別の変形例では、ブレードは、上記フランス国特許公開第FR-A-2602925号公報に記載されているように、関連するラジアルプレート部分の平面に対して傾斜し、カーブしていてもよい。
更に別の変形例では、ファンのブレードは、ヘリカルタイプであり、ファンはヘリカル遠心タイプとなる。
更に別の変形例では、ブレードの少なくとも一部は、ラジアルプレート部分の平面に対して直角であり、非ラジアル方向に向いている。
各ファンのブレードを、遠心タイプ、またはヘリカル遠心タイプ、または軸方向タイプとするように、すべての組み合わせが可能である。ブレードの配分は、空気力学的ノイズを最小にして、最も可能な冷却を行うように、冷却すべき回転電気機器に応じて決定される。
回転角方向の位置決めを良好にし、もって、ブレード68aおよび68bの配置を良好にするように、2つのラジアルプレート部分64aと64bとの間に、回転角方向の割り出し手段が挟持されている。
この目的のために、各ラジアルプレート部分64a、64bは、円形中心アパーチャー66a、66bのエッジ内に1対のノッチ72a、72b、74a、74bを有する。これらノッチ72a、72bおよび74a,74bは、同じ形状のベース部分、すなわち半円形のベース部分を有する。ノッチ72a、72bのほうが、ノッチ74a、74bよりも深いので、これら2つのファンを、互いに円周方向に割り出しできるようになっていることが分かると思う。
従って、例えばドリフトの助けにより、ノッチを互いに重ね、良好な回転角方向の位置とするだけでよい。次に、例えば接着、溶接、好ましくはスポット溶接により、またはクリンプ留めまたはリベット締めによって、ファンを一体に固定する。この場合、後述するように、ラジアルプレート部分の1つから押し出すことによってリベットを形成し、取り扱いおよび運搬が容易なアセンブリを形成する。
次にこのアセンブリは、例えばスポット溶接またはレーザー溶接、もしくはネジによる締結またはリベット締めによって、ロータに固定される。これらのリベットは、ロータと一体であることが好ましい。
本例におけるブレード68aおよび68bの軸方向の高さは、いずれも実質的に同じである。すなわち、ブレードの自由エッジ69aおよび69bは、同じ横方向の平面内にある。より詳細に述べると、ブレード68aは、ブレード68bよりも軸方向高さが若干低い。このような高さの違いは、第2ラジアルプレート部分64bの厚さに等しい。
図示していない変形例では、ブレード68aと68bとは、軸方向高さが異なっている。そのため、ブレードの自由エッジ69a、69bはすべて同じ平面に位置する。
冷却パワーをより高めるような複雑なブレード構造を有する通気装置60を、2つの部品または2つのファンで製造することは、良好な機械的強度を与え、しかも比較的低い販売コストで行うことができる。
しかし、このような利点を得るためには、本発明の特徴に従い、ロータに通気装置60を締結するための極めて多数の締結ポイント76を設け、これらを利用できるようにするために、中心環状ラジアルプレート部分64aおよび64b内の利用性を最大にし、かつ信頼できる状態で、しかもできるだけ強固に、2つのファン62aと62bを固定しなければならない。
これらの締結ポイント76は、後述する本発明の特徴により、大きな幾何学的範囲を有し、本例では、6つの締結ポイントが設けられている。これらのポイントは、図2〜図4では、ハッチングがつけられた円形ゾーンで示されている。
この目的のために、第1相互カバー部分および第2相互カバー部分、すなわちオーバーラップ部分を構成し、オーバーラップゾーンZを形成するよう、少なくとも第1分岐部78aと第2分岐部78bとの間に、ファン62aおよび62bを締結するための手段が挟持されている。
より詳細に述べると、第1中心プレート部分64aは、その外周部において、径方向外側に突出する第1分岐部78aを有している。第2中心プレート部分64bは、その外周部において、径方向外側に突出する第2分岐部78bを有している。従って、第1分岐部78a及び第2分岐部78bは、それぞれ、第1中心プレート部分64aまたは第2中心プレート部分64b平面内で横方向に延び、この実施例では、第1ブレード68aおよび第2ブレード68bをそれぞれ支持している。これら第1ブレード68aおよび第2ブレード68bは、第1分岐部78a及び第2分岐部78b分岐部の自由端に形成されており、各ブレードは、1つの分岐部によって支持されている。
この実施例では、それぞれの分岐部は、プレス成形され、ブレードは対応するファンの金属ラジアルプレート部分から延びる当該分岐部の自由端を曲げ加工することによって形成されている。従って、各ブレードは、1つの分岐部に形成されており、本例では、その分岐部と一体化されている。
これら第1分岐部78a及び第2分岐部78bの形状は、用途に応じて決まる。
上記第1分岐部78aと第2分岐部78bは、互いに重ねられ、図3Aにおいて、破線で示されているオーバーラップゾ−ンZにおいて、少なくとも部分的にオーバーラップしている。従って、このゾーンにおいては、本例ではペア状となっている締結ポイント80と82を形成することが可能である。これらのポイント80、82は、締結ポイント76の幅よりも幅が狭くなっている。
リブ67b(本例では、そのうちの2つが各ブレード68bに対して設けられている)も、分岐部78b内に延び、ブレード68aの近くまで延びている。
従って、重ねられた分岐部78a、78bの各ペアに対し、径方向から最も遠く外側にある相互締結ポイント80が設けられ、最も遠方に径方向内側に位置する別の相互締結ポイント82が設けられている。
各ブレード68aは、ブレード68bに接合された第2分岐部78bと、オーバーラップする関係にある第1分岐部78aに接合されており、各オーバーラップゾーンZは、2つの締結ポイント80および82を有する。
従って、2つのファン62aと62bとの間の締結は、特に強固である一方、ロータに通気装置60を締結するための多数の締結ポイント76を設けることが可能となっている。このような締結方法により、ブレード68aにリブを形成しなくてもよいようになる。
オーバーラップゾーンZ内の1対のポイント80、82内の2つの締結ポイントは、最大可能な値だけ互いに離間しており、ブレード78a、78b内の前記オーバーラップゾーン内の限度内に配置され、この全体の強度をより増し、更にブレードの根元部を形成するこれら分岐部の剛性、および対応するブレード68a、68bの強度も増している。
図2〜図4では、締結ポイント80、82の一部のペア、すなわち一般的には締結手段の一部が、ファンとロータとが締結されているポイントに接近していることが理解できると思う。
本例では、ロータを締結するためのポイントの数よりも多い多数の締結ポイントが、ペア状に配置されているので、これによって、第2ファンを第1ファンに固定された複数の部品で製造することが可能となっている。
締結ポイント80、82は、適宜の公知の方法で製造できる。
各ポイントは、例えばコストを低減するように、接着または溶接によって製造できる。
これらのポイントは、図12において79bで示すように、押し出し成形によって形成することが好ましいリベットからも構成できる。図12では、ファン62a、62bの2つのラジアルプレート部分は金属製であり、ファン62bのラジアルプレート部分を押出成形することによって形成されたリベット79bのヘッドは、ファン62aの分岐部78aのオーバーラップ部分に接触するように据えこみ加工されており、このオーバーラップ部分は、リベット79bを通過させるための孔を有する。
図11に示す別の変形例では、リベット79bのヘッドは、据え込み加工されず、クリンプ加工により、アセンブリを形成している。分岐部78aのオーバーラップ部分内の孔は、前記部分78bをリベット79bに強制嵌合できるような寸法とされている。
このようなリベット締めによる締結方法により、2つのファンの一方を、プラスチック材料から製造できる。従って、図11および図12の別の変形例では、例えば第1ファン62aをプラスチック材料で製造し、第2ファン62bを金属製とし、リベット79bを押し出し成形によって形成することが好ましい。この場合、ファンの2つのラジアルプレート部分の間に、少なくとも大部分の範囲にわたって、第1断熱手段を挟持することが好ましい。この第1手段は、分岐部78aと78bのオーバーラップ部分の間に挟持された第2断熱手段によって、延長することが好ましい。
別の変形例では、第1ファン62aは金属製であり、第2ファン62bは、プラスチック製であり、図12では、第2ファンと共に成形によって形成されるリベット79bのヘッドを、高温二次成形する。この場合、リベットは、図11および図12に示されるような中空ではなく、中実であり、ファン62bのラジアルプレート部分とロータとの間に、少なくとも大きい範囲にわたって、第2断熱手段を挟持することが好ましい。
第1、第2および第3断熱手段は、例えば断熱材、例えばアスベストと同じ性質を有する材料である層または被膜から成っている。ファンの材質(すなわち金属またはプラスチック)がどんなものであれ、すべての組み合わせが可能である。これらの組み合わせは、他の実施例に等しく適用可能である。
例えば第2ファンの片面に、ロータと協動するための第1断熱被膜を形成し、分岐部78bの高さにおいて、他方の面に分岐部78aと協動するための被膜を形成してもよい。変形例では、第2ファンに3つの断熱手段が形成されている。
互いに重ねられた複数のファンを含む通気装置の締結ポイントのすべてを形成するために、これら技術のすべてを組み合わせてもよい。
本発明は、これまで説明した例だけに限定されるものではない。
例えば各オーバーラップゾーンに対し、1つの締結ポイントを設けるか、または3つ以上のポイントを設けることも可能である。
例えば一実施例では、ゾーンZの全体は少なくとも一部が接着ゾーンである。変形例では、例えば接着または透明溶接(レーザータイプの溶接とも称される)によって得られる締結バンドを形成することによって、締結ポイントを接合してもよい。このようなことを可能にするのが本発明である。
オーバーラップゾーンを構成するすべての重なった部分が、締結ポイントを有することは必須なことではない。少なくとも1つの分岐部、例えば第2分岐部は、ブレードを有していなくてもよい。従って、一実施例では、ブレードを有しない分岐部はブレードを有することができるか、または有することができない分岐部のオーバーラップ部分に重なるための部分を有する。
特に図2から判るように、ファンの一方62a、または別の変形例では、ファンの双方が、軸方向に突出する中心の強化カラー部分84aを有していてもよい。変形例におけるこのカラー部分84aは、長さが軸方向に延び、環状磁気ターゲット、例えば強制嵌合により嵌合できるようにするスリーブを形成する。この磁気ターゲットは、国際公開第WO01/69762号公報の図12から判るような、オルタネータ兼スタータの場合に使用されるものである。より詳細については、この公開公報を参照されたい。
このカラー部分84aは、第1ファン62aを更に強化するので、この第1ファンは、一実施例ではファン62bよりも厚くなっている。このカラー部分は、特に第2ファン62bがこのカラー部分を有している場合に、2つのファンを相対的にセンタリングすることに関与できる。この場合、第1ファンの内周部は、カラー部分の外周部に密に接触する。
本発明は、通気装置を構成するように2つの重なったファンを、一体に締結することだけに限定されるものではない。その理由は、装置の複雑さに従って、特にブレードの数および構造に従って、ファンの数を多くすることができるからである。
図5〜図7は、図1に示された後方装置42と置き換わるようになっている後方通気装置の構造の別の例を示し、図1に示された後方装置42は、前方極ホイール20の横方向正面44に固定されている。
図2〜図4を参照して説明した要素と同一または類似の要素を示すのに、同じ符号を使用している。
図5は、この目的のために構成された本発明に係わる後方通気装置を示す。この後方通気装置には、60が付けられており、この通気装置は、実施例では、図1の後方ファン42の代わりに取り付けられ、装置60の後部は、後方極ホイール21の横方向面46に直接または間接的に接触している。
本例における通気装置60は、2つの隣接するファン62aおよび62bから成り、これらのファンを、以下、それぞれ第1ファンおよび第2ファンと称す。
第2ファン62bは、図1に示すロータの後方極ホイール21の適当な軸方向端部の正面44に、スポット溶接またはリベット締めにより、公知の方法で固定されるようになっている。
従って、第2ファン62bは、当該極ホイールに接触している。この接触は、当該極ホイール21と第2ファン62bとの間に、少なくとも局部的に挟持される第3断熱手段、例えば電気絶縁材料の被膜または層に、直接または間接的に接触する接触である。
前の実施例と比較すると、これら2つのファンのうちの一方(この場合、第1ファン62a)は、集電器18のスリップリングに励磁巻線22の端部を接続するための接続ワイヤーが通過するための、径方向を向くリブまたは溝86aを含むことができ、このリブ86aは、第1ファン62aの強化にも関与する。
第2ファン62bは、溝86aのオープンな面に向く状態で配置された2つのスロット86bの境界を定めるように、2つの部品、実質的に2つの半分割部品から製造されている。
しかし、本発明の特徴に従い、2つのファンのブレードが、オーバーラップしている部分の間に、極めて多数の相互締結ポイント(図示せず)が存在しているため、第2ファン62bの各半分割部品を、第1ファン62aに強固かつ信頼できる状態で締結することが可能となっている。
通気装置のサイズに従い、第2ファンを3つ以上の部品、例えば3つの部品から製造することも可能である。
別の実施例では、第1ファン62aよりも第2ファン62bのほうが薄くなっている。第1ブレード68aは、ターミナル面取り部88aを有し、この面取り部は、遠心力に対する機械的な抵抗力を改善している。
図7に示す別の変形例では、軸方向に向いたカーブしたメイン作動部分と、その分岐部78aとの間の接合曲げ部の高さでブレードのラジアル端部に形成されたプレス加工されたアングル部分、すなわちバットレス要素90aでブレード68を強化することが可能である。
これら構造のすべて(すなわち、ターミナル面取り部、バットレス要素)を、図2〜図4に示した実施例と置き換えてもよい。
図8は、本発明に係わる前方通気装置60の変形実施例を示し、ここでは、実質的に一定の間隔で離間する、円上に配置された1組の相互締結ポイント80しか有しない、不規則なブレードを備えている。この装置80は、図1に示した前方通気装置42の代わりに、取り付けられるようになっている。
図8から判るように、中心環状プレート部分は、特にこれら部分内にロータの前方極ホイール20に、通気装置60を締結するためのポイントを形成するために、ほとんど全体を使用できる。
ロータの軸方向端部の一方に、わずか1つの通気装置しか有しない回転電気機器を冷却するための通気装置のすべての組み合わせも可能である。
更に本発明の分野は、ブレードの形状、数および位置のすべての組み合わせを含んでいる。
変形例では、環状プレート部分64aおよび64bの高さにおいて、少なくとも1つの締結ポイント76を配置することも可能である。
本発明の範囲から逸脱することなく、ブレードの一部を、互いにオーバーラップした関係に配置することも可能である。この部分は、ブレードの横方向を向く基礎の部分では必ずしもないが、例えばこの目的のために配置されるか、またはブレードのカーブした作動部分の一部である軸方向を向いた部分でもよい。
次に、一般的な条件で、回転電気機器のロータに固定されるようになっている締結部分76を有するように、ファン62aおよび62bの一方が構成されたと仮定し、更に好ましくは、前に説明したように、2つのファン62aと62bを締結する締結ポイント80および82よりも、これら締結ポイント76のサイズが大きいと仮定し、ロータに、本発明に係わる通気装置を締結するための締結ポイント76の一例について説明する。
図9に示す実施例は、プラスチック製または金属製の第1ファン62aおよび金属製の第2ファン62bに対応している。
ロータの横方向かつ軸方向端面に金属製の中心ラジアルプレート部分62bの溶接ポイント76を形成できるようにするために、プラスチック材料または金属製の第1ラジアルプレート部分64a内に、孔または開口部92aが形成されている。
溶接部の機械的強度を良好にするために、ロータにプレス加工されたディンプル94bを溶接するための溶接ポイント76が標準的なタイプとなるよう、第2ラジアルプレート部分は、公知の態様でプレス加工されたディンプル94bを有する。本発明によれば、ラジアルプレス部分64a内の孔92aは大きなサイズとなっている。
図10は、図9に示された構造と逆の構造を示し、第2ラジアルプレート部分64bは、プラスチックまたは金属製であり、第1ラジアルプレート64aは、金属製である。図1のロータの適当な面と第1プレート部分64aとの間に、第2プレート部分が挟持されているので、第2プレート部分が、ロータに密に当接していることが理解できると思う。
本発明によれば、プレート部分64b内の孔92bも大きなサイズとなっており、これによって、プレート部分64aが孔92bに侵入できるように、プレート部分64aの一部をプレス加工できるようになっている。次に、溶接ポイント76が標準タイプとなるように、プレート部分64aの一部にステップが設けられている。
別の変形例では、図9および図10の方向とは反対方向に、適当なラジアルプレート部分内をプレス加工することによって、溶接ポイントが設けられる。
図10と類似する図13は、反転されたプレス加工要素に番号194aが付けられているかかる構造を示し、この要素の背面は、台形の凹部を構成している。
別の変形例では、図10に類似した図14および図15内の294aおよび394aの符号が付けられている要素は、プレス加工された要素より深くなっている。プレス加工された要素394aは、プレス加工された要素194aに形状が類似しており、他方、プレス加工された要素294aは、プレス加工された要素94aに類似している。
当然ながら、本発明に係わる通気装置は、国際公開第WO01/69762号公報に記載されているように自動車の熱エンジンを始動するよう、電動モータモードでも機能できる、オルタネータ兼スタータと称されるタイプのリバーシブルなオルタネータにも搭載できる。
別の変形例では、本通気装置は、国際公開第WO02/054566号公報に記載されているように、凸極、すなわち永久磁石ロータを有するオルタネータにも取り付けできる。
上記国際公開公報では、ロータはラミネーションのスタックを備え、このラミネーションはハウジングを構成するように、開口部がプレス成形されており、ハウジングは永久磁石を収納すると共に、励磁巻線が巻かれたアームを構成するようになっている。磁石のためのハウジングは、励磁巻線を収納するための開口部を有する磁気係止部品によって形成されており、これらの部品は、ラミネーションのスタックの両側に延び、例えば部品およびラミネーションのスタックを貫通するストレッチャーによって、このスタックに固定されている。
通気装置が固定されるのは、前記部品の上である。例えば、これら係止部品にはボスが形成され、このボスは前記国際公開第WO02/054566号公報の図15および16に示されている実施例の場合のように、通気装置をボスに締結するネジのためのネジが、ボスの一部に切られている。
オルタネータは水冷式でもよく、軸流ファンを設けてもよい。
ステータの巻線は、フランス国特許公開第FR-A-2820896号公報に記載されているように、断面が長方形であることが好ましい、ほぼU字形のヘアピンのようなファンの形状の導線要素を備えていてもよい。
本発明に係わる内部通気装置は、所望の形状とすることができるので、ヘアピンのヘッドを効果的に冷却できる。
別の変形例では、各ステータの巻線は、断面が異なり、米国特許第4,163,187号公報およびフランス公開特許第FR-A-2737063号公報明細書に記載されているのと同じスロット内に取り付けられるデルタ巻線または星形巻線を有している。
オルタネータは本発明に係わる通気装置のパワーに起因し、後部に1つの通気装置を備えているだけでよい。
本発明に係わる通気装置は、同じ構造、特に同一の構造のブレードを得られるようにするが、これらのブレードは、極めて接近しているので、極めて多数であるか、または長いか、または複雑な形状のブレードとなり、これらの形状は、単一のファンを曲げることによっては製造できない。
従って、別の変形例では、ファンのうちの少なくとも1つのブレードには、オーバーハングした翼が設けられ、この翼は、フランス公開特許第FR-A-2811156号公報の図11〜図13に示され、かつ記載されているように、当該ファンのラジアルプレート部分の平面に傾斜した角度または直角の方向に延びている。
一般的な条件では、本発明によれば、上記フランス公開特許第FR-A-2811156号公報に記載されているサイズとサイズが異なる2組のブレードにおいて、同じ構造とすることができ、かつこれを、簡単かつ安価に達成できる。
例えば前記公開特許公報の図6、図15および図2にそれぞれ示されているように、例えば少なくとも1つのブレード、好ましくはファンのうちの少なくとも1つのブレードの少なくとも一部を波形にしたり、軸方向の高さを下げるか、またはフラットとし、かつラジアル方向に対して傾斜させてもよい。
この通気装置によって、少なくとも1つのブレード、好ましくは数個のブレードを有する少なくとも1つのファンを、容易かつ安価に製造することが可能となる。この場合、ブレードは、ブレードと内側ピッチ円上のポイントの半径方向との間にある内側ピッチ円に構成された入口角が、2001年10月31日に出願されたフランス特許出願第FR-0114301号公報に記載されているように、ブレードと対応する半径との間の外側ピッチ円に構成される出口角度と実質的に同じとなるような構造とされる。
前記角度は、入力と出力との間のすべてのポイントに対し、入力角および出力角と同じでよい。このような構造により、冷却流体、本例では空気の乱流が最小となり、かつ、多数のブレードを設けることができる。
別の変形例では、前方エッジの高さにおけるブレードの入射角は、150度〜175度の間の範囲とされ、後方エッジの高さにおけるブレードの入射角は、ブレードの回転中に描かれる円の接線に対して、90度〜165度の範囲とされ、ブレードの平均ピッチとブレードの平均長さの比は、2001年4月27日に出願されたフランス特許出願第FR0105772号公報に記載されているように、0.975未満となるように、ファンのうちの少なくとも一方のブレードの少なくとも一部が構成される。このような構造とすると、冷却流体における摩擦損失が低減される。
更に別の変形例では、ファンのうちの少なくとも1つにおける少なくとも1つのブレードは、パーフォレーション、例えば冷却流体、本例では空気が通過するための孔またはスロットを有し、これらのパーフォレーションは、そのブレードの一方の面から他方の面に貫通し、流体の流れの減速を補償し、流体の分離を防止し、ノイズを低減する。
ファンのうちの少なくとも1つにおける少なくとも1つのブレードは、別の変形例では、当該ファンのラジアルプレート部分に対して直角な平面に対して傾斜した方向に延びる。
上記実施例では、ファンのブレードは、同じ軸方向に延びている。
別の変形例では、少なくとも1つのファンは、そのファンがラジアルプレート部分の一方の側にある少なくとも2つのブレードを有するように、他方のブレードと反対の回転角方向に向いた少なくとも1つのブレードを有する。一実施例では、これらブレードは、ロータ10の極ホイール20の歯と21の歯との間に存在する空間内に延びている。
一実施例におけるファンのうちの少なくとも一方は、ブレードの少なくとも一部をプラスチック材料から製造するように、好ましくは金属製のインサート上にプラスチック材料を成形することによって製造されている。
例えばインサートは、フランス公開特許第FR-A-2830293号公報に記載されているように、ファンの成形部分のうちの少なくとも3分の2、またはファンのラジアルプレート部分の全範囲の全体またはほぼ全体に延びている。この場合、ブレードは、関連する分岐部に少なくとも部分的に当接する。
本発明に係わるオーバーラップゾーンZによりノイズを低減するために、図16から判るように、隣接する極ホイールの歯の間に存在するスペースのうちの少なくとも一部を、ブロックすることが可能である。この図では、前方極ホイール20の歯は、120で示されており、歯120の間のスペースは、220で示されており、ファンは、図8に示されたタイプと同じタイプとなっている。オーバーラップゾーンZは、本例では、部分的にスペース220をブロックするように、スペース220に開口している。
図16から判るように、2つの連続する分岐部78aの間の切り欠き178aは、同一ではない。このような構造によって、ある場所に材料を追加したり、またはここから材料を除くことにより(予備バランス作業において)予めファンをバランスさせることが可能となっている。本発明によると、オーバーラップゾーンおよび締結ポイントによってより容易となり、これによって、分岐部を強化することが可能となっている。
当然ながら、ファン62bに対しても、同じことが当てはまる。
円形構造では、図3では176、および図16では276で示されている分岐部のオーバーラップゾーンの領域内のファンの少なくとも一方に、少なくとも1つの貫通孔を形成することによって、バランス化を達成している。図16における貫通孔は、2つの締結ポイント80と82との間のファン62aの適当な分岐部内に形成されている。
別の変形例では、図3における177から判るような分岐部の締結ポイントの領域内の少なくともファン62aから、材料を除くことができる。
当然ながら、面取り部88に対しても、バランス化を実行できる。ブレード内に開口部を形成することにも、同じことが当てはまる。
図16における179から判るように、材料を追加することによって、あらかじめダイナミックなバランス化を実行できる。
ノイズを低減し、振動の発生を防止するために、例えばフランス国特許公開第FR-A-2743951号公報に記載されているように、プリストレスを加えることにより、ロータに第1ファン62aを搭載することが好ましい。この場合、極ホイール20および21の面44または46は切頭円錐形であり、リベット締めまたはシーミングによって、ロータの締結を行うことができる。
当然ながら、プリストレスにより、回転電気機器のロータに、第1ラジアルプレート部分64aを取り付けるよう、フランス国特許公開第FR-A-2603142号公報に記載されている構造を活用することもできる。この目的のために、プレート部分は自由状態において凸形状となっている。
この場合、2つのファンは、ロータ14のシャフトに形成されたリブに強制嵌合されるスリーブの助けによって、ロータに固定される。変形例では、シャフトはネジ切りされたネジであり、スリーブはナットとなる。ロータシャフトのネジは、回転電気機器の回転方向と逆方向に向くことが好ましい。
別の変形例では、ファン62aは、ロータシャフト上のリブに強制嵌合されるカラー部分を有する。
別の変形例では、スリーブは、ロータシャフトにくい込むようにされる。
標準的オルタネータの軸方向断面図である。 図1に示されたタイプの後方通気装置を製造する際に、本発明の原理を実施する一例を後方から見た斜視図である。 図2における通気装置を後方から見た、軸方向端面図である。 図3から見た拡大スケールのスクラップ図である。 図2における通気装置の前方から見た軸方向端面図である。 図1に示されたタイプの前方通気装置を製造する際に、本発明の原理を実施する一例を前方から見た斜視図である。 図5の前方通気装置を後方から見た斜視図である。 図5の通気装置の1つのブレードの変形例を示す拡大スケールのスクラップ図である。 本発明に係わる通気装置の別の構造を前方から見た、軸方向端面図である。 本発明の範囲内で使用される締結手段を示す拡大スクラップ断面図である。 本発明の範囲内で使用される締結手段を示す拡大スクラップ断面図である。 本発明の範囲内で使用される締結手段を示す拡大スクラップ断面図である。 本発明の範囲内で使用される締結手段を示す拡大スクラップ断面図である。 本発明の範囲内で使用される締結手段を示す拡大スクラップ断面図である。 本発明の範囲内で使用される締結手段を示す拡大スクラップ断面図である。 本発明の範囲内で使用される締結手段を示す拡大スクラップ断面図である。 通気装置が取り付けられた極ホイールを示す、図8に類似した図である。
符号の説明
10 ロータ
12 ステータ
14 ロータシャフト
16 駆動プーリー
18 集電器
20、21 極ホイール
24 本体
26 巻線
28 前方ボールベアリング
30 後方ボールベアリング
32 前方ベアリングプレート
34 後方ベアリングプレート
36、38 ポート
40 整流デバイス
41 ダイオード
42 通気装置
44、46 端面
48 プレート部分
50 ブレード
60 通気装置
62a、62b ファン
64a、64b プレート部分
66a、66b アパーチャー
68a、68b ファンブレード
72a、72b、74a、74b ノッチ
76 締結ポイント
78a、78b 分岐部
80、82 締結ポイント

Claims (13)

  1. 回転電気機器のロータの軸方向端部の横方向端面(44)(46)に固定されるようになっている通気装置(60)であって;
    I:第1中心プレート部分(64a)を有していて、第1ブレード(68a)を径方向外側に延設している第1ファン(62a)と、
    II:第2中心プレート部分(64b)を有していて、第2ブレード(68b)を径方向外側に延設している少なくとも1個の第2ファン(62b)と、
    III:前記第1ファン(62a)及び第2ファン(62b)を締結するためのファン締結手段(80)(82)とを備えていて、
    IV:前記第1ファン(62a)が外周から径方向外側に延びる第1分岐部(78a)を、第2ファン(62b)が外周から径方向外側に延びる第2分岐部(78b)を、それぞれ、有していて、
    V:前記第1分岐部(78a)及び第2分岐部(78b)の少なくとも一部はブレードを有していて、
    VI:前記少なくとも1個の第1分岐部(78a)及び前記少なくとも1個の第2分岐部(78b)は、互いに重なった第1オーバーラップ部分(78a)および第2オーバーラップ部分(78b)を備えていて、オーバーラップゾーン(Z)を構成し、且つ
    VII:前記2つのファンのファン締結手段(80)(82)は、少なくともその一部が、前記オーバーラップゾーン(Z)の領域内に配置されている、ことを特徴とする回転電気機器のロータの軸方向端部の横方向端面(44)(46)に固定されるようになっている通気装置(60)。
  2. 前記ファン締結手段(80)(82)は、前記第1分岐部(78a)及び第2分岐部(78b)のオーバーラップ部分(78a)(78b)(Z)を共に締結するための少なくとも1つのファン締結ポイント(80)(82)を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記ファン締結手段は、前記第1分岐部(78a)及び第2分岐部(78b)のオーバーラップ部分(78a)(78b)(Z)を共に締結するための少なくとも2つのファン締結ポイント(80)(82)を有することを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記2つのファン締結ポイント(80)(82)は、前記第1分岐部(78a)及び第2分岐部(78b)の2つのオーバーラップ部分の両端の近くに配置されていることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記2つのファン締結ポイント(80)(82)は、互いに円周方向かつ径方向にオフセットしていることを特徴とする請求項3記載の装置。
  6. 前記第1ファン(62a)及び第2ファン(62b)のうちの1つは、回転電気機器のロータに固定されるようになっているロータ締結ポイント(76)を有し、前記ロータ締結ポイント(76)は、前記第1ファン(62a)及び第2ファン(62b)を共に締結するファン締結ポイント(80)(82)よりも大きい寸法となっていることを特徴とする請求項3記載の装置。
  7. 前記ファン締結ポイント(80)(82)の領域内に、バランス手段が配置されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 前記第1分岐部(78a)及び第2分岐部(78b)が形成するオーバーラップ部分(78a)(78b)(Z)は、平行な平面内にある平らな部分であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  9. 前記第1分岐部(78a)及び第2分岐部(78b)が形成するオーバーラップ部分(78a)(78b)(Z)は、それぞれ、中心プレート部分(64a)(64b)と同じ平面にあり、この中心プレート部分から、対応する第1ブレード(68a)と第2ブレード(68b)が延びていることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 前記第1ファン(62a)及び第2ファン(62b)の一方の第2ファン(62b)は、前記第1ファン(62a)及び第2ファン(62b)を共に締結するファン締結手段(80)(82)により、他方の第1ファン(62a)に固定された複数の部材から成ることを特徴とする請求項1記載の装置。
  11. 前記第1ファン(62a)及び第2ファン(62b)のうちの一方のファンのブレードのうちの少なくとも1つは、他方のファンのブレードを支持する分岐部のオーバーラップ部分に、オーバーラップするオーバーラップ部分(Z)を有する分岐部によって支持されており、2つのファンを共に締結するファン締結手段(80)(82)は、前記分岐部のオーバーラップ部分のすべての領域内に、少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  12. 円周方向割り出し手段(72a、74a、72b、74b)が前記第1中心プレート部分(64a)及び第2中心プレート部分(64b)との間に挟持されていて、前記第2ブレード(68b)に対し、前記第1ブレード(68a)を円周方向に位置決めするようになっていて、前記第1中心プレート部分(64a)及び第2中心プレート部分(64b)が、互いに重ねられていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  13. 断熱手段が、前記第1オーバーラップ部分(78a)と第2オーバーラップ部分(78b)との間に挟持されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
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