JP4664887B2 - ユニット支持装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット支持装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、複数の作像ユニットをその収納位置と引き出し位置とに移動させるための構成に関する。
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置や印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体である感光体に対して形成された静電潜像を現像装置により可視像処理し、可視像をシートなどに転写することにより記録出力を得ることができる。
感光体は単一色のみを対象として1個設ける構成だけでなく、複数の色毎の画像を形成するために複数設けた構成があり、後者の場合にはフルカラー画像を含む多色画像を形成する場合に用いられる。
例えばフルカラー画像を得る方式としては、色分解色に対する補色関係にある色のトナーなどの現像剤を用いて感光体毎に形成された色画像を搬送されてくるシートに対して順次重畳転写する方式あるいは感光体毎の色画像を中間転写体に対して順次転写した後、中間転写体上で重畳転写された画像をシートに対して一括転写する方式がある。
一方、複数の感光体を用いる場合の構成の一つとして、上記方式のうちで後者の方式を採用する構成には、色毎の画像を形成可能な感光体をこの感光体からの画像が重畳転写される中間転写体としてのベルトの展張方向に沿って並置した、いわゆる、タンデム構造が知られている(例えば、特許文献1)。
画像形成装置では、画像形成処理に使用される機器類、いわゆる作像機器類の交換や保守点検などが行われる関係上、上記特許文献1にも記載されているように作像機器を収納位置から外部操作が可能な引き出し位置に引き出せる構成が採用されている。
特許文献1においても外部操作が可能な位置に引き出すことができる構成が開示されており、具体的には、画像形成処理に用いられる感光体を始めとして現像装置およびこれに用いられるトナーなどの現像剤の補給部を含むユニットと、感光体と帯電装置とクリーニング装置とを含むユニットとを纏めて画像形成処理ユニットを構成し、画像形成処理ユニットを色毎の作像ステーションに配置したうえで、交換対象となる機器が収容されている画像形成処理ユニットを駆動機構の回転動作に連動するリンク機構の揺動により重力に抗した方向に上記ユニットを持ち上げてユニット内の関係する機器を画像形成装置本体から引き出す構成が採用されている。
特開2001−281962号公報(「0046」欄、図13)
収納位置と引き出し位置とに移動可能なユニットは、各位置において保持されて不用意に変位するのを防止する必要がある。
特許文献1においては、リンク機構がオペレータによるのでなく、専用の駆動機構により揺動動作を行うようになっているために駆動機構の停止状態によりリンクを保持することでユニットの位置保持ができる。
しかし、特別な駆動機構を準備する必要があることから装置構成が大げさとなり構造の大型化や複雑化を招く。特に、複数色の画像形成処理ユニットを纏めて重力に抗して持ち上げる構成であることからユニットの重量を支えるための強度も維持する必要があることとなり、結果として、構造の大型化は免れない。
しかも、ユニット内に装備されている機器を引き出す方向とは異なる方向にユニットを一旦持ち上げてから機器を外部委取り出す手順が必要となることから、ユニット内の機器を引き出すまでに待機する必要があり、操作性が悪くなる。
本発明の目的は、上記従来のユニットを移動できる構成における問題に鑑み、構成の複雑化を招くことなく確実にユニットの収納位置および引き出し位置とに移動できるようにすると共に各位置での保持および保持解除が確実に行える構成を備えたユニット支持装置および画像形成装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、筐体内の収納位置と筐体内から引き出されて外部からの操作が可能な引き出し位置とに移動可能な複数のユニットを支持するための装置であって、
上記ユニットの移動方向に長手方向を有するアウタレールと、該アウタレールに挿嵌されて摺動可能であって上記ユニットに取り付けられるインナーレールとを備えたユニット支持手段と、
上記ユニット支持手段のアウタレールが取り付けられ、上記ユニットを収納位置および引き出し位置にそれぞれ保持する係止スリットからなる係止部が形成されて上記ユニットの移動方向に平行して移動可能なユニット移動手段と、
上記筐体に設けられて、上記ユニットが上記収納位置にあるときに起立し、上記ユニットを上記引き出し位置に向け移動させる際には倒伏するように揺動可能な操作ハンドルと、上記操作ハンドルと同軸支持されて揺動可能であって、該操作ハンドルの揺動時での揺動支点を中心とした揺動半径にほぼ沿った長孔からなる連結駆動孔に上記ユニット移動手段との連結に用いられる連結部材側の駆動ピンが挿通される揺動ブラケットとを備えて、上記ユニット移動手段を上記ユニットが収納位置および引き出し位置に達するまで移動させる駆動手段とを備え、
上記連結部材は、上記ユニット移動手段とは独立して上記ユニットの移動方向に平行して移動可能に設けられ、上記ユニットの移動方向に平行する長孔を有し、該長孔に上記ユニット移動手段に設けられている連結ピンが挿通されるとともに、上記ユニット移動手段に設けられている上記係止部をなす係止スリットに対し、上記筐体側に設けられている摺動係止部材に設けられて該係止スリットに進退可能な係止ローラを係脱させるカム部を備えており、
上記操作ハンドルの起倒操作に連動して上記揺動ブラケットが揺動することにより、該揺動ブラケットの連結駆動孔に挿通されている駆動ピンが上記連結部材の長孔の長手方向の長さに相当する量だけ摺動することを介して上記連結部材を上記ユニット移動手段とは独立して上記ユニットの移動方向に摺動させ、該連結部材の摺動時に上記係止ローラを上記連結部材のカム部に乗り上げさせて該係止ローラを上記係止スリットから離脱させ、この状態で上記操作ハンドルの揺動操作に応じて上記連結部材の長孔に位置する上記ユニット移動手段の連結ピンが該長孔の内縁に当接することにより該ユニット移動手段を上記ユニットの収納位置もしくは引き出し位置に向け移動させるとともに、該ユニット移動手段の移動により上記カム部に乗り上げていた係止ローラを上記係止スリットのうちで上記ユニットの収納位置あるいは引き出し位置に保持する側の係止スリットに係合させることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、上記ユニット移動手段に設けられている係止部は、該ユニット移動手段の移動方向に沿って上記ユニットを収納位置および引き出し位置に位置決め可能な位置に上記係止スリットが設けられていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載のユニット支持装置を用いる画像形成装置であって、上記複数のユニットには、感光体のみを配置した感光体ユニット、該感光体上に担持された画像を転写される転写装置を備えた転写ユニット、上記感光体に対する画像形成処理を行う各種装置を配置した作像ユニットとが用いられ、各ユニットは纏めて収納位置から引き出し位置に向けて移動する過程で互いに離間する構成とされていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明に加えて、上記各ユニットは、ユニット移動手段により纏めて収納位置と引き出し位置とを移動する構成であることを特徴とする特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明に加えて、上記各ユニットは、上記ユニット移動手段に対して摺動可能に設けられている阻止位置と阻止解除位置とを移動可能な手段に用いられる連結部材がユニット移動手段とは独立して阻止解除位置に移動することにより収納位置と引き出し位置とに移動可能な状態とされることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項乃至のうちの一つに記載の発明に加えて、上記収納位置から引き出し位置に向けて各ユニットが移動する際には、上記感光体ユニットが収納位置から引き出し位置に向けて移動する方向を基準として上記転写ユニットおよび作像ユニットが互いに離間する構成とされていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項乃至のうちの一つに記載の発明に加えて、上記感光体ユニットの移動方向は水平方向とされ、上記転写ユニットおよび作像ユニットが互いに離間する移動方向は上下方向とされていることを特徴としている。
請求項1および2記載の発明によれば、操作ハンドルの倒伏操作に連動して連結部材がユニット移動手段とは独立してユニットの移動方向に摺動すると、摺動係止部材の係止ローラがユニット移動手段のカム部に乗り上げて、それまで係合していた係止スリットとの係合を解除され、この状態で連結部材が上記操作ハンドルの揺動に連動してユニットの移動方向に摺動すると、連結部材の連結駆動孔の内縁に上記ユニット支持手段に有する連結ピンが突き当たることでユニット移動手段をユニットの移動方向に移動させることができ、さらに、ユニット移動手段の移動によりカム部に乗り上げていた係止ローラがユニット移動手段に有する係止スリットのうちでユニットの収納位置あるいは引き出し位置に保持する側の係止スリットに係合する。これにより、操作ハンドルの起倒壮さを行うだけの簡単な構成により、ユニットの移動に先立ちユニットを収納位置および引き出し位置での保持状態を解除してユニットの移動を行わせることができるとともに、ユニットの移動が終了すると同時にユニットを収納位置あるいは引き出し位置に保持することができる。
請求項8記載の発明によれば、複数のユニットとして感光体ユニット、転写ユニットおよび作像ユニットが用いられているので、これら画像形成処理に用いられる機器を纏めて収容した画像形成処理ユニットと違って、交換が必要となった機器のみを引き出すことができる。これにより、交換不要な機器までも交換する場合に比べてランニングコストを低減することができる。
請求項9記載の発明によれば、各ユニットがユニット移動手段により纏めて移動する構成であり、さらにはユニット移動手段に連結部材が設けられているので、ユニット移動手段とは独立して連結部材によるユニットの阻止位置および阻止解除位置への移動が可能であることにより、ユニットの阻止位置および阻止解除位置を移動する連結部材を各ユニット毎に設ける必要がなく、複数のユニットを対象とした場合の構成の簡略化が可能となる。
請求項10記載の発明によれば、ユニット移動手段とは独立して連結部材が阻止位置から阻止解除位置に向けて移動することができるので、ユニット移動手段が移動を開始する前にユニットの阻止状態を解除状態を設定しておくことができ、ユニット移動手段が移動を開始した際にユニットが確実に移動できるようにすることができる。
請求項11および12記載の発明によれば、感光体ユニットの移動方向を水平方向とし、転写および作像ユニットが互いに離間する移動方向が上下方向とされているので、感光体ユニットを基準として転写および作像の各ユニットの離間および近接時での位置決めが可能となり、位置決めのための特別な構造を必要としないで済む。
以下、図示実施例により、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態によるユニット支持装置を適用される画像形成装置の構成を示す模式図である。同図に示す画像形成装置は、特許文献1にも上げられたタンデム方式のカラープリンタであるが、本発明では、プリンタだけでなく複写機やファクシミリ装置あるいは印刷機を対象とすることも可能である。
図1において、画像形成装置1には、色分解色に対する補色関係にある色のトナーであるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒(B)を用いた画像を形成可能な感光体2Y、2M、2C、2Bが垂直方向で同一線上に並置されている。
各感光体は纏めて一つのユニットである感光体ユニットに配置されており、感光体ユニットの上部には感光体2Y、2M、2C、2Bの並置方向に平行する展張面を有するベルトが用いられた転写装置3を収容している転写ユニットが配置されている。
感光体ユニットの下部には、感光体に対する画像形成処理工程のうちで帯電、現像およびクリーニングを実行する装置4,5,6を纏めて有する作像ユニットが配置されている。作像ユニットの下方には、書き込み工程に用いられる走査装置7が配置されている。なお、図1においては、作像ユニット内の装置に関する符号がイエローを対象としてのみ付してあるが、他の色を対象とする装置も同様な構成とされている。
転写装置3は、各感光体に対向している展張面に対して各感光体からの色画像を順次転写する1次転写工程と1次転写により重畳された画像を給紙装置8(図1では、複数の給紙カセット8Aを設けた場合が示されている)から繰り出されるシートに対して一括転写する2次転写工程とを実行するために設けられている。転写装置3における各感光体と対峙する位置にはローラで構成された1次転写装置9Y、9M、9C、9Bが、そして、2次転写位置には、シートを転写装置3に当接させながら搬送する搬送ベルト10およびローラで構成された2次転写装置11が配置されている。
カラープリンタ1では、各感光体に対する帯電後に書き込み走査に応じた静電潜像が形成され、静電潜像が現像装置5によって可視像処理されると転写装置3に対して各感光体から色画像が1次転写装置9を介して順次転写されて重畳画像が形成され、重畳画像がシートに対して2次転写装置11により一括転写される。
転写装置3から重畳画像を一括転写されたシートは排紙トレイ1Aに至る搬送路中に設けられている定着装置12によって定着処理されて排出される。なお、図1中、符号13は転写装置3に用いられるベルトのクリーニング装置を示している。
感光体ユニット、転写ユニットおよび作像ユニットは、図2に示すように、カラープリンタ1の筐体1B内での収納位置(図2(A)参照)と外部からの操作が可能な引き出し位置(図2(B)参照)との間を移動できるようになっており、収納位置では互いに近接若しくは押圧関係とされ、引き出し位置では互いに離間する関係とされている。特に、収納位置から引き出し位置に移動する過程において感光体ユニットが移動する方向を基準として転写ユニットおよび作像ユニットが上下方向に離間するようになっている。
以下、この構成について説明する。
図3は、各ユニットの支持装置の要部を示す斜視図であり、同図において、支持装置は、各ユニットの側面に取り付けられる支持部材であるスライドレール14,15,16とスライドレール14,15,16をユニットの収納位置と引き出し位置とに移動させるユニット移動手段に相当する摺動部材17と摺動部材17を摺動可能に支持するために不動状態で設置されている支持基台18と摺動部材17を上述した方向に駆動するための駆動手段に相当する摺動駆動部材100とを備えている。
スライドレール14,15,16は垂直方向に並べられ、その方向で中央に位置するものが感光体ユニットの側面に取り付けられるレールである。各スライドレール14,15,16および摺動部材17そして支持基台18はユニットの側面に対峙するように一対で設けられている。
スライドレール14,15,16は、いずれも同じ構成を備えており、今、最上位の転写ユニットに設けられるスライドレール14を対象として構成を説明すると、図4に示すように、アウタレール14Aおよびアウタレール14A内に挿嵌され、内部に配置されている球体などの転動体により摺動可能なインナーレール14Bとを備えている。
アウタレール14Aには、図4に示すように、その長手方向、つまり、ユニットを収納位置と引き出し位置とに移動させる方向の前後に摺動部材17に連動させるための連動部材としての連動ピン14C(感光体ユニットのスライドレールを対象とする連動ピンは符号15Cにより、そして作像ユニットのスライドレールを対象とする連動ピンは符号16Cでそれぞれ示されている)が固定されている。
連動ピン14は、図5に示すように、摺動部材17に形成されている挿通孔17A(感光体ユニットのスライドレールを対象とする連動ピンの挿通孔は符号17Bにより、そして作像ユニットのスライドレールを対象とする連動ピンの挿通孔は符号17Cでそれぞれ示されている)を貫通して、図4および図5に示すように、支持基台18に形成されている長穴で構成された案内部18A、18B、18Cに挿通されている。
図4において、摺動部材17において連動ピン14、15、1Cが貫通する挿通孔のうちで、感光体ユニットのスライドレール15に設けられている連動ピン15を対象とする挿通孔18Bが長穴で構成され、これ以外の挿通孔(図4において符号18A、18Cで示す孔)は、上下方向に長手方向を設定された長孔で構成されている。
感光体ユニット、転写ユニットおよび作像ユニットに設けられている連動ピンが貫通する摺動部材17側の挿通孔17A、17B(感光体ユニットを対象とする挿通孔は符号なし)は、感光体ユニットのスライドレール15に設けられている連動ピン15Cが貫通している挿通孔の中心を基点として互いに離れる方向に長手方向の長さが設定されている。また、挿通孔は、移動方向と直交する方向での孔幅方向の中心位置が水平方向で一致させてあり、これにより収納位置と引き出し位置とにユニットが移動する際には、各ユニット同士の移動方向での相対位置が変化しないようにされている。
図4に示すように、連動ピン14C、15C、16Cが挿通される支持基台18側の案内部18A、18B、18Cは、感光体ユニットを対象とする案内部18Bがユニットの収納位置と引き出し位置とに移動する方向としての水平方向に形成された長孔であり、転写ユニットおよび作像ユニットを対象とする案内部18A、18Cは、収納位置から引き出し位置に向けて転写ユニットおよび作像ユニットが収納位置から引き出し位置に向けて移動するに従い互いに離間することができる方向を有した長孔で構成されている。
案内部18A、18Cは、転写ユニットおよび作像ユニットが収納位置から引き出し位置に向けて移動する際に、ユニットを一旦所定距離(図4中、符号Sで示す距離)だけ水平方向に移動させ、次いで互いに離間する方向に移動させて引き出し位置に到達することができる形状、図では傾斜部を備えた形状とされている。
案内部18A、18Cに設定されている一旦水平方向に移動させる所定距離(図4中、符号Sで示す距離)は、収納位置にあるユニットに装備されている駆動部材に対してプリンタ本体内に設けられている駆動部材の駆動経路を断つために設定されており、ユニットが収納位置から引き出し位置に向け移動し始めた時点から駆動部材同士の係合が解除できる距離とされている。
さらに、案内部18A、18B、18Cにおけるユニットの収納位置から引き出し位置までの移動ストローク、換言すれば、長孔の長手方向の長さは各ユニット同士で同じとされ、移動方向に沿った各ユニットの相対位置関係を変化させないようにしてある。
図5において摺動部材17に形成されている挿通孔17A、17B(感光体ユニットを対象とする孔には符号が付けられていない)を貫通する連動ピン14C、15C、16Cにはブラケット19が取り付けられており、ブラケット19には、摺動部材17に形成された孔171,172,172の一部を切り起こした係止片171A、172A、173Aとの間にバネ20(感光体ユニットの連動ピン15Cのみバネを図示し、他の連動ピンを対象とするバネは一点鎖線で示してある)が掛け止められている。バネ20は、ブラケット19を牽引することにより常時、連動ピン14C、15C、16Cが支持基台18側の案内部18A、18B、18Cにおけるユニットの移動開始位置に向け戻るように付勢している。
一方、摺動部材17における移動方向一端、つまり、引き出し位置に向けたユニットの移動方向下流側に相当する端部には、ユニットを収納位置と引き出し位置とにそれぞれ移動させるための駆動手段としての摺動駆動部材100が設けられている。
図6は摺動駆動部材100と摺動部材17との連結構造を示す図であり、同図において、摺動部材17における上述した移動方向一端にはユニットの移動阻止および阻止解除に用いられる連結部材21がユニットの移動方向に平行して摺動できるように設けられている。
連結部材21は、ユニットの移動を阻止する位置と阻止を解除してユニットの移動手段に相当する摺動部材17の移動に連動してユニットを移動させる手段に相当しており、その構成は次の通りである。
連結部材21は、摺動部材17とは独立して摺動部材17の一部に設けられており、摺動部材17とは独立して移動できると共に独立した移動後に摺動部材17と共に移動することができるようになっている。このため、連結部材21には、摺動部材17側に固定されている連結ピン17Dが挿通される長孔21Aおよび下面にカム部21Bがそれぞれ設けられている。
長孔21Aはユニットの移動方向、換言すれば、摺動部材17の移動方向と平行する長手方向を有し、連結ピン17Dをガイドピンとしてユニットの移動方向に平行して連結部材21を摺動させるようになっている。
カム部21Bは、連結部材21の下面に形成された凸面を有しており、プリンタ1の筐体1B内の不動部において揺動可能に設けられている摺動係止部材110が当接している。カム部21Bに設けられている凸面はこれに隣接する凹面とでユニットの収納位置および引き出し位置での保持とこの保持を解除してユニットの移動を許容するための部分として用いられる。カム部21Bには、図7を用いて後述するが、位置不動の状態で設けられている摺動係止部材110が当接するようになっており、摺動係止部材110に対する凸面および凹面の対向状態を変化させるように移動することにより摺動係止部材110に対してユニットの移動を阻止する位置と阻止を解除してユニットを移動させる位置とに移動できるようになっている。
カム部21Bにおける凸面は、摺動係止部材110による摺動部材17の係止状態を解除できる高さを有しており、長孔21Aは摺動係止部材110に対するカム部21Bの対向面の切換(凸面および凹面)が行える長さを有している。つまり、図6に示す状態は各ユニットが収納位置にある状態を示しており、この時には長孔21A内に挿通されている連結ピン17Dがユニット引き出し方向(図示矢印方向)の下流側に相当する長手方向端部の内縁に当接し、摺動係止部材110がカム部21Aの凹面に当接しており、換言すれば、連結部材21がユニットの移動を阻止する阻止位置に達していることになる。
この状態から連結部材21が引き出し方向(図示矢印方向)に動かされると長孔21A内の連結ピン17Dは長孔21Aにおける今までとは反対側の内縁に向けて移動し、これに連動してカム部21Bが摺動係止部材110を凸面に乗り上げさせる状態となる。この状態は、摺動部材17に設けられている係止部である係止用スリット17Fおよび17F’のいずれかから摺動係止部材110の係合が解除される状態であり、ユニットの移動阻止が解除される状態に相当しており、換言すれば、連結部材21がユニットの移動阻止解除位置に達したことになる。
連結部材21の移動は連結部材21に固定されている駆動ピン21Cが挿通されている摺動駆動部材100側の揺動ブラケット101を介して行われる。
摺動駆動部材100は、カラープリンタ1の筐体1Bにおける不動部に支持されている支軸112によって揺動可能な揺動ブラケット101および同軸上に支持されている操作ブラケット102とを備え、操作ブラケット102には操作ハンドル103が取り付けられている。
図6において揺動ブラケット101は、支軸112を基準として連結部材21を覆うことができる揺動半径を有した部材であり、揺動端側には連結部材21側に設けられている駆動ピン21Cが挿通される連結駆動孔101Aが形成されている。連結駆動孔101Aは、支軸112を中心とする揺動軌跡ではなくその揺動半径にほぼ沿った長手方向を有する長孔であり、揺動ブラケット101の揺動に応じて駆動ピン21Cを介して連結部材21をユニットの移動方向に摺動させるようになっている。
揺動ブラケット101には、連結駆動孔101Aとは別に支軸112Aを中心とした揺動軌跡を有する長孔で構成されている操作駆動孔101Bが設けられている。操作駆動孔101Bには操作ブラケット102に固定されている操作ピン104が挿通されると共に、操作ピン104を操作駆動孔101B内で揺動軌跡半周末端部にそれぞれ位置決めするクリック部材105が支持されている。
クリック部材105は、揺動ブラケット101に揺動支軸105Aを有し、揺動端側が操作駆動孔101B内に対して進退する方向に揺動できるようになっている。操作駆動孔101B内に進入するための駆動力は、揺動ブラケット101とクリック部材105の揺動端との間に掛け止められたバネ106によって付与されている。
クリック部材105における操作駆動孔101B側の面には凸面からなる係止面105Bが形成されており、係止面105Bを境にした凹面のいずれかに操作ピン104を位置決めして操作ピン104を操作駆動孔101Bの揺動軌跡半周末端部のいずれかの位置で係止できるようになっている。
クリック部材105に掛け止められているバネ106は、クリック部材105の凸面により操作ブラケット102側に位置する操作ハンドル103が不用意に倒れるのを阻止できる弾性力が設定されており、操作ハンドル103を起立位置から倒伏させる場合に限って作用する倒伏力によって操作ブラケット102側の操作ピン104が凸面を乗り越えられるようになっている。
連結部材21のカム部21Bに対向している摺動係止部材110は、その構成が図7に示されている。
図7において、カラープリンタ1の筐体における不動部には摺動係止部材110を支持するための支持ブラケット120が設けられており、支持ブラケット120には摺動係止部材110が揺動可能に支持されている。
摺動係止部材110は、支持ブラケット120に設けられている支軸110Aを支点としてシーソー運動可能な揺動部材であり、揺動端の一方には、支持ブラケット120との間でバネ111が掛け渡されている。
摺動係止部材110の揺動端の他方はバネ111の付勢により連結部材21のカム部21Bに対向するようになっており、その端部には、図8に示すように、軸方向で径が異なる係止ローラ113とガイドローラ114とが同軸上に並置されている。
係止ローラ113は、摺動部材17の下面に形成されている係止部に相当する係止用スリット(図6において符号17F、17F’で示す)に進退できることで係脱可能なローラであり、ガイドローラ114は、連結部材21のカム部21Bに当接しながら転動可能なローラである。
摺動係止部材110は、ガイドローラ114が連結部材21のカム部21Bと対向している状態に応じて揺動することができ、カム部21Bにおける凸面に対向した場合には係止ローラ113を摺動部材17の係止用スリットから離脱させる方向に揺動する。
係止用スリット17F、17F’は、ユニットを収納位置および引き出し位置に保持するために摺動部材17の移動を阻止する部分であり、符号17Fで示す係止用スリットが収納位置保持用であり、符号17F’で示す係止用スリットが引き出し位置保持用とされている。従って、連結部材21が移動してカム部21Bにおける凹面と手動係止部材110が対向した場合には係止用スリット17F、17F’のいずれかに係止ローラ113が係合することによりユニットを収納位置あるいは引き出し位置に保持してユニットの移動を阻止し、凸面に対向した場合には係止ローラ113が係止用スリット17F、17F’から外れることによりユニットの移動阻止を解除して移動できる状態とすることができる。
本実施形態は以上のような構成であるから、感光体ユニット、転写ユニットおよび作像ユニットは、摺動駆動部材100に装備されている操作ハンドル103を起立状態から倒伏状態に揺動させることで収納位置から引き出し位置に向け移動させることができ、引き出し位置に到達した時点では感光体ユニットを基準として転写ユニットおよび作像ユニットを、図2(B)に示したように、互いに上下方向で離間させた状態とすることができる。以下その作用について説明する。
図6は、各ユニットがカラープリンタ1の筐体1B内で収納位置にある時を示しており、この状態では、摺動駆動部材100に装備されている操作ハンドル103が起立状態とされている。操作ハンドル103の起立状態は、図6に示した操作ブラケット101側の操作ピン104がクリック部材105の係止面105Bにより係止されることにより維持される。
筐体1Bの側面カバー(図示されず)が開放されて操作ハンドル103を操作することにより操作ハンドル103を起立状態から倒伏状態に移行し始めると、ユニットの支持装置では、図9に示すように、操作ハンドル13においてクリック部材105側のバネ106の弾性力以上の作用力が付与されると、操作ブラケット101側の操作ピン104がクリック部材105の係止面105Bを乗り越える。
操作ピン104がクリック部材105の係止面105Bを乗り越えて操作駆動孔101Bの長手方向における引き出し方向下流側の内縁に当接すると、図10に示すように、この状態で操作ハンドル103がさらに倒伏位置に向けて揺動されることにより連結部材21側の駆動ピン21Cが揺動ブラケット101の揺動に連動して長孔21Aの長手方向の長さに相当する量だけ摺動する。このときには連結部材21と連結ピン17Dを介して摺動部材17は長孔21Aが変位する間連動することがなく、連結部材21が摺動部材17とは独立して摺動部材17の移動前に移動することになる。
図10に示されているように、連結部材21側の長孔21Aにおけるユニットの引き出し方向下流側の内縁に連結ピン17Dが当接した状態ではカム部21Bの凸面が摺動係止部材110におけるガイドローラ114と対向することにより摺動係止部材110が係止ローラ113を摺動部材17の係止用スリット17Fから離脱させる方向に揺動し、ここに摺動部材17が収納位置で拘束されている状態を解除されて引き出し位置に向け摺動させることが可能となる。この状態は、連結部材21がユニットの移動阻止を解除する位置に移動した状態である。
図11は、図10に示した状態から操作ハンドル103をさらに倒伏位置に向けて揺動させた状態を示しており、この状態では、操作ハンドル103の揺動に連動して揺動ブラケット101が揺動することにより揺動駆動孔101Aの内縁に駆動ピン21Cが突き当たると共に長孔21Aの引き出し方向下流側内縁に連結ピン17Dが突き当たっている。これにより、揺動ブラケット101の揺動に連動して連結部材21と共に摺動部材17が引き出し方向に向け移動を開始する。
摺動部材17が引き出し方向に向けて移動を開始すると、摺動部材17を貫通している連動ピン14C、15C、16Cが連動して支持基台18の案内部18A、18B、18Cに沿って摺動するが、摺動部材17の移動開始直後で所定距離移動する間で水平方向への移動が行われることで各ユニットに装備されている駆動部材と筐体1B側の駆動部材との駆動経路が断たれる。このときの移動方向が水平方向であるので、例えば、駆動部材同士が水平方向で嵌合する構造であれば移動時にその方向以外の外力を受けることなく簡単に駆動経路を断つことができ、しかも嵌合方向に移動することで余計な負荷を作用させることがない。
図11において、支持基台18に有する案内部18A、18B、18Cのそれぞれの形状設定により連結ピン14C、15C、16Cは、感光体ユニット側のスライドレール15に設けられている連結ピン15Cの移動方向を基準として転写ユニット側および作像ユニット側のスライドレール14,16に設けられている連結ピン14C、16Cが上下方向で互いに離間する方向に移動する。転写ユニットおよび作像ユニットの上下方向での離間は、摺動部材17に設けられている挿通孔17A、17Bの形成位置および長手方向の向きによりユニット同士の移動方向に沿った相対位置関係を変化させない状態で感光体ユニットをはさんで転写ユニットと作像ユニットとが互いに上下方向に離間する。
一方、摺動部材17の移動に連動して連結部材21も引き出し位置に向けて移動することになり、このとき、カム部21Bの凹面が摺動係止部材110のガイドローラ114に対面する。これにより、摺動係止部材110は、係止ローラ113が摺動部材17に有する係止用スリットの他方17F’に係合する向きに揺動する。この結果、摺動部材17はユニットの引き出し位置に保持される。
図11に示す状態では、摺動部材17の移動に連動して連結ピン14C,15C,16Cがそれぞれ摺動部材17の移動ストロークに対応する量だけ移動することになり、これにより連結ピン14C,15C,16Cが固定されているスライドレール14,15,16のアウタレール14A、15A、16Aが収納位置から引き出し位置に向けて移動することとなる。この結果、通常はアウタレールを固定してインナーレールのみを移動させる場合と比べてスライドレール全体での移動ストロークを大きくすることができる。この状態は、図11において符号Lで示す量だけ支持基台18の端縁からアウタレール14A、15A、16Aがはみ出している状態に相当している。
スライドレール14〜16がそれぞれ収納位置から引き出されると、スライドレール14〜16に収容されている各機器のうちで交換あるいは保守点検の対象となるユニットがスライドレールのインナーレールがアウタレールから引き出されることにより機器を取り出せる位置に持ち来される。
ユニットを引き出し位置から収納位置に向け移動させる場合には上述した場合とは逆の手順によりユニットを収納位置に位置決めして保持することができる。
本発明の実施形態によるユニット支持装置が適用される画像形成装置の一例を示す模式図である。 図1に示した画像形成装置におけるユニット支持装置の作用を説明するための模式図である。 本発明の実施形態によるユニット支持装置の要部構成を説明するための斜視図である。 図3に示した要部構成の一部の詳細を示す斜視図である。 図3に示した要部構成に用いられる摺動部材と摺動駆動部材との構成を説明するための斜視図である。 図5に示した摺動部材と摺動駆動部材との連結構造を示す部分的な側面図である。 図6中、符号(7)で示す方向から見た構成の一部を示す部分的な斜視図である。 図6中、符号(8)で示す方向の矢視図である。 図6に示した構成による一態様を示す図である。 図6に示した構成による他の態様を示す図である。 図6に示した構成により別の態様を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 感光体
3 転写装置
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
14,15,16 スライドレール
14C、15C、16C 連動ピン
17 摺動部材
17A、17B 挿通孔
17D 連結ピン
17F、17F’ 係止用スリット
18 支持基台
18A、18B、18C 案内部
21 連結部材
21A 長孔
21B カム部
21C 駆動ピン
100 摺動駆動部材
101 揺動ブラケット
101A 駆動ピンの挿通孔
102 操作ブラケット
103 操作ハンドル
110 摺動係止部材
111 支持ブラケット

Claims (7)

  1. 筐体内の収納位置と筐体内から引き出されて外部からの操作が可能な引き出し位置とに移動可能な複数のユニットを支持するための装置であって、
    上記ユニットの移動方向に長手方向を有するアウタレールと、該アウタレールに挿嵌されて摺動可能であって上記ユニットに取り付けられるインナーレールとを備えたユニット支持手段と、
    上記ユニット支持手段のアウタレールが取り付けられ、上記ユニットを収納位置および引き出し位置にそれぞれ保持する係止スリットからなる係止部が形成されて上記ユニットの移動方向に平行して移動可能なユニット移動手段と、
    上記筐体に設けられて、上記ユニットが上記収納位置にあるときに起立し、上記ユニットを上記引き出し位置に向け移動させる際には倒伏するように揺動可能な操作ハンドルと、上記操作ハンドルと同軸支持されて揺動可能であって、該操作ハンドルの揺動時での揺動支点を中心とした揺動半径にほぼ沿った長孔からなる連結駆動孔に上記ユニット移動手段との連結に用いられる連結部材側の駆動ピンが挿通される揺動ブラケットとを備えて、上記ユニット移動手段を上記ユニットが収納位置および引き出し位置に達するまで移動させる駆動手段とを備え、
    上記連結部材は、上記ユニット移動手段とは独立して上記ユニットの移動方向に平行して移動可能に設けられ、上記ユニットの移動方向に平行する長孔を有し、該長孔に上記ユニット移動手段に設けられている連結ピンが挿通されるとともに、上記ユニット移動手段に設けられている上記係止部をなす係止スリットに対し、上記筐体側に設けられている摺動係止部材に設けられて該係止スリットに進退可能な係止ローラを係脱させるカム部を備えており、
    上記操作ハンドルの起倒操作に連動して上記揺動ブラケットが揺動することにより、該揺動ブラケットの連結駆動孔に挿通されている駆動ピンが上記連結部材の長孔の長手方向の長さに相当する量だけ摺動することを介して上記連結部材を上記ユニット移動手段とは独立して上記ユニットの移動方向に摺動させ、該連結部材の摺動時に上記係止ローラを上記連結部材のカム部に乗り上げさせて該係止ローラを上記係止スリットから離脱させ、この状態で上記操作ハンドルの揺動操作に応じて上記連結部材の長孔に位置する上記ユニット移動手段の連結ピンが該長孔の内縁に当接することにより該ユニット移動手段を上記ユニットの収納位置もしくは引き出し位置に向け移動させるとともに、該ユニット移動手段の移動により上記カム部に乗り上げていた係止ローラを上記係止スリットのうちで上記ユニットの収納位置あるいは引き出し位置に保持する側の係止スリットに係合させることを特徴とするユニット支持装置。
  2. 請求項1記載のユニット支持装置において、
    上記ユニット移動手段に設けられている係止部は、該ユニット移動手段の移動方向に沿って上記ユニットを収納位置および引き出し位置に位置決め可能な位置に上記係止スリットが設けられていることを特徴とするユニット支持装置。
  3. 請求項1または2に記載のユニット支持装置を用いる画像形成装置であって、
    上記複数のユニットには、感光体のみを配置した感光体ユニット、該感光体上に担持された画像を転写される転写装置を備えた転写ユニット、上記感光体に対する画像形成処理を行う各種装置を配置した作像ユニットとが用いられ、各ユニットは纏めて収納位置から引き出し位置に向けて移動する過程で互いに離間する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    上記各ユニットは、ユニット移動手段により纏めて収納位置と引き出し位置とを移動する構成であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    上記各ユニットは、上記ユニット移動手段に対して摺動可能に設けられている阻止位置と阻止解除位置とを移動可能な手段に用いられる連結部材がユニット移動手段とは独立して阻止解除位置に移動することにより収納位置と引き出し位置とに移動可能な状態とされることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3乃至5のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記収納位置から引き出し位置に向けて各ユニットが移動する際には、上記感光体ユニットが収納位置から引き出し位置に向けて移動する方向を基準として上記転写ユニットおよび作像ユニットが互いに離間する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項3乃至6のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記感光体ユニットの移動方向は水平方向とされ、上記転写ユニットおよび作像ユニットが互いに離間する移動方向は上下方向とされていることを特徴とする画像形成装置。
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