JP4663078B2 - 細かい粒状にされた土、粘土および沈積土から汚染物質を除去する装置および方法 - Google Patents

細かい粒状にされた土、粘土および沈積土から汚染物質を除去する装置および方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、細かい粒状にされた土、粘土および沈積土(silt)、堆積土(sediment)の粒子から汚染物質を有効に除去する装置および方法に関する。
【0002】
この発明は、工業化学製品や石油等によって汚染された領域で見られるような土、粘土および堆積土の粒子から汚染物質を除去する装置に関する。この装置は、土の粒子の表面から汚染物質を有効に除去するために液体を使用する。この装置は、単一点に向けられた対向する液体高圧ジェットによる極端な乱流のゾーンを生成する。スラリー入力装置は、汚染された土のスラリーをノズル装置から排出される領域に注入する。ウォータジェットとノズルからの排出の交差ゾーンを通過するにつれて、スラリーの土粒子から汚染物質が除去される。この手段により、汚染物質は土粒子の表面から分離される。これにより、実質的に汚染の無い粒子の留分(fraction)が残り、汚染物質は当業者に公知の手段によって液体から分離される。
【0003】
【従来の技術】
土や堆積物からの汚染物質の除去は、工業や政府機関の大きな関心になっている。所有地の購入者および販売者は、資金を調達する前に、所有地に化学物質や油のような環境汚染が無いことの証明書を提出しなければならないことがある。環境に対する意識変化は有効な汚染物質除去システムに対する需要を高めている。
【0004】
汚染にさらされた土は如何なる製造分野でも見られる。化学製品や油を使用し保管する会社は、貯蔵タンク漏れや輸送中の漏れをしばしば経験する。地下貯蔵タンクを使用するサービスステーションや他の施設は、タンクを満たしているときに生じるわずかな漏れやこぼれにより、しばしばタンクの周りに汚染物質を有する。
【0005】
こぼれ事故の影響を受けた土は、多くのサイズが組み合さった粒子である。汚染された土粒子は、大きな岩から極めて小さな粒子の粘土まで変化する。
【0006】
環境浄化プロトコルは、汚染された土をサイズに基づいてその留分に分離することを要求する。この分離の基本は、大きな大きさの土粒子は浄化が容易であることである。したがって、約0.6mmより大きなサイズの粒子は小さな粒子から分離される。
【0007】
一般に、より大きな粒子は当業者に公知の従来の手段を使用して浄化される。汚染された土のより小さな粒子サイズの留分は、適当な貯蔵および廃棄施設に輸送される。
【0008】
このプロセスは汚染された土粒子の全体を浄化しない。標準の粒子は細かいサイズの粒子の汚染された留分を施設に搬送し、そこでそのような粒子を貯蔵する。ある例では、汚染された土は有害廃棄物として処理される。
【0009】
粒子が0.063mm以上である砂、砂利、石は比較的容易に浄化される。より小さい土粒子は浄化がより困難であり、このため、これらの粒子は一般に土から除去されて危険または特別廃棄物として廃棄されている。したがって、土の浄化は、汚染物質および汚染をより大きな粒状の土粒子からの除去すること、および廃棄のために細かい粒状の粒子を分離することにより、全汚染土の体積が減少する。
【0010】
廃棄コストは、汚染された土や粘土の輸送や貯蔵のために、高い。このような汚染された土や汚泥のための廃棄場所の利用可能性は、廃棄に適した土地の入手可能性によって制限される。廃棄や貯蔵のオプションは、汚染物質資が近隣の地下水面(water table)に到達しないような本質的なクローズドシステムで汚染物質を保有する欲求によってさらに制限される。
【0011】
界面活性剤、熱、攪拌のような機械的処理を使用して、より大きな粒状のサイズの土を浄化する技術が当業者に知られている。これらの単独でまたは組み合わせて使用することができる手段により、汚染物質は洗浄液内に分配され、様々なプロセスによって処理され、洗浄液内の化学汚染物質を除去し減少される。
【0012】
土の浄化(ここでは、沈降物、土、微粉、粘土、大粒子の浄化)は、特定の粒子サイズ領域に向けられた分離の原理と処理の最適化に基礎を置いている。土の浄化は広範囲に、すなわち汚染が存在するプロジェクトに適用することができる。
【0013】
これらのプロセスは、径が約0.6mmより小さい粒子からの汚染物質の除去には効果がない。このように、土や沈殿物から汚染物質を除去する公知の技術はそれより大きい土の粒子に対してのみ有効である。現在の技術は、汚染された土を2つの独特の流れ、すなわちより大きな(約0.5mmより大きな径の)粒子と、微粉および粘土とに分離することを要求する。
【0014】
より大きなサイズの粒子は、標準の方法を使用して有効に浄化することができる。また、洗浄された土は処理後に現地に安全に戻される。約0.63mmより小さい微粉または粒子は、標準の方法を使用して浄化することはできない。このサイズの範囲の粒子は、汚染された土の全体から分離され、適当な施設に廃棄され、貯蔵される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このように、現在の土浄化技術は大きな土粒子に対してのみ有効である。小さな粒子は全く浄化されず、認可された危険廃棄物施設のような貯蔵施設に搬送されるだけである。これは、現地の所有者または経営者が汚染された粒子の輸送や貯蔵に高コストを支払うことを要求する。また、廃棄施設は地面への漏出を防止するために注意深く建設し監視しなければならない。本質において、これはもとの汚染現場から貯蔵施設に問題を移動させているだけである。この汚染された土の処理は、粒状の土材料を浄化するのに成功したとはいえない。
【0016】
本発明は、汚染された土の全体から汚染物質を有効に除去し、微粉や粘土を含む汚染された土の留分の廃棄の問題を回避する。この装置の汚染現場への適用は、大量の汚染された土を危険廃棄物として廃棄することを回避する。
【0017】
汚染された土は一般に、遊離した材料、表面的に吸収された材料、または小さい若しくはコロイド状の材料の3つの典型的な状態の汚染物質を有する。ここで、汚染物質は、細かい粒状の土に物理的または電気化学的に拘束される。粒子サイズ分離を使用して土の汚染を減少する標準の方法は、有機または無機の汚染物質が粘土や沈積土で通常代表される細かい粒状の土と関係する傾向にあるという事実に基づいている。微粉や粘土の除去および廃棄は、土から大量の汚染物質を捕獲する。しかしながら、実際にはそれは汚染された土の全てを浄化しない。
【0018】
土の除染(decontamination)は、汚染物質が拘束されている土基質(soil matrix)の性質を理解することを要する。一般に、主として大きなサイズの土粒子からなる粗い土基質は、従来の土の浄化および洗浄に理想的な候補となるものである。
【0019】
汚染された土は一般に、サイズ毎に分離し大きなサイズの粒子を洗浄する標準の方法によって処理される。従来の方法による除去に適した汚染物質は、半揮発性有機性化合物、農薬、ポリ塩化ビフェニル、金属、ある放射性ヌクレオチド(radio-nucleotide)、ポリ芳香属炭化水素、または径が2mm以上の土粒子である。揮発性有機化合物(VOC)は、目標とする汚染物質処理材料としては適していない。攻撃的(aggressive)な混合や洗浄プロセスにおける材料の取り扱いは、VOCが空気中に漏れる可能性があるからである。
【0020】
土の洗浄および除染の通常の制限は、土の基質と汚染物質のタイプに起因する。汚染物質は一般に微細な粒状の材料に大きな速度で付着し吸着する。これは、微細な粒状の材料によって発揮される複雑で強い結合力の結果である。粗い粒状の材料は、吸着結合力の結果として、汚染物質を保持する。しかしながら、大きな粒状の材料は、粒子サイズが増加するにつれ、吸着結合力は小さくなるので、一般に浄化がより容易である。
【0021】
標準の土洗浄方法を適用しても、従来の浄化処理には限界があるため、微粉および粘土は廃棄および貯蔵現場に搬送される。したがって、より大きな土の基質から微粉を分離(segregation)すると、廃棄を必要とする汚染された土の体積が減少する。しかしながら、微粉や粘土を分離することは問題を解決しない。保管の問題が生じるだけである。汚染された土は、汚染物質のタイプに依存して1立方ヤードあたり20ドルから200ドルの範囲のコストで輸送され貯蔵されなければならない。
【0022】
従来の処理は、高度に汚染された微粉から比較的汚染されていない土の留分を分離する。その結果得られる微粉スラリーはバイオ活性化処理または金属キレート(metal chelation)を適用して処理する。粘土中の微粉は、基本的には、汚染の少ないスラッジ製品となるように処理される。この処理は一般に、有機汚染物質を、最初は全処理出力のうち小さな留分であるが有機汚染物質の重量の大部分を占める汚染された微粉スラリーに濃縮する。さらに、この微粉の粒状の材料は脱水してスラッジケーキを形成することが困難である。なぜなら、水や他の親水性汚染物質を含む広範な材料を吸着する親和力が小さい粒子であるからである。
【0023】
標準の土洗浄方法は、破砕および分離装置に通して前処理することで開始し、土および沈降土を粒子サイズ毎に分離する。次に、土を振動スクリーン(shaker screen)に導き、粒子サイズに基づいて粒子を流れの中に分離する。1から2ミリメータ以上の材料は、標準の大粒子土洗浄機の中で処理する。これは、加熱、攪拌、界面活性剤を加えて、大きな粒子サイズから吸着材料を分離する。小さな粒子サイズは廃棄される。これらの粒子は、必要なら、流体と固体を分離する流体サイクロンの中で脱水される。
【0024】
界面活性剤はしばしば洗浄液に添加され、処理を加速し、汚染物質と汚染粒子の間の吸着結合を破壊する処理を促進する。しかしながら、界面活性剤はその毒性による困難性がある。土粒子から汚染物質を除去する多くの装置が当業者に公知である。これらの装置は、細かい土粒子、粘土、沈積土等を除染しない。
【0025】
クローン氏に与えられた米国特許第4,415,368号には、真空を生成するのにジェット管を利用することを開示している。これは、粒子をウォータカーテンスプレーに通過させることにより、汚染物質を理論的に除去するようになっている。クルーンの特許は、ウォータカーテンを使用して粒子を最も小さい基礎ユニット(basic unit)に分離する。これにより、汚染された土の凝集(clump)を阻止する。より大きな粒子はこの方法で浄化され、より小さな粒子および汚染物質は凝集(flocculation)によって分離される。1993年2月、アメリカ環境保護局により発行された、汚染された土地および地下水の治療行為技術の証明、最終報告、1986−1991のNATO報告によると、0.03から0.05mmより小さい径の小さな粒子は、クローン特許に述べられた形状と圧力のウォータジェットによっては有効に浄化されない。
【0026】
クローンの方法では、汚染物質は真空を生成する水流を適用することによって土粒子から理論的に分離される。水流の圧力は250バールであり、それは約3,500psi(1平方インチあたりのポンド)(24.1MPa)である。しかしながら、この方法は粘土や微細な粒状の土から汚染物質を有効に除去しない。
【0027】
ダーレイ氏の米国特許第3,764,008号は、ジェットサイクロンとベンチュリ装置の組み合わせを使用して砂を脱脂する方法を開示している。ダーレイは、遠心力を使用して砂から油性廃棄物を分離する。彼の方法は、汚染物質の一部のみを除去するために装置を何回か通過させる必要がある。しかしながら、この方法は、本発明のように、微細な粒状の粒子から汚染物質を有効に除去できない。さらに、この開示された装置は、砂、粘土、沈積土として分類される普通に出合うような非常に微細な砂粒子を有効に処理できない。さらに、彼の方法は、その方法、形態、および結果において本発明と類似する方法を利用していない。
【0028】
汚染物質を揮発または焼却させるために熱を加えることを利用する方法も開示されている。これらの方法の欠点は、汚染物質が大気に漏れることであり、焼却方法は、多大な熱の投入を必要とし、本発明のように経済的に有効ではない。
【0029】
【課題を解決するための手段】
この発明は、土、沈積土、粘土および微細な粒子から汚染物質を機械的に除去する装置を利用する。これらの粒子は液体キャリアに混入されてスラリーが形成される。液体キャリアは予め配置されたノズルからの排出流れの交差領域に導入される。排出流れは水単独であってもよいし、界面活性剤と混合された水であってもよい。これらの排出流れは2つまたはそれ以上のほぼ対向するノズル措置から排出される。ノズル装置はフレームに取り付けられる。フレームはノズル手段を支持するのに利用され、ノズル装置の適切な位置決めを許容するように機能する。
【0030】
ノズル装置は、2,000psi(13.75MPa)と20,000psi(137.5MPa)の間の好ましい圧力で液体を排出する。圧力の設定は、処理される粒子のサイズや、粒子の表面から除去される汚染物質のタイプに基づいて決定される。さらに、単一のノズルの使用は、約10,000psi(68.95MPa)から約20,000psi(137.5MPa)でノズルからの排出を使用して達成することができる。
【0031】
処理される土の流れは、洗浄液の流れがノズルから排出される領域、または少なくとも2つのノズルからの排出が収束する領域に注入されまたは挿入される。この領域では、土の粒子は、利用されるノズル装置の数に依存して約4,000psi(27.58MPa)から約60,000psi(413.7MPa)の力にさらされる。
【0032】
最も好ましい実施形態では、以下に説明するように、使用されるノズル装置の全体の数は4である。しかしながら、オペレータは、1、2、3、4、5またはそれ以上のノズル装置の使用も適切であり、小さいサイズの土、沈積土、堆積土の粒子から汚染物質の除去を達成するのに有効であることが分かるであろう。
【0033】
この発明はノズル装置の排出とスラリーの入口流れとの間の衝突の角度に影響を及ぼすように修正されてもよい。スラリーは水のようなキャリア流体を含んでもよいことを思い起こすべきである。スラリーは、前処理中または衝突槽での処理中に、界面活性剤を加えることができる。
【0034】
スラリーの排出は、ノズルからの排出点に向けられている。1以上のノズルが利用される場合、スラリーの排出はノズルの交差点に導かれるべきである。これは、ノズル支持フレームを調整し、ノズルを特定の方向に向けるか、土スラリーの流れの挿入の角度を変更することによって達成することができる。
【0035】
ノズル装置からの流れの収束領域は、当該領域に注入された対象すなわち粒子が大きな力にさらされる領域である。この領域に挿入された汚染された粒子は、粒子から除去された汚染物質を有する。大部分の汚染物質は土のより小さな粒子の上にあるものと思われる。このため、汚染物質と土粒子の間の結合は吸着である。この結合は、主として弱い電子−機械的結合であるために、容易に破壊される。これにより、土の粒子は汚染物質から機械的に分離される。液体キャリアと土粒子に残っている汚染粒子は重力により衝突容器の底に導かれる。そこから、キャリヤ、浄化された土粒子、および使用された洗浄液は、当業者に公知の排水機構によって排出される。
【0036】
それは、浄化される粒子の表面から汚染物質を除去するノズル機構からの対向する排出の収束領域において、ノズル装置から排出される液体の力である。この乱流は十分に大きくなければならない。ノズルの数がノズル装置からの排出速度を決定することが分かっている。
【0037】
単一のノズルが利用されるとき、約10,000psi(68.95MPa)から約20,000psi(137.5MPa)の排出により、約85パーセント除去から約90パーセント除去の範囲で汚染物質を除去することができることが分かった。2またはそれ以上のノズルの使用により、汚染物質の除去率が増加した。2またはそれ以上のノズルが使用されるときは、約2,000psi(13.75MPa)から約20,000psi(137.5MPa)のノズルからの排出率が、約90パーセント以上の汚染物質の除去するのに有効である。
【0038】
十分に高い圧力での洗浄液の排出は、洗浄液に界面活性剤を添加したり、あるいは固形スラリー流れのキャリアに界面活性剤を添加することにより向上する。界面活性剤の有無と機械的力の相互作用は、土粒子から汚染物質の機械的分離を達成するのに十分である。
【0039】
【発明の効果】
本装置を適用した結果、約89%の汚染物質除去から約99%(またはそれ以上)の汚染物質除去の範囲内で、粘土、微粉、沈積土のスラリーが浄化される。この範囲により、処理された材料は非汚染土として使用することができる。
【0040】
多重洗浄サイクルは、処理された材料を洗浄容器に再導入してそのサイクルを繰り返すことにより達成することができる。
【0041】
本発明を使用することの利点は、本発明による装置を利用してテストされた汚染物質により、如何なる領域で使用するのにも適している浄化された土粒子(粘土、微粉および沈積土)が得られることである。汚染物質の除去は、危険廃棄物や特殊廃棄物の施設でこれらの材料を廃棄する排除できるほど、完全であった。
【0042】
したがって、この装置は、このような細かい粒子の浄化することができる一方、廃棄の追加のコストを回避することができる。この装置を使用する1立方ヤード(0.76立方メートル)当たりの処理のコストは、1立方ヤード(0.76立方メートル)の汚染された土に対して4ドルから350ドルの範囲で、汚染された材料の廃棄のコストよりも実質的に少ないことが見積もられている。このような廃棄は、認可を受けまたは特別な廃棄施設で達成されなければならないし、いくつかの業者により整理される材料を輸送する必要がある。
【0043】
本発明は、微粉や粘土を含む母材から原油、ポリ芳香族炭化水素、燃料油およびディーゼル油を含む重い炭化水素の汚染物質を浄化することができる。このプロセスは、有機、無機および金属化合物の広い範囲の汚染物質に適している。これらは、粘土や沈積土が有力な媒体であり、この発明を使用して有効に除染し浄化することができる。
【0044】
本発明は、土洗浄技術の広範な利用に対する3つの障害を解決している。これらの障害は、重い分子量の汚染物質資または汚染質を取り扱うことの不可能性、沈積土や粘土粒子のような小さな堆積土を洗浄することの不可能性、膨大なコストと土洗浄技術で使用される大きな処理プラントの相対的な不動性である。
【0045】
本発明は、出合った汚染物質に基づいて使用される合成バイオ界面活性剤化学薬品(ウィスコンシン州ミルヲーキーのバイオジェネシス)の適用を含む。これらのバイオ界面活性剤化学薬品は、洗浄が完了して洗浄された土製品の汚染レベルをさらに完全に減少した後の、連続修正作用(continuing remediation action)を提供できる。
【0046】
本発明は、現場での技術であり、有機汚染物質および金属によって汚染された全ての土のタイプに対して使用してもよい。約0.5mmより大きな粒子は標準の土洗浄プロセスによって処理される。このような処理に利用される液体は、さらにその液体から汚染物質を除去するために処理される。約0.5mm以下の大きさの粒子は、本発明の装置すなわち土および堆積土洗浄プロセスにおいて容易に処理することができる。
【0047】
洗浄液は、水とすることができるが、さらに処理される。浄化された土および沈降土は現場に戻されるか、または使用される。
【0048】
この発明は、合成バイオ修正界面活性剤(complex bio-remediating surfactant)とともに適用することができ、水、熱、混合、および摩擦とともに適用することができる。大きな粒子サイズの洗浄ユニットは1時間に80立方ヤード(61.2立方メートル)以上を洗浄することができることは当業者に公知である。
【0049】
この発明においては、堆積土および土の粒子(微粉および粘土としても定義される)は、微粉および粘土の廃棄を必要とすることなく、追加の移動可能な連続フローユニットで、1時間に80立方ヤード(61.2立方メートル)以上の割合で浄化することができる。
【0050】
必要な装置は、粒子分類装置、タンク、撒水および水処理装置、バイオリアクタ等、当業者に標準である全てのものである。衝突槽は、本発明の課題であるが、これによりオペレータは微粉および粘土を浄化することができる。
【0051】
沈積土洗浄装置は連続フローユニットとして考えることができる。
【0052】
粒子サイズの分離は、ウェントワース分類または他の当業者に公知のシステムを使用して達成してもよい。合致しなければならない要求は、粒サイズが約5mm以下の径であるということである。
【0053】
【発明の実施の形態】
ここで説明する装置は図1−4に示されている。この形態は工業現場として使用されていた汚染領域から採取した大量の土を浄化するのに適している。この領域の汚染土は砂、砂利、細砂および粘土の組み合わせであった。
【0054】
沈降土洗浄装置は、2つの基本部分から構成した。これらの部分は、沈降土の分粒(sizing)および処理する土の準備のための第1部分と、浄化槽での土粒子の浄化のための第2部分とからなっている。
【0055】
第1工程では、図1を参照すると、汚染材料すなわち沈降土(sediment)はまず粒子サイズによって分離した。汚染材料は、沈積土溜まり10から採取し、スラッジライン14を介して湿式スクリーン4にパイプ輸送した。使用した湿式スクリーン供給ポンプ11は、ウィスコンシン州サマーセット(Somerset)のリキッド・ウェイスト・テクノロジィ(Liquid Waste Technology)のピット・ホグ(Pit Hog)900の流体ポンプであった。スラッジは、湿式スクリーン供給ポンプ11によってスラッジライン14に沿って移動させた。スラッジ材料が湿式スクリーン4(ケンタッキー州フローレンスのSWECOインコーポレイテッドの振動エネルギセパレータLSZ4S461)を通して処理されると、約0.5mm以上の径を有する材料が分離された。これより小さい材料は、細粘土ホース49によって細粘土貯蔵タンク50に輸送した。材料が沈殿するのを防止し、移動を補助するために、インラインミキサー(カナダ、トロントのグレイ・ライトニンのモデル50--FT−2インライナー)を利用してもよい。より大きいサイズの材料は、当業者に公知の従来の手段によって処理する。
【0056】
細粘土混合槽50では、材料はミキサーアセンブリ2(ニューヨーク州ロチェスター、リットニン・コーポレイションの11.8インチのタービンを備えたリットニンモデルV5P55ベクターミキサー)によって攪拌される。このミキサーアセンブリは当業者に公知である。細粘土ミキサーはスラリーを作るために水が加えられる。細粘土スラリーは、細粘土タンク50から細粘土流量計51を通って衝突槽供給ポンプ(collision chamber feed pump)21に流れる。ここで、細粘土貫通パイプ22を通って衝突槽20にパイプ輸送される。
【0057】
処理の第2ステップは、衝突槽20で生じ、ここで汚染物質が除去される。衝突槽1に入ると、細粘土スラリーはノズル装置24からのスプレーの交差点を通過する。処理されたスラリーは、衝突槽20の処理済スラリー保持タンク25に重力によって落下する。衝突槽20の混合領域のスラリーは、ミキサーアセンブリ2によって緩やかに攪拌され、浄化された材料が搬送流体中で懸濁状態に維持される。これは、ミキサー2(ニューヨーク州ロチェスター、ベクター・リットニンのリットニンV5P55)によって達成される。処理された土は、重力によりまたは補助供給ポンプ31により、衝突混合容器から排出した。
【0058】
ノズル装置24はノズル調整アーム407上に搭載されている。このノズル調整アーム407は、ノズルカラー402に取り付けられたノズルバー401からなる。このアセンブリは、ノズルフレーム400に取り付けられている。ノズルバー401は、1を越えるノズルが使用される場合に、他のノズル24のいずれかのレベルを基準にして調整することができる。さらに、ノズル装置24は、ノズル装置からの排出(discharge)またはそれらのいずれかがスラリー入口パイプ231からの排出に対して特定の角度になるように、調整してもよい。このような調整の特徴はオペレータがノズルの排出の角度を調整できるように設計される。ノズル調整アーム407とノズルアンカー調整ブラケット341は、ノズルサポートガセット342に協働的に取り付けられている。ノズルサポート手段の種々の要素はノズルバー401に調整可能に取り付けることができる。ノズルバーは、浄化槽内でノズル装置を特定の角度で、かつ、所望の高さに保持するためのフレーム手段の一部を形成する。
【0059】
ノズル調整機構はステンレス鋼で形成されている。ノズルバーは炭素鋼から形成される。この発明では、洗浄液を排出するためのノズルヘッドは当業者に公知である。
【0060】
洗浄液を排出するノズル500は、イリノイ州エルムハーストのクオリティ・スプレイ・プロダクツから得た。それはモデル番号1/4M6.5−7Eのタングステンカーバイドスプレイノズルである。それは、ノズル500の形態、除去される汚染物質、及びこの装置で浄化される汚染材料の性質に依存して、2000psi(13.75MPa)と20,000psi(137.5MPa)の間の所望の圧力で洗浄液を排出するための高圧ノズルである。
【0061】
ノズル調整フレーム400(及び位置決め装置)により、オペレータは、堆積土流入排出がノズル装置500からの排出の交差面の上方にあるように装着されている堆積土流入排出ヘッド(sediment inflow discharge head)231に対して、ノズル装置からの排出(discharge)の適切な交差角度を選択することができる。しかしながら、オペレータは、空間的な制限や設計の嗜好に基づき、装置の頂部から堆積土を流入することを望むかもしれない。堆積土流入装置によりオペレータが堆積土流入(sediment inflow)23の中のスラリーを図3と図4に示すようにノズル装置500の排出からの交差面に貫通させることができる限り、堆積土流入装置の位置は、この装置の機能にとって重要ではない。
【0062】
この装置の動作において、オペレータは処理された材料について追加のクリーニングサイクルを実行してもよい。この一旦処理された材料は、同一の衝突槽20を通して再循環させたり、追加の処理サイクルのために第2または第3のユニットに導いてもよい。しかしながら、クリーニングサイクルが最適化されていれば、追加の処理サイクルは全く不要であることが分かっている。
【0063】
この最適化は、ノズルフレーム上の適切な要素を調整し、スラリー流入の温度を調整することによって、ノズル装置からの排出により形成される面の角度を調整することで、可能である。また、洗浄液の温度は除去効率を増加するように調整してもよい。洗浄液の温度を約100°F(37.8°C)に増加してもよいことが分かった。
【0064】
追加の処理サイクルが必要でない場合、処理された材料は、処理スラッジパイプ33により、流体サイクロン30にパイプ輸送される。流体サイクロンは、当業者に公知である(ウィスコンシン州ケノーシャのエンサイクロンインコーポレーテッド)。水/スラッジ分離が流体サイクロン30内で達成された後、その結果得られる個体は個体収集容器40に供給され、個体輸送ポンプ42または他の機構により個体貯蔵部44に輸送される。
【0065】
流体サイクロンで分離された水は、後続の処理のために流体輸送ポンプ41を介して液体貯蔵タンク43にパイプ輸送し、あるいはこの発明の利用分野の要求に従ってオペレータにより供給される追加の配管により、土洗浄プロセスを通して再循環してもよい。
【0066】
この実施形態では、洗浄材料は水であり、この水は、通常はパイプ17を介してパイプ輸送される市営水源からの生水とすることができる。水は約100°F(37.8°C)から約160°F(71.1°C)に加熱してもよい。洗浄液は、氷点以上で200°F(93.3°C)近傍まで、すなわち、33°F(0.6°C)から約200°F(93.3°C)までの如何なる温度でもよい。
【0067】
さらに、水のような洗浄液は、界面活性剤分配器6からの計量された界面活性剤と組み合わせてもよい。本発明で利用した界面活性剤は、ウィスコンシン州ミルウォーキーのバイオジェネシスインコーポレーテッドからのバイオ界面活性剤とした。
【0068】
界面活性剤/洗浄液の組み合わせは、界面活性剤供給パイプ18を介してパイプ輸送するか、パイプ18中の水にあとで注入することによって装置に導入してもよい。これにより計量された量の界面活性剤が与えられる。この界面活性剤は、水との組み合わせにより、洗浄液の洗浄効果を向上する。
【0069】
次に、水または水/界面活性剤混合物17は、高圧ピストンポンプ9に導かれ、ここで圧力は、約2,000psi(13.75MPa)から最大約20,000psi(137.5MPa)までの範囲に上昇される。この高圧の水または水/界面活性剤混合物は、高圧ライン16を通してノズルアセンブリ24に導かれる。ノズルアセンブリ24は、生水または生水と界面活性剤との組み合わせ17のスプレーが衝突槽20のスラリー入口パイプ23からの流れと衝突するように導かれるように配置されている。
【0070】
図2の衝突槽アセンブリの正面図を参照すると、フレーム301が衝突槽20の本体を支持していることが分かる。また、オペレータの調整および観察のために、ハンドレール302で枠組みされた通路303が設けられている。衝突槽20の上部には、高圧ライン16が、フランジ308によって衝突槽蓋307を貫通して装着されている。
【0071】
衝突槽蓋7は、フランジ306によって衝突槽本体20に取り付けられている。
【0072】
衝突槽20は、液位センサ303を備え、この液位センサは、衝突槽20がノズルアセンブリ24の最適性能のための液位を維持するのを保証するように設計されている。衝突槽装置には、当業者に標準のミキサーアセンブリ2が取り付けられている。このミキサーアセンブリ2は、処理された固形物が重いスラッジと水成分とに分離するのを制止するために使用される。ミキサーアセンブリ2の利用により、微粉や他の固形物が沈殿しないことが保証される結果、混合物はスラリー状態に残る。
【0073】
処理された材料は、隔離弁304により、衝突槽アセンブリ20の混合槽1に導かれる。この弁304は、当業者に公知のタイプのものである。処理されたスラリーは、ポンプ機構31を介して流体サイクロン30に導かれるか、パイプアセンブリ16により衝突槽20を通して再循環される。電気パネル305は、フレーム要素301に都合よく装着するのに設けられている。この電気制御パネル305は、ポンプ31のようなポンプを制御するのに使用される。また、衝突槽20の側面に覗き窓330が取り付けられている。この覗き窓330は、界面活性剤/水混合物または水と微細粘土スラリーとの交差のプロセスをオペレータが観察できるように設けられている。
【0074】
衝突槽の平面図である図3を参照すると、カバー307が表されている。高圧ライン16は衝突槽の上部に示されている。高圧ラインは、ソケット継socket weld)318によりとノズル機構24に接続され、高圧界面活性剤ホース319に接続されている。高圧ノズル24への界面活性剤/水引渡しシステムの他の装置は、当業者により容易に確かめることができる。
【0075】
衝突槽カバー307は、装着フランジ306によって衝突槽の本体に取り付けられている。この配置では、ノズル(24)はカバー307に取り付けられている。図3は、高圧供給パイプ319の配置を示し、該高圧供給パイプ319は衝突槽20の蓋307の上に配置されている。高圧供給ライン319の交差点はフランジ320である。このフランジは高圧供給パイプ319を第2高圧供給パイプ319に対して安定に保持する。従業者は、もし望むなら、2つの対向するノズル24のみの配置を使用することを選択することができる。これは、1つの高圧供給パイプ319のみを要求する。高圧供給パイプ319はソケット継手318によりノズルアセンブリに取り付けられている。ノズルアセンブリ24はさらに図4に示されている。
【0076】
図4は、衝突槽20の最上部を示す。この図は、アンカー台340によって衝突槽蓋307に保持されたバルブとノズルアセンブリ24と、六角ボルトナット403により取り付けられたサポートガセット342とを示す。ノズルアセンブリは、調整手段341を備え、該調整手段によりオペレータはノズルアセンブリ24をあるレベル位置に保持することができる。スラリーは、スラリー入口パイプ23により衝突槽に導かれる。それが衝突槽にパイプ輸送されると、スラリーはさらに上方に向けられ、スラリー入口パイプ23をスラリー入口ノズル231から出る。スラリーは、1または複数のノズル装置24から排出の交差領域に導かれる。スラリーは圧力で衝突槽に導入される。該圧力は、スラリー入口ノズル231からの流出を引き起こすのにのみ必要であり、洗浄液がスラリーから汚染物質を除去するためにスラリーに有効に作用するように、ノズル24からのノズル排出に十分に近接した領域に、スラリーが実際に到達するのに十分である。
【0077】
この流量により、スラリーは上方のノズルアセンブリ24の排出の交差点に注入され、ここでスラリーの洗浄およびクリーニングが生じる。
【0078】
再度図4を参照すると、水晶ガラス窓330が設けられ、該水晶ガラス窓は、オペレータが洗浄プロセスを見ることができるようにするために衝突槽20の側壁201に取り付けられている。スラリーの特性にかかわらず、水または水と界面活性剤との混合物である洗浄液の連続注入により、ガラスを迅速に清掃することができる。パイプ23を通してのスラリーの流れが瞬間的に妨害される場合、またはスラリーが主として水である場合に、スラリーを洗浄するプロセスは、衝突槽20の側面201を洗浄する結果になる。
【0079】
図5は、最も好ましい実施形態におけるノズルアセンブリを示す。このアセンブリは、4つのノズルバー401の各々を保持するラックとガセット手段の交差を安定化することを特徴としている。各ノズルバー401はノズルカラー402によってノズル500に取り付けられている。ノズルカラー402は六角ナット404によって高圧界面活性剤ライン16に取り付けられている。
【0080】
ノズルガセットブラケット342は、ノズル500からの流れを妨げないように、ノズル500の排出レベルの上に配置されている。
【0081】
ノズルバー401は、ノズルガセット343と342と協働して、衝突槽20の中にノズル構造24を吊設するフレームを形成している。ノズルバー401には、当業者に広く知られているような調整手段を備えている。この場合、ノズルバー401は調整ブラケット341を調整することにより容易に調整される。
【0082】
図5の全体構造は、図4に示すように、衝突槽20に取り付けられている。ノズル機構を位置決めする他の装置は、この発明の実施者に自明である。図に示す装置の特定の配置は、装置の効率に干渉することなく、操作することができる。
【0083】
ノズルアセンブリ24は、各または全てのノズル500からの排出が、他のノズル500とほぼ同じレベルで排出されるように配置されている。この排出は、平面の幾何学的形状に近接する水の層を形成する。排出の中間ゾーンに近接する点には、ノズルからの水噴流の交差ゾーンが形成されている。このゾーンは、スラリー入口231からの排出が導かれる領域である。ノズル500とスラリー入口231の排出によって規定された面は、この装置の動作の効率に影響を与える。
【0084】
ノズル(500)から排出される洗浄液は、水だけであってもよいし、水と界面活性剤、熱水または生水を加熱した水であってもよい。生水と結合した洗浄液は、混合物または界面活性剤であってもよく、洗浄液パイプ12に注入してもよい。これにより、洗浄液を高圧ピストンポンプ9すなわちノズル500からノズル供給ライン319に搬送することができる。
【0085】
前述の説明の状態及び変数は、次の実施例で述べられるような装置の利用分野において使用される。
【0086】
実施例1
この実施例で形成される装置は、微粉および粘土を浄化するための連続フローユニットとした。1時間当たり80から100立方ヤード(61.2から76.5立方メートル)の容量は、一連の衝突槽における平行処理を使用した処理される。
【0087】
4000pp以上のポリ芳香族炭化水素(PAH)で汚染された堆積土が洗浄のために選択された。汚染された堆積土は、主として38ミクロン以下の平均粒子サイズを有する中沈積土(medium silt)であった(81%)。堆積土は最初に大きなサイズの材料を分離するように処理した。大きな粒子サイズの材料は処理のために標準の大粒子洗浄機に引き渡した。グリズリ(grizzly)を通過した材料はシュレッダーに流し、所定のタンクに流した。切断された材料は混合し、加熱し、水とバイオ界面活性剤と混合した。これによりスラリーを形成した。
【0088】
次に、スラリーは、攪拌スクリーンセパレータを通過させ、粒子を2つの流れに分類した。0.5mm以上の材料は、標準の大粒子の土洗浄機に引き渡した。0.5mm以下の材料は、堆積土洗浄機供給ホッパに続けた。そこから、スラリーは、堆積土混合槽にパイプ輸送した。そこで、2%のバイオ界面活性剤(ウィスコンシン州ミルウォーキーのバイオジェネシス)と生水とからなる溶液で処理した。これにより、汚染物質と粒子の間の結合の一次弛緩が達成される。スラリーは160°F(71.1°C)に加熱した。
【0089】
スラリー、水および界面活性剤の混合液を加熱した後、混合液(この実施例ではスラリーという)は衝突槽にパイプ輸送し、ここでそのスラリーを4つのノズル装置の交差領域に注入した。
【0090】
次に、処理されたスラリーは重力により衝突槽の下部に収集された。材料は処理された後、衝突槽の底に落下した。
【0091】
3つの衝突槽/衝突スクラバーのセットは、連続的な洗浄を達成するために、直列に接続されている。処理されたスラリーは流体サイクロン台(hydrocyclone bank)を通って流れ、固形分が5から10ミクロンの大きさに分離された。最終の個体−液体分離のために、自由液体(free liquid)を遠心分離機(centrifuge)に巡回させた。
【0092】
固形物は清浄土パイル(clean soil pile)に導かれ、ここで全ての液体が廃水処理に巡回され、有機および無機の汚染物質が除去された。除染された水は本プロセスを通って戻り、循環された。処理された堆積土および微粉は清掃効率のテストがなされた。この方法の適用により、クリーニング効率が90パーセント除去を越えたことが確認された。
【0093】
実施例2−7では、次の一般条件が使用された。
【0094】
粒子サイズは10、50、100および200メッシュを通過する粒子が選択された。テスト汚染物質は潤滑油であり、粒子に付与して約12時間粒子に保持させた。潤滑油は、中程度の重さの有機タイプの汚染物質の中で代表的な汚染物質として選択された。より軽い分子量の汚染物質は、あらゆる条件の下でより高い除去率を有することが期待される。一方、より重い分子量の汚染物質は幾分か低い除去効率を有することが期待される。
【0095】
しかしながら、この発明の実施においては、装置が特定の汚染物質除去タスクに対して最大効率で使用されると、クリーニング効率は90%より高くなることが期待されている。
【0096】
選択された洗浄液は水であった。次の実施例では、装置の機械的効率の評価に影響を与えないようにするために、界面活性剤や他のクリーニング化学薬品は評価される洗浄液に添加されなかった。界面活性剤は、発明の効果を向上させるために、洗浄液に添加してもよい。
【0097】
実施例1で明らかなように、洗浄液中でのクリーニング化学薬品の使用、あるいは土または堆積土スラリーとの混合により、汚染物質除去効率が上昇する。
【0098】
次の実施例のいずれかでは、洗浄液を排出するノズルからの流れは面を形成する。各ノズルは、そのノズルの排出部を装置の中点に向けて、装置のフレーム要素に取り付けられている。
【0099】
装置の中でほぼ同一の高さであるノズル装置の排出部によって規定される面は、以下の実施例ではアルファと定義される。アルファがゼロであれば、ノズル装置からの排出部によって規定される面と、堆積土スラリーの入口流れの向きは平行であり、すなわち同じ方向に流れる。この場合、堆積土の流入とノズル装置からの排出との間に衝突がない。ノズル装置からの排出と堆積土の流入との間の角度が90度であれば、ノズル排出方向と堆積土はほぼ垂直である。排出の角度が増加するにつれ、入口流れとノズル流れは互いに一直線に対向する。
【0100】
ノズル装置からの排出と堆積土の流入との間の角度を調整することができるさらなる調整手段がある。ほぼ単一の面に排出されるノズル装置からの流れが堆積土の流入に対して約30度である角度を有することが最も好ましい。
【0101】
次の各実施例では、1つの排出ノズルと4つの排出ノズル装置の間で、ノズルの数を変化させた。これらの結果の評価に基づくと、ノズル装置からの排出は4つのノズル装置で最適化されたことが結論付けられる。最小の除去と有効性は、1つのノズル装置からの排出により達成される。
【0102】
次の各実施例では、スラリー入口流れの排出の方向に対するノズルの排出を規定する面の角度は本発明の有効性を規定するのに重要であることが分かった。ノズル排出を規定する面と体積土の流入との間の角度が30度に増加すると、最適結果が得られた。
【0103】
以上の情報は次の実施例の各々および全てに使用される。
【0104】
実施例2
この実施例では、粒状物は50メッシュ以上で50メッシュ以下に対して選択された。この実施例では、洗浄液の温度は100度F(37.8度C)に維持された。使用されたノズル装置の数は4つであった。ノズル排出によって規定される面と入口流れとの交差部の角度は、135度に維持された。
【0105】
各ノズルからの排出の圧力は6,000psi(41.37MPa)、8,000psi(55.16MPa)および12,000psi(82.74MPa)でテストされた。粒状物のサイズが50メッシュ以下であると、8,000psi(55.16MPa)と12,000psi(82.74MPa)の間の範囲におけるノズル装置からの排出は、200メッシュを通過する粒子について99%の除去効率をもたらしたことが分かった。表1参照。
【0106】
【表1】
Figure 0004663078
【0107】
実施例3
この実施例では、使用されたノズルの数は4つであった。各ノズルは6,000psi(41.73MPa)で洗浄液を排出した。ノズル装置の排出によって規定される面と入口流れとの交差部の角度は、90度に維持された。
【0108】
この実施例では、洗浄液の温度は、100度F(37.8度C)以上および以下の範囲でテストされた。これらの小野は大きな粒サイズと小さな粒サイズの両方で効果がなかった(表2参照)。
【0109】
【表2】
Figure 0004663078
【0110】
この実施例で使用された油のような汚染物質を除去するときに、200メッシュを通過する粒子について99%の効率を得るためは、温度は華氏100度から160度(摂氏37.8度から71.1度)の間に維持されなければならないことが分かった。本装置の他の利用では、汚染物質のタイプやスラリー内の処理される粒子の平均サイズに依存して、より高いまたはより低い最適温度の洗浄液を使用してもよい。
【0111】
実施例4
この実施例では、ノズルからの排出によって規定される面と入口流れとの交差部の角度は、スラリーの流れに対して45度に調整された。この実施例では、各ノズルからの排出は、6,000psi(41.37MPa)の一定圧力に維持された。洗浄液の温度は100度F(37.8度C)に維持された。
【0112】
この実施例では、ノズルの数を増加すると、粒子サイズに拘わらず、効率がほぼ直線状に増加した。しかしながら、ノズル装置の排出と流入流れとの間の角度は、アルファが45度で、テストされた粒のサイズに拘わらず、約90%の除去率を得た。したがって、45度の排出の角度は、200メッシュの材料に対する有効性のほぼ下限であることが分かった。表3参照。
【0113】
【表3】
Figure 0004663078
【0114】
実施例5
この実施例では、ノズル装置からの排出は6,000psi(41.37MPa)に維持された。洗浄液の温度は100度F(37.8度C)に維持された。
【0115】
この実施例では、ノズル装置からの排出と入口流れとの交差部の角度は、45度から90度に増加された。これにより、最小の粒サイズに対する汚染物質除去の効率が著しく増加した。この実施例では、3つまたは4つのノズルのいずれかの使用により、全ての粒サイズに対して、約95%から約97%の除去を達成した。表4参照。
【0116】
【表4】
Figure 0004663078
【0117】
実施例6
この実施例では、ノズル装置からの排出は再び6,000psi(41.37MPa)に維持された。洗浄液の温度は華氏100度(摂氏37.8度)に維持された。この実施例では、ノズル装置の排出の点と入口流れの間の角度を90度から135度に増加すると、実施例5で得られた結果よりも汚染物質の除去が華々しい向上は得られなかった。表5参照。
【0118】
【表5】
Figure 0004663078
【0119】
実施例7
この実施例では、ノズル装置からの排出の角度と、堆積土流入の方向とノズル装置からの流れの方向を決定するアクセスとの間の角度が、変化させられた。この実施例では、ノズル装置からの排出の圧力は6,000psi(41.37MPa)に維持された。表8に示すように、ノズル流れと堆積土流入の間の角度の約30度の増加は、非常に効果が少なかった。
【0120】
ノズル排出を規定する面と体積土流入との間の角度が30度まで増加されると、表6に示すように最適結果が得られた。
【0121】
【表6】
Figure 0004663078
【0122】
【表7】
Figure 0004663078
【0123】
【表8】
Figure 0004663078
【0124】
ここに開示された装置と方法の他の変形や修正は、本発明から逸脱することなく、行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 サイズ毎に汚染土を分離する前処理、処理されるスラリーの準備、衝突チャンバーの利用の工程を示す概略図であり、洗浄液の除去率を向上する種々のエンハンサー(enhancer)の点か添加を示す。
【図2】 衝突チャンバーの側面図。
【図3】 衝突チャンバー蓋の平面図。
【図4】 衝突チャンバーの上部3分の1の破断図。
【図5】 図2と図4に示されたノズルと高圧ジェットアセンブリの詳細図。
【符号の説明】
20 衝突槽(容器)
24 ノズル装置
231 スラリー入口パイプ
400 ノズルフレーム
407 ノズル調整アーム

Claims (26)

  1. 汚染された粒子を浄化する装置であって、
    前記粒子が5ミリメータ以下の径の大きさを有し、
    前記粒子が液体キャリアの中に混入されてスラリーを形成し、
    前記装置が実質的に囲まれた容器の中に収容され、
    該容器にはフレームを取り付ける手段が取り付けられ、
    該フレームは前記容器内に取り付けられたノズルを支持する支持手段を有している、汚染された粒子を浄化する装置において、
    a)前記フレームに取り付けられ、2,000psi(13.75MPa)から20,000psi(137.5MPa)で液体を排出する能力を有する少なくとも1つの高圧ノズルと、
    b)前記各ノズルからの排出の領域にスラリー入口流れを排出するように配置されたスラリー入口と、
    c)前記各ノズルから前記ノズル間のほぼ中間点の収束領域に排出流れを導く手段と、
    d)前記フレームと前記ノズルに取り付けられ、前記各ノズルの排出が特定の点に向けられて前記スラリー入力装置からの排出流れと交差するように調整する調整手段と、
    e)前記ノズルからの前記排出流れをほぼ平坦な形状に調整する手段と、
    f)前記スラリーを前記排出領域に注入する手段と、
    g)前記ノズルの排出方向とスラリーの注入方向の交差の角度が20度から160度になるように、前記ノズルからの排出を調整する手段と、
    を有することを特徴とする汚染された粒子を浄化する装置。
  2. 前記フレームに少なくとも2つのノズルが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記フレームに互いにほぼ等間隔に3つのノズルが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記フレームに互いにほぼ等間隔に4つのノズルが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記フレームに互いにほぼ等間隔に5つのノズルが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記フレームに互いにほぼ等間隔に6つのノズルが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 単一のノズルが10,000psi(68.95MPa)から20,000psi(137.5MPa)で液体を排出することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 単一のノズルが前記スラリー入口流れ排出に対して20度から160度で液体を排出することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記ノズルからの排出と前記スラリーとの間の交差の角度が30度から90度の間である請求項1に記載の装置。
  10. 前記ノズルからの排出と前記スラリーとの間の交差の角度が20度から100度の間である請求項1に記載の装置。
  11. 前記ノズルからの排出と前記スラリー入口流れとの間の交差の角度が90度である請求項1に記載の装置。
  12. 前記ノズルからの排出と前記スラリー入口流れとの間の交差の角度が30度である請求項1に記載の装置。
  13. 前記各ノズルが5,000psi(34.475MPa)から15,000psi(103.425MPa)で液体を排出することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 前記各ノズルが5,000psi(34.475MPa)から15,000psi(103.425MPa)で液体を排出することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  15. 前記少なくとも2つのノズルの排出点の間の距離が12cmから52cmであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  16. 前記ノズルから排出される液体は温度が35度F(1.7度C)から200度F(93.3度C)であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  17. 前記ノズルから排出される液体は温度が100度F(37.8度C)であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  18. 前記ノズルによって排出される液体が水であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  19. 前記ノズルによって排出される液体が、水と界面活性剤との混合物であり、界面活性剤の含有量が0.1容量パーセントから5容量パーセントであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  20. 前記スラリーが5重量%から50重量%の固形分を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  21. 前記スラリーが35重量%の固形分を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  22. 前記スラリーの温度が33°F(0.6度C)から200°F(93.3度C)であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  23. 前記スラリーの温度が100°F(37.8度C)から160°F(71.1度C)であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  24. 前記ノズルの数が4であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  25. 前記スラリーが、水49容量%、土50容量%、界面活性剤1容量%の割合で、界面活性剤と混合されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  26. a)前記容器内に取り付けられ、少なくとも1つの高圧ノズルを備えたフレームを有し、
    b)前記フレームは前記ノズルの排出の角度を調整するためにそこに取り付けられた調整手段を有し、
    c)前記ノズルは、前記ノズルからの排出が処理されるスラリーの流れの方向に対して直角に向けられるように配置された、前記ノズルの排出部を有し、
    d)前記ノズルは液体源に接続され、
    e)前記液体は圧力で前記ノズルに引き渡され、
    f)液体キャリアの中に5mm以下の径のサイズを有する前記汚染された粒子を含むスラリーを前記ノズルの排出流れと交差する点に引き渡す手段を有し、
    g)前記汚染された粒子が前記ノズルの排出流れと交差する点を通過した後に前記汚染された粒子と前記液体を収集する手段を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
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