JP4662812B2 - 既設管の金属製継手の破砕装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属製継手で接続されている複数の既設埋設管を更新管と入れ替える工法において前記金属製継手を前記既設埋設管の内側から破砕する破砕装置に関し、特に、非金属製の既設埋設管を接続している金属製継手の破砕装置、詳しくは、金属製継手で接続されている複数の非金属製の既設埋設管をドリルで破砕して管径方向外方の地中に散在状態に廃棄しつつ、更新管に入れ替える工法において、前記既設埋設管を破砕する前に前記金属製継手を既設埋設管の内側から破砕する破砕装置に関する。
従来から、掘削することなく既設埋設管を新設埋設管に置換するために、既設埋設管を円形の切断刃を有する工具で切裂きながら新管を引き込む工法が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
この工法では、老朽化した都市ガス供給用などの地中埋設管の入れ替えが行われる。入れ替えによって新設管の敷設を行えば、非開削工法の引き込みに必要な推進工法を簡易化し、敷設用の新たな敷地も不要となる。
地中に埋設している既設埋設管には、金属製管ではなくて、例えば合成樹脂、石綿または陶等の非金属製管の複数個を一列に並べて、該複数個の非金属製管を金属製継手で接続したような構成のものがある。
また、金属製継手で接続されている複数の非金属製の既設埋設管を更新管と入れ替える工法が提案されており、この工法において、金属製継手を既設埋設管の内側から破砕する破壊手段とシリンダ装置の使用が開示されている(例えば、特許文献等参照)。
更に、既設管内にロッドを挿入し、このロッドの先端に切断刃を取付けるとともに、この切断刃に更新管を取付け、このロッドを引っ張り操作することにより、前記切断刃で前記既設管をその内側から切り裂きながら、更新管を引き込むようにした入れ替え工法が提案されている(例えば、特許文献3等参照)。この工法でも、金属製継手を既設埋設管の内側から破砕する破壊手段とシリンダ装置の使用が必要となるが、開示されていない。
特開平6−238509号公報 特開平9−14510号公報 特開平11−117676号公報
前記特許文献2に示す破壊手段は、2つの揺動リンクの中途同士をピン結合してなる屈曲リンク機構で構成されている。
倍力機構の1種である、2つの揺動リンク同士をピン結合してなる屈曲リンク機構で、いわゆるトグルリンク機構は、2つの揺動リンクが例えば30度の角度となるように大きく屈曲していて、一方の揺動リンクの支持ピンを他方の揺動リンクの支持ピンに近づける距離を大きくしても、2つの揺動リンク同士を結合している連結ピンの変位が極めて小さい状態であるときに、連結ピンにおける変位方向の推力が増幅する機構である。
しかしながら、このような屈曲リンク機構では、既設埋設管の内側面及び金属製継手に当接する先端の一部に応力が集中して、刃こぼれを起こしたり、管軸方向での位置決めが困難であるといった問題があった。
また、特許文献2に示す破壊手段34は、2つの揺動リンクが屈曲開始して、既設埋設管の内面に突っ張ったときには、2つの揺動リンクの屈曲角度が小さいので、管径方向外方の分力がシリンダ装置36の出力(推力)の数分の1となるので、既設埋設管及び金属製継手を破壊するためにはシリンダ装置36の出力(推力)を非常に大きくする必要がある。しかも、シリンダ装置36の出力(推力)の殆どを2つの揺動リンクの中途同士を結合している連結ピンが負担することになり、該ピンに加わる剪断荷重は非常に大きな値となり、既設埋設管の破壊には有効利用されない虞があった。
更に、管径方向へ金属製継手を既設埋設管の内側から破砕する破壊手段として、直動型のシリンダ装置の伸縮方向が、管軸方向と直交させて設けられる場合、管径寸法が小さいとストロークが不足してしまうといった問題もあった。
そこで、本発明の目的は、金属製継手で接続されている複数の既設埋設管を更新管と入れ替える工法において、管軸中心線方向に配置される液圧シリンダ装置の出力を、管径方向外方へ大きく増幅した力に方向変換させることができて、複数の既設埋設管を接続している金属製継手を既設管の内側から有効に破砕することができる破砕装置を提供することを課題としている。
請求項1記載の本発明の金属製継手の破砕装置は、金属製継手で接続されている既設埋設管を更新管と入れ替える工法において前記金属製継手を前記既設埋設管の内側から破砕する破砕装置であって、前記既設埋設管内の管軸中心線にピストンロッドの軸心が略一致する液圧シリンダ装置と、楔作用を生起するための押圧側摺動接触面を有し、前記液圧シリンダ装置の直線運動が伝達されて可動する原動側可動ブロックと、前記原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面とスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面を有している従動側可動ブロックと、前記既設埋設管の内部から外方へ変位する前記原動側可動ブロックと前記従動側可動ブロックのうちの少なくともいずれか一方の可動ブロックの外端に設けられる先鋭部とを備えている金属製継手の破砕装置を特徴とする。
また、請求項2に記載されたものは、前記原動側可動ブロックは、前記液圧シリンダ装置のピストンロッドの中心延長線に対してピストンロッド先端方向に鋭角に交叉する面内にあるように前記楔作用を生起する押圧側摺動接触面を有し、前記原動側可動ブロックの前記液圧シリンダ装置寄りの部分が前記ピストンロッドの外端と枢着されているととも、前記従動側可動ブロックの前記液圧シリンダ装置から離れた端面側の部分が前記液圧シリンダ装置の本体に固定されて延在するヘッドブロックに枢着されており、前記原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面と前記従動側可動ブロックの被押圧側摺動接触面を案内するためのチャック形係合案内手段を備えている請求項1に記載の金属製継手の破砕装置を特徴としている。
更に、請求項3に記載されたものは、前記原動側可動ブロックは、前記ピストンロッドが嵌挿した状態に対向一対の第1及び第2の原動側可動ブロックであって、第1及び第2の原動側可動ブロックが離間した状態において第1の原動側可動ブロックは前記液圧シリンダ装置の本体に固定され、第2の原動側可動ブロックは伸長状態の前記ピストンロッドの外端に固定されており、前記第1の原動側可動ブロックは、前記液圧シリンダ装置のピストンロッドの中心延長線に対してピストンロッド先端方向に鋭角に交叉する面内にあるように前記楔作用を生起する押圧側摺動接触面を有し、前記第2の原動側可動ブロックは、前記液圧シリンダ装置の本体に固定される前記第1の原動側可動ブロックに備える前記押圧側摺動接触面とは逆向きの押圧側摺動接触面を有し、前記従動側可動ブロックは、両側の前記第1及び第2の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面を含む部分に係合支持されて少なくとも1つ有していて、かつ前記第1の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面にスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面と、前記第2の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面にスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面とを有しており、前記第1及び第2の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面と前記従動側可動ブロックの両側の被押圧側摺動接触面を案内するためのチャック形係合案内手段を備えている請求項1に記載の金属製継手の破砕装置を特徴としている。
また、請求項4に記載されたものは、前記チャック形係合案内手段は、前記原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面と前記従動側可動ブロックの被押圧側摺動接触面のいずれか一方の摺動接触面に沿って溝を備えているとともに、他方の摺動接触面に沿って突条を備えていて、前記係合用突条が前記係合用溝に離脱不能に係合して両方の摺動接触面の面接触を維持する請求項2又は3に記載の金属製継手の破砕装置を特徴としている。
本発明によれば、金属製継手で接続されている複数の既設埋設管を更新管と入れ替える工法において、楔作用を生起するリンク機構を採用したので、液圧シリンダ装置の出力を管径方向外方へ大きく増幅した力に方向変換させることができて、金属製継手を既設管の内側から有効に破砕することができる。
以下、この発明の既設埋設管を接続している金属製継手の破砕装置の実施形態を図面を用いて説明する。
まず、図1乃至図5を用いて既設埋設管の管径が小さい場合に好適な実施例1の破砕装置の構成を説明する。
図1(a)において、この破砕装置は、前記既設埋設管内に挿入されるときには管軸中心線にピストンロッド1aの軸心が略一致する液圧シリンダ装置(以下、油圧シリンダ装置という)1と、楔作用を生起するための押圧側摺動接触面2aを有していて前記油圧シリンダ装置1の直線運動が伝達されて可動する原動側可動ブロック2と、既設埋設管P内に挿入されるときには前記金属製継手Jに対応して位置されるとともに前記原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面2aとスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面3aを有している従動側可動ブロック3とを備えている。
前記原動側可動ブロック2は、前記油圧シリンダ装置1のピストンロッド1aの中心延長線に対してピストンロッド先端方向に鋭角に交叉する面内にあるように前記楔作用を生起する押圧側摺動接触面2aを有し、前記従動側可動ブロック3は、前記原動側可動ブロック2の押圧側摺動接触面2aとスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面3aを有し、前記原動側可動ブロック2の前記油圧シリンダ装置寄りの部分が前記ピストンロッド1aの外端の目付き連結具1fと枢着されているとともに、前記従動側可動ブロック3の前記油圧シリンダ装置1から離れた端面側の部分が前記油圧シリンダ装置1の本体に固定されて延在するヘッドブロック4に枢着されている。
そして、前記原動側可動ブロック2の押圧側摺動接触面2aと前記従動側可動ブロック3の被押圧側摺動接触面3aの面接触を保障して案内するためのチャック形係合案内手段5を備えている。
油圧シリンダ装置1は、シリンダ基部ブロック1cに油圧ホースと接続するための伸長作動側圧油入口1dと引退作動側圧油入口1eとを有する。
原動側可動ブロック2は、前記油圧シリンダ装置1のピストンロッド1aの先端に連結ピン6で枢着されていて、ピストンロッド1aに対して連結ピン6を回転中心として揺動自在である。
シリンダヘッド1bに基端を螺合されてピストンロッド1aの伸長方向の四方を取り囲む4本のスタッドボルト7に固定されたヘッドブロック4に前記従動側可動ブロック3と連結するための目付き連結ブラケット4aが一体に設けられている。
従動側可動ブロック3は、油圧シリンダ装置1から離れた側の端面に目付き連結ブラケット3cが突設されている。該目付き連結ブラケット3cは、前記ヘッドブロック4の目付き連結ブラケット4aと合わされて連結ピン8で連結されていて、ヘッドブロック4に対して連結ピン8を回転中心として揺動自在である。
原動側可動ブロック2と従動側可動ブロック3は、油圧シリンダ装置1のピストンロッド1aの中心延長線と、該中心延長線に対して傾斜して交叉する摺動接触面2a、3aとの交点に関して点対称な楔状ブロックである。
この実施例1の破砕装置では、図2に示すように、前記従動側可動ブロック3の被押圧側摺動接触面3aの幅中央に溝5aを有し、又、前記原動側可動ブロック2の被押圧側摺動接触面2aに前記溝5aに係合する突条5bを有している。
溝5aは入口で狭く内部で広がっており、突条5bは溝5aとは、雌雄逆転した形状を有していて、溝5aの端から嵌合されているので離脱不能に係合している。
このため、溝5aと突条5bは、前記原動側可動ブロック2の押圧側摺動接触面2aと前記従動側可動ブロック3の被押圧側摺動接触面3aの面接触が離れないように係合案内するチャック形係合案内手段5を構成している。
従って、チャック形係合案内手段5は、押圧側摺動接触面2aと被押圧側摺動接触面3aとを常に面接触させる相互の案内機能を果たして、前記原動側可動ブロック2が前記従動側可動ブロック3に対する押動と引き寄せを行うことを保障する機能を有する。
図1(b)に示すように、ピストンロッド1aを伸長すると、押圧側摺動接触面2aと被押圧側摺動接触面3aとが相互の案内作用により摺動し、押圧側摺動接触面2aが被押圧側摺動接触面3aを押圧しピストンロッド1aの推力を摺動接触面においてピストンロッド1aの推力方向と90度異なる方向に大きく増幅した推力(=楔作用)を生起して、原動側可動ブロック2と従動側可動ブロック3は、ピストンロッド1aの中心延長線に対して離れる方向に拡径されるように構成されている。
原動側可動ブロック2の外端と従動側可動ブロック3の外端縁には、外方に向かって先鋭形状であると共に、先鋭部2b,3bを備えており、2つの先鋭部2b,3bが既設埋設管の略中心を通る180度異なる外方2方向に向かって突張るようになっている。
先鋭部2b,3bが既設埋設管の内面を突張ると、その反力がピストンロッド1aの推力に対して反対方向の力となって伝達される。これは、原動側可動ブロック2に作用する反力と従動側可動ブロック3に作用する反力の均衡による打ち消し合いを、押圧側摺動接触面2aと被押圧側摺動接触面3aとを常にスライド自在に面接触させるチャック形係合案内手段5が保障することによっている。
又、ピストンロッド1aを伸長作動すると、チャック形係合案内手段5の案内作用により、押圧側摺動接触面2aが被押圧側摺動接触面3aをピストンロッド1aに接近する方向に引き込むことにより、原動側可動ブロック2と従動側可動ブロック3は、ピストンロッド21aの中心延長線に対して接近する方向に復動できる。
前記ヘッドブロック4には、油圧シリンダ装置1と反対側の端面に継手破砕工程後に非金属製の既設埋設管を破砕するためのドリルロッドを牽引するためのドリルロッド連結用の目付き連結ブラケット4bを備えている。
続いて、上記構成の破砕装置の作用を説明する。
図3に示すように、到達杭より非金属製の既設埋設管P内を通して発進杭に到達させ、発進杭内で2本の油圧ホースLの先端を破砕装置を構成する油圧シリンダ装置1の伸長作動側圧油入口1dと引退作動側圧油入口1eと接続するとともに、ドリルロッドRの先端を目付き連結ブラケット4bに接続する。
次に、油圧ホースLを牽引して破砕装置を既設埋設管内に引き込み、それによって破砕装置と連結されているドリルロッドRも引き込んで、図示省略の位置センサ等によって、破砕装置を移動させて、この破砕装置の原動側可動ブロック2と従動側可動ブロック3の中程を、既設埋設管を接続している最も一番発進杭寄りの金属製継手Jに一致させた位置で停止させる。
そして、図4に示すように、発進杭側の地上に設置される図示しない油圧回路を作動して油圧シリンダ装置1のピストンロッド1aを伸長させると、ピストンロッド1aが枢支している原動側可動ブロック2を押動することになるが、原動側可動ブロック2は連結ピン6の周りに回動でき、従動側可動ブロック3は位置固定された連結ピン8の周りに回動できるので、原動側可動ブロック2と従動側可動ブロック3は、摺動接触面2a、3aを摺動させてピストンロッド1aの中心延長線に対して離れる方向に拡径される。
このため、原動側可動ブロック2の外端に形成されている先鋭部2bと、従動側可動ブロック3の外端に形成されている先鋭部3bとが既設埋設管Pの内面に、管径方向の略対称位置に各々当接される。
原動側可動ブロック2と従動側可動ブロック3は、チャック形係合案内手段5による案内機能により、横ずれさせようとする外力に抗して円滑に摺動することができる。
図5に示すように、ピストンロッド1aがさらに伸長すると、原動側可動ブロック2の摺動接触面2aと従動側可動ブロック3の摺動接触面3aとの摺動に楔作用を生起して油圧シリンダ装置1の出力(推力)が、既設埋設管Pの管径方向外方へ数倍に増幅した力(分力)として、前記先鋭部2b,3bに伝えられる。
これらの先鋭部2b,3bでは、前記既設埋設管Pの内面に管軸中心線方向に線状に当接しながら、突っ張って既設埋設管Pを破砕し、更に外側に位置する金属製継手Jが破砕される。
ピストンロッド1aを引退作動すると、原動側可動ブロック2と従動側可動ブロック3は、チャック形係合案内手段5による案内作用により、図3の状態に戻る。
このため、油圧ホースLを牽引して破砕装置を再度、移動させて、次の位置の金属製継手Jに一致させた位置で停止させることにより、順次、金属製継手Jの破砕を行うことができる。
更に、この実施例1では、前記油圧シリンダ装置1のピストンロッド1aを伸長させる方向で、前記金属製継手Jを拡径粉砕するようにしているので、ピストンヘッドの受圧面積を収縮させる方向で用いる場合に比して、広く設定出来る。このため、既設埋設管Pの管径が小さくても、充分な粉砕の為の力を油圧シリンダ装置1に発揮させることができる。
また、この実施例1では、原動側可動ブロック2と、従動側可動ブロック3との略全長に渡り、管軸方向に長手方向を有する先鋭部2b,3bを設けることができる。
このため、従来のように一点で粉砕を行うものに比して、応力が、長手方向に分散し、充分な強度を与えることができる。
次に、図6乃至図9を用いて本発明の実施例2に係る既設埋設管の管径が大きい場合に使用して好適な破砕装置の構成を説明する。
図6(a)に示すように、この破砕装置は、油圧シリンダ装置21と、楔作用を生起するための押圧側摺動接触面22a,23aを有していて前記油圧シリンダ装置21の直線運動を伝達されて可動する第1及び第2の原動側可動ブロック22,23とを備えている。
油圧シリンダ装置21は、既設埋設管内に挿入されるときには管軸中心線にピストンの軸心が略一致するように設けられる。また、この油圧シリンダ装置21は、シリンダ基部ブロック21cに油圧ホースと接続するための伸長作動側圧油入口21dと引退作動側圧油入口21eとを有する。
第1の原動側可動ブロック22と第2の原動側可動ブロック23は、ピストンロッド21aの軸線上に対向している。
このうち、第1の原動側可動ブロック22は、筒芯が、管軸中心線方向に沿うように水平である中心筒部22bと、該中心筒部22bより上下及び左右に延在する4つのリブ部22c…と、中心筒部22bとリブ部22cの基端を一体に固着して支持する端部のフランジ部22dとから主に構成されている。
また、第2の原動側可動ブロック23は、第1の原動側可動ブロック22とは、逆向きに設けられた同一形状を呈していて、筒芯が、管軸中心線方向に沿うように水平である中心筒部23bと、中心筒部23bより上下及び左右に延在する4つのリブ部23c…と、中心筒部23bとリブ部23cの基端を一体に固着して支持する端部のフランジ部23dとから主に構成されている。
前記第1の原動側可動ブロック22は、4つのリブ部22c…の傾斜端面がそれぞれ押圧側摺動接触面22a…となっている。この第1の原動側可動ブロック22は、前記油圧シリンダ装置21のピストンロッド21aを中心孔に挿通させてフランジ部22dをシリンダヘッド21bに締結具26で固定されている。
また、前記第2の原動側可動ブロック23は、前記ピストンロッド21aが伸長して第1及び第2の原動側可動ブロック22,23が離間した状態において、前記ピストンロッド21aを中心孔に挿通させてフランジ部23dを該伸長状態のピストンロッド21aの外端部にピン27で固定したブラケット28に締結具29で固定されている。
前記油圧シリンダ装置21の本体に固定される第1の原動側可動ブロック22は、前記油圧シリンダ装置21のピストンロッド21aの中心延長線に対してピストンロッド21a先端方向に鋭角に交叉する面内にあるように前記楔作用を生起する押圧側摺動接触面22aを有している。
前記ピストンロッド21aに固定される第2の原動側可動ブロック23は、前記第1の原動側可動ブロック22に備える前記押圧側摺動接触面22aとは逆向きの押圧側摺動接触面23aを有している。
第1及び第2の原動側可動ブロック22,23は、それぞれ上下左右に4つのリブ部22c、23cがあり、両側で一対のリブ部22c、23cで1つの従動側可動ブロック24を支持し、全部で4つの従動側可動ブロック24が、前記各4組のリブ部22c、23cによって支持されている。
この実施例2では、図7に示すように、従動側可動ブロック24は、リブ部22c、23cに被さって係合支持されるための凹部24dを有している。該深い凹部24dの底面は、第1及び第2の原動側可動ブロック22,23の押圧側摺動接触面22a、23aとスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面24a,24bとなっている。
前記原動側可動ブロック22,23のリブ部22c,23cの両側面に溝25aを有し、又、前記従動側可動ブロック24の前記凹部24dの入口両側に前記溝25aに係合する突条25bを有していて、溝25aの端から嵌合されているので、離脱不能に係合されている。
よって、溝25aと突条25bは、前記原動側可動ブロック22,23の押圧側摺動接触面22a,23aと前記従動側可動ブロック24の被押圧側摺動接触面24aの面接触が離れないように係合案内するチャック形係合案内手段25となっている。
従って、チャック形係合案内手段25は、押圧側摺動接触面22a,23aと被押圧側摺動接触面24aとを常にスライド自在に面接触させる相互の案内機能を果たして、前記原動側可動ブロック22,23が前記従動側可動ブロック24に対する押動と引き寄せを行うように構成されている。
チャック形係合案内手段25は、前記原動側可動ブロック22,23が前記従動側可動ブロック24に対する押動と、複動時に引き寄せを行うために機能する。
そして、図5(b)に示すように、ピストンロッド21aを引退作動すると、押圧側摺動接触面22a,23aと被押圧側摺動接触面24a,24bとが相互の案内作用により摺動して原動側可動ブロック22,23が接近し、押圧側摺動接触面22a,23aが被押圧側摺動接触面24aを押圧し、ピストンロッド1aの推力を摺動接触面においてピストンロッド21aから離れる方向に大きく増幅した推力(=楔作用)を生起して、4つの従動側可動ブロック24は、ピストンロッド21aの中心延長線に対して離れる方向に拡径されるように構成されている。
これらの4つの従動側可動ブロック24…の外端縁には、外方に向かって先鋭形状である先鋭部24c…が備えられており、4つの先鋭部24cが既設埋設管の直径を通る90度ずつ異なる外方4方向に向かって突張るように構成されている。
先鋭部24cが既設埋設管の内面を突張ると、その反力がピストンロッド21aの推力に対して反対方向の力となって伝達される。
これは、原動側可動ブロック22,23に作用する反力と従動側可動ブロック24に作用する反力の均衡による打ち消し合いによって、押圧側摺動接触面22a,23aと被押圧側摺動接触面24aとを常にスライド自在に面接触させるチャック形係合案内手段25による係合が、各摺接部分でバランスされて保たれるように構成されている。
このため、前記既設埋設管Pの内面に管軸中心線方向に線状に当接するように、各4つの先鋭部24cが、各々平行状態を維持したまま、拡開及び縮径される。
又、ピストンロッド21aを伸長作動すると、原動側可動ブロック22,23が離隔し、チャック形係合案内手段25の案内作用により、押圧側摺動接触面22a,23aが被押圧側摺動接触面24aをピストンロッド21aに接近する方向に引き込むことにより、4つの従動側可動ブロック24は、ピストンロッド21aの中心延長線に対して接近する方向に復動できる。
ピストンロッド21aの外端部に固定された前記ブラケット27には、油圧シリンダ装置21と反対側の端面に、継手破砕工程後に非金属製の既設埋設管を破砕するためのドリルロッドを牽引するためのドリルロッド連結用の目付き連結ブラケット30が締結具31により固定されている。
次に、この実施例2の破砕装置の作用について説明する。
まず、図8に示すように、破砕装置を構成している従動側可動ブロック24の中程を、既設埋設管Pを接続している一番発進杭A寄りの金属製継手Jに一致させた位置で停止させる。
次に、発進杭側の地上に設備する図示しない油圧回路を作動させて、図9に示すように、油圧シリンダ装置21のピストンロッド21aを引退作動させると、目付きブラケット27bに重量が大きいドリルロッドが連結されているので、目付きブラケット28が固定基準になり、シリンダ装置本体がピストンロッド21aを引退させるべくシフト移動し、前記原動側可動ブロック22,23が接近して4つの従動側可動ブロック24が管径方向外方へ広がり、4つの従動側可動ブロック24の外面に備えた先鋭部24cが前記非金属製の既設埋設管Pの内面に、管径方向で2組の対称位置を合計4箇所で、拡径させる。
この時点で、従動側可動ブロック24が固定基準になる。そして、前記既設埋設管Pの内面に管軸中心線に沿って各々平行を保ちながら拡径した先鋭部24c…が、管軸中心線方向に線状に当接され、突っ張って既設埋設管Pを破砕し、更に外側に位置する金属製継手Jが破砕される。
さらに、シリンダ装置21を引退作動すると、シリンダ装置本体がピストンロッド21aが共に移動していき、既設埋設管Pを破砕しさらに金属製継手Jを破砕することができる。
その後、ピストンロッド21aを伸長作動すると、シリンダ装置本体が逆方向に復動していき、前記原動側可動ブロック22,23が離間して4つの従動側可動ブロック24が管中心方向へ引退して、図8の状態に戻るので、油圧ホースLを牽引して破砕装置を次の位置の金属製継手Jに一致させた位置で停止させ、順次、破砕装置により金属製継手Jの破砕を行う。
他の構成及び、作用効果については、前記実施例1と同一乃至均等であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態及び実施例1,2を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施例1,2では、金属製継手で接続されている複数の非金属製の既設埋設管を更新管と入れ替える工法のうち、既設埋設管の内側から金属製継手を破砕してから既設埋設管を破砕して周辺の地中に散在させて広げて更新管に入れ替える工法に適用したものを中心に説明してきたが、特にこれに限らす、例えば、金属製継手を破砕し除去してから既設埋設管の内側に更新管に圧入して入れ替える工法に適用してもよい。
更に、上述した実施例1の破砕装置においては、先鋭部を、原動側可動ブロックの外端と従動側可動ブロックの外端の両方に備えているが、本発明は、原動側可動ブロックと従動側可動ブロックの外端の少なくともいずれか一方に備えていればよい。
又、上述した第2の実施形態の破砕装置においては、先鋭部を、4つの従動側可動ブロックの外端に備えているが、本発明は、いずれか1つの従動側可動ブロックの外端に備えていればよい。
(a)は、本発明の実施形態の実施例1に係る破砕装置の正面図であり、(b)は、破砕装置の破砕を行うときの動作を示す正面図である。 図1(a)中、Ic―Ic線に沿った位置での拡大断面図である。 図1に示す破砕装置を金属製継手の内側へ位置させた状態を示す工程図である。 図1に示す破砕装置の液圧シリンダ装置を作動して先鋭部を金属製継手の内側に向けて拡開した状態を示す工程図である。 図1に示す破砕装置の先鋭部で金属製継手を破砕した状態を示す工程図である。 (a)は、本発明の実施形態の実施例2に係る破砕装置の正面図であり、(b)は、破砕装置の破砕を行うときの動作を示す正面図である。 図6(a)中、Vc―Vc線に沿った位置での断面図である。 図6に示す破砕装置を金属製継手の内側へ位置させた状態を示す工程図である。 図6に示す破砕装置の先鋭部で金属製継手を破砕した状態を示す工程図である。
符号の説明
P 既設埋設管
J 金属製継手
1 油圧シリンダ装置
1a ピストンロッド
2 原動側可動ブロック
2a 押圧側摺動接触面
2b 先鋭部
3 従動側可動ブロック
3a 被押圧側摺動接触面
3b 先鋭部
4 ブラケット
5 チャック形係合案内手段
21 油圧シリンダ装置
21a ピストンロッド
22 第1の原動側可動ブロック
22a 押圧側摺動接触面
23 第2の原動側可動ブロック
23a 押圧側摺動接触面
24 従動側可動ブロック
24a 被押圧側摺動接触面
24b 被押圧側摺動接触面
24c 先鋭部
25 チャック形係合案内手段

Claims (4)

  1. 金属製継手で接続されている既設埋設管を更新管と入れ替える工法において前記金属製継手を前記既設埋設管の内側から破砕する破砕装置であって、
    前記既設埋設管内の管軸中心線にピストンロッドの軸心が略一致する液圧シリンダ装置と、
    楔作用を生起するための押圧側摺動接触面を有し、前記液圧シリンダ装置の直線運動が伝達されて可動する原動側可動ブロックと、
    前記原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面とスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面を有している従動側可動ブロックと、
    前記既設埋設管の内部から外方へ変位する前記原動側可動ブロックと前記従動側可動ブロックのうちの少なくともいずれか一方の可動ブロックの外端に設けられる先鋭部と、 を備えていることを特徴とする金属製継手の破砕装置。
  2. 前記原動側可動ブロックは、前記液圧シリンダ装置のピストンロッドの中心延長線に対してピストンロッド先端方向に鋭角に交叉する面内にあるように前記楔作用を生起する押圧側摺動接触面を有し、
    前記原動側可動ブロックの前記液圧シリンダ装置寄りの部分が前記ピストンロッドの外端と枢着されているとともに、前記従動側可動ブロックの前記液圧シリンダ装置から離れた端面側の部分が前記液圧シリンダ装置の本体に固定されて延在するヘッドブロックに枢着されており、
    前記原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面と前記従動側可動ブロックの被押圧側摺動接触面を案内するためのチャック形係合案内手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の金属製継手の破砕装置。
  3. 前記原動側可動ブロックは、
    前記ピストンロッドが嵌挿した状態に対向一対の第1及び第2の原動側可動ブロックであって、第1及び第2の原動側可動ブロックが離間した状態において第1の原動側可動ブロックは前記液圧シリンダ装置の本体に固定され、第2の原動側可動ブロックは伸長状態の前記ピストンロッドの外端に固定されており、
    前記第1の原動側可動ブロックは、前記液圧シリンダ装置のピストンロッドの中心延長線に対してピストンロッド先端方向に鋭角に交叉する面内にあるように前記楔作用を生起する押圧側摺動接触面を有し、
    前記第2の原動側可動ブロックは、前記液圧シリンダ装置の本体に固定される前記第1の原動側可動ブロックに備える前記押圧側摺動接触面とは逆向きの押圧側摺動接触面を有し、
    前記従動側可動ブロックは、
    両側の前記第1及び第2の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面を含む部分に係合支持されて少なくとも1つ有していて、かつ前記第1の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面にスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面と、前記第2の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面にスライド自在に面接触する被押圧側摺動接触面とを有しており、
    前記第1及び第2の原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面と前記従動側可動ブロックの両側の被押圧側摺動接触面を案内するためのチャック形係合案内手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の金属製継手の破砕装置。
  4. 前記チャック形係合案内手段は、
    前記原動側可動ブロックの押圧側摺動接触面と前記従動側可動ブロックの被押圧側摺動接触面の、いずれか一方の摺動接触面に沿って溝を備えているとともに、他方の摺動接触面に沿って突条を備えていて、前記係合用突条が前記係合用溝に離脱不能に係合して両方の摺動接触面の面接触を維持することを特徴とする請求項2又は3に記載の金属製継手の破砕装置。
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