JP4662356B2 - 撮像装置及びその制御方法、及びその制御プログラム、制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、及びその制御プログラム、制御プログラムを格納した記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4662356B2
JP4662356B2 JP2005307508A JP2005307508A JP4662356B2 JP 4662356 B2 JP4662356 B2 JP 4662356B2 JP 2005307508 A JP2005307508 A JP 2005307508A JP 2005307508 A JP2005307508 A JP 2005307508A JP 4662356 B2 JP4662356 B2 JP 4662356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
conversion
unit
color value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005307508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007116544A (ja
JP2007116544A5 (ja
Inventor
聡 淺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005307508A priority Critical patent/JP4662356B2/ja
Priority to US11/548,510 priority patent/US7864226B2/en
Priority to CN2006101402731A priority patent/CN1953503B/zh
Publication of JP2007116544A publication Critical patent/JP2007116544A/ja
Publication of JP2007116544A5 publication Critical patent/JP2007116544A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4662356B2 publication Critical patent/JP4662356B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
    • H04N1/622Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only with simulation on a subsidiary picture reproducer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/10Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from different wavelengths
    • H04N23/12Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from different wavelengths with one sensor only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/843Demosaicing, e.g. interpolating colour pixel values
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
    • H04N25/11Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/134Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on three different wavelength filter elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/643Hue control means, e.g. flesh tone control

Description

本発明は色のユーザカスタマイズを可能とする撮像装置及びその制御方法に関する。
近年、デジタルカメラが普及し、多くのユーザがデジタルカメラを使用する機会が増えている。このため、デジタルカメラに対するユーザのニーズもより多様化してきている。そのようなニーズの一つとして色再現性がある。メーカが目標とする色再現特性は多くのユーザが好ましいと感じる平均的な色再現を目指している。しかしながら、ユーザ毎に好みは異なるため、すべてのユーザが満足するような色再現性を実現することはできなかった。
このような課題を解決するために、色相、彩度、明度等のパラメータをカスタマイズすることを可能とし、撮影時においてユーザが所望する色再現性を実現可能とするデジタルカメラが存在する。しかしながら、これらパラメータの変化と色の変化の関係をユーザに示すことは困難なため、最適な設定をするにはユーザの熟練を必要としていた。
ユーザにわかりやすく色を調整させるための方法に関する提案としては、特許文献1や特許文献2が挙げられる。特許文献1には画像のレタッチ処理において画像中の所望のソース色を指示するとともに、変換先の目標色として所望の色を指示することにより、指示されたソース色が指示された目標色に変換されるような色変換処理を実行する構成が記載されている。また、特許文献2では、ジョイスティックにより表示画像上でカーソルを移動して任意の抽出色(ソース色)を指定する構成が記載されている。特許文献3では、撮像装置で変更したい元色として肌色を取り込み、その取り込んだ肌色とROMに記憶された肌色再現目標値とに基づいて色補正係数を算出する構成が記載されている。また、特許文献4には、唇領域等、対象画像中に設定された領域の色を、着色商品からRFIDによって取得した色情報を用いて変換する構成が記載されている。
特開2004−129226号公報 特開平07−320024号公報 特開2003−299115号公報
しかしながら、特許文献1は画像のレタッチ処理に関するものであり、撮像装置における撮影時の色変換処理を設定するものではない。また、カーソルによるソース色及び目標色の指定が必要である等、撮像装置のような限られたユーザインターフェースでの色変換処理に不向きである。特許文献2では画像上でカーソルを移動させることにより所望の色を指定するが、カーソル移動のための操作部が必要であり、携帯性が必要なデジタルカメラ等には不向きである。また、特許文献3では、予めROMに記憶された数種類の目標色の中からユーザが所望の目標色を選ぶ。すなわち、目標色は数種類に制限され、自由な色変換を実現するものではない。また、目標色は画像としてユーザに提示されないので、ユーザはどのような色に変換されるのかを知ることが困難である。更に、特許文献4では、唇領域のように、着色商品(例えば口紅)より取得した領域識別情報に基づいて対象画像中の色変換領域を特定し、当該着色商品外部より取得した色情報を用いて当該色変換領域の色を変換する。従って、変換対象の領域を柔軟に設定することはできない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、撮像装置の限られたユーザインターフェースでも変換元色と変換目標色を容易且つ柔軟に設定可能とし、撮影時における所望の色変換を簡易な操作で実現可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明による撮像装置は以下の構成を備える。即ち、
撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像データを処理する画像処理手段と、前記画像処理手段より出力される画像データを記録する記録手段とを備えた撮像装置であって、
前記撮像手段によって取り込まれた画像データに含まれるコード画像から変換目標の色値を取得する取得手段と、
前記画像処理手段より出力される画像データに基づいて電子ビューファインダ画面を表示するとともに、該画面中に枠を表示する表示手段と、
所定の操作入力に応じて、前記電子ビューファインダ画面に表示中の画像の前記枠内に含まれる色情報に基づいて変換対象の色値を決定する決定手段と、
色空間において、前記変換対象の色値を含む所定範囲の色が前記変換目標の色値を含む所定範囲の色へ変換されるように前記画像処理手段の色変換パラメータを設定する設定手段とを備える。
また、本発明の他の態様による撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像データを処理する画像処理手段と、前記画像処理手段より出力される画像データを記録する記録手段とを備えた撮像装置であって、
所望の撮影済み画像を画面に表示するとともに、該画面中に枠を表示する第1表示手段と、
前記画面に表示されている前記撮影済み画像の前記枠内に含まれる色情報に基づいて変換対象の色値を決定する決定手段と、
前記画像処理手段より出力される画像データに基づいて前記画面に電子ビューファインダ画面を表示する第2表示手段と、
前記電子ビューファインダ画面に表示された画像に含まれるコード画像から変換目標の色値を取得する取得手段と、
色空間において、前記変換対象の色値を含む所定範囲の色が前記変換目標の色値を含む所定範囲の色へ変換されるように前記画像処理手段の色変換パラメータを設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された色変換パラメータにより前記所望の撮影済み画像に対して色変換処理を行なう変換手段とを備える。
上記構成によれば、撮像装置の限られたユーザインターフェースでも変換元色と変換目標色を容易且つ柔軟に設定することが可能となり、撮影時における所望の色変換を簡易な操作で実現できる。特に、書籍やカタログ等に掲載された色を示すコード情報から変更後の色を取得し、ビューファインダー画面においてリアルタイムに表示される画像の所望の色を取得した色に変換することが可能となり、撮影時において容易に色変換を指定できる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態による撮像装置100(本例ではデジタルカメラとする)の構成例を示す図である。実空間の像は撮影レンズ101と、絞り機能を備えるシャッター102とを経て、光学像を電気信号に変換する撮像素子103上に結像される。A/D変換部105は撮像素子103から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換する。タイミング発生部106は、メモリ制御部108及びシステム制御部109により制御され、撮像素子103、A/D変換部105及びD/A変換部107にクロック信号や制御信号を供給する。
画像処理部110は、A/D変換部105からのデータ或いはメモリ制御部108からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理部110は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。システム制御部109は画像処理部110の演算結果に基づいて露光制御部111や測距制御部112を制御し、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理部110は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ制御部108は、A/D変換部105、タイミング発生部106、D/A変換部107、画像処理部110、画像表示メモリ113、メモリ114、圧縮・伸長部115を制御する。A/D変換部105から出力されたデータは画像処理部110とメモリ制御部108を介して、或いはメモリ制御部108のみを介して、画像表示メモリ113或いはメモリ114に書き込まれる。なお、画像表示メモリ113に画像データを書き込む際には、画像表示部116が備える表示器の解像度に応じて間引きされて書き込まれる。画像表示メモリ113に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換部107を介して画像表示用のアナログ信号となり、画像表示部116により表示される。画像表示部116はTFTLCD等で構成される。なお、画像表示部116を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、所謂電子ビューファインダ機能を実現することが可能である。画像表示部116は、システム制御部109の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
メモリ114は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリである。メモリ114は所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ114に対して行うことが可能となる。また、メモリ114はシステム制御部109の作業領域としても使用することが可能である。
圧縮・伸長部115は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する。圧縮・伸長部115はメモリ114に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ114に書き込む。
露光制御部111は、絞り機能を備えるシャッター102を制御し、フラッシュ117と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。測距制御部112は、撮影レンズ101のフォーカシングを制御する。ズーム制御部118は撮影レンズ101のズーミングを制御する。バリア制御部119は、保護部151の動作を制御する。保護部151は、撮像装置100のレンズ101、シャッター102、撮像素子103を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである。一般には、保護部151はレンズ101の保護を主たる目的とする。フラッシュ117は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有する。露光制御部111、測距制御部112はTTL方式を用いて制御されている。すなわち、撮像により得られた画像データを画像処理部110によって演算した演算結果に基づき、システム制御部109が露光制御部111と測距制御部112に対して制御を行っている。システム制御部109は撮像装置100の全体の制御を司る。メモリ120は、システム制御部109の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
表示部121は、システム制御部109でのプログラムの実行に応じて、文字や画像により動作状態やメッセージ等を提示する液晶表示装置(LDC)やLED等である。なお、表示部121は、動作上体やメッセージの一部を提示するための音声やブザー音等を出力可能なスピーカ或いは圧電ブザー(発音素子)等を含んでもよい。表示部121は、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置されてもよい。また、表示部121は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部121の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体122及び123の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。また、表示部121の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
不揮発性メモリ124は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。125、126、127、128、及び129は、システム制御部109の各種の動作指示を入力するための操作部を示している。これらの操作部はスイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等のいずれか或いはそれらのうちの複数の組み合わせで構成される。これらの操作部について、以下に具体的に説明する。
モードダイアルスイッチ125は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定するためのスイッチである。シャッタースイッチ126は、シャッターボタン(レリーズボタン)(図2の203)の操作途中(シャッターボタンの半押し)で信号SW1を出力し、シャッターボタンの操作完了(シャッターボタンの全押し)で信号SW2を出力する。信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始が指示される。また、信号SW2により、一連の撮影処理の動作開始が指示される。撮影処理では、以下の一連の処理が行われる。即ち、撮像素子102から読み出した信号をA/D変換部105でデジタル変換する(露光処理)。そして、メモリ制御部108を介してメモリ114に画像データ(RAWデータ)として書き込む。そして、露光処理された信号を画像処理部110やメモリ制御部108で演算処理(現像処理)してメモリ114に書き込む。更に、メモリ114から画像データを読み出して圧縮・伸長部115で圧縮を行い、記録媒体122或いは123に書き込む(記録処理)。
画像表示ON/OFFスイッチ127は、画像表示部116のON/OFFを設定する。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFTLCD等から成る画像表示部116への電源供給を遮断することができ、省電力を図ることが可能となる。クイックレビューON/OFFスイッチ128は、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能のON/OFFを設定する。なお画像表示部116をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能(画像表示をOFFにした場合においても撮像された画像をレビュー可能とする)の設定をする機能を備えるものとする。
操作部129は各種ボタンやタッチパネル等を含み、1つのスイッチまたは複数のスイッチの組み合わせにより各種操作指示ボタンとして機能する。このような操作指示としては、例えば、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン、メニュー上移動(十字上)ボタン、メニュー下移動(十字下)ボタン、再生画像送り移動(十字右)ボタン、再生画像戻し移動(十字左)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像削除ボタン、画像削除取消しボタン等があげられる。
電源制御部131は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部131は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御部109の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。電源部134は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等から構成される。電源部134は、コネクタ132、133を介して電源制御部131に接続される。
インターフェース135、136はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と撮像装置100内のバスとを接続する。メモリカードやハードディスク等の記録媒体とインターフェース135、136との接続はコネクタ137、138を介してなされる。記録媒体着脱検知部130はコネクタ137及び/またはコネクタ138に記録媒体122及び/またはコネクタ123が装着されているか否かを検知する。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。このようなインターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インタフェース135及び136、そしてコネクタ137及び138をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合は各種通信カードを接続することができる。通信カードとしては、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カードが挙げられる。そして、このような通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことを可能に出来る。
光学ファインダ104は、画像表示部116による電子ビューファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことを可能とする。また、上述したように、光学ファインダ104内には表示部121の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
通信部145は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。接続部146は通信部145により撮像装置100を他の機器と接続するためのコネクタである。或いは無線通信の場合は、接続部146はアンテナである。
記録媒体122、123は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部139、142と、撮像装置100とのインタフェース140、143、撮像装置100と接続を行うコネクタ141、144を備えている。
図2は、撮像装置100(デジタルカメラ)の斜視図である。電源スイッチ201は電源をON/OFFするためのボタンである。参照番号202、205〜209は上述した操作部129の一部を構成している。モード切り替えレバー202は、撮影モード、再生モード、動画撮影モード、静止画撮影モード等の各機能モードを切り替え設定する。シャッターボタン203は上述のシャッタースイッチ126として機能する。LCD204は上述した画像表示部116の一部を構成し、電子ビューファインダとして機能するほか、静止画像及び/または動画像を再生して得られる画面を表示する。メニューボタン205は、撮影パラメータやカメラの設定を変更するためのメニュー画面をON、OFFさせるスイッチである。セットボタン206は、メニューボタン205の操作により表示されたメニュー画面でのメニューの選択・決定等に使用する。削除ボタン207は画像の削除を指定する。ディスプレイボタン208は上述の画像表示ON/OFFスイッチ127を構成し、LCD204における表示の有無を切り替えるためのボタンである。十字ボタン209は、この上下左右ボタンを使ってメニュー画面での項目の移動などを行ったり、再生モードでは左右ボタンを押して画像送りを行ったりするのに使用され得る。
図3は本実施形態によるディジタルカメラ100内の画像処理部110の処理を説明するブロック図である。なお、以下で説明する各処理に用いられるパラメータ値(マトリクス演算のためのパラメータや3次元ルックアップテーブルのパラメータ)はメモリ120に格納されており、画像処理部110により適宜読み出される。A/D変換部105によりA/D変換されたCCDデジタル信号に対して、まずホワイトバランス処理部301にてホワイトバランス処理が行われる。ホワイトバランス処理についてはここでは説明しないが、例えば特開2003−244723号公報に記載されている方法を用いて行うことができる。ホワイトバランス処理が行われたCCDデジタル信号は補間処理部302に供給される。本実施形態の撮像素子103は図5に示すようなベイヤー配列のカラーフィルタを有するものとする。従って、補間処理部302では、図5に示されたCCDのベイヤー配列データを図6に示されるようなR、G1、G2、Bの補間データに変換する処理が行なわれる。補間されたCCDデジタル信号はマトリクス演算処理部303に入力され、式(1)に示される4×3のマトリクス演算が行われ、Rm、Gm、Bmが求められる。
Figure 0004662356
マトリクス演算処理されたCCDデジタル信号は色差ゲイン演算処理部304において色差信号にゲインがかけられる。即ち、Rm、Gm、Bm信号は式(2)に従ってY、Cr、Cb信号へと変換される。そして、得られたCr、Cb信号に式(3)に従ってゲインがかけられる。その後、式(4)(式(2)の逆行列演算)により、Rg、Gg、Bg信号へと変換される。
Figure 0004662356
色差ゲイン演算処理されたCCDデジタル信号はガンマ処理部305へ送られる。ガンマ処理部305では以下の式(5)〜(7)を用いてCCDデジタル信号のガンマ変換を行なう。ここで、GammaTableは1次元ルックアップテーブルである。
Rt=GammaTable[Rg] …式(5)
Gt=GammaTable[Gg] …式(6)
Bt=GammaTable[Bg] …式(7)
上記ガンマ処理が施されたCCDデジタル信号は色相補正演算処理部306へ送られる。色相補正演算処理部306は、以下の式(8)によりRt、Gt、Bt信号をY、Cr、Cb信号へ変換し、さらに式(9)によりCr、Cb、信号を補正し、その後、式(10)(式(9)の逆行列演算)により、Rh、Gh、Bh信号へ変換する。
Figure 0004662356
色相補正演算処理部306で処理されたCCDデジタル信号は色差信号変換処理部307へと送られる。色差信号変換処理部307は、式(11)を用いてRh、Gh、Bh信号よりUV信号を作成する。
Figure 0004662356
一方、ホワイトバランス処理部301でホワイトバランス処理が施されたCCDデジタル信号は、輝度信号作成部308にも供給される。輝度信号作成選択部308は、CCDデジタル信号を輝度信号へと変換する。例えば、図5に示すような原色フィルタの場合の輝度信号は、R、Bの信号をすべて0にして、図7に示す係数を持つ2次元フィルタ処理を施したものを輝度信号とする。なお、補色フィルタの場合の輝度信号はそのまま図7に示す係数を持つ2次元フィルタ処理を施したものを輝度信号とする。補色輝度信号処理部308で作成された輝度信号は高域強調処理部309にてエッジ強調処理され、さらにガンマ処理部310にてガンマ変換処理されてY信号が作成される。
ガンマ処理部310から出力されるY信号および、色差信号変換処理部307から出力されるU,V信号は色変換処理部311にて、Y’、U’、V’信号へと変換される。色変換処理部311では、3次元ルックアップテーブルを用いた変換処理がなされるが、詳細は後述する。
本実施形態のデジタルカメラ(撮像装置100)は、ユーザが指定した任意の色を、ユーザが指定した別の任意の色へ変換が可能な撮影モード(以下、色変換モードという)を有する。この色変換モードでは、LCD204上に図8に示す電子ビューファインダ(EVF)画面801を表示し、リアルタイムに表示される撮像画像中の色取り込み枠802内に所望の色が入るようにして所定の操作を行なう。このような操作により、色取り込み枠802内の画像の色が変換元色として決定される。また、色取り込み枠802に所定のコード画像が入るようにして所定の操作を行うことにより、システム制御109で当該コード画像が解析され、変換目標色が決定される。こうして変換元色と変換目標色が決定されると、決定された変換元色が変換目標色に変換されるように色変換処理部311のルックアップテーブルが設定される。この結果、その後のEVF画面801における表示画像、及びシャッターボタン203の操作により記録される撮影画像は、上記変換元色が上記変換目標色になるように変換されたものとなる。以下、本実施形態の色変換モードについて詳細に説明する。
まず、色変換モードにおける変換元色から変換目標色への色変換処理について説明する。色変換処理部311では、3次元ルックアップテーブルによりYUVをY’U’V’へ変換する。本実施形態においては、3次元ルックアップテーブルの容量を減らすため、Y信号、U信号、及びV信号の最小値から最大値までを8分割した、9×9×9=729個の3次元代表格子点におけるYUV値のリスト(ルックアップテーブル)を用意する。そして、代表格子点以外のYUV信号は補間により求めるものとする。図9は本実施形態の3次元ルックアップテーブルを概念的に示す図である。各格子点には変換後のYUV値が入ることになる。例えば、格子点1101は、(32,255,32)の点であり、変換前と変換後に変化がなければ格子点1101には(32,255,32)が割り当てられることになる。また、格子点1101が変換後では(32,230,28)のようになるのであれば、その値が当該格子点1101に入ることになる。
例えば、図9の立方格子1102内における点1103のYUV値は、立方格子1102の頂点に対応する各格子点(a〜h)のYUV値からの補間演算により求める。補間演算は以下の式(12)〜式(14)により行われる。ただし、式(12)〜式(14)において、入力YUV信号をY、U、V、そのときの出力YUV信号をYout(Y,U,V)、Uout(Y,U,V)、Vout(Y,U,V)とする。また、入力YUV信号のY、U、Vそれぞれの信号値より小さく、かつ一番近い値の代表格子点(図9ではa)の信号をYi、Ui、Viとする。さらに、代表格子点出力信号をYout(Yi,Ui,Vi)、Uout(Yi,Ui,Vi)、Vout(Yi,Ui,Vi)とし、代表格子点のステップ幅をStep(本実施形態においては32)とする。従って、例えば格子点bの信号はYi+step、Ui、Vi、格子点cの信号はYi、Ui+step、Viのようになる。
Y=Yi+Yf
U=Ui+Uf
V=Vi+Vf
Yout(Y,U,V)=Yout(Yi+Yf,Ui+Uf,Vi+Vf)=
(Yout(Yi,Ui,Vi)×(Step-Yf)×(Step-Uf)×(Step-Vf)
+Yout(Yi+Step,Ui,Vi)×(Yf)×(Step-Uf)×(Step-Vf)
+Yout(Yi,Ui+Step,Vi)×(Step-Yf)×(Uf)×(Step-Vf)
+Yout(Yi,Ui,Vi+Step)×(Step-Yf)×(Step-Uf)×(Vf)
+Yout(Yi+Step,Ui+Step,Vi)×(Yf)×(Uf)×(Step-Vf)
+Yout(Yi+Step,Ui,Vi+Step)×(Yf)×(Step-Uf)×(Vf)
+Yout(Yi,Ui+Step,Vi+Step)×(Step-Yf)×(Uf)×(Vf)
+Yout(Yi+Step,Ui+Step,Vi+Step)×(Yf)×(Uf)×(Vf))/(Step×Step×Step)
…式(12)
Uout(Y,U,V)=Uout(Yi+Yf,Ui+Uf,Vi+Vf)=
(Uout (Yi,Ui,Vi)×(Step-Yf)×(Step-Uf)×(Step-Vf)
+Uout (Yi+Step,Ui,Vi)×(Yf)×(Step-Uf)×(Step-Vf)
+Uout(Yi,Ui+Step,Vi)×(Step-Yf)×(Uf)×(Step-Vf)
+Uout(Yi,Ui,Vi+Step)×(Step-Yf)×(Step-Uf)×(Vf)
+Uout(Yi+Step,Ui+Step,Vi)×(Yf)×(Uf)×(Step-Vf)
+Uout(Yi+Step,Ui,Vi+Step)×(Yf)×(Step-Uf)×(Vf)
+Uout(Yi,Ui+Step,Vi+Step)×(Step-Yf)×(Uf)×(Vf)
+Uout(Yi+Step,Ui+Step,Vi+Step)×(Yf)×(Uf)×(Vf))/(Step×Step×Step)
…式(13)
Vout(Y,U,V)=Vout(Yi+Yf,Ui+Uf,Vi+Vf)=
(Vout(Yi,Ui,Vi)×(Step-Yf)×(Step-Uf)×(Step-Vf)
+Vout(Yi+Step,Ui,Vi)×(Yf)×(Step-Uf)×(Step-Vf)
+Vout(Yi,Ui+Step,Vi)×(Step-Yf)×(Uf)×(Step-Vf)
+Vout(Yi,Ui,Vi+Step)×(Step-Yf)×(Step-Uf)×(Vf)
+Vout(Yi+Step,Ui+Step,Vi)×(Yf)×(Uf)×(Step-Vf)
+Vout(Yi+Step,Ui,Vi+Step)×(Yf)×(Step-Uf)×(Vf)
+Vout(Yi,Ui+Step,Vi+Step)×(Step-Yf)×(Uf)×(Vf)
+Vout(Yi+Step,Ui+Step,Vi+Step)×(Yf)×(Uf)×(Vf))/(Step×Step×Step)
…式(14)。
以下、上記式(12)、式(13)、及び式(14)のルックアップテーブル変換及び補間演算式を簡易的に以下のような式(15)で表すことにする。ただし、式(15)において、Y、U、Vは入力信号値を示し、LUTは図9に示すような9×9×9のルックアップテーブルを示し、Yout、Uout、Voutはルックアップテーブル変換及び補間演算した結果(図3のY’,U’,V’)を示す。即ち、色変換処理部311は以下の式(15)に示される変換処理を実行する。
(Yout,Uout,Vout)=LUT[(Y,U,V)] …式(15)。
上述したように、色変換モードで変換元色と変換目標色が決定されると、変換元色を内包する立方格子が決定され、変換元色の座標位置で変換目標色となるようにその立方格子を形成する各格子点の値を変更する。例えば、図9において決定された変換元色が点1103のYUV値であった場合、上記式(15)による補間処理を実行した際に点1103におけるYUV値が設定された変換目標色のYUV値となるように、立方格子1102の格子点a〜hの値を変更する。詳細な説明は省略するが、変更後の代表格子点の値は数学的に求まる。そして、色変換処理部311では変更後の3次元ルックアップテーブルを用いて色変換処理を実行する。なお、以下の説明では、このような格子点の値の変更をパラメータの設定と称する。
以上のように、指定された変換元色と変換目標色により3次元ルックアップテーブルの格子点データを決定して色変換を行なうので、ユーザの好みの色設定を、再生する画像に対して容易に与えることができる。また、上記の色変換処理では、3次元ルックアップテーブルにおいて、変更したい色の近傍の代表格子点のみが変更される。このため、画像中の色全体ではなく、一部の色のみをユーザの好みの色へと変換することを容易且つ高速に実現することができる。即ち、マトリクス演算部303、色差ゲイン演算処理部304、ガンマ処理部305、色相補正演算処理部306等で利用されるパラメータを変更するものではないので、所望の色(色領域)だけを変更することができる。
図4A、図4Bは、色変換モード撮影時における本実施形態のデジタルカメラの処理を説明するフローチャートである。なお、色変換モード以外の通常の撮影モードは一般的なデジタルカメラにおける動作と違いがない為、ここでは色変換モードについての説明に限定する。
ユーザがデジタルカメラの撮影モードを色変換モードに設定すると、ステップS401において前回の色変換モードにて設定された前回の設定パラメータが色変換処理部311のパラメータとして設定される。ステップS402においてシステム制御部109は露出制御開始タイミングか否かを判定する。露出制御開始タイミングであればステップS403において露光制御部111により露出処理を行なう。この露出処理はEVFに表示するための露出設定である。この露出処理を頻繁に実行すると画面のちらつきの原因となるため、その実行間隔は時定数により設定されている。例えば、2秒に1回の割合で露出処理が行われるように設定されている。従って、この間隔でステップS402における判定が肯定となり、ステップS403で露出制御が行なわれることになる。
次に、ステップS404においてシステム制御部109はホワイトバランス制御の開始タイミングか否かを判定する。ホワイトバランス制御の開始タイミングであればステップS405へ進み、ホワイトバランス制御処理が行われる。ホワイトバランス制御処理も露出処理と同様に頻繁に実行すると画面のちらつきとなるため、例えば5秒に1回の割合で実行するように時定数が設定されている。ホワイトバランス制御処理では、ホワイトバランス処理をするためのホワイトバランス係数を求め、画像処理部110が用いるホワイトバランス係数を更新する。
ステップS406では、ステップS403の露出制御で設定された絞りで撮像が実行され、撮像素子からのリアルタイム出力であるスルー画像に対して画像処理部110はステップS405で設定されたホワイトバランス係数を用いて画像処理を行なう。そして、ステップS407において、ステップS406で画像処理された画像データをEVFとして機能するLCD204(画像表示部116)上に表示する。更にステップS407では、EVFに表示された画像に重畳して、図8に示すような色取り込み枠802、変換元色表示枠803、変換目標色表示枠804を表示する。
ステップS406,S407の処理により、LCD204上には図8の(a)或いは(b)に示すEVF画面801が表示される。図8(a)に示すように、色変換モードにおいては、LCD204上には、EVF画面801、色取り込み枠802、変換元色表示枠803、変換目標色表示枠804が表示されている。この状態で、操作部129を用いた所定操作により、上記「パラメータの設定」のための変換元色および変換目標色の設定(ステップS423〜S428、S431,S432)を行うことができる。また、この状で、「パラメータの設定」に関わる条件(変換元色の適用範囲、変換目標色の濃度、色取り込み枠の大きさや形状等)の調整(ステップS429,S430)を行うことができる。更に、この状態で、シャッターボタン203の操作による画像の撮影(ステップS433、S434)を行うことが可能である。また、変換元色表示枠803と変換目標色表示枠804の間には矢印が表示されており、色の変換の方向をわかりやすくしている。なお、変換元色の適用範囲の調整を以下「適用範囲調整」と称する(詳細は後述)。また、変換目標色の濃度の調整を以下「変換目標色濃度調整」という。
本実施形態では十字ボタン209の横方向に並ぶボタンを変換元色と変換目標色の設定操作に利用する。より具体的には十字ボタン209の左ボタンを変換元色の設定に、右ボタンを変換目標色の設定に用いている。変換元色表示枠803と変換目標色表示枠804の表示位置関係も、この操作ボタンの割り当てに準じており、ユーザのより直感的な操作を可能としている。また、撮影時に撮像装置を右手に構えた状態でレリーズボタンを人差し指で押下する場合、親指等で操作可能な位置に十字ボタン209を配置することにより、ユーザは撮像の操作と同じ構えで色変換の操作も行うことが可能となる。
更に、本実施形態では、上記十字ボタン209の縦方向に並ぶボタンを「パラメータの設定」に関わる条件の調整に用いる。表示マーク811は縦方向ボタンに適用範囲調整が割り当てられている場合に表示される。また、表示マーク812は縦方向ボタンに変換目標色濃度調整が割り当てられている場合に表示される。本実施形態では、色変換モードにおいてはディスプレイボタン208が上下ボタンに割り当てられる調整機能の切り替えを指示するためのスイッチとして機能するものとする。ディスプレイボタン208を押すたびに、上下ボタンの機能が、適用範囲調整→目標色濃度調整→色取り込み枠サイズ変更→色取り込み枠形状変更→適用範囲調整→…というように、順次切り替わる(ステップS421、S422)。なお、取り込み枠サイズ変更とは色取り込み枠802のサイズを変更するものであり、取り込み枠形状変更とは色取り込み枠802の形状を変更するものである。
次に、本実施形態の撮像装置における変換元色および変換目標色の設定の仕方について説明する。ユーザは変換元色を指定するために、撮像装置100の方向や光学ズームを調整し、色取り込み枠802一杯に所望の色が入るように画角を設定する。十字ボタン209の左ボタンが押されると、変換元色の取り込み指示が入力されたとしてステップS423からステップS424へ処理が進む。ステップS424では、その時点における色取り込み枠802内の画像の画素データが取得され、ステップS425ではその平均値が算出され変換元色(Src色)として決定される。変換元色が決定されると変換元色を表すパッチが変換元色表示枠803に表示される。
同様に、ユーザは、変換目標色を決定するために、図13(a)に示すように、色値の情報を含むコード画像1301を含む印刷物1300(例えば、カタログ、雑誌)を撮像装置100のEVFに表示させる。ユーザは、図13(b)のEVF表示例に示されるように、色取り込み枠802に所望のコード画像が入るようにして、十字ボタン209の右ボタンを押す。十字ボタン209の右ボタンが押されると変換目標色の取り込み指示が入力されたとしてステップS426からステップS427へ進む。ステップS427では、色取り込み枠802内のコード画像を抽出、解析し、当該コード画像に記述されている変換目標色を取得する。なお、変換目標色はsRGBやLab等の表色系の値で記述されており、コード画像にはどの表色系で色値が記述されているかを示す情報も含まれている。従って、撮像装置100は、コード画像から得られた表色系及び色値から色値を特定することができ、ステップS428において、ステップS427で得られた色値を変換目標色(Dst色)に決定する。変換目標色が決定されると変換目標色を表すパッチが変換目標色表示枠804に表示される。
例えば、図13(a)の印刷物1300が洋服のカタログであり、掲載されたサンプル写真の近くに、その掲載された洋服の色値を示す情報が画像コード1301によって記述されているとする。ユーザは、この画像コードをEVFの色取り込み枠内に入れて十字ボタン209の右ボタンを押すことで、カタログに掲載された色を正確にかつ容易に目標色に設定することができる。
なお、上記ステップS425においては色取り込み枠802内の画素値の平均が算出され、これを変換元色とするがこれに限られるものではない。例えば、その際に用いる画素データは電子ビューファインダーの表示用に間引かれた画像データ(画像表示メモリ113に格納されている画像データ)であってもよいし、メモリ114に格納されている画像データであってもよい。
ステップS425とステップS428にて変換元色及び変換目標色が決定されると、処理はステップS429からステップS430に進む。ステップS430では、変換元色から変換目標色に変換するための変換パラメータが作成される。本実施形態では、図9等により上述したように、3次元ルックアップテーブルの変換元色を内包する立方格子を形成する格子点の値が変更される。そして、ステップS431において、色変換処理部311の3次元ルックアップテーブルを更新することによりパラメータの設定が行われる。以降のEVFのための画像表示(ステップS406,S407)や撮影実行時(ステップS434,S435)における画像処理部110の画像処理では、色変換処理部311において更新された3次元ルックアップテーブルが用いられることになる。なお、上述したように撮影実行時においては、シャッターボタン203の半押し状態で信号SW1が発生する。この信号SW1により、撮影のためのAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出制御)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等が実行される。そして、全押し状態で信号SW2が発生して一連の撮影処理が実行される。
また、十字ボタン209の上下ボタンのいずれかが押されると、ステップS432からステップS433へ進み、その時点で上下ボタンに割り当てられている調整機能が実行される(調整機能の割り当てはステップS422で行なわれる)。例えば、上下ボタンに適用範囲調整が設定されている場合は、図8(a)に示すようにマーク811が変換元色表示枠803の近くに表示され、現在、上下ボタンにより適用範囲調整が可能であることが示される。この状態で上ボタンが押されると適用範囲が拡大され、下ボタンが押されると適用範囲が縮小される。適用範囲は−1、0、+1等のレベルによって表される。適用範囲調整の一例について図10を参照して説明する。なお、図10では説明を簡単にするために2次元のルックアップテーブルで説明する。
変換元色として点1201の色値が指定され、変換目標色として点1201’の色値が指定されたとする。この場合、点1201を内包する格子の頂点1202〜1204はそれぞれ点1201と点1201’を結ぶベクトル1206により移動して、点1202’〜1204’の値が設定される。また、適用範囲として設定されたレベル値に応じて円1210の大きさが決定される。レベル値に応じた大きさを有する円1210は点1201を中心として配置される。この状態で、円1210内の、格子点1202〜1204を除く各格子点もベクトル1206と同じ方向に移動する。但し、その大きさ(移動量)は異なる。大きさは、例えば、円1210の中心で1、円周上で0となり、中心からの距離に応じて小さくなる係数をベクトル1206の大きさに乗じた値とする。例えば、円1201の半径をrとし、円1201内のある格子点と格子点1201からの距離をpとした場合、k=(r−p)/rをベクトル1206に乗じて、これを当該格子点の移動ベクトルとする。レベル値が大きくなると、円1210の半径rが大きくなり、変換元色の適用範囲が拡大されることになる。以上の処理を図9のような3次元ルックアップテーブルに適用するには、格子を立方格子に、円1210を球に置き換えればよい。
以上のように、適用範囲の拡大縮小が指示されると、ステップS430において円1210(球)の半径rが変更され、ステップS431でレベル値に応じて変化する格子点の数や変化量が変化することになる。但し、レベル値が最低値であっても、変換元色を含む立方格子を形成する全ての頂点は含むようにしなければならない。
例えば、図11の(a)では、ビル850の壁の色を変換元色に指定したが、ビル850の全体が変換元色の範囲に入らなかった様子を示している。この状態で上下ボタンにより適用範囲のレベルを+1すると、図11の(b)に示すように変換元色の範囲が拡大され、ビル850の壁全体を変換元色に含めるように調整することができる。また、これとは逆に適用範囲のレベルを下げれば変換元色の範囲が縮小される。例えば、変換ビル850の隣のビルの壁の色まで変換元色の範囲に含まれている場合に、変換元色の適用範囲のレベルを下げることにより、ビル850の壁の色の範囲内に変換元色の範囲を限定させるることが可能となる。
また、ステップS421,S422により目標濃度調整が選択されると、図8(b)に示すようにマーク812を変換目標色表示枠804の近くに表示し、現在、上下ボタンにより変換目標色の濃度が調整可能であることを示す。変換目標色濃度もレベル値により設定され、変換目標色1103(図10)の濃度を段階的に調整できる。この調整によりステップS431の変換パラメータ作成時における目標色の色値が変更される。なお、濃度の変更により目標色の色値が色空間を濃度の変化する方向に沿って移動することになる。また、色相を変える場合には色相環を回るように色値が移動することになる。より具体的な色値の変更方法としては、YUVで表された色値をHSV空間の値に変換して、色相(H)や濃度(ゲインまたは彩度)(S)を変更し、再度YUVに戻すことが挙げられる。
また、ディスプレイボタン208の操作により色取り込み枠サイズ変更が指定される(ステップS421,S422)と、上下ボタンの操作により色取り込み枠802のサイズが段階的に変化する。また、色取り込み枠形状変更が指定されると、上ボタンの操作により色取り込み枠802の形状が、例えば、正方形→縦長四角形→横長四角形→三角形→下向き三角→円というように変化する。下ボタンを操作すると逆順に変化させることができる。なお、例えば、SETボタンと十字ボタンの組み合わせにより、色取り込み枠802を移動するような構成を付加しても良い。
また、ステップS407のEVF表示では、3次元ルックアップテーブルによる変換を行なった結果のデータと、3次元ルックアップテーブルによる変換を行なわない画像を交互に表示するようにする。このようにすることで、色変換の状態と、色変換前の状態を交互に観察でき、ユーザは色指定による変化の状態をリアルタイムに把握することができる。なお、このような表示は、色変換処理部311における3次元ルックアップテーブルを用いた色変換の実行、非実行を交互に繰り返すことで実現できる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、撮像装置の限られたユーザインターフェースでも画像コードを利用して変換目標色を容易に設定することが可能となる。また、撮像装置の限られユーザインターフェースでも、変換元色を容易且つ明瞭に設定することが可能となる。このため、撮影時における所望の色変換を簡易な操作で実現できる。
なお、上下ボタンによる調整機能が単一の調整項目(例えば適用範囲調整のみ)であった場合には、ステップS421やS422による機能の切り替え処理は不要である。また、上記実施形態では十字ボタンの横方向のボタンを色取り込みの指示に、縦方向のボタンを調整の指示に用いたが、これに限られるものではない。例えば縦方向のボタンを色取り込みの指示に、横方向のボタンを調整の指示に用いてもよい。その場合、表示枠803,804の表示も縦方向に並べることにより、ユーザにわかりやすいインターフェースを提供できる。
なお、図4Bに示した処理手順では左右ボタンの操作に応じて直ちに色の取り込みが行なわれるがこれに限られるものではない。例えば、左右ボタンにより変換元色取り込み或いは変換目標色取り込みの待機状態とし、シャッターボタン203を押すことで実際に色の取り込みが行われるようにしてもよい。この場合、図4Bにおいて、左ボタンの操作により変換元色取り込みの待機状態へ移行し、シャッターボタン203が押されると上記ステップS424,S425が実行されるようにすればよい。また、右ボタンの操作により変換目標色取り込みの待機状態へ移行し、シャッターボタン203が押されると上記ステップS427,S428が実行されるようにすればよい。
このように、左右ボタンに応じて変換元色、変換目標色の何れの取り込みを行うか選択し、色を取り込む対象とする被写体に向けてシャッターボタンを押すことにより、通常の撮影と同様の操作で色取り込みを行うことが可能となり、ユーザの操作性が向上する。
更に、図4Bでは、上下ボタンによる調整機能は常時可能となっているが、左右ボタンにより色の取り込みを終えて、他のキーにより色を確定をした後に上下ボタンが有効になるようにしてもよい。例えば、左ボタンにより変換元色を取り込み、他のキー(例えばセットボタン206)により確定した値に、上下ボタンによる適用範囲の調整が可能となるようにしてもよい。
また、上下ボタンに割り当て可能な調整機能項目が適用範囲調整と変換目標色濃度調整のみであった場合には、ステップS421とS422による機能の切り替え処理は不要である。
以上説明したように、第1実施形態によれば、コード画像により変換目標色を指定することができる。このため、カタログ等の印刷物に掲載された色を、容易に変換目標色として設定することができ、便利である。
<第2実施形態>
第1実施形態では、EVFに表示された画像からコード画像を抽出し、これを解析して変換目標色を決定した。第2実施形態では、記録部139(142)に格納された撮影済みの画像からコード画像を抽出、解析して変換目標色を決定する。
例えば、図14に示されるように、撮像装置100に装着されている記録媒体122には、撮影済みの画像としてコード画像を含む画像が記録されている。
図15は第2実施形態による変換目標色の決定処理を説明するフローチャートである。図15のステップS1501〜S1506は図4BのステップS427,S428の処理に置き換わるものである。なお、変換目標色の設定を、ステップS427,S428(第1実施形態)によって行うか、ステップS1501〜S1506(第2実施形態)によって行うかを切替可能としてもよい。
まず、ステップS1501において、記憶媒体122に記録されている撮影済みの画像(コード画像を含む撮影画像)をLCD204に表示する。この状態で、十字ボタン209の左右ボタンを操作すると、処理はステップS1502からステップS1503へ進み、LCD204に表示する撮影済み画像が切り替わる。より具体的には、十字ボタン209の左ボタンが押されると表示中の画像よりも1枚手前の撮影済み画像が取得され、十字ボタン209の右ボタンが押されると表示中の画像よりも1枚後の撮影済み画像が取得される。そして、ステップS1501にもどり、取得された画像がLCD204に表示される。
LCD204に所望の画像を表示した状態で十字ボタン209の下ボタンが押されると処理はステップS1503からステップS1504へ進む。ステップS1504では、LCD204に現在表示中の画像からコード画像が抽出され、解析される。なお、コード画像の位置は、コード画像を含む画像の撮影時にコード画像を記録すべき位置を案内するための枠802を図13(b)に示したようにEVFに表示し、その枠の中にコード画像が納まるようにユーザに撮影を行わせるようにすればよい。なお、このとき枠802を図13(c)に示されるように複数表示し、それらのうちの一つにコード画像が入るように撮影をさせてもよい。この場合、ステップS1504におけるコード画像の抽出時には、それら複数箇所についてコード画像を検出する処理を行なうことになる。そして、ステップS1505では、ステップS1504で取得された色値に従って、変換目標色を設定する。
以上のような第2実施形態の構成によれば、予め所望の色に対応したコード画像が掲載された印刷物を撮影しておくことで、その場に当該印刷物が無くとも、所望の目標色を設定することができ、便利である。
<第3実施形態>
上記第1及び第2実施形態では、コード画像に含まれる情報は単一の色値であった。しかしながら、コード画像に含ませ得る情報量を考慮すると、複数の色値を登録しておくことができる。第3実施形態では、コード画像に複数の色値が登録されている場合に、変換目標色の設定時にそれらのうちの一つを選択可能とする。或いは、たとえ1つの色値しか登録されていなくても、色項目名を示す記述と色値を登録するようにして、変換目標色の設定時のその色項目名を表示するように構成すれば、ユーザはそのコード画像によって取得された色が何であるかを容易に知ることができる。
図16は第3実施形態による変換目標色設定処理を説明するフローチャートである。なお、図16のステップS1601〜S1605によって示される処理は、第1実施形態(図4B)のステップS427,S428、或いは第2実施形態(図15)のステップS1504,S1504に代わるものである。
まず、ステップS1601においてEVF表示されている画像(第1実施形態の場合)或いはLCD204上に再生されている撮影済み画像(第2実施形態の場合)から、コード画像を抽出し解析する。第3実施形態で扱うコード画像は、例えば図17に示されるように、複数の色値が登録されている。図17では、コード画像1701に「髪の毛」、「肌」、「口紅」の3つの色項目名に対する色値が、色項目名とともに登録されている(1702)。例えば、「髪の毛」はそのページの画像中の人物の髪の毛の色を示す。このようなコード画像1701を解析すると3つの色項目名と対応する3つに色値が取得されることになる。
ステップS1601の解析の結果、コード画像に色項目名と色値のペアが登録されている場合は、ステップS1603に進む。ステップS1603では、LCD204上に色項目名を表示する。図18は色項目名の表示例を示す図である。EVF表示に色項目名の表示1801〜1803を重畳表示させる。図18では、各色項目名を十字キーの各方向に対応させて、LCD204各辺に対して一つずつ表示し、十字ボタン209の左右上下ボタンにより所望の色項目名を指定させる。図17の例では3組の色項目名と色値が登録されているので、図18に示されるようにLCD204の3箇所に色項目名が表示される。十字ボタン209による項目選択指示が入力されると、ステップS1604からステップS1605に進み、選択された色項目名に対応する色値が変換目標色に設定される。一方、色項目名の登録が無く、色値のみの場合はステップ1602からステップS1606に進に、取得された色値が変換目標色に決定される。
なお、ステップS1603において、色項目名は、LCD204の各辺に一つずつ表示し、十字ボタン209により選択するようにした。この場合、選択を色項目の選択を迅速に行うことができるが、一つのコード画像によって指定可能な色は最大で4色となってしまう。従って、色項目名の選択方法はこれに限られるものではなく、例えば、所定のボタン操作により、色項目名が順次切替表示されるようにしてもよい。この場合、所望の色項目名が表示された時点で所定の決定操作(例えば、SETボタン206を押す)を行うことで変換目標色とする色値が決定される。また、LCD204の各辺近傍に表示する方式で、4項目を単位として表示を切り替えるようにしてもよい。例えば、項目名がA〜Gの場合、最初にA〜Dを表示し、その後、所定の操作により残りのE〜Gを表示するというように制御することが考えられる。
以上説明したように第3実施形態によれば、1つのコード画像で複数の色を登録でき、また、ユーザはそのようなコード画像から所望の色を容易に選択できる。
<第4実施形態>
第1〜第3実施形態では、変換元色の指定をEVFに表示された画像を用いて行い、その後撮影された画像において色変換処理を実行した。第4実施形態では、撮影済みの画像を用いて変換元色の指定を行い、当該撮影済みの画像に対して変換元色と変換目標色に基づいた色変換処理を行なう。
図19は第4実施形態の処理を説明するフローチャートである。まず、ステップS1900において、記録媒体122に記録された撮影済み画像をLCD204に表示させる。LCD204に表示する画像は、例えば十字ボタン209の左右ボタンにより順次に切り替えて表示される。所望の画像が表示されたらSETボタン206を操作することにより、当該表示中の画像を指定画像とする。指定画像が決定されると、ステップS1901において、LCD204に当該指定画像の表示に色取り込み枠802を重畳表示させる。図20はLCD204における指定画像の表示と色取り込み枠802の表示例を示している。
次に、ステップS1902、S1903では、十字ボタン209の操作により、図20に例示されるように色取り込み枠802を所望の位置に移動し、色取り込み枠802内いっぱいに変換元色となる色が入るようにする。そして、SETボタン206が押されると、ステップS1904からステップS1905へ処理が進む。ステップS1905では、その時点における色取り込み枠802内の画像の画素データが取得され、ステップS1906ではその平均値が算出され変換元色(Src色)として定される。
以上のようにして変換元色が設定されると、ステップS1907においてEVF表示が開始されるとともに、表示画面中に色取り込み枠が表示される。なお、ステップS1907によるEVF表示及び色取り込み枠表示は、例えば、図4AのステップS401からステップS408の処理を実行することで実現される。
この状態で、ユーザは、変換目標色を決定するために、第1実施形態と同様に、図13(a)に示すような、色値の情報を含むコード画像1301を含む印刷物1300を撮像装置100のEVFに表示させる。ユーザは、図13(b)のEVF表示例に示されるように、色取り込み枠802に所望のコード画像が入るようにして、十字ボタン209の右ボタンを押す。十字ボタン209の右ボタンが押されると変換目標色の取り込み指示が入力されたとしてステップS1908からステップS1909へ進み、色取り込み枠802内のコード画像を抽出、解析し、当該コード画像に記述されている変換目標色を取得する。そして、ステップS1910において、ステップS1909で得られた色値を変換目標色(Dst色)に決定する。
変換目標色が決定されると、ステップS1911において、変換元色から変換目標色に変換するための変換パラメータが作成される。変換パラメータの作成はステップS430に関して上述したとおりである。そして、ステップS1912において、色変換処理部311の3次元ルックアップテーブルを更新する。その後、ステップS1913において、ステップS1900で指定した画像を再びLCD204に表示し、ステップS1914にて、上記表示画像の色値を上記3次元ルックアップテーブルにより変換する。その結果、LCD204には、上記指定された画像の色変換処理された画像が表示されることになる。
以上の構成によれば、コード画像の取り込みにより次々と指定画像の指定色を変更していくことができる。
<他の実施形態>
なお、上記実施形態では例えば、図12(a)のような複数方向にボタンスイッチを有するボタン群として十字ボタンを利用したが、他の操作ボタンを用いてもよいし、専用のボタンを設けてもよい。図12(b)に示すように4方向が一体の部材で構成されたボタンでも良いし、図12(c)1方向を1つのボタンで構成し、複数方向を複数集まったボタン郡として構成しているものでも良い。また、図12(d)のように上下左右の4方向に限らず、4方向以上あるスイッチのうちのいずれかを使用しても良い。
また、本実施形態にける色変換処理部311の演算処理に3次元ルックアップテーブル処理と補間演算処理を用いているが、これに限られるものではない。変換元色が変換目標色に変換可能な処理、例えば色空間ごとにマトリクス演算の係数を変化させるマトリクス演算処理を用いて行うことも可能である。マトリクス演算処理を用いた処理としては、例えば以下のようにすればよい。上記実施形態において、図9の各格子点上に変換後のYUV信号の値が設定されているがこれに限られるものではない。例えば、マトリクス演算処理を用いた処理においては各格子点上に下に示す式(16)のM11〜M33の係数を格納しておく。そして、Yin、Uin、Vinに応じて、M11〜M33の係数が決定され、さらに式(16)の演算が行われYout、Uout、Voutが求められるようにしてもよい。ただし、M11〜M33の決定はYin、Uin、Vinに一番近い格子点に格納されている係数、または、上記実施形態のように、各格子点からの補間演算により求められるようにしてもよい。
Figure 0004662356
また、上記のコード画像としては、1次元或いは2次元のバーコードやQRコードを用いてもよい。QRコードのように位置検出用のマークが存在するコード画像であれば、色取り込み枠内にコード画像を入れるような操作を省略できる。
また、図13のようにカタログや雑誌に掲載されている色値の情報を含むコード画像1301が、ユーザが使用している撮像装置に対応しているものかどうかを示す機種情報を含んでいてもよい。これにより、システム制御109においてコード画像を読み取り、解析する際に、そのコード画像が撮像装置において使用可能かどうか認証することが可能になる。
(本発明に係る他の実施の形態)
上述した本発明の実施の形態における撮像装置を構成する各手段、並びに撮像方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 実施形態による撮像装置の外観を示す図である。 実施形態による画像処理を説明する図である。 実施形態による色変換モード動作時の処理を説明するフローチャートである。 実施形態による色変換モード動作時の処理を説明するフローチャートである。 実施形態の撮像装置におけるCCDの色配列を説明する概念図である。 実施形態の撮像装置におけるCCD信号の補間後のデータを説明する概念図である。 実施形態の輝度信号作成処理に用いられるフィルタを説明する図である。 実施形態による変換元色/変換目標色取り込みモード時のEVF画面例を示す図である。 3次元ルックアップテーブルによる色変換処理を説明する図である。 変換元色の適用範囲を説明する図である。 変換元色の適用範囲の調整例を示す図である。 ボタンスイッチの変形例を示す図である。 第1実施形態による変換目標色の設定を説明する図である。 第2実施形態による変換目標色の設定を説明する図である。 第2実施形態による変換目標色の設定処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態による変換目標色の設定処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態によるコード画像の色情報を説明する図である。 第3実施形態による色項目名の表示状態例を示す図である。 第4実施形態による色変換処理を説明するフローチャートである。 第4実施形態による変換元色の設定を説明する図である。

Claims (16)

  1. 撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像データを処理する画像処理手段と、前記画像処理手段より出力される画像データを記録する記録手段とを備えた撮像装置であって、
    前記撮像手段によって取り込まれた画像データに含まれるコード画像から変換目標の色値を取得する取得手段と、
    前記画像処理手段より出力される画像データに基づいて電子ビューファインダ画面を表示するとともに、該画面中に枠を表示する表示手段と、
    所定の操作入力に応じて、前記電子ビューファインダ画面に表示中の画像の前記枠内に含まれる色情報に基づいて変換対象の色値を決定する決定手段と、
    色空間において、前記変換対象の色値を含む所定範囲の色が前記変換目標の色値を含む所定範囲の色へ変換されるように前記画像処理手段の色変換パラメータを設定する設定手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定手段は、色変換のための3次元ルックアップテーブルのパラメータを設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記取得手段は、前記電子ビューファインダ画面に表示中の画像データからコード画像を抽出し前記変換目標の色値を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記取得手段は、撮影済みの画像データからコード画像を抽出し、前記変換目標の色値を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記コード画像は複数の色値と各色値に対する色項目名を示す情報を含み、
    前記取得手段は、
    前記コード画像から色項目名を取得し、
    取得した色項目名を前記電子ビューファインダ画面に表示し、
    ユーザによる色項目名の選択に応じて、選択された色項目に対応する色値を前記変換目標の色値として取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記コード画像は、さらに、撮像装置の機種情報を含み、
    前記コード画像が撮像装置で使用可能かどうかを判定する判定手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像データを処理する画像処理手段と、前記画像処理手段より出力される画像データを記録する記録手段とを備えた撮像装置であって、
    所望の撮影済み画像を画面に表示するとともに、該画面中に枠を表示する第1表示手段と、
    前記画面に表示されている前記撮影済み画像の前記枠内に含まれる色情報に基づいて変換対象の色値を決定する決定手段と、
    前記画像処理手段より出力される画像データに基づいて前記画面に電子ビューファインダ画面を表示する第2表示手段と、
    前記電子ビューファインダ画面に表示された画像に含まれるコード画像から変換目標の色値を取得する取得手段と、
    色空間において、前記変換対象の色値を含む所定範囲の色が前記変換目標の色値を含む所定範囲の色へ変換されるように前記画像処理手段の色変換パラメータを設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定された色変換パラメータにより前記所望の撮影済み画像に対して色変換処理を行なう変換手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像データを処理する画像処理工程を実行する制御手段と、前記画像処理工程により出力される画像データを記録する記録手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段によって取り込まれた画像データに含まれるコード画像から変換目標の色値を取得する取得工程と、
    前記画像処理工程より出力される画像データに基づいて電子ビューファインダ画面を表示するとともに、該画面中に枠を表示する表示工程と、
    所定の操作入力に応じて、前記電子ビューファインダ画面に表示中の画像の前記枠内に含まれる色情報に基づいて変換対象の色値を決定する決定工程と、
    色空間において、前記変換対象の色値を含む所定範囲の色が前記変換目標の色値を含む所定範囲の色へ変換されるように前記画像処理工程の色変換パラメータを設定する設定工程とを備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 前記設定工程は、色変換のための3次元ルックアップテーブルのパラメータを設定することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の制御方法。
  10. 前記取得工程は、前記電子ビューファインダ画面に表示中の画像データからコード画像を抽出し前記変換目標の色値を取得することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の制御方法。
  11. 前記取得工程は、撮影済みの画像データからコード画像を抽出し、前記変換目標の色値を取得することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の制御方法。
  12. 前記コード画像は複数の色値と各色値に対する色項目名を示す情報を含み、
    前記取得工程は、
    前記コード画像から色項目名を取得し、
    取得した色項目名を前記電子ビューファインダ画面に表示し、
    ユーザによる色項目名の選択に応じて、選択された色項目に対応する色値を前記変換目標の色値として取得することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の制御方法。
  13. 前記コード画像は、さらに、撮像装置の機種情報を含み、
    前記コード画像が撮像装置で使用可能かどうかを判定する判定工程を有することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  14. 撮像手段と、前記撮像手段で得られた画像データを処理する画像処理工程を実行する制御手段と、前記画像処理工程により出力される画像データを記録する記録手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、
    所望の撮影済み画像を画面に表示するとともに、該画面中に枠を表示する第1表示工程と、
    前記画面に表示されている前記撮影済み画像の前記枠内に含まれる色情報に基づいて変換対象の色値を決定する決定工程と、
    前記画像処理工程より出力される画像データに基づいて前記画面に電子ビューファインダ画面を表示する第2表示工程と、
    前記電子ビューファインダ画面に表示された画像に含まれるコード画像から変換目標の色値を取得する取得工程と、
    色空間において、前記変換対象の色値を含む所定範囲の色が前記変換目標の色値を含む所定範囲の色へ変換されるように前記画像処理工程の色変換パラメータを設定する設定工程と、
    前記設定工程で設定された色変換パラメータにより前記所望の撮影済み画像に対して色変換処理を行なう変換工程とを備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  16. 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2005307508A 2005-10-21 2005-10-21 撮像装置及びその制御方法、及びその制御プログラム、制御プログラムを格納した記憶媒体 Expired - Fee Related JP4662356B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005307508A JP4662356B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 撮像装置及びその制御方法、及びその制御プログラム、制御プログラムを格納した記憶媒体
US11/548,510 US7864226B2 (en) 2005-10-21 2006-10-11 Image sensing apparatus and control method thereof
CN2006101402731A CN1953503B (zh) 2005-10-21 2006-10-20 图像传感设备及其控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005307508A JP4662356B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 撮像装置及びその制御方法、及びその制御プログラム、制御プログラムを格納した記憶媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007116544A JP2007116544A (ja) 2007-05-10
JP2007116544A5 JP2007116544A5 (ja) 2008-11-27
JP4662356B2 true JP4662356B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=37985003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005307508A Expired - Fee Related JP4662356B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 撮像装置及びその制御方法、及びその制御プログラム、制御プログラムを格納した記憶媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7864226B2 (ja)
JP (1) JP4662356B2 (ja)
CN (1) CN1953503B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7876477B2 (en) * 2006-06-28 2011-01-25 Panasonic Corporation Image reading method and image expansion method
JP5054981B2 (ja) * 2007-01-12 2012-10-24 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像処理方法
US8049689B2 (en) * 2007-05-31 2011-11-01 Motorola Mobility, Inc. Devices and methods for synchronized illumination
CN101489144B (zh) * 2008-01-17 2010-09-29 华晶科技股份有限公司 相机的自动色彩空间与情境转换方法
US8471921B1 (en) * 2008-06-23 2013-06-25 Marvell International Ltd. Reducing optical crosstalk and radial fall-off in imaging sensors
US8537233B1 (en) 2008-10-14 2013-09-17 Marvell International Ltd. Preventing color artifacts in overexposed regions and preserving maximum signals in near-overexposed regions of digital images
JP5387020B2 (ja) * 2009-02-05 2014-01-15 株式会社ニコン 画像処理プログラムおよびデジタルカメラ
JP5182182B2 (ja) * 2009-03-25 2013-04-10 株式会社デンソーウェーブ 色補正方法及び撮像システム
JP2011081030A (ja) 2009-10-02 2011-04-21 Tani Electronics Corp 検索型カラー暗号化ファイルの構成方法および検索型カラー暗号化ファイルシステム
KR20110038429A (ko) * 2009-10-08 2011-04-14 삼성전자주식회사 영상 컨텐츠에 적용된 영상처리 내용에 따라 영상 촬영환경을 설정하는 촬영 제어방법 및 이를 적용한 촬영장치
JP5773749B2 (ja) * 2011-05-19 2015-09-02 キヤノン株式会社 色再現域圧縮方法およびそれを用いたプロファイル生成装置
US9036059B2 (en) 2011-11-01 2015-05-19 Sony Corporation Imaging apparatus for efficiently generating multiple forms of image data output by an imaging sensor
US8878353B2 (en) * 2012-12-20 2014-11-04 Invensas Corporation Structure for microelectronic packaging with bond elements to encapsulation surface
CN103763475B (zh) * 2014-01-28 2017-11-17 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种拍照方法及装置
JP6582472B2 (ja) * 2015-03-19 2019-10-02 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理システムおよびプログラム
CN115705663B (zh) * 2021-08-10 2023-11-14 荣耀终端有限公司 图像处理方法与电子设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723263A (ja) * 1993-07-02 1995-01-24 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JPH07274194A (ja) * 1994-03-29 1995-10-20 Olympus Optical Co Ltd カラー映像信号処理装置
JPH0832849A (ja) * 1994-05-10 1996-02-02 Asahi Optical Co Ltd 電子スチルカメラ
JPH11110549A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Minolta Co Ltd 色判別装置
JP2006191492A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4763186A (en) * 1984-04-09 1988-08-09 Corporate Communications Consultants, Inc. Color correction system with monitor for use in recalling color corrections and corresponding method
JPH07320024A (ja) 1994-05-20 1995-12-08 Hitachi Ltd 画像処理システムおよび画像処理方法
JP2000165647A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Seiko Epson Corp 画像データ処理方法および画像データ印刷装置並びに画像データ処理プログラムを記録した記録媒体
JP4251748B2 (ja) * 2000-03-09 2009-04-08 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 色変換装置
JP2002016874A (ja) * 2000-04-28 2002-01-18 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにそのためのプログラムを記録した記録媒体
JP4536971B2 (ja) * 2001-09-28 2010-09-01 キヤノン株式会社 サーバ装置及びその制御方法
JP3513506B2 (ja) * 2002-02-20 2004-03-31 キヤノン株式会社 ホワイトバランス補正装置およびそれを搭載した撮像装置、及びホワイトバランス補正方法
JP2003299115A (ja) 2002-03-29 2003-10-17 Fuji Photo Film Co Ltd 画像信号処理装置
EP1389003B1 (en) * 2002-08-08 2014-01-15 Canon Kabushiki Kaisha Color conversion table generation method and apparatus
JP3950822B2 (ja) 2002-08-08 2007-08-01 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像方法、制御プログラム及びコンピュータ可読メモリ
JP2004166313A (ja) 2002-11-21 2004-06-10 Nariyuki Motoi 合成画像提供システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723263A (ja) * 1993-07-02 1995-01-24 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JPH07274194A (ja) * 1994-03-29 1995-10-20 Olympus Optical Co Ltd カラー映像信号処理装置
JPH0832849A (ja) * 1994-05-10 1996-02-02 Asahi Optical Co Ltd 電子スチルカメラ
JPH11110549A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Minolta Co Ltd 色判別装置
JP2006191492A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007116544A (ja) 2007-05-10
US20070091338A1 (en) 2007-04-26
CN1953503B (zh) 2011-11-09
US7864226B2 (en) 2011-01-04
CN1953503A (zh) 2007-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4662356B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、及びその制御プログラム、制御プログラムを格納した記憶媒体
JP4533168B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4533153B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4448039B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
US7522196B2 (en) Image sensing apparatus and control method thereof
KR100797113B1 (ko) 촬상장치 및 그 제어 방법
JP2006262451A (ja) 画像記録装置及び方法
JP2007081732A (ja) 撮像装置
JP2012029056A (ja) 撮像装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP5059159B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4812073B2 (ja) 画像撮像装置、画像撮像方法、プログラムおよび記録媒体
JP4481846B2 (ja) 色変換装置及び方法及び撮像装置
JP2023091494A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2007208913A (ja) デジタルカメラ、プリンタ、およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081009

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees