JPH0723263A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH0723263A
JPH0723263A JP5164728A JP16472893A JPH0723263A JP H0723263 A JPH0723263 A JP H0723263A JP 5164728 A JP5164728 A JP 5164728A JP 16472893 A JP16472893 A JP 16472893A JP H0723263 A JPH0723263 A JP H0723263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
bar code
signal
mode
pattern
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5164728A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Harada
信一 原田
Chiharu Tanaka
千春 田中
Seishi Miyamoto
清史 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5164728A priority Critical patent/JPH0723263A/ja
Publication of JPH0723263A publication Critical patent/JPH0723263A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】専用または汎用のバーコードリーダ装置をユー
ザが携帯する必要がなく、更に、装置の小型化およびコ
ストの低減が実現できるバーコード入力可能なカメラを
提供する。 【構成】撮影レンズ2の前方に撮影者が設定したいとし
ている撮影シーンに対応する撮影条件,撮像信号処理の
ゲインアップ処理,ラインイン/アウトの入力切り換
え,カウンタリセットや時計設定等の設定動作に対応し
た情報パターンであるバーコードパターンカ−ド11を
置き、そのバーコードのパターンを撮影レンズ2を介し
てカメラ内に取り込み、カメラの動作状態を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、詳しくは、バ
ーコード、または、パターンの情報を読み取り可能なカ
メラに関する。
【0002】
【従来技術】カメラの撮影条件や動作状態等の設定は、
従来では専用、または、汎用のキー入力により行ってい
た。これに対してキー入力の複雑な作業を廃止して、撮
影者の作業の負担を軽減する方法として、専用のバーコ
ードリーダにより、1回のバーコード読み取り動作によ
りカメラの撮影シーンセレクトなどに伴う撮影条件等の
動作状態を設定するものが提案、または、商品化されて
いる。
【0003】例えば、特開平5−34791号公報に開
示されたカメラは、バーコードリーダ装置によりバーコ
ード情報を入力し、該バーコード情報に対応した撮影条
件を設定可能とするものである。更に、本カメラは、登
録済みの撮影条件のモードと予め撮影者が入力した撮影
条件のモードとを選択可能とするカメラである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の特開
平5−34791号公報に開示されたカメラは、専用の
バーコードリーダ装置が必要であり、カメラが大型化す
ると共にコストが高くなってしまうという不具合があっ
た。更に、撮影者にとっては、本バーコードリーダ装置
を利用する頻度は、撮影時の初期段階が高いが、撮影し
ないときにも該装置を携帯しなければならず、携帯性の
点からも具合の悪いものとなっていた。また、撮影中に
動作モードの設定をする場合、ファインダ装置により画
角および構図を決定した後、一旦、ファインダー装置よ
り目を離し、且つ、専用のバーコード表を取り出し、所
定の動作モードに対応するバーコードを専用バーコード
リーダ装置により入力することになり、非常に使い勝手
が悪いという問題点もあった。
【0005】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであって、従来の専用バーコードリーダ装
置を用いることなく、バーコード乃至パターンを読み取
ることの可能なカメラであって、取扱いが容易で、しか
も、装置として大型化しないカメラを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明のカメラは、被写体を撮
影するための撮影光学系と、この撮影光学系を介して所
定のバーコード、または、パターンの情報を読み取る情
報読み取り手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】所定のバーコード、または、パターンの情報を
撮影光学系を介してカメラ内に読み取る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。
【0009】図1は、本発明の第1実施例を示すカメラ
一体型ビデオの外観の斜視図である。本実施例のカメラ
は、図1に示すように撮影光学系である撮影レンズ2の
前方にバーコード11a(図2参照)が印刷された情報
記録部材であるバーコードカ−ド11を置き、上記バー
コード11aのパターンを上記撮影レンズ2を介してカ
メラ内に取り込み、カメラを上記動作モードを設定する
ことが可能なカメラである。なお、上記動作状態の設定
対象としては、撮影者が設定しようとする撮影シーン等
に対応する撮影条件,撮像信号処理のゲインアップ処
理,ラインイン/アウトの入力切り換え,カウンタリセ
ットや時計設定等のモード設定である。
【0010】上記図1に示すように、本実施例のカメラ
のカメラ外装体1には、その前面部に撮影レンズ部2と
マイク部3とリモコン受光部4が配設され、また、側面
部にはEVF(電子ビューファインダー)ホルダ部5が
回動自在の状態で配設される。更に、上面部には、スイ
ッチ操作キー部31、即ち、バーコード入力モードに設
定するためのMODEキー31aと撮影レンズ画角を指
定する画角調整キー31b等が配設されている。なお、
上記バーコードカ−ド11は、紙、または、プラスチッ
クシートで形成されており、図2に示すようにバーコー
ド11a部と該バーコードに対応するカメラの各モード
に対する動作状態の内容説明文11b部とで構成されて
いる。そして、中央の折れ線11cで2つ折りが可能と
する。
【0011】図3は、本実施例のカメラの電気的信号の
流れを示すブロック構成図である。本カメラは、各構成
要素をコントロールするシステムコントローラであるC
PU10と、被写体光やバーコードカ−ド11のバーコ
ード11aの被写体光を取り込み可能な撮影レンズ2
と、撮像素子部であるCCD16と、C信号(色信号)
用のプロセス回路部17と、Y信号(輝度信号)用のプ
ロセス回路部18と、エンコーダ部19と、上記Y信号
に対するA/D変換器20と、映像信号の記録再生を行
う記録・再生部21と、音声信号を取り込み上記記録・
再生部21に入力するマイク部3と、記録・再生部21
の映像出力信号のデコードを行うデコーダ部23と、リ
モートコントロール信号受信用のリモコン受信部24
と、電源部を構成する電源電圧インターフェース回路部
25,バッテリー部26,バックアップ電源部27と、
電子ビューファインダ部を構成する文字信号発生回路2
8,文字信号混合用のMIX回路29,EVF30と、
MODEキー31a,画角調整キー31b(図1参照)
等の入力用のスイッチ操作キー部31と、撮影レンズ駆
動部と絞り駆動部を構成する撮影レンズAF用モータ駆
動回路32,撮影レンズ位置検出用の位置センサ33,
撮影レンズ駆動モータ部34,絞り用モータ駆動回路3
5,絞り位置検出用の位置センサ36,絞り駆動モータ
部37とで主に構成されている。なお、図3のブロック
構成図に示されるバーコード出力部201は、本実施例
のカメラの構成要素ではなく、本図を利用して説明する
後述の第3実施例のカメラの構成要素である。
【0012】以上のように構成された本カメラの撮影条
件等の設定動作の概略について説明すると、まず、撮影
レンズ2を介してバーコード11aの読み取りモードと
するMODEキー31aを押圧して、バーコード入力モ
ードにする。但し、これは必ずしもキー操作ではなく、
スイッチにより連動させ自動的に該設定を行ってもよ
い。このときカメラは、例えば、自動的に録画スタンバ
イモードに遷移し、所定の表示を行うEVF30にバー
コード読み取り有効範囲を示す枠等を表示する。
【0013】そして、上記バーコード11a、または、
他の情報パターンは、撮影レンズ2を介して取り込ま
れ、パターン像を撮像素子であるCCD16により読み
取り、電気信号に変換する。そして、該電気信号の輝度
信号のみをYプロセス回路18により取り出し、前記ア
ナログ信号をA/D変換器20により、所定の時間間隔
によりサンプリングして、デジタル信号に変換する。そ
の出力は、時間軸に対して直列のビット列となり、情報
読み取り手段であるCPU10にバーコード入力データ
として取り込まれる。この入力された信号を基にパター
ン認識し、対応する所定の撮影モード、乃至、撮影のた
めの変数の設定をCPU10内部の設定手段により自動
的に行う。なお、パターン認識が確定した時点で、ある
いは、エラーの生じた時点で、前記CPU10より所定
の表示信号を出力し、撮影者に確定、または、エラ−を
認識させるための表示を表示手段であるEVF30に表
示する。
【0014】図4は、バーコード入力時のバーコードパ
ターンを表示するEVF画面40を示す。これはビデオ
出力画面であってもよい。但し、後述する枠表示マーカ
は省略している。図4中、バーコード入力時EVF画面
40の下方に記載するYB 波形は、線C−C′に沿って
水平に読み取った信号を展開したものである。該水平部
の信号は、水平同期信号であるHシンク 信号(以下、Hsy
nc信号と記載する)により区切られた信号である。これ
をある所定のスライスレベルSLによりスライス処理を
するとH(HIGH)/L(LOW )の信号に波型整形変換さ
れる。これをある所定のタイミングによりA/D変換
し、CPU10に入力する。
【0015】図5は、バーコード入力モード時直後のE
VF30、または、ビデオ出力による表示画面40Aで
あって、バーコード11aと共にバーコード取り込み有
効範囲を示す枠表示マーカ41が表示されている。この
枠表示マーカ41は、バーコード11aの入力がデータ
として正確に読み取れる範囲を示し、表示手段によりビ
デオ信号にスーパーインポーズされる。そして、前記、
バーコード入力が認識されたとき、後述する図6のEV
Fモード表示画面43に自動的に切り換わる。
【0016】上記図6の表示画面43は、EVF画面全
体またはビデオ出力画面を示し、47は各モード表示内
容、44はモード選定用選択表示マーカ、45はモード
選定用非選択用マーカ、46はバーコード入力確定認識
表示マーカを示す。但し、上記表示内容47で示される
各動作モードは、この例に対して追加、または、削除し
てもよい。
【0017】次に、撮影者が、今まさに本カメラ一体型
ビデオを使用し、バーコードカ−ド11の説明文11b
に従ってカメラの動作モードを選択するときの動作手順
を説明する。撮影者は、バーコードカ−ド11のバーコ
ード11aと一体となった取扱い説明文11bで撮影者
自身が想定しているモードに該当するものを探す。次
に、図1に示すように、本カメラ一体型ビデオの撮影レ
ンズ2の前方の位置に上記選択したバーコードカ−ド1
1のバーコード11a部を位置せしめ、バーコード11
aのパターン像が取り込めるようにする。これにより、
図2に示すバーコード11aのパターン撮像信号がCC
D16より出力される。
【0018】また、MODEキー31aをオン操作にす
ることによりCPU10内部の処理モードは、バーコー
ド入力モードとなる。そして、前記図5に示したような
バーコード取り込み有効範囲を示す枠表示マーカ41が
EVF部30に通常の映像画面にスーパーインポーズさ
れて表示される。その表示画面40Aを見て、撮影者自
身がEVF画面、または、ビデオ信号を映写する手段に
より前記枠表示マーカ41の枠内にバーコード11aの
パターンが入るように設定する。このとき、撮像素子1
6の出力信号は、プロセス回路部17,18にてそれぞ
れC(色)信号とY(輝度)信号とに分離され、前記Y
信号のアナログ信号を所定のタイミング信号によりデジ
タル信号に変換するA/D変換回路20に入る。そし
て、A/D変換回路20より量子化された時間軸に対し
て直列のビット列信号がCPU10に入力される。その
後、CPU10内部の処理でバーコード11aのパター
ン認識・識別を行う(詳細は後述する)。
【0019】本バーコード11aの信号がバーコードデ
ータとして判定認識されたときに自動的にEVF画面
は、前記図6のEVF表示画面43に切り換わる。この
識別されたバーコード11aのコードに対応する撮影条
件等の動作モードに設定すべく、CPU10は所定のコ
ントロール信号を記録再生部21に出力すると共に、文
字信号発生回路28にも出力信号を出力する。
【0020】このEVF30の表示画面43で、モード
選択用表示マーカ44が確定された動作モード位置に自
動的に止まり、撮影者は、選択したバーコード11aを
CPU10が正確に読み取っているかどうかを判定でき
る。そして、撮影者の選択したバーコード11aと、E
VF30に表示された動作モードが合致していると撮影
者が判断したときに、MODEキー31aを押すと上記
EVF30の表示画面43でバーコード入力確定表示4
6が点灯し、撮影者に認識させる。また、合致していな
ければ、上記バーコード入力確定表示46が点滅し、撮
影者にバーコード入力に誤りがあったことを知らせる。
以上の判定、あるいは、表示処理により撮影者は、バー
コード入力の入力ミスや所望の動作モードに遷移したか
どうかの不安感をなくし安心して使用することが可能と
なる。
【0021】なお、バーコード入力動作を終了させたい
場合には終了を指示するためのバーコードを上記と同様
に撮影レンズ2を介してCPU10に入力するか、ある
いは、入力操作キーの操作により代用させ、バーコード
入力モードを終了させる。モード入力が終了すると、撮
影を開始するモードに遷移し、録画を開始する。あるい
は、録画中であった場合には録画を継続させる。
【0022】次に、図7のフローチャートを用いて本カ
メラにおけるモード選択,撮影処理を行うメインルーチ
ンの処理の詳細を説明する。後述するステップS9の垂
直同期信号であるVシンク 信号(以下、Vsync信号と記載
する)の外部割り込み信号の有り/無し判定処理によ
り、該Vsync信号に同期してCPU10は判定動作を開
始する。まず、ステップS1でキースキャン処理により
キー押し操作の有り/無し判定をキー操作部のMODE
キー31aの入力信号より読み取る。次に、ステップS
2で該入力信号によりコード化された動作設定が可能な
状態とする。ステップS3では、バーコード入力モード
以外の各動作設定モードの処理を行なう。
【0023】次に、ステップS4ではバーコード入力モ
ードであるか否かの判定を行なう。もし、バーコード入
力モードであれば、ステップS5に進み、サブルーチン
「バーコードパターン認識処理」が呼び出される。も
し、ステップS4の判定でバーコード入力モード以外で
あると判定されれば、上記ステップS5の処理をスキッ
プする。上記ステップS5のバーコードパターン認識処
理の詳細な内容は後述する。
【0024】続いて、ステップS6ではEVF表示処理
を行なう。この処理は、上記図6の文字信号とビデオ再
生・録画信号とをスーパーインポーズする処理である。
次に、ステップS7ではAFおよび絞り駆動を行う撮影
レンズ制御処理を行なう。ステップS8では、記録・再
生を行うデッキ部制御処理が実行される。そして、ステ
ップS9では、垂直同期信号Vsyncの外部割り込み信号
が有るか無いかの判定を行ない、前述したように該信号
が入力されたときステップS1に戻る。この処理では、
信号Vsyncが入るまでシステムの時間待ちを行うことに
なり、これにより、上記Vsync信号による同期システム
の所定期間のループ処理が構築される。
【0025】図8は、図7のステップS5で呼び出され
るサブルーチン「バーコードパターン認識処理」の詳細
フローチャートを示したものである。なお、この処理が
実行されるときには、バーコード11aのデータは、C
PU10内部に24ビットデータとして既に記憶保存さ
れているものとする。
【0026】本処理の詳細の説明に先立って、上記バー
コード11aのフォーマットについて説明する。図9
は、バーコード11aのコードの構成を示す図である。
バーコード11aは、JIS規格X0501−198
5,または,X0502−1987等のフォーマットに
より構成してもよいが、本実施例の場合には、予めカメ
ラ装置内部に記憶されている特殊なバーコードの構成と
する。即ち、同図中50は、バーコード入力データ全体
を示し、24ビットで構成される。51は最上位の8ビ
ットでメーカコード部であり、52は装置番号を示す8
ビットであり、53は命令コードの7ビットあり、54
は最下位の1ビットはパリティビットである。このバー
コード11aの時間軸に対するビット列のバーコードパ
ターン認識処理が以下に示す処理である。
【0027】本バーコードパターン認識処理において
は、図8のフローチャートに示すように、ステップS1
1において、まず、バーコード11aの前記図9で示し
た最上位8ビットのメーカコードを有効データとして取
り込む。次に、ステップS12において、上記メーカコ
ードが予めカメラに記憶されているメーカコードと合致
するかどうかを判定する。もし、合致していれば、ステ
ップS13にて前記図9で示した8ビットの装置番号デ
ータを有効データとして取り込む。そして、ステップS
14にて、上記装置番号が同様に予めカメラ内部に記憶
されている装置番号と合致しているか否かを判定する。
もし、ステップS14で一致していれば、ステップS1
5で命令コードとパリティビットを含む最下位8ビット
を有効データとして取り込む。
【0028】ステップS16で、パリティチェックを実
行する。即ち、上記パリティビットを使用して命令コー
ドに読み間違いがないかどうかをチェックする。これ
は、予め、カメラ内部のCPU10にて偶数パリティチ
ェックか奇数パリティチェックとするかが予め決めてあ
り、バーコード11aの命令コードおよびパリティビッ
トも同様な規則に基づいて記録されているものとする。
このパリティチェックは、勿論、他の、例えば、CRC
法等に代表されるようなバーコードの冗長度をより向上
させた方法にてチェックしてもよい。
【0029】もし、上記パリティビットに誤りがないと
き、ステップS17にて命令コードの7ビットを有効デ
ータとする。次に、ステップS18で上記命令コードに
より予めCPU10内部で決定されている各動作モード
への遷移を行なう。そして、図7のメインルーチンに戻
る。なお、上記動作モードとは、本実施例の場合、ステ
ップS20のシーンセレクトモード、ステップS21の
ゲインアップモード、ステップS22の入力切り換えモ
ード、ステップS23の時計設定モード、ステップS2
4の日付設定モード、ステップS25の終了モードの6
つのモードであるが、その他のモードであってもよい。
【0030】上記各動作モードへの遷移のとき、MOD
Eキー31aの押しがあったかどうか、つまり、確定す
るか否かの判定は、前記図7のステップS1のキースキ
ャン処理およびステップS2のモード設定処理で既にな
されているとする。また、前記各判定処理のステップS
12,ステップS14,ステップS16,ステップS1
8にて異常と判断された場合には、ステップS30にて
EVF内バーコード入力確定表示点滅処理を行う。これ
は、図6のバーコード入力確定認識表示46を点滅さ
せ、バーコード入力モード処理で何等かの入力ミスによ
るシステムエラーが起きたことを撮影者に認識させるも
のである。
【0031】以上説明したように本実施例のカメラで
は、撮影者は、比較的安心してバーコード入力モードの
使用ができる。そして、バーコード11aおよび説明文
11bが一体化されたバーコードカ−ド11を使用して
撮影レンズ部によりバーコードを読みとり判読すること
により、バーコード情報による各動作モードへの遷移
が、従来のカメラのように、専用のバーコードリーダ等
を使用しなくても可能となる。また、従来からのカメラ
装置に特殊なバーコードリーダ等の特殊な読み取り装置
を付加することなくバーコード入力が可能で、動作モー
ド及び変数の設定が可能なために、携帯性が向上し、コ
スト低減、装置の小型化及び操作性能が向上する。
【0032】次に、本発明の第2実施例を示すカメラ一
体型ビデオについて以下に説明する。図10,11は、
本実施例のカメラの外観図である。そして、バーコード
カ−ド11が該保持部材102で保持した状態を図10
に示し、バーコードカ−ド11を外した状態を図11に
示す。本カメラにおいて,カメラ外装体101の側面部
には,前記図2に示した情報記録部材であるバーコード
カ−ド11を着脱自在に保持するための保持手段である
カ−ド保持部材102が4カ所に配設されている。ま
た、図11に示すようにカメラ外装体101の同側面部
上の、カ−ド保持部材102に囲まれた部分にはカメラ
の動作設定を行うための操作手段である上方向モード選
択キー↑104a、下方向モード選択キー↓104b、
動作設定モードSETキー103が配設されている。な
お、上記動作設定には、撮影シーンに対応する撮影条
件,撮像信号処理のゲインアップ,ラインイン/アウト
の入力切り換え,カウンタリセットや時計/日付等の設
定がある。
【0033】なお、その他のカメラ外装体に配設される
部材としては、バーコード入力モード設定用のMODE
キー31a等、図1に示した前記第1実施例のカメラの
配設部材と同一とし、同一符号で示している。また、カ
メラにバーコード11aを読み込む場合は、前記第1実
施例のカメラと同様に撮影レンズ2の前方にバーコード
カ−ド11を位置させて、該レンズ2からそのバーコー
ド11aパターン像を取り込むことによって行われる。
従って、バーコード入力処理の説明は省略する。また、
上記バーコードカ−ド11は、前記図2に示したものと
同一のものであって、紙、または、プラスチックシート
等の可塑性材料により形成されているため、カメラの保
持部材102に取り付けたまま、中央折れ線11cに沿
って、バーコードカ−ド11を折り曲げ、ページをめく
ることが可能である。また、バーコードカ−ド11は、
取り扱い説明書と一体となっていてもよい。
【0034】本実施例のカメラは、上記バーコード11
aによりカメラ動作モードを設定する以外に、前記選択
キー↑104a、選択キー↓104b、SETキー10
3のキー入力によりカメラ動作モードを設定可能である
が、該設定動作について次に説明する。◎ カメラを図11に示すようにバーコードカ−ド11をカ
メラ外装体101から取り外した状態とする。そして、
モード確定キー103を押すことにより入力モードがキ
ー入力モードに遷移する。このキー入力モードでは、前
記図7のフローチャートに示されるステップS1のキー
スキャン処理、そして、ステップS2のサブルーチン
「モード設定処理」が実行される。
【0035】上記サブルーチン「モード設定処理」につ
いて、図12のフローチャートによって説明する。ステ
ップS101でカメラ動作入力モードがキー入力モード
であるかどうかを判定する。もし、キー入力モードでな
い場合にはステップS102で通常の処理をして、メイ
ンのルーチンに戻る。ステップS101の判定でカメラ
動作入力モードがキー入力モードであると判定されたと
き、ステップS103に進み、SETキー103が押さ
れているかどうかを判定する。
【0036】もし、SETキー103が押されていれ
ば、ステップS104にジャンプして、カメラ動作設定
モードの確定を行ってメインルーチンに戻る。また、S
ETキー103が押されていなければ、ステップS10
5に進み、モード選択キー↑104aが押されているか
否かの判定を行う。該キー↑104aが押されていれ
ば、ステップS106に進み、前記図5のEVF表示画
面40Aのモード選択用選択表示枠マーカ41を表示さ
せるために、EVF表示動作モード遷移処理を行う。そ
の後、メインルーチンに戻る。
【0037】また、モード選択キー↑104aが押され
ていなければ、ステップS107のモード選択キー↓1
04bが押されているか否かの判定を行う。モード選択
キー↓104bが押されていなければ、メインルーチン
に戻る。また、モード選択キー↓104bが押されてい
れば前記ステップS106と同様にステップS108に
てEVF表示動作モードの遷移処理を行ない、メインル
ーチンに戻る。
【0038】なお、上記ステップS106では上記EV
F内表示枠マーカ41が上方向↑に動作するようにEV
F表示動作モードの遷移を行い、上記ステップS108
ではEVF内表示マーカが下方向↓に動作するようにE
VF表示動作モードの遷移を行なう。
【0039】上記説明したように本実施例のカメラにお
いては、もしバーコード入力系に何等かのエラーの生じ
た際にもキー入力処理により対応ができる。即ち、バー
コード、または、所定のパターン等の記載されているバ
ーコードカ−ド11をカメラ外装体101から取り外す
と、前記バーコードカ−ド11により覆われていた所定
のキーが露呈するので、従来のカメラに適用されていた
キー入力による各モード動作及び所定の変数の設定を行
うことができる。従って、前記第1実施例のものの効果
に加えて、システムとしての冗長度が向上するととも
に、カメラ自体を大型化させない効果を有している。
【0040】次に、本発明の第3実施例を示すカメラ一
体型ビデオについて説明する。本実施例のカメラは、前
記図1に示す上記バーコードカ−ド11に記されている
カメラ動作状態の設定用のバーコード11aのみなら
ず、当該カメラ以外の情報に関するバーコードを撮影光
学系である撮影レンズ2を介して読み取り可能であるこ
とを特徴とするものである。
【0041】本実施例のカメラを構成する主要構成要素
としては、前記図3に示したブロック構成図に示す構成
において、バーコード出力部201を更に追加して配設
する。そして、本カメラの外観としても前記第1実施例
のカメラの外観を示す図1と同一となるが、図1には図
示しないが、上記バーコード出力部201用のコネクタ
部が配設されるものとする。以下、前記第1実施例のカ
メラに対して相異する部分についてのみ説明する。
【0042】本実施例のカメラにおいては、前記図7の
メインルーチンの処理で呼び出されるサブルーチン「バ
ーコードパターン認識処理」が図13に示すフローチャ
ートに従って処理される。即ち、上記認識処理におい
て、まず、カメラのためのバーコード入力モードである
かどうかの判定を行い、カメラのためのバーコード入力
モードであれば、前記図8に示したステップS11にジ
ャンプする。しかし、カメラ以外に対するバーコード入
力モードであれば、ステップS202に進む。
【0043】上記ステップS202において、撮影レン
ズ2,CCD16により撮像信号として取り込まれ、更
に、CPU10に読み込まれたバーコードのパリティビ
ットを含む命令コード部を取り出す。ステップS203
でパリティチェックを行い、異常がなければ、ステップ
S204に進み、バーコードの全ビット列データを取り
出す。そして、ステップS205にてバーコード出力部
201の通信用出力ポートよりバーコード信号を出力し
て所定のバーコード入力装置等に送信し、本ルーチンを
終了する。この場合、出力信号は、パラレルデータであ
ってもよいし、シリアルデータであってもよい。そし
て、上記ステップS203のパリティチェックにおい
て、異常があった場合、ステップS206にジャンプす
る。
【0044】ステップS206においては、EVF30
における表示画面43(図6参照)のバーコード入力確
定認識表示46を点滅させ、操作者にバーコード入力動
作に異常があったことを知らせ、メインルーチンに戻
る。以上説明したように本実施例のカメラは、当該カメ
ラ以外に用いるバーコードの読み取りを行うことが可能
であり、カメラ以外の目的でバーコード読み取りが必要
となった場合でも、別にバーコードリーダ装置を準備す
る必要がなく、手軽にバーコードの読み取りを行うこと
ができる。
【0045】なお、上記第3実施例を含め各実施例のカ
メラは、バーコードパターンを撮影光学系を介して取り
込み、そのバーコード情報を読み取るように構成した
が、上記パターンはバーコードパターンに限らず他の情
報を与えるパターンであっても良いことは勿論である。
また、種々のモード設定にあたっては、バーコード情報
の読み取りとキー入力を併用することにより行っても構
わない。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明のカメラにおい
ては、前記従来のカメラのように特殊なバーコードリー
ダ等の装置を付加することなく、撮影光学系を介しての
バーコード入力が実現可能となる。従って、専用または
汎用のバーコードリーダをユーザが携帯する必要がなく
なり、しかも、バーコード読み取りの操作性もよく、更
に、操作装置の小型化およびコストの低減が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカメラ一体型ビデオ
の外観を示す斜視図。
【図2】上記図1のカメラに適用されるバーコードカ−
ドの正面図。
【図3】上記図1のカメラの主要ブロック構成図。
【図4】上記図1のカメラにおけるバーコードの取り込
みパターン表示画面とそれに対応する輝度信号波形、お
よび、そのA/D変換後の出力波形を示す図。
【図5】上記図1のカメラにおけるバーコードの表示枠
マーカ付きの取り込みパターン表示画面。
【図6】上記図1のカメラにおけるEVFの動作モード
表示画面を示す図。
【図7】上記図1のカメラにおけるメインルーチンのフ
ローチャート。
【図8】上記図7の処理で呼び出されるサブルーチン
「バーコードパターン認識処理」のフローチャート。
【図9】上記図1のカメラに適用されるバーコードのコ
ードの構成を示す図。
【図10】本発明の第2実施例を示すカメラ一体型ビデ
オであって、バーコードカ−ドが外装体に保持された状
態での外観を示す斜視図。
【図11】上記図10のカメラにおいて、バーコードカ
−ドが外装体から取り外された状態での外観を示す斜視
図。
【図12】上記図10のカメラのサブルーチン「モード
設定処理」のフローチャート。
【図13】本発明の第3実施例を示すカメラ一体型ビデ
オにおけるサブルーチン「バーコードパターン認識処
理」のフローチャート。
【符号の説明】
2 …………………撮影レンズ(撮影光学系) 10…………………CPU(情報読み取り手段,所定の
設定を行う設定手段) 11…………………バーコードカ−ド(情報記録部材) 11a………………バーコード(バーコード、または、
パターン) 30 …………………EVF(表示手段) 101…………………カメラ外装体 102……………バーコードカ−ド保持部材(情報記録
部材を保持する保持手段) 103…………………SETキー(操作手段) 104a………………選択キー↑(操作手段) 104b………………選択キー↓(操作手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影するための撮影光学系と、 この撮影光学系を介して所定のバーコード、または、パ
    ターンの情報を読み取る情報読み取り手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】上記情報読み取り手段からの出力に基づ
    き、当該カメラに係る所定の設定を行う設定手段を具備
    したことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】当該カメラに係る所定の設定を行うための
    所定のバーコード、または、パターンが記された情報記
    録部材を保持するための保持手段を具備したことを特徴
    とする請求項2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】上記情報記録部材の保持位置に対応する当
    該カメラ外装体の所定の位置に、当該カメラに係る所定
    の設定を行うための操作手段を具備したことを特徴とす
    る請求項3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】バーコード、または、パターンの情報読み
    取りに関連して所定の表示を行う表示手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のカメラ。
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