JP4662054B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、撮像装置に関し、特に、選択可能な複数の撮影モードを備える撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラの利用は、趣味や旅行といったプライベートシーンに留まらずビジネスシーンにも広がっている。例えば、不動産物件の紹介写真であったり、建設工事現場の証拠写真であったりする。これは、デジタルカメラの性能の向上により、アナログカメラからデジタルカメラへの置き換わりが進行している証拠であり、今後も更にこの傾向は強まると考えられる。
また、従来のデジタルカメラには、複数の撮影モード(あるいはシーンモード)という撮影場所や被写体に最適なカメラ設定をデジタルカメラの不揮発性メモリ内に保持している。ユーザは、撮影場所や被写体の状況に応じて撮影モードを選択すると不揮発性メモリ内から設定情報を読み出し、設定情報に基づいてデジタルカメラを設定する。
例えば、特許文献1に記載のデジタルカメラでは、複数の撮影モードを切り替える時に、切り替え前の撮影モードの設定項目を不揮発性メモリに記録し、撮影モードが戻されたときに不揮発性メモリから設定情報を読み出しカメラを設定している。
特開平10−42187号公報
一方、ビジネスシーンの中で、多くのビジネスマンが打ち合わせや会議、講演などにおいてプレゼンテーションを行うときプロジェクタやOHPを使用する場合が多い。プロジェクタやOHPを使用する場合では、別に紙資料で配布される場合はよいが、紙資料が配布されない場合には内容を記憶しておかなければ、後から内容を振り返ることができない。そこで、デジタルカメラなどでプロジェクタやOHPに映し出されるプレゼン資料を撮影するために、特許文献1に記載のデジタルカメラでプレゼン資料の撮影に適した撮影モードを選択して撮影することが考えられる。
しかし、プレゼン資料を撮影するという状況では周囲が暗いまたは、人が大勢いたりするということが考えられ、そういう状況下でストロボ発光やシャッタ音、操作音を鳴らすと周りに迷惑をかけてしまう場合がある。さらに、従来のデジタルカメラや特許文献1に記載のデジタルカメラには、例えば、撮影場所が暗かったり、夜だったりした場合には、自動的にストロボ発光を行う機能が備わっており、また、強制的にストロボ発光を禁止することもできるが、プレゼン資料を撮影するということを考えると、そういった設定を行うのに時間がかかってしまい、プレゼン資料の撮影を見逃してしまうということが発生してしまう。
本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、プレゼン資料を確実に撮影することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像装置は、複数の撮影モードと、複数の撮影モードを選択する選択手段と、被写体像の光信号を光電変換により撮像する撮像手段と、複数の撮影モードの設定情報を記憶した記憶手段とを備える撮像装置において、複数の撮影モードには、プレゼンテーションにおけるプロジェクタやスライド、OHPに投影される資料を撮影するためのプレゼン用撮影モードを含み、記憶手段には、プレゼン用撮影モードで必要な設定情報が記憶されており、プレゼン用撮影モードの設定情報は、画像サイズを特定のサイズに固定することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の撮像装置であって、特定のサイズに固定された画像サイズは、最大サイズではない予め設定されたデフォルトサイズであって、画像圧縮率は最低圧縮率ではない初期設定で設定された圧縮率であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置であって、記憶手段に記憶されているプレゼン用撮影モードの設定情報は、他の撮影モードで使用される音声出力やストロボ機能の使用を制限することを含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置であって、記憶手段に記憶されているプレゼン用撮影モードの設定情報は、他の撮影モードで手振れ補正機能がON/OFFに関わらず、手振れ補正をONとすることを含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置であって、記憶手段に記憶されているプレゼン用撮影モードの設定情報は、他の撮影モードで使用されるISO感度よりも高いISO感度に設定されることを含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置であって、記憶手段に記憶されているプレゼン用撮影モードの設定情報は、省電設定を含むことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置であって、各撮影モードで設定された設定情報を一時的に記憶する一時記憶手段を備え、プレゼン用撮影モードで調整したズーム機能のズーム位置を電源をオフ時に一時記憶手段に記憶させ、再起動時に該一時記憶手段に記憶されているズーム位置を読み出し、ズーム位置にズーム機能を調整することを特徴とする。
本発明によれば、複数の撮影モードにプレゼン資料を撮影するためのプレゼン撮影モードが含まれており、プレゼン資料を撮影する際に、プレゼン撮影モードを選択することで撮像装置をプレゼン資料を撮影するために最適な設定にすること容易にできる。
次に、図面を参照して本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における撮像装置の一例であるデジタルカメラの外観図である。
図1(a)は、デジタルカメラ10の上面図であり、上面には、レリーズシャッタ11とモードダイアル12、サブLCD13が配置されている。図1(b)は、デジタルカメラ10の正面図であり、正面には、ストロボ発光部14、測距ユニット15、光学ファインダ16、リモコン受光部17、鏡胴ユニット18、SDカード/電池蓋19が配置されている。図1(c)は、デジタルカメラ10の背面図であり、背面には、光学ファインダ20、AF LED21、ストロボLED22、ZOOM SW(WIDE)23、ZOOM SW(TELE)24、LCDモニタ25、電源SW26、クイックアクセスSW27、セルフタイマ/削除SW28、メニューSW29、OK SW30、ディスプレイSW31、上/ストロボSW32、右SW33、下/マクロSW34、左/画像確認SW35が配置されている。
図2は、デジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。
鏡胴ユニット100は、ZOOMレンズ101とZOOMモータ105から構成されているZOOM光学系とFOCUSレンズ102とFOCUSモータ106から構成されているFOCUS光学系、絞り103と絞りモータ107から構成されている絞りユニット、メカシャッタ104とメカシャッタモータ108から構成されているメカシャッタユニット104とから構成されている。
モータドライバ109は、リモコン受光部124からの入力や操作キーユニット125の操作入力に基づく、後述するデジタルスチルカメラプロセッサ400内にあるCPUブロック403からの駆動指令により駆動制御がされる。
ROM500にはCPUブロック403にて解読可能なコードで記述された制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。このデジタルカメラ10の電源がオン状態になると、プログラムはメインメモリ(図示せず)にロードされ、CPUブロック403は、そのプログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータなどを一時的にRAM136及び後述するデジタルスチルカメラプロセッサ400内にあるLocal SRAM404に保存する。
ROM500には書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
CCD201は、光学画像を光電変換するための固体撮像素子であり、F/E(フロント/エンド)−IC400は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS202、利得調整を行うADC203、デジタル信号変換を行うA/D204、CCD1信号処理ブロック401より垂直同期信号(以下、VDとする)、水平同期信号(以下、HDと記す)が供給され、CPUブロック403によって制御されるCCD201及びF/E−IC300の駆動タイミング信号を発生させるTG205を有する。
デジタルスチルカメラプロセッサ400は、CCD201によりF/E−IC200の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、また、前述したように、VD信号、HD信号を供給するCCD1信号処理401、フィルタリング処理により、輝度データ、色差データへの変換を行うCCD2信号処理ブロック402、前述した装置各部の動作を制御するCPUブロック403、前述した制御に必要なデータ等、一時的に保存するLocal SRAM404、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック405、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック406、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODEブロック407、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するRESIZEブロック408、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック409、撮影された画像データを記録するメモリカード制御を行うメモリカードコントローラブロック410を有する。
SDRAM300は、前述したデジタルスチルカメラプロセッサ400で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD201から、F/E−IC200を経由して取り込んで、CCD1信号処理ブロック401でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態のRAW−RGB画像データやCCD2信号処理ブロック402で輝度データ・色差データ変換が行われた状態のYUV画像データ、JPEG CODEブロック407で、JPEG圧縮されたJPEG画像データなどである。
メモリカードスロットル134は、着脱可能なメモリカードを装着するためのスロットルである。内蔵メモリ137は、前述したメモリカードスロットル134にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするためのメモリである。LCDドライバ130は、後述するLCDモニタ131を駆動させるドライブ回路であり、TV信号表示ブロック409から出力されたビデオ信号をLCDモニタ131に表示するための信号に変換する機能も有している。
LCDモニタ131は、撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、メモリカード135や内蔵メモリ137に記憶した画像データを表示したりするためのモニタである。ビデオAMP132は、TV信号表示ブロック409から出力されたビデオ信号を75Ωインピーダンス変換するためのアンプであり、ビデオジャック133は、TVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。
USBコネクタ12は、パソコンなどの外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。シリアルドライバ回路128は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、シリアルブロック406の出力信号を電圧変換するための回路であり、RS−232Cコネクタは、パソコンなどの外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
SUB−CPU121は、ROM・RAMをワンチップに内蔵したCPUであり、操作キーユニット125やリモコン受光部124の出力信号をユーザの操作情報として、CPUブロック403に出力したり、CPUブロック403より出力されるカメラの状態をサブLCD119、AF LED122、ストロボLED123、ブザー126の制御信号に変換して出力したりする。
サブLCD119は、例えば、撮影可能枚数などを表示するための表示部であり、LCDドライバ120は、前述したSUB−CPU121の出力信号より、サブLCD119を駆動させるためのドライブ回路である。AF LED122は、撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、ストロボLED123は、ストロボ充電状態を表すためのLEDである。なお、AF LED122とストロボLED123をメモリカードアクセス中などの別の表示用途に使用しても良い。操作キーユニット125は、ユーザが操作するキー回路であり、リモコン受光部124は、ユーザが操作したリモコン送信機の信号の受信部である。
ストロボ発光部116、ストロボ回路117、自然光などの光が足りない場合に光量を補う装置である。暗い場所や被写体が暗い場合の撮影においては、デジタルスチルカメラプロセッサ400からストロボ回路117にストロボ発光信号を送信し、ストロボ回路117は、ストロボ発光部116を発光させ、被写体を明るくする。測距ユニット118は、カメラと被写体との距離を測る装置である。
現在、デジタルカメラでは、撮像素子であるCCDに形成された像のコントラストを検出し、最もコントラストの高い位置にレンズを移動させてフォーカスを合わせるCCD−AF方式が用いられている。しかし、CCD−AF方式は、レンズを少しずつ動かし、コントラストを探していくためフォーカス動作が遅いという問題があった。そこで、測距ユニット118を用いて被写体との距離情報を常に取得し、距離情報からレンズを一気に移動してフォーカス動作を高速化している。
音声記録ユニットは、ユーザが音声信号を入力するマイク110、入力された音声信号を増幅するマイクAMP111、増幅された音声信号を記録する音声記録回路112から構成されている。音声再生ユニットは、記録された音声信号をスピーカから出力できる信号に変換する音声再生回路115、変換された音声信号を増幅し、スピーカを駆動させるためのオーディオAMP114、音声信号を出力するスピーカ113から構成されている。
次に、本実施形態におけるデジタルカメラの処理動作について説明する。
本実施形態では、プレゼン資料を撮影するための撮影モードとしてプレゼン撮影モードを有する。以下に、プレゼン撮影モードを使用した場合における処理動作を説明する。
図3は、プレゼン撮影モードの設定を行う処理動作を示したフローチャートである。
まず、現在、デジタルカメラ10がプレゼン撮影モードにONになっているか判断する(ステップS100)。プレゼン撮影モードがONになっている場合は(ステップS100/YES)、次に、プレゼン撮影モードのデフォルト設定(初期設定)を行う(ステップS101)。また、プレゼン撮影モードがONでない場合(ステップS100/NO)は、そのまま終了となる。
ステップS101で行う初期設定には、以下のようなものがある。
(1)マナー設定
スピーカあるいはブザー等からシャッタ音や操作音を出力する機能を備えているデジタルカメラでは、音声出力の有無に関わらず、プレゼン撮影モードに設定されると音声を出力しない設定に変更する。また、暗い場所などで発光して光量を補うストロボ発光機能を備えるデジタルカメラでは、ストロボ発光設定の有無に関わらずプレゼン撮影モードに設定されるとストロボ発光を禁止する設定に変更する。このような設定を行うことを本実施形態では、「マナー設定」と呼ぶ。
近年のデジタルカメラは、カメラサイズをコンパクトにするためにストロボ発光用の電荷を蓄積するメインコンデンサの容量を小さくしたり、ストロボ発光管を小さくしたりしており、ストロボ発光による光の到達距離は2〜3m程度と短くなっている。一方、プロジェクタやOHP等を用いるプレゼンの場では、会場が広かったりしてストロボ発光をしたとしても光が到達しないだけでなく、多くの聴衆者に対して迷惑となりうる。このことから、プレゼン会場でプレゼン者や聴衆者にとって妨げとなる機能を停止させるための設定変更である。
(2)手振れ設定
上記のマナー設定において、ストロボ発光が禁止されると撮影時のシャッタ速度が遅くなる傾向にある。さらに、プレゼンテーションの会場では、着席した位置によってはプレゼン資料を撮影するためにズーム機能を使用することもある。ズーム倍率が高くなればなるほど、またプレゼンテーションの会場が暗いほど手振れが発生しやすい状況となる。そこで、プレゼン撮影モードで設定された場合には、ISO感度を通常撮影よりも高い設定に変更する。
ISO感度を高くすることにより、シャッタースピードが速くなり手振れを防止することができる。ISO感度が高くなると画像に派生するノイズが多くなる傾向があるが、プレゼン資料を撮影するとき、多くの場合が画質よりもプレゼン資料の文字が読める、あるいは図の内容が確認できる範囲であれば実用的である。また、近年のデジタルカメラでは、手振れ補正機能を備えており、このようなデジタルカメラにおけるプレゼン撮影モードでは、手振れ防止機能のオンオフに関わらずオンに変更する。
(3)省エネ設定
プレゼン撮影モードに設定されると、画像サイズを最大サイズではない予め設定されたデフォルトサイズに変更し、画像圧縮率も最低圧縮率ではなく初期設定で設定されている圧縮率に変更する。また、多くのデジタルカメラ備わっているスリープ機能は、プレゼン撮影モードが設定されると、省エネ機能のオンオフに関わらずオンに変更する。
(4)ズーム位置の引き継ぎ
プレゼン中は、ほとんどの場合において席を移動することなく、プロジェクタやOHP等で映し出されるプレゼン資料(被写体)と撮影する撮影者の距離は一定である。そのため、一度、プレゼン資料に対して撮影者が設定した画角であったり、ズーム位置を変更したりする必要はない。しかし、デジタルカメラの電源を入れ直したりすると、ズーム位置はカメラの初期位置に移動し、再度、画角やズーム位置を合わせなおす必要がある。そこで、プレゼン撮影モードが設定された状態で電源がオフとなった場合には、電源オフ時にズーム位置をROM内に記録し電源をオフする。そして、次回起動時において前回のズーム位置をROMから読み出し、前回と同じズーム位置に移動する。
ステップS101における(1)〜(4)に示す初期設定を行い、次に、プレゼン撮影モードがOFFか否かを判断する(ステップS102)。プレゼン撮影モードがOFFの場合は(ステップS102/YES)は、そのまま終了となり、OFFでない場合は(ステップS102/NO)、もう一度、プレゼン撮影モードがOFFか否かを判断する。
次に、図4および図5を参照して、プレゼン撮影モードの設定変更の処理動作について説明する。
図4に示すフローチャートは、プレゼン撮影モードを使用する場合に初期設定の状態で使用せず、状況に応じて設定を変更する時の処理動作である。例えば、プレゼン撮影時には、三脚を利用するため、ISO感度を上げずにより良い画質で、また、消費電力を抑えるために手振れ補正機能を使用しないといった設定を可能とする。
また、図5には、LCDモニタ25に表示される設定画面の一例である。図5(a)に示すように、プレゼン撮影モードにおける設定項目が表示され、ユーザが好みに合わせて項目を選択する。図5(b)では、マナー設定を選択した場合であり、マナー設定には、ストロボ、音声のON/OFFの切り換えが可能であり、必要に応じてON/OFFを切り換える。図5(c)には、図5(b)で行った設定の変更が設定画面に反映されたことを示している。また、図示しないが、手振れ設定、省電設定においても各項目の切り換えを可能とする。
まず、ユーザは、プレゼンテーション会場の状況を判断してプレゼン撮影モードの設定を変更するために、例えば、メニューSW29を押下し、LCDモニタ25にプレゼン撮影モードの設定画面(図5を参照)を呼び出す(ステップS200)。プレゼン撮影モードの設定を変更する場合は(ステップS200/YES)、次に、設定部の選択をする(ステップS201)。マナー設定が選択された場合には(ステップS202)、ストロボと音声の設定の変更が可能である(ステップS203〜S204)。
手振れ設定が選択された場合には(ステップS205)、ISO感度と手振れ補正の設定の変更が可能であり(ステップS206〜S207)、省電設定が選択された場合には(ステップS208)、画像サイズ固定と省電機能の設定の変更が可能である(ステップS209〜S210)。
次に、設定変更が終了したかを判断し(ステップS211)、全ての設定変更が終了した場合は(ステップS211/YES)、例えば、メニューSW29を押下したり、プレゼン撮影モードの設定画面に「終了しますか?」という終了画面を表示したりしてもよい。また、終了しない場合、もしくはもう一度、設定変更を行う場合には(ステップS211/NO)、ステップS201へ戻り同様の動作を繰り返す。
以上の説明から、本実施形態のデジタルカメラでは、プレゼン撮影モードを備えることで、プレゼン資料を確実に撮影することができる。また、プレゼン資料を撮影する際の周囲の状況を考慮して、ストロボ発光や音声出力を制限することができる。また、通常の撮影に使用するISO感度よりも上げることで、手振れを防止することができるため、プレゼン資料を確実に撮影することができる。さらに、プレゼン撮影モードで使用したズーム位置を、次回の起動時にも同じズーム位置に設定することができるため、手間を省くことができる。
本実施形態におけるデジタルカメラの外観を示した概略図である。 本実施形態におけるデジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるデジタルカメラの処理動作を示すフローチャートである。 本実施形態におけるデジタルカメラの処理動作を示すフローチャートである。 図4におけるプレゼン撮影モードの設定項目の表示例を示した図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 レリーズシャッタ
12 モードダイアル
13 サブLCD
14 ストロボ発光部
15 測距ユニット
16 光学ファインダ
17 リモコン受光部
18 鏡胴ユニット
19 SDカード/電池蓋
20 光学ファインダ
21 AF LED
22 ストロボLED
23 ZOOM SW(WIDE)
24 ZOOM SW(TELE)
25 LCDモニタ
26 電源SW26
27 クイックアクセスSW
28 セルフタイマ/削除SW28
29 メニューSW
30 OK SW
31 ディスプレイSW
32 上/ストロボSW
38 右SW
34 下/マクロSW
35 左/画像確認SW

Claims (7)

  1. 複数の撮影モードと、前記複数の撮影モードを選択する選択手段と、被写体像の光信号を光電変換により撮像する撮像手段と、前記複数の撮影モードの設定情報を記憶した記憶手段とを備える撮像装置において、
    前記複数の撮影モードには、プレゼンテーションにおけるプロジェクタやスライド、OHPに投影される資料を撮影するためのプレゼン用撮影モードを含み、
    前記記憶手段には、前記プレゼン用撮影モードで必要な設定情報が記憶されており、前記プレゼン用撮影モードの設定情報は、画像サイズを特定のサイズに固定することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記特定のサイズに固定された画像サイズは、最大サイズではない予め設定されたデフォルトサイズであって、画像圧縮率は最低圧縮率ではない初期設定で設定された圧縮率であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記記憶手段に記憶されている前記プレゼン用撮影モードの設定情報は、他の撮影モードで使用される音声出力やストロボ機能の使用を制限することを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記記憶手段に記憶されている前記プレゼン用撮影モードの設定情報は、他の撮影モードで手振れ補正機能がON/OFFに関わらず、前記手振れ補正をONとすることを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 前記記憶手段に記憶されている前記プレゼン用撮影モードの設定情報は、他の撮影モードで使用されるISO感度よりも高いISO感度に設定されることを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  6. 前記記憶手段に記憶されている前記プレゼン用撮影モードの設定情報は、省電設定を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 各撮影モードで設定された設定情報を一時的に記憶する一時記憶手段を備え、
    前記プレゼン用撮影モードで調整したズーム機能のズーム位置を電源をオフ時に前記一時記憶手段に記憶させ、再起動時に該一時記憶手段に記憶されているズーム位置を読み出し、前記ズーム位置にズーム機能を調整することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
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