JP4662048B2 - X線透視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば非破壊検査等に用いられるX線透視装置に関する。
産業用のX線透視装置においては、一般に、X線発生装置に対向してX線検出器を配置し、これらの間に観察対象である試料を搭載して移動させることのできる試料ステージを配置した構成が採られる。そして、この構成において、X線発生装置は上向きにX線を出力するように配置され、その上方に試料ステージを介してX線検出器が配置された構成が採用されることが多い。
また、以上のような構成において、試料の任意の各部位を任意の倍率で透視したり、あるいは任意の方向から透視できるようにするため、従来、図5に模式的に示すように、上下に対向配置したX線発生装置51とX線検出器52の間に試料ステージ53を配置し、この試料ステージ53はX線光軸L(z軸)を含む互いに直交する3軸(x,y,z軸)方向に移動させるための移動機構54を備えている。また、X線検出器52をX線発生装置51の焦点51aを中心としてX線光軸Lに対して傾動させる、いわゆる検出器傾動機構56を備えたX線透視装置もある(例えば特許文献1参照)。更に、X線検出器52をX線発生装置51に対して接近/離隔できるようにした装置も知られている。
このように試料ステージ53を任意の方向に移動させたり、X線検出器52を傾動させることによって、上記のように試料Wの任意の部位を任意の倍率で任意の方向から透視できるのであるが、試料ステージ53の上にX線検出器52が設けられているために、試料ステージ53の移動により、試料WとX線検出器52とが干渉する可能性がある。
このような試料WとX線検出器52の干渉を避けるために、従来、オペレータが観察窓を通して視認することで注意するか、X線検出器52の前面(下面)に接触センサを設け、そのセンサ出力の発生により移動機構54を強制停止させるか、あるいは、オペレータがあらかじめ試料Wの高さを数値入力し、試料ステージ53とX線検出器52の距離がその入力値以下になることをソフトにより制御するなどの方法が採用されている。
特開2003−114201号公報
ところで、試料とX線検出機器の干渉を避けるための上記した従来の方法は、X線検出器と試料ステージとがz軸方向に相対的に接近・離隔する装置にあっては、充分に機能するものの、X線検出器が傾動や旋回動作を行う場合には、その動きも複雑となり、接触センサ単独で干渉を防止するのは容易ではなく、また、オペレータの視認による干渉防止も困難であって、更には、オペレータが試料高さを数値入力する対策では、その入力ミスにより干渉してしまうという可能性を免れることはできない。このことは、X線発生装置を上方に配置し、試料ステージを介してその下方にX線検出器を配置した構成のX線透視装置においても、X線発生装置と試料との干渉を防止しようとする際にも同じことが言える。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、接触センサを用いることなく、また、オペレータの入力ミスがあったとしても確実にX線検出器と試料、あるいはX線源と試料との干渉を防止することのできるX線透視装置の提供をその課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明のX線透視装置は、X線発生装置と、そのX線発生装置に上下方向に対向配置されたX線検出器と、これらのX線発生装置とX線検出器の間に配置され、試料を搭載して移動機構により上下方向を含む互いに直交する3軸方向にその位置を変更できる試料ステージを備えたX線透視装置において、上記試料ステージの上面と平行に平行光を出力する光電スイッチと、その光電スイッチと試料ステージとを相対的に上下動させる上下動機構と、試料高さを入力する入力手段と、その入力内容に従い、上記上下動機構を自動的に駆動して上記光電スイッチと試料ステージ上面間の距離を入力された試料高さと略一致させた状態で、上記移動機構により試料ステージを当該ステージの上面に沿った方向に移動させるとともに、その移動時に上記光電スイッチの出力が発生した場合には、あらかじめ設定された量だけ上記光電スイッチと試料ステージ上面間の離を増大させて再度試料ステージをその上面に沿った方向に移動させることを繰り返すとともに、上記光電スイッチの出力がなくなった状態での上記光電スイッチと試料ステージ上面間の離を試料高さと判定する判定手段備えていることによって特徴づけられる(請求項1)。
ここで、本発明においては、上記X線発生装置がX線を上方に向けて発生し、その上方に上記X線検出器が配置された構成のX線透視装置にあっては、上記試料ステージの上面と上記X線検出器の下端部間の距離が、上記判定手段により判定された試料高さH以下とならないように上記移動機構による試料ステージの移動範囲を制限する制御手段を備えている構成(請求項2)を好適に採用することができる。
そして、請求項2に係る発明の構成を有する装置においては、上記X線検出器を上記X線発生装置の焦点に対して接近/離隔させる検出器移動機構を備え、上記制御手段は、上記試料ステージの上面と上記X線検出器の下端部間の距離が、判定された試料高さH以下とならないように上記検出器移動機構によるX線検出器の移動範囲をも制限するように構成すること(請求項3)ができる。
また、請求項2または3に係る発明においては、上記X線検出器を、X線光軸に対して傾動させる検出器傾動機構を備え、上記制御手段は、上記ステージの上面とX線検出器の下端部との距離が、判定された試料高さH以下とならないように上記検出器傾動機構によるX線検出器の傾動範囲をも制限するように構成すること(請求項4)ができる。
本発明は、試料ステージの上面の上方に当該上面に平行に平行光を出力する光電スイッチを設け、試料を搭載した試料ステージをその上面に沿って移動させたときに試料が光電スイッチからの出力光を遮って出力が発生すれば、その状態におけるX線検出器の下端部と試料ステージの上面との距離が試料高さよりも短いと判断することにより、試料高さの入力ミスによるX線検出器と試料との干渉を未然に防止しようとするものである。
すなわち、本発明においては、あらかじめオペレータが試料高さを入力するが、その入力により、試料ステージの上面と光電スイッチ間の距離がその入力された試料高さと略一致するようにこれらの間の距離が自動的に設定され、その状態で試料ステージをその上面に沿った方向に移動させる。入力された試料高さが、実際の試料高さよりも低い場合には、光電スイッチが試料を検出して出力が発生する。この出力が発生した場合には、試料ステージと光電スイッチの距離を自動的に規定量だけ増大させ、再度試料ステージをその上面に沿った方向に移動させる。この動作を繰り返し、光電スイッチの出力の発生がなくなる状態となれば、そのときの試料ステージ上面と光電スイッチ間の距離を試料高さと判定する。この判定結果は試料とX線検出器の干渉防止のための各部の動作制限に用いることができる。
すなわち、請求項2に係る発明のように、試料ステージの上方にX線検出器を配置したX線透視装置においては、実際の透視作業に際して、試料ステージの上面とX線検出器の下端部との距離が判定した試料高さH以下とならないように、試料ステージの移動を制限する。これにより、試料高さの入力ミスに起因する試料とX線検出器との干渉を確実に防止することができる。
また、X線検出器が試料ステージに対して接近/離隔する検出器移動機構を有する装置にあっては、請求項3に係る発明のように、その検出器移動機構の駆動によるX線検出器の移動時に際しても、試料ステージの上面とX線検出器の下端部間の距離が判定された試料高さ以下にならないようにX線検出器の移動を制限することで、試料とX線検出器の干渉を確実に防止することができる。
そして、請求項4に係る発明のように、X線検出器の傾動機構を有する装置に本発明を適用するを適用することにより、従来技術では特に困難であった試料とX線検出器の干渉の完全防止を実現することができる。
本発明によれば、入力された試料高さに光電スイッチを位置合わせした状態で試料ステージをその上面に沿う方向に移動させ、光電スイッチの出力の有無でその高さに試料が存在しないか否かを識別し、存在している場合には自動的に光電スイッチと試料ステージとの距離を増大させて試料ステージを上記方向に移動させ、光電スイッチの出力が無くなった状態での試料ステージ上面と光電スイッチ間の距離を試料高さと判定し、その判定結果に従って試料ステージの移動範囲、あるいは請求項2に係る発明のように加えてX線検出器の移動を制限するので、オペレータの入力ミスに起因する試料とX線検出器の干渉を確実に防止することができ、高速度で装置を動作させても安心である。しかも、ハードの追加は光電スイッチのみでよいため、殆どコストアップにはならないという利点がある。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
X線発生装置1は鉛直上方に向けてX線を発生し、そのX線発生装置1の上方に対向するようにX線検出器2が配置されている。そして、こられの間に、試料Wを搭載するための水平の試料ステージ3が配置されている。
X線検出器2は、例えばFPD(フラットパネルディテクタ)であって、このX線検出器2は、検出器移動機構5を介して検出器傾動機構6に支持されており、検出器移動機構5により、その受光面に直交する方向にX線発生装置1に対して接近/離隔させることができ、また、検出器傾動機構6によりX線発生装置1のX線焦点1aを中心として、X線光軸Lに対する傾動角度θを任意に設定できるように構成されている。この傾動機構6によるX線検出器2の傾動は、鉛直のX線光軸Lの方向をz軸、そのz軸に直交する水平面上で互いに直交する方向をx,y軸にとったとき、この例においてはx軸方向に傾動するように、つまりx−z平面上において、X線焦点1aを中心とした円弧状の動作によって行われる。
試料ステージ3は、ステージ移動機構4によって、x,yおよびz軸方向に互いに独立的に移動できるようになっている。また、この試料ステージ3のx,y,z軸方向への位置、および、前記したX線検出器2の傾動角度θについては、それぞれの機構に内蔵されているエンコーダ(図示せず)により検出される。
検出器傾動機構6およびステージ移動機構4は、制御装置10からそれぞれのドライバ(図示せず)を介して供給される駆動信号によって駆動制御され、また、上記の各エンコーダの出力も制御装置10に取り込まれる。
制御装置10はコンピュータとその周辺機器を主体とするものであって、ジョイスティックやマウス、キーボード等からなり、各種指令を与えるための操作部11が接続されているとともに、後述する試料高さの判定およびその判定結果に基づくステージ移動機構4の移動範囲を制限するためのプログラムがインストールされている。
前記したX線検出器2の出力、つまり試料WのX線透過データは、キャプチャーボード等の画像データ取込回路12を介して制御装置10に取り込まれ、制御装置10ではその取り込んだデータに基づいて、試料WのX線透視像を表示器13に表示する。
さて、試料ステージ3の上方には、発光素子20aと受光素子20bとからなる光電スイッチ20が配置されている。この光電スイッチ20は、図2に要部平面図を示すように、試料ステージ3の可動範囲Aを挟んでその外側に配置され、試料ステージ3の上面と平行に平行光を出力し、発光素子20aと受光素子20bの間に物体が存在してその光路を遮ったときに検知出力を発生する。その出力は制御装置10に取り込まれ、後述するように試料Wの高さ検知に用いられる。そして、この例においては、光電スイッチ20は装置フレーム等に固定されている。
以上の本発明の実施の形態において、試料Wの透視に際しては、試料Wを試料ステージ3上に搭載した状態で、操作部11を操作することによって試料ステージ3をx,y軸に移動させることにより試料Wの任意の部位を透視でき、z軸方向に移動させることにより試料Wを任意の透視倍率で透視することができる。また、X線検出器2を移動させることによって、透視倍率を変化させることができると同時に透視像の明るさも変化させることができる。更に、X線検出器2を傾動させることにより、試料Wを任意の方向から透視することができる。
このような透視作業において、図3に示すように、実線で示している状態から、二点鎖線で示すように、試料Wを斜め方向から透視しようとしてX線検出器2を傾動させ、かつ、それに併せて試料ステージ3をx軸方向に移動させるとともに、X線検出器2をX線発生装置1に近づけた場合、X線検出器2は試料Wに干渉してしまう。
そこで、本発明の実施の形態においては、上記のような透視作業の前に、以下に示すような干渉防止のための設定動作が行われる。図4はその設定動作の手順を表すフローチャートである。
まず、X線検出器2および試料ステージ3を、例えば原点位置など、試料WとX線検出器2とが干渉しにくい位置に退避させるとともに、試料ステージ3上に試料Wを搭載し、その状態で操作部11を操作して干渉防止のための設定プログラムを選択する。この設定プログラムでは、まず、試料高さhを入力する。この入力により、試料テーブル3が自動的にz軸方向に移動して、試料ステージ3の上面と光電スイッチ20との間のz軸方向距離がh+α(αはあらかじめ設定されている微小距離)となるように位置決めする。同時に、そのh+αをHとして記憶する。次に、試料ステージ3をx−y平面上で例えばy軸方向への可動範囲両端間を移動させる。試料Wの高さが、入力された高さhと同じか低ければ、光電スイッチ20は試料Wを検出せず、その場合には、その時点におけるHを試料高さと判定して記憶する。
試料ステージ3のx−y平面上での移動時に光電スイッチ20から試料Wの検出出力が発生すると、試料Wの実際の高さはオペレータが入力した高さhよりも高いことになり、その場合、試料ステージ2をあらかじめ設定されている量δだけ下降させ、同時にそれまで記憶していたHをH+δに更新する。その状態で再び試料ステージ3をx−y平面上で移動させることを繰り返す。光電スイッチ20が試料Wを検出しなければ、その時点におけるHを試料高さと判定して記憶する。光電スイッチ20から試料Wの検出出力が発生すると、再び試料ステージ3をδだけ下降させ、上記の動作を繰り返す。
以上の動作によると、オペレータによる試料高さhの入力内容に誤りがあっても、その誤りは是正され、実際の試料高さに対して僅かに高い高さHが記憶される。
この設定による記憶動作の後、オペレータが操作部11を操作して試料ステージ3やX線検出器2を移動させるに際しては、試料ステージ3の上面とX線検出器2の下端部との距離がH以下とならないようにそれぞれの可動範囲を制限する。具体的には、X線検出器2が傾動していない状態においては、X線発生装置1(焦点1a)と試料ステージ2の上面との距離をSOD,同じくX線発生装置1(焦点1a)とX線検出器2(受光面、従って下端部)との距離をSIDとすると、SID−SODがH以下とならないようにX線検出器2および試料ステージ3のz軸方向への移動を制限する。
一方、X線検出器2を傾動させる場合には、傾動により斜めとなる辺の有効幅をΔとし、傾動角度をθとしたとき、{SID×cosθ−(Δ/2)×sinθ}−SODがH以下とならないようにX線検出器2および試料ステージ3のz軸方向への移動を制限するか、あるいはX線検出器2の傾動角度θを制限する。具体的には、例えばSIDとSODが設定されている状態でX線検出器2を傾動させる場合には傾動角度を制限し、傾動角度が設定されている状態でSIDまたはSODを変化させる場合にはそのSIDまたはSODの変化を制限する。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、オペレータが試料高さの入力を例え誤ったとしても、その誤りに影響を受けることなく、試料WとX線検出器2の干渉を確実に防止することができる。
なお、試料高さの入力に際しては、上記したようにオペレータが数値で入力するほか、例えば製品(型番)と高さの関係を記憶しておき、製品(型番)を入力してもよい。この場合においても、製品(型番)の入力を誤ったり、あるいは試料ステージ3上に搭載すべき姿勢を間違ったとしても、試料WとX線検出器2との干渉を確実に防止することができる。
また、光電スイッチ20として、上記した実施の形態のように発光素子20aと受光素子20bを対向配置するタイプのものに代えて、発光素子と受光素子を一体化して、反射板を対向配置するタイプのものとしてもよいことは勿論である。
更にまた、以上の実施の形態においては、試料ステージ3の上面と光電スイッチ20とのz軸方向への距離を変化させる際に、試料ステージ3の移動機構4を駆動したが、光電スイッチ20をz軸方向に移動させる機構を設けてもよいことは言うまでもない。
そして、上記した実施の形態においては、試料ステージを挟んでその下方にX線発生装置を、上方にX線検出器を配置したタイプのX線透視装置に本発明を適用した例を示したが、試料ステージを挟んでその下方にX線検出器を、上方にX線発生装置を配置したタイプのX線透視装置にも適用することができ、その場合、判定された試料高さは、試料ステージのz方向への移動範囲を規制してX線発生装置に対する干渉を防止する際に用いられる。
本発明の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図とを併記して示す図である。 本発明の実施の形態の要部平面図である。 本発明の実施の形態において、移動の制限をすることなくX線検出器を傾動させたり移動させ、あるいは試料ステージを移動させたときにX線検出器と試料とが干渉する例の説明図である。 本発明の実施の形態の干渉防止のための設定動作を表すフローチャートである。 検出器傾動機構を備えた従来のX線透視装置の構成例を示す模式図である。
符号の説明
1 X線発生装置
2 X線検出器
3 試料ステージ
4 ステージ移動機構
5 検出器移動機構
6 検出器傾動機構
10 制御装置
11 操作部
12 画像データ取込回路
13 表示器
20 光電スイッチ
20a 発光素子
20b 受光素子
W 試料

Claims (4)

  1. X線発生装置と、そのX線発生装置に上下方向に対向配置されたX線検出器と、これらのX線発生装置とX線検出器の間に配置され、試料を搭載して移動機構により上下方向を含む互いに直交する3軸方向にその位置を変更できる試料ステージを備えたX線透視装置において、
    上記試料ステージの上面と平行に平行光を出力する光電スイッチと、その光電スイッチと試料ステージとを相対的に上下動させる上下動機構と、試料高さを入力する入力手段と、その入力内容に従い、上記上下動機構を自動的に駆動して上記光電スイッチと試料ステージ上面間の距離を入力された試料高さと略一致させた状態で、上記移動機構により試料ステージを当該ステージの上面に沿った方向に移動させるとともに、その移動時に上記光電スイッチの出力が発生した場合には、あらかじめ設定された量だけ上記光電スイッチと試料ステージ上面間の離を増大させて再度試料ステージをその上面に沿った方向に移動させることを繰り返すとともに、上記光電スイッチの出力がなくなった状態での上記光電スイッチと試料ステージ上面間の離を試料高さと判定する判定手段備えていることを特徴とするX線透視装置。
  2. 上記X線発生装置がX線を上方に向けて発生し、その上方に上記X線検出器が配置され、上記試料ステージの上面と上記X線検出器の下端部間の距離が、上記判定手段により判定された試料高さH以下とならないように上記移動機構による試料ステージの移動範囲を制限する制御手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のX線透視装置。
  3. 上記X線検出器を上記X線発生装置の焦点に対して接近/離隔させる検出器移動機構を備え、上記制御手段は、上記試料ステージの上面と上記X線検出器の下端部間の距離が、判定された試料高さH以下とならないように上記検出器移動機構によるX線検出器の移動範囲をも制限することを特徴とする請求項2に記載のX線透視装置。
  4. 上記X線検出器を、X線光軸に対して傾動させる検出器傾動機構を備え、上記制御手段は、上記ステージの上面とX線検出器の下端部との距離が、判定された試料高さH以下とならないように上記検出器傾動機構によるX線検出器の傾動範囲をも制限することを特徴とする請求項2または3に記載のX線透視装置。
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