JP4660834B2 - 触媒の還元を含む、芳香族化合物の製造方法および装置 - Google Patents

触媒の還元を含む、芳香族化合物の製造方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭化水素からの芳香族化合物の製造方法(好ましくは移動床方法)に関する。この方法において、水素リッチガスによって補足された炭化水素仕込原料が変換される。より特別には、本発明は、連続リフォーミングに関し、さらに特別には連続触媒再生を用いるBTX(ベンゼン、トルエンおよびキシレン)の製造に関する。
【0002】
より詳しくは、本発明は、触媒還元工程、および場合によっては仕込原料中に含まれるナフテンの脱水素が最初に行われる第1反応器にも関する。
【0003】
【従来の技術】
触媒は一般に担体(例えば少なくとも1つの耐火性酸化物から形成される担体であり、1つまたは複数のゼオライトを含むこともある担体)と、少なくとも1つの貴金属(好ましくは白金)と、好ましくは少なくとも1つの助触媒金属(例えばスズまたはレニウム)と、少なくとも1つのハロゲンと、場合によっては1つまたは複数の追加元素(例えばアルカリ類、アルカリ土類、ランタニド類、ケイ素、第IVB族元素、非貴金属、第IIIA族元素等)とを含む。例として、そのような触媒は、塩素化アルミナ担体上に担持される白金と、少なくとも1つの他の金属とを含む。一般に、そのような触媒は、ナフテン系またはパラフィン系炭化水素の転換に使用される。該炭化水素は、芳香族炭化水素のリフォーミングにおいて、あるいはそれらの製造(例えばベンゼン、トルエン、あるいはオルト−、メタ−またはパラ−キシレンの製造)のために、脱水素環化および/または脱水素によって変換されうる。そのような炭化水素は、原油を蒸留によって分別することから生じるか、あるいは接触クラッキングまたは蒸気クラッキングのような他の変換方法から生じる。
【0004】
そのような触媒は、文献において広範囲に亘って記載されている。
【0005】
多数の化学反応が、リフォーミング方法の間に生じる。それらは、公知である。すなわち、それらは芳香族化合物の生成に有益であり、かつオクタン価を改善する反応である。挙げられる反応は、ナフテンの脱水素、シクロペンタンの環化異性化、パラフィンの異性化およびパラフィンの脱水素環化である。有害(deleterious)反応には、パラフィンおよびナフテンの水添分解および水素化クラッキングが含まれる。そのような変化に富む反応の反応速度は、非常に多様であり、脱水素反応に対しては非常に吸熱性であり、他の反応に対しては発熱性である。このために、リフォーミング方法は、変動する温度降下に従って複数の反応器内において行われる。
【0006】
ナフテンの脱水素反応が単数または複数の第1反応器内で生じることが実験によって示されている。
【0007】
30年前には、リフォーミング方法あるいは芳香族化合物の製造方法は、40バールで行われる一方で、20年前には、15バールであった。今日では、リフォーミング反応器は、10バール未満、特に3〜8バールの圧力で操作される。
【0008】
しかしながら、水素圧力のそのような低下は、コーキングによるより急速な触媒失活を伴う。コークスは、本来炭素および水素をベースとする高分子量の化合物であり、触媒の活性部位上に堆積される。形成されるコークスのH/Cモル比は、約0.3〜1.0である。炭素原子および水素原子は、触媒の種類と反応器において使用される操作条件とに依存して変化しうる度合の結晶度を有する縮合多環芳香族構造を形成する。コークスへの炭化水素の変換選択率は非常に低いが、触媒上に堆積されるコークス量は大きいことがある。典型的には、固定床装置において、そのような量は、2.0〜20.0重量%または25.5重量%である。スラリー反応装置において、これらの量は、最終反応器の出口において3.0〜10.0重量%である。コークスは、主として最後の反応器あるいは最後の2基の反応器内に堆積される。
【0009】
コークスの堆積は、低圧でより促進され、より急速な触媒再生を必要とする。現行では、再生サイクルは、2〜3日ほどの短さである。
【0010】
連続的または一連の触媒再生を用いる芳香族化合物のリフォーミング方法あるいは製造方法に関する多数の特許がある。
【0011】
該方法において、少なくとも2基の反応器が使用される。該反応器内において、触媒の移動床は上から下に循環し、かつ炭化水素および水素からなる仕込原料が移動床を通過する。仕込原料は、各反応器の間で再加熱される。
【0012】
第1反応器が、大量の水素を製造する急速な反応の元であることが実験によって示されている。
【0013】
本出願人のフランス特許FR−A−2657087には、そのようなリフォーミング方法が記載されている。
【0014】
本明細書において再掲される(フランス特許FR−A−2657087の図2に相当する)図1では、4基の反応器が使用される。炭化水素および水素からなる当初仕込原料は、直列にかつ横並びに配置される少なくとも2つの反応帯域を通って循環される。これらの反応帯域の各々は、移動床型であり、仕込原料は、各反応帯域内を連続的に循環する。触媒も各反応帯域内を循環し、かつ各帯域内を上から下に移動床形態で連続的に流れる。触媒は、各反応帯域の底部から抜き出され、ついで水素流下に次の反応帯域の頂部に搬送される。次いで仕込原料が通過する最終反応帯域の底部から連続的に抜き出される触媒は、再生帯域に搬送される。
【0015】
図1を参照して、一セットのH/HC(炭化水素)比における炭化水素および水素からなる仕込原料は、反応器1(29)を通過しかつ再加熱され、反応器2(42)を通過しかつ再加熱され、反応器3(55a)を通過しかつ再加熱され、反応器4(55)を通過しかつ分離区域に搬送される。
【0016】
触媒は、反応器1(29)内を降下し、かつ触媒を仕込原料が通過し、ついで触媒は導管(31)および(32)を経て(29)から抜き出される。該触媒は、ホッパー(34a)内で回収され、リフト手段(34)および(36)を介して反応器2の上部サージドラム(39)に上げられる。該触媒は、サージドラム(39)から導管(40)および(41)を経て反応器2(42)に流れる。該触媒は、導管(44)および(45)を経て反応器2(42)から抜き出され、ホッパー(47a)内で回収され、リフト手段(47)および(49a)を介して反応器3の上部サージドラム(52a)に上げられる。該触媒は、サージドラム(52a)から導管(53a)および(54a)を経て反応器3(55a)に流れる。該触媒は、導管(62a)を経て反応器3(55a)から抜き出され、ホッパー(47b)内で回収され、リフト手段(47c)および(49)を介して反応器4の上部サージドラム(52)に上げられる。該触媒は、サージドラム(52)から導管(53)および(54)を経て反応器4(55)に流れる。該触媒は、導管(62)を経て反応器4(55)から抜き出され、ホッパー内で回収され、リフト手段(60a)(6a)および(6b)を介して再生器(10)の上部サージドラム(7a)に上げられる。該触媒は、このサージドラム(7a)から導管(9)を経て再生器(10)に流れる。該触媒は、導管(16)を経て再生器(10)から抜き出され、ホッパー(17a)内で回収され、リフト手段(17)および(19)を介して反応器1の上部サージドラム(63)に上げられる。該触媒は、このサージドラム(63)から導管(66)を経て還元ドラム(20)に流れる。この還元ドラムにおいて、触媒は、その金属形態を少なくとも一部回復する。最後に、該触媒は、導管(27)および(28)を経て反応器1(29)に流れる。
【0017】
芳香族化合物のリフォーミング用あるいは製造用反応器内の仕込原料は、一般に圧力0.1〜4MPa、好ましくは0.3〜0.8MPa、温度400〜700℃、好ましくは480〜600℃、空間速度0.1〜10h−1、好ましくは1〜4h−1、再生リフォーミングに対する再循環水素/炭化水素(モル)比0.1〜10、好ましくは3〜10、より特別には3〜4、および芳香族化合物製造方法に対しては該比4〜6で処理される。
【0018】
慣行的には、最終反応器の下流に、第1分離が、炭化水素と、新品仕込原料に再注入される再循環水素との間で行われる。
【0019】
非再循環流出物は、余剰水素として知られる水素を製造するための分離プロセスを経る。これは、エタンおよびプロパンのような軽質炭化水素を10容積%まで、または好ましくは4容積%まで含んでもよい。比較をすると、再循環水素は、C (炭素数2以上の炭化水素)、C〜C10芳香族化合物を10容積%以上、一般に12容積%以上または15容積%以上含みうる。
【0020】
コークス化された触媒は、再生される。
【0021】
触媒は、一般に下記の主要3工程:
(a)コークスが、酸素含有ガスを用いる燃焼によって除去される燃焼工程と、(b)触媒が、該触媒にハロゲンを再導入するために、および金属相を再分散するためにハロゲン化ガスでフラッシュされるハロゲン化工程と、
(c)触媒からコークス燃焼によって生成される水を除去する、乾燥または焼成工程とにおいて再生される
触媒は、仕込原料の導入に先立って、該触媒が還元される還元工程によって仕上げられる。この還元工程は、一般に再生器(工程a、工程bおよび工程cが行われる)と、反応が行われる第1反応器との間において行われる。
【0022】
還元は、触媒中に含まれる金属相の化学的変換からなる。触媒の調製後、あるいは再生される触媒が経る焼成工程の下流に、単数または複数の金属が、酸化物またはオキシクロリドの形態で触媒表面上に存在する。これらは、触媒的に言えば、実質上不活性である。従って、処理される炭化水素仕込原料を注入する前に、触媒が還元されることが寿命維持に必要である。
【0023】
実際問題として、そのような還元は、余剰あるいは精製水素の存在下に高温(300〜800℃、より一般に450〜550℃)で一般に数分〜数時間の間行われる。精製水素は、余剰水素精製装置から生じる。該精製水素は、一般にC を1容積%未満含む。
【0024】
このようにして、精製または余剰水素ガスは、還元用に供給される。次いで、一度還元操作が仕上がると、該ガスは抜き出されてなくなる。(非精製)再循環水素は、リフォーミング装置に対して単一のH/HC比で反応用に供給される。
【0025】
【発明の構成】
本発明は、還元用に再循環水素の使用を提案する。本方法が触媒の移動床を用いて操作される場合、該方法は場合によっては還元帯域および第1反応器に組み合わされる。この配置は余剰(exported)水素量(高付加価値を有する物質)の利用可能な(available)量を増加しうる。必要ならば、本発明によって、リフォーミング方法からの水素の精製を廃止することも可能である。
【0026】
より正確には、本発明は、(好ましくは移動床で循環する)触媒を用いる炭化水素留分からの芳香族化合物の製造方法に関する。該方法は、少なくとも1つの帯域において行われる少なくとも次の連続工程:すなわち、水素の存在下に、少なくとも1つのナフテン脱水素反応を用いる留分の処理工程と、ガス状水素含有流出物、液体物質および触媒の分離工程と、触媒の再生工程と、触媒の還元工程と、処理工程への触媒の再導入工程と、場合によっては、好ましくは処理工程への、再循環ガスと呼ばれるガス状水素含有流出物の少なくとも一部の再循環工程とを含む。この方法において、還元工程は、供給される純粋水素量が1〜10kg/触媒1kgであるような量で導入される再循環ガスの存在下に行われ、ついで還元工程からの流出物は、触媒床から分離される。
【0027】
本発明は、該方法への補足工程も提案する。この補足工程は、液体および触媒から分離されたガス状水素含有流出物(再循環ガス)の少なくとも一部を、還元工程に再循環することからなる。
【0028】
有利には、ナフテン脱水素反応が行われる処理帯域において、再循環ガス量は、H/HCモル比が大きくとも10になるような量である。ここで、Hは、主として脱水素反応が行われる処理工程帯域に供給され、純粋水素のモルで表示される量である。HCは、前記帯域に入る留分中の炭化水素のモルで表示される量である。
【0029】
還元工程は、一般に300〜800℃、好ましくは400〜600℃で、触媒滞留時間15分〜2時間、好ましくは30分〜1時間30分を用いて行われる。芳香族化合物製造方法(およびより詳しくはナフテン脱水素反応が主として仕上げられる帯域)は、400〜700℃、0.1〜0.4MPa、空間速度0.1〜10h−1、H/HCモル比0.1〜10で行われる。
【0030】
有利には、リフォーミングは、脱水素を行う工程において、0.3〜0.8MPa、480〜600℃で、空間速度1〜4h−1、好ましいH/HC比大きくとも4あるいは大きくとも2さえで行われる。
【0031】
BTX芳香族化合物は、有利には脱水素を行う工程において、0.3〜0.8MPa、480〜600℃で、空間速度1〜4h−1、好ましいH/HC比大きくとも6あるいは大きくとも3さえで製造される。
【0032】
処理工程は、1つまたは複数の帯域において行われてよい。このようにして、図1に示されるリフォーミングに対して、4つの処理帯域が使用される。
【0033】
本発明は、このように、触媒上で行われる還元工程に関し、場合によっては処理工程の第1帯域(すなわち第1反応器)に関する。
【0034】
本発明は、図2を参照することによってよりよく説明される。
【0035】
触媒は、例えばリフトである移送手段(107)を介して、再生器(106)から第1反応器(103)の上部サージドラム(101)に循環する。該触媒は、重力により導管(108)を経て還元帯域(102)に降下する。この還元帯域は、軸方向のものであっても半径方向のものであってもよく、かつ1つまたは複数の区域を含んでもよい。還元帯域を出た触媒は、導管(109)を経て第1反応器(103)内を通過して、該第1反応器から導管(110)を経て抜き出される。次いで該触媒は、移送手段(111)、有利にはリフトを介して第2反応器(105)の上部サージドラム(104)に搬送される。
【0036】
触媒還元工程において使用される水素含有ガスは、導管(112)を経て供給される。有利には、該水素含有ガスは、少なくとも1つの加熱手段(113)を介して還元工程の温度で供給される。生じた流れ(114)は、室(102)内の触媒を還元する。流れ(115)は排出される。
【0037】
少なくとも1つの導管(117)を経て供給される水素含有ガスは、少なくとも1つの導管(116)を経て供給される仕込原料に添加される。生じた流れは、導管(119)を経て第1反応器に入る。この第1反応器において、ナフテン脱水素反応が主として生じる。
【0038】
(Hを、導管(119)を経て第1反応器(103)(還元から生じうるいかなる水素も除外する)に供給される水素のモル量(純粋水素として表示される)として、
(Hredを、導管(114)を介して反応器(102)に供給される水素のモル量(純粋水素として表示される)として、
(Hを、次工程が行われる(ナフテン脱水素反応を実質上含まない)反応器(105)に供給される水素のモル量(純粋水素として表示される)として、
(HC)を、第1反応器に入る仕込原料のモル量として、および
(HC)を、次工程用反応器(105)に入る仕込原料のモル量として定義する。
【0039】
図2において、第1反応器からの流出物のすべてが、第2反応器において処理されるので、(HC) は、HCに等しい。第1工程からの流出物の一部のみが、次工程において処理される場合と、仕込原料が、次工程のための反応器に先立って第1工程からの流出物に添加される場合とを考察することが可能である。
【0040】
本発明によれば、量(H は、次のようなものである:
【0041】
【式1】
Figure 0004660834
【0042】
一般に、(H/HCは、大きくとも10、好ましくは0.1〜10である。
【0043】
すべての量は、モルで表示される。
【0044】
還元工程に供給される水素量(純粋水素として計算される)は、触媒に関するHSVが、1〜10kgの水素/1kgの触媒/h、好ましくは2〜6kgの水素/1kgの触媒/hであるように選択される。ガス流量は、還元ガス中に含まれるあらゆるC 炭化水素クラッキング反応によって供給される熱を除去するのに充分なものである。
【0045】
水素の品質は、先行技術におけるよりも臨界的ではない。従って、有利には、ガスは、還元において使用されうる。これは、例えばC の15容積%のような大量の不純物を含むものである。
【0046】
非常に有利には、再循環水素は、第1反応器(主としてナフテン脱水素反応)において使用される。しかしながら、この解決策は、経済的には重要ではないが、精製水素および余剰水素は使用されうるものである。
【0047】
上記で定義されたH/HC比は、処理方法において、より詳しくは第1帯域において慣行的に使用される比であることに留意すべきである。従って、好ましくは、それは、リフォーミングについて2〜4であり、芳香族化合物の製造について3〜6である。
【0048】
このことは、触媒還元用に供給される水素が還元工程から抜き出され、かつ(移動触媒床に伴って通過する少量を除いて)前記帯域を通過しない場合(図2)、ナフテンの脱水素反応が生じる処理帯域において、(H/HC比が、先行技術のH/HC比よりも低いことを意味する。
【0049】
従って、本発明を実施する場合、前記帯域内での(H/HC比を減少させることができ、結果として、ナフテン脱水素反応が促進される。
【0050】
有利には、流れ(118)は、少なくとも1つの加熱手段(120)によって第1反応器(103)の反応温度で供給される。生じた流れ(119)は、反応器(103)内で反応しかつ流出物(121)を生じる。
【0051】
好ましくは、ガス流(115)および(121)は、導管(122)内で混合され、ついで次にくる反応器(105)用の仕込原料を構成する。この反応器は、少なくとも1つの加熱手段(123)によってその反応温度で有利には供給される。この好ましい配置において、還元水素流出物と、第1反応器からの流出物との混合は、第2反応器の入口において、先行技術におけるよりも高いものでありうる(H/(HC)比を生じうる。こうして脱水素後の炭化水素変換が促進される。
【0052】
従って、還元と、脱水素を行う工程とからのガス流出物は、脱水素に続く少なくとも1つの工程に導入される。
【0053】
再循環ガスを、脱水素に続く前記工程に添加することさえも可能である。
【0054】
より一般には、還元工程からのガス流出物の少なくとも一部は、脱水素を実施する工程および/または脱水素に続く少なくとも1つの工程に導入されてよい。
【0055】
次いで導管(124)を経て反応器(105)から排出される流出物は、従来の処理方法において処理される。例えば該流出物は、3番目の処理帯域に搬送されるか、あるいはそれは、抜き出されてもよい等である。同じことが触媒にも当てはまる。
【0056】
従って、本発明は、先行技術と比較される場合、導管(119)を経る処理工程の第1帯域への水素の供給を削減させて、ついで還元工程における水素量を増加させることからなる。あらゆる場合において、還元用に使用される水素量は調節される。
【0057】
この還元に使用される水素量は、作業者の要望に対して調整されてよい。それは、H/HC全体比(還元+第1反応器)を維持することに相当しうる。それは、全体的により高いH/HC比に達しうる一方で、第1反応器内における水素不足を維持するものである。これは、(ナフテンの大部分の脱水素後に)第2反応器において(先行技術に対して)H/HC比を維持することになるか、あるいは他の反応を促進させて、この比における増加をもたらす。追加的な水素も注入されてよい。
【0058】
これは大きな利点:すなわち
(a) 還元帯域における触媒量に対する水素の大きな流量。これによって、本発明の方法が再循環水素を用いて精製の不存在下に機能しうるように、還元用に使用される水素中に存在しうるC 炭化水素の水添分解および水素化クラッキングの有害な熱作用が制限される。
【0059】
(b) 第1反応器は、強力な水素プロデューサーである、(リフォーミング装置用の、あるいは芳香族化合物の製造用の)ナフテン脱水素反応群の最初の反応である。この第1反応器用の仕込原料に導入される水素量の削減によって、より急速なこれらの脱水素反応がもたらされる。コークス化を招きやすいこれらの反応にも拘わらず、コークス化が、先行技術の状況に対して実質的に同じであるように生じるには時間のないことがわかる。
【0060】
作業者の見地から、本発明の利点は、下記:すなわち
(a) 還元についてあまり純粋でない水素の使用および還元帯域における滞留時間の制限の可能性、
(b) 還元帯域における脱塩素化および金属焼結の制限、従って触媒寿命の延長、および
(c) ナフテン脱水素用の第1反応器において必要な触媒量が削減される該第1反応器内でのH/HC比の最適化、
の結果として生じる。
【0061】
本発明は、本発明の方法を行うための芳香族化合物の製造用装置にも関する。
【0062】
移動床で循環する触媒を用いる炭化水素留分からの芳香族化合物製造用の前記装置は、下記:
・ナフテン脱水素反応を行う留分処理用の少なくとも1つの帯域であって、前記帯域は、少なくとも1つの留分導入用導管と、少なくとも1つの処理済み留分抜き出し用導管と、前記帯域の頂部への少なくとも1つの触媒導入用導管と、前記帯域の底部に配置される少なくとも1つの触媒抜き出し用導管と、少なくとも1つの水素含有ガス導入用導管と、少なくとも1つのガス流抜き出し用導管とを備える帯域と、
・触媒、液体物質およびガス状水素含有流出物の少なくとも1つの分離帯域と、
・少なくとも1つの触媒再生帯域と、
・還元された触媒が、触媒導入用導管を介して脱水素帯域に入るように、ナフテンの脱水素を行う前記帯域に連結される、再生された触媒を還元する少なくとも1つの帯域であり、
・少なくとも1つの水素含有ガス導入用導管と、
・少なくとも1つのガス流抜き出し用導管と
を備える帯域と、
・前記分離帯域からのガス状水素含有流出物の少なくとも一部を、脱水素反応を行う前記帯域に再循環するための少なくとも1つの導管と、
・ガス状水素含有流出物の少なくとも一部を、前記還元帯域へのガス導入用導管に再循環するための少なくとも1つの導管とを含む。
【0063】
有利には、装置は、脱水素反応を行う前記帯域の下流に配置される少なくとも1つの反応帯域を含む。前記反応帯域は、少なくとも1つの触媒入口用導管と、触媒抜き出し用導管と、少なくとも1つの水素含有ガス導入用導管と、少なくとも1つのガス流出物抜き出し用導管と、先行(preceding)帯域からの反応流出物入口用の少なくとも1つの導管と、現行(present)帯域からの反応流出物用導管とを含む。この装置において、水素含有ガス導入用導管は、脱水素帯域および還元帯域からのガス流抜き出し用導管に連結されている。
【0064】
有利には、水素含有ガス導入用導管は再循環ガス流出物供給用導管にも連結されている。
【0065】
【発明の実施の形態】
次の実施例は、本発明を説明するが、その範囲を限定するものではない。
【0066】
仕込原料の800〜90839kg/hで循環される触媒を処理した。還元を、モル量9.6kg/kmoleの純粋水素リッチガス83.7容積%の18294kg/hを用いて、H(水素)HSV(時間当たりの空間速度)4h−1、触媒の滞留時間 1時間で行った。第1処理帯域(第1反応器)において、モル量9.6kg/kmoleの純粋水素リッチガス83.7容積%の9976kg/hを、仕込原料90839kg/hに注入した。従って、(H/HC比は、1.13であった。
【0067】
先行技術では、同じ仕込原料および触媒流量について、水素83.7容積%を含むモル量9.6kg/kmoleの再循環ガスを、流量28270kg/hで第1反応器に注入した。すべての流出物は、第2反応器を通過した。生じた(H/HCモル比は、3.2であった。流量600kg/hでモル量4.4kg/kmoleの水素リッチガス92.1容積%を用いて、触媒に対する滞留時間2時間で、還元を行った。
【0068】
本発明の方法を用いて、不純物を10容積%以上、一般に15容積%以上含む非精製水素を、本リフォーミング反応器と、還元反応器との両方において使用することが可能であり、また第1反応器用仕込原料に注入される水素リッチガスの流量は、還元用に添加される量よりも少ないことが認められた。
【0069】
これらの条件は調整されうるものであった。
【0070】
1 .1未満のH/HC比が望まれる場合、(第1反応器に入る仕込原料に注入されていなかった)残留水素リッチガスは、第2反応器に入る前に第1反応器からの流出物に注入されねばならなかった。
【0071】
より高い(H/HC比が、第1反応器において望まれる場合、還元水素Hの流量を減少させることが可能であった。従って、例えば還元帯域におけるH HSV 2h−1で、第1反応器における(H/HC比1.4を用いる実施例の条件下に操作を行うことが可能であった。
【0072】
実施例のケースが適用されないように、第1反応器における滞留時間と、還元HのHSVと、(H/HC比とを有することが可能であった。第2反応器への入口における適当なH/HC比を有するために、還元水素および仕込原料に注入される水素の量を十分にならないようにすることが可能であった。この場合において、第1反応器から排出される流出物への、あるいは少なくとも第2反応器用仕込原料への水素リッチガスの補足的注入を行うことが可能であった。
【0073】
移動床方法に関する還元用反応ガスの使用を記載したが、それは、固定床方法についても応用できる。
【0074】
この移動床を使用することは、第1反応器における削減されたH/HC比の使用とリンクして非常に有利であった。しかしながら、他のより高いH/HC比のいかなる値、特に先行技術の値もこの反応器において可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は従来技術を示すフローシートである。
【図2】 図2は本発明の実施例を示すフローシートである。

Claims (14)

  1. 触媒を用いる炭化水素留分からの芳香族化合物の製造方法であって、少なくとも1つの帯域において行われる少なくとも次の連続工程:すなわち、少なくとも1つのナフテン脱水素反応を用いる水素の存在下での留分の処理工程と、再循環ガスと呼ばれるガスを生成するためのガス状水素含有流出物、液体物質および触媒の分離工程と、触媒の再生工程と、触媒の還元工程と、処理工程への触媒の再導入工程とを含む方法において、供給される純粋水素を1〜10kg/触媒1kg含む量で導入される再循環ガスの存在下に還元工程が行われ、ついで還元工程からの流出物が触媒床から分離されることを特徴とする、芳香族化合物の製造方法。
  2. 触媒が移動床で循環する、請求項1記載の方法。
  3. 脱水素を行う処理工程への、再循環ガスと呼ばれるガス状水素含有流出物の少なくとも一部の再循環を含む、請求項1または2記載の方法。
  4. 還元工程が300〜800℃で行われ、触媒の滞留時間が15分〜2時間であることを特徴とする、請求項1〜3のうちのいずれか1項記載の方法。
  5. 還元工程が400〜600℃で行われることを特徴とする、請求項1〜4のうちのいずれか1項記載の方法。
  6. 該方法が、400〜700℃、0.1〜4MPa、空間速度0.1〜10h−1、および水素/炭化水素モル比(H /HC)が大きくとも10で行われることを特徴とする、請求項1〜5のうちのいずれか1項記載の方法。
  7. 該方法が、脱水素を行う工程において0.3〜0.8MPa、480〜600℃、空間速度1〜4h−1および水素/炭化水素モル比(H /HC)が大きくとも4で行われるリフォーミング方法であることを特徴とする、請求項1〜6のうちのいずれか1項記載の方法。
  8. 該方法で、脱水素を行う工程において0.3〜0.8MPa、480〜600℃、空間速度1〜4h−1および水素/炭化水素モル比(H /HC)が大きくとも6で行われる芳香族化合物の製造方法であることを特徴とする、請求項1〜6のうちのいずれか1項記載の方法。
  9. 再循環ガスが、C 不純物を10容積%以上含むことを特徴とする、請求項1〜8のうちのいずれか1項記載の方法。
  10. 還元工程からのガス流出物の少なくとも一部が、脱水素を行う工程に導入される、および/または、脱水素に続く少なくとも1つの工程に導入されることを特徴とする、請求項1〜9のうちのいずれか1項記載の方法。
  11. 再循環ガスが、脱水素に続く工程に添加されることを特徴とする、請求項10記載の方法。
  12. 移動床で循環する触媒を用いる炭化水素留分からの芳香族化合物の製造装置であって、下記:
    ・ナフテン脱水素反応を行う留分処理用の少なくとも1つの帯域であって、前記帯域は、少なくとも1つの留分導入用導管と、少なくとも1つの処理済み留分抜き出し用導管と、前記帯域の頂部への少なくとも1つの触媒導入用導管と、前記帯域の底部に配置される少なくとも1つの触媒抜き出し用導管と、少なくとも1つの水素含有ガス導入用導管と、少なくとも1つのガス流抜き出し用導管とを備える帯域と、
    ・触媒、液体物質およびガス状水素含有流出物の少なくとも1つの分離帯域と、
    ・少なくとも1つの触媒再生帯域と、
    ・還元された触媒が、触媒導入用導管を介して脱水素帯域に入るように、ナフテンの脱水素を行う前記帯域に連結される、再生された触媒を還元する少なくとも1つの帯域であり、
    ・少なくとも1つの水素含有ガス導入用導管と、
    ・少なくとも1つのガス流抜き出し用導管と
    を備える帯域と、
    ・前記分離帯域からのガス状水素含有流出物の少なくとも一部を、脱水素反応を行う前記帯域に再循環するための少なくとも1つの導管と
    を含む装置において、
    該装置が、前記還元帯域へのガス導入用導管に、ガス状水素含有流出物の少なくとも一部を再循環するための少なくとも1つの導管も含むことを特徴とする、芳香族化合物製造用装置。
  13. 請求項12記載の装置において、脱水素反応を行う前記帯域の下流に配置される少なくとも1つの反応帯域を含む装置であって、該反応帯域が、少なくとも1つの触媒入口用導管と、触媒抜き出し用導管と、少なくとも1つの水素含有ガス導入用導管と、少なくとも1つのガス流出物抜き出し用導管と、脱水素反応を行う前記帯域からの反応流出物入口用の少なくとも1つの導管と、脱水素反応を行う前記帯域の下流に配置される該反応帯域からの反応流出物用導管とを含む装置であり、水素含有ガス導入用導管が、脱水素帯域および還元帯域からのガス流抜き出し用導管に連結されていることを特徴とする、請求項12記載の装置。
  14. 水素含有ガス導入用導管が、再循環ガス流出物供給用導管にも連結されていることを特徴とする、請求項13記載の装置。
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