JP4660137B2 - 処理計画作成装置、処理計画作成方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
上記処理プロセスの物流フローや物流制約を離散事象モデルで表し、物流状態を変化させる離散事象であって、上記処理計画作成対象である事象が発生したときの、考慮すべき全ての物流状態及び物流制約を検出する離散事象系シミュレータと、
上記処理計画の立案開始日時から予め設定された対象期間(計画作成期間)分を対象として、上記処理プロセスの物流状態と物流制約とのうち、処理計画作成に影響が大きい重要な部分のみからなる数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、
上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルを評価するための評価関数を設定する評価関数設定装置と、
上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルと、上記評価関数設定装置により設定された評価関数とを用いて最適化計算処理を行って上記離散事象系シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを有し、
上記最適化計算装置による最適化計算処理により、立案開始日時から所定の区切られた範囲で設定された対象期間(指示算出期間)分について物流指示を算出して上記離散事象系シミュレータに与えて、予め選択された対象期間(シミュレーション期間)分だけシミュレーションを実行した結果を処理計画として確定し、上記確定した期間の直後の日時を新たな立案開始日時として設定して処理計画を立案するという処理を繰り返すことにより得られたシミュレーション結果から上記処理プロセスにおける、前記物流制約を満足する処理計画を作成する処理計画作成装置であって、
上記数式モデルと上記評価関数の両方もしくは一方が、独立変数の領域を複数に区分した区分領域毎に線形式の形を取る区分線形式であることを特徴としている。
上記処理プロセスの物流フローや物流制約を離散事象モデルで表し、物流状態を変化させる離散事象であって、上記処理計画作成対象である事象が発生したときの、考慮すべき全ての物流状態及び物流制約を検出する離散事象系シミュレータと、上記処理計画の立案開始日時から予め設定された対象期間(計画作成期間)分を対象として、上記処理プロセスの物流状態と物流制約とのうち、処理計画作成に影響が大きい重要な部分のみからなる数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルを評価するための評価関数を設定する評価関数設定装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルと上記評価関数設定装置により設定された評価関数を用いて最適化計算処理を行って上記離散事象系シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを用い、
上記最適化計算装置による最適化計算処理により、立案開始日時から所定の区切られた範囲で設定された対象期間(指示算出期間)分について物流指示を算出して上記離散事象系シミュレータに与えて、予め選択された対象期間(シミュレーション期間)分だけシミュレーションを実行した結果を処理計画として確定し、上記確定した期間の直後の日時を新たな立案開始日時として設定して処理計画を立案するという処理を繰り返すことにより得られたシミュレーション結果から上記処理プロセスにおける、前記物流制約を満足する処理計画を作成する処理計画作成方法であって、
上記数式モデルと上記評価関数の両方もしくは一方が、独立変数の領域を複数に区分した区分領域毎に線形式の形を取る区分線形式であることを特徴としている。
上記処理プロセスの物流フローや物流制約を離散事象モデルで表し、物流状態を変化させる離散事象であって、上記処理計画作成対象である事象が発生したときの、考慮すべき全ての物流状態及び物流制約を検出する離散事象系シミュレータと、上記処理計画の立案開始日時から予め設定された対象期間(計画作成期間)分を対象として、上記処理プロセスの物流状態と物流制約とのうち、処理計画作成に影響が大きい重要な部分のみからなる数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルを評価するための評価関数を設定する評価関数設定装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルと上記評価関数設定装置により設定された評価関数を用いて最適化計算処理を行って上記離散事象系シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを用い、
上記最適化計算装置による最適化計算処理により、立案開始日時から所定の区切られた範囲で設定された対象期間(指示算出期間)分について物流指示を算出して上記離散事象系シミュレータに与えて、予め選択された対象期間(シミュレーション期間)分だけシミュレーションを実行した結果を処理計画として確定し、上記確定した期間の直後の日時を新たな立案開始日時として設定して処理計画を立案するという処理を繰り返すことにより得られたシミュレーション結果から上記処理プロセスにおける、前記物流制約を満足する処理計画を作成する処理計画作成方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
上記数式モデルと上記評価関数の両方もしくは一方が、独立変数の領域を複数に区分した区分領域毎に線形式の形を取る区分線形式であることを特徴としている。
図11は、本発明の処理計画作成装置の全体構成の一例を説明するブロック図である。図11に示したように、本実施の形態の処理計画作成装置300は、離散事象系シミュレータ310、数式モデル保持装置320、最適化計算装置330、評価関数設定装置340等によって構成されている。
以下、図面を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。
本実施の形態の処理計画作成装置では、従来例として述べたような転炉からCCまでの製造プロセスにおいて、与えられたキャスト編成結果(鋳込順)と製鋼物流制約の下で、CC操業計画にマッチした転炉操業計画の最適化問題を扱うものとする。ただし、これはあくまでも一例であり、本実施の形態の処理計画作成装置は、下工程の方に課せられた多くの制約を守りつつ下工程での操業計画を作成する際には適用することが可能であり、また特に有効である。
図1において、10は処理計画作成装置であり、11はペトリネットによる離散事象系シミュレータであり、ペトリネットによるグラフィカルな物流構造モデルと、グラフィカルに表現できないルール記述とによって構成される。ここで、ルールの例としては、チャージを最も早く出鋼できる時刻の限界を示す出鋼最早時刻、チャージを最も遅く出鋼できる時刻の限界を示す出鋼最遅時刻、及び複数転炉の干渉条件(TAP制約)などがある。
|c1−c2|≧45、|c2−c3|≧20
と表され、出鋼最早時刻及び出鋼最遅時刻の条件は、
c1最早≦c1≦c1最遅
c2最早≦c2≦c2最遅
c3最早≦c3≦c3最遅
と表される。
Ax≦B
Xmin≦X≦Xmax
という簡単な線形式で表すことができる、なお、xは各CCの出鋼時刻を行列表現したものであり、A,Bは所定の行列式、xmin及びxmaxはそれぞれ各CCへの出鋼最早時刻及び出鋼最遅時刻を行列表現したものである。
|X1−X2|≧α・・・・(1)
と表され、出鋼最早時刻及び出鋼最遅時刻の条件は、
x1L≦x1≦x1U・・・(2)
x2L≦x2≦x2U・・・(3)
と表される。
x1−x2≧α (x1≧x2のとき)・・・・(4)
−x1+x2≧α(x1<x2のとき)・・・・(5)
出鋼時刻のスケジューリングでは、これらの条件式(2)〜(5)を全て満たす解を求めるものであり、その解領域は図5に示す通りとなる。
xi=xi1+xi2(i=1,2)・・・・(7)
ただし、0≦xij≦hij (j=1,2)
hi1=x1r、hi2=xiU−x2r
この式(7)を用いて式(6)で示す評価関数zを以下の式(8)に置き換えることができる、これは、関数fi(xi)が存在しない単純な線形式である。
A1x≦B(xl≧x2のとき)
A2x≦B(x1<x2のとき)・・・・・(18)
xL≦x≦xU
このように、本実施の形態では、ペトリネットによる離散事象系シミュレータ11より得られる現在の物流状態や物流制約ルールに基づく物流モデルと、これを評価する評価関数とを簡単な線形式で表すことができ、ペトリネットモデルに線形計画法を適用した手法により物流の処理計画を高速に作成することができるとともに、解析的な物流の最適化を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。上述の実施の形態は、出鋼事象が発生する毎に、その出鋼時刻から将来の予測範囲を各CCの1チャージ分で区切って、部分的に最適化演算を行う処理を繰り返していくという形態をとっている。したがって、出来上がったスケジュールが全体として最適化されていることは必ずしも保証し得ない。そこで、第2の実施の形態では、全体としての最適化も図れるような工夫をしている。
11 ペトリネットモデルによる離散事象系シミュレータ
12 物流モデル構築部
13 最適化計算部
14 評価関数設定部
21 前処理部
22 後処理部
32 処理計画作成部
Claims (20)
- 異なる複数工程経路で複数製品を製造する処理プロセスにおける処理計画を作成するための処理計画作成装置において、
上記処理プロセスの物流フローや物流制約を離散事象モデルで表し、物流状態を変化させる離散事象であって、上記処理計画作成対象である事象が発生したときの、考慮すべき全ての物流状態及び物流制約を検出する離散事象系シミュレータと、
上記処理計画の立案開始日時から予め設定された対象期間(計画作成期間)分を対象として、上記処理プロセスの物流状態と物流制約とのうち、処理計画作成に影響が大きい重要な部分のみからなる数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、
上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルを評価するための評価関数を設定する評価関数設定装置と、
上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルと、上記評価関数設定装置により設定された評価関数とを用いて最適化計算処理を行って上記離散事象系シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを有し、
上記最適化計算装置による最適化計算処理により、立案開始日時から所定の区切られた範囲で設定された対象期間(指示算出期間)分について物流指示を算出して上記離散事象系シミュレータに与えて、予め選択された対象期間(シミュレーション期間)分だけシミュレーションを実行した結果を処理計画として確定し、上記確定した期間の直後の日時を新たな立案開始日時として設定して処理計画を立案するという処理を繰り返すことにより得られたシミュレーション結果から上記処理プロセスにおける、前記物流制約を満足する処理計画を作成する処理計画作成装置であって、
上記数式モデルと上記評価関数の両方もしくは一方が、独立変数の領域を複数に区分した区分領域毎に線形式の形を取る区分線形式であることを特徴とする処理計画作成装置。 - 上記数式モデル保持装置は、上記設定した計画作成期間に含まれる事象毎に、上記検出した現在の物流状態から最適な事象発生時刻である希望時刻を夫々算出する希望時刻算出手段と、
上記希望時刻算出手段により算出された希望時刻を用いて、上記離散事象系シミュレータにより検出された物流制約を上記線形式に展開する線形化手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の処理計画作成装置。 - 上記線形評価関数は、上記希望時刻からの事象発生時刻のずれ量及び上記事象発生時刻の2つの指標の重み付き和で表されることを特徴とする請求項1に記載の処理計画作成装置。
- 上記希望時刻からの事象発生時刻のずれ量の重みを、上記希望時刻を境とした前後で夫々任意に設定可能と成したことを特徴とする請求項3に記載の処理計画作成装置。
- 上記希望時刻からの事象発生時刻のずれ量の重みを、事象発生時刻が事象最早発生可能時刻及び事象最遅発生可能時刻を越える部分について極端に重く設定したことを特徴とする請求項3または4に記載の処理計画作成装置。
- 上記事象発生時刻の重みを任意に設定可能と成したことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の処理計画作成装置。
- 上記処理を繰り返す演算の実行前に、上記製造プロセスの他方の工程の最低事象発生間隔の制約によって一方の工程での処理の連続性が保てなくなることを予測し、不連続となる時間分だけ事象発生時刻を早めるように属性を設定する前処理手段を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の処理計画作成装置。
- 上記処理を繰り返す演算の実行後に、得られたスケジュール結果中で一方の工程の処理が不連続となる部分を検出し、当該不連続となる部分の処理時間を長く設定することにより不連続点をなくすようにする後処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の処理計画作成装置。
- 上記離散事象モデルはペトリネットモデルであることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の処理計画作成装置。
- 異なる複数工程経路で複数製品を製造する処理プロセスにおける処理計画を作成するための処理計画作成方法において、
上記処理プロセスの物流フローや物流制約を離散事象モデルで表し、物流状態を変化させる離散事象であって、上記処理計画作成対象である事象が発生したときの、考慮すべき全ての物流状態及び物流制約を検出する離散事象系シミュレータと、上記処理計画の立案開始日時から予め設定された対象期間(計画作成期間)分を対象として、上記処理プロセスの物流状態と物流制約とのうち、処理計画作成に影響が大きい重要な部分のみからなる数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルを評価するための評価関数を設定する評価関数設定装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルと上記評価関数設定装置により設定された評価関数を用いて最適化計算処理を行って上記離散事象系シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを用い、
上記最適化計算装置による最適化計算処理により、立案開始日時から所定の区切られた範囲で設定された対象期間(指示算出期間)分について物流指示を算出して上記離散事象系シミュレータに与えて、予め選択された対象期間(シミュレーション期間)分だけシミュレーションを実行した結果を処理計画として確定し、上記確定した期間の直後の日時を新たな立案開始日時として設定して処理計画を立案するという処理を繰り返すことにより得られたシミュレーション結果から上記処理プロセスにおける、前記物流制約を満足する処理計画を作成する処理計画作成方法であって、
上記数式モデルと上記評価関数の両方もしくは一方が、独立変数の領域を複数に区分した区分領域毎に線形式の形を取る区分線形式であることを特徴とする処理計画作成方法。 - 上記数式モデル保持装置は、上記設定した計画作成期間に含まれる事象毎に、上記検出した現在の物流状態から最適な事象発生時刻である希望時刻を夫々算出する希望時刻算出工程と、
上記希望時刻算出工程により算出された希望時刻を用いて、上記離散事象系シミュレータにより検出された物流制約を上記線形式に展開する線形化工程とを有することを特徴とする請求項10に記載の処理計画作成方法。 - 上記線形評価関数は、上記希望時刻からの事象発生時刻のずれ量及び上記事象発生時刻の2つの指標の重み付き和で表されることを特徴とする請求項10に記載の処理計画作成方法。
- 上記希望時刻からの事象発生時刻のずれ量の重みを、上記希望時刻を境とした前後で夫々任意に設定可能と成したことを特徴とする請求項12に記載の処理計画作成方法。
- 上記希望時刻からの事象発生時刻のずれ量の重みを、事象発生時刻が事象最早発生可能時刻及び事象最遅発生可能時刻を越える部分について極端に重く設定したことを特徴とする請求項12または13に記載の処理計画作成方法。
- 上記事象発生時刻の重みを任意に設定可能と成したことを特徴とする請求項12〜14の何れか1項に記載の処理計画作成方法。
- 上記処理を繰り返す演算の実行前に、上記製造プロセスの他方の工程の最低事象発生間隔の制約によって一方の工程での処理の連続性が保てなくなることを予測し、不連続となる時間分だけ事象発生時刻を早めるように属性を設定する前処理工程を有することを特徴とする請求項10〜15の何れか1項に記載の処理計画作成方法。
- 上記処理を繰り返す演算の実行後に、得られたスケジュール結果中で一方の工程の処理が不連続となる部分を検出し、当該不連続となる部分の処理時間を長く設定することにより不連続点をなくすようにする後処理工程を有することを特徴とする請求項10〜15の何れか1項に記載の処理計画作成方法。
- 上記離散事象モデルはペトリネットモデルであることを特徴とする請求項10〜17の何れか1項に記載の処理計画作成方法。
- 異なる複数工程経路で複数製品を製造する処理プロセスにおける処理計画を作成するための処理計画作成方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
上記処理プロセスの物流フローや物流制約を離散事象モデルで表し、物流状態を変化させる離散事象であって、上記処理計画作成対象である事象が発生したときの、考慮すべき全ての物流状態及び物流制約を検出する離散事象系シミュレータと、上記処理計画の立案開始日時から予め設定された対象期間(計画作成期間)分を対象として、上記処理プロセスの物流状態と物流制約とのうち、処理計画作成に影響が大きい重要な部分のみからなる数式モデルを保持する数式モデル保持装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルを評価するための評価関数を設定する評価関数設定装置と、上記数式モデル保持装置により保持された数式モデルと上記評価関数設定装置により設定された評価関数を用いて最適化計算処理を行って上記離散事象系シミュレータに対する物流指示を算出する最適化計算装置とを用い、
上記最適化計算装置による最適化計算処理により、立案開始日時から所定の区切られた範囲で設定された対象期間(指示算出期間)分について物流指示を算出して上記離散事象系シミュレータに与えて、予め選択された対象期間(シミュレーション期間)分だけシミュレーションを実行した結果を処理計画として確定し、上記確定した期間の直後の日時を新たな立案開始日時として設定して処理計画を立案するという処理を繰り返すことにより得られたシミュレーション結果から上記処理プロセスにおける、前記物流制約を満足する処理計画を作成する処理計画作成方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
上記数式モデルと上記評価関数の両方もしくは一方が、独立変数の領域を複数に区分した区分領域毎に線形式の形を取る区分線形式であることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 上記請求項19に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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