JP4659450B2 - 超音波モータ - Google Patents

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Description

本発明は、超音波モータの駆動部内の塵埃除去のための機構部に関する。
従来のリニア型超音波モーターを駆動アクチュエーターとする駆動機構において、その駆動機構近傍の摩耗粉の除去機構に関して、特許文献1に開示されたものは、上記のアクチュエータと一体的に構成された除去機構部を設けたものである。
特許文献1は、特開平8−211449号公報である。
しかし、上述に特許文献1に開示されたものは、除去機構部が上記アクチュエータと一体部品であるために設計上の配置が制限され、かつ、その塵除去の作用効果にも限界があった。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、超音波モーターの駆動部内の塵を簡単な機構により確実に排除することことが可能な超音波モータを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の超音波モータは、駆動子に楕円振動を励起させる振動子と、圧接接触している上記駆動子の楕円振動の作用を受け、上記振動子に対して相対的に移動可能な被駆動体と、上記被駆動体との押圧接触部近傍における上記振動子に取り付けられていて、上記振動子と上記被被駆動体とが相対移動することにより上記押圧接触部を清掃する突起部材と、を具備し、上記突起部材は、上記振動子への取り付け位置決め部を一端に持ち、他端には上記被駆動体と接触する接触部を持ち、上記被駆動体との接触部は、上記突起部材の弾性力により被駆動体に押圧されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材の接触部は、線状に上記被駆動体に接触し、上記被駆動体と駆動子の接触幅より広く接触していることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材は、上記駆動子近傍に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材は、上記被駆動体の進行方向に振動子から延出されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の超音波モータは、請求項2に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材の先端部に凹部を設け、その凹部に吸着剤を塗布したことを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材の被駆動体との摺動面には、潤滑剤の塗装が施されていることを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材の表面には、上記被駆動体との摺動面以外の少なくとも一部に粘着剤が塗布されていることを特徴とする。
本発明の請求項8に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材の形状は、上記突起部材の接触部の先端部に向けて傾斜する形状であることを特徴とする。
本発明の請求項9に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材は、弾性体の樹脂であることを特徴とする。
本発明の請求項10に記載の超音波モータは、請求項1に記載の超音波モータにおいて、上記突起部材の材質は、磁性を有する材質であることを特徴とする。
本発明によれば、超音波モーターの駆動部内の塵を単純な機構により確実に排除することことが可能な超音波モータを提供することができる。
以下、図を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である超音波モータが組み込まれたレンズ鏡筒の分解斜視図である。図2は、上記レンズ鏡筒の光軸を含む断面図である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、図2のB視図である。
なお、以下の説明において、複数群レンズからなる撮影レンズ光軸を光軸Oとし、光軸O方向(すなわち、光軸Oと平行な方向)で被写体側を前方側とし、結像側を後方側とする。光軸Oに対するラジアル方向をR方向とし、光軸Oまわりの周方向(接線方向)をT方向とする。
本実施形態のレンズ鏡筒1は、図1に示すように固定枠2と、固定枠2の内周部に回転可能に嵌入支持されるカム環3と、カム環3の前方内周に嵌入さる第二群枠4と、カム環3の後方内周に嵌入さる第三群枠5と、第二群枠4に保持される第二群レンズ6と、第三群枠5に保持される第三群レンズ7と、リニアタイプの駆動源としての超音波モータ40とを有してなる。なお、レンズ鏡筒1には、図示しないズーム用第一群レンズを保持する第一群枠が別途配置されているものとする。また、第二,三群枠4,5は、フォーカシング時に進退駆動されるものとする。
固定枠2は、円筒枠部材であって、その環状部に光軸O方向に沿ったホルダ挿入溝2aと、該挿入溝2a上に設けられるネジ穴2bと、周方向に沿ったガイド溝2cと、光軸O方向に沿った直進ガイド溝2d,2eとを有している。
カム環3は、円筒枠部材であって、固定枠2のガイド溝2cに摺動自在に嵌入するガイドピン10を有しており、該ガイドピン10によって固定枠2に対して光軸O方向位置が規制され、光軸O回りに回動自在に支持される。そして、カム環3には、円筒外周部を貫通し、周方向に沿った逃げ溝3aと、光軸Oに対して斜行するカム溝3b,3cが設けられる。
第二群枠4は、円筒枠部材であって、内周部に第二群レンズ6を保持し、カム環3の前方内周に嵌入し、進退可能に支持される。第二群枠4の外周部にガイドピン4eとカムフォロア8が固着されており、さらに、枠部上方には、振動子41を含む超音波モータ40が相対移動するためのスペ−スであって、上方に開口する凹部4cが設けられている。第二群枠4の外周部に設けられる複数のボール嵌入凹部4bには、複数の転動体であるボール11が嵌入される。第二群枠4は、カム環3の内周部に嵌入された状態で該ボール11を介して光軸O方向に直進進退可能に支持される。
凹部4cの底部には、光軸O方向に沿ったU字溝4dが配されており、U字溝4dには、後述する超音波モータ40の駆動レール16が固着されている。
ガイドピン4eは、カム環3の逃げ開口部3eを挿通して固定枠2の直進ガイド溝2dに摺動自在に嵌入する。また、カムフォロア8は、カム環3のカム溝3bに摺動自在に嵌入する。従って、第二群枠4が固定枠2に対して回転が規制された状態で光軸O方向に進退駆動された場合、カム環3がカムフォロア8を介してカム溝3bに沿って回転駆動される。
第三群枠5は、円筒枠部材であって、内周部に第三群レンズ7を保持し、カム環3の後方内周に嵌入して支持される。その外周部にガイドピン5aとカムフォロア9が固着されている。ガイドピン5aは、カム環3の逃げ開口部3eを挿通して固定枠2の直進ガイド溝2eに摺動自在に嵌入する。また、カムフォロア9は、カム環3のカム溝3cに摺動自在に嵌入する。従って、第三群枠5は、固定枠2に対して回転が規制された状態でカム環3の回転によりカム溝3cに沿って光軸O方向に直進進退駆動される。
次に、超音波モータ40の詳細について、図1、および、図5〜10を用いて説明する。
図5は、上記超音波モータの振動子の斜視図である。図6は、上記超音波モータの振動子を駆動レールに当て付けた状態を示す斜視図である。
超音波モータ40は、振動子に励起される超音波振動により駆動レールを介してレンズ鏡筒1を進退駆動する駆動アクチュエータであって、図1に示すように振動子41と、振動子支持部と、第二群枠4に固定しじされる被駆動体としての駆動レール16とを有してなる。
振動子41は、図5,6に示すように積層圧電体42と、支持軸43と、一対の駆動子44と、一対の突起部材15と、接続用フレキシブル基板を有している。
積層圧電体42は、電気/機械エネルギ変換素子である複数枚の圧電シートと表面の絶縁板からなり、その表面には導電性銀ペーストからなる電極パターンの電極が形成されている。積層圧電体42に上記電極を介して超音波駆動電圧が印加されると、屈曲定在波屈曲振動と縦振動が励起される。この積層圧電体42の前後の両側面には、側方に突出して設けられ、突起部材の位置決め部としての位置決め凸部45が固定配置されている。
支持軸43は、積層圧電体42の振動の節(中立位置)を積層方向(鏡筒組み付け状態でT方向)に貫通して接着固定され、軸両端が積層圧電体42から突出している。
駆動子44は、支持軸43と直交する方向の積層圧電体42の長手方向(鏡筒組み付け状態で光軸O方向)両端部に固定される一対の突起よりなる。この駆動子44には駆動レール16との押圧接触部として、該駆動レール16の外周の一部に密着する凹状円弧面44aが形成されている。
上記振動子支持部は、図2,3に示すようにホルダ支えネジ12と、支持部材である振動子ホルダ13と、振動子付勢バネ14とからなる。
ホルダ支えネジ12は、固定枠2のネジ穴2bに螺合可能なネジ部12aと振動子ホルダ13に嵌入するT方向に沿った軸部12bとを有している。
振動子ホルダ13は、軸部12bが摺動自在に嵌入する軸穴13aと、振動子の支持軸43が係合する切り欠き部13bとを有している。
駆動レール16は、円形断面の真直軸であって、耐摩耗性のよい材料、例えば、セラミック等で形成される部材である。この駆動レール16は、第二群枠4の凹部4cの底面部に設けられる溝4dに嵌入され、光軸O方向に沿った状態で接着固定される。
突起部材15は、弾性変形が可能なゴム材、あるいは、樹脂材で形成され、振動子の積層圧電体42に光軸O方向の両端部の位置決め凹部45に位置決めされ、駆動子44を囲む状態で固着される。この突起部材15の形状は、図7〜9に示される。
なお、図7は、上記突起部材の斜視図であり、図8は、図7のE−E断面図である。図9は、図8のF−F断面図である。図10は、図6のC−C断面図であり、上記突起部材が固着された振動子を駆動レールに当て付けた状態の断面を示す。図11は、図10のG−G断面図である。
図7〜9に示すように突起部材15は、積層圧電体42の端部に嵌入する凹部15bと、位置決め溝部15dと、駆動子44が嵌入する駆動子嵌入穴15cと、駆動レール側に設けられる凹状円弧面15eと、駆動子44から移動(進行)方向に延出して設けられ、駆動レール16との接触部となる先端凹状円弧部15fとを有している。凹状円弧面15eは、駆動子44の凹状円弧面44aの曲率半径より僅かに大きい曲率半径R1 を有し、凹状円弧部15fは、R1 より小さく、駆動レール16の軸部の曲率半径と等しいか、僅かに小さい曲率半径R2 を有している。さらに、図10に示すように凹状円弧部15fのT方向幅(弦の長さ)S2 は、凹状円弧面44aのT方向幅(弦の長さ)S1 より大きくなっている。
なお、凹状円弧面15eと凹状円弧部15fとの間は傾斜面で接続されている。従って、突起部材15は、先端側の凹状円弧部15fに向けて徐々に肉厚が薄くなる形状を有する。
図6に示すように突起部材15は、一対のものが振動子41の積層圧電体42に光軸O方向のその両端部に位置決めして、接着剤により固着される。すなわち、突起部材15は、積層圧電体42位置決め凸部45に位置決め溝部15dを嵌入させ、かつ、駆動子44を嵌入穴15cに嵌入させて、凹部15bを積層圧電体42の端部に挿入して接着固定される。このように接着固定することにより駆動レール16の相対移動による突起部材15の位置ずれや脱落が防止される。
突起部材15を積層圧電体42に位置決め固着した状態では、凹状円弧部15fは、駆動子の凹状円弧面44aに対してR方向に所定押圧量だけ突出しているものとする。従って、振動子41がレンズ鏡筒1に組み込まれ、駆動子44が駆動レール16上に当接した状態では、図6に示すように突起部材15の凹状円弧部15fは、弾性変形することによって駆動レール16の外径部に線状密着状態で接触する(その接触位置は、駆動子44の移動方向の外方位置)。但し、突起部材15の凹状円弧面15eは、駆動レール16の外径から逃げた位置にある。
上述した構成を有する超音波モータ40の振動子41は、第二群枠4の凹部4c内部に挿入され、支持軸43方向をT方向に一致させ、駆動子44を駆動レール16上に当接させた状態で組み込まれる。振動子支持部材の振動子ホルダ13は、カム環3の逃げ溝3aから挿入され、振動子ホルダ13の切り欠き部13bを回動可能状態で支持軸43に当接させる。なお、カム環3,第二群枠4を固定枠2の内周に嵌入する場合、振動子ホルダ13の上方突出部を固定枠2の挿入溝2aに挿入して上記嵌入を行う必要がある。
そして、ホルダ支えネジ12は、固定枠2のネジ穴2bに外周側から挿入して螺着される。その螺着状態で軸部12bは、振動子ホルダ13の軸穴13aに嵌入し、振動子ホルダ13のT方向かつ光軸O平行方向に沿った面上の位置が決められる。また、振動子ホルダ13のR方向は可動の状態で支持される。また、ホルダ支えネジ12と振動子ホルダ13との間には、振動子付勢バネ14が挿入されている。従って、振動子付勢バネ14の付勢力により振動子ホルダ13を介して振動子41の支持軸43が押圧され、駆動子44が駆動レール16に所定の当接力で当接する。
超音波モータ40を駆動する場合、発振回路部,移相回路部,駆動回路部等を有してなる振動子駆動回路より位相制御された超音波駆動電圧が振動子41に印加される。超音波駆動電圧が印加された振動子41には、屈曲定在波振動と縦振動が合成された振動が励起され、駆動子44の先端に位相のずれた楕円振動を発生させる。駆動子44の先端には被駆動体である駆動レール16が押圧されているので、上記楕円振動によって駆動レール16が振動子41に対した相対的に直線駆動される。
上述した超音波モータ40が組み込まれたレンズ鏡筒1における鏡枠の進退動作を説明すると、いま、図4に示すように第二群枠4が光軸O方向後方に繰り込まれ、かつ、第三群枠5が光軸O方向前方に繰り出された位置にあるとする。振動子41に駆動電圧が印加され、振動が励起されて駆動子44に楕円振動が発生して駆動レール16が振動子41に対して光軸O方向前方に駆動されると、第二群枠4が固定枠2に回転規制された状態で光軸O方向前方に移動する。前述したようにカム環3は、固定枠2に対して進退規制,回動自在に支持されていることから、上記第二群枠4の光軸O方向前方への移動によってカムフォロア8、カム溝3bを介してカム環3が−D方向に回動駆動される。上記カム環3の回動により第三群枠5がカム溝3c,カムフォロア9を介して光軸O方向後方に繰り込まれる。
上述した超音波モータ40によりレンズ鏡筒1の各鏡枠が進退駆動される場合、駆動子44の凹状円弧面44aの駆動レール16との間の押圧接触部にて摩擦による駆動力の伝達がなされるが、その押圧接触部の摩擦面にて摩耗粉が発生する。しかし、その摩耗粉は、駆動子44の前後にて前述したように駆動レール16の表面に突起部材15の凹状円弧部15fが密着して摺接するので確実に排除される。なお、上記摩耗粉と共に駆動レール16上に積もる塵埃も同時に除去される。
また、振動子41と駆動レール16との相対移動方向(光軸O方向)と直交する方向であるT方向に関して、図11に示すように突起部材15の凹状円弧部15fが駆動レール16に接触する幅(図10,11のS2 に相当する)は、駆動子44の凹状円弧面44aが駆動レール16に接触する幅(図10,11のS1 に相当する)より広い。言い換えれば、駆動子44が駆動レール165上を相対的に摩擦移動した場合、駆動子44が接触する駆動レール16上の領域をすべて突起部材15の凹状円弧部15fの接触部がカバーした状態で摺動することになり、駆動子44と駆動レール16との摩擦により生じる摩耗粉は、突起部材15によって残すことなく除去される。なお、突起部材15の凹状円弧面15eは、駆動レール16の外径部に対して隙間のある状態で位置しているので駆動時の摩擦負荷にはならない。
また、突起部材15が振動体となる積層圧電体42に固着されていることから該突起部材15も同時に振動するので、付着した摩耗粉を駆動レール16より外方に振り払う効果も期待できる。
以上、説明したように本実施形態の超音波モータ40が組み込まれたレンズ鏡筒1によれば、駆動中に発生する駆動子と駆動レールとの押圧接触部における摩耗粉の除去が確実に行われ、駆動レール16上に摩耗粉が堆積して駆動力の減退や摩耗の助長等が防止される。また、上述した摩耗粉除去機構自体も簡単な構造であり、超音波モータの配置スペ−スが大きくなることが避けられる。
なお、上述した実施形態の超音波モータ40において、突起部材15の凹状円弧部15fと駆動レール16との摺動部に摩擦抵抗を減じるためにシリコングリース等の潤滑剤を塗布するか、あるいは、凹状円弧面15eから円弧部15fにかけて潤滑剤を焼き付ける等の表面処理を施すことにより、摩擦を減らし超音波モータ40の変換効率の低下を防止できる。
また、突起部材15の凹状円弧面15e,円弧部15f以外の露出部分や凹部に粘着剤、あるいは、吸着剤を塗布することにより上記摩耗粉を収集し、飛散を防止することもできる。
さらに、突起部材15を磁力を発生する材料(樹脂に磁性粉体を混入させた変形可能な樹脂製磁石など)で形成することにより摩耗粉の収集をより効果的に行うこともできる。
次に、上記実施形態の超音波モータ40に適用された突起部材15に対する3つの変形例の突起部材について、図12〜25を用いて説明する。
なお、これらの変形例の突起部材が適用される超音波モータおよびレンズ鏡筒は、前述した実施形態のものと略同一であり、同一の構成部材には同一の符号を用いて以下の説明を行う。
第一の変形例の突起部材51を適用した超音波モータ40Aについて、図12〜16を用いて説明する。
図12は、超音波モータ40Aの側面図である。図13は、超音波モータ40Aに適用される振動子41の斜視図である。図14は、第一の変形例の突起部材51の斜視図である。図15は、図14のH−H断面図である。図16は、図15のI−I断面図である。
超音波モータ40Aの振動子41における積層圧電体42には、図13に示すように光軸O方向の両端部位置に一対の突起部材51を位置決めするための位置決めピン45Aが配されており、該位置決めピン45Aで位置決めされた本変形例の突起部材51が積層圧電体42の両端部に接着固定される。
突起部材51は、図14〜図16に示すように積層圧電体42が嵌入し、かつ、駆動子44が挿通する片側が開放された凹部51bと、位置決め部としての位置決めピン穴51dと、駆動レール側に設けられる凹状円弧面51eと、駆動子44から移動(進行)方向に延出して設けられ、駆動レール16の表面に接触する先端凹状円弧部51fとを有している。前記突起部材15の場合と同様に凹状円弧面51eは、駆動子44の凹状円弧面44aの曲率半径より僅かに大きい曲率半径R1 を有し、凹状円弧部51fは、R1 より小さく、駆動レール16の軸部の曲率半径と等しいか、僅かに小さい曲率半径R2 を有している。さらに、凹状円弧部51fのT方向幅(弦の長さ)は、駆動子44の凹状円弧面44aのT方向幅(弦の長さ)より広い。
なお、凹状円弧面51eと凹状円弧部51fとの間は傾斜面で接続されている。従って、突起部材51は、先端側の凹状円弧部51fに向けて徐々に肉厚が薄くなる形状を有する。
図12に示すように突起部材51は、前記突起部材15の場合と同様に一対のものが振動子41の積層圧電体42に光軸O方向のその両端部に位置決めして、接着剤により固着される。すなわち、突起部材51は、積層圧電体42位置決めピン45Aに位置決め穴51dを嵌入させて凹部51bを積層圧電体42の両端部に挿入して接着固定される。
突起部材51の積層圧電体42への位置決め固着状態では、凹状円弧部51fは、駆動子の凹状円弧面44aに対してR方向に所定押圧量だけ突出しているものとする。従って、振動子41がレンズ鏡筒1に組み込まれ、駆動子44が駆動レール16上に当接した状態では、図6に示すように凹状円弧部51fは、弾性変形することによって駆動レール16の外径部に線状密着状態で接触する(その接触位置は、駆動子44の移動方向の外方位置)。。そして、駆動レール16に対して凹状円弧面44aよりも凹状円弧部51fが幅広く接触する。凹状円弧面51eは、駆動レール16の外径から逃げた位置にある。
本変形例の突起部材51を適用した超音波モータ40Aも前記突起部材15を適用した超音波モータ40の場合と同様にレンズ鏡筒1の駆動を行う。そして、駆動中に発生する駆動子と駆動レールとの押圧接触部における摩耗粉の除去が突起部材51の凹状円弧部51fによってなされ、駆動レール16上に摩耗粉が堆積することによる駆動力の減退や摩耗の助長等が防止できる。
特に突起部材51の凹部51bの片側が開放された形状であることから突起部材51の組み付けが容易である。
なお、突起部材51に対しても突起部材15の場合と同様に摩擦抵抗を減じるための表面処理や摩耗粉を収集し、飛散を防止する表面処理等は、突起部材15の場合と同様な処理が可能である。さらに、突起部材51を樹脂製磁石材料で形成して集塵効果を上げることも可能である。
第二の変形例の突起部材61を適用した超音波モータ40Bについて、図17〜21を用いて説明する。
図17は、超音波モータ40Bの斜視図である。図18は、超音波モータ40Bの側面図である。図19は、第二の変形例の突起部材61の斜視図である。図20は、図19のJ方向から見た突起部材61の斜視図である。図21(A)〜(E)は、突起部材61の形状を示す図であって、図21(A)は、図19のK矢視図である。図21(B)は、図21(A)のL1 −L1 断面図である。図21(C)は、図21(B)のL2 矢視図である。図21(D)は、図21(B)のL3 矢視図である。図21(E)は、図21(B)のL4 矢視図である。
超音波モータ40Bにおける振動子41には、積層圧電体42の両端部に前記突起部材15に替えて本変形例の一対の突起部材61が接着固定される。それ以外は、前記超音波モータ40の振動子41の構造と同様である。以下、突起部材61について説明する。
本変形例の突起部材61は、図19,20,図21(A)〜(E)に示すように積層圧電体42の端部が嵌入する凹部61bと、位置決め溝部61dと、駆動子44が嵌入する駆動子嵌入穴61cと、凹部61bに対して光軸O方向で対向した位置に設けられる凹部61hと、該凹部61hの下方側に凹状円弧面61eと、駆動子44から移動(進行)方向に延出して設けられ、駆動レール16に接触する先端凹状円弧部61fと、凹部61bの端部下方に設けられる凹状円弧面61e′とを有している。そして、凹状円弧面61eと61fとの間は傾斜面でつながっている。凹状円弧面61eと円弧部61fの上面には、先端に向けて駆動レール側に傾斜する傾斜面61gが形成されている。
凹状円弧面61e,61e′は、駆動子44の凹状円弧面44aの曲率半径より僅かに大きい曲率半径R1 を有し、凹状円弧部61fは、R1 より小さく、駆動レール16の軸部の曲率半径と等しいか、僅かに小さい曲率半径R2 を有している。さらに、凹状円弧部61fのT方向幅(弦の長さ)は、凹状円弧面44aのT方向幅(弦の長さ)より大きくなっている。なお、凹状円弧面61eと凹状円弧部61fとの間は傾斜面で接続されている。従って、突起部材61は、先端側の凹状円弧部61fに向けて徐々に肉厚が薄くなる形状を有する。
図18に示すように突起部材61は、一対のものが振動子41の積層圧電体42に光軸O方向の両端部に位置決めして、接着剤により固着される。すなわち、突起部材61は、積層圧電体42位置決め凸部45(図5)に位置決め溝部61dを嵌入させ、かつ、駆動子44を嵌入穴61cに嵌入させて、凹部61bを積層圧電体42の端部に挿入して接着固定される。このように接着固定することにより駆動レール16の相対移動による突起部材61の位置ずれや脱落が防止される。
上述のように突起部材61を積層圧電体42に位置決め固着した状態では、凹状円弧部61fは、駆動子の凹状円弧面44aに対してR方向に所定押圧量だけ突出している。従って、振動子41がレンズ鏡筒1に組み込まれ、駆動子44が駆動レール16上に当接した状態では、図18に示すように突起部材61の凹状円弧部61fは、弾性変形することによって駆動レール16の外径部に線状密着状態で接触する(その接触位置は、駆動子44の移動方向の外方位置)。また、駆動レール16に対して凹状円弧面44aよりも凹状円弧部61fが幅広く接触する。一方、凹状円弧面61eは、駆動レール16の外径から逃げた位置にある。
本変形例の突起部材61を適用した超音波モータ40Bも前記超音波モータ40の場合と同様にしてレンズ鏡筒1の進退駆動を行う。そして、この超音波モータ40Bによる効果も超音波モータ40と同様に突起部材61により駆動レール16上の摩耗粉や塵埃が確実に除去される。また、突起部材61の振動で該摩耗粉を振り落とすの効果も奏する。
さらに、突起部材61の先端側の駆動レール16との当接部となる凹状円弧部61fの上側に傾斜面61gが形成され、さらに、該傾斜面61gを囲む状態で凹部61hが形成されていることから凹状円弧部61fで排除された摩耗粉が傾斜面61gを伝って凹部61hに貯まっていくことになり、一旦排除された摩耗粉が周囲に拡散することがない。
なお、突起部材61に対しても突起部材15の場合と同様に摩擦抵抗を減じるための表面処理や摩耗粉を収集し、飛散を防止する表面処理が可能である。突起部材61を樹脂製磁石材料で形成して集塵効果を上げることも可能である。
第三の変形例の突起部材71を適用した超音波モータ40Cについて、図22〜25を用いて説明する。
図22は、超音波モータ40Cの側面図である。図23は、第二の変形例の突起部材71の斜視図である。図24は、図23のM方向から見た突起部材71の斜視図である。図25(A)〜(E)は、突起部材71の形状を示す図であって、図25(A)は、図23のN矢視図である。図25(B)は、図25(A)のP1 −P1 断面図である。図25(C)は、図25(B)のP2 矢視図である。図25(D)は、図25(B)のP3 矢視図である。図25(E)は、図25(B)のP4 矢視図である。
超音波モータ40Cにおける振動子41は、積層圧電体42の両端部に前記突起部材15、または、61に替えて本変形例の一対の突起部材71が接着固定される。それ以外は、前記超音波モータ40Bの振動子41の構造と同様である。以下、突起部材71について説明する。
本変形例の突起部材71は、図23,24,図25(A)〜(E)に示すように積層圧電体42の端部が嵌入する凹部71bと、位置決め部としての位置決め溝部71dと、駆動子44が嵌入する駆動子嵌入穴71cと、凹部71bに対して光軸O方向で対向した位置に設けられる凹部71hと、凹部71bの下方に凹状円弧面71eと先端凹状円弧部71fと、凹部71hの下方位置に凹状円弧面71e′と先端凹状円弧部71f′とを有している。凹状円弧部71f,71f′は、駆動子44の両移動(進行)方向に延出した状態で位置する。
凹状円弧面71eと凹状円弧部71fとの間、および、凹状円弧面71e′と凹状円弧部71f′との間は傾斜面でつながっている。さらに、凹状円弧面71eと円弧部71fの上面の凹部71b側、および、凹状円弧面71e′と円弧部71f′の上面の凹部71h側には、それぞれ先端側に向けて駆動レール側に傾斜する傾斜面71g,71g′が形成されている。従って、突起部材71は、両先端側の凹状円弧部71f,71f′に向けて徐々に肉厚が薄くなる形状を有する。
凹状円弧面71e,円弧部71f、および、凹状円弧面71e′,円弧部71f′は、それぞれ駆動子嵌入穴71cを中心にした対称形状を有している。そして、凹状円弧面71e,71e′は、駆動子44の凹状円弧面44aの曲率半径より僅かに大きい曲率半径R1 を有し、凹状円弧部71f,71f′は、R1 より小さく、駆動レール16の軸部の曲率半径と等しいか、僅かに小さい曲率半径R2 を有している。さらに、凹状円弧部71fのT方向幅(弦の長さ)は、凹状円弧面44aのT方向幅(弦の長さ)より大きくなっている。
図22に示すように突起部材71は、一対のものが振動子41の積層圧電体42に光軸O方向の両端部に位置決めして、接着剤により固着される。すなわち、突起部材71は、積層圧電体42位置決め凸部45(図5)に位置決め溝部71dを嵌入させ、かつ、駆動子44を嵌入穴71cに嵌入させて、さらに、凹部71bを積層圧電体42の端部に挿入して接着固定される。このように接着固定することにより駆動レール16の相対移動による突起部材71の位置ずれや脱落が防止される。
上述のように突起部材71を積層圧電体42に位置決め固着した状態では、凹状円弧部71fは、駆動子の凹状円弧面44aに対してR方向に所定押圧量だけ突出しているものとする。従って、振動子41がレンズ鏡筒1に組み込まれ、駆動子44が駆動レール16上に当接した状態では、図22に示すように突起部材71の凹状円弧部71f,71f′は、弾性変形することによって駆動レール16の外径部に線状密着状態で接触する(その接触位置は、駆動子44の両移動方向の外方位置)。また、駆動レール16に対して凹状円弧面44aよりも凹状円弧部71fが幅広く接触する。凹状円弧面71e,71e′は、駆動レール16の外径から逃げた位置にある。
本変形例の突起部材71を適用した超音波モータ40Cも前記超音波モータ40の場合と同様にレンズ鏡筒1の進退駆動を行う。そして、超音波モータ40や40Bと同様に突起部材71により駆動レール16上の摩耗粉や塵埃を確実に除去し、また、突起部材71の振動で該摩耗粉を振り落とす効果を奏する。特に、一対の突起部材71のそれぞれにおいて駆動子44を中心にした両端の凹状円弧部71fと71f′が駆動レール16の外径部との当接部しながら移動することから摩耗粉が駆動レール16の表面から効率よく排除される。さらに、上記摩耗分は、両端の凹状円弧部71fと71f′の上部に形成される傾斜面71g,71g′を伝って凹部71b,71hに貯まっていくことになり、一旦排除された摩耗粉が周囲に拡散することがない。
なお、本変形例の突起部材71に対しても摩擦抵抗を減じるための表面処理や摩耗粉を収集し、飛散を防止する表面処理等は、前述した突起部材15の場合と同様な処理が可能である。また、突起部材71を樹脂製磁石材料で形成し、集塵効果を上げることも可能である。
前述した実施形態の超音波モータ、および、各変形例の突起部材を適用した超音波モータは、超音波駆動される振動子を適用するものであったが、本発明の要旨は、これに限らず超音波以外の周波数で振動駆動される振動子を適用する振動波モータにも適用することが可能である。
本発明の超音波モータは、超音波モーターの駆動部内の塵を単純な機構により確実に排除することことが可能な超音波モータとして利用可能である。
本発明の一実施形態である超音波モータが組み込まれたレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図1のレンズ鏡筒の光軸を含む断面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB視図である。 図1のレンズ鏡筒に適用される超音波モータの振動子の斜視図である。 図5の振動子を駆動レールに当て付けた状態の斜視図である。 図5の超音波モータの振動子に適用される突起部材の斜視図である。 図7のE−E断面図である。 図8のF−F断面図である。 図6のC−C断面図である。 図10のG−G断面図である。 図7の突起部材に対する第一の変形例の突起部材を適用する超音波モータの側面図である。 図12の超音波モータに適用される振動子の斜視図である。 図12に示す第一の変形例の突起部材の斜視図である。 図14のH−H断面図である。 図15のI−I断面図である。 図7の突起部材に対する第二の変形例の突起部材を適用する超音波モータの斜視図である。 図17の超音波モータの側面図である。 図17に示す第二の変形例の突起部材の斜視図である。 図19の突起部材をJ方向から見た斜視図である。 図17の突起部材の形状を示す図であって、図21(A)は、図19のK矢視図である。図21(B)は、図21(A)のL1 −L1 断面図である。図21(C)は、図21(B)のL2 矢視図である。図21(D)は、図21(B)のL3 矢視図である。図21(E)は、図21(B)のL4 矢視図である。 図7の突起部材に対する第三の変形例の突起部材を適用する超音波モータの側面図である。 図22に示す第三の変形例の突起部材の斜視図である。 図23の突起部材をM方向から見た斜視図である。 図23の突起部材の形状を示す図であって、図25(A)は、図23のN矢視図である。図25(B)は、図25(A)のP1 −P1 断面図である。図25(C)は、図25(B)のP2 矢視図である。図25(D)は、図25(B)のP3 矢視図である。図25(E)は、図25(B)のP4 矢視図である。
符号の説明
15,51,61,71
…突起部材
15f,51f,61f,71f
…先端凹状円弧部(接触部)
16 …駆動レール(被駆動体)
41 …振動子
44 …駆動子
44a…凹状円弧面(押圧接触部)

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (10)

  1. 駆動子に楕円振動を励起させる振動子と、
    圧接接触している上記駆動子の楕円振動の作用を受け、上記振動子に対して相対的に移動可能な被駆動体と、
    上記被駆動体との押圧接触部近傍における上記振動子に取り付けられていて、上記振動子と上記被被駆動体とが相対移動することにより上記押圧接触部を清掃する突起部材と、
    を具備し、
    上記突起部材は、上記振動子への取り付け位置決め部を一端に持ち、他端には上記被駆動体と接触する接触部を持ち、
    上記被駆動体との接触部は、上記突起部材の弾性力により被駆動体に押圧されていることを特徴とする超音波モータ。
  2. 上記突起部材の接触部は、線状に上記被駆動体に接触し、上記被駆動体と駆動子の接触幅より広く接触していることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  3. 上記突起部材は、上記駆動子近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  4. 上記突起部材は、上記被駆動体の進行方向に振動子から延出されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  5. 上記突起部材の先端部に凹部を設け、その凹部に吸着剤を塗布したことを特徴とする請求項2に記載の超音波モータ。
  6. 上記突起部材の被駆動体との摺動面には、潤滑剤の塗装が施されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  7. 上記突起部材の表面には、上記被駆動体との摺動面以外の少なくとも一部に粘着剤が塗布
    されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  8. 上記突起部材の形状は、上記突起部材の接触部の先端部に向けて傾斜する形状であることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  9. 上記突起部材は、弾性体の樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  10. 上記突起部材の材質は、磁性を有する材質であることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
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