JP4658615B2 - ドアチェーン装置 - Google Patents

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本発明は、ドアチェーン装置に関し、特に、ドアの開き幅を狭くして物差し等を差し込んでも、不正解錠されることがないドアチェーン装置に関するものである。
従来、玄関ドア等の防犯用として、ドア本体に取り付けたシリンダー錠とは別に、防犯の用心鎖としてのドアチェーン装置が設置されている。
このドアチェーン装置は、例えば、ドア側に設けた受けレールのスライド溝に対し、ドア受け側に連結したドアチェーンを、該ドアチェーン先端のフックボルトを介して掛け止めることにより、前記シリンダー錠を解錠しても、このドアチェーンによりドアが全開するのを防止するようにしている。
ところで、このドアチェーン装置は、ドアを開いた状態では、フックボルトが受けレールの挿入孔と反対側に移動することから、家の外側からはフックボルトの係止解除操作ができないようになっている。
しかしながら、上記従来のドアチェーン装置は、受けレールの高さが低く、またその表面がドアの面と平行になっているため、図3(b)に示すように、ドアの開き幅を狭くした状態で、受けレールの表面に沿って物差し等を差し込むことにより不正解錠される場合があった。
本発明は、上記従来のドアチェーン装置が有する問題点に鑑み、ドアの開き幅を狭くして物差し等を差し込んでも、不正解錠されることがないドアチェーン装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のドアチェーン装置は、ドア側に水平に設けた受けレールのスライド溝に対し、ドア受け側に設けたドアチェーンをその先端のフックボルトを介して掛け止めるドアチェーン装置において、前記受けレールの外側の表面を受けレールを取り付けたドアの表面に対して、ドア受け側端部から他の端部にかけ漸次低くなる傾斜面に形成してなることを特徴とする。
この場合において、前記受けレールのドア受け側端部の高さを20mm以上に形成することができる。
本発明のドアチェーン装置によればフックボルトを受けレールの挿入孔側に移動させるためにドアの開き幅を狭くすると、受けレールの高さが邪魔になって、物差し等を差し込んでのフックボルトの抜き取り操作がしにくくなり、これにより、不正解錠を防止することができる。
また、ドア受け側端部から他の端部にかけ漸次低くなる傾斜面に形成することによって、スライド溝の位置がドア受け側に近づくことになり、これにより、ドアチェーンを掛け止めた状態でのドアの開き幅を大きくすることができる。
さらに、受けレールの表面を傾斜面に形成することにより、ドア受け側端部が高くなっても衣服等の引っ掛かり等を抑制することができ、これにより、通常時の使用においての利便性を確保することができる。
また、前記受けレールのドア受け側端部の高さを20mm以上に形成することにより、物差し等を差し込んでのフックボルトの抜き取り操作が更にしにくくなり、これにより、不正解錠をより確実に防止することができる。
以下、本発明のドアチェーン装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明のドアチェーン装置の一実施例を示す。
このドアチェーン装置は、ドアD側に設けた受けレール1のスライド溝2に対し、ドア受けW側に設けたドアチェーン3をその先端のフックボルト4を介して掛け止める一般のドアチェーン装置と同じ基本構造を備えている。
そして、このドアチェーン装置は、かかる基本構造に加え、前記受けレール1のドア受け側端部1aの高さを、好ましくは20mm以上、より好ましくは、22〜30mm程度に形成するとともに、受けレール1の表面を、ドア受け側端部1aから他の端部1bにかけ漸次低くなる傾斜面に形成している。
また、このドアチェーン装置は、前記スライド溝2の係止側端部に、フックボルト4を挿脱する第2挿入孔5を形成するとともに、前記受けレール1に、キー6の操作により第2挿入孔5を選択的に閉鎖又は開放するロック機構7を設けている。
受けレール1はドア1に略水平に固定されており、本実施例では、ドア受け側端部1aの高さが約25mmになるように形成されている。
図5にも示すように、この受けレール1の表面には、フックボルト4を係止するスライド溝2が形成されており、このスライド溝2の基部側には、フックボルト4を挿脱する通常の挿入孔(第1挿入孔)8が形成されるとともに、スライド溝2の係止側端部には、前記フックボルト4を挿脱する第2挿入孔5が形成されている。
ドアチェーン3は、ドアDを開いた状態では、前記第1挿入孔8からフックボルト4を抜くことができない規制された長さを有し、基部がドア受けWに係着されるとともに、先端にフックボルト4が係着されている。
フックボルト4は、通常のドアチェーン装置と同じもので、軸部41の両端にこの軸部41より大径の鍔部42を一体に備えており、受けレール1のスライド溝2に第1挿入孔8又は第2挿入孔5を介して着脱可能に係止し、かつスライド溝2に沿って摺動することができる。
一方、ロック機構7はシリンダー錠からなり、受けレール1のドア受け側端部1aに内挿されている。
このロック機構7は、第2挿入孔5を閉鎖するカム片71を備え、キー6の回動操作によって、このカム片71を閉鎖位置と開放位置と選択的に移動させることができる。
また、このロック機構7は、カム片71が開放位置にあるときはキー6が抜けずにロック機構7に係着された状態を保持し、カム片71が閉鎖位置に移動したときにロック機構7から抜ける構造になっている。
この場合、ロック機構7のキー挿入穴を、キー挿入穴に挿入したキー6の保持片6a側がドアDの表面から離れる方向に傾斜して形成している。
これにより、キー6の回動操作を行いやすくなる。
次に、このドアチェーン装置の使用方法を説明する。
まず、ドアチェーン装置を家の中に居て使用する場合は、図1に示すように、ドアチェーン3のフックボルト4を、スライド溝2の第1挿入孔8から挿入し、ドアチェーン3を受けレール1に掛け止める。
これにより、従来のドアチェーン装置と同様の作用をし、ドアDはドアチェーン3が伸張された狭い隙間以上には開かない。
一方、外出時等、ドアチェーン装置を家の外に居て使用する場合は、図2に示すように、ドアチェーン3のフックボルト4を、スライド溝2の第2挿入孔5から挿入し、ドアチェーン3を受けレール1に掛け止めた後、キー6によってロック機構7を操作し、図1に示すように、カム片71によって第2挿入孔5を閉鎖することにより、家の外からドアチェーン装置を施錠する。
そして、ドアを完全に閉じ、ドアDに取り付けられた既設のシリンダー錠(図示省略)を施錠する。
また、帰宅時は、まず、ドアDに取り付けられた既設のシリンダー錠(図示省略)を解錠し、ドアDを少し開く。
そして、図2に示すように、キー6を差し込んでロック機構7を操作し、第2挿入孔5を開放するとともに、フックボルト4を第2挿入孔5から抜くことにより、家の外からドアチェーン装置を解錠することができる。
他方、本実施例のドアチェーン装置は、ロック機構を用いない通常の使用において、ドアDの開き幅を狭くして物差し等を差し込んでの不正解錠をすることができない。
すなわち、本実施例のドアチェーン装置は、受けレール1の表面を、ドア受け側端部1aから他の端部1bにかけ漸次低くなる傾斜面に形成し、さらに、好ましくは、受けレール1のドア受け側端部1aの高さを20mm以上に形成してなることから、図3(a)に示すように、フックボルト4を受けレール1の第1挿入孔8側に移動させるためにドアDの開き幅を狭くしても、受けレール1の高さが邪魔になり、物差し等を差し込んでのフックボルト4の抜き取り操作がしにくくなり、これにより、不正解錠を防止することができる。
また、受けレール1の表面を、ドア受け側端部1aから他の端部1bにかけ漸次低くなる傾斜面に形成してなることによって、図4(a)に示すように、スライド溝2の位置がドア受けW側に近づくことになり、これにより、ドアチェーン3を掛け止めた状態でのドアDの開き幅L1を大きくすることもできる。
ちなみに、同じ長さのドアチェーン(図示省略)を用いて、図4(b)に示す従来例と比較したところ、従来例の開き幅L2が約44mmであったのに対し、図4(a)に示す本実施例の開き幅L1は約50mmであった。
そして、前記受けレール1の表面を、ドア受け側端部1aから他の端部1bにかけ漸次低くなる傾斜面に形成することにより、図3(a)に示すように、スライド溝2と第1挿入孔8が傾斜して、フックボルト4の挿入角度がドア面と直角ではなくなることから、物差し等を差し込んでのフックボルト4の抜き取り操作が更にしにくくなり、これにより、不正解錠を防止することができる。
ちなみに、図3(b)に示す従来例では、フックボルト4の挿入角度θ2は90°であるが、図3(a)に示す本実施例では、フックボルト4の挿入角度θ1は約86°である。
また、受けレール1の表面を傾斜面に形成することにより、ドア受け側端部1aが高くなっても衣服等の引っ掛かり等を抑制することができ、これにより、通常時の使用においての利便性を確保することができる。
以上、本発明のドアチェーン装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明のドアチェーン装置は、ドアの開き幅を狭くして物差し等を差し込んでの不正解錠をすることができないという特性を有していることから、信頼性の高いドアチェーン装置として好適に用いることができる。
本発明のドアチェーン装置の一実施例を示す施錠状態の断面図である。 同実施例のドアチェーン装置を示す解錠状態の断面図である。 フックボルトを受けレールの挿入孔側に移動させるためにドアの開き幅を狭くした状態を示し、(a)は同実施例のドアチェーン装置の平面図、(b)は従来のドアチェーン装置の平面図である。 ドアチェーンを張ってドアをいっぱいに開いた状態を示し、(a)は同実施例のドアチェーン装置の平面図、(b)は従来のドアチェーン装置の平面図である。 同実施例の受けレールを示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。
1 受けレール
1a ドア受け側端部
1b 他の端部
2 スライド溝
3 ドアチェーン
4 フックボルト
41 軸部
42 鍔部
5 第2挿入孔
6 キー
7 ロック機構
71 カム片
8 第1挿入孔
D ドア
W ドア受け

Claims (2)

  1. ドアに水平に設けた受けレールのスライド溝に対し、ドア受け側に設けたドアチェーンをその先端のフックボルトを介して掛け止めるドアチェーン装置において、前記受けレールの外側の表面を受けレールを取り付けたドアの表面に対して、ドア受け側端部から他の端部にかけ漸次低くなる傾斜面に形成してなることを特徴とするドアチェーン装置。
  2. 前記受けレールのドア受け側端部の高さを20mm以上に形成してなることを特徴とする請求項1記載のドアチェーン装置。
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